JP2003288356A - データサーバのアクセス制御方法、そのシステム、管理装置、及びコンピュータプログラム並びに記録媒体 - Google Patents

データサーバのアクセス制御方法、そのシステム、管理装置、及びコンピュータプログラム並びに記録媒体

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JP2003288356A
JP2003288356A JP2002089073A JP2002089073A JP2003288356A JP 2003288356 A JP2003288356 A JP 2003288356A JP 2002089073 A JP2002089073 A JP 2002089073A JP 2002089073 A JP2002089073 A JP 2002089073A JP 2003288356 A JP2003288356 A JP 2003288356A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声チャネルではユーザからの指示は音声に
より行なわれるが、それに対するデータベースの検索結
果は非音声情報、即ち画像/文字情報で得られるため、
手の不自由な人、パーソナルコンピュータ等のインター
ネットにアクセスするためのインタフェイスの操作が不
得手な人々には有効ではあるが、視覚障害者は勿論のこ
と、自動車の運転中等においては利用不可能である。ま
た、一般的な音声チャネルでは得られる回答は音声情報
のみである。 【解決手段】 データサーバに対する携帯端末装置2か
らの音声チャネルまたは非音声チャネルによるアクセス
を、データサーバに対する外部アクセスを所定の手順で
処理するメインサーバ10が受け付けて実行し、得られ
た応答を音声で応答する音声応答手順及び/又は画面表
示で応答する非音声応答手順で携帯端末装置2へ返送す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェブサイト、具
体的にはインターネット上のデータサーバのアクセス制
御方法に関し、特に音声チャネル及び非音声チャネルに
よる管理装置(局装置)への同時接続が可能な端末装置
を使用する際に、両チャネルによるデータサーバからの
応答を同時に行なうのみならず、両者の内容を同期させ
ることが可能なデータサーバのアクセス制御方法に関す
る。
【0002】また本発明は上述のようなデータサーバの
アクセス制御方法を実現するためのシステム、管理装
置、及びコンピュータプログラム並びに記録媒体に関す
る。
【0003】
【従来の技術】近年、インターネット技術の発展に伴な
って音声ポータルサイトと称される、音声によってイン
ターネットにアクセスし、所定の音声コマンドによって
音声入力を行ない、これに応答してたとえば種々の情報
をデータベースから検索し、その結果を音声情報で得る
ことが可能なウェブサイトが実用化されている。このよ
うな音声ポータルサイトは、視覚障害者、手の不自由な
人等は勿論のこと、パーソナルコンピュータ等のインタ
ーネットにアクセスするためのインタフェイス装置(端
末装置)の操作が不得手な人々のためにも、更にパーソ
ナルコンピュータのキーボード操作または携帯電話機、
PDA等のボタン操作が困難な状況、たとえば自動車の
運転中等においても利用可能であるという利点がある。
【0004】一方、音声通信とデータ通信との二つの呼
設定が同時に可能なIMT2000方式移動通信端末装
置(たとえば、NTTドコモのFOMA)と称される主
として携帯電話機を利用した通信システムが実用化され
ている。この種の通信システムの端末装置では、音声通
信の呼設定で音声ポータルによりインターネット上のデ
ータサーバにアクセスして音声情報で回答を得ること
も、またデータ通信の呼設定で非音声ポータル(パーソ
ナルコンピュータ等のキーボード操作によるネットポー
タル又はPDA,携帯電話機等のボタン操作による携帯
ポータル)によりインターネット上のデータサーバにア
クセスして非音声情報、具体的には画像/文字情報で回
答を得ることの双方が可能である。
【0005】また、ユーザからの指示を音声入力で行な
い、データベースを検索した回答を非音声情報、具体的
には画面表示で得られるようにした特開平10−126
852号公報に開示されたような発明も知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
平10−126852号公報に開示された発明では、ユ
ーザからの指示は音声入力により行なわれるが、それに
対するデータベースの検索結果は非音声情報、即ち画像
/文字情報でのみ得られる。このため、手の不自由な
人、パーソナルコンピュータ等のインターネットにアク
セスするためのインタフェイスの操作が不得手な人々に
は有効ではあるが、視覚障害者は勿論のこと、自動車の
運転中等においては利用不可能である。また、一般的な
音声ポータルサイトでは得られる回答は音声情報のみで
ある。
【0007】しかし、同一の情報をその場の状況に応じ
て、たとえば電車の中、会議中等には画像/文字情報で
得ることができ、またたとえば自動車の運転中等には音
声情報で得ることができ、更には必要に応じて画像/文
字情報と音声情報との双方で得ることができるシステム
は知られていない。
【0008】本発明は以上のような事情に鑑みてなされ
たものであり、音声チャネルまたは非音声チャネルのい
ずれでもデータサーバにアクセス可能であり、また音声
チャネルまたは非音声チャネルのいずれでも回答が得ら
れるデータサーバのアクセス制御方法を提供することに
より、その時々のユーザの状況、ユーザの能力等に応じ
て使い分けることが可能なデータサーバのアクセス制御
方法の提供を主たる目的とする。
【0009】また本発明は上述のようなデータサーバの
アクセス制御方法を実施するためのシステム、管理装
置、及びコンピュータプログラム並びに記録媒体の提供
をも目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータサー
バのアクセス制御方法は、音声入力及び音声による応答
を行なう音声チャネルと、非音声入力及び画面表示によ
る応答を行なう非音声チャネルとによる管理装置への同
時的接続が可能な端末装置から前記管理装置を介してデ
ータサーバへアクセスし、アクセスに対する応答を前記
管理装置から前記端末装置へ返送するデータサーバのア
クセス制御方法において、前記管理装置が前記端末装置
からの音声チャネルまたは非音声チャネルによるアクセ
スを受け付け、受け付けたアクセスを前記管理装置によ
る前記データサーバに対する所定のアクセス手順に対応
させて実行し、前記データサーバから得られた応答を、
前記管理装置が音声チャネルを介して音声により応答す
る音声応答手順及び/又は非音声チャネルを介して画面
表示により応答する非音声応答手順で前記端末装置へ返
送させることを特徴とする。
【0011】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御方法では、データサーバに対して端末装置から音
声チャネルまたは非音声チャネルによりアクセスする場
合に、両チャネルからのアクセス及び音声応答と非音声
(画像/文字情報)応答とが管理装置による所定のアク
セス手順対応して実行され、同一の端末装置において両
チャネルを接続している場合にも、また一方から他方へ
切り換えたような場合にも所定のアクセス手順に従った
応答が接続されているチャネルを介して送信される。
【0012】また本発明に係るデータサーバのアクセス
制御方法は上述の発明において、音声チャネルは端末装
置から音声入力されたイベントを、非音声チャネルは端
末装置から非音声入力されたイベントをそれぞれ前記管
理装置へ通知し、前記管理装置は、イベントの発生を通
知された場合に、通知されたイベントに対応する端末装
置の状態を表す端末情報を変更し、音声応答手順及び非
音声応答手順はそれぞれ、前記管理装置に対して端末情
報を適宜の時点で確認し、端末情報に変更があった場合
は変更後の端末情報に対応した処理を実行することを特
徴とする。
【0013】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御方法では、端末装置からいずれのチャネルによっ
てイベントが入力された場合にも、端末状態の変更とし
て認識されるので、変更後の状態、たとえばチャネルの
切り換え等に対応して適宜の処理が実行される。
【0014】更に本発明に係るデータサーバのアクセス
制御方法は上述の発明において、前記音声応答手順は、
前記音声チャネルのみにより応答するため第1の音声情
報と、前記音声チャネル及び非音声チャネル双方により
応答するための第2の音声情報とを含み、前記非音声応
答手順は、前記非音声チャネルのみにより応答するため
の第1の非音声情報と、前記音声チャネル及び非音声チ
ャネル双方により応答するための第2の非音声情報とを
含み、前記音声チャネルのみにより応答する場合は、前
記音声応答手順により前記第1の音声情報のみを返送
し、前記非音声チャネルのみにより応答する場合は、前
記非音声応答手順により前記第1の非音声情報のみを返
送し、前記音声チャネル及び非音声チャネル双方により
応答する場合は、前記音声応答手順により前記第2の音
声情報を、前記非音声応答手順により前記第2の非音声
情報をそれぞれ返送することを特徴とする。
【0015】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御方法では、音声チャネルのみにより応答する場合
は、音声応答手順により第1の音声情報のみを返送し、
非音声チャネルのみにより応答する場合は、非音声応答
手順により第1の非音声情報のみを返送し、両チャネル
により同時に応答する場合は、音声応答手順により第2
の音声情報と、非音声応答手順により第2の非音声情報
とを返送するので、いずれか一方のチャネルのみが接続
されている場合と両チャネルが接続されている場合と
で、それぞれのチャネルで異なる応答を行なう。
【0016】更に本発明に係るデータサーバのアクセス
制御方法は上述の各発明において、音声チャネル又は非
音声チャネルの一方によるデータサーバへのアクセス認
証が完了している場合に、前記一方のチャネルと同一の
端末装置から他方のチャネルによるアクセスがあった場
合に、前記他方のチャネルによる前記データサーバへの
アクセス認証を行なわずにアクセスが許可されることを
特徴とする。
【0017】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御方法では、音声チャネル又は非音声チャネルの一
方によるデータサーバへのアクセス認証が完了した状態
において、他方のチャネルからのデータサーバへのアク
セスが一方のチャネルによるアクセスと同一の端末装置
からのアクセスである場合には他方のチャネルによるデ
ータサーバへのアクセス認証を行なわずにアクセスを許
可する。
【0018】また本発明に係るデータサーバのアクセス
制御システムは、音声入力及び音声による応答を行なう
音声チャネルと、非音声入力及び画面表示による応答を
行なう非音声チャネルとよる同時的接続が可能な端末装
置と、該端末装置によりアクセスされるデータサーバ
と、端末装置からの音声チャネルによる前記データサー
バへのアクセスを受け付け、音声で応答する音声チャネ
ルサーバと、端末装置からの非音声チャネルによる前記
データサーバへのアクセスを受け付け、画面表示で応答
する非音声チャネルサーバとを含むデータサーバのアク
セス制御システムにおいて、前記データサーバに対する
アクセスを所定の処理手順で処理する管理サーバを備
え、該管理サーバは、端末装置からの音声チャネルまた
は非音声チャネルによるアクセスを受け付けて前記主処
理手順に従って実行し、前記主処理手順によるアクセス
により得られた応答を前記音声チャネルサーバ及び前記
非音声チャネルサーバへ送り、前記音声チャネルサーバ
は、前記管理サーバから送られた応答を音声により応答
する音声応答手順に従って端末装置へ返送し、前記非音
声チャネルサーバは、前記管理サーバから送られた応答
を画面表示により応答する非音声応答手順に従って端末
装置へ返送することを特徴とする。
【0019】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御システムでは、データサーバに対して端末装置か
ら音声チャネルまたは非音声チャネルによりアクセスす
る場合に、両チャネルからのアクセス及び音声応答と非
音声(画像/文字情報)応答とが管理装置による所定の
アクセス手順対応して実行され、同一の端末装置におい
て両チャネルを接続している場合にも、また一方から他
方へ切り換えたような場合にも所定のアクセス手順に従
った応答が接続されているチャネルを介して送信され
る。
【0020】また本発明に係るデータサーバのアクセス
制御システムは上述の発明において、前記音声チャネル
サーバは端末装置から音声入力されたイベントを、前記
非音声チャネルサーバは端末装置から非音声入力された
イベントをそれぞれ前記管理サーバへ通知し、前記管理
サーバは、端末装置の状態を表す端末情報を登録する端
末情報テーブルを有し、イベントの発生を通知された場
合に、通知されたイベントに応じて端末情報を変更し、
変更後の端末情報を前記端末情報テーブルに登録し、前
記音声チャネルサーバ及び前記非音声チャネルサーバは
それぞれ、前記管理サーバが前記端末情報テーブルに保
持している端末情報を適宜の時点で確認し、端末情報に
変更があった場合は変更後の端末情報に対応した処理を
実行するようにしてあることを特徴とする。
【0021】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御システムでは、端末装置からいずれのチャネルに
よってイベントが入力された場合にも、端末状態の変更
として認識されるので、変更後の状態、たとえばチャネ
ルの切り換え等に対応して適宜の処理が実行される。
【0022】また本発明に係るデータサーバのアクセス
制御システムは上述の発明において、前記管理サーバ
は、前記音声チャネルのみにより応答するため第1の音
声情報と、前記音声チャネル及び非音声チャネル双方に
より応答するための第2の音声情報と、前記非音声チャ
ネルのみにより応答するための第1の非音声情報と、前
記音声チャネル及び非音声チャネル双方により応答する
ための第2の非音声情報とを保持したユーザリソース管
理テーブルを有し、前記端末情報テーブルに登録されて
いる端末情報が前記音声チャネルのみによる応答を必要
としている場合は、前記音声チャネルサーバが前記ユー
ザリソース管理テーブルに保持されている前記第1の音
声情報のみを端末装置へ返送し、前記端末情報テーブル
に登録されている端末情報が前記非音声チャネルのみに
よる応答を必要としている場合は、前記非音声チャネル
サーバが前記ユーザリソース管理テーブルに保持されて
いる前記第1の非音声情報のみを端末装置へ返送し、前
記端末情報テーブルに登録されている端末情報が前記音
声チャネル及び非音声チャネルによる応答を必要として
いる場合は、前記音声チャネルサーバが前記ユーザリソ
ース管理テーブルに保持されている前記第2の音声情報
を、前記非音声チャネルサーバが前記ユーザリソース管
理テーブルに保持されている前記第2の非音声情報を、
それぞれ端末装置へ返送するようにしてあることを特徴
とする。
【0023】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御システムでは、音声チャネルのみにより応答する
場合は、音声応答手順により第1の音声情報のみを返送
し、非音声チャネルのみにより応答する場合は、非音声
応答手順により第1の非音声情報のみを返送し、両チャ
ネルにより同時に応答する場合は、音声応答手順により
第2の音声情報と、非音声応答手順により第2の非音声
情報とを返送するので、いずれか一方のチャネルのみが
接続されている場合と両チャネルが接続されている場合
とで、それぞれのチャネルで異なる応答を行なう。
【0024】更に本発明に係るデータサーバのアクセス
制御システムは上述の各発明において、前記管理サーバ
は、音声チャネルによる前記音声チャネルサーバ又は非
音声チャネルによる前記非音声チャネルサーバの一方を
介しての前記管理サーバによるデータサーバへのアクセ
ス認証が完了している場合に、前記一方のチャネルと同
一の端末装置から他方のチャネルによる前記データサー
バへのアクセスがあった場合に、前記他方のチャネルに
よる前記データサーバへのアクセス認証を行なわずにア
クセスを許可するようにしてあることを特徴とする。
【0025】このような本発明のデータサーバのアクセ
ス制御システムでは、音声チャネル又は非音声チャネル
の一方によるデータサーバへのアクセス認証が完了した
状態において、他方のチャネルからのデータサーバへの
アクセスが一方のチャネルによるアクセスと同一の端末
装置からのアクセスである場合には他方のチャネルによ
るデータサーバへのアクセス認証を行なわずにアクセス
を許可する。
【0026】また本発明に係る管理装置は、音声入力及
び音声による応答を行なう音声チャネルによるアクセス
を受け付け、音声で応答する音声チャネルサーバと、非
音声入力及び画面表示による応答を行なう非音声チャネ
ルによるアクセスを受け付け、画面表示で応答する非音
声チャネルサーバと、外部アクセスを所定の処理手順で
処理する管理サーバとを備え、該管理サーバは、音声チ
ャネルまたは非音声チャネルによるアクセスを受け付け
て前記処理手順に従って実行し、前記処理手順によるア
クセスにより得られた応答を前記音声チャネルサーバ及
び前記非音声チャネルサーバへ送り、前記音声チャネル
サーバは、前記管理サーバから送られた応答を音声によ
り応答する音声応答手順に従って送信し、前記非音声チ
ャネルサーバは、前記管理サーバから送られた応答を画
面表示により応答する非音声応答手順に従って送信する
ことを特徴とする。
【0027】このような本発明の管理装置では、データ
サーバに対して端末装置から音声チャネルまたは非音声
チャネルによりアクセスする場合に、両チャネルからの
アクセス及び音声応答と非音声(画像/文字情報)応答
とを所定のアクセス手順対応して実行し、同一の端末装
置において両チャネルを接続している場合にも、また一
方から他方へ切り換えたような場合にも所定のアクセス
手順に従った応答が接続されているチャネルを介して送
信される。
【0028】また本発明に係る管理装置は上述の発明に
おいて、前記音声チャネルサーバは音声入力されたイベ
ントを、前記非音声チャネルサーバは非音声入力された
イベントをそれぞれ前記管理サーバへ通知し、前記管理
サーバは、通知されたイベントを登録する第1のテーブ
ルを有し、イベントの発生を通知された場合に、通知さ
れたイベントに応じて第1のテーブルの内容を変更し、
前記音声チャネルサーバ及び前記非音声チャネルサーバ
はそれぞれ、前記管理サーバが前記第1のテーブルの内
容を適宜の時点で確認し、変更があった場合は変更後の
内容に対応した処理を実行するようにしてあることを特
徴とする。
【0029】このような本発明の管理装置では、端末装
置からいずれのチャネルによってイベントが入力された
場合にも、端末状態の変更として認識されるので、変更
後の状態、たとえばチャネルの切り換え等に対応して適
宜の処理が実行される。
【0030】また本発明に係る管理装置は上述の発明に
おいて、前記管理サーバは、前記音声チャネルのみによ
り応答するため第1の音声情報と、前記音声チャネル及
び非音声チャネル双方により応答するための第2の音声
情報と、前記非音声チャネルのみにより応答するための
第1の非音声情報と、前記音声チャネル及び非音声チャ
ネル双方により応答するための第2の非音声情報とを保
持した第2のテーブルを有し、前記第1のテーブルに登
録されている内容が前記音声チャネルのみによる応答を
必要としている場合は、前記音声チャネルサーバが前第
2のテーブルに保持されている前記第1の音声情報のみ
を送信し、前記第1のテーブルに登録されている内容が
前記非音声チャネルのみによる応答を必要としている場
合は、前記非音声チャネルサーバが前記第2のテーブル
に保持されている前記第1の非音声情報のみを送信し、
前記第1のテーブルに登録されている内容が前記音声チ
ャネル及び非音声チャネルによる応答を必要としている
場合は、前記音声チャネルサーバが前記第2のテーブル
に保持されている前記第2の音声情報を、前記非音声チ
ャネルサーバが前記第2のテーブルに保持されている前
記第2の非音声情報を、それぞれ送信するようにしてあ
ることを特徴とする。
【0031】このような本発明の管理装置では、音声チ
ャネルのみにより応答する場合は、音声応答手順により
第1の音声情報のみを返送し、非音声チャネルのみによ
り応答する場合は、非音声応答手順により第1の非音声
情報のみを返送し、両チャネルにより同時に応答する場
合は、音声応答手順により第2の音声情報と、非音声応
答手順により第2の非音声情報とを返送するため、いず
れか一方のチャネルのみが接続されている場合と両チャ
ネルが接続されている場合とで、それぞれのチャネルで
異なる応答を行なう。
【0032】更に本発明に係る管理装置は上述の各発明
において、前記管理サーバは、音声チャネルによる前記
音声チャネルサーバ又は非音声チャネルによる前記非音
声チャネルサーバの一方を介しての前記管理サーバによ
るデータサーバへのアクセス認証が完了している場合
に、前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方のチ
ャネルによる前記データサーバへのアクセスがあった場
合に、前記他方のチャネルによる前記データサーバへの
アクセス認証を行なわずにアクセスを許可するようにし
てあることを特徴とする。
【0033】このような本発明のデ管理装置では、音声
チャネル又は非音声チャネルの一方によるデータサーバ
へのアクセス認証が完了した状態において、他方のチャ
ネルからのデータサーバへのアクセスが一方のチャネル
によるアクセスと同一の端末装置からのアクセスである
場合には他方のチャネルによるデータサーバへのアクセ
ス認証を行なわずにアクセスを許可する。
【0034】また本発明に係るコンピュータプログラム
は、端末装置の状態を表す端末情報を登録するテーブル
及びデータサーバにアクセス可能であり、音声入力され
たイベントを音声チャネルを介して又は非音声入力され
たイベントを非音声チャネルを介して受け付けて前記デ
ータサーバにアクセスするコンピュータプログラムであ
って、前記データサーバに対する音声チャネルまたは非
音声チャネルによるアクセスをコンピュータをして付け
させる手順と、受け付けたアクセスを、前記データサー
バに対する所定のアクセス手順に対応させてコンピュー
タをして処理させる手順と、前記所定のアクセス手順に
よるアクセスに対する応答をコンピュータをして前記音
声チャネル又は非音声チャネルを介してコンピュータを
して送信させる手順とを含むことを特徴とする。
【0035】また本発明に係るコンピュータプログラム
は上述の発明において、音声チャネル又は非音声チャネ
ルの一方を介しての前記データサーバへのアクセス認証
をコンピュータをして行なわせる手順と、前記一方のチ
ャネルと同一の端末装置から他方のチャネルによるアク
セスがあった場合に、前記他方のチャネルによる前記デ
ータサーバへのアクセスをアクセス認証を行なわずにコ
ンピュータをして許可させる手順とを更に含むことを特
徴とする。
【0036】更に本発明に係るコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は、端末装置の状態を表す端末情報を登録
するテーブル及びデータサーバにアクセス可能であり、
音声入力されたイベントを音声チャネルを介して又は非
音声入力されたイベントを非音声チャネルを介して受け
付けて前記データサーバにアクセスするコンピュータプ
ログラムを記録した記録媒体であって、前記データサー
バに対する音声チャネルまたは非音声チャネルによるア
クセスをコンピュータをして受け付けさせる手順と、受
け付けたアクセスを、前記データサーバに対する所定の
アクセス手順に対応させてコンピュータをして処理させ
る手順と、前記所定のアクセス手順によるアクセスに対
する応答をコンピュータをして前記音声チャネル又は非
音声チャネルを介してコンピュータをして送信させる手
順とを記録したことを特徴とする。
【0037】更に本発明に係るコンピュータ読み取り可
能な記録媒体は上述の発明において、音声チャネル又は
非音声チャネルの一方を介しての前記データサーバへの
アクセス認証をコンピュータをして行なわせる手順と、
前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方のチャネ
ルによるアクセスがあった場合に、前記他方のチャネル
による前記データサーバへのアクセスをアクセス認証を
行なわずにコンピュータをして許可させる手順とを更に
記録したことを特徴とする。
【0038】これらの本発明のコンピュータプログラム
及びその記録媒体では、汎用コンピュータにより本発明
の管理装置が実現される。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。なお、以下の実施の形態
の説明においては、端末装置としていわゆる携帯電話機
のような携帯端末装置を例示している。しかし、携帯端
末装置としては、携帯電話機のみならず、たとえばPD
A,ポータブルコンピュータ等に同様の機能を有してい
ればよく、また携帯端末装置のみならず、固定端末装
置、たとえば固定電話機、デスクトップコンピュータ等
であってもよいことは言うまでも無い。
【0040】図1は本発明のデータサーバのアクセス制
御方法が実施されるシステムの全体の概要構成を示す模
式図である。なお、本発明のデータサーバのアクセス応
答制御システムは、基本的には、携帯電話機用の局施設
に設置されている管理装置1と、この管理装置1による
所定の主処理手順に従ってアクセスされて応答するデー
タサーバ3と、このデータサーバ3に対して管理装置1
を介してアクセスするための携帯端末装置2と、主とし
てデータサーバ3に蓄積されているデータの更新、管理
を行なうための一般のパーソナルコンピュータ(PC端
末)4とを含んでいる。
【0041】管理装置1は、主要には、データサーバ3
に直接アクセスする管理サーバとしてのメインサーバ1
0と、音声チャネル(以下、音声CHという)に接続さ
れている音声ポータルサーバである音声インタフェイス
サーバ(以下、音声IFサーバという)11と、非音声
チャネル(以下、非音声CHという)に接続されている
非音声ポータルサーバである非音声インタフェイスサー
バ(以下、Webサーバという)12とで構成されてい
る。
【0042】なおここで、携帯端末装置2は、音声CH
(一般的な音声通話用)とデータ通信用の非音声CH
(インターネットへのアクセス用)との二つのチャネル
を同時に呼設定することが可能な端末装置であり、「株
式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)」が
「FOMA(Freedom Of mobile Multimedia Access)」
との商品名で既に実用化している「IMT2000方式
移動通信端末装置」である。この携帯端末装置2が音声
CHを呼設定した場合には、携帯電話網6を介して他の
携帯電話、固定電話と通常の音声による通話が可能であ
ることは勿論であるが、所定の電話番号に呼設定するこ
とにより管理装置1の音声IFサーバ11に接続するこ
とができる。また携帯端末装置2において非音声CHを
呼設定した場合には、インターネット網5を介して管理
装置1のWebサーバ12に接続する。
【0043】音声IFサーバ11は、携帯電話網6を介
して携帯端末装置2と呼設定が可能であり、IVR(In
teractive Voice Responce)、即ち双方向の音声による
応答が可能な機能と、この機能を実現するために携帯端
末装置2から受信した音声を認識する音声認識機能及び
携帯端末装置2へ音声CHを介して通信するための音声
合成機能とを有している。
【0044】Webサーバ12は、インターネット網5
と接続されており、インターネット網5に接続されてい
る一般のパーソナルコンピュータ(以下、PC端末)4
と接続可能であることは勿論のこと、携帯端末装置2か
ら非音声CHで呼設定することによりインターネット網
5を介して接続することが可能である。なおPC端末4
はインターネット網5を介してWebサーバ12と接続
することにより、データサーバ3の保守、登録データの
更新等を行なうために使用される他、データサーバ3か
らデータを取り出すことも可能である。
【0045】なお、本実施の形態においては、データサ
ーバ3はグループウェア(GW)のデータベース(GW
DB)として構成されているものとし、以下の説明にお
いてもたとえば携帯端末装置2からのアクセスはデータ
サーバ3のGWDBに対するアクセスであるものとす
る。
【0046】しかし、データサーバ3はグループウェア
のデータベースである必要はなく、他の種々のデータベ
ース、たとえば映画のような音声情報と非音声情報(画
像)とを格納したものであっても、またたとえばカラオ
ケ用、またはビデオクリップ用のデータベースのような
音声情報としての音楽と非音声情報としての画像/文字
情報とを同期して再生出力する必要があるデータベース
であってもよく、特に本発明においてはそのような音声
情報と非音声情報とを同期して再生出力する必要がある
データベースに有効である。
【0047】図2はメインサーバ10の構成例を示すブ
ロック図である。なおこのメインサーバ10は基本的に
は汎用のパーソナルコンピュータで構成可能である。具
体的には、後述するプログラム記録媒体としてのたとえ
ばCD−ROM13に記録されているメインサーバ10
用のコンピュータプログラムを汎用コンピュータにイン
ストールすることにより、メインサーバ10として機能
させることが可能である。
【0048】メインサーバ10は、CPU100と、こ
れにバスで接続されている記憶装置としてのハードディ
スク(HD)101と、RAM102と、ROM103
と、キーボード105及びマウス106が接続された入
出力インタフェイス(IF)104と、CD−ROM1
3からコンピュータプログラムを含む種々の情報を読み
込むCD−ROMドライブ(CDD)107と、データ
サーバ3、音声IFサーバ11及びWebサーバ12と
の通信のための通信インタフェイス108と、ディスプ
レイ109等とが備えられている。
【0049】HD101には種々の情報、たとえばCD
D107から読み込まれたメインサーバ10用のコンピ
ュータプログラムCP10等も格納されているが、後述
するユーザID管理テーブルT1、端末装置の情報を登
録してあるユーザ状態テーブルT2、ユーザリソーステ
ーブルT3等のテーブルが格納されている。
【0050】図3はユーザID管理テーブルT1の登録
内容を示す模式図である。このユーザID管理テーブル
T1には、個々のユーザに関して、(1)ユーザID
(管理装置1にアクセスするためのID)、(2)PW
(同パスワード)、(3)発信番号(携帯端末装置2の
発信番号)、(4)GWユーザID(データサーバ3の
後述するグループウェアDB31にアクセスするための
ユーザID)、(5)GWPW(同パスワード)等が予
め登録されている。
【0051】従って、メインサーバ10は音声IFサー
バ11又はWebサーバ12からデータサーバ3に対す
るアクセス要求があった場合には、最初にメインサーバ
10がこのユーザID管理テーブルT1に登録されてい
る内容に従ってユーザ認証を行なうと共に、グループウ
ェアDB31へのアクセスのための認証も行なうことが
できる。
【0052】ユーザ状態テーブルT2には、個々のユー
ザに関して(1)ユーザID、(2)シーケンス状態
(ユーザIDに対応する現シーケンスの状態を表す情
報)、(3)アクセス状態(音声CHと非音声CHとい
ずれで、または双方で接続しているかを示す情報)、
(4)イベントテーブル(シーケンス状態に対応するイ
ベントを表す情報)、(5)状態遷移テーブル(状態の
遷移状態を示す処理マトリックス)等が登録されてい
る。
【0053】ユーザ状態テーブルT2はより詳細には、
図4の模式図に示すユーザ状態管理テーブルT21、図
5の模式図に示す状態テーブルT22、図6の模式図に
示すアクセス状態テーブルT23、図7の模式図に示す
イベントテーブルT24、図8の模式図に示す状態遷移
テーブルT25を含んでいる。
【0054】図4に示すユーザ状態管理テーブルT21
は、個々のユーザに関して、ユーザNOと、ユーザID
と、シーケンス状態(その時点のそのユーザの携帯端末
装置2のシーケンスを表す情報)とが登録されている。
【0055】図5に示す状態テーブルT22は、上述の
ユーザ状態管理テーブルT21のシーケンス状態に対応
して実際の状態が登録されており、またそれぞれの状態
におけるアクセス状態(音声CHと非音声CHとのいず
れが、または双方が接続しているかを示す状態)が登録
されている。
【0056】図6に示すアクセス状態テーブルT23に
は、上述の状態テーブルT22のアクセス状態に対応し
て具体的にいずれのチャネルが、または双方のチャネル
が接続されているかの状態が登録されている。
【0057】図7に示すイベントテーブルT24には、
音声IFサーバ11またはWebサーバ12からメイン
サーバ10に与えられるユーザイベントそれぞれに対応
して、メインサーバ10、音声IFサーバ11、Web
サーバ12のいずれがトリガサーバであり、またどのよ
うなモジュール(各サーバが実行可能な機能)がトリガ
であるかが予め登録されている。
【0058】図8に示す状態遷移テーブルT25は、遷
移元の状態の番号、イベント番号(遷移元の状態におい
て発生するイベント)、処理ルーチン(各サーバ10、
11、12のいずれかで実行されるルーチン)、状態遷
移番号(イベント発生の結果、遷移する先の状態)が予
め登録されている。
【0059】メインサーバ10はこれらのユーザ状態テ
ーブルT2(ユーザ状態管理テーブルT21、状態テー
ブルT22、アクセス状態テーブルT23、イベントテ
ーブルT24、状態遷移テーブルT25)の内容に従っ
て、携帯端末装置2からのアクセス(イベント発生)に
音声CH又は非音声CHで携帯端末装置2へ応答し、ま
た同時にその結果の状態を登録することにより、次のイ
ベント発生に備える。従って、携帯端末装置2からのグ
ループウェアDB31へのアクセスはその時々の音声C
Hと非音声CHとの接続状況に従って音声IFサーバ1
1またはWebサーバ12からメインサーバ10に送ら
れ、これに対する応答も基本的にはメインサーバ10に
よる所定の主処理手順に従って処理され、その時々の音
声CHと非音声CHとの接続状態に従って音声IFサー
バ11またはWebサーバ12のいずれか、または双方
へ送られる。
【0060】ユーザリソーステーブルT3には、(1)
ユーザID、(2)音声CH(ユーザIDに対応して接
続されている音声チャネル)、(3)表示URL(ユー
ザIDに対応して非音声CHにより携帯端末装置2に表
示すべきURL)、(4)応答メッセージ番号(ユーザ
IDに対応する携帯端末装置2へ送信すべき音声による
メッセージ)、(5)ユーザ投入情報(ユーザIDに対
応する携帯端末装置2から投入されたユーザの指示)、
(6)GW情報(ユーザ投入情報に対応するグループウ
ェアの情報)等が予め登録されている。
【0061】従って、このユーザリソーステーブルT3
に、携帯端末装置2からデータサーバ3へのアクセスの
結果得られた同一の結果に関して、音声CHのみが接続
している場合と両チャネルが接続している場合とで異な
る音声メッセージを、また非音声CHのみが接続してい
る場合と両チャネルが接続している場合とで異なる非音
声メッセージ(URL)をそれぞれ用意しておくことが
できる。これにより、データサーバ3から同一の回答を
携帯端末装置2へ返送する場合にも、いずれか一方のチ
ャネルのみが接続されている場合と両チャネルが接続さ
れている場合とで異なる音声メッセージ、異なる非音声
メッセージを携帯端末装置2へ返送することができる。
【0062】これは、携帯端末装置2がいずれか一方の
チャネルのみを接続している場合にはそのチャネルのみ
で全ての情報をユーザに知らせる必要があるが、両チャ
ネルが接続している場合には両チャネルでそれぞれの情
報を補完し合うことができるからである。また、たとえ
ばユーザが天気予報を知りたい場合には、音声CHのみ
が接続している状態では音声情報のみによって、また非
音声CHのみが接続している状態では非音声情報、即ち
画像/文字情報のみによってそれぞれ詳細な天気予報を
報知する必要があるが、両チャネルが接続されている場
合には両チャネルの情報、即ち音声情報と画像/文字情
報との双方で有機的に補完して天気予報を報知すること
ができるためである。
【0063】上述の各テーブルT1、T2、T3の登録
内容は以下のようにしてメインサーバ10により利用さ
れる。
【0064】まず、メインサーバ10がユーザ認証を行
なう場合、ユーザ初期状態、即ち携帯端末装置2と回線
接続した状態で、ユーザID、PW、発信番号を認証
し、GWユーザID、GWPWと対応付けを行ない、G
WユーザID、GWPWによりグループウェアへのアク
セスの認証を行なう。アクセスが許可された後は、ユー
ザID管理テーブルT1により管理される。
【0065】またメインサーバ10はユーザ状態テーブ
ルT2を使用して、各ユーザの音声CHと非音声CHと
のシーケンス状態、即ちいずれの、または双方のCHが
接続されているかを管理し、この状態と発生イベント、
即ちユーザが携帯端末装置2から入力したコマンドに応
じて、次に実行すべき処理ルーチンと次に遷移すべき状
態とをマトリクス管理する。
【0066】更にメインサーバ10はユーザリソーステ
ーブルT3を使用して、現在の接続情報(ユーザIDと
接続している音声CH)、現表示・応答情報(表示UR
L・応答メッセージ番号・ユーザ投入情報・GWスケジ
ュール内容)を管理する。
【0067】なお、メインサーバ10により実行される
処理ルーチンとしては、音声IFサーバ11及びWeb
サーバ12からの適宜の時点で、たとえば定期的にユー
ザ状態の変更の有無を確認し、その結果に応じて音声応
答・表示情報を指示すること、データサーバ3からスケ
ジュール内容を取得すること、音声IFサーバ11また
はWebサーバ12からのユーザ投入情報に対応したユ
ーザ状態遷移のユーザ状態テーブルT2への反映等があ
る。
【0068】図9は音声IFサーバ11の構成例を示す
ブロック図である。なおこの音声IFサーバ11は基本
的には汎用のパーソナルコンピュータで構成可能であ
る。具体的には、後述するプログラム記録媒体としての
たとえばCD−ROM13に記録されている音声IFサ
ーバ11用のコンピュータプログラム、音声認識・音声
合成用のコンピュータプログラムをインストールするこ
とにより、汎用コンピュータを音声IFサーバ11とし
て機能させることが可能である。
【0069】音声IFサーバ11は、CPU110と、
これにバスで接続されている記憶装置としてのハードデ
ィスク(HD)111と、RAM112と、ROM11
3と、キーボード115及びマウス116が接続された
入出力インタフェイス(IF)114と、CD−ROM
13からコンピュータプログラムを含む種々の情報を読
み込むCD−ROMドライブ(CDD)117と、メイ
ンサーバ10及び携帯電話網6との通信のための通信イ
ンタフェイス118と、ディスプレイ119等とが備え
られている。
【0070】HD111にはCDD117から読み込ま
れた音声IFサーバ11用のコンピュータプログラムC
P11と、音声認識プログラムCP111と、音声合成
プログラムCP112とが格納されている。なお、これ
らの音声認識プログラムCP111及び音声合成プログ
ラムCP112はCPU110により実行されることに
より、携帯電話網6を介して携帯端末装置2から受信し
たユーザの音声コマンドを認識し、またメインサーバ1
0から与えられるGWの情報を合成音声入力変換する。
但し、これらの音声認識プログラムCP111及び音声
合成プログラムCP112に代えて、専用のハードウェ
アを使用してもよいことは言うまでも無い。
【0071】音声IFサーバ11の機能は主として以下
のようなものである。まず、音声CHを介しての着信が
あった場合、携帯端末装置2からの音声CHを介しての
初期着信をメインサーバ10へ報告し、前述のような認
証を依頼すること、携帯端末装置2からのユーザの音声
入力によるコマンドを音声認識し、その結果をメインサ
ーバ10へユーザ入力情報として報告し、これに対応し
たユーザ状態遷移のユーザ状態テーブルT2への反映を
依頼する。
【0072】また音声IFサーバ11は、音声応答を行
なう場合は、メインサーバ10に対してユーザ状態変更
の確認を適宜の時点で、たとえば定期的に実行し、音声
応答情報を取得し、このメインサーバ10から取得した
応答情報を音声合成して音声信号化し、携帯端末装置2
へ音声CHを介して送信する。
【0073】図10はWebサーバ12の構成例を示す
ブロック図である。なおこのWebサーバ12は基本的
には汎用のパーソナルコンピュータで構成可能である。
具体的には、後述するプログラム記録媒体としてのたと
えばCD−ROM13に記録されているWebサーバ1
2用のコンピュータプログラムをインストールすること
により、汎用コンピュータをWebサーバ12として機
能させることが可能である。
【0074】Webサーバ12は、CPU120と、こ
れにバスで接続されている記憶装置としてのハードディ
スク(HD)121と、RAM122と、ROM123
と、キーボード125及びマウス126が接続された入
出力インタフェイス(IF)124と、CD−ROM1
3からコンピュータプログラムを含む種々の情報を読み
込むCD−ROMドライブ(CDD)127と、メイン
サーバ10、インターネット網5及び携帯電話網6との
通信のための通信インタフェイス128と、ディスプレ
イ129等とが備えられている。
【0075】HD121にはCDD127から読み込ま
れたWebサーバ12用のコンピュータプログラムCP
12が格納されている。
【0076】Webサーバ12の機能は主として以下の
ようなものである。携帯端末装置2からの非音声CHを
介しての初期アクセスをメインサーバ10へ報告し、前
述のような認証を依頼すること、携帯端末装置2からの
非音声情報投入(主として携帯端末装置2のボタン操作
による)によるコマンドをメインサーバ10へユーザ入
力情報として報告し、これに対応したユーザ状態遷移の
ユーザ状態テーブルT2への反映を依頼する。
【0077】またWebサーバ12は、メインサーバ1
0に対してユーザ状態変更の確認を適宜の時点で、たと
えば定期的に実行し、携帯端末装置2の画面に表示すべ
き画像/文字情報を取得し、このメインサーバ10から
取得した画像/文字情報を携帯端末装置2へ非音声CH
を介して送信する。
【0078】なおWebサーバ12は上述の携帯端末装
置2からのアクセスに対する処理の他、PC端末4から
のアクセスに対する処理も行なう。PC端末4からアク
セスがあった場合、Webサーバ12はこれをメインサ
ーバ10へ報告し、認証を依頼する。認証が認められた
場合、PC端末4からの情報投入に対応して、データサ
ーバ3に登録されているグループウェア情報の表示、更
新等をメインサーバ10を介して行なう他、PC端末4
からのグループウェアDB31に対するスケジュール情
報の取得も可能である。
【0079】図11はデータサーバ3の構成例を示すブ
ロック図である。なおこのデータサーバ3は基本的には
汎用のパーソナルコンピュータで構成可能である。具体
的には、後述するプログラム記録媒体としてのたとえば
CD−ROM13に記録されているデータサーバ3用の
コンピュータプログラムをインストールすることによ
り、汎用コンピュータをデータサーバ3として機能させ
ることが可能である。
【0080】データサーバ3は、CPU300と、これ
にバスで接続されている記憶装置としてのハードディス
ク(HD)301と、RAM302と、ROM303
と、キーボード305及びマウス306が接続された入
出力インタフェイス(IF)304と、CD−ROM1
3からコンピュータプログラムを含む種々の情報を読み
込むCD−ROMドライブ(CDD)307と、メイン
サーバ10との通信のための通信インタフェイス308
と、ディスプレイ309等とが備えられている。
【0081】HD301にはCDD307から読み込ま
れたデータサーバ3用のコンピュータプログラムCP3
0と、予め格納されているグループウェアデータベース
(GWDB)31とが格納されている。
【0082】データサーバ3としては、一般的な既存の
データベースサーバが使用可能であり、特に本発明のた
めに特別なものが必要なわけではない。なお、データサ
ーバ3は本実施の形態においては一例としてGW(グル
ープウェア)のデータサーバとして機能するように構成
されている。具体的には、データサーバ3は、メインサ
ーバ10からGWユーザID、GWPWによるアクセス
を受け付けて認証を行ない、認証結果をメインサーバ1
0へ通知する。また認証が認められた後は、データサー
バ3は、メインサーバ10を介しての各ユーザアクセス
に従ってグループウェア情報をGWDB31から検索し
てその結果をメインサーバ10へ報告する。
【0083】なお、GWDB31には、GWユーザID
と、各GWユーザIDに対応するGWPWと、グループ
ウェアとしての実際のコンテンツである種々のスケジュ
ール情報とが登録されている。
【0084】次に、上述のような本発明のシステム構成
により実施されるデータサーバのアクセス制御方法の実
際の手順に付いて説明するが、まず最初にユーザが本発
明のシステムを実際に使用する場合の3通りの方法につ
いて、図12の模式図を参照して説明する。
【0085】本発明のデータサーバのアクセス応答制御
システムにおいては、携帯端末装置2を利用するユーザ
は音声CHと非音声CHとの双方を同時に、またはいず
れか一方のみを管理装置1に接続して使用することが可
能である。また、状況に応じては、音声CHのみを使用
中のある時点において非音声CHの使用を開始してそれ
以降は両CHを同時に使用することも、また非音声CH
のみを使用中のある時点において音声CHの使用を開始
してそれ以降は両CHを同時に使用することも可能であ
る。更に、状況に応じては、音声CHのみを使用中のあ
る時点において非音声CHの使用を開始してそれ以降は
非音声CHのみを使用することも、また非音声CHのみ
を使用中のある時点において音声CHの使用を開始して
それ以降は音声CHのみを使用することも可能である。
また更に、音声CHと非音声CHとの双方を同時に使用
中のある時点において一方のCHを切断してそれ以降は
他方のCHのみを使用することも可能である。
【0086】たとえば、図12には、ユーザUが携帯端
末装置2を使用して「AさんのX月Y日のスケジュー
ル」をデータサーバ3に問い合わせた場合の結果が示さ
れている。
【0087】図12(a) には、ユーザUが携帯端末装置
2を音声CHと非音声CHとの双方で管理装置1に接続
している状態が示されており、音声CHでは「Aさんの
X月Y日のスケジュールを読み上げます。」「10時か
ら12時まで部内会議出席、13時から15時まで業者
打合せで外出」「以上です。」というように合成音声で
応答があり、また同時に非音声CHでは携帯端末装置2
の画面に「AさんのX月Y日のスケジュール」「10:
00 部内会議」「13:00 外出」というように文
字情報が表示される。
【0088】また、図12(b) には、ユーザUが携帯端
末装置2を音声CHのみで管理装置1に接続している状
態が示されており、「AさんのX月Y日のスケジュール
は、」「10時から12時まで部内会議出席、13時か
ら15時まで業者打合せで外出。以上です。」というよ
うに携帯端末装置2のスピーカから合成音声で応答があ
り、最後に「Web接続しますか?」と合成音声で確認
のメッセージが行なわれる。
【0089】このような音声CHのみの接続による携帯
端末装置2の使用は、たとえば自動車の運転中等の場
合、またはコンテンツそのものがたとえば音楽等の音声
情報中心である場合に有効である。
【0090】更に、図12(c) には、ユーザUが携帯端
末装置2を非音声CHのみで管理装置1に接続している
状態が示されており、携帯端末装置2の画面に「Aさん
のX月Y日のスケジュール」「10:00 部内会議」
「13:00 外出」というように文字情報が表示され
る。
【0091】このような非音声CHのみの接続による携
帯端末装置2の使用は、たとえば会議中、電車の中等の
場合、またはコンテンツそのものがたとえば地図情報等
の画像/文字情報中心の場合に有効である。
【0092】なお、この図12には示していないが、そ
の場の状況、またはコンテンツによっては音声CHと非
音声CHとを交互に切り換えて使用することが有効な場
合もあり得るが、本発明ではそのような場合にも対処可
能であり、またそのような場合には音声CHと非音声C
Hとが常に時系列的に同期しており、途中で一方から他
方へ切り換えた場合においても一つのコンテンツとして
の時系列的な連続性を維持することができる。
【0093】更に、図12(a) に示されている音声CH
と非音声CHとの双方を接続している場合の音声CHに
よる応答と、図12(b) に示されている音声CHのみを
接続している場合の音声CHによる応答とでは、実質的
な内容は同一ではあるが、実際の応答が異なっている。
これは、図12(a) に示されている音声CHと非音声C
Hとの双方を接続している場合には、音声CHによる応
答と非音声CHによる画像/文字情報による応答との双
方をユーザUが得ることができるが、図12(b) に示さ
れている音声CHのみを接続している場合には、音声C
Hによる応答のみしか得られないため、音声CHと非音
声CHとのいずれか一方が接続されている場合と双方が
接続されている場合とで、それぞれのチャネルによる応
答内容を異ならせるようにしているためである。
【0094】以下、本発明のシステムにより実施される
データサーバのアクセス制御の実際の手順に付いて具体
的に説明する。図13及び図16はメインサーバ10に
よる処理手順を示すフローチャートであり、図14、図
15、図17、図18はシステム全体の処理シーケンス
を示すシーケンスフローチャートである。
【0095】図13はメインサーバ10のメインプロセ
スを示しているが、このメインプロセスは基本的にはユ
ーザ認証のためのプロセスである。メインサーバ10は
常時音声IFサーバ11またはWebサーバ12からの
アクセスを待機しており (ステップS11)、アクセス
があった場合にそれが既に接続済みのチャネルであった
場合には(ステップS12でYES)、上述のステップ
S11へ処理を戻して次のアクセスを待機する。しか
し、音声IFサーバ11またはWebサーバ12からの
アクセスがあった場合にそれが未だ接続されていないチ
ャネルからであった場合(ステップS12でNO)、換
言すればそれまで接続されていなかった音声CHまたは
非音声CHから接続要求があった場合はメインサーバ1
0は所定の手順でユーザ認証を行なう(ステップS1
3)。なおこのユーザ認証の手順そのものは公知の技術
を利用すればよく、本発明に特有なものではない。
【0096】ユーザ認証が不成功であった場合(ステッ
プS14でNO)、メインサーバ10は認証が不成功で
あったことを、先のアクセス要求が音声IFサーバ11
からであった場合には音声IFサーバ11へ、Webサ
ーバ12からであった場合にはWebサーバ12へそれ
ぞれ通知する(ステップS15)。
【0097】認証が成功した場合(ステップS14でY
ES)、メインサーバ10は認証が成功したことを、先
のアクセス要求が音声IFサーバ11からであった場合
には音声IFサーバ11へ、Webサーバ12からであ
った場合にはWebサーバ12へそれぞれ通知し(ステ
ップS16)、その後に図16に示されているユーザプ
ロセス生成の処理を行なう(ステップS17)。
【0098】図14は携帯端末装置2から音声CHによ
り初期認証を行なう場合のシーケンスを示すシーケンス
フローチャートである。
【0099】まず、ユーザが携帯端末装置2の操作によ
り音声CHの呼設定をして音声アクセスを行なうと、携
帯端末装置2から音声IFサーバ11へ発信番号が送ら
れる(P11)。音声IFサーバ11は携帯端末装置2
から受信した発信番号と音声CH(具体的には、音声C
Hを特定する情報)とをメインサーバ10へ送って音声
認証依頼を行なう(P12)。
【0100】メインサーバ10は音声IFサーバ11か
ら送られてきた発信番号に従って、ユーザID管理テー
ブルT1を参照してユーザ確認を行なう(P13)。こ
の結果、メインサーバ10は発信番号に対応するユーザ
ID、PW(パスワード)、GW(グループウェア)ユ
ーザID、GWPW(グループウェアパスワード)をユ
ーザID管理テーブルT1から取得する(P14)。次
にメインサーバ10は、ユーザID管理テーブルT1か
ら取得したGWユーザIDとGWPWとをデータサーバ
3へ送ってグループウェアDB31に対するユーザ認証
を行なう(P15)。
【0101】但し、この時点で既に非音声CHによって
認証が完了している場合はこのデータサーバ3のグルー
プウェアDB31に対するユーザ認証は行なう必要が無
い。換言すれば、既に非音声CHによってグループウェ
アDB31に対するユーザ認証が完了している場合に
は、非音声CHによってメインサーバ10に対して既に
行なわれたユーザ認証と新たに音声CHによってメイン
サーバ10に対して行なわれたユーザ認証との一致を確
認することにより、新たに音声CHによって行なわれた
ユーザ認証によりグループウェアDB31に対するユー
ザ認証を二重に行なうことはしない。
【0102】グループウェアDB31においてユーザ認
証が成功すると、それを受けてメインサーバ10はユー
ザ状態テーブルT2にユーザ状態書込を行なう(P1
6)。この場合、音声CHでの認証依頼であったので、
ユーザ状態テーブルT2のユーザIDに対応してユーザ
状態として「音声認証済み」が書き込まれる。但しこの
場合、既に非音声CHによる接続も行なわれていれば、
ユーザ状態は両チャネルによる接続が行なわれている、
という状態になる。
【0103】メインサーバ10は上述のようにして音声
IFサーバ11からの初期認証の要求に対して認証を行
ない、その結果生じた状態の変化(音声CHの認証済
み)に応じて応答すべき情報、たとえばユーザID、表
示URL、音声CH、ユーザ投入情報、スケジュール内
容等をユーザリソーステーブルT3から読み出す(P1
7)。以上のようにして、ユーザID管理テーブルT
1、ユーザ状態テーブルT2及びユーザリソーステーブ
ルT3の内容がメインサーバ10により管理されてい
る。
【0104】一方、音声IFサーバ11は音声CHが接
続中である場合は適宜の時点で、たとえば定期的に、W
ebサーバ12は非音声CHが接続中である場合は適宜
の時点で、たとえば定期的に、いずれもメインサーバ1
0に対してユーザ状態変更の確認を行なっている(P2
0→P16、P18→P16)。従って、音声IFサー
バ11は音声CHが接続状態であることが確認される
と、メインサーバ10が上述のP17のプロセスにおい
てユーザリソーステーブルT3から読み出している情報
の内の自身に必要な情報、即ち発信番号、音声CH、応
答内容を受信し(P20)、この場合は音声認証が完了
したとの応答内容を音声合成機能により合成音声化して
音声CHで携帯端末装置2へ送信してそのスピーカから
発声させる(P21)。
【0105】なお上述の音声IFサーバ11による合成
音声での応答と共に、携帯端末装置2が非音声CHでも
管理装置1に接続している場合には、Webサーバ12
は非音声CHが接続状態であることが確認されると、メ
インサーバ10が上述のP17のプロセスにおいてユー
ザリソーステーブルT3から読み出している情報の内の
自身に必要な情報、即ちユーザID、表示URL、スケ
ジュール内容を受信し(P18)、この場合は音声認証
が完了したとの応答内容を画像/文字情報にて非音声C
Hで携帯端末装置2へ送信してその画面に表示する(P
19)。
【0106】図15は携帯端末装置2から非音声CHに
より初期認証を行なう場合のシーケンスを示すシーケン
スフローチャートである。
【0107】まず、ユーザが携帯端末装置2の操作によ
り非音声CHの呼設定をして非音声アクセス(以下、W
ebアクセスという)を行なうと、携帯端末装置2から
Webサーバ12へユーザID及びPW(パスワード)
が送られる(P31)。Webサーバ12は携帯端末装
置2から受信したユーザIDとPWとをメインサーバ1
0へ送ってWeb認証依頼を行なう(P32)。
【0108】メインサーバ10はWebサーバ12から
送られてきたユーザID及びPWに従って、ユーザID
管理テーブルT1を参照してユーザ確認を行なう(P3
3)。この結果、メインサーバ10はユーザID及びP
Wに対応するGWユーザID及びGWPW(グループウ
ェアパスワード)をユーザID管理テーブルT1から取
得する(P34)。次にメインサーバ10は、ユーザI
D管理テーブルT1から取得したGWユーザIDとGW
PWとをデータサーバ3へ送って、グループウェアDB
31に対するユーザ認証を行なう(P35)。
【0109】但し、この時点で既に音声CHによって認
証が完了している場合はこのデータサーバ3のグループ
ウェアDB31に対するユーザ認証は行なう必要が無
い。換言すれば、既に音声CHによってグループウェア
DB31に対するユーザ認証が完了している場合には、
音声CHによってメインサーバ10に対して既に行なわ
れたユーザ認証と新たに非音声CHによってメインサー
バ10に対して行なわれたユーザ認証との一致を確認す
ることにより、新たに非音声CHによって行なわれたユ
ーザ認証によりグループウェアDB31に対するユーザ
認証を二重に行なうことはしない。
【0110】グループウェアDB31においてユーザ認
証が成功すると、それを受けてメインサーバ10はユー
ザ状態テーブルT2にユーザ状態書込を行なう(P3
6)。この場合、非音声CHでの認証依頼であったの
で、ユーザ状態テーブルT2のユーザIDに対応してユ
ーザ状態として「Web認証済み」が書き込まれる。但
しこの場合、既に音声CHによる接続も行なわれていれ
ば、ユーザ状態は両チャネルによる接続が行なわれてい
る、という状態になる。
【0111】メインサーバ10は上述のようにしてWe
bサーバ12からの初期認証の要求に対して認証を行な
い、その結果生じた状態の変化(非音声CHの認証済
み)に応じて応答すべき情報、たとえばユーザID、表
示URL、音声CH、ユーザ投入情報、スケジュール内
容等をユーザリソーステーブルT3から読み出す(P3
7)。以上のようにして、ユーザID管理テーブルT
1、ユーザ状態テーブルT2及びユーザリソーステーブ
ルT3の内容がメインサーバ10により管理されてい
る。
【0112】一方、Webサーバ12は非音声CHが接
続中である場合は適宜の時点で、たとえば定期的に、音
声IFサーバ11は音声CHが接続中である場合は適宜
の時点で、たとえば定期的に、いずれもメインサーバ1
0に対してユーザ状態変更の確認を行なっている(P3
8→P16、P40→P16)。従って、Webサーバ
12は非音声CHが接続状態であることが確認される
と、メインサーバ10が上述のP37のプロセスにおい
てユーザリソーステーブルT3から読み出している情報
の内の自身に必要な情報、即ちユーザID、表示UR
L、スケジュール内容を受信し(P40)、この場合は
Web認証が完了したとの応答内容を画像/文字情報に
て非音声CHで携帯端末装置2へ送信してその画面に表
示する(P41)。
【0113】なお上述のWebサーバ12による画像/
文字情報での応答と共に、携帯端末装置2が音声CHで
も管理装置1に接続している場合には、音声IFサーバ
11は音声CHが接続状態であることが確認されると、
メインサーバ10が上述のP37のプロセスにおいてユ
ーザリソーステーブルT3から読み出している情報の内
の自身に必要な情報、即ち発信番号、非音声CH、応答
内容を受信し(P38)、この場合は音声認証が完了し
たとの応答内容を音声合成機能により合成音声化して音
声CHで携帯端末装置2へ送信してそのスピーカから発
声させる(P39)。
【0114】以上のようにして音声CHまたは非音声C
Hからの初期認証が行なわれるので、ユーザは携帯端末
装置2を使用してのグループウェアDB31への実際の
アクセスが可能な状態になる。
【0115】図16はメインサーバ10によるユーザプ
ロセスの手順を示しており、これが携帯端末装置2から
グループウェアDB31へのアクセスに対して管理装置
1による実行される所定の主処理手順である。
【0116】まずメインサーバ10はユーザ用の初期H
TMLを作成する(ステップS21)。これは、アクセ
スがあり、認証が成功した携帯端末装置2の画面に非音
声CHで送信して表示するための初期画面である。この
後、メインサーバ10は一旦、各プロセスからのメッセ
ージを待機する状態になる(ステップS22)。
【0117】そして、なんらかのメッセージが与えられ
るとメインサーバ10は与えられたメッセージに応じて
処理を分岐させる(ステップS23)。ここで、たとえ
ば音声IFサーバ11からの音声応答プロセス(図19
参照)からの状態問い合わせがあった場合は(ステップ
S24)、ユーザ状態テーブルT2を参照して現在の状
態を音声IFサーバ11へ送り返す(ステップS2
5)。しかし、たとえば音声IFサーバ11またはWe
bサーバ12からのメッセージにより状態変更があり
(ステップS31でYES)、これがグループウェアの
参照である場合は(ステップS32でYES)、以下の
ような処理が行なわれる。
【0118】メインサーバ10に対して音声IFサーバ
11またはWebサーバ12からグループウェアDB3
1への参照があった場合(ステップS32でYES)、
メインサーバ10は要求されたデータをグループウェア
DB31から取得し(ステップS33)、取得したデー
タを携帯端末装置2の画面に表示するためのHTMLフ
ァイルを更新し(ステップS34)、また同一のデータ
を携帯端末装置2のスピーカから合成音声で発声するた
めのデータを作成する(ステップS35)。これらのデ
ータはユーザリソーステーブルT3から読み出される。
【0119】この際、ステップS33においてメインサ
ーバ10がグループウェアDB31から取得するデータ
は、音声IFサーバ11またはWebサーバ12のいず
れからのメッセージによるかには拘わらず、両者から同
一の内容のメッセージ、たとえば「AさんのX月Y日の
スケジュール」を問い合わせるメッセージであれば、そ
れが音声IFサーバ11からの音声入力によるものであ
るとWebサーバ12からの非音声入力(キー操作また
はボタン操作)によるものであるとには拘わらず、メイ
ンサーバ10からグループウェアDB31へは同一のメ
ッセージが送られ、当然のことながらグループウェアD
B31からも同一のデータがメインサーバ10へ回答さ
れる。
【0120】また、上述のようにしてメインサーバ10
により取得されたグループウェアDB31からの回答の
データに基づいて音声IFサーバ11により作成される
合成音声発生のためのデータ及びWebサーバ12によ
り作成されるHTMLファイルの内容は実質的に同一で
ある。
【0121】なお、携帯端末装置2から音声IFサーバ
11への音声CHによる接続が接続された場合は(ステ
ップS41)、その時点で作成されているWebサーバ
12から携帯端末装置2へ送信すべきHTMLが削除さ
れ(ステップS42)、音声CHが切断される(音声I
Fサーバ11による音声応答プロセスが終了する)
((ステップS43)。
【0122】図17は携帯端末装置2から音声CHによ
りグループウェアDB31にアクセスする場合のシーケ
ンスを示すシーケンスフローチャートである。なお、こ
こでは既にユーザ認証は完了しているものとする。
【0123】まず、ユーザが携帯端末装置2の操作によ
り音声CHによりグループウェアDB31に対してアク
セスするための音声コマンドを音声入力で行なうと(P
51)、音声コマンドを音声IFサーバ11が音声認識
してユーザ投入情報とし、ユーザID及び現URL(デ
ータサーバ3のURL)と共にメインサーバ10へ送る
(P52)。
【0124】メインサーバ10は音声IFサーバ11か
ら送られてきたユーザIDに従ってユーザID管理テー
ブルT1を参照してユーザ確認を行ない(P53)、ユ
ーザIDに対応するGW(グループウェア)ユーザI
D、GWPWをユーザID管理テーブルT1から取得す
る(P54)。次にメインサーバ10は、音声IFサー
バ11から送られてきたユーザID、現URL及びユー
ザ投入情報に従ってユーザ状態テーブルT2の状態を変
更し(P55)、グループウェアDB31へGWユーザ
ID及びGWPWを与えてアクセスし(P56)、表示
・応答情報(スケジュール内容)を取得する(P5
7)。メインサーバ10はこのようにしてグループウェ
アDB31から取得した表示・応答情報(スケジュール
内容)をユーザリソーステーブルT3へ、ユーザID、
現URL、ユーザ投入情報と共に投入する(P58)。
【0125】一方、音声IFサーバ11は音声CHが接
続中である場合は適宜の時点で、たとえば定期的に、W
ebサーバ12は非音声CHが接続中である場合は適宜
の時点で、たとえば定期的に、いずれもメインサーバ1
0に対してユーザ状態変更の確認を行なっている(P6
1→P55、P59→P55)。従って、音声IFサー
バ11は音声CHが接続状態であり、状態変化があった
ことを確認した場合はユーザリソーステーブルT3から
自身に必要な情報、即ち発信番号、音声CH、応答内容
(この場合は先に音声入力したユーザ投入情報に対する
グループウェアDB31からの応答内容)を受信し(P
61)、応答内容を音声合成機能により合成音声化して
音声CHで携帯端末装置2へ送信してそのスピーカから
発声させる(P62)。
【0126】なお上述の音声IFサーバ11による合成
音声での応答と共に、携帯端末装置2が非音声CHでも
管理装置1に接続している場合には、Webサーバ12
は非音声CHが接続状態であり、状態変化があったこと
を確認した場合はユーザリソーステーブルT3から自身
に必要な情報、即ちユーザID、表示URL及びスケジ
ュール内容を受信し(P59)、スケジュール内容を非
音声CHにより携帯端末装置2へ送信してその画面に表
示させる(P60)。
【0127】図18は携帯端末装置2から非音声CHに
よりグループウェアDB31にアクセスする場合のシー
ケンスを示すシーケンスフローチャートである。なお、
ここでは既にユーザ認証は完了しているものとする。
【0128】まず、ユーザが携帯端末装置2の操作によ
りユーザ情報、即ちグループウェアDB31への問い合
わせ事項としての端末情報を入力し、Webサーバ12
に接続するためのWebボタンを押下して非音声CHに
よりWebサーバ12にアクセスする(P71)。We
bサーバ12はこの携帯端末装置2からのアクセスを受
けて、ユーザID、現URL及びユーザ投入情報をメイ
ンサーバ10へ送る(P72)。
【0129】メインサーバ10はWebサーバ12から
送られてきたユーザIDに従ってユーザID管理テーブ
ルT1を参照してユーザ確認を行ない(P73)、ユー
ザIDに対応するGWユーザID、GWPWをユーザI
D管理テーブルT1から取得する(P74)。次にメイ
ンサーバ10は、Webサーバ12から送られてきたユ
ーザID、現URL及びユーザ投入情報に従ってユーザ
状態テーブルT2の状態を変更し(P75)、グループ
ウェアDB31へGWユーザID及びGWPWを与えて
アクセスし(P76)、表示・応答情報(スケジュール
内容)を取得する(P77)。メインサーバ10はこの
ようにしてグループウェアDB31から取得した表示・
応答情報(スケジュール内容)をユーザリソーステーブ
ルT3へ、ユーザID、現URL及びユーザ投入情報と
共に投入する(P78)。
【0130】一方、Webサーバ12は非音声CHが接
続中である場合は適宜の時点で、たとえば定期的に、音
声IFサーバ11は音声CHが接続中である場合は適宜
の時点で、たとえば定期的に、いずれもメインサーバ1
0に対してユーザ状態変更の確認を行なっている(P8
1→P75、P79→P75)。従って、Webサーバ
12は非音声CHが接続状態であり、状態変化があった
ことを確認した場合はユーザリソーステーブルT3から
自身に必要な情報、即ちユーザID、表示URL及びス
ケジュール内容を受信し(P81)、スケジュール内容
を非音声CHにより携帯端末装置2へ送信してその画面
に表示させる(P82)。
【0131】なお上述のWebサーバ12による画像/
文字情報での携帯端末装置2の画面への表示と共に、携
帯端末装置2が音声CHでも管理装置1に接続している
場合には、音声IFサーバ11は音声CHが接続状態で
あり、状態変化があったことを確認した場合はユーザリ
ソーステーブルT3から自身に必要な情報、即ち発信番
号、非音声CH、応答内容(この場合は先に携帯端末装
置2のボタン操作で入力したユーザ投入情報に対するグ
ループウェアDB31からの応答内容)を受信し(P7
9)、応答内容を音声合成機能により合成音声化して非
音声CHで携帯端末装置2へ送信してそのスピーカから
発声させる(P80)。
【0132】図19は音声IFサーバ11による音声応
答の処理手順を示すフローチャートである。
【0133】まず、状態分岐の判断が行なわれ(ステッ
プS51)、たとえば携帯端末装置2による音声CHで
のグループウェアDB31からのデータの取得が要求さ
れている状態であるとすると、音声IFサーバ11は要
求されているデータを前述のようにしてメインサーバ1
0のユーザプロセスから取得する(ステップS52)。
そして、取得したデータを音声合成機能により音声合成
して携帯端末装置2へ音声CHを介して送信してそのス
ピーカから発声させる(ステップS53)。また、携帯
端末装置2からの音声CHを介しての音声入力があった
場合にはその音声認識を行ない(ステップS54)、音
声認識に失敗した場合は(ステップS55でNO)、メ
インサーバ10に状態を問い合わせ(ステップS5
6)、状態に変化が無い場合は(ステップS57でN
O)ステップS53へ処理を戻して音声認識に失敗した
ので再試行を促す合成音声を携帯端末装置2へ送信す
る。
【0134】上述のステップS56でメインサーバ10
に状態の変化を問い合わせた結果、変化があった場合
(ステップS57でYES)、音声IFサーバ11はス
テップS51へ処理を戻し、変化した後の状態に対応す
る状態分岐の判断を行なう。
【0135】また、ステップS55において音声認識に
成功した場合は(ステップS55でYES)、メインサ
ーバ10へ認識結果を通知する(ステップS58)、こ
の結果、メインサーバ10では音声IFサーバ11によ
る音声認識結果に対応した処理が行なわれて状態変化が
発生するので、音声IFサーバ11はその変化した後の
状態を取得し(ステップS59)、ステップS51へ処
理を戻し、変化した後の状態に対応する状態分岐の判断
を行なう。
【0136】なお、図19には状態分岐の他の例として
「 Subjectの一覧」の取得の処理手順が例示されてい
る。この処理手順では、ステップS51での状態分岐の
判断において「 Subjectの一覧」の取得の状態であった
場合に、音声IFサーバ11はメインサーバ10から
「 Subjectの一覧」のデータを取得し(ステップS6
1)、その内容を音声合成機能により音声合成して携帯
端末装置2へ音声CHを介して送信してそのスピーカか
ら発声させる(ステップS62)。そして、この「 Sub
jectの一覧」中のいずれかの項目をユーザが指定して音
声入力するのを待機して音声認識を行ない(ステップS
63)、音声認識に失敗した場合は(ステップS64で
NO)、メインサーバ10に状態を問い合わせ(ステッ
プS65)、状態に変化が無い場合は(ステップS66
でNO)ステップS62へ処理を戻して音声認識に失敗
したので再度「 Subjectの一覧」の内容を音声合成機能
により音声合成して携帯端末装置2へ音声CHを介して
送信してそのスピーカから発声させる。
【0137】上述のステップS65でメインサーバ10
に状態の変化を問い合わせた結果、変化があった場合
(ステップS66でYES)、音声IFサーバ11はス
テップS51へ処理を戻し、変化した後の状態に対応す
る状態分岐の判断を行なう。
【0138】また、ステップS64において音声認識に
成功した場合は(ステップS64でYES)、メインサ
ーバ10へ認識結果を通知する(ステップS67)、こ
の結果、メインサーバ10では音声IFサーバ11によ
る音声認識結果に対応した処理が行なわれて状態変化が
発生するので、音声IFサーバ11はその変化した後の
状態を取得し(ステップS68)、ステップS51へ処
理を戻し、変化した後の状態に対応する状態分岐の判断
を行なう。
【0139】図20、図21は上述のような本発明のデ
ータサーバのアクセス制御方法によって実際に携帯端末
装置2からデータサーバ3にアクセスする場合の携帯端
末装置2側での音声応答及び画面表示の状態を説明する
ための模式図である。
【0140】まず、図20(a) に示されているように、
非音声CHにより携帯端末装置2と管理装置1とが呼設
定されると、携帯端末装置2の画面に「音声GW(グル
ープウェア)初期画面」が表示される。なおこの時点で
は音声CHは接続されていないため、音声応答は行なわ
れない。
【0141】この図20(a) に示されている状態におい
て、ユーザが「ユーザID」、「パスワード(PW)」
を携帯端末装置2のボタン操作により入力し、更に
(1)の「ログイン」を指定するボタン操作を行なう
と、図20(b) に示されているように、非音声CHによ
り、換言すればWebサーバ12を介して認証が行なわ
れて携帯端末装置2のユーザである「田中さん」用の初
期画面が携帯端末装置2の画面に表示される。なおこの
時点でも音声CHは接続されていないため、音声応答は
行なわれないが、「 Subjectの一覧」として(1)「音
声接続する。」、(2)「音声接続しない。」、(3)
「ログアウト」の選択が可能であることが表示される。
【0142】この図20(b) に示されている状態におい
て、ユーザが(1)の「音声接続する。」を携帯端末装
置2のボタン操作により指示(情報投入)すると、図2
0(c) に示されているように、「田中さんのGW画面」
が表示されると共に、「田中さんのグループウェア初期
画面です。」、「誰のスケジュールを確認するか、We
bまたは音声で情報投入して下さい。」という音声応答
が携帯端末装置2のスピーカから行なわれる。
【0143】この図20(c) に示されている状態におい
て、ユーザである「田中さん」が「本人」または「田中
さん」を音声入力により指示すると、図21(d) に示さ
れているように、ユーザである「田中さん」本人のスケ
ジュールの「月日」を指定するための画面が携帯端末装
置2に表示されると共に、「田中さんのスケジュール画
面です。」、「検索したい年月日をWebまたは音声で
情報投入して下さい。」、「Web投入の場合は入力
後、決定ボタンを押して下さい。」という音声応答が携
帯端末装置2のスピーカから行なわれる。
【0144】この図21(d) に示されている状態におい
て、ユーザである「田中さん」が「X月Y日」を音声入
力により指示すると、図21(e) に示されているよう
に、ユーザである「田中さん」本人の「X月Y日」のス
ケジュールが携帯端末装置2の画面に表示されると共
に、「田中さんのX月Y日のスケジュールを読み上げま
す。」、「10時から12時まで部内会議出席、13時
から15時まで業者打合せで外出」、「以上です」とい
う音声応答が携帯端末装置2のスピーカから行なわれ
る。
【0145】以上によりこの携帯端末装置2のユーザで
ある「田中さん」のスケジュールが携帯端末装置2の画
面及び音声応答の双方により確認できたので、ユーザが
図21(e) に示されているが状態において音声入力によ
り「ログアウト」を指示すると音声CHが切断されるた
め、図21(f)に示されているように、携帯端末装置
2には図20(a) と同様の「音声GW初期画面」が表示
されるが、既に音声CHが切断されているため音声応答
は行なわれない。
【0146】なお、上述の図20、図21に示した例で
は、非音声CHが先に接続されている状態において音声
CHを接続してグループウェアDB31にアクセスする
場合を示したが、前述したように音声CHのみでも、ま
た非音声CHのみでも、更には先に音声CHを接続した
状態で後から非音声CHを接続した状態でも、それぞれ
の状態に応じて適宜の音声応答、画面表示が行なわれる
ことは既に理解されるところである。
【0147】図22は上述のような本発明のデータサー
バのアクセス制御方法を実施するための管理装置1のコ
ンピュータプログラムの内容を示す模式図である。
【0148】このコンピュータプログラムは、携帯端末
装置2の状態を表す端末情報を登録するテーブル(ユー
ザ状態テーブルT2)及びデータサーバ3にアクセス可
能であり、音声入力されたイベントを音声チャネルを介
して又は非音声入力されたイベントを非音声チャネルを
介して受け付けてデータサーバ3にアクセスするコンピ
ュータのプログラムであって、「データサーバに対する
音声チャネルまたは非音声チャネルによるアクセスをコ
ンピュータをして付けさせる手順:PP01」と、「受
け付けたアクセスを、データサーバに対する所定のアク
セス手順に対応させてコンピュータをして処理させる手
順:PP02」と、「所定のアクセス手順によるアクセ
スに対する応答をコンピュータをして音声チャネル又は
非音声チャネルを介してコンピュータをして送信させる
手順:PP03」とを含んでおり、プログラム記録媒体
としてのたとえばCD−ROM13に記録されている。
【0149】またこの図22に示すコンピュータプログ
ラムは、グループウェアDB31に対する認証用のプロ
グラムも含んでおり、「音声チャネル又は非音声チャネ
ルの一方を介してのデータサーバへのアクセス認証をコ
ンピュータをして行なわせる手順:PP11」と、「一
方のチャネルと同一の端末装置から他方のチャネルによ
るアクセスがあった場合に、他方のチャネルによるデー
タサーバへのアクセスをアクセス認証を行なわずにコン
ピュータをして許可させる手順:PP12」とを更に含
んでいる。
【0150】なお、上述の実施例では、メインサーバ1
0、音声IFサーバ11及びWebサーバ12をそれぞ
れ個別のコンピュータを専用に使用する構成としている
が、これらの機能を一台の汎用コンピュータで実現する
ことも勿論可能であることは言うまでもない。
【0151】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
データサーバに対して端末装置から音声チャネルによる
音声IFサーバまたは非音声チャネルによるWebサー
バによりアクセスする場合に、両チャネルからのアクセ
ス及び音声応答と非音声(画像/文字情報)応答とが主
処理手順(メインサーバ)により管理されるので、同一
の端末装置において両チャネルを接続している場合に
も、また一方から他方へ切り換えたような場合にも所定
の手順に従った応答をいずれのチャネルでも得ることが
可能になる。
【0152】また本発明によれば、端末装置からいずれ
のチャネルによってイベントが入力された場合にも、ユ
ーザ状態の変更として認識されるので、変更後の状態、
たとえばチャネルの切り換え等に対応して適宜の処理が
実行される。
【0153】更に本発明によれば、音声チャネルのみに
より応答する場合は、音声応答手順により第1の音声情
報のみが返送され、非音声チャネルのみにより応答する
場合は、非音声応答手順により第1の非音声情報のみが
返送され、両チャネルにより同時に応答する場合は、音
声応答手順により第2の音声情報と、非音声応答手順に
より第2の非音声情報とが返送されるため、いずれか一
方のチャネルのみが接続されている場合と両チャネルが
接続されている場合とで、それぞれのチャネルでの応答
を最適にすることが可能になる。
【0154】また更に本発明によれば、音声チャネル又
は非音声チャネルの一方によるデータサーバへのアクセ
ス認証が完了した状態において、他方のチャネルからの
データサーバへのアクセスが一方のチャネルによるアク
セスと同一の端末装置からのアクセスである場合には他
方のチャネルによるデータサーバへのアクセス認証を行
なわずにアクセスが許可されるので、両チャネルで二重
にデータサーバへの認証が行なわれるという無駄が省か
れる。
【0155】なお、本発明のコンピュータプログラム及
びその記録媒体によれば、汎用コンピュータによりメイ
ンサーバ、音声IFサーバ、Webサーバを実現するこ
とが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のデータサーバのアクセス制御方法が実
施されるシステムの全体の概要構成を示す模式図であ
る。
【図2】メインサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
【図3】ユーザID管理テーブルの登録内容を示す模式
図である。
【図4】ユーザ状態管理テーブルの登録内容を示す模式
図である。
【図5】状態テーブルの登録内容を示す模式図である。
【図6】アクセス状態テーブルの登録内容を示す模式図
である。
【図7】イベントテーブルの登録内容を示す模式図であ
る。
【図8】状態遷移テーブルの登録内容を示す模式図であ
る。
【図9】音声IFサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
【図10】Webサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
【図11】データサーバの構成例を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明のシステム構成により実施されるデー
タサーバのアクセス制御方法の実際の手順を説明するた
めの模式図である。
【図13】メインサーバのメインプロセスを示すフロー
チャートである。
【図14】携帯端末装置から音声チャネルにより初期認
証を行なう場合のシーケンスを示すシーケンスフローチ
ャートである。
【図15】携帯端末装置から非音声チャネルにより初期
認証を行なう場合のシーケンスを示すシーケンスフロー
チャートである。
【図16】メインサーバによるユーザプロセスの手順を
示すフローチャートである。
【図17】携帯端末装置から音声チャネルによりグルー
プウェアデータベースにアクセスする場合のシーケンス
を示すシーケンスフローチャートである。
【図18】携帯端末装置から非音声チャネルによりグル
ープウェアデータベースにアクセスする場合のシーケン
スを示すシーケンスフローチャートである。
【図19】音声IFサーバによる音声応答の処理手順を
示すフローチャートである。
【図20】本発明のデータサーバのアクセス制御方法に
よって実際に携帯端末装置からデータサーバにアクセス
する場合の携帯端末装置側での音声応答及び画面表示の
状態を説明するための模式図の半部である。
【図21】本発明のデータサーバのアクセス制御方法に
よって実際に携帯端末装置からデータサーバにアクセス
する場合の携帯端末装置側での音声応答及び画面表示の
状態を説明するための模式図の残りの半部である。
【図22】本発明のデータサーバのアクセス制御方法を
実施するための管理装置のコンピュータプログラムの内
容を示す模式図である。
【符号の説明】 1 管理装置 2 携帯端末装置 3 データサーバ 10 メインサーバ 11 音声IFサーバ 12 Webサーバ T1 ユーザID管理テーブル T2 ユーザ状態テーブル T3 ユーザリソーステーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 3/42 H04M 3/42 R 3/493 3/493 (72)発明者 吉木 一郎 大阪府大阪市北区梅田1丁目11番4号 大 阪駅前第4ビル15階 ドコモ・モバイルメ ディア関西株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 PP02 PP07 PP22 PQ02 PQ04 5K015 AB01 GA01 GA07 5K024 AA76 BB01 BB02 CC07 CC11 FF06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声入力及び音声による応答を行なう音
    声チャネルと、非音声入力及び画面表示による応答を行
    なう非音声チャネルとによる管理装置への同時的接続が
    可能な端末装置から前記管理装置を介してデータサーバ
    へアクセスし、アクセスに対する応答を前記管理装置か
    ら前記端末装置へ返送するデータサーバのアクセス制御
    方法において、 前記管理装置が前記端末装置からの音声チャネルまたは
    非音声チャネルによるアクセスを受け付け、受け付けた
    アクセスを前記管理装置による前記データサーバに対す
    る所定のアクセス手順に対応させて実行し、 前記データサーバから得られた応答を、前記管理装置が
    音声チャネルを介して音声により応答する音声応答手順
    及び/又は非音声チャネルを介して画面表示により応答
    する非音声応答手順で前記端末装置へ返送させることを
    特徴とするデータサーバのアクセス制御方法。
  2. 【請求項2】 音声チャネルは端末装置から音声入力さ
    れたイベントを、非音声チャネルは端末装置から非音声
    入力されたイベントをそれぞれ前記管理装置へ通知し、 前記管理装置は、イベントの発生を通知された場合に、
    通知されたイベントに対応する端末装置の状態を表す端
    末情報を変更し、 音声応答手順及び非音声応答手順はそれぞれ、前記管理
    装置に対して端末情報を適宜の時点で確認し、端末情報
    に変更があった場合は変更後の端末情報に対応した処理
    を実行することを特徴とする請求項1に記載のデータサ
    ーバのアクセス制御方法。
  3. 【請求項3】 前記音声応答手順は、前記音声チャネル
    のみにより応答するため第1の音声情報と、前記音声チ
    ャネル及び非音声チャネル双方により応答するための第
    2の音声情報とを含み、 前記非音声応答手順は、前記非音声チャネルのみにより
    応答するための第1の非音声情報と、前記音声チャネル
    及び非音声チャネル双方により応答するための第2の非
    音声情報とを含み、 前記音声チャネルのみにより応答する場合は、前記音声
    応答手順により前記第1の音声情報のみを返送し、 前記非音声チャネルのみにより応答する場合は、前記非
    音声応答手順により前記第1の非音声情報のみを返送
    し、 前記音声チャネル及び非音声チャネル双方により応答す
    る場合は、前記音声応答手順により前記第2の音声情報
    を、前記非音声応答手順により前記第2の非音声情報を
    それぞれ返送することを特徴とする請求項2に記載のデ
    ータサーバのアクセス制御方法。
  4. 【請求項4】 音声チャネル又は非音声チャネルの一方
    によるデータサーバへのアクセス認証が完了している場
    合に、前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方の
    チャネルによるアクセスがあった場合に、前記他方のチ
    ャネルによる前記データサーバへのアクセス認証を行な
    わずにアクセスが許可されることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載のデータサーバのアクセス制御
    方法。
  5. 【請求項5】 音声入力及び音声による応答を行なう音
    声チャネルと、非音声入力及び画面表示による応答を行
    なう非音声チャネルとよる同時的接続が可能な端末装置
    と、 該端末装置によりアクセスされるデータサーバと、 端末装置からの音声チャネルによる前記データサーバへ
    のアクセスを受け付け、音声で応答する音声チャネルサ
    ーバと、 端末装置からの非音声チャネルによる前記データサーバ
    へのアクセスを受け付け、画面表示で応答する非音声チ
    ャネルサーバとを含むデータサーバのアクセス制御シス
    テムにおいて、 前記データサーバに対するアクセスを所定の処理手順で
    処理する管理サーバを備え、 該管理サーバは、端末装置からの音声チャネルまたは非
    音声チャネルによるアクセスを受け付けて前記主処理手
    順に従って実行し、前記主処理手順によるアクセスによ
    り得られた応答を前記音声チャネルサーバ及び前記非音
    声チャネルサーバへ送り、 前記音声チャネルサーバは、前記管理サーバから送られ
    た応答を音声により応答する音声応答手順に従って端末
    装置へ返送し、 前記非音声チャネルサーバは、前記管理サーバから送ら
    れた応答を画面表示により応答する非音声応答手順に従
    って端末装置へ返送することを特徴とするデータサーバ
    のアクセス制御システム。
  6. 【請求項6】 前記音声チャネルサーバは端末装置から
    音声入力されたイベントを、前記非音声チャネルサーバ
    は端末装置から非音声入力されたイベントをそれぞれ前
    記管理サーバへ通知し、 前記管理サーバは、端末装置の状態を表す端末情報を登
    録する端末情報テーブルを有し、イベントの発生を通知
    された場合に、通知されたイベントに応じて端末情報を
    変更し、変更後の端末情報を前記端末情報テーブルに登
    録し、 前記音声チャネルサーバ及び前記非音声チャネルサーバ
    はそれぞれ、前記管理サーバが前記端末情報テーブルに
    保持している端末情報を適宜の時点で確認し、端末情報
    に変更があった場合は変更後の端末情報に対応した処理
    を実行するようにしてあることを特徴とする請求項5に
    記載のデータサーバのアクセス制御システム。
  7. 【請求項7】 前記管理サーバは、前記音声チャネルの
    みにより応答するため第1の音声情報と、前記音声チャ
    ネル及び非音声チャネル双方により応答するための第2
    の音声情報と、前記非音声チャネルのみにより応答する
    ための第1の非音声情報と、前記音声チャネル及び非音
    声チャネル双方により応答するための第2の非音声情報
    とを保持したユーザリソース管理テーブルを有し、 前記端末情報テーブルに登録されている端末情報が前記
    音声チャネルのみによる応答を必要としている場合は、
    前記音声チャネルサーバが前記ユーザリソース管理テー
    ブルに保持されている前記第1の音声情報のみを端末装
    置へ返送し、 前記端末情報テーブルに登録されている端末情報が前記
    非音声チャネルのみによる応答を必要としている場合
    は、前記非音声チャネルサーバが前記ユーザリソース管
    理テーブルに保持されている前記第1の非音声情報のみ
    を端末装置へ返送し、 前記端末情報テーブルに登録されている端末情報が前記
    音声チャネル及び非音声チャネルによる応答を必要とし
    ている場合は、前記音声チャネルサーバが前記ユーザリ
    ソース管理テーブルに保持されている前記第2の音声情
    報を、前記非音声チャネルサーバが前記ユーザリソース
    管理テーブルに保持されている前記第2の非音声情報
    を、それぞれ端末装置へ返送するようにしてあることを
    特徴とする請求項6に記載のデータサーバのアクセス制
    御システム。
  8. 【請求項8】 前記管理サーバは、音声チャネルによる
    前記音声チャネルサーバ又は非音声チャネルによる前記
    非音声チャネルサーバの一方を介しての前記管理サーバ
    によるデータサーバへのアクセス認証が完了している場
    合に、前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方の
    チャネルによる前記データサーバへのアクセスがあった
    場合に、前記他方のチャネルによる前記データサーバへ
    のアクセス認証を行なわずにアクセスを許可するように
    してあることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに
    記載のデータサーバのアクセス制御システム。
  9. 【請求項9】 音声入力及び音声による応答を行なう音
    声チャネルによるアクセスを受け付け、音声で応答する
    音声チャネルサーバと、 非音声入力及び画面表示による応答を行なう非音声チャ
    ネルによるアクセスを受け付け、画面表示で応答する非
    音声チャネルサーバと、 外部アクセスを所定の処理手順で処理する管理サーバと
    を備え、 該管理サーバは、音声チャネルまたは非音声チャネルに
    よるアクセスを受け付けて前記処理手順に従って実行
    し、前記処理手順によるアクセスにより得られた応答を
    前記音声チャネルサーバ及び前記非音声チャネルサーバ
    へ送り、 前記音声チャネルサーバは、前記管理サーバから送られ
    た応答を音声により応答する音声応答手順に従って送信
    し、 前記非音声チャネルサーバは、前記管理サーバから送ら
    れた応答を画面表示により応答する非音声応答手順に従
    って送信することを特徴とする管理装置。
  10. 【請求項10】 前記音声チャネルサーバは音声入力さ
    れたイベントを、前記非音声チャネルサーバは非音声入
    力されたイベントをそれぞれ前記管理サーバへ通知し、 前記管理サーバは、通知されたイベントを登録する第1
    のテーブルを有し、イベントの発生を通知された場合
    に、通知されたイベントに応じて第1のテーブルの内容
    を変更し、 前記音声チャネルサーバ及び前記非音声チャネルサーバ
    はそれぞれ、前記管理サーバが前記第1のテーブルの内
    容を適宜の時点で確認し、変更があった場合は変更後の
    内容に対応した処理を実行するようにしてあることを特
    徴とする請求項9に記載の管理装置。
  11. 【請求項11】 前記管理サーバは、前記音声チャネル
    のみにより応答するため第1の音声情報と、前記音声チ
    ャネル及び非音声チャネル双方により応答するための第
    2の音声情報と、前記非音声チャネルのみにより応答す
    るための第1の非音声情報と、前記音声チャネル及び非
    音声チャネル双方により応答するための第2の非音声情
    報とを保持した第2のテーブルを有し、 前記第1のテーブルに登録されている内容が前記音声チ
    ャネルのみによる応答を必要としている場合は、前記音
    声チャネルサーバが前第2のテーブルに保持されている
    前記第1の音声情報のみを送信し、 前記第1のテーブルに登録されている内容が前記非音声
    チャネルのみによる応答を必要としている場合は、前記
    非音声チャネルサーバが前記第2のテーブルに保持され
    ている前記第1の非音声情報のみを送信し、 前記第1のテーブルに登録されている内容が前記音声チ
    ャネル及び非音声チャネルによる応答を必要としている
    場合は、前記音声チャネルサーバが前記第2のテーブル
    に保持されている前記第2の音声情報を、前記非音声チ
    ャネルサーバが前記第2のテーブルに保持されている前
    記第2の非音声情報を、それぞれ送信するようにしてあ
    ることを特徴とする請求項10に記載の管理装置。
  12. 【請求項12】 前記管理サーバは、音声チャネルによ
    る前記音声チャネルサーバ又は非音声チャネルによる前
    記非音声チャネルサーバの一方を介しての前記管理サー
    バによるデータサーバへのアクセス認証が完了している
    場合に、前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方
    のチャネルによる前記データサーバへのアクセスがあっ
    た場合に、前記他方のチャネルによる前記データサーバ
    へのアクセス認証を行なわずにアクセスを許可するよう
    にしてあることを特徴とする請求項9乃至11のいずれ
    かに記載の管理装置。
  13. 【請求項13】 端末装置の状態を表す端末情報を登録
    するテーブル及びデータサーバにアクセス可能であり、
    音声入力されたイベントを音声チャネルを介して又は非
    音声入力されたイベントを非音声チャネルを介して受け
    付けて前記データサーバにアクセスするコンピュータプ
    ログラムであって、 前記データサーバに対する音声チャネルまたは非音声チ
    ャネルによるアクセスをコンピュータをして付けさせる
    手順と、 受け付けたアクセスを、前記データサーバに対する所定
    のアクセス手順に対応させてコンピュータをして処理さ
    せる手順と、 前記所定のアクセス手順によるアクセスに対する応答を
    コンピュータをして前記音声チャネル又は非音声チャネ
    ルを介してコンピュータをして送信させる手順とを含む
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  14. 【請求項14】 音声チャネル又は非音声チャネルの一
    方を介しての前記データサーバへのアクセス認証をコン
    ピュータをして行なわせる手順と、 前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方のチャネ
    ルによるアクセスがあった場合に、前記他方のチャネル
    による前記データサーバへのアクセスをアクセス認証を
    行なわずにコンピュータをして許可させる手順とを更に
    含むことを特徴とする請求項13に記載のコンピュータ
    プログラム。
  15. 【請求項15】 端末装置の状態を表す端末情報を登録
    するテーブル及びデータサーバにアクセス可能であり、
    音声入力されたイベントを音声チャネルを介して又は非
    音声入力されたイベントを非音声チャネルを介して受け
    付けて前記データサーバにアクセスするコンピュータプ
    ログラムを記録した記録媒体であって、 前記データサーバに対する音声チャネルまたは非音声チ
    ャネルによるアクセスをコンピュータをして受け付けさ
    せる手順と、 受け付けたアクセスを、前記データサーバに対する所定
    のアクセス手順に対応させてコンピュータをして処理さ
    せる手順と、 前記所定のアクセス手順によるアクセスに対する応答を
    コンピュータをして前記音声チャネル又は非音声チャネ
    ルを介してコンピュータをして送信させる手順とを記録
    したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体。
  16. 【請求項16】 音声チャネル又は非音声チャネルの一
    方を介しての前記データサーバへのアクセス認証をコン
    ピュータをして行なわせる手順と、 前記一方のチャネルと同一の端末装置から他方のチャネ
    ルによるアクセスがあった場合に、前記他方のチャネル
    による前記データサーバへのアクセスをアクセス認証を
    行なわずにコンピュータをして許可させる手順とを更に
    記録したことを特徴とする請求項15に記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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