JP2009085103A - ドライヤ付き空気圧縮装置 - Google Patents

ドライヤ付き空気圧縮装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009085103A
JP2009085103A JP2007256568A JP2007256568A JP2009085103A JP 2009085103 A JP2009085103 A JP 2009085103A JP 2007256568 A JP2007256568 A JP 2007256568A JP 2007256568 A JP2007256568 A JP 2007256568A JP 2009085103 A JP2009085103 A JP 2009085103A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
compressor
passage
dryer
scroll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007256568A
Other languages
English (en)
Inventor
Shunsuke Mori
俊介 森
Kazutaka Suefuji
和孝 末藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2007256568A priority Critical patent/JP2009085103A/ja
Publication of JP2009085103A publication Critical patent/JP2009085103A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)
  • Compressor (AREA)

Abstract

【課題】 圧縮機の発熱部を効果的に冷却することにより、温度上昇による運転効率の低下、潤滑不良等を防止する。
【解決手段】 給排配管32、戻し通路26、戻し弁28、第1の戻し配管35、第2の戻し配管36からなる排出流路37の途中、例えば第1の戻し配管35と第2の戻し配管36との間に圧縮機1の発熱部となる旋回スクロール4の鏡板4Aを介在させる構成とした。これにより、エアサスペンション33から排出されて断熱膨張の作用で冷えた空気が排出流路37を介してエアドライヤ20に戻される間に、この排出空気を利用して中央部分を含む各スクロール3,4、旋回軸受7等を積極的に冷却することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば自動車等の車両に搭載され、エアサスペンション等に圧縮空気を給排するのに好適に用いられるドライヤ付き空気圧縮装置に関する。
一般に、車高調整装置として車両に搭載されるエアサスペンションは、例えば積載重量の変化等に応じて車両高さ(車高)が変わるのを抑えると共に、運転者の好み等に応じて車高を適宜に調整するために、車載の空気圧縮機(エアコンプレッサ)から圧縮空気が給排されるものである。
このようなエアサスペンション用の空気圧縮機としては、例えば往復動式圧縮機からなるドライヤ付き空気圧縮装置が使用される。そして、往復動式空気圧縮機は、シリンダ内でピストンを往復動させることにより圧縮した空気をエアドライヤで乾燥させ、乾燥した圧縮空気をエアサスペンション等の空圧機器に供給する構成としている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−264375号公報
この特許文献1の従来技術では、シリンダ内で圧縮した空気が発熱して高温になる。しかし、往復動式圧縮機は、低温の外気の吸込みと高温の圧縮空気の吐出とを交互に行うものであるから、発熱部の温度上昇は低く抑えることができる。
一方、空気圧縮機に静粛性を求める場合には、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回動作させて圧縮空気を吐出するスクロール式空気圧縮機が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−233903号公報
ところで、上述した特許文献2の従来技術は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回動作させることにより、外周側から吸込んだ空気を中央に向けて順次縮小し、中央から圧縮空気を吐出するものである。このために、スクロール式空気圧縮機の場合、圧縮熱等による発熱が各スクロールの中央部分で常に生じることになる。
しかし、各スクロールの中央部分は、外気等による冷却が難しく、特にエアサスペンションに用いた場合には、密閉構造ないし防水構造となるから、内部が密閉されて温度上昇し易い。これにより、スクロール式空気圧縮機の運転効率の低下、潤滑不良等を生じる虞がある。
本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもので、本発明の目的は、圧縮機の発熱部を効果的に冷却することにより、温度上昇による運転効率の低下、潤滑不良等を防止できるようにしたドライヤ付き空気圧縮装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1の発明が採用する構成は、外部から吸込んだ空気を圧縮して吐出する圧縮機と、該圧縮機の吐出側に接続され圧縮空気を乾燥させて流出すると共に戻されて流入する排出空気により再生されるエアドライヤと、該エアドライヤにより乾燥した圧縮空気を外部の空圧機器に向けて供給する供給流路と、前記エアドライヤを再生するために前記空圧機器から前記エアドライヤを経由して外部に空気を排出する排出流路とを備え、前記排出流路の途中に前記圧縮機の発熱部を介在させることにより、前記空圧機器から前記エアドライヤを経由する排出空気により前記圧縮機の発熱部を冷却する構成としている。
請求項2の発明によると、前記圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回させて圧縮空気を吐出するスクロール式圧縮機であり、前記発熱部は、前記固定スクロール、旋回スクロールおよびこれらの周辺部であり、前記排出流路は、前記旋回スクロールの背面側で排出空気を流通させる構成としたことにある。
請求項3の発明によると、前記圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回させて圧縮空気を吐出するスクロール式圧縮機であり、前記発熱部は、前記固定スクロール、旋回スクロールおよびこれらの周辺部であり、前記排出流路は、前記2つのスクロール間で排出空気を流通させる構成としたことにある。
請求項4の発明によると、前記圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回させて圧縮空気を吐出するスクロール式圧縮機であり、該スクロール式圧縮機は、前記旋回スクロールを回転駆動する電動モータと、該電動モータが一側に取付けられて前記固定スクロールが他側に取付けられると共に前記旋回スクロールが内部に設けられたケーシングとを有し、前記発熱部は、前記固定スクロール、旋回スクロールおよびこれらの周辺部であり、前記排出流路は、前記ケーシングに設けられて前記旋回スクロールとは隔離されたケーシング流路を含む構成としたことにある。
請求項5の発明によると、前記発熱部は、前記空圧機器と前記エアドライヤとの間に配置する構成としたことにある。
請求項6の発明によると、前記発熱部は、前記エアドライヤよりも外部側に配置する構成としたことにある。
請求項1の発明によれば、外部の空圧機器に圧縮空気を供給する場合には、圧縮機を駆動し、該圧縮機から吐出された圧縮空気をエアドライヤに流入させることにより、乾燥した圧縮空気を供給流路を介して外部の空圧機器に供給することができる。また、空圧機器から空気を排出する場合には、空圧機器からの排出空気を排出流路を介してエアドライヤに戻すことにより、この排出空気によってエアドライヤを再生しつつ外部に排出することができる。
ここで、圧縮機を駆動しているときには、空気を圧縮したときの圧縮熱、機械的な摩擦熱等により熱を発生し、この発熱部によって運転効率の低下、潤滑不良等を招いてしまう。
そこで、本発明では、排出流路の途中に圧縮機の発熱部を介在させる構成としている。これにより、空圧機器から排出流路を経由してエアドライヤに戻される排出空気を利用して前記圧縮機の発熱部を冷却することができる。この結果、冷却ファン、放熱フィン等を別途用意することなく、圧縮機の発熱部を効果的に冷却することができ、簡単な構造で圧縮機を冷却し、運転効率の向上でき、また熱によって潤滑油等が劣化することもなく、良好な潤滑によって各部の寿命を延ばすことができる。
請求項2の発明によれば、圧縮機が、固定スクロールと旋回スクロールとからなるスクロール式圧縮機である場合、圧縮熱等による発熱が各スクロールの中央部分およびこれらの周辺部で常に生じるから、この中央部分が温度上昇する。そこで、排出流路は、前記旋回スクロールの背面側で排出空気を流通させる構成としている。これにより、空圧機器から排出流路を経由してエアドライヤに戻される排出空気によって、圧縮機の発熱部を旋回スクロールの背面側から冷却することができる。この結果、外気等による冷却が難しい各スクロールの中央部分を効果的に冷却することができる。
請求項3の発明によれば、圧縮機が、固定スクロールと旋回スクロールとからなるスクロール式圧縮機である場合、圧縮熱等による発熱が各スクロールの中央部分およびこれらの周辺部で常に生じるから、この中央部分が温度上昇する。そこで、排出流路は、各スクロール間で排出空気を流通させる構成としている。これにより、空圧機器から排出流路を経由してエアドライヤに戻される排出空気によって、圧縮機の発熱部を各スクロール間を通じて直接的に冷却することができる。この結果、外気等による冷却が難しい各スクロールの中央部分を効果的に冷却することができる。
請求項4の発明によれば、圧縮機が、固定スクロールと旋回スクロールとからなるスクロール式圧縮機である場合、圧縮熱等による発熱が各スクロールの中央部分およびこれらの周辺部で常に生じるから、この中央部分が温度上昇する。そこで、排出流路は、旋回スクロールとは隔離した状態でケーシングに設けているから、空圧機器から排出流路を経由してエアドライヤに戻される排出空気によって、圧縮機の発熱部をケーシングから冷却することができる。この結果、外気等による冷却が難しい各スクロールの中央部分を効果的に冷却することができる。
また、排出流路を、旋回スクロールと隔離してケーシングに設けたことにより、例えば排出空気に圧縮機内の油分が混入するのを防止でき、ドライヤを効率よく再生することができる。
請求項5の発明によると、発熱部を、空圧機器とエアドライヤとの間に配置しているから、空圧機器から戻される冷えた圧縮空気で発熱部を冷却することができる。
請求項6の発明によれば、発熱部を、エアドライヤよりも外部側に配置しているから、油分(グリース等)がドライヤ内に侵入する虞がなく、ドライヤの寿命を延ばすことができる。
以下、本発明の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置を、車載用のスクロール式空気圧縮装置に適用した場合を例に挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
まず、図1および図2は本発明による圧縮装置の第1の実施の形態を示している。
1はドライヤ付き空気圧縮装置を構成するスクロール式空気圧縮機(以下、圧縮機1という)で、該圧縮機1は、外部から吸込んだ空気を圧縮して吐出するものである。
ここで、圧縮機1の構成について説明すると、2は圧縮機1の外殻をなすケーシングで、該ケーシング2は、筒部2Aと、該筒部2Aの軸方向の一側を閉塞して設けられた底部2Bとにより、軸方向の他側が開口した有底筒状体として形成されている。そして、ケーシング2には、筒部2Aの他側に後述の固定スクロール3が取付けられ、底部2Bに後述の電動モータ5が取付けられている。
3はケーシング2の筒部2Aの他側に固定して設けられた固定スクロールで、該固定スクロール3は、例えばアルミニウム等の金属材料、またはその合金材料等を用いて形成されている。そして、固定スクロール3は、円板状の鏡板3Aと、該鏡板3Aの表面から軸方向に立設された渦巻状のラップ部3Bと、該ラップ部3Bを外側から取囲むように鏡板3Aの外周側に設けられた筒状の支持部3Cとにより大略構成されている。
また、固定スクロール3には、鏡板3Aおよび支持部3Cの外周側から外向きに突出した位置に直方体状の通路ブロック部3Dが一体的に設けられている。そして、通路ブロック部3D内には、後述の吸込通路10、弁収容穴部13、給排気通路15、排気通路16等が形成されている。また、通路ブロック部3Dの外側面には、給排気通路15側に後述のエアドライヤ20が取付けられ、排気通路16側に排気弁17が取付けられている。
一方、固定スクロール3の鏡板3Aには、その背面側に多数枚の放熱フィン3Eが設けられ、これらの放熱フィン3Eは互いに平行に延びている。そして、各放熱フィン3Eは、固定スクロール3の鏡板3Aを背面側から冷却するものである。
4は固定スクロール3に対向してケーシング2内に旋回可能に設けられた旋回スクロールである。この旋回スクロール4は、固定スクロール3とほぼ同様の金属材料等を用いて形成されている。そして、旋回スクロール4は、円板状の鏡板4Aと、該鏡板4Aの表面から固定スクロール3の鏡板3Aに向けて軸方向に立設された渦巻状のラップ部4Bと、鏡板4Aの裏面中央に突設され後述の駆動軸6が連結されるボス部4C等とにより構成されている。
5はケーシング2の底部2Bに取付けられた電動モータで、該電動モータ5は、ケーシング2の底部2Bに固定して取付けられている。そして、電動モータ5は、外部からの給電により後述の駆動軸6を回転駆動するものである。
6はケーシング2内に回転可能に設けられた駆動軸で、該駆動軸6は、電動モータ5によって回転駆動されるもので、基端側が電動モータ5の出力軸(図示せず)に取付けられている。また、駆動軸6の先端側には、旋回軸受7を介して旋回スクロール4のボス部4Cが偏心した位置に旋回可能に連結されている。
また、8はケーシング2と旋回スクロール4の背面側との間に設けられた複数、例えば3個の自転防止機構である。これらの自転防止機構8は、旋回スクロール4の自転を防止するものである。これにより、駆動軸6を回転駆動したときには、該駆動軸6の軸線を中心として旋回スクロール4が一定の旋回半径をもって旋回動作する。
ここで、旋回スクロール4のラップ部4Bは、固定スクロール3のラップ部3Bに対し例えば180度ずらして重なり合うように配設されている。そして、両者のラップ部3B,4B間には複数の圧縮室9が画成されている。
10は固定スクロール3の支持部3Cから通路ブロック部3Dに亘って設けられた吸込通路である。この吸込通路10には、外気を吸込む上流側に吸込フィルタ10A(図2参照)が取付けられ、下流側は各スクロール3,4間に画成される外径側の圧縮室9に連通している。
また、11は固定スクロール3の中央に設けられた吐出口である。この吐出口11は、中央に位置する高圧な圧縮室9に連通することにより、この圧縮室9から外部に向けて圧縮空気を吐出するものである。そして、吐出口11は、後述の吐出配管12、弁収容穴部13、給排気通路15を介してエアドライヤ20に接続されている。
12は上流側が吐出口11に接続して設けられた吐出配管で、該吐出配管12の下流側は固定スクロール3の通路ブロック部3Dに設けられた弁収容穴部13に接続されている。また、弁収容穴部13には、チェック弁14が収容され、該チェック弁14は、吐出配管12から弁収容穴部13内に向けて圧縮空気が流通するのを許し、逆向きの流れを阻止する。即ち、チェック弁14は、後述の給排気通路15から逆向きに排出される排出空気に対して閉弁状態を保ち、この排出空気を後述の排気通路16に向けて流通させるものである。
15は固定スクロール3の通路ブロック部3D内に設けられた給排気通路である。この給排気通路15は、弁収容穴部13と後述するエアドライヤ20とを接続している。そして、給排気通路15は、圧縮室9から吐出口11、吐出配管12、弁収容穴部13を介して吐出された圧縮空気をエアドライヤ20に向けて流通させる。また、給排気通路15は、エアドライヤ20から排出される圧縮空気(排出空気)を後述の排気通路16に向けて流通するものである。
16は固定スクロール3の通路ブロック部3Dに設けられた排気通路である。この排気通路16は、弁収容穴部13に接続された第1の排気路16Aと、吸込通路10に接続された第2の排気路16Bとにより構成されている。そして、排気通路16は、第1の排気路16Aと第2の排気路16Bとの間が後述の排気弁17によって連通、遮断される。
17は固定スクロール3の通路ブロック部3Dに取付けられた排気弁で、該排気弁17は、電磁式の開閉弁として構成され、後述のコントロールユニット38に電気的に接続されている。そして、排気弁17は、後述のエアサスペンション33に圧縮空気を供給するときに排気通路16の第1の排気路16Aと第2の排気路16Bとの間を遮断し、エアサスペンション33から戻された空気を排出するときに、第1の排気路16Aと第2の排気路16Bとの間を連通するものである。
18はケーシング2の底部2Bに設けられた流入側接続口で、該流入側接続口18には、後述の第1の戻し配管35が接続されている。また、19は例えば流入側接続口18と径方向の反対側に位置してケーシング2の底部2Bに設けられた流出側接続口で、該流出側接続口19には、後述の第2の戻し配管36が接続されている。これにより、流入側接続口18から流入した空気は、旋回スクロール4の鏡板4Aの背面側を通って流出側接続口19から流出する。
次に、圧縮機1から吐出された圧縮空気を乾燥させるためのエアドライヤ20の構成について述べる。
20はドライヤ付き空気圧縮装置を構成するエアドライヤで、該エアドライヤ20は、通路ブロック部3Dの給排気通路15に接続して設けられている。また、エアドライヤ20は、圧縮機1から吐出された圧縮空気に含まれる水分を除去し、乾燥した圧縮空気を後述のエアサスペンション33に供給するものである。そして、エアドライヤ20は、後述のドライヤケース21、水分吸着剤22、給気通路23、チェック弁24,31、戻し通路26、戻し弁28等により大略構成されている。
21はエアドライヤ20の外形をなすドライヤケースである。このドライヤケース21は、有底筒状のケース本体21Aと、該ケース本体21Aの開口側を閉塞して取付けられた蓋体21Bとにより中空な密閉容器として形成されている。そして、ドライヤケース21は、ケース本体21Aの底部側に設けられた接続筒部21Cが給排気通路15に連通するように、固定スクロール3の通路ブロック部3Dに螺着等の手段を用いて取付けられている。
22はドライヤケース21内に仕切板22A,22B等を介して収容された水分吸着剤である。この水分吸着剤22は、例えばシリカゲル等の乾燥剤により構成されている。
23はドライヤケース21の蓋体21Bに設けられた給気通路で、該給気通路23には、水分吸着剤22側となる上流側に位置してチェック弁24が収容されている。一方、給気通路23の下流側は給排気用接続口25となっている。ここで、チェック弁24は、水分吸着剤22によって乾燥した圧縮空気が給気通路23を通じてエアサスペンション33に向けて流通するときに開弁し、それ以外のときには閉弁している。
26はドライヤケース21の蓋体21Bに設けられた戻し通路である。この戻し通路26は、給気通路23に接続された第1の戻し路26Aと、後述する第1の戻し配管35に接続される第2の戻し路26Bとにより構成され、第2の戻し路26Bの先端には第1の戻し配管接続口27が設けられている。そして、戻し通路26は、第1の戻し路26Aと第2の戻し路26Bとの間が後述の戻し弁28によって連通、遮断される。また、第1の戻し配管接続口27には、後述する第1の戻し配管35の上流側が接続されている。
28はドライヤケース21の蓋体21Bに設けられた戻し弁で、該戻し弁28は、電磁式の開閉弁として構成され、後述のコントロールユニット38に電気的に接続されている。そして、戻し弁28は、後述のエアサスペンション33に圧縮空気を供給するときに戻し通路26の第1の戻し路26Aと第2の戻し路26Bとの間を遮断し、エアサスペンション33から空気を戻すときに、第1の戻し路26Aと第2の戻し路26Bとの間を連通するものである。
また、29はドライヤケース21の蓋体21Bに設けられた流入通路で、該流入通路29の上流側は、外部に開口して第2の戻し配管接続口30となっている。また、流入通路29には、水分吸着剤22側となる下流側に位置してチェック弁31が収容されている。このチェック弁31は、エアサスペンション33から戻された空気を流入通路29を通じて水分吸着剤22側に流通するときに開弁し、それ以外のときには閉弁している。
そして、エアドライヤ20は、ドライヤケース21の接続筒部21Cから給気通路23に向けて圧縮空気が流通するときに、この圧縮空気を内部の水分吸着剤22に接触させることにより水分を吸着し、乾燥した圧縮空気を後述のエアサスペンション33に向けて供給する。
一方、エアサスペンション33から圧縮空気を排出するときには、戻し弁28を開弁することにより、戻し通路26、戻し配管35,36、流入通路29等を介して乾燥した圧縮空気を、ドライヤケース21内で接続筒部21Cに向けて逆流させることにより、この乾燥空気により水分吸着剤22から水分を脱着させ、この吸着剤22を再び水分を吸着可能に再生させる。
次に、エアドライヤ20からエアサスペンション33に至る経路について説明する。
32はエアドライヤ20の吐出側に設けられた給排配管である。この給排配管32は、一端がエアドライヤ20の給排気用接続口25に接続され、他端が例えば4つに分岐してそれぞれ後述のエアサスペンション33に接続されている。ここで、給排配管32は、エアドライヤ20により乾燥した圧縮空気を各エアサスペンション33に向けて供給する供給流路を構成している。また、給排配管32は、後述の排出流路37の一部も兼ねている。
33は車両に搭載された空圧機器としての複数のエアサスペンション(1個のみ図示)で、このエアサスペンション33は、車両の車軸側と車体側(いずれも図示せず)との間にそれぞれ設けられ、例えば4輪自動車の場合には、前輪側の2個と後輪側の2個との合計4個配設される。そして、エアサスペンション33は、シリンダ33Aとピストンロッド33Bとの間に空気室33Cが形成され、該空気室33Cには、給排配管32の先端側が給排制御弁34を介して接続されている。
ここで、エアサスペンション33は、給排制御弁34を開弁し、圧縮機1からエアドライヤ20、給排配管32等を介して空気室33Cに圧縮空気を流入させることにより、ピストンロッド33Bを伸ばして車高を高くする。一方、空気室33Cから空気を排出することにより、ピストンロッド33Bを縮小して車高を低くすることができる。
さらに、圧縮機1を冷却するために、圧縮機1とエアドライヤ20の間で排出空気を流通する経路について説明する。
35はエアドライヤ20と圧縮機1との間に設けられた第1の戻し配管である。この第1の戻し配管35は、一端が給排配管32に連通可能な第1の戻し配管接続口27に接続され、他端が旋回スクロール4の背面側に連通する流入側接続口18に接続されている。
また、36はエアドライヤ20と圧縮機1との間に設けられた第2の戻し配管である。この第2の戻し配管36は、一端が旋回スクロール4の背面側に連通する流出側接続口19に接続され、他端がドライヤケース21内に連通可能な第2の戻し配管接続口30に接続されている。
37は各エアサスペンション33から排出された空気をエアドライヤ20に戻すための排出流路である。この排出流路37は、エアドライヤ20の水分吸着剤22を再生するために、エアサスペンション33の乾燥した空気を逆流させるものである。そして、排出流路37は、給排配管32、給気通路23、戻し通路26、戻し弁28、第1の戻し配管35、第2の戻し配管36等により構成されている。
この上で、排出流路37の途中、即ち、第1の戻し配管35と第2の戻し配管36との間には、圧縮機1の発熱部となる旋回スクロール4の背面側が介在されている。ここで、エアサスペンション33から排出される(戻される)空気は、空気室33C内で圧縮された状態から急激に膨張するために断熱膨張を生じ、温度低下して冷えた空気となる。
従って、エアサスペンション33からの排出空気を、第1の戻し配管35を通じてケーシング2内に流入させ、旋回スクロール4の背面側に沿って流通することにより、各スクロール3,4の中央の発熱部、旋回軸受7等を積極的に冷却することができる。その後、発熱部を冷却した空気は、第2の戻し配管36、流入通路29を介してエアドライヤ20のドライヤケース21内に流入させ、水分吸着剤22を再生した後に外部に排出される。
なお、38はマイクロコンピュータ等により構成されたコントロールユニットで、該コントロールユニット38は、電動モータ5、排気弁17、戻し弁28、給排制御弁34等に電気的に接続されている。そして、コントロールユニット38は、エアサスペンション33の空気室33C内に圧縮空気を供給または排出するための制御処理を行うものである。
第1の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置は、上述の如き構成を有するもので、次に、車高を調整する場合の空気の流れについて説明する。
まず、エアサスペンション33により車高を高くする場合には、コントロールユニット38からの信号で電動モータ5を駆動し、圧縮機1を作動させる。これにより、圧縮機1の旋回スクロール4が固定スクロール3に対して旋回運動し、両者の間の各圧縮室9を連続的に縮小させる。
また、固定スクロール3の排気弁17を閉弁し、排気通路16を遮断する。また、エアドライヤ20の戻し弁28を閉弁し、戻し通路26を遮断する。さらに、給排制御弁34を開弁し、エアサスペンション33に繋がる給排配管32を連通状態にする。これにより、圧縮機1から吐出された圧縮空気は、吐出配管12、弁収容穴部13、給排気通路15、接続筒部21Cを通ってドライヤケース21内に供給され、水分吸着剤22に接触することにより水分が吸着され、乾燥した圧縮空気となる。
そして、乾燥した圧縮空気は、給気通路23、給排配管32、給排制御弁34を介して車両のエアサスペンション33の空気室33Cに供給される。これにより、エアサスペンション33は、ピストンロッド33Bをシリンダ33Aから伸長させ、車体を上昇させる。
次に、車両の車高を低くする場合について説明する。まず、電動モータ5を停止させ、圧縮機1の運転を止めた状態で、排気弁17、戻し弁28および給排制御弁34を開弁する。これにより、エアサスペンション33の空気室33Cから空気が排出される。この排出空気は、空気室33C内で圧縮された状態から給排配管32に排出(放出)されて急激に膨張するために、断熱膨張を生じて温度が低下し冷えた空気となる。
そして、エアサスペンション33から排出された冷えた空気は、排出流路37を構成する給排配管32、給気通路23、戻し通路26、戻し弁28、第1の戻し配管35を介して流入側接続口18から圧縮機1のケーシング2内に流入する。このときに、ケーシング2内に流入した冷えた空気は、旋回スクロール4の鏡板4Aの背面に沿って流れ、発熱源となる中央部分を含む各スクロール3,4、旋回軸受7等を積極的に冷却する。
また、各スクロール3,4等を冷却した空気は、流出側接続口19、第2の戻し配管36、流入通路29、チェック弁31介してエアドライヤ20のドライヤケース21内に逆流する方向で流通する。これにより、ドライヤケース21内では、乾燥した圧縮空気が供給時と逆方向に流れることにより水分吸着剤22に含まれる水分が空気中に移り、水分吸着剤22が再び水分を吸着可能な状態に再生される。
その後、エヤドライヤ20から水分を含んで流出する空気は、接続筒部21C、給排気通路15、弁収容穴部13に流れる。このときにはチェック弁14が閉弁しているから、弁収容穴部13に流れる空気は、排気通路16、排気弁17、吸入通路10を介して吸込フィルタ10Aから大気中に排出される。
かくして、第1の実施の形態によれば、給排配管32、戻し通路26、流入通路29、第1の戻し配管35、第2の戻し配管36等からなる排出流路37の途中、例えば第1の戻し配管35と第2の戻し配管36との間に圧縮機1の発熱部となる旋回スクロール4の鏡板4A側を介在させる構成としている。これにより、エアサスペンション33から排出されて断熱膨張の作用で冷えた空気が、排出流路37を介してエアドライヤ20に戻される間に、この排出空気を利用して中央部分を含む各スクロール3,4、旋回軸受7等を積極的に冷却することができる。
従って、エアドライヤ20の水分吸着剤22を再生するためにエアサスペンション33から排出されてエアドライヤ20に戻される排出空気を活用して圧縮機1の発熱部を冷却することができる。
この結果、圧縮機1は、冷却ファン、放熱フィン等を別途設けることなく、各スクロール3,4、旋回軸受7等を効果的に冷却することができる。これにより、簡単な構造で圧縮機1を冷却できるから、圧縮運転の効率を向上することができる。また、冷却効率の向上により潤滑油等を適正な温度に保つことができ、適正な潤滑によって各動作部の寿命を延ばすことができる。
特に、スクロール式空気圧縮機1の場合、旋回スクロール4がケーシング2内に収容されており、外気による冷却が困難である。しかし、本実施の形態の場合、エアサスペンション33からエアドライヤ20に戻される排出空気を、ケーシング2内で流通させることにより、旋回スクロール4を背面側から強制冷却することができ、冷却効率を高めることができる。
また、エアサスペンション33から排出された空気をケーシング2内で流通する構成としている。この排出空気は供給時にエアドライヤ20によって乾燥されている。従って、乾燥した排出空気を冷却風として用いることにより、ケーシング2、旋回スクロール4等の錆付き、腐食等を防止することができ、寿命や信頼性を向上することができる。
さらに、発熱部となる各スクロール3,4、旋回軸受7等は、エアサスペンション33とエアドライヤ20との間に配置しているから、エアサスペンション33から戻される冷えた圧縮空気で各スクロール3,4等とこの周辺部を効率よく冷却することができる。
次に、図3ないし図5は本発明による圧縮装置の第2の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、排出流路を、各スクロール間に生じる発熱部を冷却するために該各スクロール間で排出空気を流通させる構成としたことにある。なお、第2の実施の形態では、固定スクロール、エアドライヤ、吸排通路等を除いて、前述した第1の実施の形態と変わるところがないので、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
まず、第2の実施の形態によるスクロール式空気圧縮機41(以下、圧縮機41という)について説明する。この圧縮機41は、第1の実施の形態による圧縮機1とほぼ同様に、外部から吸込んだ空気を圧縮して吐出するものである。
42は圧縮機41を構成する第2の実施の形態による固定スクロールである。この固定スクロール42は、第1の実施の形態による固定スクロール3とほぼ同様に、鏡板42A、ラップ部42B、支持部42C、通路ブロック部42D、放熱フィン42Eにより大略構成されている。しかし、第2の実施の形態による固定スクロール42は、通路ブロック部42Dに設けた通路が、後述の吸込通路43と給排気通路47の2つの通路だけとなっている点で、第1の実施の形態による固定スクロール3と相違している。
43は固定スクロール42の支持部42Cから通路ブロック部42Dに亘って設けられた吸込通路である。この吸込通路43の一端は、外部に開口して吸込配管接続口44となっている。ここで、第2の実施の形態による吸込通路43は、圧縮するための空気を圧縮室9に向けて供給するばかりではなく、各スクロール42,4間を冷却するための排出空気を圧縮室9に向けて供給するものである。
45は固定スクロール42の鏡板42Aの中央に設けられた吐出口である。また、46は一端が吐出口45に接続して設けられた吐出配管で、該吐出配管46の他端は固定スクロール42の通路ブロック部42Dに設けられた給排気通路47に接続されている。これらの吐出口45、吐出配管46および給排気通路47は、エアドライヤ48に向けて空気を供給するばかりではなく、排出空気が逆方向に流通するものでる。
次に、本実施の形態によるエアドライヤとエアドライヤへの給排気系統について説明する。
48は通路ブロック部42Dの給排気通路47に接続して設けられた第2の実施の形態によるエアドライヤである。49は該エアドライヤ48を構成するドライヤケースである。このドライヤケース49は、ケース本体49Aと蓋体49Bとにより中空な密閉容器として形成され、接続筒部49Cが給排気通路47に連通するように通路ブロック部42Dに取付けられている。
50はドライヤケース49の蓋体49Bに設けられた吸排通路で、該給排通路50には吸込フィルタ50A(図4,図5参照)が取付けられている。また、51は蓋体49Bに設けられた圧縮機側通路で、該圧縮機側通路51には、吸込配管接続口52が設けられている。また、53は蓋体49Bに設けられた給気通路で、該給気通路53には、エアドライヤ48から空気が流出するのを許し逆方向の流れを阻止するチェック弁54が設けられている。さらに、55は蓋体49Bに設けられたエアサス側通路で、該エアサス側通路55には、給排配管接続口56が設けられている。
そして、吸排通路50、エアサス側通路55と圧縮機側通路51、給気通路53とは、後述の通路切換弁57によって2通りの切換え位置で接続することができる。また、エアサス側通路55の給排配管接続口56には、エアサスペンション33との間で圧縮空気を給排する給排配管32が接続されている。
57はドライヤケース49の蓋体49Bに設けられた通路切換弁である。この通路切換弁57は、コントロールユニット38に電気的に接続され、2つの切換位置57A,57Bに切換えるものである。詳しくは、通路切換弁57は、エアサスペンション33に圧縮空気を供給するときに、図4に示す如く、切換位置57Aにあって吸排通路50と圧縮機側通路51とを接続し、エアサス側通路55と給気通路53とを接続する。一方、通路切換弁57は、エアサスペンション33から空気を排出するときに、図5に示す如く、切換位置57Bにあって吸排通路50と給気通路53とを接続し、エアサス側通路55と圧縮機側通路51とを接続する。
58は固定スクロール42の通路ブロック部42Dとドライヤケース49の蓋体49Bとの間に設けられた吸込配管である。この吸込配管58は、一端が吸込配管接続口44を介して吸込通路43に接続され、他端が吸込配管接続口52を介して圧縮機側通路51に接続されている。
ここで、圧縮機41の吐出口45から吐出された圧縮空気は、図3、図4に示すように、吐出配管46、給排気通路47、接続筒部49Cを流れてエアドライヤ48のドライヤケース49内に流入し、水分が除去されて乾燥した状態で、給気通路53、エアサス側通路55、供給流路をなす給排配管32を通じてエアサスペンション33に供給される。
59は各エアサスペンション33から排出された空気をエアドライヤ48に戻すための第2の実施の形態による排出流路である。この排出流路59は、エアドライヤ48の水分吸着剤22を再生するために、エアサスペンション33の乾燥した空気を逆流させるものである。そして、排出流路59は、給排配管32、エアサス側通路55、通路切換弁57、圧縮機側通路51、吸込配管58、吸込通路43、吐出口45、吐出配管46、給排気通路47等により構成されている。
この上で、排出流路59の途中、具体的には吐出口45と吸込通路43との間に、圧縮機1の発熱部となる固定スクロール42のラップ部42Bと旋回スクロール4のラップ部4Bが介在されている。これにより、エアサスペンション33から排出した空気をエアドライヤ48に戻すときには、この排出空気によって各スクロール42,4間を直接的に冷却することができる。
第2の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置は、上述の如き構成を有するもので、次に、車高を調整する場合の空気の流れについて説明する。
まず、車高を高くするためにエアサスペンション33に圧縮空気を供給する場合には、図3、図4に示すように、通路切換弁57が切換位置57Aにあって吸排通路50と圧縮機側通路51とを接続し、エアサス側通路55と給気通路53とを接続する。この状態で、電動モータ5によって旋回スクロール4を旋回駆動することにより、吸込フィルタ10Aから吸込んだ外気を吸排通路50、通路切換弁57、圧縮機側通路51、吸込配管58、吸込通路43を介して圧縮機41の圧縮室9に供給することができる。
また、圧縮室9で圧縮して吐出口45から吐出された圧縮空気は、吐出配管46、給排気通路47、接続筒部49Cを介してエアドライヤ48のドライヤケース49内に流入する。このエアドライヤ48で水分が除去されて乾燥した圧縮空気は、給気通路53、通路切換弁57、エアサス側通路55、給排配管32を通じてエアサスペンション33に供給することができる。
一方、エアサスペンション33から排出される空気は、図5に示すように、通路切換弁57を切換位置57Bに切換えることにより、排出流路59を構成する給排配管32、エアサス側通路55、圧縮機側通路51、吸込配管58、吸込通路43、吐出口45、吐出配管46、給排気通路47を介してエアドライヤ48のドライヤケース49内に戻すことができる。
このときに、エアサスペンション33から排出される空気は、断熱膨張を生じて温度が低下した状態で、排出流路59を通って発熱源となる各スクロール42,4間に供給され、各スクロール42,4の間の隙間を流通することにより、これらを周囲から中央部分まで満遍なく冷却することができる。
また、各スクロール42,4を冷却した空気は、吐出口45、吐出配管46、給排気通路47を介してエアドライヤ48のドライヤケース49内に戻ることにより、水分吸着剤22を再び水分を吸着可能な状態に再生する。
そして、エヤドライヤ48から水分を含んで流出する空気は、給気通路53、通路切換弁57、吸排通路50を介して吸込フィルタ10Aから大気中に排出することができる。
第2の実施の形態は、以上のように構成されるが、この第2の実施の形態においても、前述した第1の実施の形態とほぼ同様に、圧縮機41の発熱部となる各スクロール42,4を冷却するという作用効果を得ることができる。
特に、第2の実施の形態によれば、エアサスペンション33からエアドライヤ48に戻される排出空気が流通する排出流路59の途中、例えば吐出口45と吸込通路43との間に、圧縮機41の発熱部となる固定スクロール42のラップ部42Bと旋回スクロール4のラップ部4Bを介在している。これにより、エアサスペンション33から排出流路59を経由してエアドライヤ48に戻される排出空気によって、圧縮機41の発熱部となる各スクロール42,4間を直接的に冷却することができる。この結果、外気等による冷却が難しい各スクロール42,4の中央部分を効果的に冷却することができる。
次に、図6は本発明による圧縮装置の第3の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、各スクロール間に生じる発熱部を冷却するために旋回スクロールの背面側と各スクロール間との両方で排出空気を流通させる構成としたことにある。なお、第3の実施の形態では、固定スクロール、エアドライヤ、吸排通路等を除いて、前述した第1の実施の形態と変わるところがないので、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
まず、第3の実施の形態によるスクロール式空気圧縮機61(以下、圧縮機61という)について説明する。この圧縮機61は、第1の実施の形態による圧縮機1とほぼ同様に、外部から吸込んだ空気を圧縮して吐出するものである。
62は圧縮機61を構成する第3の実施の形態による固定スクロールである。この固定スクロール62は、第1の実施の形態による固定スクロール3とほぼ同様に、鏡板62A、ラップ部62B、支持部62C、通路ブロック部62D、放熱フィン62Eにより大略構成されている。しかし、第3の実施の形態による固定スクロール62は、通路ブロック部62Dに設けた通路が、後述の吸込通路63と給排気通路71の2つの通路だけとなっている点で、第1の実施の形態による固定スクロール3と相違している。
63は固定スクロール62の支持部62Cから通路ブロック部62Dに亘って設けられた吸込通路である。この吸込通路63の一端は、外部に開口して分岐管部接続口64となっている。ここで、第3の実施の形態による吸込通路63は、圧縮するための空気を圧縮室9に向けて供給するばかりではなく、各スクロール62,4間を冷却するための排出空気を圧縮室9に向けて供給するものである。
65は固定スクロール62の鏡板62Aの中央に設けられた吐出口である。また、66は一端が吐出口65に接続して設けられた吐出配管で、該吐出配管66の他端は、後述の合流ブロック部67の共通通路68に接続されている。
67は吐出配管66の他端に設けられた合流ブロック部である。この合流ブロック部67は、筒状体として形成され、その内部は共通通路68となって吐出配管66に連通している。また、共通通路68の一端にはチェック弁69が設けられ、該チェック弁69は、後述の流出配管76を流通する排出空気がエアドライヤ77側に流通するのを許し、圧縮機1から吐出された圧縮空気が流出配管76側に流通するのを阻止するものである。一方、共通通路68の他端には共通配管接続口70が設けられている。
71は固定スクロール62の通路ブロック部62Dに設けられた給排気通路で、該給排気通路71には共通配管接続口72が設けられている。また、73は一端が合流ブロック部67の共通配管接続口70に接続された共通配管で、該共通配管73の他端は給排気通路71の共通配管接続口72に接続されている。
ここで、前述した吐出口65、吐出配管66、共通通路68、給排気通路71および共通配管73は、後述のエアドライヤ77に向けて圧縮空気を供給するばかりではなく、水分吸着剤22の再生用と各スクロール62,4の冷却用を兼ねた排出空気も流通するものでる。
74はケーシング2の底部2Bに設けられた流入側接続口で、該流入側接続口74には、後述する分岐配管87の第1の分岐管部87Aが流入側の配管として接続されている。また、75は例えば流入側接続口74と径方向の反対側に位置してケーシング2の底部2Bに設けられた流出側接続口で、該流出側接続口75には、流出配管76の一端が接続されている。また、流出配管76の他端は、合流ブロック部67の共通通路68の一端に接続されている。
これにより、流入側接続口74から流入した排出空気は、旋回スクロール4の鏡板4Aの背面側を通って流出側接続口75から流出配管76に流出し、該流出配管76から合流ブロック部67の共通通路68で、各スクロール62,4から吐出口65、吐出配管66を介して流出する排出空気と合流する。
次に、本実施の形態によるエアドライヤとエアドライヤへの給排気系統について説明する。
77は通路ブロック部62Dの給排気通路71に接続して設けられた第3の実施の形態によるエアドライヤである。78は該エアドライヤ77を構成するドライヤケースである。このドライヤケース78は、ケース本体78Aと蓋体78Bとにより中空な密閉容器として形成され、接続筒部78Cが給排気通路71に連通するように通路ブロック部62Dに取付けられている。
79はドライヤケース78の蓋体78Bに設けられた吸排通路で、該給排通路79には吸込フィルタ(図示せず)が取付けられている。また、80は蓋体78Bに設けられた圧縮機側通路で、該圧縮機側通路80には、分岐配管接続口81が設けられている。また、82は蓋体78Bに設けられた給気通路で、該給気通路82には、エアドライヤ77から空気が流出するのを許し逆方向の流れを阻止するチェック弁83が設けられている。さらに、84は蓋体78Bに設けられたエアサス側通路で、該エアサス側通路84には、給排配管接続口85が設けられている。
そして、吸排通路79、エアサス側通路84と圧縮機側通路80、給気通路82とは、後述の通路切換弁86によって2通りの切換え位置で接続することができる。また、エアサス側通路84の給排配管接続口85には、エアサスペンション33との間で圧縮空気を給排する給排配管32が接続されている。
86はドライヤケース78の蓋体78Bに設けられた通路切換弁である。この通路切換弁86は、コントロールユニット38に電気的に接続され、2つの切換位置86A,86Bに切換えるものである。詳しくは、通路切換弁86は、エアサスペンション33に圧縮空気を供給するときに、図6に示す如く、切換位置86Aにあって吸排通路79と圧縮機側通路80とを接続し、エアサス側通路84と給気通路82とを接続する。一方、通路切換弁86は、エアサスペンション33から空気を排出するときに、切換位置86Bにあって吸排通路79と給気通路82とを接続し、エアサス側通路84と圧縮機側通路80とを接続する。
87はドライヤケース78の蓋体78Bと圧縮機61との間に設けられた分岐配管である。この分岐配管87は、一端が分岐配管接続口81を介して圧縮機側通路80に接続されている。また、分岐配管87の他端側は、第1の分岐管部87Aと第2の分岐管部87Bとに分岐している。そして、第1の分岐管部87Aは、旋回スクロール4を鏡板4Aの背面側から冷却するために、ケーシング2に設けた流入側接続口74に接続されている。一方、第2の分岐管部87Bは、各スクロール62,4間の圧縮室9に空気を供給し、また各スクロール62,4を排出空気で冷却するために、固定スクロール62に設けた分岐管部接続口64に接続されている。
ここで、圧縮機61の吐出口65から吐出された圧縮空気は、吐出配管66、共通通路68、共通配管73、給排気通路71、接続筒部78Cを流れてエアドライヤ77のドライヤケース78内に流入し、水分が除去されて乾燥した状態で、給気通路82、エアサス側通路84、供給流路を構成する給排配管32を通じてエアサスペンション33に供給される。
次に、圧縮機1の発熱部を冷却するために設けられた2系統の排出流路について説明する。
88は各エアサスペンション33から排出された空気をエアドライヤ77に戻すための第1の排出流路である。また、89は第1の排出流路88と途中で別れた第2の排出流路である。いずれの排出流路88,89も、エアドライヤ77の水分吸着剤22を再生するために、エアサスペンション33の乾燥した空気を逆流させるものである。
まず、第1の排出流路88は、給排配管32、エアサス側通路84、通路切換弁86、圧縮機側通路80、分岐配管87、第1の分岐管部87A、流出配管76、共通通路68、共通配管73、給排気通路71により構成されている。この上で、排出流路88の途中、即ち、第1の分岐管部87Aと流出配管76との間には、圧縮機61の発熱部となる旋回スクロール4の背面側が介在されている。
一方、第2の排出流路89は、給排配管32、エアサス側通路84、通路切換弁86、圧縮機側通路80、分岐配管87、第2の分岐管部87B、吸込通路63、吐出口65、吐出配管66、流出配管76、共通通路68、共通配管73、給排気通路71により構成されている。この上で、排出流路89の途中、即ち、吸込通路63と吐出口65との間には、圧縮機61の発熱部となる旋回スクロール4の鏡板4Aの背面側が介在されている。
これにより、第1の排出流路88を通じて排出される空気は、前述した第1の実施の形態による排出空気の流れと同様に、各スクロール62,4間の発熱部を旋回スクロール4の背面側から冷却することができる。また、第2の排出流路89を通じて排出される空気は、前述した第2の実施の形態による排出空気の流れと同様に、各スクロール62,4間を直接的に冷却することができる。
第3の実施の形態は、以上のように構成されるが、この第3の実施の形態においても、前述した各実施の形態とほぼ同様に、圧縮機61の発熱部となる各スクロール62,4を冷却するという作用効果を得ることができる。
特に、第3の実施の形態によれば、エアサスペンション33からエアドライヤ77に戻される冷えた排出空気を、分岐配管87で分岐することにより、第1の排出流路88により各スクロール62,4間の発熱部を旋回スクロール4の背面側から冷却でき、しかも、第2の排出流路89により各スクロール62,4間に流通して直接的に冷却することができる。この結果、各スクロール62,4の中央部分等をより一層積極的に冷却することができる。
次に、図7は本発明による圧縮装置の第4の実施の形態を示している。本実施の形態の特徴は、ケーシングに設けられて旋回スクロールとは隔離されたケーシング流路に排出空気を流通させる構成としたことにある。なお、第4の実施の形態では、ケーシングを除いて、前述した第1の実施の形態と変わるところがないので、第1の実施の形態と同一の構成要素に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
91はケーシング2の底部2Aに設けられたケーシング流路である。このケーシング流路91は底部2Aの周方向に沿って円弧状に設けられており、両端部のみ外部に開口し、この開口に流入側接続口18と流出側接続口19とが接続されている。また、ケーシング流路91は、ケーシング2内にある旋回スクロール4とは底部2Aの内側の部分によって隔離されている。
第4の実施の形態では、このように構成されているため、車両の車高を低くする場合、エアサスペンション33から排出された冷えた空気は、流入側接続口18からケーシング流路91を通ってケーシング2の底部2Aを冷却し、流出側接続口19から流出する。その後の排出経路は第1の実施の形態と同一であるので省略するものとする。このように、ケーシング2の底部2Aを冷却することにより、発熱源となる各スクロール3、4等を冷却することができる。
第4の実施の形態は、以上のように構成されるが、この第4の実施の形態においても、前述した各実施の形態とほぼ同様の作用効果を得ることができる。特に、第4の実施の形態によれば、排出流路が圧縮機内の潤滑部を含まないので、潤滑部の油分が排出空気に混入することを防止できる。
なお、第1の実施の形態では、エアドライヤ20とエアサスペンション33との間に1本の供給流路をなす給排配管32を設け、この給排配管32は排出流路37の一部を兼ねるように構成した場合を例示した。しかし、本発明はこれに限らず、エアドライヤ20とエアサスペンション33との間に供給流路をなす供給配管と排出流路を構成する排出配管とを独立して設ける構成としてもよい。この構成は他の実施の形態についても同様に適用することができるものである。
また、第1の実施の形態では、発熱部となる固定スクロール3、旋回スクロール4、旋回軸受7等は、エアサスペンション33とエアドライヤ20との間に配置した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えば固定スクロール3、旋回スクロール4、旋回軸受7等の発熱部を、エアドライヤ20よりも外部側に配置する構成としてもよい。
この場合には、ケーシング2内にある油分(グリースなど)がエアドライヤ20内に侵入する虞がなく、エアドライヤ20の寿命を延ばすことができる。さらに、エアドライヤ20内を通過する空気は吸入時、排出時共に同一方向であるので、吸込フィルタ10Aに捕捉される物質が逆流することがない。この構成は他の実施の形態についても同様に適用することができるものである。
また、第1の実施の形態では、圧縮空気を給排する空圧機器として車両のエアサスペンション33を用いた場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限るものではなく、例えばエアシリンダ等の空圧機器に圧縮空気を給排する構成としてもよい。この構成は他の実施の形態についても同様に適用することができるものである。
さらに、第1の実施の形態では、エアサスペンション33から排出された空気は大気中に排出される構成としたが、本発明は別段これに限るものではない。例えば外部に排出する代わりに排出空気を貯留する空気タンクを設け、圧縮機がこの空気タンクに貯留された空気を吸い込んで圧縮するという、所謂、閉回路の構成としてもよい。この場合、空気タンク内の圧力を大気圧よりも高く設定することで、圧縮機の負荷を低減することができる。この構成は他の実施の形態についても同様に適用することができるものである。
本発明の第1の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置を示す縦断面図である。 ドライヤ付き空気圧縮装置の全体構成を示す回路図である。 本発明の第2の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置を示す縦断面図である。 ドライヤ付き空気圧縮装置の全体構成を、圧縮機からエアサスペンションに圧縮空気を供給する状態で示す回路図である。 ドライヤ付き空気圧縮装置の全体構成を、エアサスペンションからエアドライヤに戻す状態で示す回路図である。 本発明の第3の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置を示す縦断面図である。 本発明の第4の実施の形態によるドライヤ付き空気圧縮装置を示す縦断面図である。
符号の説明
1,41,61 スクロール式空気圧縮機
2 ケーシング
3,42,62 固定スクロール
4 旋回スクロール
9 圧縮室
10 吸込通路
11 吐出口
20,48,77 エアドライヤ
21,49,78 ドライヤケース
22 水分吸着剤
32 給排配管(供給流路,排出流路)
33 エアサスペンション(空圧機器)
35 第1の戻し配管
36 第2の戻し配管
37,59 排出流路
43,63 吸込通路
45,65 吐出口
46,66 吐出配管
47,71 給排気通路
51,80 圧縮機側通路
55,84 エアサス側通路
57,86 通路切換弁
58 吸込配管
67 合流ブロック部
68 共通通路
73 共通配管
76 流出配管
87 分岐配管
88 第1の排出流路
89 第2の排出流路
91 ケーシング流路

Claims (6)

  1. 外部から吸込んだ空気を圧縮して吐出する圧縮機と、該圧縮機の吐出側に接続され圧縮空気を乾燥させて流出すると共に戻されて流入する排出空気により再生されるエアドライヤと、該エアドライヤにより乾燥した圧縮空気を外部の空圧機器に向けて供給する供給流路と、前記エアドライヤを再生するために前記空圧機器から前記エアドライヤを経由して外部に空気を排出する排出流路とを備え、
    前記排出流路の途中に前記圧縮機の発熱部を介在させることにより、前記空圧機器から前記エアドライヤを経由する排出空気により前記圧縮機の発熱部を冷却する構成としてなるドライヤ付き空気圧縮装置。
  2. 前記圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回させて圧縮空気を吐出するスクロール式圧縮機であり、
    前記発熱部は、前記固定スクロール、旋回スクロールおよびこれらの周辺部であり、
    前記排出流路は、前記旋回スクロールの背面側で排出空気を流通させる構成としてなる請求項1に記載のドライヤ付き空気圧縮装置。
  3. 前記圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回させて圧縮空気を吐出するスクロール式圧縮機であり、
    前記発熱部は、前記固定スクロール、旋回スクロールおよびこれらの周辺部であり、
    前記排出流路は、前記2つのスクロール間で排出空気を流通させる構成としてなる請求項1または2に記載のドライヤ付き空気圧縮装置。
  4. 前記圧縮機は、固定スクロールに対して旋回スクロールを旋回させて圧縮空気を吐出するスクロール式圧縮機であり、
    該スクロール式圧縮機は、前記旋回スクロールを回転駆動する電動モータと、該電動モータが一側に取付けられて前記固定スクロールが他側に取付けられると共に前記旋回スクロールが内部に設けられたケーシングとを有し、
    前記発熱部は、前記固定スクロール、旋回スクロールおよびこれらの周辺部であり、
    前記排出流路は、前記ケーシングに設けられて前記旋回スクロールとは隔離されたケーシング流路を含む構成としてなる請求項1,2または3に記載のドライヤ付き空気圧縮装置。
  5. 前記発熱部は、前記空圧機器と前記エアドライヤとの間に配置する構成としてなる請求項1,2,3または4に記載のドライヤ付き空気圧縮装置。
  6. 前記発熱部は、前記エアドライヤよりも外部側に配置する構成としてなる請求項1,2,3または4に記載のドライヤ付き空気圧縮装置。
JP2007256568A 2007-09-28 2007-09-28 ドライヤ付き空気圧縮装置 Pending JP2009085103A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007256568A JP2009085103A (ja) 2007-09-28 2007-09-28 ドライヤ付き空気圧縮装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007256568A JP2009085103A (ja) 2007-09-28 2007-09-28 ドライヤ付き空気圧縮装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009085103A true JP2009085103A (ja) 2009-04-23

Family

ID=40658830

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007256568A Pending JP2009085103A (ja) 2007-09-28 2007-09-28 ドライヤ付き空気圧縮装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2009085103A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016076210A1 (ja) * 2014-11-10 2016-05-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 エアサスペンション装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016076210A1 (ja) * 2014-11-10 2016-05-19 日立オートモティブシステムズ株式会社 エアサスペンション装置
CN107000532A (zh) * 2014-11-10 2017-08-01 日立汽车系统株式会社 空气悬架装置
JPWO2016076210A1 (ja) * 2014-11-10 2017-08-03 日立オートモティブシステムズ株式会社 エアサスペンション装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4062873B2 (ja) 圧縮機
US6769267B2 (en) Multistage compressor
ES2764098T3 (es) Máquina refrigeradora
TWI313729B (en) Multistage rotary compressor
JP2004527693A (ja) 遠心圧縮機及び電気モーターを備えた圧縮ユニット
JP2012159011A (ja) 圧縮機及びこの圧縮機を用いたエアサスペンション装置
JP2007224809A (ja) 電動圧縮機
JP2008286037A (ja) ロータリ圧縮機およびヒートポンプシステム
JP5393549B2 (ja) シングルスクリュー圧縮機及びこのシングルスクリュー圧縮機を搭載した冷凍サイクル装置
JP2004293871A (ja) 冷媒サイクル装置
JP2005146987A (ja) アキュームレータ内蔵及び熱交換器一体型横置きコンプレッサ
JP2009085103A (ja) ドライヤ付き空気圧縮装置
JP4654672B2 (ja) モータの冷却装置およびその冷却方法。
JPH08261182A (ja) スクロール式流体機械
JP2012132435A (ja) 空気調和機
JP4131531B2 (ja) 冷却装置
JP4718357B2 (ja) スクロール式空気圧縮機
JP4970928B2 (ja) ドライヤ付き空気圧縮装置
JP2008207047A (ja) ハイブリッド型除湿装置
WO2010041445A1 (ja) ドライポンプ
JP2007285158A (ja) 電動コンプレッサ
JP4388401B2 (ja) 電動圧縮機
JP2007154663A (ja) 空気圧縮装置
JP2007024439A (ja) 冷凍サイクル装置
JP4000770B2 (ja) 電動圧縮機及び電動圧縮機の冷却方法

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20090831

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Effective date: 20090831

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090904