JP2003292221A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003292221A
JP2003292221A JP2002099221A JP2002099221A JP2003292221A JP 2003292221 A JP2003292221 A JP 2003292221A JP 2002099221 A JP2002099221 A JP 2002099221A JP 2002099221 A JP2002099221 A JP 2002099221A JP 2003292221 A JP2003292221 A JP 2003292221A
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Japan
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sheet
drive
image forming
drive source
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JP2002099221A
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Yoshiyuki Miyazaki
宮▲崎▼  芳行
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Canon Inc
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1駆動源を装着しなくともシート搬送手段
の駆動を可能とし、コストダウンを図ることのできる画
像形成装置を提供する。 【解決手段】 シートを装置本体外に排出する排出通路
に設けられた正逆転可能なシート搬送手段14が正転す
ることにより、画像が形成されたシートを装置本体外に
排出し、正転した後逆転することにより片面に画像が形
成されたシートを反転させて再度、画像形成部に搬送す
る再搬送通路にシートを搬送する。そして、駆動伝達部
100は、装置本体に着脱自在に設けられ、シート搬送
手段14を正逆転させる第1駆動源101が装置本体に
装着された場合には第1駆動源101からの駆動をシー
ト搬送手段14に伝達し、第1駆動源101が装置本体
から外された場合には、装置本体に設けられ、シート搬
送手段14を正転させる第2駆動源からの駆動をシート
搬送手段13に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
し、特にシートの両面に画像を形成することのできるも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ、ファクシミリ、複写機
等の画像形成装置の一例として、シートの両面に画像を
形成することのできる両面画像形成装置がある。図7
は、このような従来の両面画像形成装置の一例であるレ
ーザビームプリンタの構成を示す図である。
【0003】同図において、51はレーザビームプリン
タであり、このレーザビームプリンタ51は、シートP
に画像を形成する画像形成部52、画像形成部52にシ
ートPを給送する給送ユニット55、片面に画像が形成
された後、裏面に画像を形成するためシートを再度画像
形成部52に給紙する再給紙搬送部53、片面、或いは
両面に画像が形成されたシートを排出する排出通路50
等を備えている。
【0004】ここで、画像形成部52は感光ドラム58
を含むプロセスカートリッジ57、転写ローラ59等を
備え、給送ユニット55はシートPを積載する給紙カセ
ット54、給送ローラ56等を備えている。また、再給
紙搬送部53は、フラッパ89、スイッチバックローラ
を兼用する定着後ローラ67及びスイッチバックコロ6
9とを備えたスイッチバック部と、不図示の搬送ローラ
対を含む反転パスC、斜送コロ76を含む横レジ補正部
73、再給紙ローラ72等を備えている。
【0005】なお、60は定着ユニット、62はレーザ
スキャナユニット、63はスイッチバックローラ対6
4,65及びシート排出積載台66を含むシート排出
部、88は定着後ローラ67に圧接するコロ、61はレ
ーザビームプリンタ51の動作を制御するコントローラ
ボードである。
【0006】そして、このようなレーザビームプリンタ
51において、コントローラボード61が不図示のパソ
コンから送られてきた画像情報に基づきプリント信号を
発すると、給紙カセット54に積載されたシートPは給
送ローラ56によって1枚ずつ給送され、感光ドラム5
8と転写ローラ59との間のニップ、定着ユニット60
の順に搬送され、シート上に画像が形成される。
【0007】ここで、コントローラボード61が片面画
像形成(片面印字)の信号を受けていた場合、この後、
シートPは定着後ローラ67とコロ88とに挟持され、
定着後ローラ67の正転によりそのまま排出通路50を
経てシート排出部63に送られ、シート排出積載台66
上に排出される。
【0008】また、コントローラボード61が両面画像
形成(両面印字)の信号を受けていた場合、シートPは
排出通路50に送られた後、スイッチバックローラ対6
4,65の逆転、フラッパ89の切換え及び定着後ロー
ラ67の逆転により引き続き再給紙搬送部53に先端後
端が逆転した状態で送られる。
【0009】そして、このように先端後端が逆転した状
態で再給紙搬送部53に送られたシートPは、反転パス
Cを通り、横レジスト補正部73に到達する。ここで、
この横レジスト補正部73では、シートPに対して斜送
ローラ75と、この斜送ローラ75に当接する斜送コロ
76とによって斜送力が働き、これによりシートPは搬
送されながらシートPの斜行を補正する基準板74に近
づいていく。
【0010】なお、この後シートPが基準板74に到達
すると、シートPの側端が基準板74に沿って搬送さ
れ、これによりシートPは斜行やずれのない正しい状態
に補正される。そして、このように横レジスト補正され
た後、シートPは再給紙ローラ72によって再び画像形
成部52に送り込まれて2面目(裏面)に画像が形成さ
れ、この後シート排出部63に送られてシート排出積載
台66に積載される。
【0011】なお、定着後ローラ67〜再給紙ローラ7
2間距離で定義される再給紙搬送距離は、両面印字を可
能とするシートの最大長さよりも長く設定されており、
2枚以上の両面連続印刷を行う場合、先頭のシートは1
面目の印字を終了した後、再給紙搬送部53内の再給紙
ローラ72で一旦停止するようになっている。
【0012】そして、この後、次のシートがカセット5
4より通紙され、画像形成装置52において1面目の印
字を行い、このシートの後端がフラッパ89を抜け、排
出ローラ64が逆回転して再給紙搬送部53に搬送され
る時に1枚目のシートは、再給紙ローラ72により画像
形成部52に搬送され、2面目の印字が行われる。これ
により、交互給紙を可能としている。
【0013】ところで、図8に示すように、例えば定着
後ローラ67は、第1〜第5ギア106〜110及び定
着後ローラ67の軸67aに設けられたギア105とか
らなる駆動伝達経路Aを介して伝達される不図示のメイ
ンモータからの駆動により回転するようになっている。
【0014】また、排出ローラ64は、第6及び第7ギ
ア111,112及び軸64aに設けられたギア113
からなる駆動伝達経路Bを介して伝達されるメインモー
タとは別の独立した反転モータ101から駆動により回
転するようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のレーザビームプリンタのような画像形成装置にお
いて、既述した両面画像形成機能は標準装備ではなく、
オプションとして装備するように構成される場合があ
る。
【0016】そして、このように両面画像形成機能を標
準装備するモデルと標準装備しないモデルとを設定した
場合、両面画像形成機能を装備しない画像形成装置にお
いては、排紙ローラ64を逆回転させる必要がないた
め、排出ローラ単体を独立駆動させるための反転モータ
101は必要なくなり、コストアップになってしまって
いた。
【0017】本発明は、このような現状に鑑みてなされ
たものであり、反転モータ(第1駆動源)を装着しなく
とも排出ローラ(シート搬送手段)の駆動を可能とし、
コストダウンを図ることのできる画像形成装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像形成部に
より片面に画像が形成されたシートを反転させて再度、
前記画像形成部に搬送する再搬送通路と、画像が形成さ
れたシートを装置本体外に排出する排出通路とを備えた
画像形成装置において、前記排出通路に設けられ、正転
により前記画像が形成されたシートを前記装置本体外に
排出し、正転した後逆転することにより前記シートを前
記再搬送通路に搬送する正逆転可能なシート搬送手段
と、前記装置本体に着脱自在に設けられ、前記シート搬
送手段を正逆転させる第1駆動源と、前記装置本体に設
けられ、前記シート搬送手段を正転させる第2駆動源
と、前記第1駆動源が装置本体に装着された場合には該
第1駆動源からの駆動を前記シート搬送手段に伝達し、
前記第1駆動源が装置本体から外された場合には前記第
2駆動源からの駆動を前記シート搬送手段に伝達する駆
動伝達部と、を備えたことを特徴とするものである。
【0019】また本発明は、前記駆動伝達部は、前記第
1及び第2駆動源からの駆動を前記シート搬送手段に選
択的に伝達するための駆動伝達部材を備え、前記駆動伝
達部材は前記第1駆動源が装置本体に装着された際には
前記第2駆動源からの駆動伝達を行わない第1位置に移
動し、前記第1駆動源が装置本体から外された際には前
記第2駆動源からの駆動伝達を行う第2位置に移動する
ように構成されていることを特徴とするものである。
【0020】また本発明は、前記駆動伝達部材は装置本
体に回動自在に軸支され、前記第1駆動源が装置本体に
装着された際、該第1駆動源により押圧されて前記第2
位置から前記第1位置に移動することを特徴とするもの
である。
【0021】また本発明は、前記駆動伝達部材は装置本
体に設けられた軸に、軸方向にスライド自在に保持さ
れ、前記第1駆動源が装置本体に装着された際、該第1
駆動源により押圧されて前記第2位置から前記第1位置
にスライド移動することを特徴とするものである。
【0022】また本発明は、前記第1駆動源が装置本体
に装着された際、前記片面、或いは前記再度画像形成部
に搬送されて両面に画像が形成された一枚目のシートを
該第1駆動源により高速で排紙するようにしたことを特
徴とするものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。
【0024】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの構成
を示す図である。
【0025】同図において、1はレーザビームプリンタ
であり、このレーザビームプリンタ1はシートの両面に
画像を形成することができるものであり、画像形成を行
う画像形成部2と、片面に画像が形成された後、裏面に
画像を形成するためシートPを再度画像形成部2に給紙
する再給紙搬送部3と、画像形成部2にシートPを1枚
ずつ分離給送する給送ユニット5等を備えている。
【0026】ここで、画像形成部2はプロセスカートリ
ッジ7、転写ローラ9等を備え、給送ユニット5はシー
トを積載する給紙カセット4、給送ローラ6を備えてい
る。なお、プロセスカートリッジ7は感光ドラム8と、
これに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段、ク
リーニング手段)とを一体に備え、レーザビームプリン
タ本体(以下、装置本体という)1Aに対して着脱可能
になっている。
【0027】また、再給紙搬送部3は排出ローラ対1
4,15から始まって、給紙カセット4からの搬送路と
の合流点21に至るまでの再搬送通路Rを中心に構成さ
れるものであり、排出ローラ対14,15を含むスイッ
チバック部14A、反転パスC、フラッパ39、定着後
ローラ17、横レジスト補正部23、再給紙ローラ対2
2,30、搬送下ガイド27等を備えている。
【0028】なお、この定着後ローラ17は、スイッチ
バックローラを兼用すると共に、スイッチバックコロ1
9とによりスイッチバック部17Aを構成するものであ
る。また、この定着後ローラ17には、定着後ローラ1
7と共にシートPを挟持してシートを排出ローラ対1
4,15に搬送するコロ18が圧接するようになってい
る。
【0029】また、横レジスト補正部23は、斜送ロー
ラ25及びこれに当接する斜めに向けた斜送コロ26、
シートPの幅方向レジスト位置を規定する基準ガイド2
4を備えたものであり、片面に画像が形成された後、裏
面に画像を形成するため搬送されてきたシートPを斜送
ローラ25によって基準ガイド24に寄せることによ
り、第二面目(裏面)の画像形成に備えてシートPの幅方
向の位置を修正する機能を有するものである。
【0030】また、再給紙ローラ対22,30は、横レ
ジスト補正部23の下流側に設けられ、再給紙ローラ2
2とそれに対向するコロ30とを備えたものであり、再
給紙ローラ22は横レジ補正されたシートPが再び斜行
しないように紙幅方向に2個以上配設されている。
【0031】さらに、これら再給紙ローラ22と対向す
るコロ30は、横レジ補正部23の搬送下ガイド27と
再給紙ローラ対22,30をつなぐガイドを含んだ上下
のフレーム部材31に保持されている。また、再給紙ロ
ーラ22は、横レジ補正ローラ25から、搬送されるシ
ートPの最小サイズのシート長さの範囲内に配されてい
る。
【0032】なお、本実施の形態では、シートPを装置
本体外に排出する排出通路R1に設けられた排出ローラ
対14,15から定着後ローラ17と第2コロ19のニ
ップに至るまでの搬送路は1面目の排出通路R1と同じ
搬送パスが用いられている。また、定着後ローラ17は
搬送中、シートPの回転運動を抑えるためにシート幅方
向において2個以上配設され、第1のコロ18及び第2
のコロ19も、定着後ローラ17と同様に2個以上配設
されている。
【0033】なお、同図において12はレーザスキャナ
ユニット、10は定着部である定着ユニット、13はシ
ート排出積載台16を含むシート排出部、11はレーザ
ビームプリンタ1の動作を制御すると共に、接続されて
いる不図示のコンピュータの画像信号を画像形成処理す
る機能を有しているコントローラボードである。
【0034】次に、このように構成されたレーザビーム
プリンタ1の画像形成動作を説明する。
【0035】不図示のパソコン等から画像情報が送ら
れ、この画像情報を画像形成処理したコントローラボー
ド11がプリント信号を発すると、装置本体1Aに着脱
自在に装着されたシート収納手段である給紙カセット4
に積載されたシートPは給送ローラ6によって1枚ずつ
給送され、プロセスカートリッジ7内の感光ドラム8と
転写ローラ9とのニップに送られる。
【0036】一方、このプリント命令と共に画像情報に
基づきレーザスキャナユニット12からは画像情報をビ
ットイメージにしたもの(レーザ光)が感光ドラム上に
照射され、このビットイメージに従って感光ドラム8の
表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像す
ることにより、感光ドラム上にトナー画像が形成され
る。
【0037】そして、このようにして感光ドラム上に形
成されたトナー画像は、この後、感光ドラム8と転写ロ
ーラ9とのニップに送り込まれたシートPに転写され
る。さらに、トナー画像が転写されたシートPは、定着
ユニット10に送られ、定着ユニット10によって加熱
加圧されることにより、トナー画像が半永久的に定着さ
れる。
【0038】ところで、コントローラボード11が片面
印字の信号を受けていた場合、フラッパ39の位置は実
線の位置である。なお、片面印字の信号は、画像信号と
同様に不図示のパソコン等からコントローラボード11
に送られる信号である。
【0039】これにより、定着ユニット10を通過した
シートPは定着後ローラ17と第1コロ18とのニップ
に送られた後、排出ガイド20、フラッパ39を介して
シート排出部13に送られ、この後、正逆転可能なシー
ト搬送手段である排出ローラ14の正転によってシート
排出積載台16に排出される。
【0040】一方、コントローラボード11が両面印字
の信号を受けていた場合、排出ローラ14は正転により
シートをシート排出積載台16に向って搬送し、この
後、シート後端がフラッパ39の先端を抜けた後に逆転
し、またフラッパ39は2点鎖線の位置に移動する。
【0041】これによって、シートPは先端後端が逆転
した状態で定着後ローラ17と定着後ローラ17とスイ
ッチバックコロ19によって挟持搬送され、反転パスC
を通り、横レジスト補正部23へと搬送され、この横レ
ジスト補正部23において斜送ローラ25と斜送コロ2
6とにより基準ガイド24に寄せられて幅方向の位置が
修正される。
【0042】そして、このように横レジ補正されたシー
トPは、再給紙ローラ22及び再給紙コロ30により搬
送され、給紙カセット4からの搬送路との合流点21を
経て再び画像形成部2へと送られる。そして、この画像
形成部2において2面目の画像が形成され、この後、シ
ート排出部13によりシート排出台16に積載される。
【0043】ところで、図2に示すように、例えばスイ
ッチバックローラ17は、第1〜第5アイドラギア10
6〜110及びスイッチバックローラ17の軸17aに
設けられたギア105とからなる駆動伝達経路Aを介し
て伝達される不図示の第2の駆動源であるメインモータ
からの駆動力により回転するようになっている。
【0044】ここで、本実施の形態に係るレーザビーム
プリンタ1においては、既述した両面画像形成機能は標
準装備ではなく、オプションとして装備するように構成
されている。
【0045】そして、本実施の形態においては、両面画
像形成機能を装備する場合は、スイッチバックローラ1
7及び定着ローラ10a等を駆動するメインモータとは
別の独立した第1の駆動源である反転モータ101を着
脱自在に装着するようにしている。そして、このように
反転モータ101を装着すると、反転モータ101の駆
動が第6及び第7アイドラギア111,112及び軸1
4aに設けられたギア113からなる駆動伝達経路Bを
介して排出ローラ14に伝達されるようになっている。
【0046】一方、両面画像形成機能を装備しない場
合、排出ローラ14には、反転モータ101の代わり
に、同図に示すように駆動伝達経路A1を介してメイン
モータからの駆動力が伝達されるようになっている。つ
まり、両面画像形成機能を装備する場合には反転モータ
101によって排出ローラ14を駆動し、両面画像形成
機能を装備しない場合にはメインモータによって排出ロ
ーラ14を駆動するようにしている。
【0047】次に、このように排出ローラ14にメイン
モータ、或いは反転モータ101の駆動を選択的に伝達
する駆動伝達部について説明する。
【0048】同図において、100は駆動伝達部であ
り、この駆動伝達部100には、第1アイドラギア11
0を支点として回動する駆動伝達部材である振り子アー
ム103が設けられている。なお、同図において、10
4Aは振り子アーム103の移動端部に設けられた振り
子ギアであり、この振り子ギア104Aは第1アイドラ
ギア110と噛み合うと共に、メインモータによって排
出ローラ14を駆動する際には第7アイドラギア112
とも噛み合うようになっている。
【0049】また、この振り子アーム103の側壁面に
は、反転モータ101が取り付けられる取付板金102
に穿設された挿通穴102aに挿通されるボス103a
が設けられている。そして、このボス103aを押圧し
て振り子アーム103を反時計回りの方向に回動させる
と、振り子ギア104Aと第7アイドラギア112との
噛み合いが解除されるようになっている。
【0050】なお、114は振り子アーム103を時計
回りの方向に回動するよう付勢する振り子バネであり、
反転モータ101の非装着時には、この振り子バネ11
4により振り子アーム103は第7アイドラギア112
の方向に付勢され、これにより振り子ギア104Aは第
7アイドラギア112と噛み合うようになっている。
【0051】ここで、本実施の形態においては、反転モ
ータ101を装着する際、反転モータの取付板金部10
1aによりボス103aを回動させるようにしている。
即ち、反転モータ101を装着する場合、図3及び図4
に示すように反転モータ101を、取付板金部101a
によりボス103aを矢印E方向に押圧した状態で固定
するようにしている。
【0052】そして、このように反転モータ101を、
ボス103aを押圧した状態で固定することにより、振
り子アーム103はF方向に回動した状態となり、この
とき振り子アーム103と一体で移動する振り子ギア1
04Aは、図4の2点鎖線で示す反転モータ101の駆
動を排出ローラ14に伝達する、言い換えればメインモ
ータからの駆動伝達を行わない第1位置に移動する。
【0053】これにより、同図に示すように振り子ギア
104Aの第7アイドラギア112との噛み合いが解除
されるようになり、この結果、メインモータからの駆動
伝達が解除され、反転モータ101からの駆動伝達に切
換えられる。そして、この状態で反転モータ101が回
転すると、反転モータ101の回転は矢印Bで示す駆動
伝達経路を経て排出ローラ14に伝達される。
【0054】一方、反転モータ101を取り外すと、振
り子アーム103は、振り子バネ114によって、第2
アイドラギア112の方向に移動し、メインモータの駆
動を排出ローラ14に伝達する、言い換えれば反転モー
タ101からの駆動伝達を行わない第2位置に移動す
る。
【0055】これにより、振り子ギア104Aと第7ア
イドラギア112が噛み合うようになり、メインモータ
の回転は矢印A1で示す駆動伝達経路を経て排出ローラ
14に伝達される。なお、両ギアのバックラッシュの保
証は、両ギア上に設けられたフランジ部(不図示)等で
行う。
【0056】このように、反転モータ101が装置本体
1Aから外された場合には、メインモータからの駆動を
排出ローラ14に伝達するようにすることにより、両面
画像形成機能を装備しない場合には、反転モータ101
を装着することなく、排出ローラ14を駆動することが
でき、コストダウンが可能になる。
【0057】また、両面画像形成機能搭載及び非搭載の
設定を市場のニーズに応じて生産ライン上で容易に対応
できるだけでなく、両面画像形成機能の搭載を同一生産
ライン上でフレキシブルに対応でき、製品ラインアップ
の拡充を容易に図ることができる。
【0058】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0059】図5は、第2の実施の形態に係る画像形成
装置の駆動伝達部の要部側面図である。なお、同図にお
いて、図2と同一符号は、同一又は相当部分を示してい
る。
【0060】同図において、115は反転モータ101
の取付板金102に臨む面に突設されたピン、104B
は取付板金102に突設された軸119に、軸方向に移
動可能に軸支された駆動伝達部材である駆動切り替えギ
アであり、この駆動切り替えギア104Bは、スラスト
押さえバネ117により取付板金102方向に常時付勢
されている。
【0061】また、102b、102cは取付板金10
2に反転モータ101を装着する際、反転モータ101
のピニオンギア101b及びピン115を挿通するため
の挿通穴であり、矢印方向に反転モータ101を装着す
ると、図6に示すように反転モータ101のピニオンギ
ア101bが、排紙ローラ14に至るギア列の一部を構
成する第7アイドラギア112と噛み合い、反転モータ
101の駆動を排出ローラ14に伝達することができる
ようになる。
【0062】一方、矢印方向に反転モータ101を装着
すると、同図に示すようにピン115が駆動切り替えギ
ア104Bのフランジ116を押圧し、これにより駆動
切り替えギア104Bは矢印方向にスライドする。
【0063】この結果、駆動切り替えギア104Bは、
メインモータからの駆動伝達を行わない第1位置に移動
し、メインモータからの駆動を伝達する第1アイドラギ
ア110(図2参照)との噛み合いが解除される。これ
により、反転モータ101の駆動は、既述した図2にお
いて矢印Bで示す駆動伝達経路を経て排出ローラ14に
伝達される。
【0064】また、反転モータ101が取り外される
と、スラスト押さえバネ117によって駆動切り替えギ
ア104Bは、取付板金102側に寄せられ、メインモ
ータからの駆動伝達を行う第2位置に移動する。これに
より、切り替えギア104Bは、再度、第1アイドラギ
ア110と噛み合い、メインモータからの駆動は既述し
た図2において矢印A1で示す駆動伝達経路を経て排出
ローラ14に伝達される。
【0065】なお、これまで述べてきた画像形成装置に
おいて、両面画像形成機能を搭載する場合、即ち反転モ
ータ101を有する場合、片面或いは、両面印刷時にお
いて、1枚目の画像を形成した後、シートPの後端が、
定着ユニット10(図1参照)のニップ下流側直後に設
けられた不図示のセンサを通過すると、このセンサから
の信号に基づきコントローラボード11(図1参照)
が、1枚目の排紙動作中のみ反転モータ101を通常の
回転数よりも早く回転させるように制御するようにして
も良い。なお、2枚目以降のシートPの排紙において
は、通常回転数にて排紙の動作を行う。
【0066】そして、このように片面通紙及び、両面通
紙の1枚目の後端が定着ユニット10を抜け、装置本体
外に排出される際に反転モータ101の回転数を上げ、
排出ローラ14のスピードをアップして高速でシートP
を排紙することで、ファーストプリントアウトタイムの
向上を図ることができ、ユーザビリティの向上を図るこ
とができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明のように、シ
ート搬送手段を駆動する第1駆動源が装置本体から外さ
れた場合には、装置本体に設けられ、シート搬送手段を
正転させる第2駆動源からの駆動をシート搬送手段に伝
達するようにすることにより、第1駆動源を装着しなく
ともシート搬送手段の駆動を可能とし、コストダウンを
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の一例であるレーザビームプリンタの構成を示す図。
【図2】上記レーザビームプリンタの排出ローラにメイ
ンモータ、或いは反転モータの駆動を選択的に伝達する
駆動伝達部の構成を示す斜視図。
【図3】上記駆動伝達部の排出ローラを反転モータにて
駆動する状態を示す斜視図。
【図4】上記駆動伝達部の排出ローラを反転モータにて
駆動する状態を示す側面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の駆動伝達部の要部側面図。
【図6】上記駆動伝達部の反転モータ装着後の状態を示
す側面図。
【図7】従来の画像形成装置の構成を示す図。
【図8】上記従来の画像形成装置のスイッチバックロー
ラ及び排出ローラの駆動系を示す斜視図。
【符号の説明】
1 レーザビームプリンタ 1A 装置本体 2 画像形成部 3 再給紙搬送部 11 コントローラボード 14 排出ローラ 100 駆動伝達部 101 反転モータ 103 振り子アーム 104B 駆動切り替えギア A,A1 駆動伝達経路 B 駆動伝達経路 P シート R 再搬送通路 R1 排出通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C059 AA04 AA05 AA22 AA26 AA67 AB01 2H028 BA06 BA09 BB02 2H171 FA03 FA04 FA22 GA04 GA12 GA15 HA15 JA21 JA23 JA27 JA29 JA31 KA02 KA26 LA05 LA08 LA13 LA17 QA02 QA08 QB15 QC03 SA10 SA12 SA15 SA19 SA22 SA26 SA31 WA16 WA17 3F049 AA10 DA11 DA12 EA17 LA07 LB03 3F053 BA03 BA13 LA02 LA07 LB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成部により片面に画像が形成され
    たシートを反転させて再度、前記画像形成部に搬送する
    再搬送通路と、画像が形成されたシートを装置本体外に
    排出する排出通路とを備えた画像形成装置において、 前記排出通路に設けられ、正転により前記画像が形成さ
    れたシートを前記装置本体外に排出し、正転した後逆転
    することにより前記シートを前記再搬送通路に搬送する
    正逆転可能なシート搬送手段と、 前記装置本体に着脱自在に設けられ、前記シート搬送手
    段を正逆転させる第1駆動源と、 前記装置本体に設けられ、前記シート搬送手段を正転さ
    せる第2駆動源と、 前記第1駆動源が装置本体に装着された場合には該第1
    駆動源からの駆動を前記シート搬送手段に伝達し、前記
    第1駆動源が装置本体から外された場合には前記第2駆
    動源からの駆動を前記シート搬送手段に伝達する駆動伝
    達部と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動伝達部は、前記第1及び第2駆
    動源からの駆動を前記シート搬送手段に選択的に伝達す
    るための駆動伝達部材を備え、 前記駆動伝達部材は前記第1駆動源が装置本体に装着さ
    れた際には前記第2駆動源からの駆動伝達を行わない第
    1位置に移動し、前記第1駆動源が装置本体から外され
    た際には前記第2駆動源からの駆動伝達を行う第2位置
    に移動するように構成されていることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動伝達部材は装置本体に回動自在
    に軸支され、前記第1駆動源が装置本体に装着された
    際、該第1駆動源により押圧されて前記第2位置から前
    記第1位置に移動することを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動伝達部材は装置本体に設けられ
    た軸に、軸方向にスライド自在に保持され、前記第1駆
    動源が装置本体に装着された際、該第1駆動源により押
    圧されて前記第2位置から前記第1位置にスライド移動
    することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記第1駆動源が装置本体に装着された
    際、前記片面、或いは前記再度画像形成部に搬送されて
    両面に画像が形成された一枚目のシートを該第1駆動源
    により高速で排紙するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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