JP3040727B2 - 非接触型メカニカルシール - Google Patents

非接触型メカニカルシール

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JP3040727B2
JP3040727B2 JP8324771A JP32477196A JP3040727B2 JP 3040727 B2 JP3040727 B2 JP 3040727B2 JP 8324771 A JP8324771 A JP 8324771A JP 32477196 A JP32477196 A JP 32477196A JP 3040727 B2 JP3040727 B2 JP 3040727B2
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興二 竹下
直隆 小松
圭介 村田
敏彦 山脇
一末 松岡
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機などに適用
される非接触型メカニカルシールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機などに適用される非接触型
メカニカルシール(ドライガスシール)として、図4に
示すようなものが知られている。すなわち、図4におい
て、圧縮機内部の符号Aで示す部分(以下「A部」とい
う)には圧縮機により圧縮されたガスが封入されてお
り、また後述のB部に対して高圧場を形成する。一方、
符号Bで示す部分(以下「B部」という)は圧縮機外部
の圧力と同じ低圧側を形成しており、回転環1の背面1
aと静止環2の前面2bとで構成される微小隙間(シー
ル隙間)を圧力バウンダリとしていて、この隙間をガス
が通過する間に圧力が低圧場B部の圧力まで低下するよ
うになっている。
【0003】なお、導通管(図示せず)により高圧場A
部のガスが符号Cで示す部分(以下「C部」という)に
まで導かれている。したがって、A部からC部までが動
圧軸受部1Aを形成している。この動圧軸受部1Aには
回転環1側に動圧を発生させるためのスパイラルグルー
プ1Bが加工されている。また、回転環1が回転軸11に
嵌合されたスリーブ12に嵌合されて、回転軸11と共に回
転するようになっている。
【0004】符号4はケーシングを示している。ケーシ
ング4はその内径部を大径部4A,中径部4B,小径部
4Cからなる3段状に形成され、静止環2はその外径部
とケーシング4の大径部4Aとの間に半径方向の隙間を
介して配設されている。
【0005】符号3はリテーナを示しており、このリテ
ーナ3は大径の本体部3Aと小径のフランジ部3Bとを
そなえ、本体部3Aの外径部がケーシング4の中径部4
Bに対向して配設されるとともに、中径部4Bに対して
軸方向に円滑に移動でき、かつフランジ部3Bが、ケー
シング4の小径部4Cとの間に生じる隙間(偏心量)が
シール性能に支障をきたさない程度に適当なしめしろで
ケーシング4の小径部4Cに挿入されている。
【0006】また、リテーナ3の静止環2の背面2aと
対向する側の前面3bには、背面Oリング31と呼ばれる
Oリングが取り付けられており、高圧場A部と低圧場B
部との圧力バウンダリとなっている。さらに、ケーシン
グ4の小径部4CにOリング溝が切られていて、このO
リング溝にセカンダシール41と呼ばれるOリングが組み
込まれていて、ここが圧力バウンダリとなっている。
【0007】符号6はケーシング4に装着された圧縮ば
ねを示しており、この圧縮ばね6はリテーナ3の背面3
aに当接して静止環2を回転環1に押し付ける作用を行
なう。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の従来
のものでは、リテーナ3に対する静止環2の直径方向
(回転軸11の直径方向)の相対位置は、静止環2の外径
とケーシング4の対向部の半径方向に隙間によって決ま
る。したがって、メカニカルシールの直径の小さい場合
はこの隙間も小さいが、メカニカルシールの直径が大き
くなると上記の隙間も大きくなり、静止環2が回転環1
に対して偏心量が大きくなる。
【0009】つまり従来のものでは、メカニカルシール
が大型化すると静止環2の重量が大きくなり、リテーナ
3と静止環2とを同心に保持してもセカンダリシール41
がこの重量に相当する力で半径方向に押し付けられるた
め、偏心するとともにリテーナ3とケーシング4とが接
触し、ここでの摩擦が大となるという問題点がある。そ
ればかりか、長時間の運転でリテーナ3の面荒れや摩耗
が生じセカンダリシール41の機能(軸方向に対する静止
環2の摩擦の少ない円滑な移動とこれによる漏れ量の低
減)が失われるおそれがあるという問題点もある。本発
明は、これらの問題点を解消しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1) 内径部を大径部,中径部,小径部の3段状に形成さ
れたケーシングと、同ケーシングに回転可能に支持され
る回転軸と、同回転軸に嵌合されて同回転軸と共に回転
する回転環と、上記ケーシングの大径部に外径部を半径
方向の隙間を介して配設されるとともに上記回転環に対
向して設けられ、同回転環の側面に対する対向面をそな
え同対向面と上記回転環の側面との間でシール面となる
微小隙間を形成する静止環と、同静止環上の上記回転環
の側面に対する面の反対側の面としての背面から背面O
リングを介して上記ケーシングに装着された圧縮ばねに
より押し当てられるリテーナとをそなえ、同リテーナが
大径の本体部と小径のフランジ部とをそなえて形成さ
れ、上記リテーナの本体部の外径部が上記ケーシングの
中径部に配設されるとともに、その外径部寸法を同リテ
ーナの軸方向への円滑な移動を許容可能な程度に大きな
寸法に形成され、上記リテーナのフランジ部が上記ケー
シングの小径部に配設されるとともに、同リテーナとの
間に生じる偏心量が上記ケーシングの小径部と上記フラ
ンジ部との間のシール性能に支障をきたさない程度に小
さなはめ合い隙間をもつ内径寸法に形成され、上記ケー
シングの小径部にOリング溝が形成され、同Oリング溝
に組み込まれたセカンダリーシールとしてのOリングに
よる上記リテーナのフランジ部に対する軸封可能な非接
触型メカニカルシールにおいて、平面状の内周面とフラ
ンジ部とで断面L字形に形成された同心保持環を、上記
内周面を嵌合による過大な荷重が作用しない程度のしめ
しろで、かつ上記リテーナとの間に偏心が発生しない程
度に同リテーナの本体部に嵌合すると同時に、上記フラ
ンジ部の内端面を嵌合による過大な荷重が作用しない程
度のしめしろで、かつ上記静止環との間に偏心が発生し
ない程度に同静止環に嵌合して課題解決の手段としてい
る。
【0011】(2) 上記(1)項のメカニカルシールにおい
て、自重に抗して上記静止環を支持して同静止環と上記
回転環との同心を保持するための同心保持器を上記回転
軸の下方に設け、同同心保持器を、上記ケーシングの上
記静止環の外周部に対向する部分において、同ケーシン
グ内に形成された穴にねじにより固定された固定部と、
上記穴の内部にあって、上記回転軸の直径方向に円滑に
移動可能な隙間を介して上記固定部の内部に挿入され、
一方の端部が上記静止環の外周部と摺接し他方の端部が
後記の押付けばねに接触する可動部と、上記の固定部と
可動部との間にあって、一方の端部を上記固定部に他方
の端部を上記可動部にそれぞれ接し、同可動部を適当な
押付力で上記静止環の外周部に押し当てるための支持ば
ねとにより構成して課題解決の手段としている。
【0012】(3) 上記(2)項のメカニカルシールにおい
て、上記同心保持器を構成する押付けばねに、上記静止
環の重量に相当する力で上記可動部を上記静止環の外周
部に押し付けうる押付力をそなえさせて課題解決の手段
としている。
【0013】本発明の非接触型メカニカルシールでは、
同心保持環が、嵌合による過大な荷重が作用しない程度
のしめしろで、かつ、リテーナとの間に偏心が発生しな
い程度にリテーナに嵌合され、同時に静止環に対しても
嵌合による過大な荷重が作用したい程度のしめしろで、
かつ静止環との間に偏心が発生しない程度に静止環に嵌
合されているため、静止環とリテーナとは同心保持環を
介して互いの同心が保たれることになる。
【0014】さらに、同心保持器の可動部を支持ばねに
よって支持することで、静止環に作用する自重を補償し
ており、これによりリテーナと静止環との間の偏心の発
生と、リテーナとケーシングとの接触による摩擦の増加
を防ぐことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての非接触型メカニカルシールについて説明す
ると、図1はその上半部を示す縦断面図、図2はその変
形例の下半部を示す縦断面図、図3は図2のD矢部拡大
縦断面図である。なお図1〜3中図4と同じ符号はほぼ
同一の部材を示している。
【0016】この実施形態の非接触型メカニカルシール
においても、回転環1は回転軸11に嵌合されたスリーブ
12に嵌合されていて、回転軸11と共に回転可能となって
いる。
【0017】リテーナ3はそのフランジ部3Bをケーシ
ング4の小径部4Cに適当なしめしろで挿入されてい
て、軸方向(図1の左右方向)に移動可能となってい
る。また、リテーナ3のフランジ部3Bとケーシング4
の小径部4Cとの間に、セカンダリーシール41と呼ばれ
るOリングが取り付けられており、高圧場A部と低圧場
B部との圧力バウンダリとなっている。
【0018】また、回転環1との背面1aと、この背面
1aに対向する静止環2の前面2bとによりμmオーダ
の微小シール隙間が形成されており、高圧場A部のガス
がこのシール隙間を通過する間に、圧力が低圧場B部の
圧力まで低下するようになっている。
【0019】符号1Aは動圧軸受部を示している。この
動圧軸受部1Aは導通管(図示せず)により高圧場A部
のガスがC部にまで導かれるようになっており、したが
って、C部までは高圧場となっている。また、動圧軸受
部1Aには回転環1側に動圧を発生するためのスパイラ
ルグループ1Bが加工されている。
【0020】リテーナ3はケーシング4に組み込まれた
圧縮ばね6により図1における左方に押し付けられてお
り、静止状態では、静止環2もこの圧縮ばね6によって
与えられる押付力により回転環1に押し付けられて密着
状態となっている。
【0021】なお、静止環2に対向する側のリテーナ3
の前面3bには、背面Oリング31と呼ばれるOリングが
取り付けられており、高圧場A部と低圧場B部との圧力
バウンダリとなっている。
【0022】ここで、図1に示すごとく、平面状の内周
面Eとフランジ部とで断面L字形に形成された同心保持
環5が、その内周面Eをリテーナ3の外周面に嵌合され
ると同時に、フランジ部5bの内端面Fが静止環2の切
り欠き部2Aの外周にも嵌合されて取り付けられてい
る。
【0023】このとき、同心保持環5のE面とF面とは
互いに同心となるように加工されているため、静止環2
とリテーナ3とは、同心保持環5を介して静止環2とリ
テーナ3の直径方向の動きが拘束されることとなり、両
者の同心位置関係が保持されることになる。
【0024】このような取付け構造で、同心保持環5を
取り付けることにより、メカニカルシールの大径化に伴
う回転環1と静止環2との偏心を最小限に抑えることが
できる。
【0025】図2,3に示した変形例では、回転軸11の
下方に同心保持器7が設けられている。同心保持器7
は、図3に示すようにケーシング4に形成された直径方
向の穴4D内にあって同ケーシング4に対してねじで固
定された固定部70と、穴4D内に摺動可能に配設され、
背面から押し付ける押付けばね72で静止環2の外周部に
摺接可能に押し付けられる可動部71とによって構成され
る。
【0026】押付けばね72は静止環2の重量に相当する
力で可動部71を静止環2の外周部に押し付けうる押付力
をそなえている。
【0027】この図2,3に示したものでは、ケーシン
グ4の下半分の円周上に複数の同心保持器7を配して静
止環2の重量を分担して支持する構成となっている。符
号71Aは押付けばね72の係合段部を、また符号73はOリ
ングをそれぞれ示している。また符号70Aはレンチ係合
孔を示している。
【0028】また、回転軸11の熱膨張などに起因する回
転環1の軸方向の移動に伴い、静止環2はケーシング4
に対して軸方向に左右に移動することが要求されるた
め、この動きを阻害しないために可動部71には静止環2
との摩擦を低減するためのコーティング(例えばポリテ
トラフロロエチレンの皮膜)が施されている。あるいは
コーティングによらず可動部71自体を摺動材料(例えば
充填材入りポリテトラフロロエチレン)で製作すること
も可能である。
【0029】同心保持器7を設けて静止環2の自重を支
持する構成とすることで、回転環1と静止環2との偏心
の発生を防ぐ一方、リテーナ3とケーシング4との接触
による摩擦の増加、リテーナ3の摺動面の面荒れの発生
を防ぐことができる。
【0030】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の非接触型
メカニカルシールによれば次のような効果ないし利点が
得られる。 (1) 同心保持環が嵌合による過大な荷重が作用しない程
度のしめしろで、かつ、リテーナとの間に偏心が発生し
ない程度にリテーナに嵌合され、同時に静止環に対して
も嵌合による過大な荷重が作用したい程度のしめしろ
で、かつ静止環との間に偏心が発生しない程度に静止環
に嵌合されているため、静止環とリテーナとは同心保持
環を介して互いの同心が保たれることになる。 (2) 同心保持器の可動部を支持ばねによって支持するこ
とで、静止環に作用する自重を補償しており、これによ
りリテーナと静止環との間の偏心の発生と、リテーナと
ケーシングとの接触による摩擦の増加を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての非接触型メカニカ
ルシールの上半部を示す縦断面図。
【図2】同変形例の下半部を示す縦断面図。
【図3】図2のD矢部を拡大して示す縦断面図
【図4】従来の非接触型メカニカルシールの上半部を示
す縦断面図。
【符号の説明】
1 回転環 1A 動圧軸受部 1B スパイラルグループ 2 静止環 2A 切り欠き部 3 リテーナ 3A 本体 3B フランジ部 4 ケーシング 4A 大径部 4B 中径部 4C 小径部 4D 穴 5 同心保持環 6 圧縮ばね 7 同心保持器 7A 可動部 7B 押し付けばね 7C 固定部 11 回転軸 12 スリーブ 31 背面リング 41 セカンダリーシール 70 固定部 71 可動部 72 押付けばね 73 Oリング A 高圧場 B 低圧場 E 同心保持環5の平面状の内周面 F 同心保持環5のフランジ部の内端面
フロントページの続き (72)発明者 山脇 敏彦 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社 高砂製作所内 (72)発明者 松岡 一末 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目8番19号 高菱エンジニアリング株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16J 15/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内径部を大径部,中径部,小径部の3段
    状に形成されたケーシングと、 同ケーシングに回転可能に支持される回転軸と、 同回転軸に嵌合されて同回転軸と共に回転する回転環
    と、 上記ケーシングの大径部に外径部を半径方向の隙間を介
    して配設されるとともに、上記回転環に対向して設けら
    れ、同回転環の側面に対する対向面をそなえ同対向面と
    上記回転環の側面との間でシール面となる微小隙間を形
    成する静止環と、 同静止環上の上記回転環の側面に対する面の反対側の面
    としての背面から背面Oリングを介して上記ケーシング
    に装着された圧縮ばねにより押し当てられるリテーナと
    をそなえ、 同リテーナが大径の本体部と小径のフランジ部とをそな
    えて形成され、 上記リテーナの本体部の外径部が上記ケーシングの中径
    部に配設されるとともに、その外径部寸法を同リテーナ
    の軸方向への円滑な移動を許容可能な程度に大きな寸法
    に形成され、 上記リテーナのフランジ部が上記ケーシングの小径部に
    配設されるとともに、同リテーナとの間に生じる偏心量
    が上記ケーシングの小径部と上記フランジ部との間のシ
    ール性能に支障をきたさない程度に小さなはめ合い隙間
    をもつ内径寸法に形成され、 上記ケーシングの小径部にOリング溝が形成され、同O
    リング溝に組み込まれたセカンダリーシールとしてのO
    リングによる上記リテーナのフランジ部に対する軸封可
    能な非接触型メカニカルシールにおいて、 平面状の内周面とフランジ部とで断面L字形に形成され
    た同心保持環が、上記内周面を嵌合による過大な荷重が
    作用しない程度のしめしろで、かつ上記リテーナとの間
    に偏心が発生しない程度に同リテーナの本体部に嵌合さ
    れると同時に、上記フランジ部の内端面を嵌合による過
    大な荷重が作用しない程度のしめしろで、かつ上記静止
    環との間に偏心が発生しない程度に同静止環に嵌合され
    ていることを特徴とする、非接触型メカニカルシール。
  2. 【請求項2】 自重に抗して上記静止環を支持して同静
    止環と上記回転環との同心を保持するための同心保持器
    が上記回転軸の下方に設けられ、 同同心保持器が、上記ケーシングの上記静止環の外周部
    に対向する部分において、同ケーシング内に形成された
    穴にねじにより固定された固定部と、 上記穴の内部にあって、上記回転軸の直径方向に円滑に
    移動可能な隙間を介して上記固定部の内部に挿入され、
    一方の端部が上記静止環の外周部と摺接し他方の端部が
    後記の押付けばねに接触する可動部と、 上記の固定部と可動部との間にあって、一方の端部を上
    記固定部に他方の端部を上記可動部にそれぞれ接し、同
    可動部を適当な押付力で上記静止環の外周部に押し当て
    るための支持ばねとにより構成されることを特徴とす
    る、請求項1に記載の非接触型メカニカルシール。
  3. 【請求項3】 上記同心保持器を構成する押付けばね
    が、上記静止環の重量に相当する力で上記可動部を上記
    静止環の外周部に押し付けうる押付力をそなえているこ
    とを特徴とする、請求項2に記載の非接触型メカニカル
    シール。
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