JP2000278905A - 車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モータの取り付け構造 - Google Patents

車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モータの取り付け構造

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JP2000278905A
JP2000278905A JP11083579A JP8357999A JP2000278905A JP 2000278905 A JP2000278905 A JP 2000278905A JP 11083579 A JP11083579 A JP 11083579A JP 8357999 A JP8357999 A JP 8357999A JP 2000278905 A JP2000278905 A JP 2000278905A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用アンチロックブレーキ装置の装置本体
へのモータの取り付けを容易に行うことができるととも
に、部品点数の削減を図れる車両用アンチロックブレー
キ装置のポンプ作動用モータの取り付け構造を提供す
る。 【解決手段】 開口部31が形成されている有底円筒状
のヨーク54には、開口部31から外方へ延出するフラ
ンジ部55が設けられ、ポンプ作動用モータ7が、ヨー
ク54のフランジ部55を介して装置本体32に取り付
けられ、ポンプ作動用モータ7と装置本体54との間を
シールするシール部材80が、フランジ部55と装置本
体32との間の、ハウジング72がヨーク72に嵌合す
る部位56より外側の位置に介装されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用アンチロッ
クブレーキ装置の装置本体に、ポンプを作動させるポン
プ作動用モータを取り付ける取り付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、安全性の観点から走行車両には、
制動時に車輪がロックして路面に対してスリップした
り、ハンドルの操作性能が失われないように、制動によ
り車輪がロックしないように制動トルクを制御する車両
用アンチロックブレーキ装置が装備されている場合が多
い。この車両用アンチロックブレーキ装置は、制動時の
車輪のスリップ率を適正な範囲に維持するよう制動トル
クを制御して、例えば雨、雪、砂利道などのスリップし
易く、車輪の操舵性能が低下し易い状況下においても、
常に最大の制動力が発揮できるように構成されている。
【0003】車両用アンチロックブレーキ装置の一例に
ついて説明すると、車両用のブレーキペダルに接続する
よう設けられたブレーキマスタシリンダと車輪ブレーキ
に接続するよう設けられたホイールシリンダとの間に形
成された液圧回路内をブレーキ液が循環可能になってい
る。また、ブレーキマスタシリンダからホイールシリン
ダに至る液圧回路に設けられた常開型及び常閉型の電磁
弁を開閉して液圧を制御するアクチュエータが設けられ
ている。このアクチュエータの動作は、マイクロコンピ
ュータを用いた電子制御ユニットにより制御されてい
る。また電子制御ユニットには、各車輪に設けられた車
輪速度センサなどから車両の走行状態が入力されるよう
になっている。
【0004】電子制御ユニットは、アクチュエータに対
して、ブレーキマスタシリンダからホイールシリンダに
加わる液圧を増大させて制動トルクを増加させる増圧モ
ード、ブレーキマスタシリンダからホイールシリンダに
液圧を伝わらないようにして制動トルクを保持する保持
モード、車輪がロック状態にならないようにホイールシ
リンダからリザーバ(タンク)にブレーキ液を一時的に
貯留し、また、ポンプによりブレーキ液をブレーキマス
タシリンダへ吐出することで、制動トルクを減少させる
減圧モードのいずれかの指令により制御している。これ
らのうち、減圧モードに移行した際に、リザーバに貯留
したブレーキ液をブレーキマスタシリンダ側に戻し、リ
ザーバを初期の空状態に戻す必要がある。よって、リザ
ーバーに接続する液圧回路にはポンプが設けられてお
り、該ポンプをモータにより駆動してブレーキ液をマス
タシリンダ側に戻すようになっている。
【0005】ここで、従来から知られている、車両用ア
ンチロックブレーキ装置のアクチュエータを構成する装
置本体(以下、単に本体という)への、上述したポンプ
を作動させるポンプ作動用モータ(以下、単にモータと
いう)の取り付け構造について、図8に基づいて説明す
る。本体11は、金属製であって、鋳造等により塊状の
ブロック体として形成されている。本体11のモータ取
り付け面12にはモータ14が取り付けられ、モータの
回転軸13の一方側が本体11内部へ挿入されてポンプ
(図示せず)を作動させるようにしている。本体11内
に挿入された回転軸13の一方側は、本体内部で2か所
の軸受15,16によって回転可能に装着されている。
回転軸13には、この2か所の軸受15,16に挟まれ
るようにして偏心軸部13aが設けられ、この偏心軸部
13aと軸受17の駆動によりポンプが作動するのであ
る。
【0006】18はヨークである。ヨーク18の本体1
1側は開口部19に形成されており、全体としてカップ
状に形成されている。また、ヨーク18の開口部19側
には、外方へ突出するようにして段差部20が形成され
ている。また、21は整流子(図示せず)に給電するた
めのブラシ(図示せず)を固定しているブラシホルダー
である。ブラシホルダー21の外方端には、ヨーク18
の段差部20に対して嵌合可能に形成された嵌合用起立
壁21aが設けられている。この嵌合用起立壁21aと
段差部20との間には、ブラシホルダー21とヨーク1
8との間をシールするためのシール部材24が装着され
ている。ヨーク18の開口部19側には、開口部19を
塞ぐためのハウジング22がブラシホルダー21を覆う
ようにして取り付けられる。また、ハウジング22とブ
ラシホルダー21との間には、ハウジング22とブラシ
ホルダー21との間をシールするためのシール部材25
が装着される。これらのシール部材24,25は、環状
に形成されたOリングが用いられている。このようなモ
ータ14を、本体11に取り付ける際には、モータ11
と本体11との間をシールするためにさらにシール部材
26を装着している。このシール部材26も環状のOリ
ングを用いるとよい。このように、従来の車両用アンチ
ロックブレーキ装置の本体11にモータ14を取り付け
る場合には、ヨーク18の開口部19からモータ14内
部へ異物の進入を防止するために3か所ほどのシールす
べき部位が必要であった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したような車両用
アンチロックブレーキ装置の装置本体へのモータの取り
付け構造では、装置本体とモータとを取り付ける際に3
か所にわたってシールすべき部位があり、それぞれにシ
ール部材の介装を必要としている。このため、装置本体
とモータとの取り付け作業が煩雑であって、しかも部品
点数が多いためにコストダウン等の要求に対応すること
が難しいといった課題がある。
【0008】そこで、本発明は上記課題を解決すべくな
され、その目的とするところは、車両用アンチロックブ
レーキ装置の装置本体へのポンプ作動用モータの取り付
けを容易に行うことができるとともに、部品点数の削減
を図れる車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動
用モータの取り付け構造を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために次の構成を備える。すなわち、本発明にか
かる車両用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モ
ータの取り付け構造によれば、車両用アンチロックブレ
ーキ装置の装置本体側に向けて開口している開口部が形
成されている有底円筒状のヨークと、該ヨークの内壁に
組み付けられたマグネットを有する固定子と、一端側が
前記装置本体に挿入されて回転自在に支持されると共
に、該装置本体の液圧回路に設けられたポンプを作動す
る偏心軸部を有する回転軸と、該回転軸に装着された回
転子および整流子と、該整流子に前記装置本体側より給
電可能なブラシを保持するブラシホルダーと、前記ヨー
クに嵌合して開口部を覆い、該ヨークと前記装置本体側
との間に介装されるハウジングとを備えたポンプ作動用
モータを、前記装置本体に取り付ける取り付け構造にお
いて、前記ヨークには、前記開口部から外方へ延出する
フランジ部が設けられ、前記ポンプ作動用モータが、前
記ヨークのフランジ部を介して前記装置本体に取り付け
られ、前記ポンプ作動用モータと前記装置本体との間を
シールするシール部材が、前記フランジ部と前記装置本
体との間の、前記ハウジングがヨークに嵌合する部位よ
り外側の位置に介装されていることを特徴としている。
この構成を採用することによって、ポンプ作動用モータ
と装置本体との間はハウジングとヨークとが嵌合してい
る部位よりも外側でシールすることができる。このた
め、ブラシホルダーとヨークとの間、およびブラシホル
ダーとハウジングとの間でのシールの必要が無くなり、
シールすべき部位が1か所で済み、装置本体へのポンプ
作動用モータの取り付けの容易化とシール部材の部品点
数削減を図ることができる。また、前記ハウジングに
は、前記ポンプ作動用モータの内部と前記装置本体の内
部とを連通する通気穴が形成されているため、ポンプ作
動用モータと外部とのシール性を確保しつつも装置本体
内とポンプ作動用モータとの間では空気の行き来ができ
るため、ポンプ作動用モータ内部が完全に密閉されてし
まった場合に、ポンプ作動用モータの発熱等による、ポ
ンプ作動用モータ内部と装置本体内部との圧力差を生じ
させないようにすることができ、この圧力差によるモー
タと本体との間からの水などの異物の吸い込みを防止す
ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる好適な実施
の形態を添付図面と共に詳細に説明する。まずは、図1
に基づいて、車両用アンチロックブレーキ装置の概略の
全体構成とその制御について簡単に説明する。1は電子
制御ユニット(ECU)である。2は車両用アンチロッ
クブレーキ装置全体を電子制御ユニット1の制御信号に
基づいて制御するアクチュエータである。以下、本明細
書中ではこのアクチュエータ2を構成する基体を車両用
アンチロックブレーキ装置の装置本体として説明してい
く。M/Cは、図示しないブレーキペダルの踏み込み量
により各シリンダ室から制動液圧を出力するブレーキマ
スタシリンダであり、アクチュエータ2内の液圧回路に
接続している。Fl,Rr,Rl,Frは、前方左車
輪、後方右車輪、後方左車輪、前方右車輪であり、各車
輪には車輪ブレーキBFl,BRr,BRl,BFrが設けられ
ている。各車輪ブレーキを作動させる図示しないホイー
ルシリンダには、アクチュエータ2の液圧回路が接続し
ている。
【0011】アクチュエータ2の構成について説明する
と、ブレーキマスタシリンダM/Cから車輪ブレーキB
Fl,BRrの各シリンダに接続する常開型の入力バルブI
V(Fl),入力バルブIV(Rr)と、車輪ブレーキ
Rl,BFrの各シリンダに接続する入力バルブIV(R
l)、入力バルブIV(Fr)を備えている。これら4
つの各入力バルブに対して、常閉型の出力バルブOV
(Fl),出力バルブOV(Rr),出力バルブOV
(Rl),出力バルブOV(Fr)が各々並列に接続さ
れている。また、出力バルブOV(Fl),OV(R
r)はブレーキ液を一時貯留するリザーバ3に、出力バ
ルブOV(Rl),OV(Fr)はブレーキ液を一時貯
留するリザーバ4に各々接続されている。また、リザー
バ3,4はプランジャポンプ5,6の吸入口に接続され
ており、該プランジャポンプ5,6はブレーキ液をリザ
ーバ3,4よりブレーキマスタリンダM/Cに戻すよう
に循環させる。また、7はポンプ作動用モータ(以下、
単にモータという)であり、後述するように回転駆動す
るとピストンを往復動させてプランジャポンプ5,6を
作動させるものである。
【0012】上記常開型の入力バルブIV(Fl),入
力バルブIV(Rr),入力バルブIV(Rl)、入力
バルブIV(Fr)は、ソレノイド駆動による電磁弁に
より開閉するようになっており、各入力バルブの開閉動
作は、電子制御ユニット1により制御される。また、常
閉型の出力バルブOV(Fl),出力バルブOV(R
r),出力バルブOV(Rl),出力バルブOV(F
r)は、ソレノイド駆動による電磁弁により開閉するよ
うになっており、各出力バルブの開閉動作は、電子制御
ユニット1により制御される。また、常開型の入力バル
ブIV(Fl),入力バルブIV(Rr),入力バルブ
IV(Rl),入力バルブIV(Fr)には、チェック
弁8Fl,8Rr,8Rl,8Frが各々並列に接続されてお
り、ブレーキマスタシリンダM/Cへの入力を解除した
際に、対応する車輪ブレーキBFl,BRr,BRl,BFr
ら該ブレーキマスタシリンダM/Cへブレーキ液を戻す
為に開弁する。
【0013】また、電子制御ユニット1は、各車輪F
l,Rr,Rl,Frに設けられた車輪速度センサ(図
示せず)などから車両の走行状態が入力されるようにな
っている。電子制御ユニット1は、各々の車輪ブレーキ
Fl,BRr,BRl,BFr毎に車両の走行状態に応じてア
クチュエータ2に対して、各々の常開型の入力バルブI
V(Fl),入力バルブIV(Rr),入力バルブIV
(Rl),入力バルブIV(Fr)を開弁し、各々の常
閉型の出力バルブOV(Fl),出力バルブOV(R
r),出力バルブOV(Rl),出力バルブOV(F
r)を閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cからホイ
ールシリンダ(図示せず)に加わる液圧を増大させて制
動トルクを増加させる増圧モード、各々の常開型の入力
バルブIV(Fl),入力バルブIV(Rr),入力バ
ルブIV(Rl),入力バルブIV(Fr)と各々の常
閉型の出力バルブOV(Fl),出力バルブOV(R
r),出力バルブOV(Rl),出力バルブOV(F
r)を共に閉弁してブレーキマスタシリンダM/Cから
ホイールシリンダ(図示せず)に液圧を伝わらないよう
にして制動トルクを保持する保持モード、各々の常開型
の入力バルブIV(Fl),入力バルブIV(Rr),
入力バルブIV(Rl),入力バルブIV(Fr)を閉
弁し、各々の常閉型の出力バルブOV(Fl),出力バ
ルブOV(Rr),出力バルブOV(Rl),出力バル
ブOV(Fr)を開弁してホイールシリンダ(図示せ
ず)からリザーバ3,4にブレーキ液を一時的に貯留す
ることで、車輪がロック状態にならないように制動トル
クを減少させる減圧モードのいずれかの指令により制御
している。これらのうち、減圧モードに移行した際に、
電子制御ユニット1はポンプ作動用モータ7を駆動させ
て、プランジャポンプ5,6を作動させてリザーバ3,
4に一時貯留したブレーキ液をブレーキマスタシリンダ
M/C側に戻すようになっている。
【0014】以下、このような車両用アンチロックブレ
ーキ装置の装置本体へのモータの取り付け構造について
説明する。まずは、車両用アンチロックブレーキ装置の
装置本体(以下、単に本体という)と、該本体に取り付
けられる各装置について図2および図3に基づいて説明
する。本体32は、金属製であって塊状のブロック体と
して成形されている。また、このような本体32には、
モータ7、プランジャポンプ5,6が取り付けられてい
る。さらに、本体32には、電子制御ユニット1が取り
付けられている。34は、コネクタである。コネクタ3
4は電子制御ユニット1へ電源及び図示しない車輪速等
のセンサ、ブレーキランプスイッチ等から得られる車輪
速度信号、車輌の通信情報などを供給するために設けら
れているものである。38,38はソレノイドであっ
て、図1で説明した各入力バルブIV(Fl),IV
(Rr),IV(Rl),IV(Fr)および 各出力
バルブOV(Fl),OV(Rr),OV(Rl),O
V(Fr)を作動させるべく、本体32内に設けられて
いる。このような、本体32の車両内への取り付けは、
本体下部、および両側面に設けられた3か所のマウント
穴36,36,36を用いて行われる。これら各マウン
ト穴36には後述するマウント手段が挿入されて、エン
ジンルーム等に取り付けられる。
【0015】次に、モータ7の外観構造と、モータ7の
本体32への取り付け構造について説明する。なお、以
下の説明では、本体32側を一端側(図面右側)、モー
タ7側を他端側(図面左側)とする。モータ7の回転軸
40は、本体32内に挿入され、本体側の先端(一端
側)41付近を支持用ボールベアリング44によって回
転可能に支持されている。支持用ボールベアリング44
が設けられた一端側から若干他端側に寄った位置には、
偏心軸部42が形成されている。この偏心軸部42に
は、作動用ボールベアリング46が圧入して設けられて
いる。この作動用ボールベアリング46はプランジャポ
ンプ5,6のピストン5a,6aをスプリング5b,6
bと連繋して往復動させるようになっているので、モー
タ7が駆動して回転軸40を回転させることによって偏
心軸部42が作動用ボールベアリング46を往復動さ
せ、プランジャポンプ5,6を作動させることができ
る。
【0016】48はターミナルである。ターミナル48
は、電子制御ユニット1からモータ7へ給電すべく設け
られた給電用の配線部材である。かかるターミナル48
は、モータ7から延出して設けられており、本体32に
形成されている給電穴50内に挿入される。ターミナル
48の先端部48aは電子制御ユニット1に装着され
る。また、モータ7と本体32との取り付けは、モータ
7の回転軸40およびターミナル48を本体32内に挿
入したのち、複数本のネジ52によってネジ止めされて
行われる。ネジ止めは、モータ7の本体32側に形成さ
れているフランジ部55で行われる。また、モータ7と
本体32との取り付けの際には、モータ7と本体32と
の間にシール部材80を装着して、モータ7と本体32
との間での気密性を図るようにしている。シール部材8
0としては、環状に形成されているOリング等が用いら
れる。
【0017】次に、図4に基づいて、モータの内部構造
と、モータと本体との取り付け構造のさらに詳細な説明
を行う。まず、モータの内部構造について説明する。ヨ
ーク54は、一端側が開口した開口部31に成形される
一方、他端側が閉塞されており、有底の円筒状であるカ
ップ状に形成されている。かかるヨーク54は、深絞り
用鋼板(SPCE)等の金属材料を用いてプレス加工等
により成形されている。ヨーク54の開口部31近傍に
は、外方に突出して該当部位の径が大径となるように形
成された段差部56が設けられている。また、ヨーク5
4の内壁面には、フェライト等から成る円弧状のマグネ
ット58が装着されている。
【0018】ヨーク54内で、回転軸40の他端側端部
は、他端側方向に開口する凹部82が形成されている。
ヨーク54の軸中心部には、回転軸40の凹部82内へ
突出した凸部84が形成されている。ヨーク54の凸部
84と回転軸40の凹部82との間には、軸受用ボール
ベアリング28が圧入され、回転軸40の回転子側端部
43を支持可能になっている。このようなヨーク54の
凸部84はプレス加工(絞り加工)によりヨーク54と
一体に形成される。
【0019】回転軸40の周囲にはコア60がはめ込ま
れており、コア60の周囲は絶縁材料によってコーティ
ングされている。また、コア60に形成されているスロ
ットにはマグネットワイヤ62が巻回されており、回転
子を構成している。回転軸40の、回転子よりも一端側
の部位には整流子64が設けられている。整流子64に
は周方向にわたって複数個のブラシ66が接触してお
り、ブラシ66から整流子64に給電されている。各ブ
ラシ66は、ブラシホルダー68に装着されている。ブ
ラシホルダー68は、ブラシ66を回転軸40の周囲に
所定の間隔をもって配置すべく形成されている。また、
ブラシホルダー68の外方端には、他端側へ突出するよ
うに形成された嵌合用起立壁68aが設けられ、ブラシ
66はこの嵌合用起立壁68aの内壁側と整流子64と
の間に装着される。また、ブラシ66が常時整流子64
に摺接するように、嵌合用起立壁68aの内壁とブラシ
66との間には、ブラシ66を整流子64側に付勢すべ
くスプリング70が弾装されている。なお、ブラシホル
ダー68には、上述した給電用のターミナル48が一体
に成形されている。
【0020】ヨーク54の開口部31には、ハウジング
72が開口部31を覆って装着されている。ハウジング
72は金属製の円形に形成された部材である。このハウ
ジング72の外方側端部には、他端側方向へ突出するよ
うな起立部72aが成形されている。この起立部72a
はヨーク54との間の嵌合用として設けられている。ま
た、ハウジング72の中央部分には、回転軸40を支持
する支持用ボールベアリング74を収納するために、一
端側に突出している収納部72bが形成されている。こ
の収納部72b内の支持用ボールベアリング74に回転
軸40が圧入されているので、回転軸40はプランジャ
ポンプ5,6を作動させる偏心軸部42の支持を、一端
側端部に設けられた支持用ボールベアリング74ととも
に良好に行い得るようにしている。
【0021】ヨーク54に対するブラシホルダー68お
よびハウジング72の取り付けについて説明する。ブラ
シホルダー68の嵌合用起立壁68aは、ヨーク54の
段差部56よりも他端側に位置するように嵌入される。
つまり、嵌合用起立壁68aの外径は、段差部56の大
径の部位よりも小径な部位にちょうど嵌入可能な径とな
るように形成されている。また、ブラシホルダー68の
嵌合用起立壁68a外方側には、外方へ突出する突起部
68bが形成されており、この突起部68bが段差部5
6に突き当てられる。このとき、ブラシホルダー68の
突起部68bと、ヨーク54との間には、若干の隙間が
生じている。ハウジング72はこの隙間に嵌入される。
つまり、フランジ部68bとヨーク54の内壁面との間
にハウジング72の起立部72aが嵌入されるのであ
る。また、この起立部72aは、ブラシホルダー68の
突起部68bの外壁側によってヨーク54方向に突き当
てられる。これにより、ブラシホルダー68とハウジン
グ72とはヨークの開口部31に嵌合して取り付けられ
るのである。
【0022】また、ヨーク54の開口部31の外方側の
端縁部には、上述したように、ブラシホルダー68とハ
ウジング72とが嵌入されて嵌合して取り付けられてい
る部位よりも外方へ延び、鍔状に形成されたフランジ部
55が形成されている。このフランジ部55は、本体3
2のモータ取り付け面32aに対して平行になるよに形
成されている。かかるフランジ部55には、本体32に
対する取り付け手段としてのネジ52が挿入されるネジ
挿入穴76が形成されている。ネジ52は、本体32の
モータ取り付け面32aから本体内部の一端側に穿設さ
れたネジ穴51に螺合する。
【0023】さらに、本体32の取り付け面32aに
は、モータ7側から本体32側に向けて凹設された凹部
78が設けられている。この凹部78には、シール部材
80が、本体32と組み付けるモータのフランジ部55
との間のシールを行うべく装着されている。上述したよ
うにシール部材80としてはゴム製のOリング等を用い
ることができる。このように、モータ7と本体32とを
取り付ける場合に、シール部材80を、ブラシホルダー
68およびハウジング72とヨーク54との嵌合部分よ
りも外方へ介装したことにより、ハウジング72とヨー
ク54との間のシールや、ブラシホルダー68とハウジ
ング72との間のシールが不要となり、モータ7と本体
32との間のシールはフランジ部55と本体32との間
に設けた1か所で済むこととなる。
【0024】また、図5にモータ7を本体側からみたと
ころを示す。図5に示すように、ハウジング72には、
モータ7内部と本体32との間で通気を行えるように通
気穴83が複数個穿設されている。かかる通気穴83
は、ヨーク54にハウジング72を取り付けた際には、
当然にシール部材80が設けられているフランジ部55
よりも内方に位置する。このため、通気穴83により、
モータ7内部と、本体32外部およびモータ7の外部と
は気密性を保持しつつ、モータ7と本体32内部との間
を連通させることができる。このように、ハウジング7
2に複数個の通気穴83を設けたことによって、モータ
7内でマグネットコイル62への導電やあるいは整流子
64とブラシ68との間の摩擦等により生じた熱を、本
体32内部へ空気の流通により逃がすことができる。す
なわち、このような構造にすることで、モータ7内の温
度と本体32内部との間で熱交換をし、温度の変化等に
よって生じたモータ7と本体32との間の圧力差を減ら
すことができる。このため、従来においては密閉されて
いた高圧のモータと低圧の本体との間に圧力差が生じ、
この圧力差によりモータと本体との間でわずかでも隙間
が開いてしまえば、この隙間に水等を吸い込んでしまう
といったおそれがあったが、ハウジングにこのような通
気穴を設ければ、モータと本体との間の圧力差を生じさ
せないようにすることができる。
【0025】本体32内部と、外部との間の空気の流通
経路について、図6および図7に基づいて説明する。モ
ータ7と本体32との間は、フランジ部55と凹部78
内に収納されたシール部材80によってシールされるの
で、このフランジ部55を通過しての、モータ7内部と
外部との空気の流通は起こり得ない。また、図5に示し
たように、複数の通気穴83のうちの1つについては、
ブラシホルダー68から本体32内に向けて突出する、
モータ7と電子制御ユニット1との間の電気的接続用の
ターミナル48を挿通させる穴として機能している。こ
のターミナル48は平行な2枚の導電部材(図5)でブ
ラシホルダー68の延伸部68cにて相互に接触しない
ように形成されており、しかも通気穴83の径やターミ
ナル48が挿入される給電穴50の径の方がターミナル
48の径よりも大きいため、ターミナル48と通気穴8
3の内壁との間、ターミナル48と給電穴50の内壁面
との間には隙間85が形成される。この隙間85を通じ
てモータ7の内部と本体32の内部との間が連通する。
【0026】ここで、給電穴50と、上述した複数のマ
ウント穴36のうち本体32下部に設けられているマウ
ント穴36とを連通させるべく、連通孔86を設けると
好適である。これによってモータ7は給電穴50を介し
てマウント穴36から本体32の外部と連通することと
なり、モータ7と本体32内部および本体32外部との
間の通気は、矢印A方向に沿って行われることとなる
(図6)。また、連通孔86のマウント穴36側には、
通気防水素材92がストッパー91によって係止されて
いる。このように、連通孔86は通気防水素材92を通
じて本体32と外部とを連通しているので、水分や埃等
が本体32内に侵入することを防止できる(図7)。さ
らに、本体32を車両内にマウントする際には、マウン
ト穴36にはゴム製のマウント手段93が挿入される。
このマウント手段93の外周面に設けられた複数の溝部
93aとマウント穴36の内壁面との間を介してモータ
7は外部と連通することとなる。マウント手段93の中
心部には、マウント軸94が嵌入され、該マウント軸9
4が図示しない車体側のブラケットに取り付けられるこ
とで、本体32が車両にマウントされる。
【0027】このようにして、本体32と外部との間を
連通させる連通孔86(マウント穴36と給電穴50と
の連結)を設けたので、モータ7からの熱を給電穴50
を介して外部に逃がすことができると共に、モータ7と
本体32との間での圧力差を無くすことができ、モータ
7と本体32との間の隙間からの水等の吸い込みのおそ
れを防止することができる。また、連通孔86を通気防
水素材92で覆ったので本体32内部と外部とは空気の
みが行き来して水等の侵入を防止している。
【0028】以上本発明につき好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はなく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を
施し得るのはもちろんである。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る車両用アンチロックブレー
キ装置のポンプ作動用モータの取り付け構造によれば、
ヨークには、開口部から外方へ延出するフランジ部が設
けられ、ポンプ作動用モータがヨークのフランジ部を介
して前記装置本体に取り付けられ、ポンプ作動用モータ
と装置本体との間をシールするシール部材が、フランジ
部と装置本体との間の、ハウジングがヨークに嵌合する
部位より外側の位置に介装されるので、ブラシホルダー
とヨークとの間、およびブラシホルダーとハウジングと
の間でのシールの必要が無くなり、シールすべき部位が
1か所で済み、装置本体へのポンプ作動用モータの取り
付けの容易化とシール部材の部品点数削減を図ることが
できる。また、ハウジングには、ポンプ作動用モータの
内部と装置本体の内部とを連通する通気穴を形成すれ
ば、モータと外部とのシール性を確保しつつも装置本体
内とモータとの間では空気の行き来ができるため、モー
タ内部が完全に密閉されてしまった場合に、モータの発
熱等による、モータ内部と本体内部との圧力差を生じさ
せないようにすることができ、この圧力差によるモータ
と本体との間からの水などの異物の吸い込みを防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用アンチロックブレーキ装置の概略の全体
構成を示す説明図である。
【図2】車両用アンチロックブレーキ装置の装置本体の
外観構造および内部構造を示す一部断面図である。
【図3】図2に示した車両用アンチロックブレーキ装置
の装置本体の側面図である。
【図4】ポンプ作動用モータと装置本体との間の取り付
け構造を示す断面図である。
【図5】ポンプ作動用モータを本体側から見たところを
示す側面図である。
【図6】ポンプ作動用モータと、装置本体の外部との間
の空気の通気経路を説明するための一部断面図である。
【図7】マウント穴にマウント手段を挿入したところを
示す断面図である。
【図8】従来の車両用アンチロックブレーキ装置本体の
外観構造および内部構造を示す一部断面図である。
【符号の説明】
1 電子制御ユニット 2 アクチュエータ 3,4 リザーバ 5,6 プランジャポンプ 7 ポンプ駆動用モータ 8Fl,8Rr,8Rl,8Fr チェック弁 28 軸端用ボールベアリング 31 開口部 32 車両用アンチロックブレーキ装置の装置本体 34 コネクタ 36 マウント穴 38 ソレノイド 40 回転軸 41 回転軸の先端 42 偏心軸部 44,74 支持用ボールベアリング 46 作動用ボールベアリング 48 ターミナル 50 給電穴 51 ネジ穴 52 ネジ 54 ヨーク 55 フランジ部 56 段差部 58 マグネット 60 コア 62 マグネットワイヤ 64 整流子 66 ブラシ 68 ブラシホルダー 70 スプリング 72 ハウジング 76 ネジ挿入穴 78,82 凹部 80 シール部材 83 通気穴 84 凸部 85 隙間 86 連通孔 91 ストッパー 92 通気防水素材 93 マウント手段 94 マウント軸
フロントページの続き Fターム(参考) 3D049 BB30 BB32 BB33 CC02 HH12 HH53 JJ06 LL05 PP08 5H605 AA02 AA03 AA07 AA08 BB05 CC01 CC02 CC03 CC04 CC05 CC07 CC08 DD03 DD05 DD07 DD09 DD32 EA06 EA12 EA21 EB10 EC08 EC20 FF01 GG06 GG12 GG16 5H607 AA02 AA05 AA06 BB01 BB14 CC01 CC03 CC05 CC09 DD01 DD02 DD03 DD08 DD09 DD17 DD19 EE06 FF06 FF12 FF24 GG01 GG08 JJ05 JJ10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用アンチロックブレーキ装置の装置
    本体側に向けて開口している開口部が形成されている有
    底円筒状のヨークと、 該ヨークの内壁に組み付けられたマグネットを有する固
    定子と、 一端側が前記装置本体に挿入されて回転自在に支持され
    ると共に、該装置本体の液圧回路に設けられたポンプを
    作動する偏心軸部を有する回転軸と、 該回転軸に装着された回転子および整流子と、 該整流子に前記装置本体側より給電可能なブラシを保持
    するブラシホルダーと、 前記ヨークに嵌合して開口部を覆い、該ヨークと前記装
    置本体側との間に介装されるハウジングとを備えたポン
    プ作動用モータを、前記装置本体に取り付ける取り付け
    構造において、 前記ヨークには、前記開口部から外方へ延出するフラン
    ジ部が設けられ、 前記ポンプ作動用モータが、前記ヨークのフランジ部を
    介して前記装置本体に取り付けられ、 前記ポンプ作動用モータと前記装置本体との間をシール
    するシール部材が、前記フランジ部と前記装置本体との
    間の、前記ハウジングがヨークに嵌合する部位より外側
    の位置に介装されていることを特徴とする車両用アンチ
    ロックブレーキ装置のポンプ作動用モータの取り付け構
    造。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングには、前記ポンプ作動用
    モータの内部と前記装置本体の内部とを連通する通気穴
    が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両
    用アンチロックブレーキ装置のポンプ作動用モータの取
    り付け構造。
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