JP2003286956A - エアコンプレッサ装置 - Google Patents

エアコンプレッサ装置

Info

Publication number
JP2003286956A
JP2003286956A JP2002093575A JP2002093575A JP2003286956A JP 2003286956 A JP2003286956 A JP 2003286956A JP 2002093575 A JP2002093575 A JP 2002093575A JP 2002093575 A JP2002093575 A JP 2002093575A JP 2003286956 A JP2003286956 A JP 2003286956A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
compressor
motor
side port
compressor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002093575A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2002093575A priority Critical patent/JP2003286956A/ja
Publication of JP2003286956A publication Critical patent/JP2003286956A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compressor (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配置スペースに対するデッドスペースの割合
ができるだけ小さくなるようなエアコンプレッサ装置を
提供すること。 【解決手段】 モータ11を駆動源とするコンプレッサ
10と、コンプレッサ10に接続されたコンプレッサ側
ポート21と外部のエア制御システム側に接続されたシ
ステム側ポート22とを有し、内部にシリカゲル26を
充填してなるエアドライヤ20とを備えるエアコンプレ
ッサ装置1において、エアドライヤ20は、モータ11
と同一軸心上に形成されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータを駆動源と
するエアコンプレッサ装置に関するものであり、特にエ
アドライヤの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について説明する。例えば、
車両用エアサスペンションのエア制御システムにエアを
供給するためのエアコンプレッサ装置においては、モー
タを駆動源とするコンプレッサと、コンプレッサに接続
されたコンプレッサ側ポートと外部のエア制御システム
側に接続されたシステム側ポートとを有し、内部に乾燥
剤を充填してなるエアドライヤとを備えるエアコンプレ
ッサ装置が一般的に知られている。
【0003】通常、エアドライヤは円筒形状を呈してお
り、エアドライヤ内部に導入されるエアは乾燥剤により
除湿されて、システム側ポートに向けて吐出されるよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の一
般的なエアコンプレッサ装置は、モータと筒状のエアド
ライヤとが異なる軸心上に並列に配置されている構造と
なっているため、モータとエアドライヤとの間における
スペース等、装置の配置という観点でのデッドスペース
が大きくなり、搭載に際してのスペース上の制約を受け
やすくなる、という問題がある。
【0005】そこで本発明は、上記の問題を解決するた
めに、配置スペースに対するデッドスペースの割合がで
きるだけ小さくなるようなエアコンプレッサ装置を提供
することを技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、モータを駆動源とするコンプレッ
サと、該コンプレッサに接続されたコンプレッサ側ポー
トと外部のエア制御システム側に接続されたシステム側
ポートとを有し、内部に乾燥剤を充填してなるエアドラ
イヤと、を備えるエアコンプレッサ装置において、前記
エアドライヤは、前記モータと同一軸心上に形成される
ようにした。
【0007】請求項1によると、エアドライヤはモータ
と同一軸心上に形成されるので、上述した従来技術と比
較してエアコンプレッサ装置のデッドスペースを小さく
できる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1において、前
記エアドライヤは、内周面が前記モータの外周面に沿っ
た中空筒形状を呈するとともに、前記モータを径方向内
方に収容するようにしたことである。
【0009】請求項2によると、中空筒形状のエアドラ
イヤの径方向内方にモータを収容するようにしたので、
エアコンプレッサ装置の軸方向長さを短縮することがで
き、装置全体のデッドスペースを小さくすることが可能
になる。
【0010】また、請求項3の発明は、請求項1あるい
は請求項2において、前記コンプレッサ側ポートと前記
システム側ポートは、ともに前記エアドライヤの一端側
の異なる箇所に形成されるようにしたことである。
【0011】請求項3によると、両ポートが軸方向の一
端側に形成されるので、エアコンプレッサ装置の軸方向
寸法に係るデッドスペースの縮小に効果的である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本実施の形態におけるエア
コンプレッサ装置1の軸方向部分断面図であり、このエ
アコンプレッサ装置1は、車両のエアサスペンションの
制御に用いられるものとする。
【0013】エアコンプレッサ装置1の機械的構成につ
いて説明する。エアコンプレッサ装置1は、モータ11
を駆動源とするコンプレッサ10と、コンプレッサ10
に接続されたコンプレッサ側ポート21と外部のエア制
御システム(図示せず)側に接続されたシステム側ポー
ト22とを有するエアドライヤ20とを備えている。
【0014】先ず、エアコンプレッサ装置1におけるコ
ンプレッサ10の機械的構成について説明する。図示し
ないコントローラにより制御されるモータ11は、その
出力軸11aにクランク12が固設されており、そのク
ランク12の一端には、コンロッド13の一端が回転可
能に配設されている。コンロッド13の他端にはピスト
ン14が配設されており、ピストン14は、シリンダ1
5内にて、モータ11の回転、ひいてはクランク12の
回転運動に伴い図1において左右方向に往復運動するよ
うになっている。リリーフ弁16は、ピストン14の図
1における右方運動に伴いポート17から流入してくる
空気のシリンダ15内へ方向の流通のみを許容し、逆方
向の空気の流通を禁止するようになっている。チェック
弁18は、ピストン14の図1における左方運動に伴い
シリンダ15内から吐出されてくる空気のコンプレッサ
側ポート21方向の流通のみを許容し、逆方向の空気の
流通を禁止するようになっている。従って、かかるコン
プレッサ10においては、モータ11が図示しない外部
のコントローラにより作動させられると、ポート17を
介して外部の空気を吸込み、本発明にかかるエアドライ
ヤ20のコンプレッサ側ポート21に向けて圧縮空気を
吐出するように構成されている。
【0015】次に、エアドライヤ20の機械的構成につ
いて説明する。図2は図1におけるエアドライヤ20に
係る構成の軸方向断面図である。エアドライヤ20は、
モータ11と同一軸心上に形成されるとともに内周面が
モータ11の外周面に沿った中空円筒形状を呈するハウ
ジング23を有している。そして、このハウジング23
の径方向内方にモータ11が収容されるように配置され
ている。ハウジング23の一端側(図1の右端側)の異
なる位置には、コンプレッサ10側に接続されたコンプ
レッサ側ポート21と外部のエア制御システム(本実施
形態では車両のエアサスペンションシステム)側に接続
されたシステム側ポート22とがそれぞれ形成されてい
る。
【0016】コンプレッサ側ポート21及びシステム側
ポート22には、それぞれハウジング23の軸方向に向
けて通気筒24、25がそれぞれ配設されている。ハウ
ジング23内部と通気筒24、25との間の空間内には
シリカゲル26(乾燥剤、「シリカゲル」は、富士シリ
シア化学株式会社の登録商標である。)が充填されてい
る。シリカゲル26の充填は、ハウジング23の他端
(図2の左端)に形成された充填孔内にシリカゲル26
を投入することによって行われ、充填の完了後には栓2
9によりハウジング23内部の空間が密閉されている。
なお、通気筒24、25のメッシュ構造は、ハウジング
23内部における空間内でのエアの連通は許容される
が、シリカゲル26は連通が禁止されるような大きさと
なっている。
【0017】コンプレッサ10とエアドライヤ20との
取付について説明する。先ず、コンプレッサ10に形成
されるチェック弁18及びエアサスペンションシステム
との連通路と、エアドライヤ20のコンプレッサ側ポー
ト21及びシステム側ポート22とが一致するように、
モータ11をエアドライヤ20の中空部分に挿入する。
このとき、コンプレッサ10と各ポート21、22との
間にはシール部材27、28をそれぞれ配設しておく。
そして、モータ11のケースの一部を構成する突出部1
1bをブラケット31に貫通させて、突出部11bに締
結材32(ナット等)を取り付けることで、コンプレッ
サ10とエアドライヤ20との取付が完了する。
【0018】以上のような機械的構成を有するエアコン
プレッサ装置1は、図示しないフランジを介して図示し
ない車両に固定されている。以下、エアドライヤ20の
作動を簡単に説明する。
【0019】まず、エアドライヤ20が有する通常の機
能である除湿機能について説明する。図3は図2のA−
A断面図であり、矢印でエアの流れを示した図である。
コンプレッサ10の作動により圧縮された湿気を含んだ
圧縮空気は、コンプレッサ側ポート11を介してハウジ
ング23内に導入され、通気筒24を経てシリカゲル2
6にさらされる。その後、圧縮空気は、ハウジング23
内部を図3に示す実線矢印の方向に流れ、通気筒25を
介してシステム側ポート13に導入され、図示しない外
部のエア制御システムに供給される。この過程におい
て、圧縮空気は、シリカゲル26にさらされる際に除湿
されており、外部のエア制御システムには除湿後の乾燥
空気が供給される。これにより、外部のエア制御システ
ムは、各要素の空気にされされる表面における錆の発生
を防止することができ、また、各要素内部の水分の凍結
による作動障害の発生を防止することができる。
【0020】次に、エアドライヤ20が有するもうひと
つの機能である乾燥剤の再生機能について説明する。か
かる再生機能は、乾燥剤の除湿機能の回復を図るための
ものであり、シリカゲル26を乾燥空気にさらすことに
より、シリカゲル26内に吸着している水分を乾燥空気
に戻し、シリカゲル26内の水分の吸着量を減少させる
ことにより達成される。従って、シリカゲル26を乾燥
空気にさらす必要があるが、その際に、図示しない外部
のエア制御システム内にて使用されている除湿済の乾燥
空気を使用する。すなわち、エア制御システム内にて使
用している乾燥空気の排出要請が有った場合には、図示
しないコントローラにより排気弁19を開作動させる。
これにより、システム側ポート22から、エア制御シス
テム内の除湿済の乾燥空気を導入し、導入された乾燥空
気は、図3の点線矢印に示す方向に流れて、ハウジング
23内部でシリカゲル26にさらされる。この段階にて
シリカゲル26は、内部に吸着されている水分が空気側
に戻され、除湿機能が回復している。
【0021】以上、本実施の形態に係るエアコンプレッ
サ装置1によると、エアドライヤ20はモータ11と同
一軸心上に形成され、内周面が前記モータ11の外周面
に沿った中空筒形状を呈するとともに、モータ11を径
方向内方に収容するようにしたので、従来技術と比較し
てエアコンプレッサ装置1の配置に係るデッドスペース
を小さくできる。特に、両ポート21、22が軸方向の
一端側に形成されるので、エアコンプレッサ装置1の軸
方向寸法に係るデッドスペースの縮小にも非常に効果的
である。
【0022】
【発明の効果】請求項1によると、エアドライヤはモー
タと同一軸心上に形成されるので、上述した従来技術と
比較してエアコンプレッサ装置のデッドスペースを小さ
くできる。
【0023】請求項2によると、中空筒形状のエアドラ
イヤの径方向内方にモータを収容するようにしたので、
エアコンプレッサ装置の軸方向長さを短縮することがで
き、装置全体のデッドスペースを小さくすることが可能
になる。
【0024】請求項3によると、両ポートが軸方向の一
端側に形成されるので、エアコンプレッサ装置の軸方向
寸法に係るデッドスペースの縮小に効果的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるエアコンプレッサ装置1
の軸方向部分断面図である。
【図2】図1におけるエアドライヤ20に係る構成の軸
方向断面図である。
【図3】図2をA方向から見たときのハウジング23内
部におけるエアの流れを示す図である。
【符号の説明】
1 エアコンプレッサ装置 10 コンプレッサ 11 モータ 20 エアドライヤ 21 コンプレッサ側ポート 22 システム側ポート 23 ハウジング 26 シリカゲル(乾燥剤)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータを駆動源とするコンプレッサと、
    該コンプレッサに接続されたコンプレッサ側ポートと外
    部のエア制御システム側に接続されたシステム側ポート
    とを有し、内部に乾燥剤を充填してなるエアドライヤ
    と、を備えるエアコンプレッサ装置において、 前記エアドライヤは、前記モータと同一軸心上に形成さ
    れることを特徴とするエアコンプレッサ装置。
  2. 【請求項2】 前記エアドライヤは、内周面が前記モー
    タの外周面に沿った中空筒形状を呈するとともに、前記
    モータを径方向内方に収容することを特徴とする、請求
    項1に記載のエアコンプレッサ装置。
  3. 【請求項3】 前記コンプレッサ側ポートと前記システ
    ム側ポートは、ともに前記エアドライヤの一端側の異な
    る箇所に形成されることを特徴とする、請求項1或いは
    請求項2に記載のエアコンプレッサ装置。
JP2002093575A 2002-03-29 2002-03-29 エアコンプレッサ装置 Pending JP2003286956A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002093575A JP2003286956A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 エアコンプレッサ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002093575A JP2003286956A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 エアコンプレッサ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003286956A true JP2003286956A (ja) 2003-10-10

Family

ID=29237968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002093575A Pending JP2003286956A (ja) 2002-03-29 2002-03-29 エアコンプレッサ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003286956A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163843A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Hitachi Ltd ドライヤ付き空気圧縮装置
US8216350B2 (en) 2009-02-17 2012-07-10 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Dryer for air suspension for vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163843A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Hitachi Ltd ドライヤ付き空気圧縮装置
US8216350B2 (en) 2009-02-17 2012-07-10 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Dryer for air suspension for vehicle

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4019336B2 (ja) エアコンプレッサ
JP4504631B2 (ja) 空気乾燥方法および乾燥器キット
CN1690490B (zh) 关闭真空室开口的关闭阀和方法
JP2003286956A (ja) エアコンプレッサ装置
WO2017110624A1 (ja) 圧縮機
JP6264536B2 (ja) エアコンプレッサ装置
JP2004251276A (ja) 車両用コンプレッサ装置
JP7165577B2 (ja) ドライヤ装置
JP6705731B2 (ja) コンプレッサおよびエアサスペンションシステム
JP4566676B2 (ja) 空気圧縮機
US20240025377A1 (en) Actuator for supplying compressed air for cleaning and drying sensor of vehicle
JP4101900B2 (ja) ブレーキ装置
JP2008163843A (ja) ドライヤ付き空気圧縮装置
JP2000278905A (ja) 車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モータの取り付け構造
KR101519228B1 (ko) 가솔린 엔진 촉매활성화 시스템
CN108561345A (zh) 一种定位助力一体式气缸及工作系统
WO2020066626A1 (ja) コンプレッサ装置
CN219034257U (zh) 一种防潮救灾帐篷
KR200325459Y1 (ko) 차량용 진공스윙흡착방식 산소발생장치
JP5226372B2 (ja) バキュームポンプ
CN116464616A (zh) 一种空气压缩设备的电机冷却系统
JP2670819B2 (ja) 圧縮空気乾操装置
JP2009085103A (ja) ドライヤ付き空気圧縮装置
JP2006233903A (ja) 乾燥圧縮空気供給装置
JPH0435677Y2 (ja)