JP2003290466A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003290466A
JP2003290466A JP2002095235A JP2002095235A JP2003290466A JP 2003290466 A JP2003290466 A JP 2003290466A JP 2002095235 A JP2002095235 A JP 2002095235A JP 2002095235 A JP2002095235 A JP 2002095235A JP 2003290466 A JP2003290466 A JP 2003290466A
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game ball
ball
nail
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Application number
JP2002095235A
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English (en)
Inventor
Taro Toida
太朗 樋田
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Sansei R&D Co Ltd
Original Assignee
Sansei R&D Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技盤に突設された遊技球誘導部材の前面
(透光板と、誘導部材との間)を遊技球が通過する空間
を設けた遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤3上に突設された遊技球誘導部材
70の遊技盤3から遊技球誘導部材70の前側までの突
出長さ(D1,D2)を変化させること、または、前記
遊技盤3に凹部或いは凸部の部分的な変形部を設け、さ
らに透光板80に凹部或いは凸部の部分的な変形部を設
け、前記遊技球誘導部材70の前側と透光板80との間
に少なくとも遊技球Pが通過可能とした遊技球通過空間
を形成することにより、遊技球Pが遊技領域6上を三次
元的に転動することを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パチンコ遊技機
等の弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遊技機において、遊技領域内に設
けられた釘、風車等をはじめとする遊技球誘導部材は、
遊技盤から略垂直に突設し、さらに、遊技盤から遊技機
前面に設けられている透光板(ガラス面)付近までの長
さを有していた。
【0003】また、従来の遊技機においては、遊技球が
遊技領域に打ち出されてから前記遊技球誘導部材に当た
ったとしても遊技者から見て左右方向へのほぼ平面的な
動きに制約され、限りある遊技領域を必ずしも有効に利
用しているとはいえなかった。そのため、遊技者にとっ
て遊技の単調化を招いていた。
【0004】さらに、近年遊技者の目も肥えてきたた
め、左右方向に振り分ける前記遊技球誘導部材だけで構
成されている場合、その遊技球誘導部材の並び方、或い
は釘等の場合はその曲がり具合によって遊技球がどのよ
うに遊技領域を流下するかは容易に予想可能となってき
た。従って、遊技者にとり、より難易度の高く趣向性を
向上させた斬新な遊技感覚を味わえる遊技機が切望され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は前記の点に
鑑みなされたものであり、遊技盤に突設された遊技球誘
導部材の前面と透光板との間に遊技球が通過する空間を
設け、従来の遊技機よりも趣向性が増すと同時に遊技領
域のスペースを三次元的に有効利用できる弾球遊技機を
提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、遊技球の打ち込まれる遊技領域が設けられた遊技
盤と、遊技盤上に突設され、前記遊技領域に打ち込まれ
た遊技球を様々な方向に導く遊技球誘導部材と、前記遊
技盤前面側に所定間隔を置いて設けられ、前記遊技領域
を覆う透光板とを備えた遊技機において、前記透光板
と、前記遊技球誘導部材の前側に、少なくとも遊技球が
通過できる遊技球通過空間が形成されていることを特徴
とする弾球遊技機に係る。
【0007】請求項2の発明は、前記遊技盤を略垂直状
態で配設すると共に、前記遊技領域に打ち込まれた遊技
球が前記遊技領域の上方から下方に流下するように構成
されたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機に
係る。
【0008】請求項3の発明は、前記遊技球誘導部材が
複数設けられると共に、前記遊技球通過空間の広さが複
数種類設けられていることを特徴とする請求項1ないし
請求項2に記載の弾球遊技機に係る。
【0009】請求項4の発明は、前記遊技盤に凹部或い
は凸部の部分的な変形部を設けることにより、前記遊技
球通過空間が形成されていることを特徴とする請求項1
ないし請求項3のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係
る。
【0010】請求項5の発明は、前記透光板に凹部或い
は凸部の部分的な変形部を設けることにより、前記遊技
球通過空間が形成されていることを特徴とする請求項1
ないし請求項4のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係
る。
【0011】請求項6の発明は、前記遊技球誘導部材
と、前記遊技球通過空間を設ける手段が、前記遊技盤か
らの遊技球誘導部材の前側までの突出長さを変化させる
ことを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1
項に記載の弾球遊技機に係る。
【0012】請求項7の発明は、前記遊技盤からの遊技
球誘導部材の前側までの突出長さを変化させた遊技球誘
導部材を複数種類設け、該遊技球誘導部材が各種類ごと
に前記遊技領域内に列状に並べられていることを特徴と
する請求項6に記載の弾球遊技機に係る。
【0013】請求項8の発明は、前記遊技領域内に遊技
球が入賞すると賞球がなされる入賞領域を複数設け、前
記複数種類の遊技球誘導部材を各種類ごとに列状に並
べ、該複数種類の遊技球誘導部材により、遊技球を入賞
領域へ誘導するように配置し、前記各種類ごとに列状に
並べられた遊技球誘導部材により誘導された前記遊技球
が入賞する前記入賞領域ごとに、賞球数が異なることを
特徴とする請求項7に記載の弾球遊技機に係る。
【0014】請求項9の発明は、前記遊技球誘導部材が
棒状部材であることを特徴とする請求項1ないし請求項
8のいずれか1項に記載の弾球遊技機に係る。
【0015】請求項10の発明は、前記棒状部材が釘部
材であることを特徴とする請求項9に記載の弾球遊技機
に係る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下添付の図面に従ってこの発明
を詳細に説明する。図1はこの発明の一実施例に係る弾
球遊技機全体の斜視図、図2は同弾球遊技機の全体正面
図、図3は同弾球遊技機の遊技盤の正面図、図4は同弾
球遊技機の第1実施例に係る概略部分断面図、図5は同
弾球遊技機の第2実施例に係る概略部分断面図、図6は
同弾球遊技機の第3実施例に係る概略部分断面図、図7
は同弾球遊技機の第4実施例に係る概略部分断面図、図
8は同弾球遊技機の遊技球誘導部材における他の実施例
の概略斜視図、図9は入賞領域と遊技球誘導部材の配置
を示す概略斜視図、図10は入賞領域と遊技球誘導部材
の他の配置を示す概略斜視図である。
【0017】図1及び図2に示す略垂直状態に配設され
た弾球遊技機1は、枠体2の内側に遊技盤3が着脱交換
可能に収容されており、その遊技盤3に遊技球の外側誘
導レール4及び内側誘導レール5が略円形に立設され、
前記外側誘導レール4と内側誘導レール5によって囲ま
れた遊技領域6が設けられている。前記枠体2の前面側
には、透光板80がはめ込まれており、遊技球払出口よ
り払い出された遊技球を受けて後述する発射装置(図示
せず)に供給するための遊技球供給皿(上側球受け皿と
も称される)36、前記遊技球供給皿36の飽和時に遊
技球を受けるための下側球受け皿37、遊技状態を報知
するランプ表示器34、35及び左のサイド飾りランプ
39Lと右のサイド飾りランプ39R、音声や効果音を
発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ8、遊技者
による発射レバー92の操作に応じて遊技球を遊技盤3
の遊技領域6に向けて発射する発射装置、貸球の払い出
しを行う際に遊技者等が操作する球貸用カードユニット
170等がそれぞれ組み付けられている。前記遊技球供
給皿36の外側前面には、遊技者が貸球の払出操作を行
う球貸操作部172が設けられている。この球貸操作部
172には、球貸出ボタン174、遊技者が遊技を中止
したいとき等に操作してカード挿入口171からカード
を排出させるカード返却ボタン175が設けられてい
る。また、前記遊技球供給皿36の右側上面には、この
遊技球供給皿36の遊技球を球抜きして前記下側球受け
皿37へ移すための球返却ボタン33が設けられてい
る。
【0018】次に、図2に及び図3示す遊技盤3は、前
記遊技領域6の中心線上に設けられた画像表示装置9の
下方に、上側特別入賞領域10及び普通電動役物で可動
片11aと11bとを有する下側特別入賞領域11、特
別電動役物である大入賞領域15が配設されている。下
方の符号17はアウト口(排出口とも称される)であ
る。また、上方両側にはランプ風車18a,18b、そ
の下方に普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄
変動開始用右ゲート21、その下方に風車22a,22
bが設けられており、その下方に左袖入賞領域23と右
袖入賞領域25が配設され、さらには前記大入賞領域1
5の両側に左落とし入賞領域27と右落とし入賞領域2
9が配設されている。なお、ランプ風車18a,18b
については、その内部に備えられた公知のLED等から
なるランプが、大当り状態時(特別遊技状態時)におい
て所定の態様で点滅するようになっている。
【0019】前記遊技盤3には、公知の樹脂等により成
形されるセル画シート(パネル等)61が張り付けられ
ており、前記セル画シート(パネル等)61に文字、キ
ャラクタ等の遊技機を装飾する絵柄が印刷されている。
また、前記遊技盤3には、遊技領域6を落下する遊技球
を誘導する複数の遊技球誘導部材70が適宜設けられて
おり、遊技球の流路及び流速を変化させるようになって
いる。なお、本実施例においては前記遊技球誘導部材7
0を釘部材としており、前記釘部材の透光板に対向する
先端部(前側)には、丸みを帯びた略半球状に形成され
ているものを用いているが、その形状は特に限定するも
のではなく先端部(前側)は丸みを帯びてないもの等で
もかまわない。また、遊技球誘導部材にあっては前記釘
部材のみに限るものではなく、遊技球の流路及び流速を
変化させる金属製や樹脂製等の棒状部材とすることもで
きる。
【0020】また、図中の画像表示装置9に関し符号4
1は数字,アルファベット,記号或いは絵等の図柄を変
動表示及び停止表示可能な普通図柄表示装置、43は液
晶表示盤(ドットマトリックス表示器)等の画像表示部
からなる特別図柄表示装置であり、符号49は画像表示
装置9の窓枠部、符号50は特別図柄表示装置43の液
晶表示器(TFT−LCDモジュール)等からなる画像
表示部、符号51はLED等からなる特別図柄変動数記
憶表示器である。なお、前記特別図柄表示装置43につ
いては、画像表示部50が前記したように液晶表示器に
限られるものではなく、LED、EL、CRTやその他
発光体で構成されていてもよい。
【0021】前記透光板80は、前記遊技盤3の前面側
に所定間隔を置いて前記遊技領域6を覆うように設けら
れており、遊技者が遊技を行う際には前記透光板80を
介して遊技盤3を見ることとなる。本実施例において
は、前記透光板80をガラス板としたが、透光板の構成
素材はこれに限るものではなく、アクリル樹脂等の光を
透過して遊技者が遊技盤を視認できる素材であればよ
い。
【0022】次に、前記弾球遊技機1を用いた遊技につ
いて説明する。前記弾球遊技機1は略垂直状態に配設さ
れ、遊技者が発射レバー92を操作することによって遊
技球が発射装置より打ち出される。前記発射装置によっ
て打ち出された遊技球は前記遊技盤3に立設された外側
誘導レール4と内側誘導レール5間で構成される発射球
誘導路を介して遊技領域6に誘導されるようになってい
る。前記発射球誘導路により遊技領域6に誘導された遊
技球は、上方から下方へ転動しつつ落下し、前記各装置
及び各入賞領域に入賞するか、或いは何処にも入賞しな
ければ前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出され
るように構成される。
【0023】前記遊技領域6に打ち出された遊技球が左
右の普通図柄変動開始用ゲート19、21を通過すると
普通図柄表示装置41の図柄が変動し、図柄変動の後に
停止表示された図柄が予め設定されている特定の図柄で
あった場合には、普通図柄の当たりとなり、特別入賞領
域11の可動片11aと11bの拡開開放を所定時間行
うようになっており、前記特別入賞領域11へ遊技球が
入りやすくなる。また、特別入賞領域10または11に
入賞すると、特別図柄表示装置43で複数の特別図柄が
変動を開始する。そして、所定時間変動後、複数の特別
図柄が変動停止して、停止図柄が特別図柄表示装置43
に確定表示される。そのときの確定表示図柄の組合せ
が、あらかじめ決められた特定の大当たり組合せ、例え
ば、同一図柄の組合せからなる通称ゾロ目になると、大
当たりが成立する。大当たりになると、大入賞領域15
の開閉板が下部を回動支点として開いて遊技領域6を落
下してくる遊技球を受け止め、大入賞領域15内へ入賞
可能にする。本実施例では、大当たりが成立した場合、
前記大入賞領域15の扉が15ラウンド(1ラウンドは
遊技球が10個大入賞領域に入るか、大入賞領域が開放
されてから30秒経過するまでの間)繰り返し開閉運動
を行う。
【0024】遊技球が前記大入賞領域15に入賞する
と、遊技者に対して賞球が与えられるようになってい
る。本実施例においては、前記大入賞領域15に入賞し
た場合、入賞した遊技球1個につき10個の賞球が与え
られるものとなっている。また、遊技者に賞球が与えら
れる他の条件として、例えば前記特別入賞領域10また
は11に遊技球が入賞すると、入賞した遊技球1つにつ
き5個の賞球が与えられるようになっている。なお、左
落とし入賞領域27及び右落とし入賞領域29のどちら
に遊技球が入賞しても賞球が与えられるが、前記入賞領
域27に入賞した場合は入賞した遊技球1個に対して5
個、前記入賞領域29に入賞した場合は遊技球1個に対
して15個の賞球が与えられる。
【0025】次に、図4に示す実施例において、遊技盤
3の表面にはセル画シート(パネル等)61が張り付け
られており、さらに前記遊技盤3に複数設けられた遊技
球誘導部材70である釘部材は、それぞれ長さの異なる
短釘71と長釘73を同程度の深さまで打ち込んで前記
遊技盤3から前記遊技球誘導部材70の前側までの突出
長さを調整し、短釘71の突出長さD1より長釘73の
突出長さD2が長くなる(D1<D2)ようにしたもの
である。前記長釘73は、前記遊技盤3から突出した側
の前側(先端部近傍)F2が透光板(ガラス板)80付
近まで到達しており、前記透光板80と前記前側F2と
の間を遊技球Pが通過することができないように前記突
出長さD2を調整している。一方、前記短釘71では、
前記遊技盤3から突出した側の前側F1と前記透光板8
0との間に少なくとも遊技球Pが通過できる遊技球通過
空間Sが形成されるように前記突出長さD1を調整して
いる。なお、この実施例では長さの異なる2種類の釘を
同程度の深さまで打ち込んだが、等しい長さの釘を用い
て打ち込む深さを変化させることで釘の突出長さを変化
させる等の方法を用いて遊技球通過空間Sを形成しても
よい。
【0026】図示した矢印L1は、遊技領域6を落下す
る遊技球Pの軌跡の一例であり、短釘71に当たった遊
技球Pが遊技者に対して前後方向に弾かれて遊技球通過
空間Sを通過し、長釘73へ向かって落下することを表
している。遊技球Pの落下ルートは前記軌跡L1で示す
もののみに限らず、例えば前記短釘71に当たった遊技
球Pが遊技者に対して左右方向に弾かれて前記遊技球通
過空間Sを通過せずに前記短釘71の横を落下する可能
性もある。つまり、遊技球通過空間Sが形成された遊技
球誘導部材(短釘71)に落下する遊技球Pが当たれ
ば、遊技者に対して少なくとも前後左右方向に遊技球P
の流路が変化するようになる。また、前記長釘73に落
下する遊技球Pが当たった場合は、前記短釘71とは異
なり遊技球Pが通過可能な空間が形成されていないの
で、遊技球Pは従来通り遊技者に対して左右方向にのみ
弾かれて落下していくように構成されている。
【0027】前記遊技球通過空間Sは、少なくとも遊技
球Pが通過可能な空間を透光板80と短釘71の前側F
1との間に形成するものであり、遊技球Pの直径を約1
1mmとしているので11.5mm以上の空間の広さを
前記前側F1と前記透光板80との間に設けることが好
ましい。また、前記遊技球通過空間Sの空間の広さは遊
技球Pの通過が可能な隙間があればよく、上記の空間の
広さの数値のみに限るものではない。なお、遊技球通過
空間は透光板と遊技球誘導部材の前側との間に形成され
るものであるが、この遊技球誘導部材の前側とは、遊技
球誘導部材の先端面や先端部に限られたものではなく、
それらの近傍も含めて指すものとする。
【0028】図5に示す実施例では、セル画シート(パ
ネル等)61を表面に張り付けた遊技盤3に長さの等し
い複数の遊技球誘導部材70(釘部材74a,74b)
が同程度の深さで打ち込まれており、前記遊技盤3から
各釘部材74a,74bの各前側F3,F4までの突出
長さD4がそれぞれ等しくなるように設置されていると
共に、前記釘部材74aが設置された前記遊技盤3の一
部分が所定量へこませた凹部の変形部3aとなるように
構成されている。前記釘部材74aが設置された前記遊
技盤3に前記変形部3aが設けられたことにより釘部材
74aは結果として遊技盤面側に所定量沈み込むように
なり、元の遊技盤面から前記釘部材74aの前側F3ま
での突出長さD3が前記突出長さD4よりも短くなる
(D3<D4)ので、前記釘部材74aの前側F3と透
光板80との間に少なくとも遊技球Pが通過可能な遊技
球通過空間Sが形成されるようになる。また、釘部材7
4bは前側F4が前記透光板80付近まで到達してお
り、遊技球Pが通過できないように構成されている。な
お、前記遊技盤3を所定量ふくらませて凸部の部分的な
変形部3bを設けて前記遊技球通過空間Sを形成しても
よい。
【0029】図示した矢印L2は、この実施例での遊技
領域6を落下する遊技球Pの軌跡の一例を表したもので
ある。前記遊技球Pの軌跡L2は、遊技盤3に設けられ
た変形部3aによって遊技盤側に所定量沈み込んだ釘部
材74aに当たった遊技球Pが、遊技者に対して前後方
向に弾かれて遊技球通過空間Sを通過し、釘部材74b
へ向けて落下することを表している。本実施例における
前記釘部材74aは、元の遊技盤面から前側F3までの
突出長さD3が、元の遊技盤面から透光板80付近まで
到達している釘部材74bの前側F4までの突出長さD
4よりも短くなるように構成されているため、図4の実
施例における短釘71と同様の効果を有することとな
る。また、釘部材74bも図4の実施例における長釘7
2と同様の効果を有する。つまり、落下する遊技球Pが
前記釘部材74aに当たれば、遊技者に対して少なくと
も前後左右方向に遊技球Pの流路が変化するようにな
り、前記釘部材74bに遊技球Pが当たれば、従来通り
遊技者に対して左右方向のみに弾かれて落下する。
【0030】図6に示す実施例では、遊技盤3に長さの
等しい複数の遊技球誘導部材70(釘部材74a、74
b)が同程度の深さまで打ち込まれ、前記遊技盤3から
各釘部材74a、74bの各前側F5、F6までの突出
長さD5、D6が等しくなる(D5=D6)ように設置
されていると共に、前記釘部材74aの延長線上の透光
板80の一部分が所定量突出して凸部の変形部81とな
るように構成されている。前記透光板80に所定量突出
した前記変形部81が設けられたことにより、前記釘部
材74aの前側F5と前記透光板80の変形部81との
間に少なくとも遊技球Pが通過可能な遊技球通過空間S
が形成されるようになる。また、釘部材74bは前側F
6が前記透光板80付近まで到達しており、遊技球Pが
通過できないように構成されている。なお、本実施例の
方法に限らず、透光板80の全体を突出させて結果とし
て前記透光板80を部分的にへこませて凹部の変形部8
2として設けることも可能である。さらに、本実施例で
は透光板の変形が透光板の前面にまで及んでいるが、遊
技球通過空間を形成する方法はこれに限らず、透光板の
遊技盤側をえぐるような形にし、前面は平面であるとい
う形状をとっても良い。すなわち、釘部材74aと透光
板80との間に少なくとも遊技球Pが通過可能な遊技球
通過空間が形成されていればよい。また、図示はしない
が、透光板80の変形部を遊技者側に向けてなだらかな
傾斜状等にしてもかまわない。さらに、前記透光板80
の変形部81及び82は、前記遊技球通過空間Sを形成
するという効果にとどまらず、前記変形部81及び82
の透光板の厚さを局所的に変化(変形)することにより
凹レンズ、凸レンズ等のレンズ状の作用を付与すること
が可能となり、視覚的な演出効果が得られる。
【0031】図6中の矢印L3は、この実施例での遊技
領域6を落下する遊技球Pの軌跡の一例を表したもので
ある。前記遊技球Pの軌跡L3は、釘部材74aに落下
する遊技球Pが当たって遊技者に対して前後方向に弾か
れて透光板80を所定量突出させた変形部81によって
形成された遊技球通過空間Sを通過して落下し、変形部
の下面81aに当たって元の空間(遊技領域6)に弾か
れて釘部材74bへ向けて落下することを表している。
本実施例では、釘部材74aの突出長さD5が他の釘部
材74bの突出長さD6と等しくなるように各釘部材7
4a、74bを設置しているが、前記釘部材74aの延
長線上にある透光板80の一部分が所定量突出して変形
部81となっていることで遊技球通過空間Sが形成され
ているので、前記釘部材74aは図4の実施例における
短釘71等と同様の効果を有している。また、釘部材7
4bも図4の実施例における長釘72等と同様の効果を
有するものである。つまり、落下する遊技球Pが前記釘
部材74aに当たれば、遊技者に対して少なくとも前後
左右方向に遊技球Pの流路が変化するようになり、前記
釘部材74bに遊技球Pが当たれば、従来通り遊技者に
対して左右方向のみに弾かれて落下するように構成され
ている。
【0032】また、図7に示す実施例のように、遊技球
Pが通過可能な空間の広さが異なる複数の遊技球通過空
間Sを設けるようにしてもよい。図7においては、遊技
盤3にそれぞれ長さの異なる複数の遊技球誘導部材70
(短釘71、中釘72、長釘73)が同程度の深さまで
打ち込まれており、前記遊技盤3から各釘部材71、7
2、73の各前側F7、F8、F9までの突出長さD
7、D8、D9がそれぞれ異なるように(D7<D8<
D9)変化させた構成となっている。前記短釘71の前
側F7と透光板80との間及び前記中釘72の前側F8
と前記透光板80との間には、少なくとも遊技球Pが通
過可能な遊技球通過空間が複数形成されており、それぞ
れ空間の広さが異なっている。前記短釘71の前側F7
と前記透光板80との間に形成される遊技球通過空間S
1は、前記短釘71の突出長さD7が前記中釘72の突
出長さD8よりも短くなっているので、前記中釘72の
前側F8と前記透光板80との間に形成される遊技球通
過空間S2よりも広くなるように設けられている。ま
た、前記長釘73は前側F9が前記透光板付近まで到達
しているので、遊技球Pが通過可能な空間が形成されて
いない。
【0033】図7に示す矢印L4は、この実施例での遊
技領域6を落下する遊技球Pの軌跡の一例を表したもの
である。前記遊技球Pの軌跡L4は、まず短釘71に当
たると遊技者に対して前後方向に弾かれて遊技球通過空
間S1を通過して次の中釘72へ向けて落下していき、
前記中釘72に当たると再び遊技者に対して前後方向に
弾かれ、遊技球通過空間S2を通過して最後の長釘73
へ向かって落下することを表している。前記遊技球Pの
落下軌跡L4は本実施例で示すもののみに限らず、例え
ば落下する遊技球Pが前記短釘71に当たり遊技者に対
して前後方向に弾かれて前記遊技球通過空間S1を通過
した後、前記中釘72に当たった遊技球Pが今度は遊技
者に対して左右方向に弾かれて前記遊技球通過空間S2
を通過せずに落下する等の可能性もある。つまり、遊技
球通過空間を形成する前記短釘71及び前記中釘72
は、単独では図4ないし図5で述べてきた実施例と同様
の効果を有するものだが、本実施例のように遊技球通過
空間の広さが複数種類設けられると遊技球Pの落下ルー
トのパターンがより多く見られるようになるという効果
が得られる。
【0034】なお、本実施例のように、遊技球通過空間
を複数種類形成する方法として、遊技球誘導部材70の
長さを変化させるだけにとどまらず前述した遊技盤3や
透光板80を適宜変形させることにより、前記遊技球通
過空間の種類を増やしてもよい。さらに、図4ないし図
6までに述べてきた実施例は、それぞれ単独で用いるこ
ともできるが、いくつかの方法を組み合わせて用いるこ
とが望ましい。
【0035】図8に示すの実施例は、遊技球誘導部材の
一例として略三角柱の遊技球誘導部材76を用いて、前
記遊技球誘導部材76と透光板(図示せず)との間に遊
技球通過空間を形成した例である。一方、前記遊技球誘
導部材76の他に適宜設けられた複数の遊技球誘導部材
(釘部材75)は遊技球通過空間を形成するものではな
く、従来通りの遊技球誘導部材としての効果を有してい
る。図中の矢印で示した遊技球PのルートL11は、前
記遊技球誘導部材76に向かって配列された複数の前記
釘部材75に誘導されて落下することを表している。ま
た、遊技球PのルートL12及びL13は、前記遊技球
誘導部材76に当たった遊技球Pが弾かれて落下してい
くパターンを示すものである。このように、少なくとも
遊技球が通過できる遊技球通過空間を形成する遊技球誘
導部材の形状は略三角柱に限られるものではなく、適宜
の形状を用いることが可能である。
【0036】なお、前記遊技球誘導部材76の例とし
て、遊技盤3に適宜配置されたランプ風車18a、18
bや風車22a、22b等の他、図5の実施例で述べた
ように遊技盤面に凸部3bを設ける(突出させる)代わ
りに遊技盤3に張り付けられたセル画シート(パネル
等)61に部分的な厚み(図示せず)を設けて前記凸部
3bと同じような効果を持たせる等の方法を用いてもよ
い。
【0037】図9及び図10を用いて入賞領域と遊技球
誘導部材との配置関係について説明する。図9及び図1
0において、入賞領域は右落とし入賞領域29を示し、
遊技球誘導部材70は突出長さを変化させた釘部材であ
る短釘71、中釘72、長釘73の複数種類により構成
される。前記釘部材は、前記入賞領域29の左上方から
前記入賞領域29に向かって矢印で表すルートL21を
通って遊技球Pが誘導されるように、各釘部材同士の間
隔が遊技球の直径より大きくならないように配列されて
いる。図9においては短釘71と長釘73が使用され、
前記短釘71の前側付近には前出の図4の実施例で述べ
たように少なくとも遊技球が通過可能な遊技球通過空間
(図示せず)が形成されている。また、前記釘部材は左
から順に短釘71、長釘73、短釘71とそれぞれ種類
ごとに列状に並べられている。
【0038】前記釘部材に誘導される遊技球は、前記ル
ートL21に従って前記入賞領域29へ入賞することが
できるようになっている。ところが、前記短釘71の前
側には遊技球通過空間が設けられているため、前述した
実施例からも分かるように、前記短釘71に誘導されて
遊技球が転動する際には、矢印L22のルートで示した
ように短釘71上を左右に転がっていかずに遊技球通過
空間が設けられた手前側に落下する可能性もある。
【0039】図10に示す実施例では、入賞領域29付
近に適宜配列された複数種類の釘部材(短釘71、中釘
72、長釘73)を用いた一例を表している。本実施例
では、前記入賞領域29の左上方から該入賞領域29に
向かって遊技球が矢印L23で示すルートを通って誘導
されるように9本の釘部材同士の間隔が遊技球の直径よ
り大きくならないように配列している。図10において
釘部材は左から順に長釘73、中釘72、短釘71とそ
れぞれの種類ごとに列状に設けられている。前記の長釘
73から短釘71の前側付近には図7で述べたように広
さの異なる複数の遊技球通過空間(図示せず)がそれぞ
れ形成されている。
【0040】前記釘部材に誘導される遊技球Pは、前記
ルートL23に従って入賞口29へ入賞することができ
るようになっている。本実施例では、前記入賞領域29
に近付くにつれて釘部材が短くなるように配列されてい
るため、それによって形成される遊技球通過空間(図示
せず)が徐々に広くなるように構成されている。つま
り、前記釘部材に誘導される遊技球は、前記入賞領域2
9に近付くにつれてルートL24に示すように手前側に
落下して遊技球通過空間を通過していく可能性が高くな
る。
【0041】このように入賞領域29付近の遊技球誘導
部材(釘部材)を一部或いは徐々に短釘71とすること
により、遊技球Pが前記入賞領域29へ容易に入賞でき
ないようにすることができる。すなわち入賞領域29付
近の前記釘部材の突出長さを変化させ、複数種類の遊技
球通過空間を形成するようにすれば、遊技球Pを入賞領
域へ入賞させようとする際の難易度を何とおりも設定す
ることが可能となる。また、長釘73の配列から短釘7
1の配列に切り替わるときに遊技球通過空間は拡大し遊
技球Pは落下しやすくなるため、短釘71の配列の下方
に入賞領域29を設置し入賞がなされるような配列にし
てもよい。なお、前記釘部材(短釘71、中釘72、長
釘73)の配列及び入賞領域29の配置はこの実施例で
挙げたパターンのみに限るものではなく、前述の図5及
び図6に示した遊技盤3に設けられた凹凸や透光板80
の凹凸さらには図8に示した遊技球誘導部材76によっ
て複数種類の遊技球通過空間は形成されものとする。
【0042】上記の図9及び図10に述べた実施例のよ
うに、遊技球が入賞領域まで到達する途中に遊技球通過
空間が形成されていると遊技球が入賞領域に到達する前
に前面にこぼれて遊技球通過空間から落下する可能性も
あるため、遊技球が入賞されことが難しくなる。そこ
で、入賞領域への誘導がなされる複数の遊技級誘導部材
(釘部材)により、遊技球通過空間が形成される配列が
なされている場合、その入賞領域ごとに入賞した際の賞
球数が異なるように設定することができる。例えば、図
2及び図3に示す左落とし入賞領域27と右落とし入賞
領域29では、前記入賞領域27へ遊技球を誘導する釘
部材が全て長釘73により構成されるようにして入賞し
やすくし、入賞した場合の賞球数は5個と設定する。一
方、前記入賞領域29へ遊技球を誘導する釘部材に短釘
71が含まれるようにして入賞しにくくし、入賞した場
合の賞球数を15個と設定するように入賞に当たりその
難易度に応じて賞球数に幅を持たせる。
【0043】なお、賞球数の異なる入賞領域として左落
とし入賞領域27と右落とし入賞領域29を明記したが
これに限られることはなく特別入賞領域10、11及び
左右袖入賞領域23、25等の入賞領域に対しても入球
の難易度に応じて賞球数に幅を持たせることができる。
さらに、入賞領域の設けてある場所も本実施例に示した
場所に限られるものではなく、遊技領域内にさまざまな
配置をすることにより趣向性を増すことができる。ま
た、入賞の難易度を変える他の方法として、図9及び図
10に示す入賞領域の遊技盤からの突出する高さを変化
させて入賞領域の前側29aを透光板付近まで到達さ
せ、同時に入賞口29bを拡張することにより入賞しや
すくする他、入賞領域と透光板との間に遊技球通過空間
を設けて入賞しにくくする等、入賞領域の形状や設置の
仕方を変化させることが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上図示し説明したように、請求項1の
発明によれば、遊技球が遊技球誘導部材の前側と透光板
の隙間を通過することが可能になる。その結果、遊技領
域を三次元的に有効に利用することができ、さらに遊技
球の流路の予測を難しくしたことによって従来の遊技機
よりも遊技者の趣向性をより高めることができる。
【0045】請求項2の発明では、遊技盤を略垂直状態
で配設すると共に、前記遊技領域に打ち込まれた遊技球
が前記遊技領域の上方から下方に流下するように構成さ
れているため、遊技場等に設置する際の奥行き等のスペ
ースを無駄にせずに三次元的な遊技球の動きを演出する
ことができる。
【0046】請求項3の発明では、遊技球誘導部材が複
数設けられると共に、遊技球通過空間の広さが複数種類
設けられるため、遊技盤上を転動する遊技球の動き方が
複雑化し、遊技者にとりより高い興趣が得られる。
【0047】請求項4の発明では、遊技盤に凹部或いは
凸部の部分的な変形部を設け、遊技球通過空間を形成す
るため、外観性により三次元的な効果をより視認しやす
い遊技機を提供すると共に遊技者の興味をより引き付け
ることができる。
【0048】請求項5の発明では、透光板に凹部或いは
凸部の部分的な変形部を設け、遊技球通過空間を形成す
るため、意匠上の三次元的な効果をより視認しやすい遊
技機を提供すると共に遊技機に向けられる遊技者の興味
をより高めることができる。
【0049】請求項6の発明では、遊技球誘導部材の遊
技盤からの突出長さを変化させることにより、該遊技球
誘導部材と透光板により形成される遊技球通過空間を比
較的簡便な方法により設けることができる。
【0050】請求項7の発明では、遊技盤からの突出長
さを変化させた遊技球誘導部材を複数種類設け、これら
を遊技領域内に列状に並べたため、遊技球は遊技盤上を
転動する際に遊技球誘導部材の影響をより受けるため、
三次元的な遊技球の動きが実現し、遊技者にとってより
高い興趣が得られる。
【0051】請求項8の発明では、遊技球を入球させる
と賞球が行われる入球領域において、該入球領域に至る
までの入球の難易度を遊技球誘導部材により設定するこ
とができ、その難易度によって賞球数の変化を与えるこ
とができるようになるため、遊技者にとってはより高い
遊技の興趣の得られる弾球遊技機を提供することができ
る。
【0052】請求項9及び請求項10の発明では、遊技
球誘導部材を棒状部材、とりわけ釘部材とするため、比
較的容易に遊技球通過空間を形成することを可能とした
弾球遊技機の提供ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る弾球遊技機全体の斜
視図である。
【図2】同弾球遊技機の全体正面図である。
【図3】同弾球遊技機の遊技盤の正面図である。
【図4】同弾球遊技機の第1実施例に係る概略部分断面
図である。
【図5】同弾球遊技機の第2実施例に係る概略部分断面
図である。
【図6】同弾球遊技機の第3実施例に係る概略部分断面
図である。
【図7】同弾球遊技機の第4実施例に係る概略部分断面
図である。
【図8】同弾球遊技機の遊技級誘導部材における他の実
施例の概略斜視図である。
【図9】入賞領域と遊技球誘導部材の配置を示す概略斜
視図である。
【図10】入賞領域と遊技球誘導部材の他の配置を示す
概略斜視図である。
【符号の説明】
1 弾球遊技機 3 遊技盤 6 遊技領域 10,11 特別入賞領域 15 大入賞領域 18a、18b ランプ風車 19,21 袖入賞領域 23、25 風車 29 右落とし入賞領域 61 セル画シート(パネル等) 70 遊技球誘導部材 80 透光板 S 遊技球通過空間

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技球の打ち込まれる遊技領域が設けら
    れた遊技盤と、 遊技盤上に突設され、前記遊技領域に打ち込まれた遊技
    球を様々な方向に導く遊技球誘導部材と、 前記遊技盤前面側に所定間隔を置いて設けられ、前記遊
    技領域を覆う透光板とを備えた遊技機において、 前記透光板と、前記遊技球誘導部材の前側に、少なくと
    も遊技球が通過できる遊技球通過空間が形成されている
    ことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記遊技盤を略垂直状態で配設すると共
    に、前記遊技領域に打ち込まれた遊技球が前記遊技領域
    の上方から下方に流下するように構成されたことを特徴
    とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記遊技球誘導部材が複数設けられると
    共に、前記遊技球通過空間の広さが複数種類設けられて
    いることを特徴とする請求項1ないし請求項2に記載の
    弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記遊技盤に凹部或いは凸部の部分的な
    変形部を設けることにより、前記遊技球通過空間が形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項3の
    いずれか1項に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記透光板に凹部或いは凸部の部分的な
    変形部を設けることにより、前記遊技球通過空間が形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4の
    いずれか1項に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記遊技球誘導部材と、前記遊技球通過
    空間を設ける手段が、前記遊技盤からの遊技球誘導部材
    の前側までの突出長さを変化させることを特徴とする請
    求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の弾球遊技
    機。
  7. 【請求項7】 前記遊技盤からの遊技球誘導部材の前側
    までの突出長さを変化させた遊技球誘導部材を複数種類
    設け、該遊技球誘導部材が各種類ごとに前記遊技領域内
    に列状に並べられていることを特徴とする請求項6に記
    載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 前記遊技領域内に遊技球が入賞すると賞
    球がなされる入賞領域を複数設け、前記複数種類の遊技
    球誘導部材を各種類ごとに列状に並べ、該複数種類の遊
    技球誘導部材により、遊技球を入賞領域へ誘導するよう
    に配置し、前記各種類ごとに列状に並べられた遊技球誘
    導部材により誘導された前記遊技球が入賞する前記入賞
    領域ごとに、賞球数が異なることを特徴とする請求項7
    に記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 前記遊技球誘導部材が棒状部材であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項
    に記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】 前記棒状部材が釘部材であることを特
    徴とする請求項9に記載の弾球遊技機。
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