JP4789370B2 - 作業機械の下部構造のためのローラー組立体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に作業機械に関し、更に特定すれば、作業機械の下部構造のためのローラー組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】
軌道型作業機械は、互いに連結されたリンク装置によって結合されたエンドレス軌道チェーン組立部品を利用している。リンク装置は、一対の連続レールを形成する重なり合ったリンク部材を備えている。複数の軌道ローラーが機械の重量を支持し、軌道チェーンが駆動スプロケットホイールと一つもしくはそれ以上のアイドラーホイールのまわりを回転する際に、リンクレールを係合させることによって軌道チェーンを案内している。各軌道ローラーは、通常、一対のカラーを介してフレームに取付けられている。特に、第1カラーは軌道ローラーの一方の端から軸線方向に外側へ延びている。第2カラーは同様の方法で軌道ローラーのもう一方の端から外側へ延びている。カラーは、作業機械が地上を推進される際に、移動中のリンクレールとの摩擦接触で回転できるように、ローラーの軸を支持している。しかしながら、上記装置についての問題は、カラーが作業区域の環境内の物体(例えば岩)によって打撃を受けたり損傷をもたらされたりしやすいということである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この問題の解決策の一つは、ローラーに形成されているキャビティ内の軸を支持するために利用される機構を保護することである。例えば、特許RU2006408C1は、ローラーに形成されているキャビティ内に配置された軸取付け機構を備えているローラーを開示している。しかしながら、この解決法における問題の一つは、キャビティに軸取付け機構を収容できる大きさが必要であるということである。軸取付け機構を収容するためにキャビティを大きくすることによってローラーを構造的に弱くし、それは保守上の問題を引き起こすことになる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
従って、上記に述べた欠陥の一つまたはそれ以上を克服する作業機械の下部構造のためのローラー組立体が必要である。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の一つの実施の形態においては、作業機械の下部構造のためのローラー組立体が設けられている。ローラー組立体には本体部材が備えられており、本体部材は(1)貫通する通路と(2)その上に形成されているローラー表面とを備えている。また、ローラー組立体は、本体部材に固定された第1ローラーリムを備えている。第1ローラーリムは、(1)ローラー表面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと、(2)第1内方側壁セグメントに固定されている第1外方側壁セグメントとを備えており、第1外方側壁セグメントは、本体部材の回転軸に対して、第1外方側壁セグメントの直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、第1ローラーリムは、その中に形成されているレセプタクルを備えている。レセプタクルは外方入口と内方入口を備えている。外方入口は、第1平面を形成するように配置された第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントを有する第1エッジによって形成されている。ローラー組立体は更に、第1平面を横切らないようにレセプタクルの中に位置決めされている車軸取付け装置を備えている。
【0006】
本発明の別の実施の形態においては、作業機械の下部構造のためのローラー組立体が設けられている。ローラー組立体には本体部材が備えられており、本体部材は、(1)貫通する通路と(2)ローラー表面とを備えている。またローラー組立体は、本材部材に固定された第1ローラーリムを備えている。第1ローラーリムは、(1)ローラー表面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと、(2)第1内方側壁セグメントに固定された第1外方側壁セグメントとを備えており、第1外方側壁セグメントは、本体部材の回転軸に対して、第1外方側壁セグメントの直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(3)第1ローラーリムは、その中に構成された第1レセプタクルを備えている。第1レセプタクルは、第1外方入口と第1内方入口を備えている。第1外方入口は、第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントを有する第1エッジによって形成されている。第1ポイント、第2ポイント、第3ポイントは、第1平面を形成している。更にローラー組立体は、第1平面を横切らないように第1レセプタクルの中に位置決めされている第1車軸取付け装置を備えている。またローラー組立体は、本体部材に固定されている第2ローラーリムを備えている。第2ローラーリムは、(1)ローラー表面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントと、(2)第2内方側壁セグメントに固定されている第2外方側壁セグメントとを備えており、第2外方側壁セグメントは、本体部材の回転軸に対して、第2外方側壁セグメントの第2直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(3)第2ローラーリムは、その中に構成されている第2レセプタクルを備えている。第2レセプタクルは、第2外方入口と第2内方入口を備えている。第2外方入口は、第4ポイント、第5ポイント、第6ポイントを有する第2エッジによって形成されている。第4ポイント、第5ポイント、第6ポイントは第2平面を形成している。更にローラー組立体は、第2レセプタクルの中に第2平面を横切らないように位置決めされている第2車軸取付け装置を備えている。
【0007】
本発明の更に別の実施の形態においては、作業機械が設けられている。作業機械は、フレームと、フレームに機械的に連結された作業器具とを備えている。また作業機械は、フレームに機械的に連結されたローラー組立体を備えている。ローラー組立体は、(1)本体部材と(2)該本体部材を通って延びる通路と(3)本体部材の上に形成されているローラー表面と(4)本体部材に固定されている第1ローラーリムとを備えており、第1ローラーリムは、(A)ローラー表面から外側へ延びている第1内方側壁セグメントと(B)第1内方側壁セグメントに固定された第1外方側壁セグメントとを備えており、その第1外方側壁セグメントは、本体部材の回転軸に対して、第1外方側壁セグメントの直線延長が回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(C)第1ローラーリムは、その中に構成されたレセプタクルを備えている。レセプタクルは外方入口と内方入口を備えている。外方入口は、第1ポイント、第2ポイント、第3ポイントを有する第1エッジによって形成されている。第1車軸取付け装置は、第1平面を横切らないようにレセプタクルの中に位置決めされている。
【0008】
さて図1を参照すると、本発明の特徴が組み込まれている軌道型作業機械の一部が示されている。作業機械10には、フレーム12、作業器具14(例えばバケット)、下部構造18、そして軌道組立体28が備えられている。作業器具14と下部構造18は両方ともフレーム12に機械的に連結されている。下部構造18には、後方アイドラー24、駆動スプロケット26、前方アイドラー22、下部構造フレーム20、軌道組立体28が備えられている。後方アイドラー24、駆動スプロケット26、前方アイドラー22、下部構造フレーム20は全て、フレーム12に機械的に連結され、作業機械10の使用中、軌道組立体28が回転する経路を構成している。下部構造18にはまた、下部構造フレーム20に機械的に連結された、いくつかのローラー組立体16と案内装置146が備えられている。
【0009】
図1及び図2に示されているように、軌道組立体28には、一対の内方リンク110及び112に機械的に連結された外方リンク64及び外方リンク68が備えられている。特に、外方リンク64は、貫通形成された孔66を有する端部を備えている。内方リンク110もまた、貫通形成された孔(図示せず)を有する端部を備えている。外方リンク64と内方リンク110は、互いに相対的に位置決めされており、それによって孔66と内方リンク110に形成された孔は直線的に整列している。外方リンク68は、貫通形成された孔70を有する端部を備えている。内方リンク112もまた、貫通形成された孔(図示せず)を有する端部を備えている。外方リンク68と内方リンク112は、互いに相対的に位置決めされており、それによって孔70と内方リンク112に形成されている孔は直線的に整列している。中に軌道ピン72が配置されている通路(図示せず)を有するブシュ108は、内方リンク110及び112の中に形成された孔66及び孔70を通して挿入されている。上記の方法でブシュ108と軌道ピン72を挿入すると、外方リンク64及び68を内方リンク110及び112に機械的に連結する。外方リンク64及び68のもう一方の端部は、実質的に同一の方法でブシュ108と軌道ピン72で内方リンク110及び112のもう一方の隣接した対に連結される。複数の外方リンク64及び68と内方リンク110及び112が上記の方法で互いに連結され、連続ループが形成される。多数の軌道シュー30が、周知の方法で軌道組立体28のリンクに固定される。
【0010】
図3、4、5を参照すると、各ローラー組立体16は本体部材32を備えており、それには(1)貫通して延びる通路34と(2)その上に構成されているローラー表面36がある。本体部材32の端部150には、ローラー表面36から外側へ延びる内方側壁セグメント40がある。外方側壁セグメント44は、内方側壁セグメント40と外方側壁セグメント44の間に配置された端壁セグメント42を介して内方側壁セグメント40に固定されている。内方側壁セグメント40と外方側壁セグメント44は、ローラー表面36から外側へ延びる環状フランジ90の形でローラーリム38を構成している。図4でより明確に示されているように、外方側壁セグメント44は、外方側壁セグメント44の直線延長48が回転軸46に交差して、それらの間に鋭角αを構成するように本体部材32の回転軸46に対して相対的に位置決めされている。例えば、αは45度から90度までとすることができる。
【0011】
本体部材32のもう一方の端部152もまた、ローラー表面36から外側へ延びる内方側壁セグメント62を備えている。外方側壁セグメント76は、内方側壁セグメント62と外方側壁セグメント76の間に配置された端壁セグメント154を介して内方側壁セグメント62に固定されている。また、内方側壁セグメント62と外方側壁セグメント76は、ローラー表面36から外側へ延びる環状フランジ92の形でローラーリム60を構成している。外方側壁セグメント76は、外方側壁セグメント46の直線延長78が回転軸46に交差して、それらの間に鋭角βを構成するように本体部材32の回転軸46に対して相対的に位置決めされており、例えば、αは45度から90度までとすることができる。内方側壁セグメント40と内方側壁セグメント62がそれらの間に幅W1のローラースペース74を構成していることを認識しておくべきである。
【0012】
フランジ90は、ローラー表面36から約20ミリメートルから約30ミリメートルの高さH1で外側へ延びている。加えて、フランジ92はローラー表面36から約20ミリメートルから約30ミリメートルの高さH2で外側へ延びている。フランジ90及び92は、それぞれ約21.5ミリメートルの高さのH1及びH2で外側へ延びるのが好適である。下記により詳細に述べられるとおり、フランジ90及び92がローラー表面36から約20ミリメートルから約30ミリメートルの高さで延びていることは、本発明の利点である。というのは、約20ミリメートル以下の高さのフランジは信頼しうる案内機能を提供できないからである。一方約30ミリメートル以上の高さのフランジは構造的に弱く、そのため作業機械10の使用中に割れたり破損したりしやすい。
【0013】
本体部材32は、その中に形成されているレセプタクル50を備えている。レセプタクル50は、壁セグメント156と壁セグメント158で構成されている。レセプタクル50は、外方入口52と内方入口54を有している。外方入口52は、壁セグメント156のエッジ56によって構成されている。エッジ56はその上にポイントP1、ポイントP2、ポイントP3を備えている。ポイントP1、P2、P3は第1平面を形成している。内方入口54は、壁セグメント158のエッジ100によって構成されている。エッジ100は、その上にポイントP4、ポイントP5、ポイントP6を備えている。ポイントP4、P5、P6は第2平面を形成している。
【0014】
本体部材32はまた、その中に形成されているレセプタクル80を備えている。
上記で説明した方法と同様の方法で、レセプタクル80は壁セグメント160と壁セグメント162によって構成されている。レセプタクル80は外方入口82と内方入口84を備えている。外方入口82は壁セグメント160のエッジ86によって形成されている。エッジ86は、その上に形成されているポイントP7、ポイントP2、ポイントP9を有している。ポイントP7、P8、P9は第3平面を形成している。内方入口84は壁セグメント162のエッジ164によって形成されている。エッジ164はその上にポイントP10、ポイントP11、ポイントP12を備えている。ポイントP10、P11、P12は第4平面を形成している。
【0015】
ローラー組立体16はまた、車軸取付け装置58及び88を備えている。車軸取付け装置88は実質的に車軸取付け装置58と同一であるため、ここでは車軸取付け装置58のみを説明することにする。車軸取付け装置58は、中にキャビティ104が構成されたリテーナ102を備えている。車軸取付け装置58はまた、キャビティ104の中に位置決めされているカラー106を備えている。カラー106が中に配置されたリテーナ102は、レセプタクル50に圧入されている。車軸取付け装置88は実質的に同一の方法でレセプタクル80に圧入されている。
【0016】
外方側壁セグメント44の直線延長48が回転軸46に交差して、それらの間に鋭角αを構成するように外方側壁セグメント44を、本体部材32の回転軸46に対して相対的に位置決めすることで、レセプタクル50の幅W3(図4を参照)を車軸取付け装置58の幅W5よりも広いかもしくは同等にすることが可能になることを認識すべきである。従って、レセプタクル50の中に車軸取付け装置58が位置している場合には、車軸取付け装置58は、ポイントP1、P2、P3で構成される第1平面またはポイントP4、P5、P6で構成される第2平面を横切らない。車軸取付け装置58が第1平面または第2平面を横切らないようにレセプタクル50を形成していることは、本発明の利点である。特に、車軸取付け装置58を完全にレセプタクル50の中に収容していることは、車軸取付け装置58が作業機械10の環境内に存在している物体(例えば岩)によって打撃を受けたり損傷をもたらされたりすることを防いでいる。
【0017】
更に、上記に説明した方法で外方側壁セグメント44を回転軸46に対して相対的に位置決めすることによって、ローラーリム38はローラーリム38の尖端168の厚さまたは幅に比較して相対的に厚いかもしくは広いベース166を備えることになる。特に、内方側壁セグメント40の直線延長170からエッジ56まで計ったベース166の厚さT1は、端壁セグメント42の厚さW7で測定した尖端168の厚さよりも非常に厚い。尖端168の幅W7に比較して相対的に厚いベース166を備えていることは、他のローラー組立体の設計に対してローラーリム38の強度を増大させる。例えば、本発明のローラー組立体16は、外方側壁セグメントが、外方側壁セグメントの直線延長が回転軸を交差し、実質的に90度の角度を構成するように回転軸に対して相対的に位置決めされている他のローラー組立体の設計と比較して構造的に強い。
【0018】
外方側壁セグメント44と同様の方法で外方側壁セグメント76を回転軸46に対して相対的に位置決めすることは、上記に説明したことと同様の利点を生むことを理解されたい。特に、レセプタクル80の幅W4(図4を参照)は車軸取付け装置88の幅W6(図5を参照)よりも広いか同等である。従って、車軸取付け装置88がレセプタクル80に配置されている時には、車軸取付け装置88はポイントP7、P8、P9で構成されている第3平面またはポイントP10、P11、P12で構成されている第4平面を横行しない。前述したように、車軸取付け装置88が第3平面または第4平面を横行しないようにレセプタクル80を形成していることは、車軸取付け装置88が作業機械10の環境内に存在している物体(例えば岩)によって打撃を受けたり損傷をもたらされたりすることを防いでいる。加えて、外方側壁セグメント44に関して述べた構造的強度の利点は外方側壁セグメント76にも適用される。
【0019】
図3に示されているように、車軸94は本体部材32の通路34の中に位置決めされており、それによって車軸94は車軸取付け装置58の孔96及び車軸取付け装置の孔98を通って延びている。上記に説明した方法で車軸94を位置決めすることによって、(1)車軸94の部分120は通路34の外部に配置され(図3参照)(2)車軸94の部分118は通路34の内部に配置される(図3参照)。本体部材32が、車軸94に関して矢印172及び174の示す方向に回転できることが分るであろう。
【0020】
図6、7、8を参照すると、案内装置146は、第1端末142と第2端末144を有する案内構造体114を備えている。案内構造体114は、上方表面128と下方表面130を有する取付け部材126を備えている。また、取付け部材126はその上方表面128の中に形成される開口部116を備えている。そしてまた、取付け部材126は、その中に形成されている多数のボルト孔148を備えている。案内構造体114は更に、取付け部材126の下方表面130から突出している脚部材132を備えている。脚部材132は、好適には、開口部116の直接下に位置決めされる。脚部材132は、(1)横側壁134と(2)横側壁136と(3)端壁セグメント138を備えている。横側壁134は端壁セグメント138に固定され、その間に鋭角φを形成している(図7参照)。横側壁134はそれから延長している突出部140を備えている。
【0021】
案内構造体114は、車軸94の一部120が開口部116の中に配置されるようにローラー組立体16に対して相対的に位置決めされている。そして取付け部材126は、多数のボルト(図示せず)をボルト孔148に挿入して下部構造フレーム20にねじ込むことによって下部構造フレーム20に取付けられ、それによって上方表面128は下部構造フレーム20に接触する。第2案内構造体114は、車軸94の別の一部120が開口部116の中に配置されるように同じローラー組立体16に対して相対的に位置決めされている。この案内構造体114の取付け部材126は、下部構造フレーム20の反対側に固定され、ローラー組立体16の本体部材32を下部構造フレーム20に回転可能に取付けている。上記に説明した方法で案内構造体114を位置決めすることによって、脚部材132が車軸94から、そしてそれに従い回転軸46から、半径方向に延びるようになる。
【0022】
図8でより明確に示されているように、案内構造体114は長さL3と幅W3を備えており、ローラー組立体16のフランジ90は直径D1と半径R1を備えている。長さL3は半径R1よりも長く、それによって、上記に説明した方法で車軸94が取付け部材126の開口部116の中に位置決めされる時には、案内構造体114の第2端末144の上に構成されている端末122と、それに従い脚部材132はフランジ90の周辺端末124を越えて延びる。更に、案内構造体114の幅W3はフランジ90の直径D1よりも小さいため、車軸94が開口部116の中に配置されているときには、案内構造体114はフランジ90の垂直接線L1と垂直接線L2の間に位置する。案内構造体114をフランジ90の垂直接線L1と垂直接線L2の間に装着するように幅W3を形成していることは、本発明の利点である。というのは、それによって案内構造体114のサイズを縮小し、従って案内構造体114の製作の重量とコストを縮小できるからである。これは、下部構造の全長にわたって延びる細長い形状をもった他の案内構造体の設計と対照的である。これらの型の案内構造体は、本発明に比べ、相対的に重く、製作に費用がかかる。
【0023】
上記に説明した方法で案内構造体114を利用し、車軸94に対して相対的に位置決めすることが案内構造体114の案内機能を高めることを理解する必要がある。特に、ローラー組立体16を下部構造フレーム20に取付けるために案内構造体114を利用し、脚部材132を車軸94から半径方向に延びるようにすることは、案内構造体144が軌道組立体28/ローラー組立体16のインターフェースに直接隣接して位置決めされることを確実にする。案内構造体144を軌道組立体28/ローラー組立体16のインターフェースに直接隣接させることは、軌道組立体28の脱輪が起こった場合、案内構造体114が軌道組立体28をローラースペース74に後退させ、ローラー表面36に接触させることを助ける。
【0024】
加えて、案内構造体114を軌道組立体28/ローラー組立体16のインターフェースに直接隣接して位置決めすることにより、作業機械10の使用中に、軌道組立体28がローラー組立体16の間で上向きの折れ曲がりを生じても、案内構造体114が軌道組立体28のその動きを妨害することがなくなり、上向きの折れ曲がりが許容されることになる。案内構造体を隣接したローラー組立体の間に位置決めする他の設計は、軌道組立体の前述したような折れ曲がり機能を妨害しないように、軌道組立体から非常に離れた位置に配置しなくてはならなくなる。案内構造体を軌道組立体から非常に離れた位置に配置することは、脱輪が起こった場合に軌道組立体をローラースペースに戻るように導く性能を低下させる。
【0025】
軌道組立体28は、前方アイドラー22、後方アイドラー24、駆動スプロケット26の周りに配置されている。加えて、図2に示されているように、軌道組立体28は、ローラー組立体16に対して相対的に位置決めされており、それによって、(1)軌道組立体28はローラースペース74の中に配置され、(2)外方リンク64及び68、そして内方リンク110及び112はローラー表面36に接触する。ここで(1)ローラースペース74は幅W1を備えており、(2)軌道組立体28は幅W2を備えており(軌道組立体28は軌道シュー30を含まないことに注意)、(3)幅W1は幅W2よりも広いことを理解する必要がある。軌道組立体28の幅W2がローラースペース74の幅W1よりも狭いことは、本発明の利点である。特に、軌道組立体28が使用されている時には、ローラー表面36と接触している外方リンク64及び68そして内方リンク110及び112の表面は疲労する傾向にあり、それはすなわちローラー組立体が矢印176で示した方向に動く原因となる。軌道組立体28の幅W2がローラースペース74の幅W1よりも狭いことは、ローラー組立体16が矢印176の方向に動く無障害経路となるのである。換言すると、軌道組立体28に外側へ延びる部分がないことによって、軌道組立体28は、ローラー組立体16が矢印176の方向に移動することを阻止しているのである。従って、軌道組立体28は保守を必要とするまでにより長く用いられる、もしくは疲労まで相当時間がかかる。これは、軌道組立体の幅がローラースペースの幅よりも広い、他のローラー組立体及び軌道組立体の設計とは対照的である。例えば、軌道組立体に外側へ突出している軌道ピンボスがあり、ローラー組立体のフランジの直接下に位置しているとする。この状況では、ピンボスはローラー組立体が矢印176で示した方向に移動する距離を制限している。なぜならば、ローラー組立体は最終的にピンボスに接触し、それによってローラー組立体の過大な磨耗を引き起こすからである。このように、軌道組立体は本発明に比較して、相対的に短い期間で保守を必要とすることになる。
【0026】
作業機械10の使用中、軌道組立体は前方アイドラー22、後方アイドラー24、駆動スプロケット26、そしてローラー組立体16によって構成される経路の周りを回転しており、そのそばで、器具14で様々な作業機能を発揮させるために作業機械10を駆動させている。前述の回転中、軌道組立体28はフランジ90及び92によってローラースペース74の中に維持されている。フランジ90及び92がそれぞれH1及びH2の高さ(すなわち約20ミリメートルから約30ミリメートル)を持ち、ローラー組立体16につき2つのフランジのみが主要な案内機能を提供し、軌道組立体28をローラースペース74内、そしてローラー表面36に接触するように維持するよう要することを理解する必要がある。これは、ローラー表面から延長している4つのフランジ(一対のフランジの間に一つの内方リンクと一つの外方リンクが位置している)が主要な案内機能を提供することを要する、他のローラー組立体の設計と対照的である。ローラー表面から延びる4つのフランジを設けることは、ローラー組立体の製造コストを増加させる。
【0027】
しかしながら、もし軌道組立体28がローラー組立体16から外れた場合、案内構造体114は軌道組立体28をローラースペース74に戻させるように有効に導く。特に、脚部材132の端末122が軌道組立体28に接触して同組立体がローラースペース74に戻るように導く。具体的には、端壁セグメント138が軌道組立体28に接触して同組立体がローラースペース74に戻るように導く。端壁セグメント138と横側壁セグメント134がその間に鋭角φを構成するように(図7参照)空間的に方向づけられていることが、軌道組立体28がローラースペース74に戻るよう案内するのを助長していることを認識する必要がある。これは、軌道組立体が端壁セグメント138と接触する際に端壁セグメント138の角度が軌道組立体28をローラースペース74に戻させるよう導くことから成り立っている。これは、外れた軌道組立体をローラースペースに戻すよう導く機能が低い直角の端末を備えている他の案内構造体とは異なっている。
本発明の他の側面、目的、利点については、図面、開示、添付の請求事項を熟読されれば習得可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を組み込んだ作業機械の一部の斜視図である。
【図2】図1の作業機械の軌道組立体と係合したローラー組立体の一部の正面図であり、一対の案内装置も示す図である。
【図3】図2のローラー組立体の断面斜視図である。
【図4】図3のローラー組立体を、車軸及び車軸取付け装置を除いて示す断面斜視図である。
【図5】図3のローラー組立体を、車軸を除いて示す断面斜視図である。
【図6】図2に示されている案内装置の一つの斜視図である。
【図7】図6に示されている案内装置の断面図である。
【図8】図1の作業機械のローラー組立体、案内構造体、軌道組立体の一部の側面図である。
【符号の説明】
10 作業機械
12 フレーム
14 作業器具
16 ローラー組立体
18 下部構造
20 下部構造フレーム
22 前方アイドラー
24 後方アイドラー
26 駆動スプロケット
28 軌道組立体
30 軌道シュー
114 案内構造体
146 案内装置

Claims (20)

  1. 作業機械の下部構造のためのローラー組立体であって、
    (1)貫通する通路と、(2)ローラー表面とが形成された本体部材と、
    前記本体部材に固定された第1ローラーリムと、
    を備え、
    前記第1ローラーリムは(1)前記ローラー表面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと(2)前記第1内方側壁セグメントに固定されている第1外方側壁セグメントとを有し、前記第1外方側壁セグメントは、前記本体部材の回転軸に対して、前記第1外方側壁セグメントの直線状延長が前記本体部材の回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(3)前記第1ローラーリムの中にレセプタクルが形成され、前記レセプタクルは外方入口と内方入口を備えており、前記外方入口は、第1平面を構成するように配置された第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントを有する第1エッジによって定められ、
    車軸取付け装置が前記レセプタクルの中に配置されており、前記第1平面を前記車軸取付け装置が横切らないようになっている、
    ことを特徴とするローラー組立体。
  2. 前記本体部材に、前記ローラー表面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントを備える第2ローラーリムが固定され、
    (1)第1孔が形成されている第1外方リンクと、(2)第2孔が形成されている第2外方リンクと、(3)前記第1孔及び前記第2孔の中に配置されている軌道ピンと、を備えた軌道組立体が設けられ、
    (1)前記第1内方側壁セグメントと前記第2内方側壁セグメントが間にW1の幅を有するローラースペースを形成しており、(2)前記軌道組立体は前記幅W1よりも狭い幅W2を有し、(3)前記軌道組立体は、前記第1外方リンク及び前記第2外方リンクが前記ローラー表面と接触できるようにローラースペースの中に位置している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のローラー組立体。
  3. 前記第1外方リンク及び前記第2外方リンクに取り付けられた軌道シューを備えていることを特徴とする請求項2に記載のローラー組立体。
  4. 前記本体部材に、(1)前記ローラー表面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントと(2)前記第2内方側壁セグメントに固定されている第2外方側壁セグメントとを備える第2ローラーリムが固定され、前記第2外方側壁セグメントは、前記本体部材の前記回転軸に対して、前記第2外方側壁セグメントの直線延長が前記回転軸に交差して、それらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(1)前記第1内方側壁セグメントと前記第1外方側壁セグメントは前記ローラー表面から外側へ延びる第1フランジを形成しており、(2)前記第2内方側壁セグメントと前記第2外方側壁セグメントは、前記ローラー表面から外側へ延びる第2フランジを形成しており、(3)前記第1フランジと前記第2フランジの間にローラースペースが形成され、(4)前記ローラー組立体は、前記ローラー表面から外側へ延びる前記第1フランジと前記第2フランジ以外は備えていないことを特徴とする請求項1に記載のローラー組立体。
  5. 前記内方入口が、第2平面を構成するように配置された第4ポイント、第5ポイント及び第6ポイントを有する第2エッジによって構成されており、前記車軸取付け装置が第2平面を横切らないように前記レセプタクルの中に位置決めされていることを特徴とする請求項1に記載のローラー組立体。
  6. (1)前記通路の中に位置決めされており、(2)前記車軸取付け装置の中に形成されている孔を通過して延びる車軸を備えていることを特徴とする請求項1に記載のローラー組立体。
  7. 前記車軸取付け装置が、(1)キャビティが形成されたリテーナと、(2)前記キャビティの中に配置されているカラーとを備えていることを特徴とする請求項1に記載のローラー組立体。
  8. 前記リテーナが前記レセプタクルに圧入されていることを特徴とする請求項7に記載のローラー組立体。
  9. 前記第1フランジと前記第2フランジの各々が、前記ローラー表面から約20ミリメートルから約30ミリメートル外側へ延び出していることを特徴とする請求項4に記載のローラー組立体。
  10. 作業機械の下部構造のためのローラー組立体であって、
    (1)貫通する通路と(2)ローラー表面とが形成された本体部材と、
    前記本体部材に固定された第1ローラーリムと、
    を備え、前記第1ローラーリムは(1)前記ローラー表面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと(2)前記第1内方側壁セグメントに固定された第1外方側壁セグメントを備えており、前記第1外方側壁セグメントは、前記本体部材の回転軸に対して、前記第1外方側壁セグメントの第1直線延長が前記回転軸に交差して、それらの間に第1鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(3)前記第1ローラーリムの中に第1レセプタクルが形成され、前記第1レセプタクルは、第1外方入口と第1内方入口を備えており、前記第1外方入口は、第1平面を形成するように配置された第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントを有する第1エッジによって形成されており、
    第1車軸取付け装置が、前記第1車軸取付け装置が前記第1平面を横切らないように前記第1レセプタクルの中に位置決めされており、
    第2ローラーリムが前記本体部材に固定されており、前記第2ローラーリムは(1)前記ローラー表面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントと(2)前記第2内方側壁セグメントに固定されている第2外方側壁セグメントとを備えており、前記第2外方側壁セグメントは、前記本体部材の前記回転軸に対して、前記第2外方側壁セグメントの第2直線延長が前記回転軸に交差して、それらの間に第2鋭角を形成するように相対的に位置決めされており、(3)前記第2ローラーリムの中に第2レセプタクルが形成されており、前記第2レセプタクルは第2外方入口と第2内方入口を備えており、前記第2外方入口は、第2平面を形成するように配置された第4ポイント、第5ポイント及び第6ポイントを有する第2エッジによって形成されており、前記第2レセプタクルの中に第2車軸取付け装置が前記第2車軸取付け装置が前記第2平面を横切らないように位置決めされている、
    ことを特徴とする作業機械の下部構造のためのローラー組立体。
  11. 軌道組立体が、(1)第1孔が形成されている第1外方リンク、(2)第2孔が形成されている第2外方リンク、及び(3)前記第1孔及び前記第2孔の中に位置決めされている軌道ピンを備えており、(1)前記第1内方側壁セグメントと前記第2内方側壁セグメントがそれらの間にW1の幅をもつローラースペースを形成しており、(2)前記軌道組立体は、幅W1よりも狭い幅W2を備え、(3)前記第1外方リンクと前記第2外方リンクが前記ローラー表面に接触するように、前記軌道組立体が、前記ローラースペースの中に位置していることを特徴とする請求項10に記載のローラー組立体。
  12. 前記第1外方リンクと前記第2外方リンクに取り付けられた軌道シューを備えていることを特徴とする請求項11に記載のローラー組立体。
  13. (1)前記第1内方側壁セグメントと前記第1外方側壁セグメントが前記ローラー表面から外側へ延びる第1フランジを形成しており、(2)前記第2内方側壁セグメントと前記第2外方側壁セグメントが前記ローラー表面から外側へ延びる第2フランジを形成しており、(3)前記ローラー組立体が前記ローラー表面から外側へ延びる前記第1フランジと前記第2フランジのみを備えていることを特徴とする請求項12に記載のローラー組立体。
  14. 前記通路内に配置され、(1)前記第1車軸取付け装置に形成されている第1孔と(2)前記第2車軸取付け装置に形成されている第2孔とを通過して延びる車軸を備えていることを特徴とする請求項10に記載のローラー組立体。
  15. 前記第1車軸取付け装置が前記第1レセプタクルに圧入されており、前記第2車軸取付け装置が前記第2レセプタクルに圧入されていることを特徴とする請求項10に記載のローラー組立体。
  16. 前記第1フランジと前記第2フランジの各々が前記ローラー表面から約20ミリメートルから約30ミリメートル外側へ延びることを特徴とする請求項13に記載のローラー組立体。
  17. フレームと、
    前記フレームに機械的に連結された作業器具と、
    前記フレームに機械的に連結されたローラー組立体と、
    を備えており、前記ローラー組立体は(1)本体部材と、(2)前記本体部材を貫通する通路と、(3)前記本体部材の上に形成されているローラー表面と、(4)前記本体部材に固定されている第1ローラーリムとを備えており、前記第1ローラーリムは、(A)前記ローラー表面から外側へ延びる第1内方側壁セグメントと、(B)前記第1内方側壁セグメントに固定されている第1外方側壁セグメントとを備えており、前記第1外方側壁セグメントは、前記本体部材の回転軸に対して、前記第1外方側壁セグメントの直線延長が前記回転軸に交差してそれらの間に鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(C)前記第1ローラーリムは、その中に形成されたレセプタクルを備えており、前記レセプタクルは外方入口と内方入口を備えており、前記外方入口は、第1平面を形成するように配置された第1ポイント、第2ポイント及び第3ポイントを有する第1エッジによって形成されており、(5)前記レセプタクル内に前記第1平面を横切らないように第1車軸取付け装置が位置決めされている、
    ことを特徴とする作業機械。
  18. 前記ローラー表面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントを有する第2ローラーリムが前記本体部材に固定され、(1)第1孔を有する第1外方リンクと、(2)第2孔を有する第2外方リンクと、(3)前記第1孔と前記第2孔の中に位置決めされている軌道ピンとを備える軌道組立体が設けられ、(1)前記第1内方側壁セグメントと前記第2内方側壁セグメントがそれらの間に幅W1を有するローラースペースを形成し、(2)前記軌道組立体は幅W1よりも狭い幅W2を備えており、(3)前記軌道組立体は、前記第1外方リンクと前記第2外方リンクが前記ローラー表面と接触するように前記ローラースぺースの中に位置していることを特徴とする請求項17に記載の作業機械。
  19. 前記ローラー組立体において、更に(1)前記第2ローラーリムが、(A)前記ローラー表面から外側へ延びる第2内方側壁セグメントと、(B)前記第2内方側壁セグメントに固定されている第2外方側壁セグメントとを備えており、前記第2外方側壁セグメントは、前記本体部材の前記回転軸に対して、前記第2外方側壁セグメントの第2直線延長が前記回転軸に交差して、それらの間に第2鋭角を構成するように相対的に位置決めされており、(C)前記第2ローラーリムは、その中に第2レセプタクルが形成されており、前記第2レセプタクルは第2外方入口と第2内方入口を備えており、前記第2外方入口は、第2平面を形成するように配置された第4ポイント、第5ポイント及び第6ポイントを有する第2エッジによって形成されており、(2)前記第2レセプタクルの中に前記第2車軸取付け装置が前記第2平面を横切らないように第2車軸取付け装置が位置決めされていることを特徴とする請求項17に記載の作業機械。
  20. 前記第1内方側壁セグメント及び前記第1外方側壁セグメントが前記ローラー表面から外側へ延びる第1フランジを形成しており、前記第2内方側壁セグメント及び前記第2外方側壁セグメントが前記ローラー表面から外側へ延びる第2フランジを形成しており、前記第1フランジが約21.5ミリメートルの高さであり、前記第2フランジが約21.5ミリメートルの高さであることを特徴とする請求項17に記載の作業機械。
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