JP2000072055A - トラックアセンブリ - Google Patents

トラックアセンブリ

Info

Publication number
JP2000072055A
JP2000072055A JP11182789A JP18278999A JP2000072055A JP 2000072055 A JP2000072055 A JP 2000072055A JP 11182789 A JP11182789 A JP 11182789A JP 18278999 A JP18278999 A JP 18278999A JP 2000072055 A JP2000072055 A JP 2000072055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
track
bush
seal
coating
end portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11182789A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter W Anderton
ピーター・ダブリュー・アンダートン
Kyuu Damu Chon
チョン・キュー・ダム
P Dreman Alain
アラン・ピー・ドレマン
William A Holt
ウイリアム・エイ・ホルト
J Shankwick Phill
フィル・ジェイ・シャンクウィッツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Caterpillar Inc
Original Assignee
Caterpillar Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Caterpillar Inc filed Critical Caterpillar Inc
Publication of JP2000072055A publication Critical patent/JP2000072055A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/088Endless track units; Parts thereof with means to exclude or remove foreign matter, e.g. sealing means, self-cleaning track links or sprockets, deflector plates or scrapers
    • B62D55/0887Track-articulation sealings against dust, water, mud or the like
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/092Endless track units; Parts thereof with lubrication means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/20Tracks of articulated type, e.g. chains
    • B62D55/205Connections between track links
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/18Tracks
    • B62D55/20Tracks of articulated type, e.g. chains
    • B62D55/205Connections between track links
    • B62D55/21Links connected by transverse pivot pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing Of Bearings (AREA)
  • Insulators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックブッシュの端面に磨耗及び腐食が発
生するのを防止するようにした、ブッシュの端面に非常
に固い耐磨耗性被覆を有するトラックアセンブリを提供
することである。 【解決手段】 履帯型機械のトラックアセンブリは、第
1及び第2端部部分と、各端部部分に形成された第1及
び第2シール端面とを有するトラックブッシュを含んで
いる。トラックブッシュは両端部の間に伸長するボアを
画成している。第1軸受表面が第1端部部分に隣接して
ボアに画成され、第2軸受表面が第2端部部分に隣接し
てボアに画成されている。第1及び第2端面及び第1及
び第2軸受表面の少なくとも一方の上に耐磨耗性被覆が
形成されている。この被覆は窒化クローム、浸炭窒化ク
ローム及びこれらの混合物からなる群から選択される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的に履帯型機械
の無端状トラック用トラックブッシュに関し、特に、耐
磨耗性、耐腐食性及び耐焼付性の改良された被覆された
端部と内部表面を有するトラックブッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、土砂移動機械のような履帯型機
械の無端状トラックのトラックリンクを結合するための
トラックピンと共に使用されるトラックブッシュは、非
常に厳しい作動環境に晒される。
【0003】トラックシール及びトラックピンに対して
それぞれ摺動するトラックブッシュの両端部及び両端部
に隣接したトラックブッシュの内部表面が、主な負荷支
持表面(軸受表面)となる。
【0004】土及び破片がトラックシールのシール表面
に対して摺動するトラックブッシュの両端部を磨耗させ
ることになる。これは、土及び破片粒子がシールとブッ
シュの端部表面との間に捕獲され、遂にはトラックブッ
シュの端部表面に磨耗溝を形成することにより発生す
る。
【0005】更に、土及び破片粒子はトラックピンとブ
ッシュとの間の隙間に入り込み、遂にはトラックピンの
外側表面或いはトラックブッシュの内側表面を磨耗させ
やすい。この型の磨耗はトラックピンとトラックブッシ
ュとの間の金属と金属の移転を招き、“焼き付き”現象
と呼ばれる。
【0006】トラックブッシュの端部の腐食及び侵食を
防止する非常に固くて耐腐食性のあるトラックブッシュ
を提供することが望ましい。焼き付きを防止するために
内部表面上に固い被覆を有するトラックブッシュを提供
することも非常に望ましい。トラックブッシュの上述し
た負荷支持表面の表面仕上げを改善して、負荷支持表面
の耐摩擦性及び耐磨耗性を改善するのも望ましい。
【0007】本発明は履帯型車両のトラックブッシュの
上述した問題の1つ或いは複数を解決せんとするもので
ある。
【0008】
【発明の開示】本発明の1つの側面においては、第1及
び第2無端状トラックチェーンを有するトラックアセン
ブリが提供される。各トラックチェーンは、複数の横方
向に伸長するトラックピンにより互いに連結された複数
のトラックリンクを有している。
【0009】複数のトラックブッシュが第1及び第2ト
ラックチエーンのトラックリンクの間に連結されてい
る。ブッシュはそれぞれ第1及び第2端部表面を画成し
た第1及び第2端部部分と、第1及び第2端部部分の間
に伸長したボアを有している。
【0010】ブッシュは各トラックピン周りに相対回転
可能なように配置される。シール部分を有するトラック
シールが、シール部分がトラックブッシュの各第1及び
第2端部表面とシール接触するように、トラックリンク
とトラックブッシュの間に配置される。
【0011】耐磨耗性被覆がトラックブッシュの第1及
び第2端部表面上に形成されている。この被覆は窒化ク
ローム浸炭窒化クローム及びこれらの混合物から成る群
から選択される。
【0012】本発明の他の側面においては、第1及び第
2トラックチェーンを含んだトラックアセンブリが提供
される。各トラックチェーンは複数のリンク部材を画成
しており、これらのリンク部材は第1及び第2端部部分
を有している。
【0013】第1及び第2トラックチェーンを相互連結
するために、複数のトラックピンが各トラックチェーン
のリンク部材の各第1端部部分の間に横方向に伸長して
いる。
【0014】複数のトラックブッシュは第1及び第2端
部部分と、各第1及び第2端部部分上に画成された第1
及び第2シール端面と、トラックブッシュを通して伸長
したボアと、第1及び第2端部部分に隣接した少なくと
もボアの一部分上に画成された第1及び第2軸受表面と
を有している。
【0015】第1及び第2トラックチェーンを相互連結
するために、トラックブッシュは各トラックチェーンの
リンク部材の各第2端部部分の間に横方向に伸長してい
る。トラックブッシュは相対回転可能なようにトラック
ピン周りに配置されている。
【0016】シール部分を有するシール部材が、シール
部材のシール部分がトラックブッシュにより画成された
各第1及び第2シール端面とシール係合するように、各
トラックチェーンのリンク部材とトラックブッシュとの
間に位置付けされている。
【0017】耐磨耗性被覆がトラックブッシュの第1及
び第2シール端面上に形成されている。この被覆は窒化
クローム、浸炭窒化クローム及びこれらの混合物から成
る群から選択される。
【0018】上述したトラックアセンブリによれば、ト
ラックアセンブリが通常使用される非常に厳しい環境下
での磨耗にも耐え得るシール界面がトラックブッシュの
端面上に形成される。被覆がブッシュ端面の早期の磨耗
を防止し、トラックアセンブリの運用寿命を顕著に増加
させる。
【0019】加うるに、トラックピンとブッシュとの間
に起こりうる“焼き付き”として知られる磨耗現象を防
止するために、トラックブッシュのボアに画成された軸
受表面にも、耐磨耗性物質が被覆されても良い。このこ
ともトラックアセンブリの運用寿命を増加させる。
【0020】
【発明を実施するための最良の形態】図1を参照する
と、履帯型機械のトラックアセンブリ10が示されてい
る。トラックアセンブリ10は、互いに離間した平行関
係で配置され機械のトラックローラフレーム16周りに
かけ回された一対の無端状トラックチェーン12及び1
4を含んでいる。
【0021】トラックアセンブリは、トラックアセンブ
リに動力を提供する図示しない駆動スプロケットに係合
しており、良く知られた方法により機械を駆動する。
【0022】トラックアセンブリは更に、図1に示され
ているようにトラックローラフレームの一端でトラック
アセンブリを回転可能に支持する少なくとも一つのアイ
ドラー部材17周りにかけ回されている。
【0023】各トラックチェーンはそれぞれ第1及び第
2端部部分20,22を有する複数のトラックリンク1
8から構成される。
【0024】図2に最も良く示されるように、1つのリ
ンクの第1端部部分が次のリンクの第2端部部分の外側
に隣接して配置されるように、各リンクの第1端部部分
20は第2端部部分22から横方向にオフセットされて
いる。各リンクの各端部部分は共通の横方向に伸長する
軸線Xに沿って整列したボア24及び26を有してい
る。
【0025】図2を参照すると、第1のリンク対18の
第1端部部分20及び隣接するリンク対18の第2端部
部分22に沿って切断した断面図が示されている。トラ
ックピン28が、隣接するリンク18の各端部部分中に
画成された整列したボア24及び26中に配置されてい
る。
【0026】トラックピン28はボア24に対する締り
ばめ或いはトラックピンを第1のリンク対に対して固定
する適当な方法で、第1のリンク対18の第1端部部分
20に固定されている。
【0027】トラックブッシュ30がトラックピン28
周りに配置されており、第1及び第2端部部分32及び
34を画成している。第1及び第2端部部分32及び3
4は第2のリンク対の第2端部部分22により画成され
たボア26中に位置付けされて、締りばめ或いは他の適
当な手段により固定されている。
【0028】トラックブッシュ30は第1端部部分32
上に第1シール端面36を画成し、第2端部部分34上
に第2シール端面38を画成している。
【0029】図3に最も良く示されるように、ボア40
はトラックブッシュ30の両端部に渡り伸長しており、
その中にトラックピン28を受け入れて相対回転可能な
ような十分な直径を有している。
【0030】ボア40は更に、トラックブッシュ30の
第1端部部分32に沿った第1軸受表面42と、トラッ
クブッシュの第2端部部分34に沿った第2軸受表面4
4を画成している。
【0031】トラックブッシュ30の各シール端面36
及び38は第1のリンク対18の第1端部部分20の最
も内側に隣接した位置で終端している。シールキャビテ
ィ50が各トラックブッシュ30のシール端面36及び
38に対向する位置の各リンク18の第1端部部分20
中に画成されている。
【0032】シール部材52、即ちトラックシールがシ
ールキャビティ50中に位置付けされており、トラック
ブッシュ30の各端部上のシール端面36及び38に係
合するように付勢されたシールリップ54を画成してい
る。耐磨耗性被覆56が第1及び第2シール端面36及
び38上に形成されている。被覆56は図3では図示目
的のために誇張されている。
【0033】必ずしも必須ではないが、ボア40により
画成された第1及び第2軸受表面42及び44上に被覆
56を形成するようにしても良い。被覆56は窒化クロ
ーム、浸炭窒化クローム及びこれらの混合物からなる群
から選択される。
【0034】本発明の望ましい実施形態においては、被
覆56は望ましくは約0.0001mm〜約0.02m
mの範囲内の厚さを有しており、好ましくは約0.00
05mm〜約0.01mmの範囲内の厚さを有してい
る。
【0035】0.0001m未満の厚さは、被覆が早く
磨耗してしまうので望ましくない。0.02mmより大
きな厚さは、被覆が割れて早期の磨耗を引き起こすので
望ましくない。
【0036】望ましくは、第1及び第2シール端面上に
形成された被覆56は、約0.003mm〜約0.00
8mmの範囲内の厚さを有しており、好ましくは約0.
005mmの厚さを有している。
【0037】望ましくは、第1及び第2内部軸受表面上
に形成された被覆56は、約0.0001mm〜約0.
005mmの範囲内の厚さを有しており、好ましくは約
0.002mmの厚さを有している。
【0038】十分な耐焼付性を得るために、被覆を第1
及び第2端部部分20及び22に隣接してブッシュ30
の全長の20%以下の長さで内部表面上に形成するのが
望ましい。ブッシュ30の全長は第1部分、第2部分及
び中間部分の長さの和である。
【0039】望ましい実施形態においては、耐磨耗性被
覆は蒸着技術により形成され、好ましくは最大の耐腐食
性及び耐侵食性を得るために、被覆は第1シール端面3
6及び第2シール端面38の両方の上に形成される。
【0040】代替案として、第1及び第2シール端面3
6及び38上のみでなく、最大の耐焼付性を得るため
に、耐磨耗性被覆56は第1内部軸受表面42及び第2
内部軸受表面44上にも形成される。
【0041】本発明の望ましい実施形態では、被覆56
は窒化クローム、浸炭窒化クローム及びこれらの混合物
からなる群から望ましくは選択される。好ましくは、被
覆56は窒化クロームである。CrNは他の被覆に比較
して性能試験の間に優れた耐磨耗性、耐腐食性及び耐侵
食性が観察されたので被覆として好ましい。
【0042】被覆56は、物理蒸着法、化学気相成長法
及びアーク蒸着法のような蒸着技術の一つにより形成さ
れるのが望ましい。本発明の望ましい実施形態において
は、窒化クローム被覆56は以下のステップから構成さ
れるアーク蒸着法により形成された。
【0043】発生される蒸気に正の電荷を与えるように
適合したアーク源が設けられる。電源により、レース基
板に約50ボルトの負のバイアス電圧が印加される。蒸
着被覆56がトラックブッシュのシール端面上及び/又
はブッシュの両端からブッシュの全長の約20%以下の
内部表面上に形成される。このような被覆形成方法は蒸
着被覆分野の当業者にとっては良く知られた方法であ
る。
【0044】しかし、アーク蒸着の間、蒸気中に0.0
1μm〜0.05μmの範囲内のサイズを有する微粒子が
製造され、この微粒子が被覆表面に悪影響を及ぼすこと
がある。
【0045】よって代替案として、望ましくは約0.2
2mm〜約0.86mmの範囲内の、好ましくは約0.
47mmの所定の開口サイズを有する好ましくはステン
レス鋼の金属ワイヤーのメッシュを設けることにより、
上述したプロセスは少なくとも0.01μmサイズの被
覆中の微粒子の量を減少するために改良される。
【0046】このワイヤーメッシュはアーク源と被覆さ
れる基板、例えばシール端面36及び38との間に、好
ましくは各シール端面から少なくとも15mmの距離を
離しておかれる。
【0047】電源によりワイヤーメッシュに50ボルト
の負のバイアス電圧が印加される。アーク源は約50ア
ンペア〜約250アンペアの電流を供給し、発生される
蒸気中の微粒子に正の電荷を与える。正に帯電された微
粒子は負にバイアスされたワイヤーメッシュに捕獲され
る。
【0048】
【産業上の利用可能性】履帯型機械の稼動中に、トラッ
クアセンブリ10は機械を推進するとき駆動スプロケッ
ト及び少なくとも1つの遊動輪17周りに回転する。ト
ラックアセンブリ10が回転すると、リンク18がスプ
ロケット及び遊動輪周りに回転するし、リンク18は他
のリンク18に対して回転することになる。
【0049】リンク18が回転するとき、リンクはトラ
ッくピン28及びブッシュ30周りに相互に回転する。
この相対回転はブッシュ30及びトラックシール52の
間にも発生する。
【0050】最大相対回転は履帯の形状に応じて概略3
0度〜180度の間であり、常に1回転未満である。こ
の回転の間に、トラックシールは機械が稼動している地
形のタイプに応じて様々な型の磨耗に晒される。
【0051】シールリップ54は窒化クロームのような
耐磨耗性被覆が形成されたトラックブッシュのシール端
面36及び38に対して押しつけられている。シール端
面がこのように被覆されているので、シールとブッシュ
の間に通常発生する磨耗は最も磨耗性のある環境下でも
顕著に減少される。
【0052】加うるに、軸受表面42及び44に形成さ
れた被覆56は、相対回転の為にトラックピン28とト
ラックブッシュ30の間に通常発生する焼付を顕著に減
少させる。
【0053】シール及びブッシュの界面における耐磨耗
性、耐腐食性及び耐侵食性と、トラックブッシュとトラ
ックピンとの間の軸受界面における耐焼付性とが組み合
わさって、トラックアセンブリの運用寿命を顕著に長引
かせる。本発明はこれらのトラックブッシュの運用寿命
を500%以上増加させることが期待される。
【0054】本発明の他の側面、目的及び利益は添付図
面、発明の詳細な説明及び特許請求の範囲を研究するこ
とにより得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を具備したトラックアセンブリの
側面図である。
【図2】図1の2−2線に沿ったトラックアセンブリの
断面図である。
【図3】本発明の原理を具備したトラックブッシュの拡
大断面図である。
【符号の説明】
10 トラックアセンブリ 12,14 無端状トラックチェーン 16 トラックローラフレーム 18 トラックリンク 24,26 ボア 28 トラックピン 30 トラックブッシュ 36 第1シール端面 38 第2シール端面 40 ボア 42 第1軸受表面 44 第2軸受表面 52 シール部材(トラックシール) 56 耐磨耗被覆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チョン・キュー・ダム アメリカ合衆国、61615イリノイ、ピオー リア、エヌ・リーウッド・コート5501 (72)発明者 アラン・ピー・ドレマン アメリカ合衆国、61526イリノイ、エデル ステイン、ダブリュー・シンギング・ウッ ヅ・ロード921 (72)発明者 ウイリアム・エイ・ホルト アメリカ合衆国、61525イリノイ、ダンラ ップ、エヌ・ウインドクレスト・ドライブ 11906 (72)発明者 フィル・ジェイ・シャンクウィッツ アメリカ合衆国、27371ノース・カロライ ナ、トロイ、サリスバリー・ドライブ301

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ複数の横方向に伸長するトラッ
    クピンにより相互連結された複数のトラックリンクを有
    する第1及び第2無端状トラックチェーンと;それぞれ
    第1及び第2端面を画成した第1及び第2端部部分と、
    該第1及び第2端部部分の間に伸長するボアとを有し、
    各トラックピン周りに相対回転可能に配置された、該第
    1及び第2トラックチェーンのトラックリンクの間に連
    結された複数のトラックブッシュと;シール部分を有
    し、該シール部分がトラックブッシュの第1及び第2端
    面とシール接触するようにトラックリンクとトラックブ
    ッシュとの間に配置されたトラックシールと;トラック
    ブッシュの第1及び第2端面上に形成され、窒化クロー
    ム、浸炭窒化クローム及びこれらの混合物から成る群か
    ら選択された耐磨耗性被覆と;を具備したことを特徴と
    するトラックアセンブリ。
  2. 【請求項2】 前記耐磨耗性被覆はトラックブッシュの
    第1及び第2端部部分に隣接したボアの一部により画成
    された第1及び第2軸受表面上にも形成されていること
    を特徴とする請求項1記載のトラックアセンブリ。
  3. 【請求項3】 前記被覆は約0.0001mm〜約0.
    02mmの範囲内の厚さを有していることを特徴とする
    請求項1記載のトラックアセンブリ。
  4. 【請求項4】 前記被覆は約0.0005mm〜約0.
    01mmの範囲内の厚さを有していることを特徴とする
    請求項1記載のトラックアセンブリ。
  5. 【請求項5】 トラックブッシュにより画成された各端
    面上に形成された前記被覆は、約0.003mm〜約
    0.008mmの範囲内の厚さを有していることを特徴
    とする請求項2記載のトラックアセンブリ。
  6. 【請求項6】 第1及び第2端面上に形成された前記被
    覆は約0.005mmの厚さを有していることを特徴と
    する請求項5記載のトラックアセンブリ。
  7. 【請求項7】 前記第1及び第2軸受表面上の少なくと
    も一方に形成された前記被覆は約0.0001mm〜約
    0.005mmの範囲内の厚さを有していることを特徴
    とする請求項3記載のトラックアセンブリ。
  8. 【請求項8】 前記トラックブッシュの各端部部分によ
    り画成された前記第1及び第2軸受表面上に形成された
    前記被覆は約0.002mmの厚さを有しており、前記
    トラックブッシュの全長の20%以下の長さで軸方向に
    伸長していることを特徴とする請求項7記載のトラック
    アセンブリ。
  9. 【請求項9】 前記耐磨耗性被覆は蒸着技術により形成
    されていることを特徴とする請求項1記載のトラックア
    センブリ。
  10. 【請求項10】 前記耐磨耗性被覆はトラックブッシュ
    の第1及び第2端部部分により画成された前記第1及び
    第2端面上にのみ形成されていることを特徴とする請求
    項1記載のトラックアセンブリ。
  11. 【請求項11】 それぞれ第1及び第2端部分を有する
    複数のリンク部材を画成した第1トラックチェーンと;
    それぞれ第1及び第2端部部分を有する複数のリンク部
    材を画成した第2トラックチェーンと;各トラックチェ
    ーンのリンク部材の各第1端部部分の間に横方向に伸長
    し、第1及び第2トラックチェーンを連結する複数のト
    ラックピンと;第1及び第2端部部分と、該第1及び第
    2端部部分上に画成された第1及び第2シール端面と、
    第1及び第2端部部分の間に伸長するボアと、第1及び
    第2端部部分に隣接したボアの少なくとも一部に画成さ
    れた第1及び第2軸受表面とを有し、各トラックチェー
    ンのリンク部材の各第2端部部分の間に横方向に伸長し
    て第1及び第2トラックチェーンを連結し、トラックピ
    ン周りに相対回転可能なように配置された複数のトラッ
    クブッシュと;シール部分を有し、該シール部分がトラ
    ックブッシュにより画成された各第1及び第2シール端
    面にシール係合するように、各トラックチェーンの各リ
    ンク部材とトラックブッシュとの間に配置されたシール
    部材と;トラックブッシュの第1及び第2シール端面上
    に形成され、窒化クローム、浸炭窒化クローム及びこれ
    らの混合物からなる群から選択された耐磨耗性被覆と;
    を具備したことを特徴とするトラックアセンブリ。
  12. 【請求項12】 各トラックブッシュの第1及び第2端
    部部分と第1及び第2トラックチェーンのリンク部材の
    各第1端部部分との間にシールキャビティが形成されて
    おり、該シールキャビティはトラックブッシュにより画
    成された第1及び第2シール端面とシール係合するシー
    ル部材を受け入れるように適合していることを特徴とす
    る請求項11記載のトラックアセンブリ。
  13. 【請求項13】 前記被覆はトラックブッシュのボアに
    より画成された各軸受表面上に形成されていることを特
    徴とする請求項11記載のトラックアセンブリ。
  14. 【請求項14】 トラックブッシュの第1及び第2端部
    部分の各端面上に形成された被覆及びトラックブッシュ
    のボアにより画成された軸受表面上に形成された被覆
    は、約0.003mm〜0.008mmの範囲内の厚さ
    を有していることを特徴とする請求項13記載のトラッ
    クアセンブリ。
  15. 【請求項15】 前記耐磨耗性被覆は窒化クロームであ
    ることを特徴とする請求項11記載のトラックアセンブ
    リ。
JP11182789A 1998-08-28 1999-06-29 トラックアセンブリ Pending JP2000072055A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/141,787 US6045200A (en) 1997-02-12 1998-08-28 Track bushing having improved abrasion and galling resistance
US09/141787 1998-08-28

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000072055A true JP2000072055A (ja) 2000-03-07

Family

ID=22497252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11182789A Pending JP2000072055A (ja) 1998-08-28 1999-06-29 トラックアセンブリ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6045200A (ja)
JP (1) JP2000072055A (ja)
DE (1) DE19940303A1 (ja)
IT (1) IT1310673B1 (ja)
SG (1) SG73657A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088807A (ja) * 2000-08-24 2002-03-27 Caterpillar Inc 作業機械の下部構造のためのローラー組立体
JP2008506902A (ja) * 2004-07-15 2008-03-06 キャタピラー インコーポレイテッド シール装置
CN110505996A (zh) * 2017-04-17 2019-11-26 卡特彼勒公司 具有成角度的密封埋头孔的履带链节

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19929961A1 (de) * 1999-06-29 2001-01-04 Intertractor Gmbh Gleiskette für Kettenfahrzeuge
US6846051B2 (en) * 2000-08-21 2005-01-25 Caterpillar Inc Joint assembly to resist galling
US6485116B1 (en) * 2000-08-21 2002-11-26 Caterpillar Inc. Joint assembly to resist galling
US9138805B2 (en) 2002-03-06 2015-09-22 Deere & Company Method for applying wear resistant coating to mechanical face seal
US6948784B2 (en) 2002-03-06 2005-09-27 Deere & Company Track pin bushing having a metallurgically bonded coating
US8684475B2 (en) * 2002-03-06 2014-04-01 Deere & Company Components of track-type machines having a metallurgically bonded coating
US9616951B2 (en) * 2002-03-06 2017-04-11 Deere & Company Non-carburized components of track-type machines having a metallurgically bonded coating
US20050023897A1 (en) * 2003-07-31 2005-02-03 Anderton Peter W. Method and apparatus for rebuilding track assembly
US7163754B2 (en) * 2003-10-23 2007-01-16 Deere & Company Sprocket wheel having a metallurgically bonded coating and method for producing same
DE102004043550B4 (de) * 2004-09-09 2012-02-16 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Verschleißfeste Beschichtung, ihre Verwendung und Verfahren zur Herstellung derselben
JP2006144848A (ja) * 2004-11-17 2006-06-08 Jtekt Corp ロッカアーム用軸受
US7345255B2 (en) * 2005-01-26 2008-03-18 Caterpillar Inc. Composite overlay compound
US9003681B2 (en) * 2006-09-18 2015-04-14 Deere & Company Bucket teeth having a metallurgically bonded coating and methods of making bucket teeth
US8122782B2 (en) * 2008-09-03 2012-02-28 GM Global Technology Operations LLC Pinion shaft and bearing assembly
US9073589B2 (en) * 2009-10-23 2015-07-07 Caterpillar Inc. Pin joint component with improved wear surfaces
US8613486B2 (en) * 2009-11-09 2013-12-24 Caterpillar Inc. Bushing for a track-type undercarriage
US9604681B2 (en) 2013-08-29 2017-03-28 Caterpillar Inc. Track joint assemblies
US9434425B2 (en) 2013-08-29 2016-09-06 Caterpillar Inc. Track joint assemblies
US9623920B2 (en) 2013-08-29 2017-04-18 Caterpillar Inc. Track joint assemblies
US9505453B2 (en) 2013-08-29 2016-11-29 Caterpillar Inc. Track joint assemblies
US20150197295A1 (en) * 2014-01-10 2015-07-16 Caterpillar Inc. Thin film coating on undercarriage track pins
US10053168B2 (en) * 2015-11-24 2018-08-21 Caterpillar Inc. Track pin with improved hardness profile and method of producing the same
US10458012B2 (en) 2016-05-03 2019-10-29 Caterpillar Inc. Method for manufacturing a component
CN105966479B (zh) * 2016-07-06 2018-09-25 长沙矿冶研究院有限责任公司 一种稀软底质驱动装置及行走底盘

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4042282A (en) * 1975-12-24 1977-08-16 Caterpillar Tractor Co. Track bushing providing external deposits of wear resistant material
US4199199A (en) * 1978-09-13 1980-04-22 Granda Gerald L Cartridge-type pivotal pin and bushing joint
IT1158239B (it) * 1982-08-05 1987-02-18 Italtractor Procedimento e gruppo articolato per l'assemblaggio delle maglie di cingoli di tipo lubrificato dei mezzi cingolati
US4848934A (en) * 1985-01-11 1989-07-18 The Boeing Company Lightweight high performance titanium sliding contact bearing
US5257858A (en) * 1992-11-02 1993-11-02 Caterpillar Inc. Inboard track joint retention apparatus
US5249868A (en) * 1993-01-27 1993-10-05 Caterpillar Inc. Track bushing
US5593234A (en) * 1995-05-16 1997-01-14 Ntn Corporation Bearing assembly with polycrystalline superlattice coating
US5700094A (en) * 1996-01-25 1997-12-23 Caterpillar, Inc. Bearing assembly having improved fretting and abrasion resistance

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002088807A (ja) * 2000-08-24 2002-03-27 Caterpillar Inc 作業機械の下部構造のためのローラー組立体
JP2008506902A (ja) * 2004-07-15 2008-03-06 キャタピラー インコーポレイテッド シール装置
CN110505996A (zh) * 2017-04-17 2019-11-26 卡特彼勒公司 具有成角度的密封埋头孔的履带链节
CN110505996B (zh) * 2017-04-17 2022-07-22 卡特彼勒公司 具有成角度的密封埋头孔的履带链节

Also Published As

Publication number Publication date
DE19940303A1 (de) 2000-03-16
ITTO990695A1 (it) 2001-02-05
IT1310673B1 (it) 2002-02-19
SG73657A1 (en) 2000-06-20
US6045200A (en) 2000-04-04
ITTO990695A0 (it) 1999-08-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000072055A (ja) トラックアセンブリ
US6634725B2 (en) Crawler
JP5059998B2 (ja) 履帯式作業機械の履帯チェーン用カートリッジアセンブリ
JPH05213237A (ja) トラックチェーンジョイントの保持方法及び装置
US20100139993A1 (en) Lobed Bushing For Track Assembly And Track-Type Machine Using Same
CN113165708B (zh) 具有带有静态密封夹紧轴环的机械支重轮组件的机器系统
AU663378B2 (en) Chain including roller sealing arrangement
US6145941A (en) Track bushing having improved abrasion and galling resistance
JP2003301887A (ja) 摩損を防止する継手アセンブリ
AU2014376229B2 (en) Thin film coating on undercarriage track pins
US10040495B2 (en) Laser brazing of annular metal seal member on track link
US11148736B2 (en) Bushing for a track assembly
JP2023520171A (ja) 地面係合軌道システムにおける片持ち支持されたトラックローラ及びそのローラシェル
AU2017342752B2 (en) Nitrided track pin for track chain assembly of machine
JP7354159B2 (ja) 機械用トラックアセンブリ
CN114761311A (zh) 具有带有扩大中心区段的履带销的用于地面接合履带的履带接头组件
JP2002309619A (ja) 作業機のピンジョイント構造
WO1998041771A1 (en) Track and/or hinge pin having improved abrasion, corrosion and galling resistance
US20190003596A1 (en) Method for manufacturing seals
JPH10220479A (ja) 無端状トラックのトラックブッシュ
US20170129556A1 (en) Nitrided Track Pin for Track Chain Assembly of Machine
KR20230129376A (ko) 기계의 트랙 체인 어셈블리를 위한 페라이트계 침질탄화 트랙 핀
US20160280293A1 (en) Break-In Coating on Track Assembly Components
US20230010629A1 (en) Track roller having collar forming oil void for improved seal lubrication
JPH09156548A (ja) 履 帯

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080807

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080909

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090224