JPS63229413A - 光学部品調整方法及び装置 - Google Patents
光学部品調整方法及び装置Info
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- JPS63229413A JPS63229413A JP6111987A JP6111987A JPS63229413A JP S63229413 A JPS63229413 A JP S63229413A JP 6111987 A JP6111987 A JP 6111987A JP 6111987 A JP6111987 A JP 6111987A JP S63229413 A JPS63229413 A JP S63229413A
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- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔(既 要〕
本発明は、接着剤の硬化により光学部品がフレームに固
定される間にフレームに対する光学部品の角度を調整す
るための方法及び装置において、困難な手作業に転って
いた光学部品の調整作業を容易に高精度に且つ自動的に
行なうことができるようにするために、接着剤の硬化に
より光学部品がフレームに固定される間に、光学部品保
持装置により光学部品を間欠的に保持しつつ、光学装置
から出射される平行スポット光を基準として光学部品の
位置及び角度を光学部品調整用微動装置により微調整す
るようにしたものである。
定される間にフレームに対する光学部品の角度を調整す
るための方法及び装置において、困難な手作業に転って
いた光学部品の調整作業を容易に高精度に且つ自動的に
行なうことができるようにするために、接着剤の硬化に
より光学部品がフレームに固定される間に、光学部品保
持装置により光学部品を間欠的に保持しつつ、光学装置
から出射される平行スポット光を基準として光学部品の
位置及び角度を光学部品調整用微動装置により微調整す
るようにしたものである。
本発明はフレームに接着剤で固定される光学部品の位置
及び角度を調整するための方法及び装置に関する。
及び角度を調整するための方法及び装置に関する。
光アイソレータ、光分波器、光結合器等の光回路部品に
使用されるプリズム等の微小な光学部品は一般に接着剤
で支持体に固定されている。その場合、光学部品には光
軸に対する高精度の位置決めが要求されるので、支持体
に対する光学部品の位置及び角度の微調整が必要になり
、また、光学部品が接着剤でしっかり固定されるまで光
学部品の位置ずれ、角度ずれ等を防止する必要がある。
使用されるプリズム等の微小な光学部品は一般に接着剤
で支持体に固定されている。その場合、光学部品には光
軸に対する高精度の位置決めが要求されるので、支持体
に対する光学部品の位置及び角度の微調整が必要になり
、また、光学部品が接着剤でしっかり固定されるまで光
学部品の位置ずれ、角度ずれ等を防止する必要がある。
第8図は光アイソレータの構造例を示したものである。
同図を参照すると、光アイソレーク1はプリズ′JA2
,3、イツトリウム鉄ガーネット(YIG)4等の光学
部品を備えている。内側に磁石5を有する円筒体6の両
端には内側に突出部9.IOを有する端板すなわちフレ
ーム7.8が取り付けられ、フレーム7.8の突出部9
,10上にプリズム2,3やYIG4が取り付けられる
。このような構造の光アイソレータ1においては、フレ
ー1.7.8に対しプリズム2,3等を精密に微調整し
た状態でプリズム2.3等をフレーム7.8の突出部9
,10上に固定する必要がある。
,3、イツトリウム鉄ガーネット(YIG)4等の光学
部品を備えている。内側に磁石5を有する円筒体6の両
端には内側に突出部9.IOを有する端板すなわちフレ
ーム7.8が取り付けられ、フレーム7.8の突出部9
,10上にプリズム2,3やYIG4が取り付けられる
。このような構造の光アイソレータ1においては、フレ
ー1.7.8に対しプリズム2,3等を精密に微調整し
た状態でプリズム2.3等をフレーム7.8の突出部9
,10上に固定する必要がある。
」二連した光アイソレータ1のフレーム7の突出部9上
にプリズム2を取り付ける場合を例にとって従来の光学
部品の調整方法及び調整装置の構造を以下に説明する。
にプリズム2を取り付ける場合を例にとって従来の光学
部品の調整方法及び調整装置の構造を以下に説明する。
第9図ないし第12図は従来の光学部品調整装置の構造
を示すものである。はじめに第9図を参照すると、従来
の調整装置はフレーム調整用微動装置11を備えており
、フレーム調整用微動装置11は直交する3軸(x、y
、z軸)の方向に微動可能な3軸方向調整台11aと、
この3軸方向調整台11aに設けられて少なくとも1つ
の軸(y軸に平行なψ軸)の周りに微動可能とされた回
転調整台11bとを備えており、フレーム7は回転調整
台llbに取り付けられた固定金具12にねじで固定さ
れている。
を示すものである。はじめに第9図を参照すると、従来
の調整装置はフレーム調整用微動装置11を備えており
、フレーム調整用微動装置11は直交する3軸(x、y
、z軸)の方向に微動可能な3軸方向調整台11aと、
この3軸方向調整台11aに設けられて少なくとも1つ
の軸(y軸に平行なψ軸)の周りに微動可能とされた回
転調整台11bとを備えており、フレーム7は回転調整
台llbに取り付けられた固定金具12にねじで固定さ
れている。
第10図に示すように、固定金具12の端面にはガラス
板12aが貼り付けられている。ガラス板12aはフレ
ーム7の端面7aと平行になるように予め調整されてい
る。第10図及び第11図に示すように、フレーム7に
はストッパ13aを有する位置決め用治具13がねじで
取り付けられている。ストッパ13aはプリズム2の水
平方向の位置決めのために使用される。
板12aが貼り付けられている。ガラス板12aはフレ
ーム7の端面7aと平行になるように予め調整されてい
る。第10図及び第11図に示すように、フレーム7に
はストッパ13aを有する位置決め用治具13がねじで
取り付けられている。ストッパ13aはプリズム2の水
平方向の位置決めのために使用される。
フレーム7は)l e −N eレーザ光の平行スポ。
ト光14を基準として位置決めされる。すなわち、レー
ザ光源15から出力されたH e −N eレーザ光を
光ファイバ16により光コネクタ17に近き、レンズ1
8により平行光線とした後、スクリーン19のピンホー
ル20に通して細い平行スボ、7ト光14とし、この平
行スポット光14を固定金具12の端面に設けられたガ
ラス板12aに当てると、ガラス板12aで反射した平
行スボ・ノド光14がスクリーン19に投射される。こ
のとき、スクリーン19に投射された平行スボ・ノド光
14の位置からフレーム7の微小なずれを知ることがで
きるので、ガラス板12aで反射した平行スボ・ノド光
14がピンホール20と一致するようにフレーム調整用
微動装置11を微動させることによりフレーム7の位置
決めを行なうことができる。
ザ光源15から出力されたH e −N eレーザ光を
光ファイバ16により光コネクタ17に近き、レンズ1
8により平行光線とした後、スクリーン19のピンホー
ル20に通して細い平行スボ、7ト光14とし、この平
行スポット光14を固定金具12の端面に設けられたガ
ラス板12aに当てると、ガラス板12aで反射した平
行スボ・ノド光14がスクリーン19に投射される。こ
のとき、スクリーン19に投射された平行スボ・ノド光
14の位置からフレーム7の微小なずれを知ることがで
きるので、ガラス板12aで反射した平行スボ・ノド光
14がピンホール20と一致するようにフレーム調整用
微動装置11を微動させることによりフレーム7の位置
決めを行なうことができる。
以上のようにしてフレーム7が位置決めされた後、プリ
ズム2がフレーム7の突出部9上に置かれる。第10図
及び第11図に示すように、プリズム2はフレーム7の
端面7aと位置決め用治具13のストッパ13aとに当
接されることにより、プリズム2の端面2aとフレーム
7の端面7aとがほぼ平行になるように大まかに位置決
めされる。
ズム2がフレーム7の突出部9上に置かれる。第10図
及び第11図に示すように、プリズム2はフレーム7の
端面7aと位置決め用治具13のストッパ13aとに当
接されることにより、プリズム2の端面2aとフレーム
7の端面7aとがほぼ平行になるように大まかに位置決
めされる。
次いで、プリズム2とフレーム7の突出部9との間に微
量の接着剤21が塗布され、接着剤21が硬化するまで
(例えば約15分)の間に、プリズム2の端面2aがフ
レーム7の端面7aに対し正確に平行になるように、プ
リズム2の微調整が行われる。
量の接着剤21が塗布され、接着剤21が硬化するまで
(例えば約15分)の間に、プリズム2の端面2aがフ
レーム7の端面7aに対し正確に平行になるように、プ
リズム2の微調整が行われる。
フレーム7に対するプリズム2の角度ずれは上述した平
行スポット光14を利用して調べることができるが、従
来は、プリズム2を微動させる手段として、第12図に
示すような棒23が使用されていた。すなわち、接着剤
21が硬化するまでの間に、プリズム2の端面で反射さ
れた平行スポット光14をスクリーン19に投射させ、
その位置のずれを見ながら、手作業により、棒23でプ
リズム2を押すことにより、プリズム2の角度の微調整
を行なっていた。
行スポット光14を利用して調べることができるが、従
来は、プリズム2を微動させる手段として、第12図に
示すような棒23が使用されていた。すなわち、接着剤
21が硬化するまでの間に、プリズム2の端面で反射さ
れた平行スポット光14をスクリーン19に投射させ、
その位置のずれを見ながら、手作業により、棒23でプ
リズム2を押すことにより、プリズム2の角度の微調整
を行なっていた。
〔発明が解決しようとする問題点]
上述した調整方法では、フレーム7に対するプリズム2
の微調整を棒23を用いて手作業で行なう必要があるた
め、調整作業の自動化が不可能となっていた。また、例
えば0.2°の角度調整を行なう場合には、プリズム2
の一辺が例えば3mm程度とすると、10μmの調整精
度が必要になるので、これを手作業で行なうことは極め
て困難であり、調整精度が低下する原因となっていた。
の微調整を棒23を用いて手作業で行なう必要があるた
め、調整作業の自動化が不可能となっていた。また、例
えば0.2°の角度調整を行なう場合には、プリズム2
の一辺が例えば3mm程度とすると、10μmの調整精
度が必要になるので、これを手作業で行なうことは極め
て困難であり、調整精度が低下する原因となっていた。
したがって、本発明の目的は、接着剤の硬化により光学
部品がフレームに固定される間に、精細な手作業を必要
とすることな(、フレームに対する光学部品の位置及び
角度の微調整を容易に且つ高精度に行なうことができる
光学部品調整方法及び装置を提供することにある。
部品がフレームに固定される間に、精細な手作業を必要
とすることな(、フレームに対する光学部品の位置及び
角度の微調整を容易に且つ高精度に行なうことができる
光学部品調整方法及び装置を提供することにある。
本発明によれば、光学部品を取り付けるためのフレーム
をフレーム調整用微動装置に設けられた固定金具に取り
付け、フレーム調整用微動装置により平行スポット光を
基準にしてフレームの位置及び角度を調整し、次いで、
光学部品が接着剤の硬化によりフレームに固定される間
に、フレーム上に置かれた光学部品を光学部品調整用微
動装置に設けられた光学部品保持装置により間欠的に保
持しつつ、光学部品調整用微動装置により平行スポット
光を基準にして光学部品の位置及び角度を調整すること
を特徴とする光学部品調整方法が提供される。
をフレーム調整用微動装置に設けられた固定金具に取り
付け、フレーム調整用微動装置により平行スポット光を
基準にしてフレームの位置及び角度を調整し、次いで、
光学部品が接着剤の硬化によりフレームに固定される間
に、フレーム上に置かれた光学部品を光学部品調整用微
動装置に設けられた光学部品保持装置により間欠的に保
持しつつ、光学部品調整用微動装置により平行スポット
光を基準にして光学部品の位置及び角度を調整すること
を特徴とする光学部品調整方法が提供される。
また、本発明によれば、調整の基準となる平行スポット
光を出射する光学装置と、光学部品を取り付けるための
フレームを保持する固定金具と、平行スポット光に対す
る固定金具の位置及び角度を調整するためのフレーム調
整用微動装置と、フレーム上に置かれた光学部品が少な
くとも接着剤の硬化によってフレームに固定される間該
光学部品を間欠的に保持するための光学部品保持装置と
、光学部品保持装置を介して平行スポット光に対する光
学部品の位置及び角度を調整するための光学部品調整用
微動装置とを備えてなる光学部品調整装置が提供される
。
光を出射する光学装置と、光学部品を取り付けるための
フレームを保持する固定金具と、平行スポット光に対す
る固定金具の位置及び角度を調整するためのフレーム調
整用微動装置と、フレーム上に置かれた光学部品が少な
くとも接着剤の硬化によってフレームに固定される間該
光学部品を間欠的に保持するための光学部品保持装置と
、光学部品保持装置を介して平行スポット光に対する光
学部品の位置及び角度を調整するための光学部品調整用
微動装置とを備えてなる光学部品調整装置が提供される
。
本発明による光学部品調整方法及び装置によれば、光学
部品とフレームとの間に接着剤を塗布した後、接着剤が
硬化して光学部品がフレームに固定されて動かなくなる
までの間、フレーム上に置かれた光学部品を光学部品保
持装置により間欠的に保持しつつ光学部品調整用微動装
置を微動させて光学部品の位置や角度を調整することが
できる。
部品とフレームとの間に接着剤を塗布した後、接着剤が
硬化して光学部品がフレームに固定されて動かなくなる
までの間、フレーム上に置かれた光学部品を光学部品保
持装置により間欠的に保持しつつ光学部品調整用微動装
置を微動させて光学部品の位置や角度を調整することが
できる。
接着剤が硬化していない状態では、光学部品保持装置が
光学部品を保持しているときに光学部品調整用微動装置
の微動により光学部品の角度が修正されるが、光学部品
保持装置が光学部品を解放すると、光学部品は重力の作
用でフレームに接触する位置まで落下する。一方、接着
剤は次第に硬化するので、光学部品保持装置による光学
部品の間欠的な保持と光学部品調整用微動装置による位
置、角度等の調整とを操り返す間に光学部品はフレーム
に接触した状態で動かなくなり、正しく位置決めされた
状gでフレームに固定されることとなる。
光学部品を保持しているときに光学部品調整用微動装置
の微動により光学部品の角度が修正されるが、光学部品
保持装置が光学部品を解放すると、光学部品は重力の作
用でフレームに接触する位置まで落下する。一方、接着
剤は次第に硬化するので、光学部品保持装置による光学
部品の間欠的な保持と光学部品調整用微動装置による位
置、角度等の調整とを操り返す間に光学部品はフレーム
に接触した状態で動かなくなり、正しく位置決めされた
状gでフレームに固定されることとなる。
したがって、精細な手作業を必要とすることなく、フレ
ームに対する光学部品の微調整を容易に且つ高精度に行
なうことができることとなり、調整作業の自動化が可能
となる。
ームに対する光学部品の微調整を容易に且つ高精度に行
なうことができることとなり、調整作業の自動化が可能
となる。
C実施例〕
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。なお、
説明の簡略化のため、第8図に示す光アイソレータのフ
レーム7にプリズム2を取り付ける場合について説明す
る。
説明の簡略化のため、第8図に示す光アイソレータのフ
レーム7にプリズム2を取り付ける場合について説明す
る。
第1図ないし第7図は本発明方法の実施に使用される光
学部品調整装置の一実施例を示すものである。はじめに
第1図を参照すると、光学部品調整装置は、基準となる
H e −N eレーザ光の平行スポツ[・光を出射す
るだめの光学装置30を備えている。光学装置30は1
4 e−N eレーザ光を出力するレーザ光tA31と
、レーリ′光源31から出力されたI−1e −N e
レーザ光を光コネクタ33に導くための光ファイバ32
と、光コネクタ33から出射されたH e −N eレ
ーザ光を平行ビームとするためのレンズ34と、平行ビ
ームを通ずピンホール36を有するスクリーン35とを
備えている。平行ビームはピンホール36に通されるこ
とにより細い平行スポット光37とされる。
学部品調整装置の一実施例を示すものである。はじめに
第1図を参照すると、光学部品調整装置は、基準となる
H e −N eレーザ光の平行スポツ[・光を出射す
るだめの光学装置30を備えている。光学装置30は1
4 e−N eレーザ光を出力するレーザ光tA31と
、レーリ′光源31から出力されたI−1e −N e
レーザ光を光コネクタ33に導くための光ファイバ32
と、光コネクタ33から出射されたH e −N eレ
ーザ光を平行ビームとするためのレンズ34と、平行ビ
ームを通ずピンホール36を有するスクリーン35とを
備えている。平行ビームはピンホール36に通されるこ
とにより細い平行スポット光37とされる。
第1図ないし第3図を参照すると、光学部品調整装置は
フレーム調整用微動装置40を備えており、フレーム調
整用微動装置40は直交する3軸(x、y、z軸)の方
向に微動可能な3軸方向調整台41と、この3軸方向調
整台41に設けられて少なくとも1つの軸(y軸に平行
なψ輔)の周りに微動可能とされた回転調整台42とを
備えている。ここで、直交する3軸のうちの1つ4例え
ばX軸は光学装置30から出射される平行スポット光3
7の光軸に平行になるよう設定されている。
フレーム調整用微動装置40を備えており、フレーム調
整用微動装置40は直交する3軸(x、y、z軸)の方
向に微動可能な3軸方向調整台41と、この3軸方向調
整台41に設けられて少なくとも1つの軸(y軸に平行
なψ輔)の周りに微動可能とされた回転調整台42とを
備えている。ここで、直交する3軸のうちの1つ4例え
ばX軸は光学装置30から出射される平行スポット光3
7の光軸に平行になるよう設定されている。
フレーム7は回転調整台42に取り付けられた固定金具
43に例えばねじ44 (第6図参照)で固定されるよ
うになっている。
43に例えばねじ44 (第6図参照)で固定されるよ
うになっている。
第6図に示すように、固定金具43の端面にはガラス板
45が貼り付けられている。ガラス板45はフレーム7
の端面7aと平行になるように予め3Jl整されている
。第4図ないし第7図に示すように、フレーム7にはス
トッパ47を有する位置決め用治具4Gがねし48によ
り取り付けられている。ストッパ47はプリズム2の水
平方向の位置決めのために使用される。
45が貼り付けられている。ガラス板45はフレーム7
の端面7aと平行になるように予め3Jl整されている
。第4図ないし第7図に示すように、フレーム7にはス
トッパ47を有する位置決め用治具4Gがねし48によ
り取り付けられている。ストッパ47はプリズム2の水
平方向の位置決めのために使用される。
第1図、第2図及び第4図ないし第6図を参照すると、
光学部品調整装置は光学部品であるプリズム2を間欠的
に保持するための光学部品保持装置50を備えている。
光学部品調整装置は光学部品であるプリズム2を間欠的
に保持するための光学部品保持装置50を備えている。
ここでは、光学部品保持装置50はプリズム2を間欠的
に吸着する機構を有している。すなわち、光学部品保持
装置50は先端に吸引口51aを有する中空の光学部品
保持用アーム5Iを備えており、このアーム51の内部
は配管52を介して真空ポンプ53の吸引側に接続され
ており、配管52の途中には電磁弁54が設けられてい
る。電磁弁54は発振器55からの信号により駆動され
て開閉動作を所定の周期で繰り返すようになっている。
に吸着する機構を有している。すなわち、光学部品保持
装置50は先端に吸引口51aを有する中空の光学部品
保持用アーム5Iを備えており、このアーム51の内部
は配管52を介して真空ポンプ53の吸引側に接続され
ており、配管52の途中には電磁弁54が設けられてい
る。電磁弁54は発振器55からの信号により駆動され
て開閉動作を所定の周期で繰り返すようになっている。
したがって、アーム51の先端には間欠的に吸引力が発
生し、その吸引力によってプリズム2を間欠的に吸着す
ることが可能となっている。アーム52の先端はプリズ
ム2の背面2bと同じ角度の面に仕−J:げられている
。
生し、その吸引力によってプリズム2を間欠的に吸着す
ることが可能となっている。アーム52の先端はプリズ
ム2の背面2bと同じ角度の面に仕−J:げられている
。
第1図及び第2図に示すように、光学部品調整装置は光
学部品調整用微動装置60を備えている。
学部品調整用微動装置60を備えている。
光学部品調整用微動装置60は直交する3軸(x。
y、z軸)の方向に微動可能な3軸方向調整台61と、
この3軸方向調整台61に設けられて直交する2軸(y
軸に平行なψ軸、Z軸に平行なθ軸)の周りに微動可能
とされた2軸周り回転調整台62とを備えている。アー
ム52は2軸周り回転調整台62に取り付けられており
、アーム52の長さはアーム52がその先端を中心にし
て回転できるように設定されている。
この3軸方向調整台61に設けられて直交する2軸(y
軸に平行なψ軸、Z軸に平行なθ軸)の周りに微動可能
とされた2軸周り回転調整台62とを備えている。アー
ム52は2軸周り回転調整台62に取り付けられており
、アーム52の長さはアーム52がその先端を中心にし
て回転できるように設定されている。
次に、上記構成を有する光学部品調整装置により光学部
品の調整方法を以下に説明する。
品の調整方法を以下に説明する。
まず、固定金具43の端面に設けられているガラス板4
5にHe−N eレーザ光の平行スポット光37を当て
、ガラス板45で反射した平行スポット光38がスクリ
ーン35のピンホール36と一致するようにフレーム調
整用微動装置40の回転調整台42を調整する。
5にHe−N eレーザ光の平行スポット光37を当て
、ガラス板45で反射した平行スポット光38がスクリ
ーン35のピンホール36と一致するようにフレーム調
整用微動装置40の回転調整台42を調整する。
次に、調整すべきプリズム2の端面2aに平行スポット
光37が当たるように、フレーム8周整用微動装置40
の3軸微動調整台41を2軸方向に所定量だけ移動させ
る。
光37が当たるように、フレーム8周整用微動装置40
の3軸微動調整台41を2軸方向に所定量だけ移動させ
る。
次に、固定金具43にフレーム7を取り付け、位置決め
用治具46をフレーム7に取り付けた後、プリズム2を
フレーム7の突出部9上に乗せる。
用治具46をフレーム7に取り付けた後、プリズム2を
フレーム7の突出部9上に乗せる。
次に、光学部品調整用微動装置60によりアーム52を
X軸方向に移動させてプリズム2の背面2bに当接させ
、プリズム2の端面2aがフレーム7の突出部9の端面
と一致する位置まで、アーム52を移動させる。この作
業はプリズム2をストッパ47に押しつけながら行なう
。
X軸方向に移動させてプリズム2の背面2bに当接させ
、プリズム2の端面2aがフレーム7の突出部9の端面
と一致する位置まで、アーム52を移動させる。この作
業はプリズム2をストッパ47に押しつけながら行なう
。
次に、プリズム2とフレーム7の突出部9との間に微量
の接着剤70 (第6図及び第7図参照)を塗布する。
の接着剤70 (第6図及び第7図参照)を塗布する。
接着剤70としては約10〜20分で硬化するものが好
ましい。
ましい。
次に、発振器55を作動させて電磁弁54の開閉動作を
開始させることにより、アーム52の先端部に吸引力を
間欠的に発生させ、プリズム2をアーム2の先端に間欠
的に吸着させる。
開始させることにより、アーム52の先端部に吸引力を
間欠的に発生させ、プリズム2をアーム2の先端に間欠
的に吸着させる。
アーム52が間欠的にプリズム2を吸着している間に、
He −N eレーザ光の平行スポット光37がスクリ
ーン35のピンホール36と一致するように光学部品調
整用微動装置60の2軸回転調整台62によりプリズム
2の角度を調整する。
He −N eレーザ光の平行スポット光37がスクリ
ーン35のピンホール36と一致するように光学部品調
整用微動装置60の2軸回転調整台62によりプリズム
2の角度を調整する。
この場合、接着剤70が硬化していない状態では、アー
ム52がプリズム2を保持しているときにプリズム2の
角度が修正されるが、アーム52がプリズム2を解放す
ると、プリズム2は重力の作用でフレーム7の突出部9
に接触する位置まで落下する。一方、接着剤70は次第
に硬化するので、アーム52によるプリズム2の間欠的
な保持と光学部品調整用微動装置60の2軸回転調整台
62によるプリズム2の角度調整とを繰り返す間にプリ
ズム2はフレーム7の突出部9上に接触した状態で動か
なくなり、正しく位置決めされた状態でフレーム7に固
定されることとなる。なお、接着剤70による固定の後
、更に強力な接着剤でプリズム2をフレーム7に固定す
ることができる。
ム52がプリズム2を保持しているときにプリズム2の
角度が修正されるが、アーム52がプリズム2を解放す
ると、プリズム2は重力の作用でフレーム7の突出部9
に接触する位置まで落下する。一方、接着剤70は次第
に硬化するので、アーム52によるプリズム2の間欠的
な保持と光学部品調整用微動装置60の2軸回転調整台
62によるプリズム2の角度調整とを繰り返す間にプリ
ズム2はフレーム7の突出部9上に接触した状態で動か
なくなり、正しく位置決めされた状態でフレーム7に固
定されることとなる。なお、接着剤70による固定の後
、更に強力な接着剤でプリズム2をフレーム7に固定す
ることができる。
以上、図示実施例につき説明したが、本発明方法及び装
置は上記実施例の態様のみに限定されるものではない。
置は上記実施例の態様のみに限定されるものではない。
例えば、光学部品保持装置は電磁力、ばね力等を利用し
てプリズム等の光学部品を間欠的に挟持するものであっ
てもよい。また、本発明はプリズム以外の光学部品の取
り付は調整にも適用できることはいうまでもない。
てプリズム等の光学部品を間欠的に挟持するものであっ
てもよい。また、本発明はプリズム以外の光学部品の取
り付は調整にも適用できることはいうまでもない。
以上の説明から明らかなように、本発明方法及び装置に
よれば、接着剤の硬化により光学部品がフレームに固定
される間に、光学部品保持装置により光学部品を間欠的
に保持しつつ、光学装置から出射される平行スポット光
を基準として光学部品の位置及び角度を光学部品調整用
微動装置により微調整することができるから、精細な手
作業を必要とすることな(、フレームに対する光学部品
の微調整を容易に且つ高精度に行なうことができること
となり、調整作業の自動化が可能となる。
よれば、接着剤の硬化により光学部品がフレームに固定
される間に、光学部品保持装置により光学部品を間欠的
に保持しつつ、光学装置から出射される平行スポット光
を基準として光学部品の位置及び角度を光学部品調整用
微動装置により微調整することができるから、精細な手
作業を必要とすることな(、フレームに対する光学部品
の微調整を容易に且つ高精度に行なうことができること
となり、調整作業の自動化が可能となる。
第1図は本発明方法の実施に使用する光学部品調整装置
の一実施例を示す概略全体構成図、第2図は第1図に示
すフレーム調整用微動装置及び光学部品調整用微動装置
近傍の側面図、第3図は第1図に示すフレーム調整用微
動装置の正面図、 第4図は第1図に示す固定金具の近傍の一部断面平面図
、 第5図は第1図に示す光学部品保持装置とプリズムとの
関係を示す斜視図、 第6図は第1図に示す固定金具の近傍の縦断面側面図、 第7図は第1図に示す固定金具の近傍の正面図、第8図
は光アイソレータの構造を示す縦断面図、第9図は従来
の光学部品調整装置の構造を示す概略構成図、 第10図は第9図に示す固定金具の近傍の縦断面図、 第11図は第9図に示す固定金具の近傍の正面図、 第12図はフレームに対する光学部品の従来の調整方法
を示す斜視図である。 図において、2は光学部品としてのプリズム、7はフレ
ーム、30は光学装置、37は平行スポラ1−光、40
はフレーl−調整用微動装置、43は固定金具、50は
光学部品保持装置、51は光学′部品保持用アーム、6
0は光学部品調整用微動装置、70は接着剤をそれぞれ
示す。 :@10図 第11図 の角度調整方法を示す斜視図 第12図 第1図に示すフレーム調整用微動装置 及び光学部品調整用微動装置の側面図 第2図 第3図 近傍の一部断面平面図 A4図 宅6耶 q に示す光学部品保持装置と ムとの関係を示す斜視図 有5図 図に示す固定金具近傍の正面図 −67rl
の一実施例を示す概略全体構成図、第2図は第1図に示
すフレーム調整用微動装置及び光学部品調整用微動装置
近傍の側面図、第3図は第1図に示すフレーム調整用微
動装置の正面図、 第4図は第1図に示す固定金具の近傍の一部断面平面図
、 第5図は第1図に示す光学部品保持装置とプリズムとの
関係を示す斜視図、 第6図は第1図に示す固定金具の近傍の縦断面側面図、 第7図は第1図に示す固定金具の近傍の正面図、第8図
は光アイソレータの構造を示す縦断面図、第9図は従来
の光学部品調整装置の構造を示す概略構成図、 第10図は第9図に示す固定金具の近傍の縦断面図、 第11図は第9図に示す固定金具の近傍の正面図、 第12図はフレームに対する光学部品の従来の調整方法
を示す斜視図である。 図において、2は光学部品としてのプリズム、7はフレ
ーム、30は光学装置、37は平行スポラ1−光、40
はフレーl−調整用微動装置、43は固定金具、50は
光学部品保持装置、51は光学′部品保持用アーム、6
0は光学部品調整用微動装置、70は接着剤をそれぞれ
示す。 :@10図 第11図 の角度調整方法を示す斜視図 第12図 第1図に示すフレーム調整用微動装置 及び光学部品調整用微動装置の側面図 第2図 第3図 近傍の一部断面平面図 A4図 宅6耶 q に示す光学部品保持装置と ムとの関係を示す斜視図 有5図 図に示す固定金具近傍の正面図 −67rl
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、光学部品(2)を取り付けるためのフレーム(7)
をフレーム調整用微動装置(40)に設けられた固定金
具(43)に取り付け、 フレーム調整用微動装置(40)により平行スポット光
(37)を基準にしてフレーム(7)の位置及び角度を
調整し、 次いで、光学部品(2)が接着剤(70)の硬化により
フレーム(7)に固定される間に、フレーム(7)上に
置かれた光学部品(2)を光学部品調整用微動装置(6
0)に設けられた光学部品保持装置(50)により間欠
的に保持しつつ、光学部品調整用微動装置(60)によ
り平行スポット光(37)を基準にして光学部品(2)
の位置及び角度を調整することを特徴とする光学部品調
整方法。 2、調整の基準となる平行スポット光(37)を出射す
る光学装置(30)と、 光学部品(2)を取り付けるためのフレーム(7)を保
持するための固定金具(43)と、平行スポット光(3
7)に対する固定金具(43)の位置及び角度を調整す
るためのフレーム調整用微動装置(40)と、 フレーム(7)上に置かれた光学部品(2)が少なくと
も接着剤(70)の硬化によってフレーム(7)に固定
される間該光学部品(2)を間欠的に保持するための光
学部品保持装置(50)と、光学部品保持装置(50)
を介して平行スポット光(37)に対する光学部品(2
)の位置及び角度を調整するための光学部品調整用微動
装置(60)とを備えてなる光学部品調整装置。 3、光学部品保持装置(50)が光学部品(2)を間欠
的に吸着する機構(51〜55)を備えている特許請求
の範囲第2項に記載の光学部品調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111987A JPS63229413A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 光学部品調整方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6111987A JPS63229413A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 光学部品調整方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63229413A true JPS63229413A (ja) | 1988-09-26 |
Family
ID=13161867
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6111987A Pending JPS63229413A (ja) | 1987-03-18 | 1987-03-18 | 光学部品調整方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63229413A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100572784B1 (ko) * | 2002-03-14 | 2006-04-19 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 색 합성 광학계의 제조 방법, 색 합성 광학계의 제조 장치및 프로젝터의 제조 방법 |
KR100605764B1 (ko) * | 2001-10-16 | 2006-07-28 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 광학 장치의 제조 방법 및 기준 위치 발생 원기 |
KR100714522B1 (ko) * | 2001-09-27 | 2007-05-07 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 광학 장치의 제조 기계 |
WO2019235566A1 (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 京セラ株式会社 | 固定器具、光学装置、および光学装置の製造方法 |
-
1987
- 1987-03-18 JP JP6111987A patent/JPS63229413A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100714522B1 (ko) * | 2001-09-27 | 2007-05-07 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 광학 장치의 제조 기계 |
KR100605764B1 (ko) * | 2001-10-16 | 2006-07-28 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 광학 장치의 제조 방법 및 기준 위치 발생 원기 |
KR100572784B1 (ko) * | 2002-03-14 | 2006-04-19 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 색 합성 광학계의 제조 방법, 색 합성 광학계의 제조 장치및 프로젝터의 제조 방법 |
WO2019235566A1 (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | 京セラ株式会社 | 固定器具、光学装置、および光学装置の製造方法 |
JPWO2019235566A1 (ja) * | 2018-06-08 | 2021-05-13 | 京セラ株式会社 | 固定器具、光学装置、および光学装置の製造方法 |
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