JP2002088807A - 作業機械の下部構造のためのローラー組立体 - Google Patents

作業機械の下部構造のためのローラー組立体

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体部材を備えたローラー組立体。 【解決手段】 ローラー組立体には本体部材に固定され
た第1ローラーリムも備えられている。第1ローラーリ
ムは、(1)ローラー表面から外側へ延びる第1内方側
壁セグメントと、(2)第1内方側壁セグメントに固定
された第1外方側壁セグメントを備えており、第1外方
側壁セグメントは本体部材の回転軸に対して相対的に位
置決めされており、それによって第1外方側壁セグメン
トの直線延長が回転軸と交差してそれらの間に鋭角を構
成しており、また(3)その中に構成されたレセプタク
ルを備えている。更にローラー組立体はレセプタクルの
中に位置決めされた車軸取付け装置を備えており、それ
によって車軸取付け装置が第1平面を横行しないように
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に作業機械
に関し、更に特定すれば、作業機械の下部構造のための
ローラー組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】軌道型作業機械は、互いに連結されたリ
ンク装置によって結合されたエンドレス軌道チェーン組
立部品を利用している。リンク装置は、一対の連続レー
ルを形成する重なり合ったリンク部材を備えている。複
数の軌道ローラーが機械の重量を支持し、軌道チェーン
が駆動スプロケットホイールと一つもしくはそれ以上の
アイドラーホイールのまわりを回転する際に、リンクレ
ールを係合させることによって軌道チェーンを案内して
いる。各軌道ローラーは、通常、一対のカラーを介して
フレームに取付けられている。特に、第1カラーは軌道
ローラーの一方の端から軸線方向に外側へ延びている。
第2カラーは同様の方法で軌道ローラーのもう一方の端
から外側へ延びている。カラーは、作業機械が地上を推
進される際に、移動中のリンクレールとの摩擦接触で回
転できるように、ローラーの軸を支持している。しかし
ながら、上記装置についての問題は、カラーが作業区域
の環境内の物体(例えば岩)によって打撃を受けたり損
傷をもたらされたりしやすいということである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この問題の解決策の一
つは、ローラーに形成されているキャビティ内の軸を支
持するために利用される機構を保護することである。例
えば、特許RU2006408C1は、ローラーに形成さ
れているキャビティ内に配置された軸取付け機構を備え
ているローラーを開示している。しかしながら、この解
決法における問題の一つは、キャビティに軸取付け機構
を収容できる大きさが必要であるということである。軸
取付け機構を収容するためにキャビティを大きくするこ
とによってローラーを構造的に弱くし、それは保守上の
問題を引き起こすことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】従って、上記に述べた欠
陥の一つまたはそれ以上を克服する作業機械の下部構造
のためのローラー組立体が必要である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態におい
ては、作業機械の下部構造のためのローラー組立体が設
けられている。ローラー組立体には本体部材が備えられ
ており、本体部材は(1)貫通する通路と(2)その上
に形成されているローラー表面とを備えている。また、
ローラー組立体は、本体部材に固定された第1ローラー
リムを備えている。第1ローラーリムは、(1)ローラ
ー表面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと、
(2)第1内方側壁セグメントに固定されている第1外
方側壁セグメントとを備えており、第1外方側壁セグメ
ントは、本体部材の回転軸に対して、第1外方側壁セグ
メントの直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭
角を構成するように相対的に位置決めされており、第1
ローラーリムは、その中に形成されているレセプタクル
を備えている。レセプタクルは外方入口と内方入口を備
えている。外方入口は、第1平面を形成するように配置
された第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントを
有する第1エッジによって形成されている。ローラー組
立体は更に、第1平面を横切らないようにレセプタクル
の中に位置決めされている車軸取付け装置を備えてい
る。
【0006】本発明の別の実施の形態においては、作業
機械の下部構造のためのローラー組立体が設けられてい
る。ローラー組立体には本体部材が備えられており、本
体部材は、(1)貫通する通路と(2)ローラー表面と
を備えている。またローラー組立体は、本材部材に固定
された第1ローラーリムを備えている。第1ローラーリ
ムは、(1)ローラー表面から外側へ延びる第1内方側
壁セグメントと、(2)第1内方側壁セグメントに固定
された第1外方側壁セグメントとを備えており、第1外
方側壁セグメントは、本体部材の回転軸に対して、第1
外方側壁セグメントの直線延長が回転軸に交差して、そ
れらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされ
ており、(3)第1ローラーリムは、その中に構成され
た第1レセプタクルを備えている。第1レセプタクル
は、第1外方入口と第1内方入口を備えている。第1外
方入口は、第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイン
トを有する第1エッジによって形成されている。第1ポ
イント、第2ポイント、第3ポイントは、第1平面を形
成している。更にローラー組立体は、第1平面を横切ら
ないように第1レセプタクルの中に位置決めされている
第1車軸取付け装置を備えている。またローラー組立体
は、本体部材に固定されている第2ローラーリムを備え
ている。第2ローラーリムは、(1)ローラー表面から
外側へ延びる第2内方側壁セグメントと、(2)第2内
方側壁セグメントに固定されている第2外方側壁セグメ
ントとを備えており、第2外方側壁セグメントは、本体
部材の回転軸に対して、第2外方側壁セグメントの第2
直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成
するように相対的に位置決めされており、(3)第2ロ
ーラーリムは、その中に構成されている第2レセプタク
ルを備えている。第2レセプタクルは、第2外方入口と
第2内方入口を備えている。第2外方入口は、第4ポイ
ント、第5ポイント、第6ポイントを有する第2エッジ
によって形成されている。第4ポイント、第5ポイン
ト、第6ポイントは第2平面を形成している。更にロー
ラー組立体は、第2レセプタクルの中に第2平面を横切
らないように位置決めされている第2車軸取付け装置を
備えている。
【0007】本発明の更に別の実施の形態においては、
作業機械が設けられている。作業機械は、フレームと、
フレームに機械的に連結された作業器具とを備えてい
る。また作業機械は、フレームに機械的に連結されたロ
ーラー組立体を備えている。ローラー組立体は、(1)
本体部材と(2)該本体部材を通って延びる通路と
(3)本体部材の上に形成されているローラー表面と
(4)本体部材に固定されている第1ローラーリムとを
備えており、第1ローラーリムは、(A)ローラー表面
から外側へ延びている第1内方側壁セグメントと(B)
第1内方側壁セグメントに固定された第1外方側壁セグ
メントとを備えており、その第1外方側壁セグメント
は、本体部材の回転軸に対して、第1外方側壁セグメン
トの直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭角を
構成するように相対的に位置決めされており、(C)第
1ローラーリムは、その中に構成されたレセプタクルを
備えている。レセプタクルは外方入口と内方入口を備え
ている。外方入口は、第1ポイント、第2ポイント、第
3ポイントを有する第1エッジによって形成されてい
る。第1車軸取付け装置は、第1平面を横切らないよう
にレセプタクルの中に位置決めされている。
【0008】さて図1を参照すると、本発明の特徴が組
み込まれている軌道型作業機械の一部が示されている。
作業機械10には、フレーム12、作業器具14(例え
ばバケット)、下部構造18、そして軌道組立体28が
備えられている。作業器具14と下部構造18は両方と
もフレーム12に機械的に連結されている。下部構造1
8には、後方アイドラー24、駆動スプロケット26、
前方アイドラー22、下部構造フレーム20、軌道組立
体28が備えられている。後方アイドラー24、駆動ス
プロケット26、前方アイドラー22、下部構造フレー
ム20は全て、フレーム12に機械的に連結され、作業
機械10の使用中、軌道組立体28が回転する経路を構
成している。下部構造18にはまた、下部構造フレーム
20に機械的に連結された、いくつかのローラー組立体
16と案内装置146が備えられている。
【0009】図1及び図2に示されているように、軌道
組立体28には、一対の内方リンク110及び112に
機械的に連結された外方リンク64及び外方リンク68
が備えられている。特に、外方リンク64は、貫通形成
された孔66を有する端部を備えている。内方リンク1
10もまた、貫通形成された孔(図示せず)を有する端
部を備えている。外方リンク64と内方リンク110
は、互いに相対的に位置決めされており、それによって
孔66と内方リンク110に形成された孔は直線的に整
列している。外方リンク68は、貫通形成された孔70
を有する端部を備えている。内方リンク112もまた、
貫通形成された孔(図示せず)を有する端部を備えてい
る。外方リンク68と内方リンク112は、互いに相対
的に位置決めされており、それによって孔70と内方リ
ンク112に形成されている孔は直線的に整列してい
る。中に軌道ピン72が配置されている通路(図示せ
ず)を有するブシュ108は、内方リンク110及び1
12の中に形成された孔66及び孔70を通して挿入さ
れている。上記の方法でブシュ108と軌道ピン72を
挿入すると、外方リンク64及び68を内方リンク11
0及び112に機械的に連結する。外方リンク64及び
68のもう一方の端部は、実質的に同一の方法でブシュ
108と軌道ピン72で内方リンク110及び112の
もう一方の隣接した対に連結される。複数の外方リンク
64及び68と内方リンク110及び112が上記の方
法で互いに連結され、連続ループが形成される。多数の
軌道シュー30が、周知の方法で軌道組立体28のリン
クに固定される。
【0010】図3、4、5を参照すると、各ローラー組
立体16は本体部材32を備えており、それには(1)
貫通して延びる通路34と(2)その上に構成されてい
るローラー表面36がある。本体部材32の端部150
には、ローラー表面36から外側へ延びる内方側壁セグ
メント40がある。外方側壁セグメント44は、内方側
壁セグメント40と外方側壁セグメント44の間に配置
された端壁セグメント42を介して内方側壁セグメント
40に固定されている。内方側壁セグメント40と外方
側壁セグメント44は、ローラー表面36から外側へ延
びる環状フランジ90の形でローラーリム38を構成し
ている。図4でより明確に示されているように、外方側
壁セグメント44は、外方側壁セグメント44の直線延
長48が回転軸46に交差して、それらの間に鋭角αを
構成するように本体部材32の回転軸46に対して相対
的に位置決めされている。例えば、αは45度から90
度までとすることができる。
【0011】本体部材32のもう一方の端部152もま
た、ローラー表面36から外側へ延びる内方側壁セグメ
ント62を備えている。外方側壁セグメント76は、内
方側壁セグメント62と外方側壁セグメント76の間に
配置された端壁セグメント154を介して内方側壁セグ
メント62に固定されている。また、内方側壁セグメン
ト62と外方側壁セグメント76は、ローラー表面36
から外側へ延びる環状フランジ92の形でローラーリム
60を構成している。外方側壁セグメント76は、外方
側壁セグメント46の直線延長78が回転軸46に交差
して、それらの間に鋭角βを構成するように本体部材3
2の回転軸46に対して相対的に位置決めされており、
例えば、αは45度から90度までとすることができ
る。内方側壁セグメント40と内方側壁セグメント62
がそれらの間に幅W1のローラースペース74を構成し
ていることを認識しておくべきである。
【0012】フランジ90は、ローラー表面36から約
20ミリメートルから約30ミリメートルの高さH1で
外側へ延びている。加えて、フランジ92はローラー表
面36から約20ミリメートルから約30ミリメートル
の高さH2で外側へ延びている。フランジ90及び92
は、それぞれ約21.5ミリメートルの高さのH1及びH
2で外側へ延びるのが好適である。下記により詳細に述
べられるとおり、フランジ90及び92がローラー表面
36から約20ミリメートルから約30ミリメートルの
高さで延びていることは、本発明の利点である。という
のは、約20ミリメートル以下の高さのフランジは信頼
しうる案内機能を提供できないからである。一方約30
ミリメートル以上の高さのフランジは構造的に弱く、そ
のため作業機械10の使用中に割れたり破損したりしや
すい。
【0013】本体部材32は、その中に形成されている
レセプタクル50を備えている。レセプタクル50は、
壁セグメント156と壁セグメント158で構成されて
いる。レセプタクル50は、外方入口52と内方入口5
4を有している。外方入口52は、壁セグメント156
のエッジ56によって構成されている。エッジ56はそ
の上にポイントP1、ポイントP2、ポイントP3を備え
ている。ポイントP1、P2、P3は第1平面を形成して
いる。内方入口54は、壁セグメント158のエッジ1
00によって構成されている。エッジ100は、その上
にポイントP4、ポイントP5、ポイントP6を備えてい
る。ポイントP4、P5、P6は第2平面を形成してい
る。
【0014】本体部材32はまた、その中に形成されて
いるレセプタクル80を備えている。上記で説明した方
法と同様の方法で、レセプタクル80は壁セグメント1
60と壁セグメント162によって構成されている。レ
セプタクル80は外方入口82と内方入口84を備えて
いる。外方入口82は壁セグメント160のエッジ86
によって形成されている。エッジ86は、その上に形成
されているポイントP7、ポイントP2、ポイントP9を有
している。ポイントP7、P8、P9は第3平面を形成し
ている。内方入口84は壁セグメント162のエッジ1
64によって形成されている。エッジ164はその上に
ポイントP10、ポイントP11、ポイントP12を備え
ている。ポイントP10、P11、P12は第4平面を形
成している。
【0015】ローラー組立体16はまた、車軸取付け装
置58及び88を備えている。車軸取付け装置88は実
質的に車軸取付け装置58と同一であるため、ここでは
車軸取付け装置58のみを説明することにする。車軸取
付け装置58は、中にキャビティ104が構成されたリ
テーナ102を備えている。車軸取付け装置58はま
た、キャビティ104の中に位置決めされているカラー
106を備えている。カラー106が中に配置されたリ
テーナ102は、レセプタクル50に圧入されている。
車軸取付け装置88は実質的に同一の方法でレセプタク
ル80に圧入されている。
【0016】外方側壁セグメント44の直線延長48が
回転軸46に交差して、それらの間に鋭角αを構成する
ように外方側壁セグメント44を、本体部材32の回転
軸46に対して相対的に位置決めすることで、レセプタ
クル50の幅W3(図4を参照)を車軸取付け装置58
の幅W5よりも広いかもしくは同等にすることが可能に
なることを認識すべきである。従って、レセプタクル5
0の中に車軸取付け装置58が位置している場合には、
車軸取付け装置58は、ポイントP1、P2、P3で構成
される第1平面またはポイントP4、P5、P6で構成さ
れる第2平面を横切らない。車軸取付け装置58が第1
平面または第2平面を横切らないようにレセプタクル5
0を形成していることは、本発明の利点である。特に、
車軸取付け装置58を完全にレセプタクル50の中に収
容していることは、車軸取付け装置58が作業機械10
の環境内に存在している物体(例えば岩)によって打撃
を受けたり損傷をもたらされたりすることを防いでい
る。
【0017】更に、上記に説明した方法で外方側壁セグ
メント44を回転軸46に対して相対的に位置決めする
ことによって、ローラーリム38はローラーリム38の
尖端168の厚さまたは幅に比較して相対的に厚いかも
しくは広いベース166を備えることになる。特に、内
方側壁セグメント40の直線延長170からエッジ56
まで計ったベース166の厚さT1は、端壁セグメント
42の厚さW7で測定した尖端168の厚さよりも非常
に厚い。尖端168の幅W7に比較して相対的に厚いベ
ース166を備えていることは、他のローラー組立体の
設計に対してローラーリム38の強度を増大させる。例
えば、本発明のローラー組立体16は、外方側壁セグメ
ントが、外方側壁セグメントの直線延長が回転軸を交差
し、実質的に90度の角度を構成するように回転軸に対
して相対的に位置決めされている他のローラー組立体の
設計と比較して構造的に強い。
【0018】外方側壁セグメント44と同様の方法で外
方側壁セグメント76を回転軸46に対して相対的に位
置決めすることは、上記に説明したことと同様の利点を
生むことを理解されたい。特に、レセプタクル80の幅
W4(図4を参照)は車軸取付け装置88の幅W6(図5
を参照)よりも広いか同等である。従って、車軸取付け
装置88がレセプタクル80に配置されている時には、
車軸取付け装置88はポイントP7、P8、P9で構成さ
れている第3平面またはポイントP10、P11、P12
で構成されている第4平面を横行しない。前述したよう
に、車軸取付け装置88が第3平面または第4平面を横
行しないようにレセプタクル80を形成していること
は、車軸取付け装置88が作業機械10の環境内に存在
している物体(例えば岩)によって打撃を受けたり損傷
をもたらされたりすることを防いでいる。加えて、外方
側壁セグメント44に関して述べた構造的強度の利点は
外方側壁セグメント76にも適用される。
【0019】図3に示されているように、車軸94は本
体部材32の通路34の中に位置決めされており、それ
によって車軸94は車軸取付け装置58の孔96及び車
軸取付け装置の孔98を通って延びている。上記に説明
した方法で車軸94を位置決めすることによって、
(1)車軸94の部分120は通路34の外部に配置さ
れ(図3参照)(2)車軸94の部分118は通路34
の内部に配置される(図3参照)。本体部材32が、車
軸94に関して矢印172及び174の示す方向に回転
できることが分るであろう。
【0020】図6、7、8を参照すると、案内装置14
6は、第1端末142と第2端末144を有する案内構
造体114を備えている。案内構造体114は、上方表
面128と下方表面130を有する取付け部材126を
備えている。また、取付け部材126はその上方表面1
28の中に形成される開口部116を備えている。そし
てまた、取付け部材126は、その中に形成されている
多数のボルト孔148を備えている。案内構造体114
は更に、取付け部材126の下方表面130から突出し
ている脚部材132を備えている。脚部材132は、好
適には、開口部116の直接下に位置決めされる。脚部
材132は、(1)横側壁134と(2)横側壁136
と(3)端壁セグメント138を備えている。横側壁1
34は端壁セグメント138に固定され、その間に鋭角
φを形成している(図7参照)。横側壁134はそれか
ら延長している突出部140を備えている。
【0021】案内構造体114は、車軸94の一部12
0が開口部116の中に配置されるようにローラー組立
体16に対して相対的に位置決めされている。そして取
付け部材126は、多数のボルト(図示せず)をボルト
孔148に挿入して下部構造フレーム20にねじ込むこ
とによって下部構造フレーム20に取付けられ、それに
よって上方表面128は下部構造フレーム20に接触す
る。第2案内構造体114は、車軸94の別の一部12
0が開口部116の中に配置されるように同じローラー
組立体16に対して相対的に位置決めされている。この
案内構造体114の取付け部材126は、下部構造フレ
ーム20の反対側に固定され、ローラー組立体16の本
体部材32を下部構造フレーム20に回転可能に取付け
ている。上記に説明した方法で案内構造体114を位置
決めすることによって、脚部材132が車軸94から、
そしてそれに従い回転軸46から、半径方向に延びるよ
うになる。
【0022】図8でより明確に示されているように、案
内構造体114は長さL3と幅W3を備えており、ローラ
ー組立体16のフランジ90は直径D1と半径R1を備え
ている。長さL3は半径R1よりも長く、それによって、
上記に説明した方法で車軸94が取付け部材126の開
口部116の中に位置決めされる時には、案内構造体1
14の第2端末144の上に構成されている端末122
と、それに従い脚部材132はフランジ90の周辺端末
124を越えて延びる。更に、案内構造体114の幅W
3はフランジ90の直径D1よりも小さいため、車軸9
4が開口部116の中に配置されているときには、案内
構造体114はフランジ90の垂直接線L1と垂直接線L
2の間に位置する。案内構造体114をフランジ90の
垂直接線L1と垂直接線L2の間に装着するように幅W3
を形成していることは、本発明の利点である。というの
は、それによって案内構造体114のサイズを縮小し、
従って案内構造体114の製作の重量とコストを縮小で
きるからである。これは、下部構造の全長にわたって延
びる細長い形状をもった他の案内構造体の設計と対照的
である。これらの型の案内構造体は、本発明に比べ、相
対的に重く、製作に費用がかかる。
【0023】上記に説明した方法で案内構造体114を
利用し、車軸94に対して相対的に位置決めすることが
案内構造体114の案内機能を高めることを理解する必
要がある。特に、ローラー組立体16を下部構造フレー
ム20に取付けるために案内構造体114を利用し、脚
部材132を車軸94から半径方向に延びるようにする
ことは、案内構造体144が軌道組立体28/ローラー
組立体16のインターフェースに直接隣接して位置決め
されることを確実にする。案内構造体144を軌道組立
体28/ローラー組立体16のインターフェースに直接
隣接させることは、軌道組立体28の脱輪が起こった場
合、案内構造体114が軌道組立体28をローラースペ
ース74に後退させ、ローラー表面36に接触させるこ
とを助ける。
【0024】加えて、案内構造体114を軌道組立体2
8/ローラー組立体16のインターフェースに直接隣接
して位置決めすることにより、作業機械10の使用中
に、軌道組立体28がローラー組立体16の間で上向き
の折れ曲がりを生じても、案内構造体114が軌道組立
体28のその動きを妨害することがなくなり、上向きの
折れ曲がりが許容されることになる。案内構造体を隣接
したローラー組立体の間に位置決めする他の設計は、軌
道組立体の前述したような折れ曲がり機能を妨害しない
ように、軌道組立体から非常に離れた位置に配置しなく
てはならなくなる。案内構造体を軌道組立体から非常に
離れた位置に配置することは、脱輪が起こった場合に軌
道組立体をローラースペースに戻るように導く性能を低
下させる。
【0025】軌道組立体28は、前方アイドラー22、
後方アイドラー24、駆動スプロケット26の周りに配
置されている。加えて、図2に示されているように、軌
道組立体28は、ローラー組立体16に対して相対的に
位置決めされており、それによって、(1)軌道組立体
28はローラースペース74の中に配置され、(2)外
方リンク64及び68、そして内方リンク110及び1
12はローラー表面36に接触する。ここで(1)ロー
ラースペース74は幅W1を備えており、(2)軌道組
立体28は幅W2を備えており(軌道組立体28は軌道
シュー30を含まないことに注意)、(3)幅W1は幅W
2よりも広いことを理解する必要がある。軌道組立体2
8の幅W2がローラースペース74の幅W1よりも狭いこ
とは、本発明の利点である。特に、軌道組立体28が使
用されている時には、ローラー表面36と接触している
外方リンク64及び68そして内方リンク110及び1
12の表面は疲労する傾向にあり、それはすなわちロー
ラー組立体が矢印176で示した方向に動く原因とな
る。軌道組立体28の幅W2がローラースペース74の
幅W1よりも狭いことは、ローラー組立体16が矢印1
76の方向に動く無障害経路となるのである。換言する
と、軌道組立体28に外側へ延びる部分がないことによ
って、軌道組立体28は、ローラー組立体16が矢印1
76の方向に移動することを阻止しているのである。従
って、軌道組立体28は保守を必要とするまでにより長
く用いられる、もしくは疲労まで相当時間がかかる。こ
れは、軌道組立体の幅がローラースペースの幅よりも広
い、他のローラー組立体及び軌道組立体の設計とは対照
的である。例えば、軌道組立体に外側へ突出している軌
道ピンボスがあり、ローラー組立体のフランジの直接下
に位置しているとする。この状況では、ピンボスはロー
ラー組立体が矢印176で示した方向に移動する距離を
制限している。なぜならば、ローラー組立体は最終的に
ピンボスに接触し、それによってローラー組立体の過大
な磨耗を引き起こすからである。このように、軌道組立
体は本発明に比較して、相対的に短い期間で保守を必要
とすることになる。
【0026】作業機械10の使用中、軌道組立体は前方
アイドラー22、後方アイドラー24、駆動スプロケッ
ト26、そしてローラー組立体16によって構成される
経路の周りを回転しており、そのそばで、器具14で様
々な作業機能を発揮させるために作業機械10を駆動さ
せている。前述の回転中、軌道組立体28はフランジ9
0及び92によってローラースペース74の中に維持さ
れている。フランジ90及び92がそれぞれH1及びH2
の高さ(すなわち約20ミリメートルから約30ミリメ
ートル)を持ち、ローラー組立体16につき2つのフラ
ンジのみが主要な案内機能を提供し、軌道組立体28を
ローラースペース74内、そしてローラー表面36に接
触するように維持するよう要することを理解する必要が
ある。これは、ローラー表面から延長している4つのフ
ランジ(一対のフランジの間に一つの内方リンクと一つ
の外方リンクが位置している)が主要な案内機能を提供
することを要する、他のローラー組立体の設計と対照的
である。ローラー表面から延びる4つのフランジを設け
ることは、ローラー組立体の製造コストを増加させる。
【0027】しかしながら、もし軌道組立体28がロー
ラー組立体16から外れた場合、案内構造体114は軌
道組立体28をローラースペース74に戻させるように
有効に導く。特に、脚部材132の端末122が軌道組
立体28に接触して同組立体がローラースペース74に
戻るように導く。具体的には、端壁セグメント138が
軌道組立体28に接触して同組立体がローラースペース
74に戻るように導く。端壁セグメント138と横側壁
セグメント134がその間に鋭角φを構成するように
(図7参照)空間的に方向づけられていることが、軌道
組立体28がローラースペース74に戻るよう案内する
のを助長していることを認識する必要がある。これは、
軌道組立体が端壁セグメント138と接触する際に端壁
セグメント138の角度が軌道組立体28をローラース
ペース74に戻させるよう導くことから成り立ってい
る。これは、外れた軌道組立体をローラースペースに戻
すよう導く機能が低い直角の端末を備えている他の案内
構造体とは異なっている。本発明の他の側面、目的、利
点については、図面、開示、添付の請求事項を熟読され
れば習得可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を組み込んだ作業機械の一部の斜
視図である。
【図2】図1の作業機械の軌道組立体と係合したローラ
ー組立体の一部の正面図であり、一対の案内装置も示す
図である。
【図3】図2のローラー組立体の断面斜視図である。
【図4】図3のローラー組立体を、車軸及び車軸取付け
装置を除いて示す断面斜視図である。
【図5】図3のローラー組立体を、車軸を除いて示す断
面斜視図である。
【図6】図2に示されている案内装置の一つの斜視図で
ある。
【図7】図6に示されている案内装置の断面図である。
【図8】図1の作業機械のローラー組立体、案内構造
体、軌道組立体の一部の側面図である。
【符号の説明】
10 作業機械 12 フレーム 14 作業器具 16 ローラー組立体 18 下部構造 20 下部構造フレーム 22 前方アイドラー 24 後方アイドラー 26 駆動スプロケット 28 軌道組立体 30 軌道シュー 114 案内構造体 146 案内装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J103 AA41 AA63 CA25 CA36 DA01 FA12 GA52

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機械の下部構造のためのローラー組
    立体であって、(1)貫通する通路と、(2)ローラー
    表面とが形成された本体部材と、 前記本体部材に固定された第1ローラーリムと、を備
    え、 前記第1ローラーリムは(1)前記ローラー表面から外
    側へ延びる第1内方側壁セグメントと(2)前記第1内
    方側壁セグメントに固定されている第1外方側壁セグメ
    ントとを有し、前記第1外方側壁セグメントは、前記本
    体部材の回転軸に対して、前記第1外方側壁セグメント
    の直線状延長が前記本体部材の回転軸に交差して、それ
    らの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされて
    おり、(3)前記第1ローラーリムの中にレセプタクル
    が形成され、前記レセプタクルは外方入口と内方入口を
    備えており、前記外方入口は、第1平面を構成するよう
    に配置された第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイ
    ントを有する第1エッジによって定められ、 車軸取付け装置が前記レセプタクルの中に配置されてお
    り、前記第1平面を前記車軸取付け装置が横切らないよ
    うになっている、ことを特徴とするローラー組立体。
  2. 【請求項2】 前記本体部材に、前記ローラー表面から
    外側へ延びる第2内方側壁セグメントを備える第2ロー
    ラーリムが固定され、 (1)第1孔が形成されている第1外方リンクと、
    (2)第2孔が形成されている第2外方リンクと、
    (3)前記第1孔及び前記第2孔の中に配置されている
    軌道ピンと、を備えた軌道組立体が設けられ、 (1)前記第1内方側壁セグメントと前記第2内方側壁
    セグメントが間にW1の幅を有するローラースペースを
    形成しており、(2)前記軌道組立体は前記幅W1より
    も狭い幅W2を有し、(3)前記軌道組立体は、前記第
    1外方リンク及び前記第2外方リンクが前記ローラー表
    面と接触できるようにローラースペースの中に位置して
    いる、ことを特徴とする請求項1に記載のローラー組立
    体。
  3. 【請求項3】 前記第1外方リンク及び前記第2外方リ
    ンクに取り付けられた軌道シューを備えていることを特
    徴とする請求項2に記載のローラー組立体。
  4. 【請求項4】 前記本体部材に、(1)前記ローラー表
    面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントと(2)前
    記第2内方側壁セグメントに固定されている第2外方側
    壁セグメントとを備える第2ローラーリムが固定され、
    前記第2外方側壁セグメントは、前記本体部材の前記回
    転軸に対して、前記第2外方側壁セグメントの直線延長
    が前記回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成する
    ように相対的に位置決めされており、(1)前記第1内
    方側壁セグメントと前記第1外方側壁セグメントは前記
    ローラー表面から外側へ延びる第1フランジを形成して
    おり、(2)前記第2内方側壁セグメントと前記第2外
    方側壁セグメントは、前記ローラー表面から外側へ延び
    る第2フランジを形成しており、(3)前記第1フラン
    ジと前記第2フランジの間にローラースペースが形成さ
    れ、(4)前記ローラー組立体は、前記ローラー表面か
    ら外側へ延びる前記第1フランジと前記第2フランジ以
    外は備えていないことを特徴とする請求項1に記載のロ
    ーラー組立体。
  5. 【請求項5】 前記内方入口が、第2平面を構成するよ
    うに配置された第4ポイント、第5ポイント及び第6ポ
    イントを有する第2エッジによって構成されており、前
    記車軸取付け装置が第2平面を横切らないように前記レ
    セプタクルの中に位置決めされていることを特徴とする
    請求項1に記載のローラー組立体。
  6. 【請求項6】 (1)前記通路の中に位置決めされてお
    り、(2)前記車軸取付け装置の中に形成されている孔
    を通過して延びる車軸を備えていることを特徴とする請
    求項1に記載のローラー組立体。
  7. 【請求項7】 前記車軸取付け装置が、(1)キャビテ
    ィが形成されたリテーナと、(2)前記キャビティの中
    に配置されているカラーとを備えていることを特徴とす
    る請求項1に記載のローラー組立体。
  8. 【請求項8】 前記リテーナが前記レセプタクルに圧入
    されていることを特徴とする請求項7に記載のローラー
    組立体。
  9. 【請求項9】 前記第1フランジと前記第2フランジの
    各々が、前記ローラー表面から約20ミリメートルから
    約30ミリメートル外側へ延び出していることを特徴と
    する請求項4に記載のローラー組立体。
  10. 【請求項10】 作業機械の下部構造のためのローラー
    組立体であって、 (1)貫通する通路と(2)ローラー表面とが形成され
    た本体部材と、 前記本体部材に固定された第1ローラーリムと、を備
    え、前記第1ローラーリムは(1)前記ローラー表面か
    ら外側へ延びる第1内方側壁セグメントと(2)前記第
    1内方側壁セグメントに固定された第1外方側壁セグメ
    ントを備えており、前記第1外方側壁セグメントは、前
    記本体部材の回転軸に対して、前記第1外方側壁セグメ
    ントの第1直線延長が前記回転軸に交差して、それらの
    間に第1鋭角を構成するように相対的に位置決めされて
    おり、(3)前記第1ローラーリムの中に第1レセプタ
    クルが形成され、前記第1レセプタクルは、第1外方入
    口と第1内方入口を備えており、前記第1外方入口は、
    第1平面を形成するように配置された第1ポイント、第
    2ポイント及び第3ポイントを有する第1エッジによっ
    て形成されており、 第1車軸取付け装置が、前記第1車軸取付け装置が前記
    第1平面を横切らないように前記第1レセプタクルの中
    に位置決めされており、 第2ローラーリムが前記本体部材に固定されており、前
    記第2ローラーリムは(1)前記ローラー表面から外側
    へ延びる第2内方側壁セグメントと(2)前記第2内方
    側壁セグメントに固定されている第2外方側壁セグメン
    トとを備えており、前記第2外方側壁セグメントは、前
    記本体部材の前記回転軸に対して、前記第2外方側壁セ
    グメントの第2直線延長が前記回転軸に交差して、それ
    らの間に第2鋭角を形成するように相対的に位置決めさ
    れており、(3)前記第2ローラーリムの中に第2レセ
    プタクルが形成されており、前記第2レセプタクルは第
    2外方入口と第2内方入口を備えており、前記第2外方
    入口は、第2平面を形成するように配置された第4ポイ
    ント、第5ポイント及び第6ポイントを有する第2エッ
    ジによって形成されており、前記第2レセプタクルの中
    に第2車軸取付け装置が前記第2車軸取付け装置が前記
    第2平面を横切らないように位置決めされている、こと
    を特徴とする作業機械の下部構造のためのローラー組立
    体。
  11. 【請求項11】 軌道組立体が、(1)第1孔が形成さ
    れている第1外方リンク、(2)第2孔が形成されてい
    る第2外方リンク、及び(3)前記第1孔及び前記第2
    孔の中に位置決めされている軌道ピンを備えており、
    (1)前記第1内方側壁セグメントと前記第2内方側壁
    セグメントがそれらの間にW1の幅をもつローラースペ
    ースを形成しており、(2)前記軌道組立体は、幅W1
    よりも狭い幅W2を備え、(3)前記第1外方リンクと
    前記第2外方リンクが前記ローラー表面に接触するよう
    に、前記軌道組立体が、前記ローラースペースの中に位
    置していることを特徴とする請求項10に記載のローラ
    ー組立体。
  12. 【請求項12】 前記第1外方リンクと前記第2外方リ
    ンクに取り付けられた軌道シューを備えていることを特
    徴とする請求項11に記載のローラー組立体。
  13. 【請求項13】 (1)前記第1内方側壁セグメントと
    前記第1外方側壁セグメントが前記ローラー表面から外
    側へ延びる第1フランジを形成しており、(2)前記第
    2内方側壁セグメントと前記第2外方側壁セグメントが
    前記ローラー表面から外側へ延びる第2フランジを形成
    しており、(3)前記ローラー組立体が前記ローラー表
    面から外側へ延びる前記第1フランジと前記第2フラン
    ジのみを備えていることを特徴とする請求項12に記載
    のローラー組立体。
  14. 【請求項14】 前記通路内に配置され、(1)前記第
    1車軸取付け装置に形成されている第1孔と(2)前記
    第2車軸取付け装置に形成されている第2孔とを通過し
    て延びる車軸を備えていることを特徴とする請求項10
    に記載のローラー組立体。
  15. 【請求項15】 前記第1車軸取付け装置が前記第1レ
    セプタクルに圧入されており、前記第2車軸取付け装置
    が前記第2レセプタクルに圧入されていることを特徴と
    する請求項10に記載のローラー組立体。
  16. 【請求項16】 前記第1フランジと前記第2フランジ
    の各々が前記ローラー表面から約20ミリメートルから
    約30ミリメートル外側へ延びることを特徴とする請求
    項13に記載のローラー組立体。
  17. 【請求項17】 フレームと、 前記フレームに機械的に連結された作業器具と、前記フ
    レームに機械的に連結されたローラー組立体と、を備え
    ており、前記ローラー組立体は(1)本体部材と、
    (2)前記本体部材を貫通する通路と、(3)前記本体
    部材の上に形成されているローラー表面と、(4)前記
    本体部材に固定されている第1ローラーリムとを備えて
    おり、前記第1ローラーリムは、(A)前記ローラー表
    面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと、(B)
    前記第1内方側壁セグメントに固定されている第1外方
    側壁セグメントとを備えており、前記第1外方側壁セグ
    メントは、前記本体部材の回転軸に対して、前記第1外
    方側壁セグメントの直線延長が前記回転軸に交差してそ
    れらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされ
    ており、(C)前記第1ローラーリムは、その中に形成さ
    れたレセプタクルを備えており、前記レセプタクルは外
    方入口と内方入口を備えており、前記外方入口は、第1
    平面を形成するように配置された第1ポイント、第2ポ
    イント及び第3ポイントを有する第1エッジによって形
    成されており、(5)前記レセプタクル内に前記第1平
    面を横切らないように第1車軸取付け装置が位置決めさ
    れている、ことを特徴とする作業機械。
  18. 【請求項18】 前記ローラー表面から外側へ延びる第
    2内方側壁セグメントを有する第2ローラーリムが前記
    本体部材に固定され、(1)第1孔を有する第1外方リ
    ンクと、(2)第2孔を有する第2外方リンクと、
    (3)前記第1孔と前記第2孔の中に位置決めされてい
    る軌道ピンとを備える軌道組立体が設けられ、(1)前
    記第1内方側壁セグメントと前記第2内方側壁セグメン
    トがそれらの間に幅W1を有するローラースペースを形
    成し、(2)前記軌道組立体は幅W1よりも狭い幅W2を
    備えており、(3)前記軌道組立体は、前記第1外方リ
    ンクと前記第2外方リンクが前記ローラー表面と接触す
    るように前記ローラースぺースの中に位置していること
    を特徴とする請求項17に記載の作業機械。
  19. 【請求項19】 前記ローラー組立体において、更に
    (1)前記第2ローラーリムが、(A)前記ローラー表面
    から外側へ延びる第2内方側壁セグメントと、(B)前
    記第2内方側壁セグメントに固定されている第2外方側
    壁セグメントとを備えており、前記第2外方側壁セグメ
    ントは、前記本体部材の前記回転軸に対して、前記第2
    外方側壁セグメントの第2直線延長が前記回転軸に交差
    して、それらの間に第2鋭角を構成するように相対的に
    位置決めされており、(C)前記第2ローラーリムは、そ
    の中に第2レセプタクルが形成されており、前記第2レ
    セプタクルは第2外方入口と第2内方入口を備えてお
    り、前記第2外方入口は、第2平面を形成するように配
    置された第4ポイント、第5ポイント及び第6ポイント
    を有する第2エッジによって形成されており、(2)前
    記第2レセプタクルの中に前記第2車軸取付け装置が前
    記第2平面を横切らないように第2車軸取付け装置が位
    置決めされていることを特徴とする請求項17に記載の
    作業機械。
  20. 【請求項20】 前記第1内方側壁セグメント及び前記
    第1外方側壁セグメントが前記ローラー表面から外側へ
    延びる第1フランジを形成しており、前記第2内方側壁
    セグメント及び前記第2外方側壁セグメントが前記ロー
    ラー表面から外側へ延びる第2フランジを形成してお
    り、前記第1フランジが約21.5ミリメートルの高さ
    であり、前記第2フランジが約21.5ミリメートルの
    高さであることを特徴とする請求項17に記載の作業機
    械。
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