JP2003282027A - 管球用口金、管球および照明装置 - Google Patents

管球用口金、管球および照明装置

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JP2003282027A
JP2003282027A JP2002083024A JP2002083024A JP2003282027A JP 2003282027 A JP2003282027 A JP 2003282027A JP 2002083024 A JP2002083024 A JP 2002083024A JP 2002083024 A JP2002083024 A JP 2002083024A JP 2003282027 A JP2003282027 A JP 2003282027A
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JP
Japan
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tube
eyelet
base
insertion hole
fitting
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Application number
JP2002083024A
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English (en)
Inventor
Takumi Suwa
巧 諏訪
Masako Takasago
昌子 高砂
Nobuaki Shindo
信明 新藤
Masayasu Ishizuka
昌泰 石塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
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Publication date
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  • Common Detailed Techniques For Electron Tubes Or Discharge Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】口金のトップ部の接続の際、はんだの量を削減
できる管球用口金を提供する。 【解決手段】口金シェル1と口金シェル1の先端に固着
したアイレット金具支持絶縁体2と口金シェル1と絶縁
関係を形成しながらアイレット金具支持絶縁体2に固着
したアイレット金具3とからなる管球用口金において、
アイレット金具3の端板部3aに導入線挿入穴3bを通
る溝部3cを形成し、溝部3cおよび導入線挿入穴3b
の周辺には穴部3dを複数形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管球のトップ導入
線をアイレット金具にはんだ溶接にて固定するのに好適
な管球用口金およびこれを備えた管球に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管球のトップ導入線をアイレット
金具のはんだ付けする方法としては、特開平5−129
007号公報に記載されているように、ランプ口金トッ
プ部に引き出された導入線を導入線の軸先方向に対して
斜めに延びる面に沿って切断し、この切断された面を含
む導入線の先端部をアイレットの頂部に沿って曲げ、導
入線を覆う様にしてアイレット頂部の全体をはんだで覆
うように固定したランプの口金構造および口金製造方法
(従来例1)が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時、管球
用口金のアイレット金具にトップワイヤを接合するに際
して、環境有害物である鉛を含むはんだが問題となって
いる。
【0004】このため、鉛を含まないはんだの開発も進
んでいるが、はんだの量を減少させることが環境に対し
ても、コスト面でも優位であるため各種の検討が行なわ
れている。
【0005】本発明は、はんだの量を減少させることの
できる管球用口金、これを用いた管球および照明装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の管球用
口金は、口金シェルと;口金シェルの先端に固着したア
イレット金具支持絶縁体と;導入線挿入穴部を形成し、
口金シェルと絶縁関係を形成しながらアイレット金具支
持絶縁体に固着され、導入線挿入穴から少なくとも一方
方向に導入線挿入穴を通る溝部を有し、この溝部の周囲
に複数の穴を設けたアイレット金具と;を具備してい
る。
【0007】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0008】口金シェルは、たとえばアルミニウム、黄
銅や銅などの導電性金属を筒状に成形してなり、管球本
体に口金を装着する際に、管球本体に口金セメントや機
械的加締めなどにより支持される部分を構成する。
【0009】また、口金シェルは、管球用ソケットに装
着される部分を構成している。管球用ソケットに装着す
るには、ねじ込み式および差し込み式のいずれであって
もよい。ねじ込み式の場合には、口金シェルの周面にね
じ込み溝が形成される。さらに、口金シェルは、管球本
体から導出された導入線に圧接、溶接または蝋接などに
より接続して、導電接触片の一方を構成する。
【0010】アイレット金具支持絶縁体は、後述するア
イレット金具を口金シェルに絶縁関係を保持しながら機
械的に一体化させるために機能する部分である。また、
アイレット金具支持絶縁体は、ガラスやセラミックスな
どにより形成することができる。アイレット金具支持絶
縁体がガラスからなる場合には、ガラスを加熱溶融下で
成形しながら口金シェルおよびアイレット金具に溶着さ
せることができる。セラミックスからなる場合には、予
め焼結によりアイレット金具支持絶縁体を成形してか
ら、アイレット金具をかしめて固着し、さらに先端に口
金シェルを加締めることによって口金を組み立てること
ができる。
【0011】アイレット金具は、たとえば黄銅や銅など
の導電性金属板を浅皿状や板状の細長い端板部を成形し
てなり、その面に導入線挿入用の穴部を形成し、アイレ
ット金具絶縁支持体の頂部を覆うように接続される。そ
して管球本体から導出された導入線のトップワイヤを導
入線挿入用穴に相通させてアイレット金具と共にはんだ
付けにて固定して電気接触片の他方を構成する。そうし
てアイレット金具は、導入線挿入穴から導入線を導入線
挿入穴に貫通させたうえで導入線を折り曲げる方向に溝
部を設けている。
【0012】また、アイレットにはこの溝部の周囲には
んだの不要な流れ込みを抑止するために導入線挿入穴周
辺部に穴を形成している。アイレットに穴を形成するこ
とによって、口金の成型時にはこの穴にアイレット金具
絶縁体が埋設されるため、導入線とアイレット金具をは
んだにて固定する際、はんだがアイレット金具全体に流
れ込むのを抑制することができる。
【0013】本発明によれば、アイレット金具に溝部を
形成しているため、アイレット金具と導入線をはんだに
よって固定する際に、アイレット金具の溝部に導入線を
配し、はんだ付けを行いまた溝部の周囲に形成した穴に
よってはんだが広く流れるのを抑制できるためはんだの
量を削減することができる。そうしてアイレット金具の
接触面積を削減することなく固定できるため良好な電気
伝導性を保持することができる。
【0014】請求項2の発明の管球は、端部に一対の導
入線を有している管球本体と;請求項1記載の管球用口
金と;管球本体の導入線をアイレット金具の導入線挿入
穴部に挿通させた状態で固定するはんだと;を具備して
いる。
【0015】管球本体とは、機能部分に一対の導入線を
有する発光管を備えているとともに、受電手段として口
金を備えている物品を意味し、たとえば光源ランプ、点
灯管、センサー管、整流管および受信管などを包括する
概念である。なお、「機能部分に発光管を備えている」
とは、機能部分の少なくとも一部が発光管によって構成
されていることを意味する。また、発光管は1重管構造
または外管内に発光管を収納した多重管構造であること
を許容する。また、光源ランプにおいては、白熱電球、
電球形蛍光ランプ、HIDランプ、などを含む。
【0016】はんだは、金属製の接合材であればよく、
鉛−錫の合金のほか、錫−亜鉛、錫−銀−ビスマスなど
の合金および金属単体のものを許容する。
【0017】また、「管球本体」とは、管球から口金を
除いた残余の部分をいう。したがって、管球本体は受電
手段以外の全ての機能部分を備えている。
【0018】本発明によれば、請求項1の効果を奏する
管球を提供することができる。
【0019】請求項3の発明の照明装置は、器具本体
と;器具本体に収納される請求項2の管球と;を具備し
たことを特徴とする。
【0020】器具本体とは、請求項2の管球の発光を利
用するあらゆる装置を意味しており、たとえばダウンラ
イト、投光器、道路・トンネルなど照明器具、街路灯な
どを含む。
【0021】本発明によれば、請求項2の効果を奏する
照明装置を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態
の管球の口金部分を示す斜視図である。
【0023】口金シェル1は、表面にニッケル鍍金を施
した黄銅からなり、筒状で、かつ周囲にねじ溝1aを備
え、下端が開放し、上端が絞られて中央にアイレット金
具支持絶縁体装着用開口が形成されている。
【0024】アイレット金具支持絶縁体2は、ガラスま
たはセラミックスからなり、下端部が口金シェル1の上
端部内面に溶着して、中間部が口金シェル1の上端のア
イレット金具支持絶縁体用開口から外部へ球面状に突出
し、上端部が後述するアイレット金具3の内部に溶着し
ていることによって、アイレット金具3を口金シェル1
に絶縁関係を形成しながら固着している。
【0025】アイレット金具3は、表面にニッケル鍍金
を施した黄銅からなり、端板部3a、導入線挿入穴3
b、溝部3c、複数の穴部3dおよびフランジ部3eを
備えている。端板部3aは、略長方形状をなしてフラン
ジ部3eを介してアイレット金具支持絶縁体2の先端に
固着される。導入線挿入穴3bは、端板部3aの中央に
端板部3aの表面から凹み貫通して形成している。ま
た、溝部3cは導入線挿入穴3bから延出してフランジ
部3eの端部まで形成される。そうして、導入線挿入穴
3bおよび溝部3cの周辺には複数の穴部3dが形成さ
れている。穴部3dは端板部の表面から貫通して形成し
ている。
【0026】図2は、口金のアイレット金具およびトッ
プワイヤはんだにて固定した状態を示す要部拡大断面
図、図3は同じくその正面図である。管球本体の導入線
4は、導入線挿入穴3bに挿入され、アイレット金具3
の端板部3aの溝部3cに沿って折り曲げている。その
後、導入線4とアイレット3をはんだ5にて接続固定す
る。このときはんだ5は、アイレット金具3の溝部3c
および端板部3aに形成された穴部3dよりも内側にの
み流れるので、はんだ5の量を従来の2/3にまで減少
させることができる。
【0027】次に、図4を参照して本発明の第2の実施
形態を説明する。図4は、本実施形態のアイレット金具
の正面図である。本実施形態の口金のアイレット金具
は、導入線挿入穴31bを貫通して溝部31cが設けら
れている。また、アイレット金具31の端板部31aの
導入線挿入穴31bおよび溝部31cの周辺には複数の
穴部31dが設けられている。
【0028】本実施形態のように、アイレット金具31
の溝部31cを導入線挿入穴31bに貫通させて設ける
ことによって、はんだが導入線挿入穴31bに流れ込む
量を多くすることができる。このため導入線挿入穴と導
入線での固定を強固にすることができ電気的接続性も増
すことができる。
【0029】次に、図6に本発明の管球の一実施形態と
して白熱電球Lを示す。白熱電球Lは、口金10に接続
された電球本体6からなっている。電球本体6は、フィ
ラメント61、口金と接続されるステム62、フィラメ
ント61をステム62に支持するアンカ63をガラスバ
ルブ64で覆って構成されている。また、ガラスバルブ
64の内面には、シリカなどから構成される拡散防止膜
などが形成されている。
【0030】また、図7にこの白熱電球Lを用いた照明
器具7を示す。照明器具7は、器具本体71に、白熱電
球Lの口金に対応したソケット72、照明器具7を支持
し白熱電球Lに給電する支持ワイヤ73および反射鏡7
4から形成されている。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、アイレット金
具を導入線挿入穴を通る溝部を形成し、導入線挿入穴と
溝部の周辺に穴を設けることによって、導入線をはんだ
付けした場合に、導入線とアイレット金具のはんだによ
る固定の際、はんだが大きく流れ出すことを抑制するこ
とが可能である。このため、はんだの量を大幅に削減す
ることができるものである。また、アイレット金具と導
入線の固定を強固にでき、電気的接続性も増すことがで
きる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
を奏する管球を提供することができる。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項2の効果
を奏する照明装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管球用口金の第1実施形態を示す斜視
図。
【図2】同じく要部拡大断面図。
【図3】同じく要部拡大正面図。
【図4】同じく他の実施例をしめす正面図。
【図5】本発明の管球の一実施形態示す一部断面正面
図。
【図6】本発明の照明装置の一実施形態示す照明器具の
正面図。
【符号の説明】
1…口金シェル、 1a…ねじ溝、 2…アイレット金
具支持絶縁体、 3…アイレット金具、 3a…端板
部、 3b…導入線挿入穴、3c・・・溝部、3d・・・穴部
4…導入線、 5…はんだ
【手続補正書】
【提出日】平成14年12月26日(2002.12.
26)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】 管球とは、機能部分に一対の導入線を有
する発光管を備えているとともに、受電手段として口金
を備えている物品を意味し、たとえば光源ランプ、点灯
管、センサー管、整流管および受信管などを包括する概
念である。なお、「機能部分に発光管を備えている」と
は、機能部分の少なくとも一部が発光管によって構成さ
れていることを意味する。また、発光管は1重管構造ま
たは外管内に発光管を収納した多重管構造であることを
許容する。また、光源ランプにおいては、白熱電球、電
球形蛍光ランプ、HIDランプ、などを含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新藤 信明 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 (72)発明者 石塚 昌泰 東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝 ライテック株式会社内 Fターム(参考) 5C035 HH05 HH17 5C235 HH05 HH17

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】口金シェルと;口金シェルの先端に固着し
    たアイレット金具支持絶縁体と;導入線挿入穴部を形成
    し、口金シェルと絶縁関係を形成しながらアイレット金
    具支持絶縁体に固着され、導入線挿入穴から少なくとも
    一方方向に導入線挿入穴を通る溝部を有し、この溝部の
    周囲に複数の穴を設けたアイレット金具と;を具備して
    いることを特徴とする管球用口金。
  2. 【請求項2】端部に一対の導入線を有している管球本体
    と;請求項1記載の管球用口金と;管球本体の導入線を
    アイレット金具の導入線挿入穴部に挿通させた状態で固
    定するはんだと;を具備していることを特徴とする管
    球。
  3. 【請求項3】器具本体と;器具本体に収納される請求項
    2の管球と;を具備したことを特徴とする照明装置。
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