JP2003287715A - 光アイソレータの組立方法及び組立装置 - Google Patents
光アイソレータの組立方法及び組立装置Info
- Publication number
- JP2003287715A JP2003287715A JP2002090425A JP2002090425A JP2003287715A JP 2003287715 A JP2003287715 A JP 2003287715A JP 2002090425 A JP2002090425 A JP 2002090425A JP 2002090425 A JP2002090425 A JP 2002090425A JP 2003287715 A JP2003287715 A JP 2003287715A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical isolator
- magnet
- magnets
- isolator element
- assembling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
度で固着させる。 【解決手段】 マグネットと光アイソレータ素子を所定
の位置関係に整列させたあと、マグネットと光アイソレ
ータ素子を固着する。また、ベースおよび上マグネット
ガイドおよびアイソレータガイドを配設して、振動、揺
動を印加する手段と固着する手段を具備する組立装置。
Description
組立方法及び組立装置に関するものである。
平面図と正面図である。アイソレータベース3上に直方
体の光アイソレータ素子2と光アイソレータ素子2の3
面に光アイソレータ素子2を囲むようにマグネット3が
配設されている。従来技術による光アイソレータの組立
では、光アイソレータ素子2に対して3つのマグネット
1を固着するため光アイソレータ素子2を事前にアイソ
レータベース3に固着する必要があり、光学用接着剤
(以下接着剤という)が使用される。この時、接着剤が
光アイソレータ素子2の外周面にはみ出し、外周面にマ
グネット1を固定するときにはみ出した接着剤でマグネ
ット1の位置ズレが起こる。接着剤がはみ出していない
場合でもマグネットを供給して接着剤を塗布した後に接
着剤が固着するまでの間にマグネットが移動してしま
い、位置ズレが発生した。
によるマグネットの位置ズレをおこした例で平面図と正
面図である。光アイソレータ素子2とマグネット1の位
置がずれると光アイソレータ素子2内のファラデー回転
子(不図示)へ作用する磁界が変化するので、光アイソ
レータにばらつきが発生する。
アイソレータの組立は、顕微鏡を覗きながら一つずつピ
ンセットで取り扱う作業であった。図3は本発明にかか
わる光アイソレータ素子の斜視図であり、図4は本発明
にかかわるマグネットの斜視図である。それぞれ直方体
であるが、光アイソレータ素子は、幅0.4mm、厚み
0.3mm、長さ0.7mm、マグネットは、幅0.4
mm、厚み0.4mm、長さ0.9mmと小さいもので
あり、接着剤のはみだしやマグネットの位置ズレを管理
することは困難であった。
ネットを位置決めする機能を形成できない。そのため、
光アイソレータ素子とマグネットを所定の位置関係に組
立てても位置ズレをおこした。
で、生産性が低かった。
子を所定の位置関係に固定したまま固着して位置ズレを
発生させない組立方法及びその装置を提供することを目
的とする。また、複数個のマグネットと光アイソレータ
を同時に所定の位置関係に整列できる組立装置とするこ
とにより生産性を向上させることを目的とする。
アイソレータ素子と、該光アイソレータ素子に磁界を与
える3つの直方体のマグネットで構成される光アイソレ
ータの組立方法において、2つのマグネットを光アイソ
レータ素子の挿入できる間隔をあけて位置決めできる治
具に組込む工程と、2つの位置決めされたマグネットの
対向する稜線に合わせて第3のマグネットの稜線を合わ
せて第3のマグネットを組込む工程と、合わせた稜線部
に接着剤を塗布して硬化する工程と、2つの位置決めさ
れたマグネット間に光アイソレータ素子を挿入する工程
と、光アイソレータとマグネットを接着固定する工程を
有する光アイソレータの組立方法とする。
と、該光アイソレータ素子に磁界を与える3つの直方体
マグネットで構成される光アイソレータの組立装置であ
って、少なくとも、2つのマグネットを光アイソレータ
素子の挿入できる間隔をあけて位置決めする手段と、2
つの位置決めされたマグネットの対向する稜線に合わせ
て第3のマグネットの稜線を合わせて第3のマグネットを
組込む手段と、2つの位置決めされたマグネット間に光
アイソレータ素子を挿入する手段を具備する光アイソレ
ータ組立装置とする。
挿入できる間隔をあけて位置決めする手段と、2つの位
置決めされたマグネットの対向する稜線に合わせて第3
のマグネットの稜線を合わせて第3のマグネットを組込
む手段と、2つの位置決めされたマグネット間に光アイ
ソレータ素子を挿入する手段を複数個設けた光アイソレ
ータ組立装置とする。
を振り込む手段を具備する光アイソレータ組立装置とす
る。
ソレータの組立方法と組立装置を説明するための図で斜
視図である。
状態図である。ベース11にマグネットガイド12を所
定の整列位置関係となるように組み合わせたあと、マグ
ネットをマグネットガイド12上に供給して整列する工
程を示している。本例ではマグネットガイド12にはマ
グネットが収納される穴12aが8個形成されており、
対になっている穴の間隔は光アイソレータ素子が挿入で
きる間隔である。図6は、マグネットが振込整列されて
いるガイド12上に上マグネットガイド13、上マグネ
ットガイド14を整列位置関係となるように組合わせた
あと、マグネットを上マグネットガイド13、14上に
供給して振込整列する工程を示している。図7は、上マ
グネットガイド14を取り外して接着剤供給装置21で
接着剤を塗布して固着する工程を示している。2つのマ
グネットの稜線が合わさっている部分(図のA部)に接
着剤を塗布して硬化する。この後、上マグネットガイド
13を取り外して2つのマグネットの稜線が合わさって
いる部分に接着剤を塗布して硬化する。図8は、カバー
15を組合わせた工程を示している。図9は、反転した
あと、ベース11を取り外してアイソレータガイド16
を所定の位置関係となるように組合わせたあと、光アイ
ソレータ素子を振込整列させ、光アイソレータ素子とマ
グネットを接着剤供給装置21で接着剤を塗布して固着
する工程を示している。図10は、アイソレータガイド
16を取り外して光アイソレータが完成した状態を示し
ている。
であり平面図および正面図である。、接着剤供給装置2
1および、振動手段22、揺動手段23を具備してい
る。
の整列位置関係となるように組み合わせたあと、マグネ
ットをガイド12上に供給して振込整列させる。マグネ
ットが整列されているガイド12上に、上マグネットガ
イド13と上マグネットガイド14を整列位置関係とな
るように組合わせる。この時ガイド12上にある振込で
余ったマグネットは、回収しておく。マグネットを上マ
グネットガイド13、14上に供給して振込整列させ
る。振込整列は、振動手段22、揺動手段23により振
動、揺動をマグネットに印加することにより行う。マグ
ネットがすべて整列されたのち、接着剤供給21で接着
剤を塗布してマグネット同士を固着する。また、マグネ
ットとベース11、マグネットガイド12、上マグネッ
トガイド13および上マグネットガイド14が接着剤で
固着されないように、ベース11、マグネットガイド1
2、上マグネットガイド13および上マグネットガイド
14は、テフロンコーティング(テフロンはデュポン社
及び三井・デュポンフロロケミカル株式会社の登録商
標)を行う。
ー15、アイソレータガイド16を組合わせたあと光ア
イソレータ素子を振込整列させる。振込整列は、振動手
段22、揺動手段23により振動、揺動を光アイソレー
タ素子に印加することにより行う。光アイソレータ素子
が整列されたのち、接着剤供給装置21で接着剤を塗布
して光アイソレータ素子とマグネットを固着する。接着
剤の塗布・硬化は組立装置内で行うことも可能である
が、量産時は組立装置外で行う方が生産性がよい。ま
た、カバー15、アイソレータガイド16は、テフロン
コーティングを行う。
とマグネット、マグネットと光アイソレータ素子を整列
位置決めされ固定された状態で接着固着するため、マグ
ネットとマグネット、マグネットと光アイソレータ素子
が位置ズレすることなく接着固着できる。
と、光アイソレータ素子を整列位置決めする手段を有
し、それぞれを位置決めされた状態で接着固着するた
め、マグネットとマグネット、マグネットと光アイソレ
ータ素子が位置ズレすることなく接着固定できた。ま
た、組立装置に振動手段、揺動手段を具備することによ
り、自動でマグネットと光アイソレータ素子を振り込む
ことができ、顕微鏡とピンセットを使用した作業を廃止
できる。よって、品質の向上と作業時間の短縮になっ
た。
個同時に整列位置決めできる組立装置にすることによ
り、生産性が向上した。
面図
正面図
を説明するための斜視図
を説明するための斜視図
を説明するための斜視図
を説明するための斜視図
を説明するための斜視図
置を説明するための斜視図
と正面図
Claims (4)
- 【請求項1】 少なくとも、直方体の光アイソレータ素
子と、該光アイソレータ素子に磁界を与える3つの直方
体のマグネットで構成される光アイソレータの組立方法
において、2つのマグネットを光アイソレータ素子の挿
入できる間隔をあけて位置決めできる治具に組込む工程
と、2つの位置決めされたマグネットの対向する稜線に
合わせて第3のマグネットの稜線を合わせて第3のマグネ
ットを組込む工程と、合わせた稜線部に接着剤を塗布し
て硬化する工程と、2つの位置決めされたマグネット間
に光アイソレータ素子を挿入する工程と、光アイソレー
タとマグネットを接着固定する工程を有することを特徴
とする光アイソレータの組立方法。 - 【請求項2】 少なくとも、直方体の光アイソレータ素
子と、該光アイソレータ素子に磁界を与える3つの直方
体マグネットで構成される光アイソレータの組立装置で
あって、少なくとも、2つのマグネットを光アイソレー
タ素子の挿入できる間隔をあけて位置決めする手段と、
2つの位置決めされたマグネットの対向する稜線に合わ
せて第3のマグネットの稜線を合わせて第3のマグネット
を組込む手段と、2つの位置決めされたマグネット間に
光アイソレータ素子を挿入する手段を具備することを特
徴とする光アイソレータ組立装置。 - 【請求項3】 2つのマグネットを光アイソレータ素子
の挿入できる間隔をあけて位置決めする手段と、2つの
位置決めされたマグネットの対向する稜線に合わせて第
3のマグネットの稜線を合わせて第3のマグネットを組込
む手段と、2つの位置決めされたマグネット間に光アイ
ソレータ素子を挿入する手段を複数個設けたことを特徴
とする請求項2記載の光アイソレータ組立装置。 - 【請求項4】 マグネット及びまたは光アイソレータ素
子を振り込む手段を具備することを特徴とする請求項2
または3記載の光アイソレータ組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090425A JP3891869B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 光アイソレータの組立方法及び組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002090425A JP3891869B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 光アイソレータの組立方法及び組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003287715A true JP2003287715A (ja) | 2003-10-10 |
JP3891869B2 JP3891869B2 (ja) | 2007-03-14 |
Family
ID=29235739
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090425A Expired - Fee Related JP3891869B2 (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 光アイソレータの組立方法及び組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3891869B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111221085A (zh) * | 2019-01-25 | 2020-06-02 | 祥茂光电科技股份有限公司 | 用于光次组件模块中的光学隔离器阵列 |
-
2002
- 2002-03-28 JP JP2002090425A patent/JP3891869B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111221085A (zh) * | 2019-01-25 | 2020-06-02 | 祥茂光电科技股份有限公司 | 用于光次组件模块中的光学隔离器阵列 |
CN111221085B (zh) * | 2019-01-25 | 2023-07-04 | 祥茂光电科技股份有限公司 | 用于光次组件模块中的光学隔离器阵列 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3891869B2 (ja) | 2007-03-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20070199192A1 (en) | Method and apparatus for applying magnets | |
US5329391A (en) | Process for fixing liquid crystal panel to fixing plate using height regulating pins which are removed after curing adhesive | |
KR20080076899A (ko) | 부착 테이프의 접속 장치, 부착 장치 | |
JP2003287715A (ja) | 光アイソレータの組立方法及び組立装置 | |
JP4497118B2 (ja) | コア装着方法及び装置 | |
US4854036A (en) | Apparatus for assembling magnetic tape drive read/write head modules | |
JPH11300435A (ja) | ガイドブッシュ位置決め固定方法 | |
JP3240111B2 (ja) | 位置決め装着装置 | |
JPS63292476A (ja) | 精密円盤状部品のセンタハブ貼り合わせ装置 | |
JP3196062B2 (ja) | 光ファイバカセットおよび光ファイバブロック組立装置 | |
JPS6220893Y2 (ja) | ||
KR101520846B1 (ko) | Pba 공정용 지그 및 pba 공정방법 | |
JP2002193644A (ja) | レンズの芯出し接合方法及び芯出し接合装置 | |
JPS63229413A (ja) | 光学部品調整方法及び装置 | |
US20200288581A1 (en) | Methods and systems for aligning a component | |
JPH0353207A (ja) | 接着剤吸入器 | |
JP2002148467A (ja) | 光ファイバアレイおよびその製造方法 | |
JP2007279556A (ja) | 光ファイバ挿入装置 | |
JPH0213912A (ja) | 光回路部品の位置決め方法およびその位置決め装置 | |
JPH1064939A (ja) | ボンディング装置におけるボンディングツール交換方法 | |
CA2160617C (en) | Method of forming optical fiber connectors | |
KR100514758B1 (ko) | 포팅시스템의 지그장치 | |
JP2015174197A (ja) | ビスとワッシャの整列結合治具、及び整列結合方法 | |
JP3188495U (ja) | スプライシング治具及び部品供給テープ接続用粘着テープ | |
JP2023169641A (ja) | 永久磁石モータ、永久磁石モータのロータおよびロータコア、ならびに永久磁石モータの製造方法および製造装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20041213 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060525 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060613 |
|
A521 | Written amendment |
Effective date: 20060810 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20061107 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20061205 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 3 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091215 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |