JP2003287082A - 電磁サスペンション装置 - Google Patents

電磁サスペンション装置

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electromagnetic linear
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波数域の推進力及び減衰力をばね上部材
に精確に伝達して振動抑制性能の向上を図ることができ
る電磁サスペンション装置を提供する。 【解決手段】 車体10のアッパーマウント11に電磁
リニアモータ2Bのアウターヨーク16Aを直接に結合
した。電磁リニアモータ2Bの推進力及び減衰力の車体
10側への伝達が直接に行なわれるため、高周波数域の
推進力及び減衰力を効率よくかつ精確に車体10側へ伝
達することができ、振動抑制性能が向上する。エアばね
装置4Bを有するものの、アウターヨーク16Aは外気
に触れており、コイル15は効率よく冷却されるので,
大きな電流を流して推進力の増加を図って振動絶縁、車
体の姿勢変化の抑制をより向上できる。直接接触が抑え
られて電磁リニアモータ2Aの発生する熱が油圧ダンパ
3に伝わりにくくなる。このため、油圧ダンパ3は、正
規の減衰力特性を発揮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁力による振動
抑制用アクチュエータ、ダンパに係り、特に、自動車、
鉄道車両などに用いて好適な電磁サスペンション装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁サスペンション装置の一例を
図6に示す。図6において、電磁サスペンション装置1
は、電磁リニアモータ2、油圧ダンパ3(相対変位部
材)及びエアばね装置4を組合せて構成されている。油
圧ダンパ3は、アウターチューブ5及びインナーチュー
ブ6からなる2重筒状のシリンダ7と、インナーチュー
ブ6内に2つの液室を画成するようにインナーチューブ
6内に嵌挿されたピストン(図示省略)に取付けられた
ピストンロッド8とを備えている。ピストンロッド8は
ゴムブシュ9(弾性体)を介して、車体10(ばね上部
材)に保持されたアッパーマウント11に結合されてい
る。アウターチューブ5(シリンダ7)におけるピスト
ンロッド8と反対側の端部は車軸12(ばね下部材)に
連結されている。そして、油圧ダンパ3は、図示しない
減衰力発生機構を有し、車体10と車軸12の相対変位
に伴って生じるピストンとインナーチューブ6(シリン
ダ7)の相対変位によって減衰力を発生するようにして
いる。
【0003】電磁リニアモータ2は、内周部にコイル1
5を設けた筒状のアウターヨーク16と、アウターヨー
ク16内に軸方向に変位可能に収納された筒状のセンタ
ーヨーク17とを有し、センターヨーク17の外周部に
は、前記コイル15と協働して電磁力を発生するための
永久磁石18が設けられている。コイル15にはケーブ
ル19が接続されており、図示しないモータドライバか
らの電力をコイル15に供給し得るようにしている。セ
ンターヨーク17には、永久磁石18を覆うようにガイ
ドパイプ(以下、センターヨーク側ガイドパイプとい
う。)20が挿入されている。アウターヨーク16の一
端側(ばね下側。図6下側)の内周部には、ドライメタ
ル(以下、アウターヨーク側ドライメタルという。)2
1が設けられており、センターヨーク側ガイドパイプ2
0と摺動するようにしている。センターヨーク17はそ
の内側にアウターチューブ5が挿通されてこのアウター
チューブ5に保持されている。アウターヨーク16は、
アウターヨーク支持体22を介してピストンロッド8の
先端部に保持されている。
【0004】アウターヨーク支持体22は、ピストンロ
ッド8の先端部に嵌合される筒状の基部(以下、アウタ
ーヨーク支持体基部という。)23と、アウターヨーク
支持体基部23に連接しアウターヨーク支持体基部23
に比して大径のアウターヨーク側筒部24とからなり、
アウターヨーク側筒部24の先端部がアウターヨーク1
6に嵌合されている。前記ゴムブシュ9は、アウターヨ
ーク支持体基部23とアッパーマウント11との間に介
装されている。アウターヨーク側筒部24の内側になる
ようにしてピストンロッド8には、バンプストッパ25
が取付けられている。
【0005】アウターチューブ5には、センターヨーク
17の一端部(ばね下側。図6下側)に隣接するように
ガイドパイプ(以下、アウターチューブ側ガイドパイプ
という。)26が嵌合され、略筒状の固定部材27によ
りアウターチューブ5に固定されている。アウターチュ
ーブ側ガイドパイプ26の先端側はピストンロッド8側
(ばね上側)に延び、内側にアウターヨーク16を挿入
するようにしている。アウターチューブ側ガイドパイプ
26は、その先端側の内側にドライメタル(アウターチ
ューブ側ドライメタル)28を設けており、アウターチ
ューブ側ドライメタル28を介してアウターヨーク16
を摺動案内するようにしている。電磁リニアモータ2
は、コイル15への通電により永久磁石18との間に生
じる電磁力によって推進力を得、コイル15及び永久磁
石18の相対変位によりコイル15に生じる起電力によ
って減衰力を得るようにしている。
【0006】エアばね装置4は、上端が前記アッパーマ
ウント11に固定された上部ケース30と、下端がアウ
ターチューブ5(シリンダ7)に固定された前記アウタ
ーチューブ側ガイドパイプ26と、さらに、アッパーマ
ウント11及びアウターチューブ側ガイドパイプ26間
に密閉空間(以下、空気室という。)31を形成するよ
うに両者(アッパーマウント11及びアウターチューブ
側ガイドパイプ26)を連結する可撓性材料からなるシ
ート部材32と、から大略構成されている。エアばね装
置4は、前記空気室31に封入された空気によりばね作
用を発生させるようにしている。
【0007】上述した電磁サスペンション装置1では、
電磁リニアモータ2と油圧ダンパ3を組合せ、センター
ヨーク17を油圧ダンパ3のアウターチューブ5に挿入
し、装置の外径を小さくするようにしている。また、ば
ね上側に配置されるアウターヨーク16及びコイル15
はピストンロッド8に固定し、ピストンロッド8と車体
10との間に設けられるゴムブシュ9によって、車体1
0に対する油圧ダンパ3及び電磁リニアモータ2の揺動
を吸収するようにしている。また、エアばね装置4と電
磁リニアモータ2を組合せ、電磁リニアモータ2の外径
を空気室31に合わせて決定し電磁リニアモータ2をエ
アばね装置4の空気室31内に収納したものにしてい
る。また、エアばね装置4の空気室31に収納するよう
にして電磁リニアモータ2を設けており、外部の雰囲気
と電磁リニアモータ2が遮断されるため、外部からの鉄
粉、水分、その他の異物が永久磁石18、コイル15及
び摺動部に付着する虞が無いなどの利点を有する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
磁サスペンション装置1では、(1)電磁リニアモータ
2が発生する推進力及び減衰力がゴムブシュ9を介して
車体10に伝達されるため、高周波域(概ね4Hz〜50H
z)において充分制御効果が期待できる電磁リニアモー
タ2における推進力及び減衰力(特に振幅値が小さいも
の)を効率よく車体10に伝達することができず、その
分、本来の振動抑制性能が発揮できないものになってい
た。また、電磁リニアモータ2がエアばね装置4の空気
室31に収納されているので、(2)外部の雰囲気によ
り電磁リニアモータ2を直接に冷却することができず、
コイル15の温度上昇が大きくなり、これに伴い、流せ
る電流の大きさひいては発生する推進力が制約されてい
る。さらに、(3)電磁リニアモータ2は外径寸法を大
きくする上で制約を受け、電磁リニアモータ2の大容量
化を図ることが難しくなっている。また、(4)電磁リ
ニアモータ2及び油圧ダンパ3が接触して設けられてい
るので、電磁リニアモータ2の温度が油圧ダンパ3の油
温を上昇させ、油圧ダンパ3が正規の減衰力特性を発生
しなくなる虞があった。
【0009】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、高周波数域の推進力及び減衰力をばね上部材に精確
に伝達して振動抑制性能の向上を図ることができる電磁
サスペンション装置を提供することを目的とする。ま
た、本発明の他の目的は、コイルの温度上昇を抑制して
電磁リニアモータの大容量化を図ることができる電磁サ
スペンション装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
る電磁サスペンション装置は、一端が車両のばね上部材
に弾性体を介して接続されると共に、他端が車両のばね
下部材に接続され、前記ばね上部材とばね下部材の相対
変位に応じて相対変位する相対変位部材と、該相対変位
部材を包囲し、一端が前記ばね上部材に直接接続される
と共に、他端が前記相対変位部材の他端側に対して径方
向にのみ移動を許容する自在継手機構を介して接続さ
れ、前記ばね上部材とばね下部材の相対変位に対して推
進力または減衰力発生する電磁リニアモータと、を備え
たことを特徴とする。請求項2記載の発明は、請求項1
記載の構成において、前記電磁リニアモータは、筒状の
アウターヨークと、該アウターヨークに対して進退可能
に設けられた筒状のセンターヨークとを備え、前記アウ
ターヨーク及び前記センターヨークのうち一方にコイル
部材を、他方に磁石部材を設け、前記コイル部材への通
電により前記磁石部材との間に生じる電磁力によって推
進力を得、前記コイル部材及び前記磁石部材の相対変位
により前記コイル部材に生じる起電力によって減衰力を
得るように構成したことを特徴とする。請求項3記載の
発明は、請求項2に記載の構成において、上端が前記セ
ンターヨークまたは前記アウターヨークに保持されると
共に、下端が前記相対変位部材の他端側に保持され、前
記電磁リニアモータと共に内側に空気室を形成する可撓
性材料からなるシート部材を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態の電磁サ
スペンション装置1Aを図1及び図2に基づいて説明す
る。なお、図6に示す部材及び部分と同等の部材及び部
分については、同等の符号を付し、その説明は適宜省略
する。この電磁サスペンション装置1Aは、図6に示す
電磁サスペンション装置1に比して、エアばね装置4を
廃止したこと、電磁リニアモータ2と異なる電磁リニア
モータ2Aを設けたこと、アッパーマウント11に電磁
リニアモータ2Aのアウターヨーク16Aが直接接続さ
れたこと、センターヨーク17Aと油圧ダンパ3のアウ
ターチューブ5との間に自在継手機構35を設けたこと
が主に異なっている。
【0012】図1及び図2において、電磁サスペンショ
ン装置1Aは、電磁リニアモータ2A及び油圧ダンパ3
(相対変位部材)を組合せて構成されている。油圧ダン
パ3は、アウターチューブ5及びインナーチューブ6か
らなる2重筒状のシリンダ7と、インナーチューブ6内
を上室、下室の2つの液室に画成するようにインナーチ
ューブ6内に嵌挿されたピストン(図示省略)を有して
いる。油圧ダンパ3は、ピストンに連結したピストンロ
ッド8がストロークするのに伴って液室内をピストンが
移動し減衰力を発生する。
【0013】ピストンロッド8は、後述する筒状体36
及びゴムブシュ9(弾性体)を介して、車体10(ばね
上部材)に保持されたアッパーマウント11に気密状態
で結合されている。ピストンロッド8から伝わる力は、
ゴムブシュ9を介して車体10に伝わる。そのため、油
圧ダンパ3の微振動や、ストロークに伴う油圧ダンパ3
の若干の揺動及び傾きはゴムブシュ9によって吸収され
る。アウターチューブ5におけるピストンロッド8と反
対側の端部は車軸12(ばね下部材)に連結されてい
る。そして、油圧ダンパ3は、図示しない減衰力発生機
構を有し、車体10(ばね上部材)と車軸12(ばね下
部材)の相対変位に伴ってピストンとインナーチューブ
6(シリンダ7)が相対変位し、この相対変位によって
減衰力を発生するようにしている。
【0014】電磁リニアモータ2Aは、油圧ダンパ3を
包囲するように設けられ、前記アッパーマウント11に
保持され内周部にコイル15が設けられた筒状のアウタ
ーヨーク16Aと、アウターヨーク16A内に軸方向に
変位可能に(進退可能に)収納された筒状のセンターヨ
ーク17Aとを有し、センターヨーク17Aの外周部に
は、前記コイル15(コイル部材)と協働して電磁力を
発生するための永久磁石18(磁石部材)が設けられて
いる。前記コイル15にはケーブル19が接続されてお
り、図示しないモータドライバからの電力をコイル15
に供給し得るようにしている。センターヨーク17Aに
は、永久磁石18を覆うようにして薄い板厚のガイドパ
イプ(以下、センターヨーク側ガイドパイプという。)
20が挿入されている。アウターヨーク16Aの一端側
(ばね下側。図1下側)の内周部には、アウターヨーク
側ドライメタル21が設けられており、センターヨーク
側ガイドパイプ20と無潤滑で摺動するようにしてい
る。このアウターヨーク側ドライメタル21はシール機
能を有するものになっている。
【0015】前記アッパーマウント11には、ガイドパ
イプ(以下、インナーガイドパイプという。)37が保
持されている。インナーガイドパイプ37は、その外径
寸法がセンターヨーク17Aの内径寸法より小さく設定
されており、センターヨーク17A内に挿通されてい
る。センターヨーク17Aは、内側に設けたドライメタ
ル(以下、センターヨーク側ドライメタルという。)3
8及びシール部材(以下、センターヨーク側シール部材
という。)39を介して、センターヨーク17Aを軸方
向に無潤滑で摺動案内するようにしている。そして、セ
ンターヨーク側ガイドパイプ20を備えたセンターヨー
ク17Aは、インナーガイドパイプ37及びアウターヨ
ーク16Aの間の空間部40に挿入されてアウターヨー
ク16Aと軸方向に相対変位する。
【0016】ピストンロッド8の先端部には、図6の前
記アウターヨーク支持体22に代えて、前記筒状体36
が嵌合されている。筒状体36は、ピストンロッド8の
先端部に嵌合される基部(以下、筒状体基部という。)
41と、筒状体基部41に連接し筒状体基部41に比し
て大径の筒状体大径部42とからなっている。前記バン
プストッパ25は、筒状体大径部42内に収納されてピ
ストンロッド8に取付けられ、縮み側の過大なストロー
クを弾性的に規制するようにしている。
【0017】本実施の形態では電磁リニアモータ2A
は、アウターヨーク16A、コイル15、センターヨー
ク側ガイドパイプ20を含むセンターヨーク17A、永
久磁石18、インナーガイドパイプ37、センターヨー
ク側シール部材39、センターヨーク側ドライメタル3
8及びアウターチューブ側ドライメタル28から構成さ
れ、図示しないモータドライバからの電流がケーブル1
9を介してコイル15に流れることにより、コイル15
(アウターヨーク16A)と永久磁石18(センターヨ
ーク17A)との間に相対的な推進力を発生する。ま
た、電磁リニアモータ2Aは、コイル15(アウターヨ
ーク16A)と永久磁石18(センターヨーク17A)
とが軸方向に相対的変位することにより、コイル15と
永久磁石18の電磁作用によりコイル15(アウターヨ
ーク16A)と永久磁石18(センターヨーク17A)
との間に相対的な減衰力を発生する。
【0018】前記自在継手機構35は、図1及び図2に
示すように、センターヨーク17Aの内側に、半径方向
内側に相対向するように設けられた2本のピン(以下、
センターヨーク側ピンという。)45と、センターヨー
ク17Aとアウターチューブ5との間に配置されたリン
グ46とを有している。リング46には、図2に示すよ
うに、90度間隔で4つの孔(便宜上、周方向に順に、
第1〜4孔47〜50という。)が形成されており、第
1〜4孔47〜50にはドライメタルが装着されてい
る。前記2本のセンターヨーク側ピン45は、第1、第
3孔47,49のドライメタル(便宜上、第1ドライメ
タルという。)51にそれぞれ、挿入されている。そし
て、リング46は、第1、第3孔47,49の第1ドラ
イメタル51によって2本のセンターヨーク側ピン45
回りに回転自在に支持されている。第2、第4孔48,
50のドライメタルを、以下、便宜上、第2ドライメタ
ル52という。
【0019】ここで、説明の便宜上、センターヨーク側
ピン45の中心軸をa軸、このa軸と直交する軸をb軸
という。アウターチューブ5には、半径方向外側に相対
向するように設けられた2本のピン(以下、アウターチ
ューブ側ピンという。)53が設けられている。前記2
本のアウターチューブ側ピン53は、第2、第4孔4
8,50の第2ドライメタル52にそれぞれ、挿入され
ている。リング46とアウターチューブ側ピン53は、
第2、第4孔48,50の第2ドライメタル52によっ
て、b軸回りに回転自在に支持されている。なお、上述
したように、リング46とセンターヨーク側ピン45
は、第1、第3孔47,49の第1ドライメタル51に
よって、a軸回りに回転自在に支持されている。
【0020】また、センターヨーク17Aとリング46
との間には所定の隙間55が形成され、また、アウター
チューブ5とリング46との間には所定の隙間56が形
成されている。そのため、リング46は、センターヨー
ク側ピン45の軸方向(a軸方向)、アウターチューブ
側ピン53の軸方向(b軸方向)にそれぞれ移動し得る
ようになっている。すなわち、油圧ダンパ3は、センタ
ーヨーク17Aに対してa軸回りに回転と移動が可能に
なり、アウターチューブ5はリング46に対してb軸回
りに回転と移動が可能になる。また、センターヨーク1
7Aはアッパーマウント11に固定されているので、ア
ウターチューブ5はアッパーマウント11に対してa
軸、b軸方向の回転と移動ができるようになる。つま
り、油圧ダンパ3がゴムブシュ9をおよその回転中心と
して揺動することができる。このようにして、油圧ダン
パ3に対して電磁リニアモータ2Aをその軸方向に移動
することを規制して径方向(油圧ダンパ3、電磁リニア
モータ2Aの軸に対する径方向)にのみ移動許容するよ
うになっている。
【0021】油圧ダンパ3が揺動していて油圧ダンパ3
の軸方向中心線と電磁リニアモータ2Aの軸方向中心線
が傾斜していても、電磁リニアモータ2Aのアウターヨ
ーク16Aに対して発生するセンターヨーク17Aの推
進力は、センターヨーク側ピン45、第1ドライメタル
51、リング46、第2ドライメタル及びアウターチュ
ーブ側ピン53を介してアウターチューブ5に伝達され
る。この場合、伝達される力は傾斜角が大きくなるにつ
れて小さくなる。
【0022】この第1実施の形態によれば、アッパーマ
ウント11に電磁リニアモータ2Aのアウターヨーク1
6Aが直接に結合されており、電磁リニアモータ2Aの
推進力及び減衰力の車体10(ばね上部材)側への伝達
が直接に行なわれる。このため、高周波数域の推進力及
び減衰力を効率よくかつ精確に車体10(ばね上部材)
側へ伝達することができ、これに伴い振動抑制性能が向
上する。また、アウターヨーク16Aは車体10(ばね
上部材)に直接的に固定されており、ばね下の質量変化
が小さいので、振動抑制が難しいばね下の振動伝達特性
を悪化させることがない。また、アウターヨーク16A
にコイル15を設け、アウターヨーク16Aを車体10
(ばね上部材)に固定したことから、ケーブル19を車
体10側に固定できる。このため、ケーブル19を金属
などの保護部材で覆うことができ、ケーブル19の耐久
性及び安全性の向上を図ることができる。
【0023】さらに、アウターヨーク16Aが外気に触
れて、コイル15を効率よく冷却することが可能であ
り、その分、大きな電流をコイル15に流せることにな
る。このため、電磁リニアモータ2Aの推進力を大幅に
増加することができ、これに伴い振動絶縁、車体10の
姿勢変化の抑制を向上することができる。また、油圧ダ
ンパ3及び電磁リニアモータ2Aの直接的な接触が抑え
られているので、電磁リニアモータ2Aの発生する熱が
油圧ダンパ3に伝わりにくくなる。このため、油圧ダン
パ3は、正規の減衰力特性を発揮することができる。
【0024】次に、本発明の第2実施の形態に係る電磁
サスペンション装置1Bを図3に基づいて説明する。な
お、前記第1実施の形態と同等の部分は同一の符号で示
し、適宜その説明は省略する。第2実施の形態に係る電
磁サスペンション装置1Bは、前記第1実施の形態に係
る電磁サスペンション装置1Aに比して、エアばね装置
4B(気体ばね装置)を備えたこと、センターヨーク1
7Aの下端側の外周部にエアばね装置4Bのシート部材
32の一端側が保持されるように複数条の溝からなるセ
ンターヨーク側シート部材結合部60を設けたことが主
に異なっている。
【0025】エアばね装置4Bは、先端側がばね上側に
延びるようにして基端部がアウターチューブ5に気密状
態で嵌合された略筒状の下部ケース61を有している。
下部ケース61の先端側の外周部には、シート部材32
の他端側が保持されるように複数条の溝からなる下部ケ
ース側シート部材結合部62が設けられている。シート
部材32は、可撓性材料からなり、その一端側が前記セ
ンターヨーク側シート部材結合部60に気密状態で結合
され、かつその他端側が下部ケース側シート部材結合部
62に気密状態で結合されている。また、エアばね装置
4Bは、環状のシート部材押え63を有し、センターヨ
ーク側シート部材結合部60に結合されたシート部材3
2の一端側をセンターヨーク17A側に向けて押さえる
ようにし、より気密性を確保するようにしている。
【0026】エアばね装置4Bは、シート部材32が、
下部ケース61、電磁リニアモータ2A(アウタ−ヨー
ク、センターヨーク17A及びインナーガイドパイプ3
7)、アッパーマウント11、ゴムブシュ9、筒状体3
6及び各シール部材(アウターヨーク側ドライメタル3
8及びセンターヨーク側シール部材39)等と共に、内
側に密閉空間(以下、空気室という。)31Bを形成
し、この空気室31Bに封入された圧縮空気(気体)に
よりばね作用を発生させるようにしている。空気室31
Bには、図示しない空気圧縮機が図示しない電磁弁を介
して接続されており、前記電磁弁により空気室31B内
に吸気したり、空気室31B内の空気を外部に排出した
りすることで空気室31B内の空気圧力などが調整され
るようにしている。なお、後述する第3、第4実施の形
態にも図示しない空気圧縮機及び電磁弁が設けられてい
る。
【0027】この第2実施の形態によれば、油圧ダンパ
3及び電磁リニアモータ2Aに加えて、エアばね装置4
Bによる振動絶縁、車体10の姿勢変化の抑制を行なう
ので、振動絶縁、車体姿勢変化の抑制等のサスペンショ
ン装置の基本性能が向上する。また、エアばね装置4B
を設けているが、アウターヨーク16Aはエアばね装置
4Bに影響されずに外気に触れているので、コイル15
を効率よく冷却することが可能であり、その分、大きな
電流をコイル15に流せることになる。このため、電磁
リニアモータ2Aの推進力を大幅に増加することがで
き、これに伴い振動絶縁、車体10の姿勢変化の抑制を
より進めることができる。さらに、油圧ダンパ3及び電
磁リニアモータ2Aの直接的な接触が抑えられているの
で、電磁リニアモータ2Aの発生する熱が油圧ダンパ3
に伝わりにくくなる。このため、油圧ダンパ3は、正規
の減衰力特性を発揮することができる。
【0028】次に、本発明の第3実施の形態に係る電磁
サスペンション装置1Cを図4に基づいて説明する。な
お、前記第1、第2実施の形態と同等の部分は同一の符
号で示し、適宜その説明は省略する。第3実施の形態に
係る電磁サスペンション装置1Cは、前記第2実施の形
態に係る電磁サスペンション装置1B(図3)に比し
て、シート部材押え63を廃止したこと、図3のセンタ
ーヨーク17Aに代えて、下端側を延ばして軸方向の長
さを図3のセンターヨーク17Aより長くしたセンター
ヨーク17Cを用いたこと、シート部材32の一端側を
センターヨーク17Cの内側に固定するようにしたこ
と、空気室31B内に配置された自在継手機構35をシ
ート部材32の他端側の下側(空気室31B外)に設け
たことが主に異なっている。
【0029】この電磁サスペンション装置1Cでは、シ
ート部材32が、センターヨーク17C、下部ケース6
1及び自在継手機構35(リング46)で囲まれた空間
64内で伸縮する。そして、この電磁サスペンション装
置1Cでは、センターヨーク17Cの長さを長く形成し
たので、これに伴い永久磁石18を軸方向に長く配置す
ることができ、振動絶縁、車体10の姿勢変化を抑制す
る上で、大きな振動及び大きな姿勢変化にも確実に対処
することができ、抑制範囲の拡大を図ることができる。
【0030】次に、本発明の第4実施の形態に係る電磁
サスペンション装置1Dを図5に基づいて説明する。な
お、前記第2実施の形態と同等の部分は同一の符号で示
し、適宜その説明は省略する。第4実施の形態に係る電
磁サスペンション装置1Dは、前記第2実施の形態に係
る電磁サスペンション装置1B(図3)がシート部材3
2の一端側をセンターヨーク17Aの下端側に保持した
のに比して、アウターヨーク16Aの下端側に保持した
ことが大きく異なっている。
【0031】図5において、アウターヨーク16Aの下
端側の外周部には、エアばね装置4Bのシート部材32
の一端側が保持されるように複数条の溝からなるアウタ
ーヨーク側シート部材結合部70が設けられている。ま
た、アウターチューブ5には、環状体71が気密状態で
嵌合されている。環状体71の外周部には、シート部材
32の他端側が保持されるように複数条の溝からなる環
状体側シート部材結合部72が設けられている。可撓性
材料からなるシート部材32の一端側が前記アウターヨ
ーク側シート部材結合部70に気密状態で結合され、か
つその他端側が環状体側シート部材結合部72に気密状
態で結合されている。また、エアばね装置4Bは、環状
のシート部材押え63を有し、アウターヨーク側シート
部材結合部70に結合されたシート部材32の一端側を
センターヨーク17A側に向けて押さえるようにし、よ
り気密性を確保するようにしている。
【0032】なお、上記各実施の形態では、自在継手機
構としてピン45、リング46、孔47〜50、ドライ
メタル51及び52よりなる自在継手機構35を採用し
たものを示したが、別段これに限らず、本発明における
自在継手機構としては、図7に示すような自在継手機構
200でも構わない。この自在継手200は、油圧ダン
パ100の外周に一体的に形成されたケース100a内
に嵌挿された環状のゴムブッシュ102と、このゴムブ
ッシュ102の内部に固着して設けられ、中間部分が大
径部101aとなったピン101bと、ピン101bと
一体となったセンターヨーク101とから大略構成され
ている。このように構成された自在継手機構200は、
油圧ダンパ100に対するセンターヨーク101の径方
向に対する移動をスムーズにし、一方、大径部101a
とケース100aとの間のゴムブッシュ102の厚さが
薄肉となっているので、軸方向に対する移動を実質的に
規制することができる(径方向にのみ移動を許容)。こ
の自在継手200によれば、上記各実施の形態における
自在継手機構35で必要とする、ピン45、リング4
6、孔47〜50、ドライメタル51及び52を必要と
せず、構成を簡略化でき、ひいては大幅なコストダウン
を実現できる。また、上記第2〜第4の実施の形態で
は、空気室31Bに図示しない空気圧縮機を接続し、空
気室31B内に圧縮空気を封入した場合を例にしたが、
ばね装置が別個にある場合には、空気室31Bに圧縮空
気を入れずにシート部材32を防塵カバーとしてのみ機
能させるようにしてもよい。
【0033】上記各実施の形態では、電磁サスペンショ
ン装置1A,1B,1C,1Dを自動車に用いた(制御
対象を車両とした)場合を例にしたが、これに限らず制
御対象を鉄道車両など他の車両や構造物及び建築物など
に用いるようにしてもよい。また、上記各実施の形態で
は、本発明における相対変位部材として、油圧ダンパで
あるものを示したが、別段これに限らず、内部に油液を
給排することで伸縮可能な油圧シリンダ等、ばね上部材
とばね下部材の相対変位に応じて相対変位するものであ
れば良い。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載の発明に係る電磁サスペ
ンション装置によれば、一端が車両のばね上部材に弾性
体を介して接続されると共に、他端が車両のばね下部材
に接続され、前記ばね上部材とばね下部材の相対変位に
応じて相対変位する相対変位部材と、該相対変位部材を
包囲し、一端が前記ばね上部材に直接接続されると共
に、他端が前記相対変位部材の他端側に対して径方向に
のみ移動を許容する自在継手機構を介して接続され、前
記ばね上部材とばね下部材の相対変位に対して推進力ま
たは減衰力発生する電磁リニアモータと、を備え、ばね
上部材と電磁リニアモータとが直接的に結合されてお
り、電磁リニアモータの推進力及び減衰力のばね上部材
への伝達が直接に行なわれるので、高周波数域の推進力
及び減衰力を効率よくばね上部材側へ伝達することがで
き、これに伴い振動抑制性能が向上する。さらに、電磁
リニアモータが外気に触れて、効率よく冷却することが
可能であり、その分、大きな電流を流せることになるの
で、電磁リニアモータの推進力を増加することができ、
これに伴い振動絶縁、車体姿勢変化の抑制を向上するこ
とができる。
【0035】請求項2に記載の発明に係る電磁サスペン
ション装置によれば、アウターヨークが外気に触れるの
で、電磁リニアモータがエアばね装置に囲まれる従来技
術に比してコイルまたは永久磁石を効率よく冷却するこ
とが可能であり、その分、大きな電流をコイルに流せる
ことになる。このため、電磁リニアモータの推進力を大
幅に増加することができ、これに伴い振動絶縁、車体姿
勢変化の抑制を向上させることができる。請求項3に記
載の発明に係る電磁サスペンション装置によれば、空気
室に空気を封入してばね作用を発生させることが可能で
あり、これにより、相対変位部材及び電磁リニアモータ
に加えて、空気室による振動絶縁、車体姿勢変化の抑制
を行なうので、振動絶縁、車体姿勢変化の抑制等の電磁
サスペンション装置の基本性能が向上する。
【0036】さらに、相対変位部材及び電磁リニアモー
タの直接的な接触が抑えられているので、電磁リニアモ
ータの発生する熱が相対変位部材に伝わりにくくなる。
このため、相対変位部材は、正規の減衰力特性を発揮す
ることができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る電磁サスペンシ
ョン装置を示す断面図である。
【図2】図1のA−A矢視に沿う断面図である。
【図3】本発明の第2実施の形態に係る電磁サスペンシ
ョン装置を示す断面図である。
【図4】本発明の第3実施の形態に係る電磁サスペンシ
ョン装置を示す断面図である。
【図5】本発明の第4実施の形態に係る電磁サスペンシ
ョン装置を示す断面図である。
【図6】従来の電磁サスペンション装置の一例を示す断
面図である。
【図7】本発明における自在継手機構の変形例を示す拡
大断面図である。
【符号の説明】
1A,1B,1C,1D 電磁サスペンション装置 2 電磁リニアモータ 3 油圧ダンパ(相対変位部材) 4 エアばね装置(気体ばね装置) 7 シリンダ 9 ゴムブッシュ(弾性部材) 10 車体(ばね上部材) 15 コイル(コイル部材) 16A アウターヨーク 17A,17C センターヨーク 18 永久磁石(磁石部材) 31B 空気室 35,200 自在継手機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大澤 聡 神奈川県川崎市川崎区富士見1丁目6番3 号 トキコ株式会社内 Fターム(参考) 3D001 AA19 DA02 DA03 DA16 3J048 AA02 AC08 BE02 BE03 BE09 DA01 EA16 3J069 AA28 DD29 EE62 EE70

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が車両のばね上部材に弾性体を介し
    て接続されると共に、他端が車両のばね下部材に接続さ
    れ、前記ばね上部材とばね下部材の相対変位に応じて相
    対変位する相対変位部材と、該相対変位部材を包囲し、
    一端が前記ばね上部材に直接接続されると共に、他端が
    前記相対変位部材の他端側に対して径方向にのみ移動を
    許容する自在継手機構を介して接続され、前記ばね上部
    材とばね下部材の相対変位に対して推進力または減衰力
    発生する電磁リニアモータと、を備えたことを特徴とす
    る電磁サスペンション装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁リニアモータは、筒状のアウタ
    ーヨークと、該アウターヨークに対して進退可能に設け
    られた筒状のセンターヨークとを備え、前記アウターヨ
    ーク及び前記センターヨークのうち一方にコイル部材
    を、他方に磁石部材を設け、前記コイル部材への通電に
    より前記磁石部材との間に生じる電磁力によって推進力
    を得、前記コイル部材及び前記磁石部材の相対変位によ
    り前記コイル部材に生じる起電力によって減衰力を得る
    ように構成したことを特徴とする請求項1記載の電磁サ
    スペンション装置。
  3. 【請求項3】 上端が前記センターヨークまたは前記ア
    ウターヨークに保持されると共に、下端が前記相対変位
    部材の他端側に保持され、前記電磁リニアモータと共に
    内側に空気室を形成する可撓性材料からなるシート部材
    を設けたことを特徴とする請求項2記載の電磁サスペン
    ション装置。
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