JP2003292223A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2003292223A
JP2003292223A JP2002103937A JP2002103937A JP2003292223A JP 2003292223 A JP2003292223 A JP 2003292223A JP 2002103937 A JP2002103937 A JP 2002103937A JP 2002103937 A JP2002103937 A JP 2002103937A JP 2003292223 A JP2003292223 A JP 2003292223A
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JP
Japan
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sheet
conveying
path
feeding
reverse
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JP2002103937A
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English (en)
Inventor
Manabu Yamauchi
学 山内
Shigeo Aoyanagi
茂夫 青柳
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置の搬送部における部品の故障ま
たはジャムの発生等の不具合によるダウンタイムの低減
を図る。 【解決手段】 第一シート反転路52と第二シート反転
路53とを備え、一方の反転路において故障やジャムの
不具合が発生した場合には、他方の反転路によりシート
の搬送を継続することによりダウンタイムの低減を図
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シートの両面に画
像を形成する機能や画像形成したシートを反転排出をす
る機能を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像形成装置の生産性を更に向上
させることが望まれており、そのためには、反転排紙や
両面複写の場合のシート反転時の速度を高速化したり、
シートの搬送間隔を更に縮めるなどの必要がある。
【0003】しかし、シートの反転時にシートの搬送速
度を一時的に速くする(加速制御)ためには、搬送ロー
ラ等を駆動するモータの回転速度を高速化しなければな
らず、モータのトルクアップに繋がってモータコストを
急激に上昇させてしまうという問題がある。
【0004】また、シートの搬送間隔を従来よりも短く
すると、従来は影響しなかったシート停止位置のずれが
問題となってくる。例えば、シートの給送のためのロー
ラ駆動をDCモータによりクラッチを介して行う場合、
シートを一時停止させるときにはクラッチ解放を行な
い、クラッチを解放することによってローラの軸受の摩
擦などによりローラを停止させる。このように軸受の摩
擦によってローラの停止を行っているため、クラッチの
解放からローラの停止までにローラは若干回転してしま
う。
【0005】そして、レジストローラ対の上流側に配置
されている搬送ローラ対をクラッチで制御する場合など
には、搬送ローラ対に挟持された後続シートを停止させ
るときにレジストローラ対に突き当てられている先行シ
ートに接近してしまうことがある。また、搬送路中に全
てのシートを同時に一時停止させ更に同時に給送再開を
行うときには、場合によっては先行シートの後端と後続
シートの先端の距離が接近してしまう。そして、先行シ
ートと後続シートとが著しく接近状態で給送されてしま
うと、センサ等でのシートの検知ができなかったりし
て、シートの搬送制御に異常をきたすことがある。
【0006】シートの搬送をパルスモータで行なった場
合も安定した搬送制御を行なうためには、変速時に、一
定の時間を保たなければ脱調等の不具合を発生するおそ
れがあるため、みだりにシートの間隔を短くすることは
出来ないという問題がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さらに、近年、画像形
成装置の画像形成の生産性向上と共に、画像形成装置が
一時的に使用出来なくなってしまう時間、つまり、“ダ
ウンタイム”時間の軽減を求める声がユーザーから高ま
っている。そして、このダウンタイムの要因としては、
部品の故障または、ジャムの発生等の不具合が挙げられ
る。本発明は、画像形成装置の生産性の向上とダウンタ
イムの軽減を図ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、シートを搬送
する主搬送手段と、前記主搬送手段により搬送されてき
たシートを正回転して下流側に搬送した後、逆回転して
逆送するために並設された第一のシート逆送搬送手段及
び第二のシート逆送搬送手段と、前記主搬送手段を搬送
されてきたシートを前記第一のシート逆送搬送手段と前
記第二のシート逆送搬送手段に振り分けるシート逆送搬
送路選択手段と、前記第一のシート逆送搬送手段及び第
二のシート逆送搬送手段の動作の不良を検知する不良検
知手段と、前記検知手段の情報により、前記第一のシー
ト逆送搬送手段及び第二のシート逆送搬送手段のうち、
一方のシート逆送搬送手段の動作不良情報を認識したと
きに、動作不良の発生していない他方のシート逆送搬送
路を用いてシートの逆送を継続させる制御手段とを有す
ることを特徴とする。
【0009】本発明は、前記不良検知手段が、前記第一
のシート逆送搬送手段及び前記第二のシート逆送搬送手
段のそれぞれに設けられている、シートを搬送するため
の搬送ローラを駆動するモータの脱調の有無を判断する
ことにより動作不良を検知することを特徴とする。
【0010】本発明は、前記不良検知手段が、前記第一
のシート逆送搬送手段及び前記第二のシート逆送搬送手
段のそれぞれでジャムが多発していることを判断するこ
とにより動作不良を検知することを特徴とする。
【0011】本発明は、前記第一のシート逆送搬送路と
第二のシート逆送搬送路のうち、何れか一方のシート逆
走搬送路のみを用いてシートの逆送を行う場合のシート
の搬送間隔を両方のシート逆送搬送路を用いてシートの
逆送を行なう場合のシートの搬送間隔よりも長くするこ
とを特徴とする。
【0012】本発明は、前記第一のシート逆送搬送手段
及び第二のシート逆送搬送手段は、それぞれ、シートを
反転させる第一シート反転路及び第二シート反転路を備
え、更に、第一シート反転路に接続される第一シートス
トレート給送路及び第二シート反転路に接続される第二
シートストレート給送路を備えていることを特徴とす
る。
【0013】本発明は、前記第一のシート逆送搬送手段
及び前記第二のシート逆送搬送手段をジャム処理をする
ために装置本体からそれぞれ引き出し可能に設け、前記
不良検知手段は、前記第一のシート逆送搬送手段及び前
記第二のシート逆送手段のそれぞれでのシートのジャム
を検知するジャム検知手段であり、前記ジャム検知手段
により一方のシート逆送搬送手段でジャムを検知した場
合には他方のシート逆送搬送手段でシートの搬送を継続
させ、ジャムが検知されたシート逆送搬送手段を装置本
体から引き出してジャム処理を行なうことを特徴とす
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像形成装置の実
施の形態の一例を図1及び図2に基づいて説明する。本
発明の実施の形態の画像形成装置は、複写機のみなら
ず、ファクシミリ、プリンタ、或はこれらの複合機器等
であって複写機に限定されるものではない。さらに、シ
ートには、普通紙、普通紙の代用品である厚みの薄い樹
脂性のシート、葉書、ボール紙、封書、プラスチック製
の薄板等がある。
【0015】図1に示す画像形成装置である複写機2
は、装置本体3に複数のシート供給デッキ15及びシー
ト供給カセット16を備えている。これらのシート供給
デッキ15及びシート供給カセット16内にそれぞれ積
載収納されている異なるサイズのシートSは選択的に画
像形成手段11へ給送されるようになっている。なお、
複写機の装置本体3は、図2のシート搬送装置1の本体
と兼用されている。
【0016】シート供給デッキ15及びシート供給カセ
ット16内に積載収納されているシートSは、それぞれ
繰り出しローラ17によって最上位のシートからシート
給送路27に順次繰り出されて、シートSはシート給送
路27により後述する画像形成手段11まで案内され
る。
【0017】繰り出しローラ17によって繰り出された
シートSは、フィードローラとリタードローラとから構
成される分離ローラ対18によって1枚ずつ分離されて
シート給送路27を通ってレジストローラ対19へ給送
され、給送されたシートSは、先端がレジストローラ対
19のニップに突き当たると、所定のループを形成して
斜行状態が矯正される。
【0018】斜行状態が矯正されたシートSは、回転す
る感光ドラム4上のトナー像との位置を合わせるタイミ
ングをとって回転が開始されるレジストローラ対19に
よって、画像形成手段11の感光ドラム4と転写帯電器
12との間へ送られ、ここで転写帯電器12によって感
光ドラム4上のトナー像がシートSに転写される。
【0019】複写機2においては、プラテンガラス5上
にセットした原稿の画像が、照明ランプ6と反射ミラー
7、8とズームレンズ9等からなる光学系によって、C
CD10に読み取られ、所望の画像処理を経て、レーザ
ースキャナーによって感光ドラム4上にレーザー光が照
射される。これによって、感光ドラム4上に静電潜像が
形成され、この静電潜像は、現像器14から供給される
黒トナーによって顕画化され、トナー像となる。画像形
成手段11においてトナー像の転写を終えたシートS
は、搬送ベルト13によって定着手段20へ送られて定
着手段20によってトナー像がシートSに定着される。
【0020】ここで、本発明のシート搬送装置1の構成
を図2を用いて説明する。
【0021】定着手段20の下流側には、内シートスト
レート搬送路49と、第一シートストレート搬送路50
と、第二シートストレート搬送路51とが直線的に連設
されており、内シートストレート搬送路49には内シー
ト排出ローラ対25が配置されており、第一シートスト
レート搬送路50にはシート排出ローラ対30、31が
配置されており、第二シートストレート搬送路51には
シート排出ローラ対32と外シート排出ローラ対26と
が配置されている。第二シートストレート搬送路51は
複写機2の外に開口していて、搬送されてきたシートS
をシート排出トレイ37上に排出する。これら内シート
ストレート搬送路49と、第一シートストレート搬送路
50と、第二シートストレート搬送路51と、内シート
排出ローラ対25と、シート排出ローラ対30、31
と、シート排出ローラ対32と、外シート排出ローラ対
26とで本発明の主搬送手段を構成する。
【0022】第一シートストレート搬送路50の下流側
から第一シート反転路52が分岐しており、分岐部には
フラッパ40が設けられていて、選択的にシートSを第
二シートストレート搬送路51若しくは第一シート反転
路52のいずれかに搬送することができる。また、内シ
ートストレート搬送路49の下流側から第二シート反転
路53が分岐しており、この分岐部にはフラッパ43が
設けられていて、選択的にシートSを第一シートストレ
ート搬送路50若しくは第2シート反転路53のいずれ
かに搬送することができる。
【0023】第一シート反転路52は第一シート再給送
路54と接続されており、第二シート反転路53は第二
シート再給送路55と接続されており、第一シート再給
送路54と第二シート再給送路55とは直線的に接続さ
れている。そして、第一シート反転路52から第一シー
ト再給送路54に搬送されるシートS及び第二シート反
転路53から第二シート再給送路55に搬送されるシー
トSは表裏が反転される。なお、内シートストレート搬
送路49と第一シートストレート搬送路50と第二シー
トストレート搬送路51とで構成される搬送路と、第一
シート再給送路54と第二シート再給送路55とで構成
される搬送路とは略平行に配置されている。これら第一
シート反転路52と第一シート再給送路54とで本発明
の第一のシート逆送搬送手段を構成し、第二シート反転
路53と第二シート再給送路55とで本発明の第二のシ
ート逆送搬送手段を構成する。
【0024】第一シート再給送路54と第一シート反転
路52との合流部には本発明の反転シート搬送手段であ
るシート反転排出路56と、本発明のシート両面給送手
段であるシート両面給送路57とが合流しており、三本
ローラ36によって第一シート再給送路54からシート
Sがシート反転排出路56とシート両面給送路57との
合流部に搬送される。シート反転排出路56とシート両
面給送路57との合流部にはフラッパ42が配置されて
いて、シートSを選択的にシート反転排出路56若しく
はシート両面給送路57のいずれかに搬送される。
【0025】シート反転排出路56は、外シート排出ロ
ーラ対26の上流側で第二シートストレート搬送路51
に合流しており、第一シート反転路52若しくは第二シ
ート反転路53から搬送されてくるシートSを第二シー
トストレート搬送路51に戻すことによりシートSを表
裏反転して搬出する。シート反転排出路56には、3本
のローラからなるカール取りローラ58が取り付けられ
ていて、第一シート反転路52若しくは第二シート反転
路53でシートSに付けられたカールと反対方向のカー
ルをつけてシートSを平らにして排出することができ
る。
【0026】シート両面給送路57はシート搬送路27
(図1に図示)に合流していて、表面に画像が形成され
たシートSを画像形成手段11に再度給送して裏面に画
像を形成させる所謂両面複写をするためのものであり、
シート両面給送路57に沿ってシートを再給送するため
の複数の戻しローラ対59が配置されている。
【0027】各搬送路の途中には、シートSを検知する
ためのシート検知センサとして、内シート排出ローラ対
25の上流側に配置された第一内シート排出センサ21
と、シート排出ローラ対31の上流側に配置された第二
内シート排出センサ22と、三本ローラ36の上流側に
配置された第一反転センサ23と、再給送ローラ対35
の下流側に配置された第二反転センサ24とが設けられ
ている。
【0028】なお、上記各ローラ及びフラッパは、上記
各センサから得られるシート検知情報に基づいて図1に
示すCPU(制御手段)60が制御するようになってい
る。つづいて、この構成による動作を説明する。
【0029】(片面複写で表面シート排出モードの場
合)片面複写で表面シート排出モードの場合には、分岐
部に設置されているフラッパ43及びフラッパ40はシ
ートSをA方向へ搬送する位置に切り換えられている。
そして、図2に示すように、トナー像の定着処理を終え
たシートSは、内シート排出ローラ対25、シート排出
ローラ対30、31、32によって、内シートストレー
ト搬送路49と第一シートストレート搬送路50と第二
シートストレート搬送路51上を搬送されて外シート排
出ローラ対26へ送られ、この外シート排出ローラ対2
6によって画像面(表面)が上に向いた状態で複写機の
本体外のシート排出トレイ37上へ排出される(フェイ
スアップ排紙)。
【0030】(両面複写モードの場合)両面複写モード
の場合は、表面に画像が形成され、内シート排出ローラ
対25から送られたシートSは、CPU60が、フラッ
パ43をシートがA方向へ搬送される位置に切り替える
ことで、第一シートストレート搬送路50に導き、シー
ト排出ローラ対30、31を経由し、さらに、CPU6
0により、フラッパ40をシートSがB方向へ搬送され
る位置に切り替えることで第一シート反転路52側に搬
送され、再給送ローラ対33、34、35によりB方向
へ送られる。
【0031】第一シート再給送路54に進入したシート
Sの後端が三本ローラ36を越えた時点で、フラッパ4
2をシートSがD方向へ搬送される位置に切り替え、再
給送ローラ対33、34、35が反転し、シートSは、
画像面を上側にした状態でシート再給送路57へ送られ
る。そして、シート再給送路57の戻しローラ対59に
よってシートSは画像形成手段11に再給送されてシー
トの裏面に画像形成がされる。
【0032】その後、シートSは、定着手段20により
トナー像が定着され、内シートストレート搬送路49と
第一シートストレート搬送路50と第二シートストレー
ト搬送路51を通ってシート排出トレイ37上に排出さ
れる。
【0033】なお、両面複写モードの場合には、一方の
第一シート反転路52でのみシートを反転させてシート
再給送路57にシートを送るようにしてもよいが、第一
シート反転路52と第二のシート反転路53の両方を用
いて交互にシートを反転させてシート再給送路57に送
るようにしてもよい。この場合、フラッパ43によって
第二シート反転路53に導かれたシートは、フラッパ4
4を後端が越えた時点でフラッパ44をシートSがC方
向に搬送される位置に切り換えられ、再給送ローラ対3
3、34、35を逆回転することによって三本ローラ3
6に向けて搬送される。そして、シート再給送路57に
より画像形成手段11に再給送される。
【0034】第一シート反転路52と第二のシート反転
路53の両方を用いて交互にシートを反転させてシート
再給送路57に送るようすることにより、生産性を向上
させることができる。すなわち、従来のようにシートを
反転させるときに加速制御をしなくてもよく、また、加
速割合を小さく抑えることができるため、モータの大幅
なコストアップ等を抑えることができる。なお、表面に
画像を形成されたシートを再給紙する場合にシート供給
デッキ15又はシート供給カセット16から画像が形成
されていないシートと交互に画像形成手段11に供給す
る所謂交互給紙方式を組み合わせることにより、より生
産性を向上させることもできる。
【0035】(片面複写での裏面シート排出モードの場
合)片面複写での裏面シート排出モードの場合は、表面
に画像が形成され、内シート排出ローラ対25から連続
して給送されるシートSは、CPU60が、フラッパ4
3を先行シートがA方向へ搬送される位置に切り替える
ことで、第一シートストレート搬送路50に導き、さら
に、フラッパ40をシートがB方向へ搬送される位置に
切り替えることで先行シートを第一シート反転路52側
に搬送し、フラッパ43をシートがE方向へ搬送される
位置に切り替えることで、後続シートを第二シート反転
路53に導く。
【0036】そして、フラッパ42をシートがC方向へ
搬送される位置に切り替え、先行シートが三本ローラ3
6をシートの後端が越えた時点で再給送ローラ対33、
34を逆転させることにより先行シートを外シート排出
ローラ対26側に送られる。また、後続シートの後端が
フラッパ44を越えた時点でフラッパ44をシートがF
方向へ搬送される位置に切り替え、その後、再給送ロー
ラ対33、34、35を逆転することにより、先行シー
トを先頭にシートが外シート排出ローラ対26側へ送ら
れる。そして、先行シートと後続シートとが外シート排
出ローラ対26によって画像面(表面)を下に向けた状
態で装置外のシート排出トレイ37上へ連続排出され
る。
【0037】このように、一枚ごとにシートを第一シー
ト反転路52と第二シート反転路53とに交互に搬送し
て画像形成がされたシートを交互に裏面排紙をする。こ
れにより、シートの間隔を縮めることなく複写機2の生
産性を向上させることができる。
【0038】次に、片面複写で表面シート排出モード、
両面複写モード、及び片面複写で裏面シート排出モード
を、CPU60による制御動作を図3乃至図6のフロー
チャート図に基づいて説明する。
【0039】(片面複写で表面シート排出モード)片面
複写で表面シート排出モードの場合を図3を用いて説明
する。シート搬送制御は、まず、表面シート排出モー
ド、両面複写モード、及び裏面シート排出モードともに
共通で、シート反転路の故障判断が行われる(ステップ
10:以下ステップを「ST」と略す)。シート反転路
の故障判断については、図6を用いて後述する。
【0040】定着手段20でトナー像の定着処理を終え
たシートSは、第一内シート排出センサ21によってシ
ートの先端が検知される(ST100)。あらかじめシ
ートサイズが分かっているシートを片面複写させる信号
が複写機に入力される(ST101)。なお、ST10
1で両面処理と判断された場合には(I:図4)に進
み、裏面排出と判断された場合には(II:図5(a))
に進む。
【0041】CPU60は、フラッパ43をシートがA
方向へ搬送される位置に切り換えてシートSを第一シー
トストレート搬送路50へ案内する(ST102)。そ
して、第二内シート排出センサ22によってシートの先
端が検知される(ST103)。CPU60は、フラッ
パ40をシートがA方向へ搬送される位置に切り換えて
シートを外シート排出ローラ対26へ案内する(ST1
04)。そして、外シート排出ローラ対26によって画
像面が上に向いた状態で複写機の本体外のシート排出ト
レイ37上へ排出される(ST105)。
【0042】(両面複写モード)両面複写モードの場合
を図4を用いて説明する。シートサイズが分かっている
シートを両面複写させる信号が複写機に入力されると、
CPU60はシート反転路の故障判断を行う(ST1
0、図3参照)。なお、故障判断は、画像形成動作中に
行うとことを限定するものではない。
【0043】ST10での判断により、まず、第一シー
ト反転路52に故障及び不具合が無いかを確認する(S
T201)。ここで、第一シート反転路52に故障及び
不具合が無いことが確認されれば、フラッパ43をシー
トがA方向へ搬送される位置に切り換えてシートを第一
シートストレート搬送路50へ案内する(ST20
2)。逆に、第一シート反転路52に故障及び不具合が
あることが確認されると、次に、第二シート反転路53
に故障及び不具合が無いかを確認する様にする(ST2
11)。
【0044】ST202により第一シートストレート搬
送路50へ案内されたシートは、第二内シート排出セン
サ22によってシートの先端が検知される(ST20
3)。CPU60は、フラッパ40をシートがB方向へ
搬送される位置に切り換えてシートを第一シート反転路
52に案内する(ST204)。
【0045】そして、一定時間後に、CPU60は再給
送ローラ対33(シートのサイズによっては再給送ロー
ラ34も含む)とを駆動する図示しないステッピングモ
ータを正転方向へ始動させる(ST205)。このと
き、三本ローラ36は、すでに回転しており、シートは
第一シート再給送路54に案内される(ST206)。
そして、第一反転センサ23がシートの後端を検知する
(ST207)のとほぼ同時に、CPU60は再給送ロ
ーラ対33(シートのサイズによっては再給送ローラ3
4も含む)を駆動する図示しないステッピングモータを
逆転させる(ST208)。また、同時に、フラッパ4
2をシートがD方向へ搬送される位置に切り替えること
により、シートはシート両面給送路57へ搬送される
(ST231)。
【0046】三本ローラ36には、図示しない弾性部材
(例えばPETシート)が設けられており、この弾性部
材が、弁の役割をして第一シート再給送路54に搬送さ
れてきたシートが第一シート反転路52に戻らないよう
にシートの向きを必ずシート反転排出路56とシート両
面給送路57との合流部に向くように案内する。
【0047】また、ST211において、第二シート反
転路53に故障及び不具合が無いかを確認した際に、第
二シート反転路53に故障及び不具合が無いことが確認
されれば、フラッパ43をシートがE方向へ搬送される
位置に切り換えてシートを第二シート反転路53へ案内
する(ST212)。逆に、第二シート反転路53に故
障及び不具合があることが確認されると、第一シート反
転路52及び第二シート反転路53共に故障及び不具合
があることが判断され、両面処理及び裏面排出の不能判
断により画像形成処理が中止される。(ST221)。
【0048】ST212により第二シート反転路53へ
案内されたシートは、第二反転センサ24によってシー
トの先端が検知される(ST213)。そして、一定時
間後に、CPU60は再給送ローラ対35を駆動する図
示しないステッピングモータを正転方向へ始動させて
(ST214)、シートを第二シート再給送路55に案
内する(ST215)。そして、第二反転センサ24が
シートの後端を検知する(ST216)と、CPU60
はフラッパ44をシートがF方向へ搬送される位置に切
り替え(ST217)、ほぼ同時に、CPU60は再給
送ローラ対33、34、35を駆動する図示しないステ
ッピングモータを逆転させる(ST218)。また、同
時に、フラッパ42をシートがD方向へ搬送される位置
に切り替えることにより、シートSはシート両面給送路
57へ搬送される(ST231)。このとき、三本ロー
ラ36は、すでに回転している。
【0049】(片面複写で裏面シート排出モード)図5
を用いて片面複写で裏面シート排出モードを説明する。
シートサイズが分かっているシートを両面複写させる信
号が複写機に入力されるとCPU60は、シート反転路
の故障判断を行う(ST10、図3参照)。なお、故障判
断は、画像形成動作中に行うとことを限定するものでは
ない。
【0050】ST10での判断により、まず、第一シー
ト反転路52に故障及び不具合が無いかを確認する(S
T301)。ここで、第一シート反転路52に故障及び
不具合が無いことが確認されれば、次に、第二シート反
転路53に故障及び不具合が無いかを確認する様にする
(ST302)。ST301で、第一シート反転路52
に故障及び不具合が有ることが判断されると、同様に、
第二シート反転路53に故障及び不具合が無いかを確認
する様にする(ST331)。
【0051】ST302で、第二シート反転路53に故
障及び不具合が無いことが確認されれば、第一シート反
転路52及び第二シート反転路53共に故障は無いこと
が判断され、ST303に進み、裏面排出を継続する。
ST302で、第二シート反転路53に故障及び不具合
が有ることが判断されると、第一シート反転路52のみ
故障及び不具合が無いと判断され、(III:図5
(b))へ進み、ST401から裏面排出を継続する。
ST331で、第二シート反転路53に故障及び不具合
が無いことが判断されると、第二シート反転路53のみ
故障及び不具合が無いと判断され、(IV:図5(c))
へ進み、ST501から裏面排出を継続する。ST33
1で、第二シート反転路53に故障及び不具合が有るこ
とが判断されると、第一シート反転路52、第二シート
反転路53共に故障及び不具合があることが判断され、
両面処理及び裏面排出の不能判断により画像形成処理が
中止される(ST341)。
【0052】ST303で、第一内シート排出センサ2
1がシート先端を検知すると、CPU60は、連続して
搬送されるシートの奇数枚目のシート(先頭シートは奇
数枚目)であるか否かの判断を行い(ST304)、奇
数枚目のシートであることを判断すると同時にフラッパ
43をシートがA方向へ搬送される位置に切り換え、シ
ートを第一シートストレート搬送路50へ案内する(S
T305)。そして、第二内シート排出センサ22によ
ってシートの先端が検知される(ST306)。CPU
60はフラッパ40をシートがB方向へ搬送される位置
に切り換え、奇数枚目のシートを第一シート反転路52
に案内する(ST307)。また、(ST304)で、
シートが偶数枚目のシートであることを判断すると、同
時に、フラッパ43をシートがE方向へ搬送される位置
に切り替え、シートを第二シート反転路53に案内する
(ST321)。
【0053】そして、一定時間後に、CPU60は再給
送ローラ対33(シートのサイズによっては再給送ロー
ラ34も含む)を駆動する図示しないステッピングモー
タを正転方向へ始動させる(ST308)。このとき、
三本ローラ36は、すでに回転しており、奇数枚目のシ
ートは第一シート再給送路54に案内される(ST30
9)。一方、偶数枚目のシートに関しては、CPU60
は再給送ローラ対35を駆動する図示しないステッピン
グモータを正転方向へ始動させ(ST322)、偶数枚
目のシートを第二シート再給送路55に案内する(ST
323)。
【0054】そして、第一反転センサ23が奇数枚目の
シートの後端を検知する(ST310)のとほぼ同時
に、CPU60は再給送ローラ対33(シートのサイズ
によっては再給送ローラ34も含む)を駆動する図示し
ないステッピングモータを逆転させる(ST311)。
また、同時に、フラッパ42をシートがC方向へ搬送さ
れる位置に切り替えることにより、奇数枚目のシートは
シート反転排出路56の方へ搬送される(ST31
2)。三本ローラ36に設けられている弾性部材がシー
トSをシート反転排出路56かシート両面給送路57の
いずれかに向く方向に案内する。一方偶数枚目のシート
に関しては、第二反転センサ24が偶数枚目のシートの
後端を検知し(ST324)、CPU60は再給送ロー
ラ対35を駆動する図示しないステッピングモータを一
旦停止させる(ST325)。
【0055】続いて、奇数枚目のシートにぶつからない
ことを判断する(ST326)と同時に、再給送ローラ
対34、35を駆動する図示しないステッピングモータ
を逆転させ(ST327)、フラッパ44をシートがF
方向へ搬送される位置に切り替える(ST328)。奇
数枚目のシートにより、フラッパ42はすでにシートが
C方向へ搬送される位置に切り替えられているため、偶
数枚目のシートは、第一シート再給送路54を経由して
シート反転排出路56の方へ搬送される。その後、各シ
ートは、外シート排出ローラ対26によって画像面が下
に向いた状態で複写機の本体外のシート排出トレイ37
上へ排出される(ST313)。裏面シート排出モード
で連続して搬送されるシートは、上記フローチャートに
基づき、第一シート反転路52と第二のシート反転路5
3を交互に連続排出される。
【0056】ST302で、第二シート反転路53に故
障及び不具合が有ることが判断されると、第一シート反
転路52のみ故障及び不具合が無いと判断され、ST4
01で、画像形成の生産性を落とし、画像形成の間隔を
遅くしてシート間の間隔を広げる(図5(b))。続い
て、フラッパ43をシートがA方向へ搬送される位置に
切り換え、シートを第一シートストレート搬送路50へ
案内する(ST402)。そして、第二内シート排出セ
ンサ22によってシートの先端が検知される(ST40
3)。CPU60は、フラッパ40をシートがB方向へ
搬送される位置に切り換え、シートを第一シート反転路
52に案内する(ST404)。
【0057】そして、一定時間後に、CPU60は、再
給送ローラ対33(シートのサイズによっては、再給送
ローラ34も含む)を駆動する図示しないステッピング
モータを正転方向へ始動させる(ST405)。このと
き、三本ローラ36は、すでに回転しており、シートは
第一シート再給送路54に案内される(ST406)。
【0058】そして、第一反転センサ23が奇数枚目の
シートの後端を検知する(ST407)のとほぼ同時
に、CPU60は再給送ローラ対33(シートのサイズ
によっては、再給送ローラ34も含む)を駆動する図示
しないステッピングモータを逆転させる(ST40
8)。また、同時に、フラッパ42をシートがC方向へ
搬送される位置に切り替えることにより、シートはシー
ト反転排出路56の方へ反転する搬送される(ST40
9)。三本ローラ36に設けられている弾性部材が、シ
ート反転排出路56かシート両面給送路57のいずれか
にシートを案内する。その後、シートは外シート排出ロ
ーラ対26によって画像面が下に向いた状態で複写機の
本体外のシート排出トレイ37上へ排出される(ST4
10)。
【0059】ST331で、第二シート反転路53に故
障及び不具合が無いことが判断されると、第二シート反
転路53のみ故障及び不具合が無いと判断され、ST5
01で、画像形成の生産性を落とし、画像形成の間隔を
遅くしてシート間の間隔を広げる(図5(c))。続い
て、フラッパ43をシートがE方向へ搬送される位置に
切り換え(ST502)、一定時間後に、CPU60は
再給送ローラ対35を駆動する図示しないステッピング
モータを正転方向へ始動させ(ST503)、シートを
第二シート再給送路55に案内する(ST504)。
【0060】そして、第二反転センサ24がシートの後
端を検知すると(ST505)、CPU60は再給送ロ
ーラ対35を駆動する図示しないステッピングモータを
一旦停止させる(ST506)。続いて、再給送ローラ
対33、34、35を駆動する図示しないステッピング
モータを逆転させ(ST507)、フラッパ44をシー
トがF方向へ搬送される位置に、フラッパ42をシート
がC方向へ搬送される位置にそれぞれ切り替える。それ
により、シートは第一シート再給送路54を経由してシ
ート反転排出路56の方へ反転する搬送される(ST5
08)。その後、シートは外シート排出ローラ対26に
よって画像面が下に向いた状態で複写機の本体外のシー
ト排出トレイ37上へ排出される(ST509)。
【0061】(シート反転路の故障判断)図6を用いて
シート反転路の故障判断について説明する。故障判断を
行う時期については、画像形成動作中のみに限定するも
のではない。
【0062】シート反転路の故障判断制御が開始される
と、まず、第一シート反転路52のシート反転ローラ2
8を駆動しているモータに脱調が無いかを判断する(S
T601)。脱調判断については、過去の画像形成動作
に基づいて、脱調があったことを記憶しておくことや、
実際にモータを駆動させて脱調の判断を行っても良い。
ここで、モータに脱調が判断されると、ST603に進
み、第一シート反転路52に故障及び不具合があること
を認識する。また、ST601で脱調が無いことが判断
されても、ST602で、第一シート反転路52におい
て、ジャムが多発していることを判断すると、同様に、
ST603に進み、第一シート反転路52に故障及び不
具合があることを認識する。ジャム多発の判断は、予め
設定されたジャム発生限度回数を超えた場合に行っても
構わないし、ある一定期間内のジャム頻度の割合によっ
て判断しても構わない。
【0063】また、第二シート反転路53の故障判断も
同様にモータの脱調とジャム多発の確認を行い(ST6
04、ST605)、故障及び不具合を認識する(ST
606)。
【0064】次に、第一シート反転路52、及び第二シ
ート反転路53が共に故障及び不具合が無い場合におけ
る裏面排紙モードの一連の流れを図7の動作概略図によ
って説明する。
【0065】まず、図7(a)の様に、定着手段20に
よりトナー像の定着処理を終えたシートSは、所定のシ
ート間隔で連続して搬送されている。内シート排出セン
サ21が先頭紙である奇数枚目のシートの先端を検知
すると、奇数枚目であることから、シートを第一シー
トストレート搬送路50に送るべく、フラッパ43をシ
ートがA方向へ搬送される位置に切り替える。偶数枚目
のシートは、所定のシート間隔で、シートに引き続
き搬送される。
【0066】続いて、図7(b)の様に、内シート排出
センサ22がシートの先端を検知することにより、フ
ラッパ40をシートがB方向へ搬送される位置に切り替
え、シートを第一シート反転路52に案内する。ま
た、内シート排出センサ21が偶数枚目のシートの先
端を検知すると、偶数枚目であることから、シートを
第二シート反転路53に送るべく、フラッパ43をシー
トがE方向へ搬送される位置に切り替える。シートは
所定のシート間隔で連続して搬送されている。これよ
り、後続シートは奇数枚目はシートと同様に第一シー
ト反転路52に、偶数枚目はシートと同様に第二反転
路53へ順次案内される。
【0067】次に図7(c)の様に、一定時間後にCP
U60により、再給紙ローラ対33、35を駆動するそ
れぞれの図示しないステッピングモータを正転方向に始
動させ、シートを第一シート再給紙路54に、シート
を第二シート再給紙路55に案内する準備をする。こ
のとき、3本ローラ36はすでに回転している。
【0068】次に、図7(d)の様に、シートの後端
を第一反転センサ23が検知することにより、再給紙ロ
ーラ33を駆動するステッピングモータを一旦停止し、
シートを第一シート再給紙路54に停止させる。同様
に、シートの後端を第二反転センサ24が検知するこ
とにより、再給紙ローラ35を駆動するステッピングモ
ータを一旦停止し、シートを第二シート再給紙路55
に停止させる。
【0069】図7(d)で、一旦停止したシートは、
図7(e)の様に、直ちに、再給紙ローラ33を駆動す
るステッピングモータを逆転駆動し、シートをシート
反転路56に搬送する。このとき、三本ローラ36に設
けられている弾性部材によってシート反転排出路56と
シート両面給送路57の合流部に向く方向にシートを案
内できるようになっている。一方、シートは、一旦停
止後、逆送開始時に先行シートであるにぶつかるか否
かを判断し、ぶつからないことを判断すると、再給紙ロ
ーラ34、35を駆動するステッピングモータを逆転
し、同時に、フラッパ44をシートがC方向へ搬送され
る位置に切り替え、シートをシート反転路56に案内
する。このとき、シートの搬送先をシート反転排出路5
6とシート両面給送路57に振り分けるフラッパ42は
すでにシートをシート反転排出路56に導く位置に切り
替えられている。
【0070】次に図7(f)の様に、シートは、シー
ト反転排出路を排出方向に搬送され、シートは、シー
トに続いて、第一シート再給送路54を経由して、シ
ート反転排出路56に案内されている。このときシート
は、三本ローラ36にシート先端が噛む前に、シート
の再給紙ローラ33の使い終わりと、シートの再給
紙ローラ33の使い始め、との比較を行い、シートの
再給紙ローラの使い始めの方が早いと判断したならば、
三本ローラ36の手前で一旦停止して待機する。その
後、シートの再給紙ローラ33の使い終わりと、シー
トの再給紙ローラ33の使い始めを繰り返し比較し、
シートの再給紙ローラの使い始めの方が遅くなること
を判断すると搬送を再開する。三本ローラ36は、第一
シート再給紙路54へ向かうシートとシート反転排出
路56へ向かうシートがすれ違える構成をとってい
る。
【0071】次に、図7(g)の様に、シート、シー
トは引き続き排出方向へ、シートは三本ローラ36
をシートにとすれ違いながら、第一シート再給送路54
へ、シートは第二シート再給送路55へこれまでのシ
ートと同様に案内される。後続シートはシート、シー
トと同様に、シート再給装路に送られ、順次、逆送す
ることにより、連続裏面排紙モードを行っていく。
【0072】また、第一シートストレート搬送路50、
第一シート反転路52、第二シート反転路53、第一シ
ート再給紙路54、第二シート再給紙路55、それぞれ
の搬送路長をシートサイズよりも長く取ることにより、
先行するシートの搬送遅れ、もしくは、自シートの早着
によるシート間詰まりを判断した際には、それぞれの搬
送路内で、先行紙のバラツキを吸収すべく、各搬送路内
でシートを待機できる。
【0073】次に、第一シート反転路52は故障及び不
具合が無く、第二シート反転路53共に故障及び不具合
が有る場合における裏面排紙モードの一連の流れを図8
の動作概略図によって説明する。
【0074】まず、図8(a)に示すように、トナー像
の定着処理を終えたシートSはシート反転部の故障判断
により、第二シート反転路53に故障及び不具合が有る
ことが認識されている為、第一シート反転路52及び第
二シート反転路53共に故障及び不具合が無い場合の所
定間隔よりも生産性を落とした広いシート間隔で、連続
して、搬送される。内シート排出センサ21が先頭紙で
あるシートの先端を検知すると、シートを第一シー
トストレート搬送路50におくるべく、フラッパ43を
シートがA方向へ搬送される位置に切り替える。
【0075】なお、一方のシート反転路のみでシートを
反転する際にはシート間隔を広げる理由は、シートを1
枚ずつシート反転路からシート再給送路に引き込んで停
止させ、更にシート再給送路を逆送させてシート反転排
出路56又はシート両面給送路57に送り込むため、シ
ート反転路及びシート再給送路での前のシートの反転処
理が終り次のシートの引き込みの準備が整ってから行な
わなければならず、その分二つのシート反転路を用いて
シートを反転する場合よりもシート間隔を広げなければ
ならないためである。
【0076】特に、第一シート反転路52での反転時は
三本ローラ36ですれ違いで先のシートと後続のシート
を搬送できるためある程度シートの間隔を狭くできる
が、第二シート反転路53では、すれ違いができないた
め、先のシートが完全に第二シート反転路53と第二シ
ート再給送路55との合流部を抜けてから後続のシート
を引き込めないためシート間隔を広く取る必要がある。
【0077】続いて、図8(b)に示すように、内シー
ト排出センサ22がシートの先端を検知することによ
り、フラッパ40をシートがB方向へ搬送される位置に
切り替え、シートを第一シート反転路52に案内す
る。後続のシートは、故障判断により、生産性を落と
したシート間隔で、シートに引き続き搬送される。
【0078】次に図8(c)に示すように、一定時間後
にCPU60により、再給紙ローラ対33を駆動するそ
れぞれの図示しないステッピングモータを正転方向に始
動させ、シートを第一シート再給紙路54に搬送す
る。シートは、第二シート反転路53が故障により使
用不能と判断されている為、シートと同様に、シート
をA方向へ搬送する。このとき、3本ローラ36はすで
に回転している。
【0079】次に、図8(d)に示すように、シート
の後端を第一反転センサ23が検知することにより、再
給紙ローラ33を駆動するステッピングモータを一旦停
止し、シートを第一シート再給紙路54に停止させ
る。なお、シートはシートの搬送経路と同じルート
で搬送される。
【0080】図8(d)で、一旦停止したシートは、
図8(e)の様に、直ちに、再給紙ローラ33を駆動す
るステッピングモータを逆転駆動し、フラッパ42をシ
ート反転路56へ搬送する方向へ切り替え、シートを
シート反転路56に搬送する。このとき、三本ローラ3
6に設けられている弾性部材がシートSをシート反転排
出路56とシート両面給送路57の合流部に向けて案内
する。シートも同様に搬送される。シートは、シー
トと同様に生産性を落としたシート間隔で搬送され
る。
【0081】次に図8(f)に示すように、シート
は、シート反転排出路56を排出方向に搬送され、シー
トは、シートに続いて、第一シート再給送路54へ
案内される。シートも先行シートと同じ搬送経路を搬
送される。
【0082】次に、図8(g)に示すように、シート
は、引き続き排出方向へ、シートは第一シート再給送
路54へ、シートは先行シートと同じ搬送経路を搬送
されていく。このように、後続シートは、シート、シ
ートと同様にシート再給装路に送られ、順次、逆送す
ることにより連続裏面排紙モードが行なわれる。
【0083】(他の実施の形態)本発明の他の実施の形
態としては、第一シート反転路52及び第二シート反転
路53のそれぞれにシートのジャムを検知するためのジ
ャム検知手段S1、S2(図2に図示)を設けて直接動
作不良を検知することもできる。なお、他の構成につい
ては上記実施の形態と同じである。
【0084】前述の片面複写で裏面シート排出モードお
よび両面複写モードの基本的動作の項目において、内シ
ート排出ローラ対25から送られてくるシートは、B方
向(第一シート反転路52)もしくはE方向(第二シー
ト反転路53)にCPU60によって適切に振り分けら
れている。
【0085】第一シート反転路52における第1のシー
トのジャム検知手段S1によって、シートSのジャムが
検知されるとCPU60は、フラッパ43を動作させ、
シートがE方向のみに搬送されるように制御して第二シ
ート反転路52のみを使って片面複写で裏面シート排出
モードおよび両面複写モードを実行する。
【0086】第二シート反転路53における第2のシー
トのジャム検知手段S2によって、シートのジャムが検
知されるとCPU60は、フラッパ43を動作させてシ
ートがA方向のみに搬送されるように制御して第一シー
ト反転路52のみを使って動作させる。
【0087】第一シート反転路52及び第二シート反転
路53は、装置が動作中でも、その反転路が動作してい
なければ画像形成装置の正面からそれぞれ引き出し可能
な構成になっており、一方のシート反転路でジャムを起
こしても、他方のシート反転路のみで装置を動作させて
おくことができるため、ジャムを起こしたシート反転路
内のシートを取り除くことができる。
【0088】ジャムから復帰したシート反転路を装置に
戻して、ジャム検知手段がシートのジャムが無いと判断
すると、CPU60によりジャムを起こす前のように第
一シート反転路52及び第二シート反転路53を使って
シートを搬送するように制御が行なわれる。
【0089】この構成のシート搬送装置では、片面複写
裏面シート排出モードおよび両面複写モードにおいて、
一方のシート反転路におけるジャム検知手段がジャムを
検知すると、ジャムを起こしていないシート反転路によ
りシートを搬送することによって、装置の動作が停止す
ることを防ぐことができる。また、装置が動作している
ときにジャムを起こしたシートを除去して健全な状態に
戻し、ジャムを起こす前と同様な動作をすることによっ
て、装置を全く停止させることなくジャム処理をするこ
ともできる。
【0090】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではなく、例えば、上記実施の形態では両面搬送
の駆動源をステッピングモータで行ったが、クラッチで
行っても良いことは言うまでもない。また、モータのコ
ストの上昇を抑えるために反転時に加速制御をしなくて
も生産性が上げられるようにしたが、加速制御を行なえ
ば更に生産性を上げることができるため、反転、両面部
の搬送速度は等速に限らず自由に設定してよい。
【0091】なお、以上の実施の形態では、反転位置で
シートを反転させるとき、CPU60が、第一反転セン
サ23、第二反転センサ24によってシートの後端の検
知により、シートを反転させているが、第一内排紙セン
サ21、第二内排紙センサ22のシート先端から所定時
間経過後にシートの後端が、反転位置に到達したとみな
してシートを反転させても良い。そうすることにより部
品削減によるコストダウンを図ることができる。
【0092】
【発明の効果】本発明は、裏面シート排出モードにおけ
る、シート反転路を複数持つことにより、反転処理を分
散させて搬送するシート間隔を短くし、高い生産性を確
保し、複数のシート反転路の内、片方のシート反転路に
故障及び不具合が有り、使用できない場合においても、
機械を完全にダウンさせること無く、画像形成動作を可
能とすることが出来、ダウンタイムを軽減することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態の画像形成装置の概略正
面断面図である。
【図2】シート搬送主要部の詳細図である。
【図3】表面シート排出モード時のシート搬送制御のフ
ローチャート図である。
【図4】両面複写モードを示す図3に連続するフローチ
ャート図である。
【図5】裏面シート排出モードを示す図3に連続するフ
ローチャート図である。
【図6】シート反転路故障判断を示す図3に連続するフ
ローチャート図である。
【図7】故障及び不具合が無い場合のシート搬送制御の
裏面排紙モード時の一連の流れを示した動作概略図であ
る。
【図8】第二シート反転路に故障及び不具合が合った場
合のシート搬送制御の裏面排紙モード時の一連の流れを
示した動作概略図である。
【符号の説明】 S シート 1 シート搬送装置 2 複写機(画像形成装置) 3 複写機の本体、シート搬送装置の本体(画像形成装
置本体、シート搬送装置本体) 4 感光ドラム 5 プラテンガラス 6 照明ランプ 7、8 反射ミラー 9 ズームレンズ 10 CCD 11 画像形成手段 12 転写帯電器 13 搬送ベルト 14 現像器 15 シート供給デッキ 16 シート供給カセット 17 繰り出しローラ 18 分離ローラ対 19 レジストローラ対 20 定着手段 21 第一内シート排出センサ(先端検知手段) 22 第二内シート排出センサ(先端検知手段) 23 第一反転センサ(後端検知手段) 24 第二反転センサ(後端検知手段) 25 内シート排出ローラ対(シート定速搬送手段) 26 外シート排出ローラ対 27 シート給送路 28、29 シート反転ローラ対 30、31、32 シート排出ローラ対 33、34、35 再給送ローラ対 36 三本ローラ 37 シート排出トレイ 40、41、42、43、44 フラッパ 49 内シートストレート搬送路 50 第一シートストレート搬送路 51 第二シートストレート搬送路 52 第一シート反転路 53 第二シート反転路 54 第一シート再給送路 55 第二シート再給送路 56 シート反転排出路 57 シート両面給送路 60 CPU(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/00 518 G03G 15/00 518 526 526 Fターム(参考) 2H072 AA07 AA16 AA22 AA32 CA01 CB01 EA16 JA02 JA04 3F048 AA01 AB01 BA14 BB03 BD06 CC02 DA06 DC00 EB24 3F049 AA10 DA12 DB05 EA17 LA01 LB03 3F053 BA03 BA12 BA14 EA05 EB02 EC02 ED19 ED29 LA02 LB03 3F100 AA01 CA12 CA15 EA03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送する主搬送手段と、 前記主搬送手段により搬送されてきたシートを正回転し
    て下流側に搬送した後、逆回転して逆送するために並設
    された第一のシート逆送搬送手段及び第二のシート逆送
    搬送手段と、 前記主搬送手段を搬送されてきたシートを前記第一のシ
    ート逆送搬送手段と前記第二のシート逆送搬送手段に振
    り分けるシート逆送搬送路選択手段と、 前記第一のシート逆送搬送手段及び第二のシート逆送搬
    送手段の動作の不良を検知する不良検知手段と、 前記検知手段の情報により、前記第一のシート逆送搬送
    手段及び第二のシート逆送搬送手段のうち、一方のシー
    ト逆送搬送手段の動作不良情報を認識したときに、動作
    不良の発生していない他方のシート逆送搬送路を用いて
    シートの逆送を継続させる制御手段と、を有することを
    特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記不良検知手段は、前記第一のシート
    逆送搬送手段及び前記第二のシート逆送搬送手段のそれ
    ぞれに設けられている、シートを搬送するための搬送ロ
    ーラを駆動するモータの脱調の有無を判断することによ
    り動作不良を検知することを特徴とする請求項1に記載
    のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記不良検知手段は、前記第一のシート
    逆送搬送手段及び前記第二のシート逆送搬送手段のそれ
    ぞれでジャムが多発していることを判断することにより
    動作不良を検知することを特徴とする請求項1に記載の
    シート搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記第一のシート逆送搬送路と第二のシ
    ート逆送搬送路のうち、何れか一方のシート逆走搬送路
    のみを用いてシートの逆送を行う場合のシートの搬送間
    隔を両方のシート逆送搬送路を用いてシートの逆送を行
    なう場合のシートの搬送間隔よりも長くすることを特徴
    とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のシ
    ート搬送装置。
  5. 【請求項5】 前記第一のシート逆送搬送手段及び第二
    のシート逆送搬送手段は、それぞれ、シートを反転させ
    る第一シート反転路及び第二シート反転路を備え、更
    に、第一シート反転路に接続される第一シートストレー
    ト給送路及び第二シート反転路に接続される第二シート
    ストレート給送路を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項4のいずれか1項に記載のシート搬送装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第一のシート逆送搬送手段及び前記
    第二のシート逆送搬送手段をジャム処理をするために装
    置本体からそれぞれ引き出し可能に設け、前記不良検知
    手段は、前記第一のシート逆送搬送手段及び前記第二の
    シート逆送手段のそれぞれでのシートのジャムを検知す
    るジャム検知手段であり、前記ジャム検知手段により一
    方のシート逆送搬送手段でジャムを検知した場合には他
    方のシート逆送搬送手段でシートの搬送を継続させ、ジ
    ャムが検知されたシート逆送搬送手段を装置本体から引
    き出してジャム処理を行なうことを特徴とする請求項1
    に記載のシート搬送装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6のいずれか1項に
    記載のシート搬送装置と、 前記シート搬送装置の前記主搬送手段に送り込むシート
    に画像を形成する画像形成手段と、を備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記第一のシート逆送搬送手段及び第二
    のシート逆送搬送手段によって逆送されるシートをシー
    ト排紙トレイ上に排出するようにシートを搬送する反転
    シート搬送手段と、前記第一のシート逆送搬送手段及び
    第二のシート逆送搬送手段によって逆送されるシートを
    前記画像形成手段に再度給送するためのシート両面給送
    手段と、を備え、前記逆送されるシートを前記反転シー
    ト搬送手段と前記シート両面給送手段のいずれかに選択
    的に送り込むためのシート排出選択手段を備えたことを
    特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017081739A (ja) * 2015-10-30 2017-05-18 コニカミノルタ株式会社 シート搬送装置および画像形成装置
JP2019131358A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 用紙搬送装置及びこれを備えた画像形成装置

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