JP2003287146A - 圧力空間仕切り構造 - Google Patents

圧力空間仕切り構造

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JP2003287146A
JP2003287146A JP2002095742A JP2002095742A JP2003287146A JP 2003287146 A JP2003287146 A JP 2003287146A JP 2002095742 A JP2002095742 A JP 2002095742A JP 2002095742 A JP2002095742 A JP 2002095742A JP 2003287146 A JP2003287146 A JP 2003287146A
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bellows
pressure
space
pressure space
movable object
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Masafumi Asai
雅文 浅井
Tadashi Sato
規 佐藤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1および第2の圧力空間の仕切り部に、第
1の圧力空間から第2の圧力空間に向けてベローズが配
置され、該ベローズの先端側が第2の圧力空間内の可動
物体に連結され圧力空間仕切り構造に関し、ベローズで
仕切られた圧力空間内の可動部材をベローズを伸縮させ
ながら移動させる際に、可動部材を正確に位置決めでき
る圧力空間仕切り構造を実現する。 【解決手段】 ベローズ20と案内管25とで挟まれた
筒状空間60がシールドキャップ61で封じられている
と共に、筒状空間60と真空チャンバ1内の空間との圧
力差を減少させるように、筒状空間60に連通した吸気
管65を真空ポンプ66に接続し、筒状空間60を真空
に吸引するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子ビームによる
高密度光ディスク原盤露光装置等に組み込まれる圧力空
間仕切り構造に関し、さらに詳しくは、第1および第2
の圧力空間の仕切り部に、第1の圧力空間から第2の圧
力空間に向けてベローズが配置され、該ベローズの先端
側が第2の圧力空間内の可動物体に連結されると共に、
第1の圧力空間側から可動物体に連結する配管はベロー
ズの内側を通され、可動物体の移動はベローズの軸方向
の伸縮により確保される圧力空間仕切り構造に関する。
【0002】
【従来の技術】電子ビームによる高密度光ディスク原盤
露光装置に組み込まれる従来の圧力空間仕切り構造の一
例を図3に示した。内部が10-4Pa程度の真空度に排
気される真空チャンバ1内には、一軸ステージ2が設置
され、その上にスピンドルモータ3が搭載されている。
一軸ステージ2は、図3における横方向(X方向)を向
いたボールねじ4とこれに螺合する雌ねじ部5からな
り、ボールねじ4を静止位置で回転させることにより、
雌ねじ部5が固定されたスピンドルモータ3を図3にお
ける横方向に移動させるものである。
【0003】この圧力空間仕切り構造には、レーザ測長
器7が設けられており、スピンドルモータ3の位置を正
確に計測できるようになっている。スピンドルモータ3
の出力部であるシャフト8は、上方に突き出ており、そ
の先端に、ターンテーブル9が取り付けられている。被
描画原盤10を載せたターンテーブル9は、スピンドル
モータ3によって回転駆動される。
【0004】ターンテーブル9の上方には、電子銃鏡筒
12が設けられ、電子銃鏡筒12内の電子銃から出た電
子ビームは、図示しない電子レンズにより絞られた後、
被描画原盤10上に到達し、描画を行う。一軸ステージ
2でもってスピンドルモータ3を図3における横方向に
移動することにより、電子ビームは、被描画原盤10上
を半径方向に移動する。
【0005】真空チャンバ1内には、フランジ付きの円
筒状壁部材15で構成された空間が存在し、ここに、真
空チャンバ1内の空間を外の空間(大気)とを仕切るベ
ローズ20が、真空チャンバ1内の空間に向けて配置さ
れている。このベローズ20の先端側は、真空チャンバ
1内のスピンドルモータ3にシールドパイプ21を介し
て連結され、基端側は、シールドリング22の内端部に
固定されている。このシールドリング22は、円筒状壁
部材15の端部に取り付けられている。
【0006】さらに、ベローズ20の内側にはベローズ
20と同軸的に案内管25が配置され、この案内管25
の一端側も、シールドパイプ21を介してスピンドルモ
ータ3に連結されている。案内管25の外周面には、軸
方向に摺動自在に、T字形断面の3つの支持リング26
が嵌合されている。この支持リング26の外周部はベロ
ーズ20に固定されている。この例では、ベローズ20
として、4つのベローズ部品20A〜20Dを支持リン
グ26を介して直列に並べて溶接したものを用いてい
る。
【0007】ここで、スピンドルモータ3のシャフト8
は、高密度で高精度な原盤描画を行う必要性から、静圧
気体軸受で回転支持されている。静圧気体軸受の一例を
図4に示す。図4において、シャフト8にはスラスト板
部8aが円板状に突設されており、このスラスト板部8
aの上下に、スラスト軸受部33を構成するノズル3
1,32が対向配置され、又、シャフト8の主軸部8b
に対向するように、ジャーナル軸受部38を構成するノ
ズル36,37が配置されている。
【0008】ノズル31,32およびノズル36,37
に、通路41を介して圧縮気体(通常、圧縮空気)が供
給され、噴出することにより、シャフト8を非接触状態
に浮上し支持される。噴出後の流出気体は、最終的には
通路42を介して大気に放出される。なお、通路43は
ギャップG近傍の排気を行うもので、これにより、シャ
フト8周辺のギャップGから真空チャンバ1内に気体が
入り込んで真空度を低下させることを避けることができ
る。
【0009】通路41は、供給管51でもって圧縮気体
供給源に接続され、通路42は案内管25を介して大気
に開放され、通路43は排気管52でもって吸引ポンプ
に接続される。これら供給管51,排気管52は、図3
に示すように案内管25の内側を通されている。上記構
成により、スピンドルモータ3は、真空チャンバ1内の
真空度を低下させることなく、ベローズの軸方向(伸縮
方向)に移動できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来構造におい
ては、ベローズ20の外側が真空で、内側が大気圧であ
るため、ベローズ20は大きな差圧を受け、半径方向に
膨らむことになる。ところで、このベローズ20は、差
圧を受けない自然状態において真直であっても、差圧を
受けた膨張状態では、歪んで曲がったりする。この場
合、支持リング26と案内管25との間に大きな力が作
用し合い、支持リング26の摺動抵抗(摩擦力)が増大
することになる。又、上記膨張状態では、ベローズ20
そのものについても、内部の摩擦力の増加で軸方向に円
滑に伸縮できなくなる。
【0011】このように、従来構造では、ベローズ20
が膨張状態にあり、ベローズ20を伸縮させスピンドル
モータ3を移動させる際の摩擦力が大きい。スピンドル
モータ3の図3における横方向の位置制御は、レーザ測
長器7の出力が所定の値になるように一軸ステージ2を
駆動するサーボ機構で行うため、この摩擦力が大きい
と、スピンドルモータ3の位置制御を正確に行えないと
いう問題がある。
【0012】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、本発明の解決すべき課題は、ベローズで仕切
られた圧力空間内の可動部材をベローズを伸縮させなが
ら移動させる際に、可動部材を正確に位置決めできる圧
力空間仕切り構造を実現することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1に係る発明は、第1および第2の圧力空間の仕切り
部に、前記第1の圧力空間から前記第2の圧力空間に向
けてベローズが配置され、該ベローズの先端側が前記第
2の圧力空間内の可動物体に連結されると共に、前記第
1の圧力空間側から前記可動物体に連結する配管は前記
ベローズの内側を通され、前記可動物体の移動は前記ベ
ローズの軸方向の伸縮により確保される圧力空間仕切り
構造であって、前記ベローズの内外圧力差を減少させる
圧力差調整手段を有することを特徴とするものである。
【0014】この発明では、圧力差調整手段がベローズ
の内外圧力差を減少させるため、ベローズは、差圧を受
けない自然状態もしくはそれに近い状態にある。この状
態では、ベローズの伸縮運動に対する摩擦力は小さく、
ベローズは円滑に伸縮できる。よって、本発明によれ
ば、可動物体を移動させる際の摩擦力を小さくできるの
で、可動物体の位置制御を正確に行える。
【0015】請求項2に係る発明は、第1および第2の
圧力空間の仕切り部に、前記第1の圧力空間から前記第
2の圧力空間に向けてベローズが配置され、該ベローズ
の先端側が前記第2の圧力空間内の可動物体に連結され
ると共に、前記ベローズの内側には前記ベローズと同軸
的に案内管が配置され、該案内管の一端側は前記可動物
体に連結されると共に、前記案内管の外周面には軸方向
に摺動自在に支持リングが嵌合され、該支持リングの外
周部が前記ベローズに固定され、前記第1の圧力空間側
から前記可動物体に連結する配管は前記案内管の内側を
通され、前記可動物体の移動は前記ベローズの軸方向の
伸縮により確保される圧力空間仕切り構造であって、前
記ベローズと前記案内管とで挟まれた筒状空間が封じら
れていると共に、前記筒状空間と前記第2の圧力空間と
の圧力差を減少させるように前記筒状空間内の圧力を調
整する圧力差調整手段が設けられたことを特徴とするも
のである。
【0016】この発明では、圧力差調整手段がベローズ
の内外圧力差を減少させるため、ベローズは、差圧を受
けない自然状態もしくはそれに近い状態にある。このた
め、支持リングと案内管との間に大きな力が作用し合う
ことはなく、案内管と支持リングとの摺動抵抗(摩擦
力)は小さい。又、差圧を受けない自然状態もしくはそ
れに近い状態では、ベローズそのものについても、内部
の摩擦力の増加はなく、ベローズは円滑に伸縮できる。
よって、本発明によれば、可動物体を移動させる際の摩
擦力を小さくでき、可動物体の位置制御を正確に行え
る。
【0017】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
係る発明において、第1の圧力空間は大気に開放された
空間であり、第2の圧力空間は真空チャンバ内の空間で
あり、可動物体は静圧気体軸受で回転支持されたシャフ
トを有したものであり、配管は静圧気体軸受への圧縮気
体の供給管および流出気体の排気管であることを特徴と
するものである。
【0018】この発明では、真空チャンバ内の可動物体
を移動させる際の摩擦力を小さくでき、可動物体の位置
制御を正確に行える。
【0019】
【実施の形態】(第1の実施の形態例)図1は第1の実
施の形態例を示す図である。この形態例も高密度光ディ
スク原盤露光装置等に組み込まれる圧力空間仕切り構造
に関するものである。図1において、図3に示した従来
構造と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略す
る。
【0020】本形態例において、請求項1および請求項
2における第1の圧力空間に相当するものは、大気に開
放された空間(真空チャンバ1の外部空間)、第2の圧
力空間に相当するものは、真空チャンバ1内の空間、可
動物体に相当するものは、静圧気体軸受で回転支持され
たシャフトを有したスピンドルモータ3、配管は、静圧
気体軸受への圧縮気体の供給管51および流出気体の排
気管52である。
【0021】本形態例と図3に示した従来構造との相違
点は、ベローズ20と案内管25とで挟まれた筒状空間
60がシールドキャップ61で封じられていると共に、
筒状空間60と真空チャンバ1内の空間との圧力差を減
少させるように、筒状空間60に連通した吸気管65を
真空ポンプ66に接続し、筒状空間60内を真空に吸引
するように構成したものである。
【0022】なお、案内管25はシールドキャップ61
に対して移動するものであるため、両者の対向部は、摺
動可能なシール構造となっている。このシール構造は、
筒状空間60の設定圧力と案内管25の許容摺動抵抗に
応じて選択すればよく、たとえば、Oリングシールの
採用と潤滑用グリスの塗布、メカニカルシールの採
用、隙間のコンダクタンスを制限した隙間シール構造
の採用等、何れを選択してもよい。隙間シール構造の場
合、案内管25の外径を50mm,軸方向の隙間長を1
0mm,隙間の半径方向の間隔を20μmとすること
で、約1.0×10 4 Pa程度まで減圧できる。隙間制
御のためのガイド機構を併用すれば、ほぼ摺動抵抗のな
いシールを実現できる。
【0023】このように、本形態例では、筒状空間60
内の圧力を下げる圧力差調整手段(吸気管65,真空ポ
ンプ66等)を設けたことにより、ベローズ20の内外
圧力差が減少するため、ベローズ20は、差圧を受けな
い自然状態もしくはそれに近い状態にある。このため、
支持リング26と案内管25との間に大きな力が作用し
合うことはなく、案内管25と支持リング26との摺動
抵抗(摩擦力)は小さい。又、差圧を受けない自然状態
もしくはそれに近い状態では、ベローズ20そのものに
ついても、内部の摩擦力の増加はなく、ベローズ20は
円滑に伸縮できる。よって、可動物体であるスピンドル
モータ3を移動させる際の摩擦力が小さく、スピンドル
モータ3の位置制御を正確に行える。 (第2の実施の形態例)第2の実施の形態例を図2に示
した。図2において、図1に示した形態例と同一部分に
は同一符号を付し、その説明は省略する。この形態例
は、筒状空間60に連通した液体吸引管71をピストン
72およびシリンダ73でなる吸引装置に接続し、筒状
空間60,液体吸引管71およびシリンダ73内を液体
で満たして、ピストン72を図2のF方向に一定力で付
勢し、ベローズ20の内外差圧が小さくなるように制御
するものである。
【0024】この形態例でも、筒状空間60内の圧力を
調整する圧力差調整手段(液体吸引管71,ピストン7
2およびシリンダ73等)を設けたことにより、ベロー
ズ20の内外圧力差が減少するため、ベローズ20は、
差圧を受けない自然状態もしくはそれに近い状態にあ
る。このため、第1の形態例の場合と同様、支持リング
26と案内管25との間に大きな力が作用し合うことは
なく、案内管25と支持リング26との摺動抵抗(摩擦
力)は小さい。又、差圧を受けない自然状態もしくはそ
れに近い状態では、ベローズ20そのものについても、
内部の摩擦力の増加はなく、ベローズ20は円滑に伸縮
できる。よって、可動物体であるスピンドルモータ3を
移動させる際の摩擦力が小さく、スピンドルモータ3の
位置制御を正確に行える。 (その他の実施の形態例)本発明は上記形態例の構成に
限られるものではない。たとえば、可動物体の移動スト
ロークが小さくベローズが短くてよい場合には、支持リ
ングは不要である。又、上記形態例は、第1の圧力空間
が大気に開放された空間であり、第2の圧力空間が真空
チャンバ内の空間であり、圧力差調整手段で減圧する場
合を示したが、圧力空間仕切り構造によっては、ベロー
ズにかかる差圧の方向がこの逆の場合もあり得る。この
場合には、圧力差調整手段で加圧を行うように構成すれ
ばよい。
【0025】さらに、本発明は、高密度光ディスク原盤
露光装置等に組み込まれる圧力空間仕切り構造に限るも
のでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3に係
る発明では、圧力差調整手段がベローズの内外圧力差を
減少させるため、ベローズは、差圧を受けない自然状態
もしくはそれに近い状態にある。よって、本発明によれ
ば、可動物体を移動させる際の摩擦力を小さくできるの
で、可動物体の位置制御を正確に行える圧力空間仕切り
構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態例を示す図である。
【図3】従来の圧力空間仕切り構造の一例を示す図であ
る。
【図4】静圧気体軸受を示す図である。
【符号の説明】
1 真空チャンバ 2 一軸ステージ 3 スピンドルモータ 8 シャフト 9 ターンテーブル 10 被描画原盤 20 ベローズ 21 シールドパイプ 22 シールドリング 25 案内管 26 支持リング 51 供給管 52 排気管 60 筒状空間 61 シールドキャップ 65 吸気管 66 真空ポンプ 71 液体吸引管 72 ピストン 73 シリンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G21K 5/04 G21K 5/04 M 5D121 5/10 5/10 T H01J 37/18 H01J 37/18 37/20 37/20 D Fターム(参考) 2H097 AA03 CA16 LA20 3J042 AA06 CA30 DA20 3J045 AA06 AA13 CB10 CB21 EA10 5C001 AA03 AA08 CC06 5C033 KK01 KK07 5D121 BB21 BB38

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の圧力空間の仕切り部
    に、前記第1の圧力空間から前記第2の圧力空間に向け
    てベローズが配置され、該ベローズの先端側が前記第2
    の圧力空間内の可動物体に連結されると共に、前記第1
    の圧力空間側から前記可動物体に連結する配管は前記ベ
    ローズの内側を通され、前記可動物体の移動は前記ベロ
    ーズの軸方向の伸縮により確保される圧力空間仕切り構
    造であって、 前記ベローズの内外圧力差を減少させる圧力差調整手段
    を有する圧力空間仕切り構造。
  2. 【請求項2】 第1および第2の圧力空間の仕切り部
    に、前記第1の圧力空間から前記第2の圧力空間に向け
    てベローズが配置され、該ベローズの先端側が前記第2
    の圧力空間内の可動物体に連結されると共に、前記ベロ
    ーズの内側には前記ベローズと同軸的に案内管が配置さ
    れ、該案内管の一端側は前記可動物体に連結されると共
    に、前記案内管の外周面には軸方向に摺動自在に支持リ
    ングが嵌合され、該支持リングの外周部が前記ベローズ
    に固定され、前記第1の圧力空間側から前記可動物体に
    連結する配管は前記案内管の内側を通され、前記可動物
    体の移動は前記ベローズの軸方向の伸縮により確保され
    る圧力空間仕切り構造であって、 前記ベローズと前記案内管とで挟まれた筒状空間が封じ
    られていると共に、前記筒状空間と前記第2の圧力空間
    との圧力差を減少させるように前記筒状空間内の圧力を
    調整する圧力差調整手段が設けられた圧力空間仕切り構
    造。
  3. 【請求項3】 前記第1の圧力空間は大気に開放された
    空間であり、前記第2の圧力空間は真空チャンバ内の空
    間であり、前記可動物体は静圧気体軸受で回転支持され
    たシャフトを有したものであり、前記配管は前記気体軸
    受への圧縮気体の供給管および流出気体の排気管である
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の圧力空間仕切り
    構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281085A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Hitachi Eng Co Ltd 往復動機構を備えた真空装置
JP2009127634A (ja) * 2007-11-19 2009-06-11 Mirapuro:Kk ベローズ機構
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