JP2003287020A - 軸受装置及び軸受装置用ピン - Google Patents

軸受装置及び軸受装置用ピン

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JP2003287020A JP2002095320A JP2002095320A JP2003287020A JP 2003287020 A JP2003287020 A JP 2003287020A JP 2002095320 A JP2002095320 A JP 2002095320A JP 2002095320 A JP2002095320 A JP 2002095320A JP 2003287020 A JP2003287020 A JP 2003287020A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 加工が簡単であると共にその耐久性を向上す
ることが可能であり、かつ焼き付きが発生するまでの荷
重(牽引力)が飛躍的に大きくすることが可能な軸受装
置及び軸受装置用ピンを提供する。 【解決手段】 ブッシュ8と、このブッシュ8に挿通さ
れるピン7とを備える。一定方向の外力作用中に、ブッ
シュ8とピン7とが相対的に揺動して、ピン7の外周面
7aの一部とブッシュ8の内周面8aの一部とが摺接す
る摺接範囲Hが形成される。摺接範囲Hにおいて潤滑油
が供給されない非潤滑部位の形成を防止する油溜部22
を、ピン7側に設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸受装置及び軸
受装置用ピンに関し、例えば建設機械の走行装置に使用
される履帯等の軸受装置及び軸受装置用ピンに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建設機械の走行装置はアイドラ
及びスプロケットの周囲に履帯を巻装してなる。そし
て、履帯53は、図13に示すように、エンドレス状に
連結される複数のリンク54・・と、このリンク54・
・に取付けられる図示省略の複数のシュープレート等か
らなる。すなわち、履帯53は、相対面するリンク5
4、54をそれぞれ長手方向にピン57及びブッシュ5
8、58、59を介して連結して、一対のエンドレス体
60、60を形成し、このエンドレス体60、60にシ
ュープレートを取付けている。
【0003】この場合、隣り合うリンク54、54の端
部61、62を重ね合わせて、相対面するリンク54、
54の内側の端部61、61の孔61a、61aに一方
のブッシュ58、58を圧入すると共に、ピン57をブ
ッシュ58、58に回転自在として挿入した状態とす
る。この際、ピン57の端部をリンク54、54の外側
の端部62、62の孔62a、62aに圧入する。ま
た、相対面するリンク54、54の内側の端部61、6
1間において、他方のブッシュ59がピン57に外嵌さ
れる。また、ピン57とブッシュ58、59との間には
潤滑油が供給される。なお、ブッシュ58、59間、及
びブッシュ58とリンク54の端部62との間には、そ
れぞれシール装置64、65が介設されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、上記のように
構成された履帯53は、スプロケットが回転駆動するこ
とによって、長円状を維持しつつ駆動することになる。
この際、履帯53には一定方向の牽引力が作用し、しか
も、アイドラやスプロケットの周りを走行する際には、
このピン57とブッシュ58等にて構成される軸受装置
が、アイドラやスプロケットの中心周りに回転する。こ
のため、ブッシュ58とピン57とにおいて、相対的に
揺動して、図14に示すように、従来では、ピン57の
外周面の一部とブッシュ58の内周面の一部とが摺接す
る摺接範囲Hが形成されることになる。つまり、ピン5
7のピン軸心Oがブッシュ58のブッシュ軸心O1に対
して、一定方向に偏心した状態となって、摺接範囲Hが
形成される。
【0005】ところで、この摺接範囲Hとしては、ピン
軸心Oを中心として中心角Aが70°〜90°位の範囲
である。また、強い牽引力が作用した場合、ブッシュ5
8に対するピン57の揺動角(α/2+α/2)は、3
0°位である。そのため、揺動しても潤滑油が供給され
ない非潤滑部位C(中心角C1)が形成される。
【0006】このため、このような状態での稼動を継続
すれば、比較的低い荷重(張力)でも、ピン57とブッ
シュ58の間で焼き付きが発生するおそれがあり、耐久
性に問題が生じていた。
【0007】この発明は、上記従来の欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、加工が簡単で
あると共にその耐久性を向上することが可能であり、か
つ焼き付きが発生するまでの荷重(牽引力)が飛躍的に
大きくすることが可能な軸受装置及び軸受装置用ピンを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および効果】そこで請求項
1の軸受装置は、ブッシュと、このブッシュに挿通され
るピンとを備え、一定方向の外力作用中に、ブッシュと
ピンとが相対的に揺動して、ピンの外周面の一部とブッ
シの内周面の一部とが摺接する摺接範囲が形成される軸
受装置であって、上記摺接範囲において潤滑油が供給さ
れない非潤滑部位の形成を防止する油溜部を、上記ピン
側に設けたことを特徴としている。
【0009】請求項1の軸受装置では、油溜部にて、ピ
ンの外周面の一部とブッシュの内周面の一部とが摺接す
る摺接範囲において、潤滑油が供給されない非潤滑部位
の形成を防止することができる。これによって、従来の
ように、非潤滑部位が形成される軸受装置と比べて、耐
久性を向上することができ、また焼き付きが発生するま
での荷重(牽引力)を飛躍的に大きくすることができ
る。
【0010】請求項2の軸受装置は、ピン軸心方向に沿
って延びる油溜部をピン外周面に形成すると共に、この
油溜部の周方向範囲を、ピン軸心を中心とする中心角4
0°以下の範囲として、この油溜部を、上記摺接範囲の
周方向中央を中心として揺動させることを特徴としてい
る。
【0011】請求項2の軸受装置では、油溜部はピン軸
心方向に沿って延び、しかも、油溜部の周方向範囲が、
ピン軸心を中心とする中心角40°以下の範囲であり、
さらに、油溜部は、上記摺接範囲の周方向中央を中心と
して揺するものであるので、ピンのブッシュに対する揺
動によって、非潤滑部位の形成を確実に防止することが
できる。これにより、焼き付き発生を有効に防止するこ
とができる。
【0012】請求項3の軸受装置は、油溜部の周方向範
囲を、ピン軸心を中心とする中心角10°〜30°の範
囲としたことを特徴としている。
【0013】上記請求項3の軸受装置では、非潤滑部位
の形成をより確実に防止することができる。これによ
り、焼き付き発生を一層有効に防止することができる。
【0014】請求項4の軸受装置は、ピン軸心方向に沿
って延びる第1・第2油溜からなる油溜部をピン外周面
に形成すると共に、この第1・第2油溜の間の間隔部の
範囲を、ピン軸心を中心とする中心角40°以下の範囲
として、上記間隔部を、上記摺接範囲の周方向中央を中
心として揺動させることを特徴としている。
【0015】上記請求項4の軸受装置では、油溜部は、
ピン軸心方向に沿って延びる第1・第2油溜からなり、
しかも、第1・第2油溜の間の間隔部の範囲を、ピン軸
心を中心とする中心角40°以下の範囲とし、さらに、
上記間隔部を、摺接範囲の周方向中央を中心として揺動
させるものであるので、ピンのブッシュに対する揺動に
よって、非潤滑部位の形成を確実に防止することができ
る。これにより、焼き付き発生を有効に防止することが
できる。
【0016】請求項5の軸受装置は、上記油溜部を、ピ
ン外周面にピン軸心方向に沿って形成される平面部にて
構成したことを特徴としている。
【0017】上記請求項5の軸受装置では、油溜部を、
ピン外周面にピン軸心方向に沿って形成される平面部に
て構成するものであるので、油溜部を簡単に形成(加
工)することができ、生産性に優れる。
【0018】請求項6の軸受装置は、上記油溜部を、ピ
ン外周面に形成される複数の点状凹部にて構成したこと
を特徴としている。
【0019】上記請求項6の軸受装置では、油溜部を、
ピン外周面に形成される複数の点状凹部にて構成するも
のであるので、この点状凹部を、いわゆるショットピー
ニング加工等にて形成することができる。このため、別
途特殊な装置にて加工する必要がなく、油溜部を簡単に
形成することができる。
【0020】請求項7の軸受装置は、ピン外周面におけ
る同一周方向線上において、ピン軸心を中心とする中心
角40°以下の範囲内に少なくとも2個の上記点状凹部
を配置したことを特徴としている。
【0021】上記請求項7の軸受装置では、ピン外周面
における同一周方向線上において、ピン軸心を中心とす
る中心角40°以下の範囲内に少なくとも2個の上記点
状凹部を配置しているので、ピンのブッシュに対する揺
動によって、非潤滑部位の形成を確実に防止することが
できる。これにより、焼き付き発生を有効に防止するこ
とができる。
【0022】請求項8の軸受装置用ピンは、軸受装置用
ピンであって、ピン外周面に油溜部を設けたことを特徴
としている。
【0023】上記請求項8の軸受装置用ピンでは、ピン
外周面に油溜部を設けたので、ピン外周面側において、
潤滑油が供給されない非潤滑部位の形成を防止すること
ができる。これによって、軸受装置の耐久性を向上する
ことができ、また焼き付きが発生するまでの荷重(牽引
力)を飛躍的に大きくすることができる。
【0024】請求項9の軸受装置用ピンは、上記油溜部
を、ピン外周面にピン軸心方向に沿って形成される平面
部にて構成したことを特徴としている。
【0025】上記請求項9の軸受装置用ピンでは、油溜
部を簡単に形成(加工)することができ、生産性に優れ
る。
【0026】請求項10の軸受装置用ピンは、上記油溜
部を、ピン外周面に形成される複数の点状凹部にて構成
したことを特徴としている。
【0027】上記請求項10の軸受装置用ピンでは、複
数の点状凹部を、いわゆるショットピーニング加工等に
て形成することができ、別途特殊な装置にて加工する必
要がなく、油溜部を簡単に形成することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、この発明の軸受装置の具体
的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明
する。図1はこの発明の軸受装置の簡略図を示し、この
軸受装置は、例えば、図4に示す建設機械の走行装置1
に使用される履帯2に用いられる。履帯2は、図2に示
すように、エンドレス状に連結される複数のリンク4・
・と、このリンク4・・に取付けられる複数のシュープ
レート5(図4参照)等からなる。すなわち、履帯2
は、相対面するリンク4、4をそれぞれ長手方向にピン
7及びブッシュ8、8、9を介して連結して、一対のエ
ンドレス体10、10を形成し、このエンドレス体1
0、10にボルト・ナット結合による締結手段6・・に
てシュープレート5・・を取付けている。
【0029】この場合、隣り合うリンク4、4の端部1
1、12を重ね合わせて、相対面するリンク4、4の内
側の端部11、11の孔11a、11aに一方のブッシ
ュ8、8を圧入すると共に、ピン7をブッシュ8、8に
回転自在として挿入した状態とする。この際、ピン7の
端部をリンク4、4の外側の端部12、12の孔12
a、12aに圧入する。また、相対面するリンク4、4
の内側の端部11、11間において、他方のブッシュ9
がピン7に外嵌される。このため、ピン7をブッシュ
8、8、9等にて、この発明にかかる軸受装置が構成さ
れることになる。
【0030】そして、端部12、12の内面には凹所1
3が設けられ、この凹所13に第1シール装置14が嵌
合されている。さらに、ブッシュ8とブッシュ9との間
に第2のシール装置15がピン7に外嵌されている。ま
た、ピン7には、潤滑油が注入される孔部16が設けら
れ、この孔部16内の潤滑油がピン7とブッシュ8,9
との間に供給されるように設定されている。
【0031】ところで、この履帯2は、図4に示すよう
に、建設機械のアイドラ18とスプロケット19に巻回
されて、スプロケット19が回転駆動することによっ
て、側面視で長円状を保持したまま回転することにな
る。この際、ブッシュ9にはスプロケット19の爪20
が係止してその回転力が付与される。このため、ピン7
がブッシュ8に対して一定方向の牽引力が作用すること
になる。図2においては矢印X方向に走行する。また、
この軸受装置がアイドラ18とスプロケット19を走行
する際には回転して、ピン7とブッシュ8とが相対的に
揺動する。これによって、図1に示すように、ピン7の
外周面7aの一部とブッシュ8の内周面8aの一部とが
摺接する摺接範囲H(中心角A)が形成されることにな
る。つまり、ピン7のピン軸心Oがブッシュ8のブッシ
ュ軸心O1に対して、一定方向(走行方向Xと相反する
方向)に偏心した状態となる。
【0032】この場合、後述するように、摺接範囲Hに
おいて潤滑油が供給されない非潤滑部位の形成を防止す
る油溜部22を、上記ピン7側に設けている。油溜部2
2は、図3に示すように、ピン軸心方向に沿って延びる
平面部23からなり、潤滑油が溜まることになる。
【0033】上記のように構成された履帯は、走行すれ
ばピン7とブッシュ8とが相対的に揺動するが、ブッシ
ュ8側が停止しているとすると、この油溜部22は摺接
範囲Hの周方向中央Sを中心に周方向に揺動する。そし
て、この揺動角(ピン軸心Oを中心とする中心角)α
は、図4に示すように、アイドラ18やスプロケット1
9の径寸法、履帯2の隣合うピン7、7間寸法等にて決
定される。
【0034】このため、図1の状態から、ブッシュ8に
対してピン7が矢印F方向に揺動した場合、ピン7側の
PはP1まで移動し、また、図1の状態から、ブッシュ
8に対してピン7が矢印G方向に揺動した場合、ピン7
側のQはQ1まで移動する。ここで、P1は摺接範囲H
の一方の端縁に対応し、Q1は摺接範囲Hの他方の端縁
に対応する。従って、摺接範囲Hと反対側のP1〜Q1
までの範囲は、潤滑油が供給されている油供給部24で
あり、油溜部22の一方の端縁25をこのPに対応(一
致)させ、油溜部22の他方の端縁26をこのQに対応
(一致)させれば、潤滑油が供給されない非潤滑部位が
形成されない。これは、ピン7の矢印F方向の揺動によ
り、油溜部22の一方の端縁25が摺接範囲Hの一方の
端縁に達し、これによって、PとP1との間の範囲に潤
滑油が供給され、ピン7の矢印G方向の揺動により、油
溜部22の他方の端縁26が摺接範囲Hの一方の端縁に
達し、これによって、この油溜部22からQとQ1との
間の範囲に潤滑油が供給されるからである。
【0035】すなわち、揺動角をαとし、油溜部22の
中心角(溝幅角度)をBとし、摺接範囲Hの中心角をA
とした場合には、溝幅角度Bは(A−2×α)以上とす
るのが好ましい。具体的には、上記摺接範囲Hの中心角
Aとしては例えば70〜90°位であり、また揺動角α
としては30°位であるので、溝幅角度Bは、(70〜
90°)−2×30=(10〜30°)となる。このた
め、油溜部22の周方向範囲H1である溝幅角度Bを、
ピン軸心Oを中心とする中心角40以下とするのが好ま
しく、さらには、10°以上で30°以下とするのが好
ましい。また、油溜部22を構成する平面部23の軸方
向長さ(長手方向長さ)として、図2に示すように、第
1シール装置14、14に達する程度の長さとする。こ
れは、両ブッシュ8、8に、平面部23を対応させてい
るためである。
【0036】このように、ピン7の外周面7aの一部と
ブッシュ8の内周面8aの一部とが摺接する摺接範囲H
において、潤滑油が供給されない非潤滑部位の形成を防
止することができる。これによって、従来のように、非
潤滑部位が形成される軸受装置と比べて、焼き付きが発
生するまでの荷重(牽引力)を飛躍的に大きくすること
ができ、耐久性に優れた軸受装置となる。また、ピン7
側に平面部23を形成することによって、油溜部22を
構成することができるので、その加工が簡単で生産性に
優れる。なお、ピン7とブッシュ9とでも摺接範囲は形
成されるが、この場合、ブッシュ9の軸心方向長さが大
であるので、焼きつけのおそれがないが、この場合で
も、ピン7の外周面7aに油溜部22が形成され、ピン
7とブッシュ9との間において非潤滑部位を形成するの
を防止することができる。
【0037】次に図5は他の実施の形態を示し、この場
合、油溜部22が、一対の第1・第2油溜27、28に
て構成される。すなわち、図6と図7に示すように、ピ
ン軸心方向に沿って延びる第1・第2油溜27、28か
らなる油溜部22をピン外周面7aに形成すると共に、
この第1・第2油溜27、28の間の間隔部29を、上
記摺接範囲Hの周方向中央S(図5参照)を中心として
揺動させるものである。なお、この場合も、第1・第2
油溜27、28はそれぞれ平面部23、23にて構成す
ることができる。
【0038】この場合、図5に示すように、第1・第2
油溜の27、28間の間隔部29の範囲(間隔部29の
中心角E)を、揺動角α以下、具体的には40°以下、
好ましくは10〜30°とするのが好ましい。すなわ
ち、間隔部29の範囲を揺動角αに設定すれば、図5の
状態から、ピン7がブッシュ8に対して矢印F方向へα
/2だけ揺動すれば、第2油溜28の一方の端縁30
が、周方向中央Sに達し、また、この図5の状態から、
ピン7がブッシュ8に対して矢印G方向へα/2だけ揺
動すれば、第1油溜27の他方の端縁31が、周方向中
央Sに達するので、この間隔部29と、この間隔部29
に対応するブッシュ8の内周面との間に、ピン7の揺動
によって潤滑油が供給される。
【0039】このため、この図5に示す軸受装置におい
ても、潤滑油が供給されない非潤滑部位の形成を防止す
ることができる。これによって、上記図1の軸受装置と
同様、焼き付きが発生するまでの荷重(牽引力)を飛躍
的に大きくすることができ、耐久性に優れた軸受装置と
なる。なお、この図5に示す軸受装置の第1・第2油溜
27、28の軸方向長さ(長手方向長さ)としては、上
記図1の軸受装置の油溜部22と同様、第1シール装置
14、14(図2参照)に達する程度の長さとする。ま
た、図5に示すように、油溜部22を一対の第1・第2
油溜27、28にて構成する場合、非潤滑部位を形成さ
せないためには、上記のように、間隔部29の中心角を
10〜30°位に設定するのが好ましいが、面圧を考慮
すれば、面圧としてはできる限り小さくするのが好まし
く、上記間隔部29の範囲ができるだけ広いほうがよ
い。このため、間隔部29の中心角Eをαとするのが好
ましいといえる。
【0040】ところで、上記図1の油溜部22も図5に
示す油溜部22も、ピン軸心方向に延びる平面部23に
て構成しているが、図8と図9に示すように、ピン軸心
方向に延びる凹溝32にて構成してもよい。この場合、
図8の軸受装置では、図1の軸受装置と同様、油溜部2
2(凹溝32)の周方向範囲H1として、ピン軸心Oを
中心とする中心角(溝幅角度B)40°以下の範囲、特
に10〜30°に設定するのが好ましい。また、図9の
軸受装置では、図5の軸受装置と同様、第1・第2油溜
の27、28間の間隔部29の範囲(間隔部29の中心
角E)を、揺動角α以下、具体的には40°以下、好ま
しくは10〜30°とするのが好ましい。
【0041】次に、図10〜図12は別の実施の形態の
ピン7を示し、この場合、油溜部22は、複数(多数)
の点状凹部33・・にて構成される。すなわち、ピン7
がブッシュ8に対して揺動した場合、ブッシュ8の内周
面8aのある位置に対し、一つの点状凹部33が通過し
て、次の点状凹部33がこの位置を通過するまでの距離
をrとし、この点状凹部33、33のピッチ角をJと
し、ピン7の直径をDとした場合、J=(360×r)
/πD となるように設定する。このため、Jが上記揺
動角α以下になれば、潤滑油が供給されない非潤滑部位
の形成を防止することができる。具体的には、ピン外周
面7aにおける同一周方向線上において、ピン軸心Oを
中心とする中心角40°以下の範囲、好ましくは10〜
30°の範囲に少なくとも2個の上記点状凹部33、3
3を配置する。また、各点状凹部33の直径dとして
は、点状凹部33・・が配設される一の周方向線Lと、
この一の周方向線に隣り合う他の周方向線L1との間隔
d1以上とする。これによって、隣合う周方向線L、L
1間のおいて非潤滑部位の形成を防止することができ
る。なお、具体的には、各点状凹部33の直径dは例え
ば2〜5mm程度とされる。
【0042】このため、この図10等に示すような複数
の各点状凹部33・・にて構成される油溜部22であっ
ても、潤滑油が供給されない非潤滑部位の形成を防止す
ることができる。
【0043】ところで、図10等に示す油溜部22で
は、ピン外面7aに複数の点状凹部33を形成すればよ
いので、金属のショット(鋼粒)を金属加工面に打ちつ
けるショットピーニング加工にてこの油溜部22を形成
することができる。このため、特別な装置を使用するこ
となく、簡単に油溜部22を形成することができる利点
がある。
【0044】以上にこの発明の軸受装置の具体的な実施
の形態について説明したが、この発明は上記実施の形態
に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変
更して実施することが可能である。例えば、ブッシュ
8、8、9として、第2シール装置15を削除(省略)
し、ブッシュ8、8、9を一体とした単体のブッシュで
構成することができ、また、油溜部22として、ピン外
周面7aに設けられる螺旋溝にて構成することができ、
さらに、凹溝32にて構成する場合、その断面形状とし
ては、半円状に限るものではなく、三角形状、矩形状、
半多角形状等の種々の形状のものを採用できる。また、
この軸受装置の使用する部位としては、履帯2に限るも
のではなく、外力(牽引力)が同一方向に作用し、ピン
とブッシュが同一範囲で摺接し、かつ、この状態が解除
されることの頻度が極めて少ない装置、例えば、建設機
械においては、油圧ブーム、クレーンブーム等の枢支
部、破砕機のクラッシュ軸受部等に使用することができ
る。また、建設機械以外の他の各種の産業機械等にもこ
の軸受装置を使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の軸受装置の実施形態を示す要部簡略
断面図である。
【図2】上記軸受装置が使用された履帯の断面図であ
る。
【図3】上記軸受装置のピンの平面図である。
【図4】上記軸受装置が使用された履帯を用いた走行装
置の側面図である。
【図5】この発明の軸受装置の他の実施形態を示す要部
簡略断面図である。
【図6】上記図5の軸受装置のピンの平面図である。
【図7】上記図5の軸受装置のピンの側面図である。
【図8】上記図1の軸受装置のピンの変形例を示す簡略
断面図である。
【図9】上記図5の軸受装置のピンの変形例を示す簡略
断面図である。
【図10】この発明の軸受装置の別の実施形態を示すピ
ンの簡略斜視図である。
【図11】上記図10の軸受装置の油溜部の簡略図であ
る。
【図12】上記図10の軸受装置のピンの簡略断面図で
ある。
【図13】従来の軸受装置を使用した履帯の要部断面図
である。
【図14】従来の軸受装置の簡略断面図である。
【符号の説明】
7 ピン 7a 外周面 8 ブッシュ 8a 内周面 22 油溜部 23 平面部 27 第1油溜 28 第2油溜 29 間隔部 33 点状凹部 H 摺接範囲 H1 周方向範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 浩 神奈川県平塚市万田1200番地 株式会社小 松製作所研究本部内 Fターム(参考) 3J011 BA02 JA02 KA02 KA08 MA03 MA05 PA02 3J105 AA04 AB31 AC02 BB02 BB07 BC33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブッシュ(8)と、このブッシュ(8)
    に挿通されるピン(7)とを備え、一定方向の外力作用
    中に、ブッシュ(8)とピン(7)とが相対的に揺動し
    て、ピン(7)の外周面(7a)の一部とブッシュ
    (8)の内周面(8a)の一部とが摺接する摺接範囲
    (H)が形成される軸受装置であって、上記摺接範囲
    (H)において潤滑油が供給されない非潤滑部位の形成
    を防止する油溜部(22)を、上記ピン(7)側に設け
    たことを特徴とする軸受装置。
  2. 【請求項2】 ピン軸心方向に沿って延びる油溜部(2
    2)をピン外周面(7a)に形成すると共に、この油溜
    部(22)の周方向範囲(H1)を、ピン軸心を中心と
    する中心角40°以下の範囲として、この油溜部(2
    2)を、上記摺接範囲(H)の周方向中央を中心として
    揺動させることを特徴とする請求項1の軸受装置。
  3. 【請求項3】 油溜部(22)の周方向範囲(H1)
    を、ピン軸心を中心とする中心角10°〜30°の範囲
    としたことを特徴とする請求項2の軸受装置。
  4. 【請求項4】 ピン軸心方向に沿って延びる第1・第2
    油溜(27)(28)からなる油溜部(22)をピン外
    周面(7a)に形成すると共に、この第1・第2油溜
    (27)(28)の間の間隔部(29)の範囲を、ピン
    軸心を中心とする中心角40°以下の範囲として、上記
    間隔部(29)を、上記摺接範囲(H)の周方向中央を
    中心として揺動させることを特徴とする請求項1の軸受
    装置。
  5. 【請求項5】 上記油溜部(22)を、ピン外周面(7
    a)にピン軸心方向に沿って形成される平面部(23)
    にて構成したことを特徴とする請求項1〜請求項4のい
    ずれかの軸受装置。
  6. 【請求項6】 上記油溜部(22)を、ピン外周面(7
    a)に形成される複数の点状凹部(33・・)にて構成
    したことを特徴とする請求項1の軸受装置。
  7. 【請求項7】 ピン外周面(7a)における同一周方向
    線上において、ピン軸心を中心とする中心角40°以下
    の範囲内に少なくとも2個の上記点状凹部(33)(3
    3)を配置したことを特徴とする請求項6の軸受装置。
  8. 【請求項8】 軸受装置用ピンであって、ピン外周面
    (7a)に油溜部(22)を設けたことを特徴とする軸
    受装置用ピン。
  9. 【請求項9】 上記油溜部(22)を、ピン外周面(7
    a)にピン軸心方向に沿って形成される平面部(23)
    にて構成したことを特徴とする請求項8の軸受装置用ピ
    ン。
  10. 【請求項10】 上記油溜部(22)を、ピン外周面
    (7a)に形成される複数の点状凹部(33・・)にて
    構成したことを特徴とする請求項8の軸受装置用ピン。
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