JP4538261B2 - トナー供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、トナー供給装置、特に、正逆方向に回転する駆動手段に連結され現像装置にトナーを供給するためのトナー供給装置に関する。
従来のトナー供給装置には、トナー収容容器と、トナー攪拌部材と、トナー搬送部材と、駆動ギア部とを備えたものがある。トナー収容容器は、トナーを収容するための容器であり、トナー供給口を有している。このトナー収容容器は、画像形成装置本体に着脱自在に装着される。トナー攪拌部材は、トナーを攪拌するためのものであり、トナー収容容器の内部に回転自在に装着されている。トナー搬送部材は、トナーをトナー収容容器に設けられたトナー供給口へと導くためのものであり、トナー収容容器の内部に回転自在に装着されている。駆動ギア部は、駆動手段の駆動力をトナー攪拌部材およびトナー搬送部材に伝達するためのものである。この駆動ギア部は、トナー収容容器に回転自在に装着されており、駆動手段に連結される。このとき、駆動ギア部からトナー攪拌部材やトナー搬送部材に駆動力を伝達するための駆動力伝達方法には、たとえば、駆動ギア部のギアをトナー攪拌部材の攪拌部材回転用ギアやトナー搬送部材の搬送部材回転用ギアに直接噛み合わせて駆動ギア部からトナー攪拌部材やトナー搬送部材に駆動力を伝達する方法や、駆動ギア部のギアと攪拌部材回転用ギアおよび搬送部材回転用ギアとの間にアイドルギアを配置してアイドルギアを介して駆動ギア部からトナー攪拌部材やトナー搬送部材に駆動力を伝達する方法等がある。このような駆動力伝達方法によって、トナー供給装置ではトナー攪拌部材とトナー搬送部材とが回転させられる。これにより、トナー収容容器に収容されたトナーが、トナー攪拌部材によって攪拌され、トナー搬送部材によってトナー供給口へと導かれる。そして、トナー供給口から現像装置にトナーが供給される。
一方で、従来のトナー供給装置には、トナーボトルと、トナーボトル収容部と、トナー掻き出し部材と、トナー搬送部材と、バイブレータとを備えたものがある(特許文献1)。トナーボトルは、トナーを収容するための容器である。このトナーボトルには、トナー供給口が設けられている。トナーボトル収容部には、トナーボトルを収容可能な空間が形成されている。このトナーボトル収容部には、トナーボトルが着脱自在に装着される。トナー掻き出し部材は、トナーをトナーボトルからトナー供給口を介してトナー搬送部材へと掻き出すためのものである。このトナー掻き出し部材は、トナーボトルの中心部に回転自在に装着されている。トナー搬送部材は、トナーボトルからのトナーを現像装置へと搬送するためのものである。このトナー搬送部材は、トナーボトル収容部に回転自在に装着されている。これらトナー掻き出し部材とトナー搬送部材とは、駆動手段に連結され駆動手段によって回転させられる。これにより、トナー収容部に収容されたトナーが、トナー掻き出し部材によってトナーボトルからトナー搬送部材側へと掻き出され、トナー搬送部材から現像装置へとトナーが供給される。バイブレータは、トナー収容部に装着されており、トナー収容部に装着されたトナーボトルの外壁面を振動させる。このようにバイブレータを振動させることにより、トナーボトルの内壁面やトナー掻き出し部材に残留したトナーは振るい落とされる。このようにして、トナーをトナー掻き出し部材によってトナーボトルからトナー搬送部材側へと掻き出すことで、トナーがトナーボトル内に残留しないようにしている。
特開平8−123173
従来のトナー供給装置では、トナー収容容器のトナーがなくなって新しいトナー収容容器と取り替えるときに、トナー収容容器が画像形成装置本体から取り外される。このとき、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があるため、駆動手段から駆動ギア部を切り離す際の衝撃や振動等で駆動ギア部が回転してしまい、この駆動ギア部の回転に連動してトナー搬送部材が回転してしまう。すると、トナー収容容器のトナー供給口の近傍に残留したトナーが、トナー供給口からこぼれ出して飛散してしまうおそれがある。そして、トナーが飛散してしまうと、周辺機器が飛散トナーによって汚損されることがある。
トナー供給口の近傍に残留したトナーをトナー供給口から飛散させないようにするためには、特許文献1で用いられているバイブレータ等の振動子をトナー収容容器に装着して、振動子を振動させることによりトナー供給口近傍の残留トナーを振り落とした上で、振り落とされた残留トナーをトナー搬送部材により現像装置へと排出するという方法が考えられる。しかしながら、振動子を振動させるためには、振動子を制御するための制御部や制御部を機能させるための制御プログラム等を用意する必要があるため、コストが上昇してしまうおそれがある。
本発明の課題は、簡易な構成でトナー供給口の近傍の残留トナーの飛散を防止することにある。
請求項1に係るトナー供給装置は、正逆方向に回転する駆動手段に連結されており、現像装置にトナーを供給するためのものである。このトナー供給装置は、トナー収容容器と、トナー搬送部材と、噛み合い解除機構とを備えている。トナー収容容器は、トナーを収容するためのものである。このトナー収容容器には、トナー供給口が設けられている。トナー搬送部材は、トナーをトナー供給口へと導くためのものである。このトナー搬送部材は、トナー収容容器に回転自在に装着されている。噛み合い解除機構は、トナー収容容器に設けられている。この噛み合い解除機構は、駆動ギア部と、回転伝達解除ギア部とを有している。駆動ギア部は、駆動手段に連結されており、駆動手段により正逆方向に回転駆動される。回転伝達解除ギア部は、駆動ギア部の正回転時に駆動ギア部に噛み合って駆動ギア部からトナー搬送部材に回転力を伝達する。回転伝達解除ギア部は、駆動ギア部の逆回転時に駆動ギア部からトナー搬送部材への回転力の伝達を解除する。
このトナー供給装置では、噛み合い解除機構において、駆動ギア部が駆動手段により正方向に回転駆動されると、回転力が駆動ギア部から駆動ギア部に噛み合った回転伝達解除ギア部へと伝達される。この回転力により、回転伝達解除ギア部がトナー搬送部材を回転させる。一方で、駆動ギア部が駆動手段により逆方向に回転駆動されると、駆動ギア部からトナー搬送部材への回転力の伝達が解除され、回転力が駆動ギア部から回転伝達解除ギア部へと伝達されなくなる。すると、回転伝達解除ギア部が駆動ギア部からトナー搬送部材に回転力を伝達しなくなり、トナー搬送部材は回転しなくなる。
ここでは、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があるときには、駆動ギア部を逆回転することで、トナー搬送部材によってトナー供給口の近傍に残留したトナーをトナー供給口から離れる方向に移動させることができる。そして、駆動ギア部を逆回転して回転伝達解除ギア部が駆動ギア部からの回転力をトナー搬送部材に伝達しないようにすることで、駆動手段から駆動ギア部を切り離す際の衝撃や振動等で駆動ギア部が回転したとしても、この駆動ギア部の回転に連動してトナー搬送部材が回転してしまわないようにすることができる。これにより、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があるときに、トナー供給口の近傍に残留したトナーがトナー供給口からこぼれ出して飛散しにくくなる。すなわち、簡易な構成でトナー供給口の近傍の残留トナーの飛散を防止することができる。
請求項2に係るトナー供給装置では、請求項1に記載のトナー供給装置において、駆動ギア部が、第1軸部と、第1ヘリカルギアとを有している。第1軸部は、トナー収容容器に回転不能に装着されている。第1ヘリカルギアは、第1軸部に回転自在に装着されている。回転伝達解除ギア部は、第2軸部と、第2ヘリカルギアとを有している。第2軸部は、トナー収容容器に回転不能に装着されている。第2ヘリカルギアは、第2軸部に回転自在かつ第2軸部の軸方向に摺動自在に装着されている。この第2ヘリカルギアは、駆動ギア部の逆回転時に第1ヘリカルギアに噛み合った状態から第1ヘリカルギアとの噛み合いを解除可能になっている。
ここでは、駆動ギア部の正回転時には、回転伝達解除ギア部の第2ヘリカルギアが駆動ギア部の第1ヘリカルギアに噛み合った状態で回転する。一方で、駆動ギア部の逆回転時には、第2ヘリカルギアは、ヘリカルギア同士が回転するときに生じるスラスト力によりトナー収容容器に近接する方向に移動して、第1ヘリカルギアとの噛み合いが解除される。すると、第1ヘリカルギアの回転力が第1ヘリカルギアから第2ヘリカルギアに伝達されなくなり、第1ヘリカルギアが回転しても第2ヘリカルギアが回転しなくなる。第2ヘリカルギアが回転しなければ、第1ヘリカルギアからトナー搬送部材に回転力が伝達されないので、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があっても、トナー供給口の近傍に残留したトナーがトナー供給口からこぼれ出して飛散しにくくなる。すなわち、簡易な構成でトナー供給口の近傍の残留トナーの飛散を防止することができる。
請求項3に係るトナー供給装置では、請求項2に記載のトナー供給装置において、回転伝達解除ギア部が、回転伝達ギアをさらに有している。回転伝達ギアは、トナー搬送部材に第2ヘリカルギアの回転力を伝達するためのものである。この回転伝達ギアは、第2ヘリカルギアに設けられており、第2軸部に回転自在かつ第2軸部の軸方向に摺動自在に装着されている。また、トナー搬送部材は、回転伝達ギアに噛み合い可能な搬送部材回転用ギアを有している。
ここでは、駆動ギア部の正回転時に第2ヘリカルギアが第1ヘリカルギアに噛み合った状態で回転すると、回転伝達ギアは第2ヘリカルギアとともに回転する。すると、回転伝達ギアに噛み合う搬送部材回転用ギアとともにトナー搬送部材が回転する。一方で、駆動ギア部の逆回転時に第2ヘリカルギアと第1ヘリカルギアとの噛み合いが解除されると、第1ヘリカルギアが回転しても、第2ヘリカルギアは第1ヘリカルギアの回転に連動して回転しなくなる。このとき、第2ヘリカルギアに設けられた回転伝達ギアも回転しないので、搬送部材回転用ギアが回転伝達ギアに噛み合っているいないにかかわらず、トナー搬送部材を回転させないようにすることができる。
請求項4に係るトナー供給装置では、請求項1に記載のトナー供給装置において、トナー搬送部材が、搬送部材回転用ギアを有している。駆動ギア部は、第1軸部と第1ヘリカルギアとを有している。第1軸部は、トナー収容容器に回転不能に装着されている。第1ヘリカルギアは、第1軸部に回転自在に装着されている。回転伝達解除ギア部は、第2軸部と、第2ヘリカルギアと、回転伝達ギアとを有している。第2軸部は、トナー収容容器に回転不能に装着されている。第2ヘリカルギアは、第2軸部に回転自在かつ第2軸部の軸方向に摺動自在に装着されている。この第2ヘリカルギアは、第1ヘリカルギアに噛み合っている。回転伝達ギアは、第2ヘリカルギアに設けられており、第2軸部に回転自在かつ第2軸部の軸方向に摺動自在に装着されている。この回転伝達ギアは、駆動ギア部の正回転時に、第1ヘリカルギアに噛み合った状態で搬送部材回転用ギアに噛み合っている。そして、駆動ギア部の逆回転時に、第1ヘリカルギアに噛み合った状態で、搬送部材回転用ギアとの噛み合いを解除するようになっている。
ここでは、駆動ギア部の正回転時には、回転伝達解除ギア部の第2ヘリカルギアが駆動ギア部の第1ヘリカルギアに噛み合った状態で回転する。このとき、回転伝達ギアは第2ヘリカルギアとともに回転し、トナー搬送部材が、回転伝達ギアに噛み合う搬送部材回転用ギアとともに回転する。一方で、駆動ギア部の逆回転時には、第2ヘリカルギアは、ヘリカルギア同士が回転するときに生じるスラスト力によりトナー収容容器に近接する方向に移動しながら、第1ヘリカルギアに噛み合った状態で回転する。そして、第2ヘリカルギアがトナー収容容器に近接する方向に所定量移動すると、回転伝達ギアは、搬送部材回転用ギアとの噛み合いを解除する。これにより、第1ヘリカルギアの回転力が、第2ヘリカルギアを介して、回転伝達ギアから搬送部材回転用ギアに伝達されなくなり、第1ヘリカルギアが回転しても搬送部材回転用ギアが回転しなくなる。搬送部材回転用ギアが回転しなければ、トナー搬送部材は回転しないので、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があっても、トナー供給口の近傍に残留したトナーがトナー供給口からこぼれ出して飛散しにくくなる。すなわち、簡易な構成でトナー供給口の近傍の残留トナーの飛散を防止することができる。
請求項5に係るトナー供給装置では、請求項2から4のいずれかに記載のトナー供給装置において、回転伝達解除ギア部が、付勢部材と、段差部又は溝部と、規制部とを有している。付勢部材は、トナー収容容器と第2ヘリカルギアとの間に配置されており、第2ヘリカルギアをトナー収容容器から離反する方向に付勢した状態で支持している。段差部又は溝部は、トナー収容容器と第2ヘリカルギアとの間において第2軸部の外周面に形成されている。規制部は、第2ヘリカルギアに一体に形成されている。この規制部は、第1ヘリカルギアと第2ヘリカルギアとの噛み合いが解除されたときに段差部又は溝部に係合して、トナー収容容器から離反する方向への付勢部材による第2ヘリカルギアの移動を規制する。
ここでは、付勢手段が、第2ヘリカルギアをトナー収容容器から離反する方向に付勢した状態で支持している。この状態で、第1ヘリカルギアと第2ヘリカルギアとの噛み合いが解除されると、第2ヘリカルギアに一体に形成された規制部が、第2軸部に形成された段差部又は溝部に係合するようになっている。このようにして、トナー収容容器から離反する方向への付勢部材による第2ヘリカルギアの移動が、規制部と段差部又は溝部との係合によって規制される。この場合、付勢手段が、第2ヘリカルギアをトナー収容容器から離反する方向に付勢した状態で支持している。そして、第1ヘリカルギアと第2ヘリカルギアとの噛み合いが解除されたときに、トナー収容容器から離反する方向への付勢部材による第2ヘリカルギアの移動が規制部と段差部又は溝部との係合によって規制される。これにより、第1ヘリカルギアと第2ヘリカルギアとの噛み合いを解除した状態を安定に維持することができる。
請求項6に係るトナー供給装置では、請求項5に記載のトナー供給装置において、付勢部材が、トナー収容容器と第2ヘリカルギアとの間で第2軸部の外周に配置されるコイルスプリングからなっている。この場合、付勢部材が、トナー収容容器と第2ヘリカルギアとの間で第2軸部の外周に配置されるコイルスプリングになっているので、第2ヘリカルギアをトナー収容容器から離反する方向に付勢した状態で安定的に支持することができる。
本発明によれば、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があるときには、駆動ギア部を逆回転することで、トナー供給口の近傍に残留したトナーをトナー供給口から離れる方向に移動させることができる。そして、駆動ギア部を逆回転して回転伝達解除ギア部が駆動ギア部からの回転力をトナー搬送部材に伝達しないようにすることで、駆動手段から駆動ギア部を切り離す際の衝撃や振動等で駆動ギア部が回転したとしても、この駆動ギア部の回転に連動してトナー搬送部材が回転してしまわないようにすることができる。これにより、トナー収容容器に装着された駆動ギア部を駆動手段から切り離す必要があるときに、トナー供給口の近傍に残留したトナーがトナー供給口からこぼれ出して飛散しにくくなる。すなわち、簡易な構成でトナー供給口の近傍の残留トナーの飛散を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態によるタンデム型カラープリンタの概略断面図を示している。このカラープリンタ1は、カラー画像形成のための各色の画像形成部2(2M,2Y,2C,2B)と、各色のトナー供給装置3(3M,3Y,3C,3B)と、用紙を搬送する搬送ベルト4と、搬送される用紙に各色のトナー画像を転写するための第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bと、画像形成部2M,2Y,2C,2Bに用紙を給紙する給紙機構6と、用紙上に転写されたトナー画像を定着するための定着部7と、排出部8とを有している。
画像形成部2M,2Y,2C,2Bは、それぞれマゼンダ、イエロー、シアン、ブラックの各色のトナー画像を形成するものであり、用紙の搬送方向上流側から搬送ベルト4に沿って横方向に順に並べて配置されている。これらの画像形成部2M,2Y,2C,2Bのそれぞれは、像担持体としてのアモルファスシリコン等からなる感光層を有する感光体ドラム10を有し、各感光体ドラム10の周囲には帯電器11、露光器12、現像装置13及びクリーニング装置14が順に配置されている。
搬送ベルト4は、駆動ローラ20と従動ローラ21との間に掛け渡されて循環駆動されている。この搬送ベルト4は、給紙機構6から給紙搬送路22を介して搬送されてきた用紙を吸着してほぼ水平方向に搬送している。第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bは、この搬送ベルト4を介して各画像形成部2M,2Y,2C,2Bの感光体ドラム10に対向するように配置されている。この第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bは、それぞれがソレノイド23によって上方の転写位置と下方の解除位置との間で移動可能となっている。ここで、第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bが上方に移動して転写位置に配置されると、搬送ベルト4上の用紙は感光体ドラム10に接触した状態になる。一方、第1から第4転写ローラ5M,5Y,5C,5Bが下方に移動して解除位置に配置されると、搬送ベルト4上の用紙と感光体ドラム10とは離れた状態になる。
給紙搬送路22は、搬送のガイドとなるガイド部材と、複数のローラ対とから構成されており、この給紙搬送路22の最も下流側には、トナー画像の形成と用紙の搬送とを同期させるためのレジストローラ対25が設けられている。そして、レジストローラ対25と第1転写ローラ5Mとの間には、吸着ローラ26が設けられている。この例では、吸着ローラ26が、搬送ベルト4が掛けられた従動ローラ21の上方に従動ローラ21と対向して配置されている。この位置で、吸着ローラ26は、用紙の先端部あるいは全面に吸着用のバイアス電圧を印加して、用紙を搬送ベルト4に吸着させている。
定着部7は、内部にヒータを有する加熱ローラ及び加熱ローラに押圧される加圧ローラを有している。そして、この定着部7と排出部8との間には排紙搬送路27が設けられている。排紙搬送路27は、給紙搬送路22と同様に、ガイド部材と、複数のローラ対とから構成されている。なお、排出部8は装置の上面に形成されており、定着部7を通過した用紙が、排紙搬送路27を介して上方に搬送され装置の上面に排出される。
トナー供給装置3は、現像装置13にトナーを供給するためのものであり、現像装置13の上部に配置されている。トナー供給装置3は、正逆方向に回転する駆動手段たとえば駆動モータ(図示しない)に連結されている。このトナー供給装置3は、図2に示すように、トナー収容容器30と、複数のトナー攪拌部材31と、トナー搬送部材32と、噛み合い解除機構33とを備えている。
トナー収容容器30は、トナーを収容するためのものである。トナー収容容器30は、一方向に長い矩形箱状に形成されており、上部が蓋部(図示しない)になっている。このトナー収容容器30には、トナー供給口30aが底部に設けられている。トナー収容容器30の長手方向一外側面には、駆動ギア部50と、アイドルギア51と、回転伝達解除ギア部52とが装着されている。アイドルギア51は、後述する攪拌部材回転用ギア31cの間に配置され、トナー収容容器30の長手方向一外側面に回転自在に装着されている。このアイドルギア51は、攪拌部材回転用ギア31cに噛み合い、攪拌部材回転用ギア31c同士を連結している。
複数のトナー攪拌部材31は、トナーを攪拌するためのものである。複数のトナー攪拌部材31は、それぞれが、回転軸部31aと、回転軸部31aに一体に形成された複数のパドル31bと、アイドルギア51と後述する回転伝達解除ギア部52の回転伝達ギア52cとの少なくともいずれか一方に噛み合う攪拌部材回転用ギア31cとを有している。トナー攪拌部材31は、トナー収容容器30の内部に配置されており、回転軸部31aの両端部がトナー収容容器30の長手方向両側面に回転自在に支持されている。そして、回転軸部31aの一端がトナー収容容器30の内部側からトナー収容容器30の長手方向一外側面側へと貫通している。この回転軸部31aの一端に、攪拌部材回転用ギア31cが回転不能に装着されている。
トナー搬送部材32は、トナーをトナー供給口30aへと導くためのものである。トナー搬送部材32は、回転軸部32aと、回転軸部32aの外周に一体に形成されたスパイラル部32bと、後述する回転伝達解除ギア部52の回転伝達ギア52cに噛み合う搬送部材回転用ギア32cとを有している。トナー搬送部材32は、トナー収容容器30の内部に配置されており、回転軸部32aの両端部がトナー収容容器30の長手方向両側面に回転自在に支持されている。そして、回転軸部32aの一端がトナー収容容器30の内部側からトナー収容容器30の長手方向一外側面側へと貫通している。この回転軸部32aの一端に、搬送部材回転用ギア32cが回転不能に装着されている。
噛み合い解除機構33は、図3および図4に示すように、トナー収容容器30の長手方向一外側面に装着された駆動ギア部50と回転伝達解除ギア部52とからなっている。駆動ギア部50は、駆動手段に連結されており、駆動手段により正逆方向に回転駆動される。駆動ギア部50は、第1軸部50aと、第1ヘリカルギア50bと、鍔部50cとを有している。第1軸部50aは、トナー収容容器30に回転不能に装着されている。第1ヘリカルギア50bは、第1軸部50aに回転自在に装着されている。鍔部50cは、第1ヘリカルギア50bのトナー収容容器30から離反した側で、第1ヘリカルギア50bの半径方向に突出して第1ヘリカルギア50bに一体に設けられている。また、この鍔部50cは、第1軸部50aに対して回転自在になっている。この鍔部50cには、駆動手段に連結するための突起部50dが形成されている。
回転伝達解除ギア部52は、駆動ギア部50の正回転時に駆動ギア部50に噛み合って駆動ギア部50からトナー攪拌部材31およびトナー搬送部材32に回転力を伝達する。また、回転伝達解除ギア部52は、駆動ギア部50の逆回転時に、駆動ギア部50と攪拌部材回転用ギア31cと搬送部材回転用ギア32cとの噛み合いが解除されて、駆動ギア部50からトナー攪拌部材31およびトナー搬送部材32への回転力の伝達を解除する。
このような回転伝達解除ギア部52は、第2軸部52aと、第2ヘリカルギア52bと、回転伝達ギア52cと、付勢部材52dとを有している。第2軸部52aは、トナー収容容器30の長手方向一外側面に回転不能に装着されている。この第2軸部52aは段差部152aを有しており、この段差部152aは、トナー収容容器30の長手方向一外側面と第2ヘリカルギア52bとの間において、第2軸部52aの外周面に形成されている。第2ヘリカルギア52bは、第2軸部52aに回転自在かつ第2軸部52aの軸方向に摺動自在に装着されている。第2ヘリカルギア52bは、駆動ギア部50の第1ヘリカルギア50bに噛み合うギアである。駆動ギア部50の正回転時には、第2ヘリカルギア52bは、第1ヘリカルギア50bに噛み合っており、鍔部50cに当接している。駆動ギア部50の逆回転時には、第2ヘリカルギア52bは、第1ヘリカルギア50bとの噛み合いが解除されるようになっている。
また、第2ヘリカルギア52bは規制部152bを有している。規制部152bは、トナー収容容器30から離反する方向への後述する付勢部材52dによる第2ヘリカルギア52bの移動を規制するためのものである。規制部152bは、第2ヘリカルギア52bからトナー収容容器30の長手方向一外側面に向けて突出して第2ヘリカルギア52bに一体に形成されている。この規制部152bには第2軸部52a側に爪部(図示しない)が形成されている。規制部152bは、第1ヘリカルギア50bと第2ヘリカルギア52bとの噛み合いが解除されたときに、爪部において段差部152aに係合するようになっている。
回転伝達ギア52cは、第2ヘリカルギア52bのトナー収容容器30から離反した側の面に設けられており、第2軸部52aに回転自在かつ第2軸部52aの軸方向に摺動自在に装着されている。この回転伝達ギア52cは、攪拌部材回転用ギア31cと搬送部材回転用ギア32cとに噛み合って、第2ヘリカルギア52bの回転力をトナー攪拌部材31とトナー搬送部材32とに伝達する。駆動ギア部50の正回転時には、回転伝達ギア52cは、攪拌部材回転用ギア31cと搬送部材回転用ギア32cとに噛み合っている。駆動ギア部50の逆回転時には、回転伝達ギア52cは、攪拌部材回転用ギア31cと搬送部材回転用ギア32cとの噛み合いが解除されるようになっている。
付勢部材52dは、トナー収容容器30の長手方向一外側面と第2ヘリカルギア52bとの間に配置されている。付勢部材52dは、たとえばコイルスプリングになっており、トナー収容容器30と第2ヘリカルギア52bとの間で第2軸部52aの外周に配置されている。付勢部材52dは、第2ヘリカルギア52bをトナー収容容器30から離反する方向に付勢した状態で支持している。
次に、噛み合い解除機構33の動作について説明する。
噛み合い機構では、駆動ギア部50が駆動手段により正方向に回転駆動されると、回転伝達解除ギア部52の第2ヘリカルギア52bが駆動ギア部50の第1ヘリカルギア50bに噛み合った状態で回転する。同時に、攪拌部材回転用ギア31cおよび搬送部材回転用ギア32cが、第2ヘリカルギア52bとともに回転する回転伝達ギア52cに噛み合った状態で回転する。つまり、トナー攪拌部材31とトナー搬送部材32とが回転する。なお、第2ヘリカルギア52bは、ヘリカルギア同士が回転するときに生じるスラスト力によりトナー収容容器30から離反する方向に移動しようとするが(図3の矢印A)、この移動は駆動ギア部50の鍔部50cによって規制される。
一方で、駆動ギア部50の逆回転時には、第2ヘリカルギア52bは、付勢手段によりトナー収容容器30から離反する方向に付勢された状態で、ヘリカルギア同士が回転するときに生じるスラスト力によりトナー収容容器30に近接する方向に移動して(図4の矢印B)、第1ヘリカルギア50bとの噛み合いが解除される。すると、第2ヘリカルギア52bが付勢手段に支持された状態で、第2ヘリカルギア52bに一体に形成された規制部152bの爪部が第2軸部52aに形成された段差部152aに係合する。この状態では、第1ヘリカルギア50bの回転力が第1ヘリカルギア50bから第2ヘリカルギア52bに伝達されなくなり、第1ヘリカルギア50bが回転しても第2ヘリカルギア52bは回転しない。なお、規制部152bの爪部を第2軸部52aに形成された段差部152aに係合させると、規制部152bの爪部を段差部152aから解除しない限り、トナー収容容器30は機能しなくなる。しかしながら、規制部152bの爪部が第2軸部52aに形成された段差部152aに係合した状態のトナー収容容器30は、新しいトナー収容容器30と取り替えられるので、上記のような問題は考慮する必要はない。また、駆動ギア部50の逆回転時に第2ヘリカルギア52bがトナー収容容器30に近接する方向に移動したときには、回転伝達ギア52cは第2ヘリカルギア52bとともにトナー収容容器30に近接する方向に移動する。すると、回転伝達ギア52cと攪拌部材回転用ギア31cおよび搬送部材回転用ギア32cとの噛み合い状態が解除される。すると、第2ヘリカルギア52bの回転力が回転伝達ギア52cを介して第2ヘリカルギア52bから攪拌部材回転用ギア31cおよび搬送部材回転用ギア32cに伝達されなくなり、第1ヘリカルギア50bが回転しても攪拌部材回転用ギア31cと搬送部材回転用ギア32cとは回転しない。つまり、トナー攪拌部材31とトナー搬送部材32とは回転しない。
このような噛み合い解除機構33をトナー収容容器30に設けておくと、トナー収容容器30に装着された駆動ギア部50を駆動手段から切り離す必要があるときには、駆動ギア部50を逆回転させることで、トナー搬送部材32によりトナー供給口30aの近傍に残留したトナーをトナー供給口30aから離れる方向に移動させることができる。そして、駆動ギア部50を逆回転させて回転伝達解除ギアと駆動ギア部50との噛み合いが解除されると、回転伝達ギア52cと攪拌部材回転用ギア31cおよび搬送部材回転用ギア32cとの噛み合いも同時に解除される。これにより、トナー攪拌部材31とトナー搬送部材32とが回転しなくなるので、駆動手段から駆動ギア部50を切り離す際の衝撃や振動等で駆動ギア部50が回転したとしても、この駆動ギア部50の回転に連動してトナー搬送部材32が回転してしまわないようにすることができる。また、駆動手段から駆動ギア部50を切り離す際の衝撃や振動等でトナー攪拌部材31が回転してしまうようなことがあっても、トナー攪拌部材31の回転に連動してトナー搬送部材32が回転してしまわないようにすることができる。これにより、トナー供給口30aの近傍に残留したトナーがトナー供給口30aからこぼれ出して飛散しにくくなる。
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、画像形成装置がカラープリンタである場合の例を示したが、本発明は複写機やプリンタやファクシミリ等の画像形成装置10に対しても適用することができる。
(b)前記実施形態では、規制部152bの爪部を、第2軸部52aの外周面に形成された段差部152aに係合させるようにする場合の例を示した。これに代えて、環状溝部を第2軸部52aの外周面に形成して、規制部152bの爪部を環状溝部に係合させるようにしても良い。
(c)前記実施形態では、第1ヘリカルギア250bと第2ヘリカルギア252bとの噛み合いが解除される場合の例を示した。これに代えて、図6に示すように、第1ヘリカルギア250bの厚みすなわち第1ヘリカルギア250bの第1軸部軸方向長さを大きくすることにより、第1ヘリカルギア250bと第2ヘリカルギア252bとは噛み合った状態にしておいて、第2ヘリカルギア252bに設けられた回転解除ギアとトナー搬送部材232の搬送部材回転用ギア232cとの噛み合いが解除されるようにしても良い。
このようにすると、図5に示すように、駆動ギア部250の正回転時には、回転伝達解除ギア部252の第2ヘリカルギア252bが駆動ギア部250の第1ヘリカルギア250bに噛み合った状態で回転する。このとき、回転伝達ギア252cは第2ヘリカルギア252bとともに回転し、トナー搬送部材232が、回転伝達ギア252cに噛み合う搬送部材回転用ギア232cとともに回転する。なお、第2ヘリカルギア252bは、ヘリカルギア同士が回転するときに生じるスラスト力によりトナー収容容器230から離反する方向(矢印A’方向)に移動しようとするが、この移動は駆動ギア部250の鍔部50cによって規制される。一方で、駆動ギア部250の逆回転時には、第2ヘリカルギア252bは、ヘリカルギア同士が回転するときに生じるスラスト力によりトナー収容容器230に近接する方向(矢印B’方向)に移動しながら、第1ヘリカルギア250bに噛み合った状態で回転する。そして、第2ヘリカルギア252bがトナー収容容器230に近接する方向に所定量移動すると、図6に示すように、第2ヘリカルギア252bに設けられた回転伝達ギア252cと搬送部材回転用ギア232cとの噛み合いが解除される。これにより、第1ヘリカルギア250bの回転力が、第2ヘリカルギア252bを介して、回転伝達ギア252cから搬送部材回転用ギア232cに伝達されなくなり、第1ヘリカルギア250bが回転しても搬送部材回転用ギア232cが回転しなくなる。搬送部材回転用ギア232cが回転しなければ、トナー搬送部材232は回転しないので、トナー収容容器230に装着された駆動ギア部250を駆動手段から切り離す必要があっても、トナー供給口の近傍に残留したトナーがトナー供給口からこぼれ出して飛散しにくくなる。すなわち、簡易な構成でトナー供給口の近傍の残留トナーの飛散を防止することができる。
(d)前記実施形態では、鍔部50cが、第1ヘリカルギア50bのトナー収容容器30から離反した側の面に設けられる場合の例を示した。これに代えて、鍔部50cを第2ヘリカルギア52bのトナー収容容器30側の面に設けるようにしても良い。また、鍔部50cをトナー搬送部材32の搬送部材部材用ギア32cのトナー収容容器30から離反した側の面に設けるようにしても良い。このようにすることで、駆動ギア部50,250の正回転時に、第1および第2ヘリカルギア50b,52b,250b,252bの回転に伴って生じるスラスト力により、トナー収容容器30,230から離反する方向への第2ヘリカルギア52b,252bと回転伝達ギア52c,252cとの移動を規制することができる。
本実施形態が採用されたカラープリンタの概略断面構成図。 トナー供給装置の上面図および側面図。 噛み合い解除機構を説明するための斜視図(駆動ギア部正回転時)。 噛み合い解除機構を説明するための斜視図(駆動ギア部逆回転時)。 他の実施形態において噛み合い解除機構を説明するための斜視図(駆動ギア部正回転時)。 他の実施形態において噛み合い解除機構を説明するための斜視図(駆動ギア部逆回転時)。
符号の説明
3 トナー供給装置
13 現像装置
30,230 トナー収容容器
30a トナー供給口
31 トナー攪拌部材
31b パドル
31c 攪拌部材回転用ギア
32,232 トナー搬送部材
32b スパイラル部
32c,232c 搬送部材回転用ギア
33,233 噛み合い解除機構
50,250 駆動ギア部
50a 第1軸部
50b,250b 第1ヘリカルギア
50c,250c 鍔部
51 アイドルギア
52,252 回転伝達解除ギア部
52a 第2軸部
52b,252b 第2ヘリカルギア
52c,252c 回転伝達ギア
52d 付勢部材
152a 段差部
152b 規制部

Claims (4)

  1. 正逆方向に回転する駆動手段に連結され現像装置にトナーを供給するためのトナー供給装置であって、
    トナー供給口が設けられ前記トナーを収容するためのトナー収容容器と、
    前記トナー収容容器に回転自在に装着され前記トナーを前記トナー供給口へと導くためのトナー搬送部材と、
    前記トナー収容容器に回転自在に装着され、前記トナーを攪拌するためのトナー攪拌部材と、
    前記トナー収容容器に設けられ、前記駆動手段に連結されて前記駆動手段により正逆方向に回転駆動される駆動ギア部と、前記駆動ギア部の正回転時に前記駆動ギア部に噛み合って前記駆動ギア部から前記トナー搬送部材に回転力を伝達し、前記駆動ギア部の逆回転時に前記駆動ギア部から前記トナー搬送部材への回転力の伝達を解除する回転伝達解除ギア部とを有する回転力伝達解除機構と、
    を備え
    前記駆動ギア部は、前記トナー収容容器に回転不能に装着される第1軸部と、前記第1軸部に回転自在に装着される第1ヘリカルギアとを有しており、
    前記回転伝達解除ギア部は、前記トナー収容容器に回転不能に装着される第2軸部と、前記第2軸部に回転自在にかつ前記第2軸部の軸方向に摺動自在に装着されると共に前記駆動ギア部の逆回転時に前記第1ヘリカルギアに噛み合った状態から前記第1ヘリカルギアとの噛み合いを解除可能な第2ヘリカルギアと、前記第2ヘリカルギアに設けられ前記第2軸部に回転自在にかつ前記第2軸部の軸方向に摺動自在に装着されると共に前記トナー搬送部材及び前記トナー攪拌部材に前記第2ヘリカルギアの回転力を伝達するための回転伝達ギアと、を有しており、
    前記トナー搬送部材は、前記回転伝達ギアに噛み合い可能な搬送部材回転用ギアを有しており、
    前記トナー攪拌部材は、前記回転伝達ギアに噛み合い可能な攪拌部材回転用ギアを有しており、
    前記回転伝達ギアは、前記駆動ギア部の正回転時には、前記搬送部材回転用ギア及び前記攪拌部材回転用ギアに噛み合って、前記第2ヘリカルギアの回転力を前記トナー搬送部材及び前記トナー攪拌部材に伝達し、前記駆動ギア部の逆回転時には、前記搬送部材回転用ギア及び前記攪拌部材回転用ギアとの噛み合いが解除されるようになっている、
    トナー供給装置。
  2. 前記第1ヘリカルギアにおける前記トナー収容容器から離反した側に、前記第1ヘリカルギアの半径方向に突出して前記第1ヘリカルギアに一体に設けられる鍔部を更に備え、 前記鍔部は、前記駆動ギア部の正回転時には、前記第2ヘリカルギアに当接し、前記第2ヘリカルギアの移動を規制するようになっている、
    請求項1に記載のトナー供給装置。
  3. 前記回転伝達解除ギア部は、
    前記トナー収容容器と前記第2ヘリカルギアとの間に配置され前記第2ヘリカルギアを前記トナー収容容器から離反する方向に付勢した状態で支持する付勢部材と、
    前記トナー収容容器と前記第2ヘリカルギアとの間において前記第2軸部の外周面に形成された段差部又は溝部と、
    前記第2ヘリカルギアに一体に形成され前記第1ヘリカルギアと前記第2ヘリカルギアとの噛み合いが解除された状態で前記段差部又は前記溝部に係合して前記トナー収容容器から離反する方向への前記付勢部材による前記第2ヘリカルギアの移動を規制するための規制部とを有している、
    請求項1又は2に記載のトナー供給装置。
  4. 前記付勢部材は、前記トナー収容容器と前記第2ヘリカルギアとの間で前記第2軸部の外周に配置されるコイルスプリングからなる、
    請求項に記載のトナー供給装置。
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