JP2003285365A - 合成樹脂製容器の製造方法 - Google Patents

合成樹脂製容器の製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂を材料として、蓋が容易に開閉でき
る容器を、真空又は圧空成形法により、簡単に且つ安価
に製造できる方法を提供しようとする。 【解決手段】 熱可塑性合成樹脂シートを真空又は圧空
成形して直方体状の容器の底と蓋とを作り、その際、蓋
を底に被せた状態では、三方の側壁は互いに密接する
が、残る一方の側壁は離れた状態になるように作り、離
れた側壁に隣接して互いに密接する二組の側壁上には、
離れた側壁寄りの部分に対称に容器の外方から内部へ向
かう窪みを形成し、窪みの深さを合成樹脂シートの厚み
の0.5〜5倍として、一挙に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、合成樹脂製容器の製
造方法に関するものである。とくに、この発明は、蓋の
開閉が容易で安価に提供できる直方体状の合成樹脂製容
器の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】蓋が開閉できる簡単な合成樹脂製容器
は、合成樹脂製シートを真空成形法又は圧空成形法によ
って作られている。ところが、これらの成形法によって
作られた従来の容器は、底と蓋とが一枚の合成樹脂製シ
ートで一体に作られていて、底と蓋とを繋ぐ部分の厚み
が底及び蓋の厚みと同じか又はこれより大きくなってい
る。このため、蓋を開いたり閉じたりするには、両手で
容器を持って、蓋を開閉させることが必要である。ま
た、蓋を開いた状態に維持するにも矢張り両手で容器を
持つことが必要とされる。従って、このような容器は開
閉が容易でないことになる。
【0003】合成樹脂製の容器で蓋を片手でも容易に開
くことができるようにするためには、蓋と底との継ぎ目
を軸着しなければならない。そのためには、底と蓋とを
射出成形又は圧縮成形などによって成形しなければなら
ない。
【0004】ところが、射出成形又は圧縮成形するには
複雑で高価な成形用金型を用意しなければならない。製
造する容器の数が多ければ、高価な成形型を準備するこ
ともできるが、製造する容器の数が少ない場合には、高
価な成形型を準備することができない。また、大量に作
るとしても、射出成形又は圧縮成形によって作った容器
は、高価なものとなる。
【0005】そこで、格別に高価な成形型などを用意し
ないで、片手でも容易に蓋を開閉できる容器を、格別高
価な成形型を用意しないで簡単に安価に製造する方法の
案出が必要となった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述の必要
に応じて生れたものである。すなわち、この発明は蓋を
容易に開閉できる容器を、格別高価な成形型を使用しな
いで、安価に簡単に製造できる合成樹脂製容器の製造方
法を提供しようとするものである。
【0007】
【課題解決のための手段】この発明者は、開閉容易な合
成樹脂製容器を高価な成形型を使用しないで安価に簡単
に製造するには真空成形又は圧空成形によるべきだと考
えた。なぜならば、真空成形又は圧空成形では成形型が
雄型又は雌型の一方だけを作れば足りるからである。さ
らにこの発明者は、開閉容易にするためには容器の底体
と蓋体とを切り離して作り、あとでこれを軸着して一体
にすべきだ、と考えた。
【0008】また、蓋と底とを軸着するには、蓋を底に
被せたとき、互に重なり合う蓋の側壁と底の側壁とに突
起又は窪みを設けておいて、その突起又は窪みを嵌め合
わせ、これを軸として蓋と底とが回動できるようにする
のが適していることに気付いた。ところが、蓋と底とを
上述のような形状に成形するには側壁上と側壁面に垂直
な突起又は窪みを設けなければならないが、このような
ことは真空成形又は圧空成形では避けるべきこととされ
ている。
【0009】一般に、底から側壁がほぼ垂直に立ち上っ
ただけの直方体状の容器の底体又は蓋体は、これを真空
成形又は圧空成形によって成形することは容易である。
ところが、上記直方体状の容器の側壁上に、側壁に垂直
に突出し又は窪んだ部分のある容器を真空又は圧空成形
によって作ろうとすると、突出し又は窪んだ部分がアン
ダーカットとなって、底体又は蓋体を成形型から外すこ
とができなくなるので、上述のように避けるべきことと
された。
【0010】そこで、この発明者は、蓋と底とを軸着す
るに足る窪み又は突起の大きさと、真空又は圧空成形し
て成形型から取り出せる窪み又は突起の大きさとの関係
を検討した。その結果、上記の窪み又は突起を局部に限
ってその深さ又は高さを小さなものとすれば、直方体状
の蓋体と底体とを成形型から離すことができ、また成形
型から離すことができる程度の窪み又は突起によって蓋
体と底体とを回動自在に係止できることを見出した。具
体的には、底体と蓋体との側壁同士を密接させるという
前提に立つと、真空又は圧空成形に供しようとする熱可
塑性合成樹脂製シートの厚みを基準として、窪みの深さ
又は突起の高さをシートの厚みに対して0.5〜5倍の
大きさにすると、成形型から成形体を離すことができ、
また回動軸として働かせることができることを見出し
た。この発明はこのような知見に基づいて完成されたも
のである。
【0011】この発明は、熱可塑性合成樹脂製シートを
真空又は圧空成形して、直方体状の容器の底体と蓋体と
を作るにあたり、底体と蓋体とは、底体に蓋体を被せた
状態において三方の側壁の間で互いに密接するが、残る
一方の側壁間では離れた状態になっており、互いに密接
する側壁のうち対向する二組の側壁上には、上記の離れ
た側壁寄りの部分に、対称に容器の外方から内部へ向か
う窪みを形成し、窪みを奥ほど狭くし、窪みの深さを上
記合成樹脂製シートの厚みの0.5〜5倍とした構造
に、一挙に成形することを特徴とする、合成樹脂製容器
の製造方法を提供するものである。
【0012】この発明では、蓋の開閉を容易にするため
に、容器を構成している底体と蓋体とを離して、真空又
は圧空成形する。また、底体も蓋体も直方体状にする。
すなわち、底体と蓋体とに付設された4個の側壁が、そ
れぞれ直角四辺形の断面を持った四角筒を構成している
ものとする。
【0013】この発明では、底体に蓋体を被せた場合
に、底体と蓋体とは三方の側壁で密接するが、残る一方
の側壁では離れている形状にする。そして、互いに密接
する三方の側壁のうち、互いに向かい合っている二組の
側壁上には、容器の外方から内部へ向かう窪みを形成す
る。
【0014】窪みを設ける位置は、二組の側壁上で上述
の離れている一方の側壁寄りの位置とする。また、その
位置は、二組の側壁上で左右対称の位置とする。
【0015】窪みは奥ほど狭くする。これは窪み部分を
成形型から離す必要から出ているが、また窪み同士を嵌
め合わせるための便宜にも由来している。
【0016】窪みの深さについては、蓋体と底体に軸着
して一体的に安定なものとするためには、窪みの深さを
大きくする必要がある。ところが、窪みの深さを大きく
すると、成型時に成形型から底体及び蓋体を離して取り
出すことが困難となる。従って、窪みの深さは蓋体と底
体との間の軸着の安定度と、成形型からの離脱の容易さ
という、2つの相反する要求の妥協によって適当に定め
なければならない。
【0017】一般に、上に述べた軸着の安定度と、離脱
の容易さとは、側壁に形成する窪みの深さだけでなく、
成形に供される熱可塑性合成樹脂の種類と合成樹脂製シ
ートの厚みによっても影響を受ける。
【0018】合成樹脂としては色々なものを使用するこ
とができる。理論から云えば、すべての熱可塑性合成樹
脂を用いることができる。しかし、実用上は数種のもの
に限定される。例を挙げるとポリスチレン、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
リブチレンテレフタレート等である。これらの樹脂の中
では、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポ
リプロピレンがとくに適している。
【0019】この発明では、上述の合成樹脂をシートと
して使用する。シートの厚みは0.1〜1.5mmの範
囲内が適している。このような厚みのシートを用いて、
例えばこの発明に係る容器の底体を真空成形によって作
るには、図1に示したように操作する。
【0020】
【実施の態様】図1は、この発明に係る容器の底体Aを
作る場合に用いる成形型Bを一部切欠して示した斜視図
である。成形型Bは作ろうとする底体Aの外形に等しい
凹陷部Cを持っており、この凹陷部Cが底体Aを成形す
るための雌型となっている。凹陷部Cの表面には合成樹
脂製シートを引き付けるための空気吸引用小孔Dが多数
穿設されている。また、凹陷部Cの外周には成形された
合成樹脂製シートを凹陷部Cから脱出させるための押出
板Eが付設されている。これらのものは、従来の真空又
は圧空成形で用いられて来たものである。
【0021】この発明で用いられる成形型は、底体Aの
側壁を構成する成形面F上に、突出部Gが付設されてい
る点で、従来の成形型とは異なっている。突出部Gは、
成形面Fと向き合うもう1つの成形面F’上にも対称の
位置に設けられている。そして成形面F’上に設けられ
る突出部は、成形面F上に設けられた突出部Gと同形同
大とされている。突出部Gは先ほど狭まる形状をして、
その高さは合成樹脂製シートの厚みの0.5〜5倍とさ
れている。そのうちでは、突出部Gはシートの厚みの
0.8〜3倍とすることが好ましく、とくに1〜2倍と
することが最も好ましい。
【0022】図1に示した成形型Bによって真空成形を
行うと、得られた成形体は、成形型B通りの底体Aを形
成しているが、底体Aには側壁面に垂直に突出部Gが食
い込んでいる。このために、成形体は成形型Bから簡単
には離れない。しかし、突出部Gは、成形面下のうちの
小さな部分を占め、しかも先細とされ、突出高が合成樹
脂製シートの厚みの0.5〜5倍の小さなものとされて
いるから、押出板Eを成形型Bから突き出すことによ
り、成形体を成形型Bから離して取り出すことができ
る。
【0023】成形体を成形型Bから離すに困難なとき
は、成形面に設けた小孔Dから空気を噴出することによ
り成形型Bからの引き剥がしを容易にすることができ
る。とくに突出部Gの先端又は側面に小孔Dを設けて、
ここから空気を噴出させることにより、引き剥がしを一
層容易にすることができる。
【0024】図1では、容器の底体Aを真空成形する場
合を例に取って説明したが、容器の蓋体を真空成形する
場合も、成形型を変更するだけで、全く同じようにし
て、蓋体を作ることができる。また、図1では、真空成
形する場合を例に取ったが、圧空成形する場合も、真空
の代わりに加圧空気を合成樹脂製シートの反対側から加
えることとするだけで、同様にして成形することができ
る。
【0025】こうして成形された成形体は、周縁部を切
り取って底体とされる。得られた底体は、図2のPに示
したように直方体状を呈している。底体Pは、対向する
側壁11と13上で、側壁14寄りの対称部分に、外方
から内部へ向かう窪み1と2とを備えたものとなってい
る。
【0026】他方、同様にして蓋体を成形し周縁部を切
り取って作って蓋体とする。図2のQは、このようにし
て製造された直方体状の蓋体を示している。蓋体Qは、
対向する側壁21と23上で、側壁24寄りの対称部分
に、外方から内部へ向かう窪み3と4とを備えたものと
なっている。
【0027】この場合、蓋体Qの窪み3と4とは、その
反対面へ突出している部分が、それぞれ底体Pの窪み1
と2とに丁度嵌まり込む大きさのものとなるようにす
る。また、窪み1、2、3及び4は、何れも深さが、底
体及び蓋体の成形に使用された元の合成樹脂製シートの
厚みの0.5〜5倍にされている。また、蓋体Qにおけ
る側壁22から窪み3までの距離Lは、底体Pにおける
側壁12から窪み1までの距離Mよりもシートの厚み分
だけ大きくし、実質的にはほぼ等しくしておく。他方、
蓋体Qにおける側壁24から窪み3までの距離Nは、底
体Pにおける側壁14から窪み1までの距離Oよりも大
きくしておく。
【0028】そこで、図2の蓋体Qを底体Pに被せる
と、蓋体Qの側壁21、22、23はそれぞれ底体Pの
側壁11、12、13と密接し、蓋体Qの窪み3と4と
の反対面にある突出部が、それぞれ底体Pの窪み1と2
とに嵌まり込む。こうして、蓋体Qは底体Pに1ないし
4によって軸着される。このとき、距離Nが距離Oより
も大きくされているから、側壁14と24との間には隙
間があるため、蓋体Qは底体Pに対して軸着された個所
を中心として、開閉できることとなる。この開閉は、軸
による回動であるために容易である。
【0029】図2に示した容器では、底体Pの内部に軸
着のための窪み1及び2のよって生じた突出部が突出し
ている。これは容器の見栄えを悪くする。そこで、容器
内部へ突出部が突出することを避けるために、底体Pの
側壁を二重壁とする。側壁を二重にした底体Rを成形す
る状態が図3に示されている。
【0030】図3において、底体Rを成形するための成
形型Bは、雄型となっている。成形型Bの成形面には、
多数の小孔Dが穿設されて、小孔Dから空気を吸引し
て、合成樹脂製シートを成形面に密接するようにされて
いる。こうして成形された成形体は、側壁が側壁11と
内壁11’で構成されているように、内外二重壁とされ
ている。窪み1は、側壁11に形成され内壁11’には
形成されていない。このため、容器の内部は、突出物の
ない状態になっている。
【0031】底体が二重壁とされたこの発明に係る容器
が、図4に示されている。図4の(a)は蓋体Qを示
し、図4の(b)は底体Rを示している。
【0032】図4では、蓋体Qの側壁は一重壁のままで
あるが、底体Rの側壁は、例えば側壁12と内壁12’
のように内外の二重壁で構成され、窪みは、例えば窪み
1のように側壁11だけに形成されている。但し、図4
の(b)における窪み1は上下に長い長孔とされてい
る。これは、底体Rに蓋体Qを被せて軸着した状態で、
蓋体Qを大きく開けることができるようにするためであ
る。すなわち、蓋体Qを底体Rに対して大きく開けるこ
とができるようにするためには、蓋体Qの側壁24と底
体Rの側壁14との間の距離を大きくすればよいが、こ
の距離を大きくすると、蓋体Qの側壁24が大きく出張
ることとなるので、この距離を小さくして大きく開ける
ために長孔としたのである。
【0033】これに伴ない底体Rには側壁14寄りの上
面に突条16が形成されている。突条16は窪み1を長
孔とたために、蓋体Qを閉じたとき、蓋体Qの側壁14
寄りの部分が落ち込むことを避けるために付設したもの
である。
【0034】また、図4の容器では、蓋体Qの側壁21
に係止部25を窪ませて形成し、底体Rの側壁11上の
対応する部分にも係止部15を形成し、係止部25が係
止部15に嵌まり込むことによって、蓋体Qが底体Rに
一時的に係止できるようにされている。
【0035】
【発明の効果】この発明によれば、容器の底体と蓋体と
を直方体状とし、底体に蓋体を被せた状態では、三方の
側壁の間で互いに密接するが、残る一方の側壁では離れ
た状態にし、互いに密接する側壁のうち対向する二組の
側壁上には、上記の離れた側壁寄りの部分に対称に容器
の外方から内部へ向かう窪みを形成したので、蓋体を底
体に被せると蓋体は窪みによって底体に軸着されること
となり、互いに離れている側壁間には傾きを変えること
のできる空間があるので、蓋は軸を中心として回動でき
ることとなり、従って開閉容易な容器が得られる。
【0036】また、この発明では、窪みを奥ほど狭く
し、窪みの深さを真空又は圧空成形に供する熱可塑性合
成樹脂製シートの厚みの0.5〜5倍としたので、真空
又は圧空成形の際に窪みがアンダーカットになるのに拘
らず、底体と蓋体とを損傷することなく、成形型から離
して取り出すことができる。従って、底体と蓋体とを真
空又は圧空成形によって一挙に作ることができる。真空
又は圧空成形によるので、成形用型は雄型又は雌型の一
方で足り、しかも木製等の安価なものとすることができ
るので、成形型を安価に簡単に作ることができる。この
ために、容器を安価に簡単に作ることができる。この発
明はこのような利益を与えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明方法によって容器の底体を製造する際
の、成形型の一部切欠斜視図である。
【図2】この発明方法によって製造された容器の底体と
蓋体の斜視図である。
【図3】この発明方法によって容器の底体を製造する際
の他の成形型の一部切欠斜視図である。
【図4】この発明方法によって製造された他の容器の斜
視図である。
【符号の説明】
A、P、R
容器の底体 B
成形型 C
凹陷部 D
小孔 E
押出板 F、F’
成形面 G
突出部 Q
蓋体 1、2、3、4
窪み 11、12、13、14、21、22、23、24
側壁 11’、12’、13’、14’
内壁 15、25
係止部 16
突条

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂製シートを真空又は圧
    空成形して、直方体状の容器の底体と蓋体とを作るにあ
    たり、底体と蓋体とは、底体に蓋体を被せた状態におい
    て三方の側壁の間で互いに密接するが、残る一方の側壁
    間では離れた状態になっており、互いに密接する側壁の
    うち対向する二組の側壁上には、上記の離れた側壁寄り
    の部分に、対称に容器の外方から内部へ向かう窪みを形
    成し、窪みを奥ほど狭くし、窪みの深さを上記合成樹脂
    製シートの厚みの0.5〜5倍とした構造に、一挙に成
    形することを特徴とする、合成樹脂製容器の製造方法。
  2. 【請求項2】 窪みの底にあたる成形型の表面上に、空
    気流通用の小孔を設けて成形することを特徴とする、請
    求項1に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  3. 【請求項3】 窪みの直径を合成樹脂製シートの厚みの
    1〜20倍としたことを特徴とする、請求項1又は2に
    記載の合成樹脂製容器の製造方法。
  4. 【請求項4】 成形された底体と蓋体とを窪み同士を嵌
    め合わせて一体にすることを特徴とする、請求項1−3
    の何れか1つの項に記載の合成樹脂製容器の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019000836A (ja) * 2017-06-20 2019-01-10 名古屋油化株式会社 マスキング材、マスキング材の製造方法

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