JP2003100262A - 管球用口金、管球および照明装置 - Google Patents
管球用口金、管球および照明装置Info
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- JP2003100262A JP2003100262A JP2001291091A JP2001291091A JP2003100262A JP 2003100262 A JP2003100262 A JP 2003100262A JP 2001291091 A JP2001291091 A JP 2001291091A JP 2001291091 A JP2001291091 A JP 2001291091A JP 2003100262 A JP2003100262 A JP 2003100262A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】口金のトップ部の接続の際、はんだの量を削減
できる管球用口金を提供する。 【解決手段】口金シェル1と口金シェル1の先端に固着
したアイレット金具支持絶縁体2と口金シェル1と絶縁
関係を形成しながらアイレット金具支持絶縁体2に固着
したアイレット金具3とからなる管球用口金において、
アイレット金具3の中央に形成された導入先挿入穴部3
bの周囲に凸部3cを形成し、はんだ5が流れ出さない
ようにした。
できる管球用口金を提供する。 【解決手段】口金シェル1と口金シェル1の先端に固着
したアイレット金具支持絶縁体2と口金シェル1と絶縁
関係を形成しながらアイレット金具支持絶縁体2に固着
したアイレット金具3とからなる管球用口金において、
アイレット金具3の中央に形成された導入先挿入穴部3
bの周囲に凸部3cを形成し、はんだ5が流れ出さない
ようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管球のトップ導入
線をアイレット金具にはんだ溶接にて固定するのに好適
な管球用口金およびこれを備えた管球に関する。
線をアイレット金具にはんだ溶接にて固定するのに好適
な管球用口金およびこれを備えた管球に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、管球の口金をはんだ付けする方法
としては、特開平5−129007号公報に記載されて
いるように、ランプ口金トップ部に引き出された導入線
を導入線の軸先方向に対して斜めに延びる面に沿って切
断し、この切断された面を含む導入先の先端部をアイレ
ットの頂部に沿って曲げ、導入線を覆う様にしてアイレ
ット頂部の全体をはんだで覆うように固定したランプの
口金構造および口金製造方法(従来例1)が記載されて
いる。
としては、特開平5−129007号公報に記載されて
いるように、ランプ口金トップ部に引き出された導入線
を導入線の軸先方向に対して斜めに延びる面に沿って切
断し、この切断された面を含む導入先の先端部をアイレ
ットの頂部に沿って曲げ、導入線を覆う様にしてアイレ
ット頂部の全体をはんだで覆うように固定したランプの
口金構造および口金製造方法(従来例1)が記載されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近時、管球
用口金のアイレット金具にトップワイヤを接合するに際
して、環境有害物である鉛を含むはんだが問題となって
いる。
用口金のアイレット金具にトップワイヤを接合するに際
して、環境有害物である鉛を含むはんだが問題となって
いる。
【0004】このため、鉛を含まないはんだの開発も進
んでいるが、はんだの量を減少させることが環境に対し
ても、コスト面でも優位であるため各種の検討が行なわ
れている。
んでいるが、はんだの量を減少させることが環境に対し
ても、コスト面でも優位であるため各種の検討が行なわ
れている。
【0005】本発明は、はんだの量を減少させることの
できる管球用口金、これを用いた管球、および照明装置
を提供することを目的とする。
できる管球用口金、これを用いた管球、および照明装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】請求項1の発明の管球用
口金は、口金シェルと;口金シェルの先端に固着したア
イレット金具支持絶縁体と;中央に形成された導入先挿
入穴部、導入線挿入穴部の周囲に凸部を形成して、口金
シェルと絶縁関係を形成しながらアイレット金具支持絶
縁体に固着したアイレット金具と;を具備していること
を特徴としている。
口金は、口金シェルと;口金シェルの先端に固着したア
イレット金具支持絶縁体と;中央に形成された導入先挿
入穴部、導入線挿入穴部の周囲に凸部を形成して、口金
シェルと絶縁関係を形成しながらアイレット金具支持絶
縁体に固着したアイレット金具と;を具備していること
を特徴としている。
【0007】本発明および以下の各発明において、特に
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
指定しない限り用語の定義および技術的意味は次によ
る。
【0008】口金シェルは、たとえば黄銅や銅などの導
電性金属を筒状に成形してなり、管球本体に口金を装着
する際に、管球本体に口金セメントや機械的加締めなど
により支持される部分を構成する。
電性金属を筒状に成形してなり、管球本体に口金を装着
する際に、管球本体に口金セメントや機械的加締めなど
により支持される部分を構成する。
【0009】また、口金シェルは、管球用ソケットに装
着される部分を構成している。管球用ソケットに装着す
るには、ねじ込み式および差し込み式のいずれであって
もよい。ねじ込み式の場合には、口金シェルの周面にね
じ込み溝が形成される。
着される部分を構成している。管球用ソケットに装着す
るには、ねじ込み式および差し込み式のいずれであって
もよい。ねじ込み式の場合には、口金シェルの周面にね
じ込み溝が形成される。
【0010】さらに、口金シェルは、管球本体から導出
された導入線に圧接、溶接または蝋接などにより接続し
て、導電接触片の一方を構成する。
された導入線に圧接、溶接または蝋接などにより接続し
て、導電接触片の一方を構成する。
【0011】アイレット金具支持絶縁体は、後述するア
イレット金具を口金シェルに絶縁関係を保持しながら機
械的に一体化させるために機能する部分である。
イレット金具を口金シェルに絶縁関係を保持しながら機
械的に一体化させるために機能する部分である。
【0012】また、アイレット金具支持絶縁体は、ガラ
スやセラミックスなどにより形成することができる。ア
イレット金具支持絶縁体がガラスからなる場合には、ガ
ラスを加熱溶融下で成形しながら口金シェルおよびアイ
レット金具に溶着させることができる。セラミックスか
らなる場合には、予め焼結によりアイレット金具支持絶
縁体を成形してから、アイレット金具を加締めて固着
し、さらに口金シェルの先端に口金シェルを加締めるこ
とによって口金を組み立てることができる。
スやセラミックスなどにより形成することができる。ア
イレット金具支持絶縁体がガラスからなる場合には、ガ
ラスを加熱溶融下で成形しながら口金シェルおよびアイ
レット金具に溶着させることができる。セラミックスか
らなる場合には、予め焼結によりアイレット金具支持絶
縁体を成形してから、アイレット金具を加締めて固着
し、さらに口金シェルの先端に口金シェルを加締めるこ
とによって口金を組み立てることができる。
【0013】アイレット金具は、たとえば黄銅や銅など
の導電性金属板を浅皿状や板状に成形してなりその中心
部に導入線挿入用の穴部を形成し、アイセット金具絶縁
支持体の頂部を覆うように接続される。そして管球本体
から導出された導入線のトップワイヤを導入先挿入用穴
に相通させてアイレット金具と共にはんだ付けにて固定
して電気接触片の他方を構成する。
の導電性金属板を浅皿状や板状に成形してなりその中心
部に導入線挿入用の穴部を形成し、アイセット金具絶縁
支持体の頂部を覆うように接続される。そして管球本体
から導出された導入線のトップワイヤを導入先挿入用穴
に相通させてアイレット金具と共にはんだ付けにて固定
して電気接触片の他方を構成する。
【0014】導入先挿入穴は、アイレット金具の中心部
に形成してなり、要すれば、はんだの不要な流れ込みを
抑止するために凹上の端部を形成しても良い。
に形成してなり、要すれば、はんだの不要な流れ込みを
抑止するために凹上の端部を形成しても良い。
【0015】アイレット金具に形成される凸部は、導入
先挿入穴部の周囲に形成されており、その形状は、導入
線挿入穴を囲むように形成された凸溝、または、凸部を
導入線挿入穴の周囲に少なくとも3つの膨出部を有する
ことによって形成することができる。または、アイレッ
ト金具の導入線挿入穴の周囲にアイレット金具に貫通穴
を少なくとも3つ設けることによって、アイレット金具
支持絶縁体を膨出させて形成しても良い。
先挿入穴部の周囲に形成されており、その形状は、導入
線挿入穴を囲むように形成された凸溝、または、凸部を
導入線挿入穴の周囲に少なくとも3つの膨出部を有する
ことによって形成することができる。または、アイレッ
ト金具の導入線挿入穴の周囲にアイレット金具に貫通穴
を少なくとも3つ設けることによって、アイレット金具
支持絶縁体を膨出させて形成しても良い。
【0016】本発明によれば、アイレット金具に形成し
た凸部によって、導入線をはんだ付けした場合に、凸部
によってはんだがアイレット金具前面に流れ出すのを抑
制し、必要最低限のはんだ量にて導入線とアイレット金
具をはんだ接続することが可能である。このため、はん
だの量を大幅に削減することができるものである。
た凸部によって、導入線をはんだ付けした場合に、凸部
によってはんだがアイレット金具前面に流れ出すのを抑
制し、必要最低限のはんだ量にて導入線とアイレット金
具をはんだ接続することが可能である。このため、はん
だの量を大幅に削減することができるものである。
【0017】請求項2の発明は、請求項1記載の管球用
口金であって、凸部は、導入線挿入穴部の外周に設けら
れた凸溝であることを特徴とする。
口金であって、凸部は、導入線挿入穴部の外周に設けら
れた凸溝であることを特徴とする。
【0018】本発明によれば、請求項1の作用に加え
て、導入線挿入穴の周囲に凸溝を設けているため、アイ
レット金具よりはんだが流れ出すことがなくなるため、
接続不良、またはソケットに勘合できないなどの不良を
起こす虞を低減できるものである。
て、導入線挿入穴の周囲に凸溝を設けているため、アイ
レット金具よりはんだが流れ出すことがなくなるため、
接続不良、またはソケットに勘合できないなどの不良を
起こす虞を低減できるものである。
【0019】請求項3の発明の管球は、端部に一対の導
入線を有している管球本体と;請求項1または2記載の
管球用口金と;管球本体の導入線をアイレット金具の導
入線挿入穴部に挿通させた状態で固定するはんだと;を
具備している。
入線を有している管球本体と;請求項1または2記載の
管球用口金と;管球本体の導入線をアイレット金具の導
入線挿入穴部に挿通させた状態で固定するはんだと;を
具備している。
【0020】管球本体とは、機能部分に一対の導入線を
有する発光管を備えているとともに、受電手段として口
金を備えている物品を意味し、たとえば光源ランプ、セ
ンサー管、整流管および受信管などを包括する概念であ
る。なお、「機能部分に発光管を備えている」とは、機
能部分の少なくとも一部が発光管によって構成されてい
ることを意味する。また、発光管は1重管構造または外
管内に発光管を収納した多重管構造であることを許容す
る。また、光源ランプにおいては、白熱電球、電球形蛍
光ランプ、HIDランプなどを含む。
有する発光管を備えているとともに、受電手段として口
金を備えている物品を意味し、たとえば光源ランプ、セ
ンサー管、整流管および受信管などを包括する概念であ
る。なお、「機能部分に発光管を備えている」とは、機
能部分の少なくとも一部が発光管によって構成されてい
ることを意味する。また、発光管は1重管構造または外
管内に発光管を収納した多重管構造であることを許容す
る。また、光源ランプにおいては、白熱電球、電球形蛍
光ランプ、HIDランプなどを含む。
【0021】また、「管球本体」とは、管球から口金を
除いた残余の部分をいう。したがって、管球本体は受電
手段以外の全ての機能部分を備えている。
除いた残余の部分をいう。したがって、管球本体は受電
手段以外の全ての機能部分を備えている。
【0022】本発明によれば、請求項1または2の効果
を奏する管球を提供することができる。
を奏する管球を提供することができる。
【0023】請求項4の発明の照明装置は、器具本体
と;器具本体に収納される請求項3の管球と;を具備し
たことを特徴とする。
と;器具本体に収納される請求項3の管球と;を具備し
たことを特徴とする。
【0024】器具本体とは、請求項3の管球の発光を利
用するあらゆる装置を意味しており、たとえばダウンラ
イト、投光器、道路・トンネルなど照明器具、街路灯な
どを含む。
用するあらゆる装置を意味しており、たとえばダウンラ
イト、投光器、道路・トンネルなど照明器具、街路灯な
どを含む。
【0025】本発明によれば、請求項3の効果を奏する
照明装置を提供することができる。
照明装置を提供することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態
の管球の口金部分を示す正面図である。図2は、同じく
要部拡大断面図である。
を参照して説明する。図1は、本発明の第一の実施形態
の管球の口金部分を示す正面図である。図2は、同じく
要部拡大断面図である。
【0027】口金シェル1は、表面にニッケル鍍金を施
した黄銅からなり、筒状で、かつ周囲にねじ溝1aを備
え、下端が開放し、上端が絞られて中央にアイレット金
具支持絶縁体装着用開口が形成されている。
した黄銅からなり、筒状で、かつ周囲にねじ溝1aを備
え、下端が開放し、上端が絞られて中央にアイレット金
具支持絶縁体装着用開口が形成されている。
【0028】アイレット金具支持絶縁体2は、ガラスか
らなり、下端部が口金シェル1の上端部内面に溶着し
て、中間部が口金シェル1の上端のアイレット金具支持
絶縁体用開口から外部へ球面状に突出し、上端部が後述
するアイレット金具3の内部に溶着していることによっ
て、アイレット金具3を口金シェル1に絶縁関係を形成
しながら固着している。
らなり、下端部が口金シェル1の上端部内面に溶着し
て、中間部が口金シェル1の上端のアイレット金具支持
絶縁体用開口から外部へ球面状に突出し、上端部が後述
するアイレット金具3の内部に溶着していることによっ
て、アイレット金具3を口金シェル1に絶縁関係を形成
しながら固着している。
【0029】アイレット金具3は、表面にニッケル鍍金
を施した黄銅からなり、端板部3a、導入線挿入穴3
b、凸溝部3cおよびフランジ部3eを備えている。端
板部3aは、アイレット金具支持絶縁体2の先端に固着
され、円形をなしている。挿入線挿入穴3bは、端板部
3aの中央に端板部3aの表面から凹み貫通して形成し
ている。
を施した黄銅からなり、端板部3a、導入線挿入穴3
b、凸溝部3cおよびフランジ部3eを備えている。端
板部3aは、アイレット金具支持絶縁体2の先端に固着
され、円形をなしている。挿入線挿入穴3bは、端板部
3aの中央に端板部3aの表面から凹み貫通して形成し
ている。
【0030】凸溝3cは、挿入穴3b外周に起立して端
板部3aより突出して形成されている。フランジ部3e
は、端板部3aの外周縁に一体に形成され、その先端が
内側へ傾斜しているとともに、アイレット金具支持絶縁
体2の先端部を包囲している。この構成は、アイレット
金具支持絶縁体2のガラスが加熱溶融によりアイレット
金具3に溶着することによってなされている。
板部3aより突出して形成されている。フランジ部3e
は、端板部3aの外周縁に一体に形成され、その先端が
内側へ傾斜しているとともに、アイレット金具支持絶縁
体2の先端部を包囲している。この構成は、アイレット
金具支持絶縁体2のガラスが加熱溶融によりアイレット
金具3に溶着することによってなされている。
【0031】図2は、口金のアイレット金具およびトッ
プワイヤを示す要部拡大断面図である。管球本体の導入
線4は、導入線挿入穴3bに挿入される。その後、導入
線4とアイレット3をはんだ5にて接続固定する。この
ときはんだ5は、凸溝3cの内部にのみ流れるので、は
んだ5の量を従来の2/3にまで減少させることができ
る。また、はんだ5は凸溝3cの外部に流れ込む事がな
いため、アイレット金具3と口金シェル1の間にはんだ
が流れ込んで絶縁不良を起こす虞も低減できるものであ
る。
プワイヤを示す要部拡大断面図である。管球本体の導入
線4は、導入線挿入穴3bに挿入される。その後、導入
線4とアイレット3をはんだ5にて接続固定する。この
ときはんだ5は、凸溝3cの内部にのみ流れるので、は
んだ5の量を従来の2/3にまで減少させることができ
る。また、はんだ5は凸溝3cの外部に流れ込む事がな
いため、アイレット金具3と口金シェル1の間にはんだ
が流れ込んで絶縁不良を起こす虞も低減できるものであ
る。
【0032】次に、本発明の管球用口金の第2の実施形
態について図3および図4を用いて説明する。図3は本
実施形態の管球用口金のアイレット金具およびトップワ
イヤを示す要部拡大断面図、図4は同じく管球用口金の
アイレット金具の上部を示す平面図である。なお、図1
および図2と同一部分については同一符号を付して説明
を省略する。
態について図3および図4を用いて説明する。図3は本
実施形態の管球用口金のアイレット金具およびトップワ
イヤを示す要部拡大断面図、図4は同じく管球用口金の
アイレット金具の上部を示す平面図である。なお、図1
および図2と同一部分については同一符号を付して説明
を省略する。
【0033】本実施形態は、凸溝に替わって、導入線挿
入穴3bの外周に凸部3fを4つ形成した例である。こ
の凸部3fは、アイレット金具3の端板部3aに鳩目状
のの突起部3dを形成して端板部3aから裏面側へ突出
させて形成されており、アイレット支持絶縁体2に埋設
される。そしてアイレット金具支持絶縁体2のガラスが
加熱溶融によりアイレット金具3に溶着する際、端板部
3aより膨出されて凸部3fを形成するものである。
入穴3bの外周に凸部3fを4つ形成した例である。こ
の凸部3fは、アイレット金具3の端板部3aに鳩目状
のの突起部3dを形成して端板部3aから裏面側へ突出
させて形成されており、アイレット支持絶縁体2に埋設
される。そしてアイレット金具支持絶縁体2のガラスが
加熱溶融によりアイレット金具3に溶着する際、端板部
3aより膨出されて凸部3fを形成するものである。
【0034】このように、凸部3fが導入線挿入穴3b
の周囲に形成されることによって、はんだ5は、凸部か
ら流れ出さない他はんだの表面張力によって凸部以外の
場所でも流れ出すのを抑制できる。このため、はんだの
量が、従来の2/3にまで減少させることができる。
の周囲に形成されることによって、はんだ5は、凸部か
ら流れ出さない他はんだの表面張力によって凸部以外の
場所でも流れ出すのを抑制できる。このため、はんだの
量が、従来の2/3にまで減少させることができる。
【0035】次に、図5に本発明の管球の一実施形態と
して白熱電球Lを示す。白熱電球Lは、口金10に接続
された電球本体6からなっている。電球本体6は、フィ
ラメント61、口金と接続されるステム62、フィラメ
ント61をステム62に支持するアンカ63をガラスバ
ルブ64で覆って構成されている。また、ガラスバルブ
64の内面には、シリカなどから構成される拡散防止膜
などが形成されている。
して白熱電球Lを示す。白熱電球Lは、口金10に接続
された電球本体6からなっている。電球本体6は、フィ
ラメント61、口金と接続されるステム62、フィラメ
ント61をステム62に支持するアンカ63をガラスバ
ルブ64で覆って構成されている。また、ガラスバルブ
64の内面には、シリカなどから構成される拡散防止膜
などが形成されている。
【0036】また、図6にこの白熱電球Lを用いた照明
器具7を示す。照明器具7は、器具本体71に、白熱電
球Lの口金に対応したソケット72、照明器具7を支持
し白熱電球Lに給電する支持ワイヤ73および反射鏡7
4から形成されている。
器具7を示す。照明器具7は、器具本体71に、白熱電
球Lの口金に対応したソケット72、照明器具7を支持
し白熱電球Lに給電する支持ワイヤ73および反射鏡7
4から形成されている。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、アイレット金
具に形成した凸部によって、導入線をはんだ付けした場
合に、凸部によってはんだがアイレット金具前面に流れ
出すのを抑制し、必要最低限のはんだ量にて導入線とア
イレット金具をはんだ接続することが可能である。この
ため、はんだの量を大幅に削減することができるもので
ある。
具に形成した凸部によって、導入線をはんだ付けした場
合に、凸部によってはんだがアイレット金具前面に流れ
出すのを抑制し、必要最低限のはんだ量にて導入線とア
イレット金具をはんだ接続することが可能である。この
ため、はんだの量を大幅に削減することができるもので
ある。
【0038】請求項2の発明によれば、請求項1の作用
に加えて、導入線挿入穴の周囲に凸溝を設けているた
め、アイレット金具よりはんだが流れ出すことがなくな
るため、接続不良、またはソケットに勘合できないなど
の不良を起こす虞を低減できるものである。
に加えて、導入線挿入穴の周囲に凸溝を設けているた
め、アイレット金具よりはんだが流れ出すことがなくな
るため、接続不良、またはソケットに勘合できないなど
の不良を起こす虞を低減できるものである。
【0039】請求項3の発明によれば、請求項1または
2の効果を奏する管球を提供することができる。
2の効果を奏する管球を提供することができる。
【0040】請求項4の発明によれば、請求項3の効果
を奏する照明装置を提供することができる。
を奏する照明装置を提供することができる。
【図1】本発明の管球用口金の第1実施形態を示す正面
図。
図。
【図2】同じく要部拡大断面図。
【図3】本発明の管球用口金の第2実施形態を示す要部
拡大断面図。
拡大断面図。
【図4】同じく平面図
【図5】本発明の管球の一実施形態示す一部断面正面図
【図6】本発明の照明装置の一実施形態示す照明器具の
正面図
正面図
1…口金シェル
1a…ねじ溝
2…アイレット金具支持絶縁体
3…アイレット金具
3a…端板部
3b…導入線挿入穴
3c…凸溝部
3e…フランジ部
4…導入線
5…はんだ
フロントページの続き
(72)発明者 新藤 信明
東京都品川区東品川四丁目3番1号 東芝
ライテック株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】口金シェルと;口金シェルの先端に固着し
たアイレット金具支持絶縁体と;中央に形成された導入
先挿入穴部、導入線挿入穴部の周囲に凸部を形成して、
口金シェルと絶縁関係を形成しながらアイレット金具支
持絶縁体に固着したアイレット金具と;を具備している
ことを特徴とする管球用口金。 - 【請求項2】凸部は、導入線挿入穴部の外周に設けられ
た凸溝であることを特徴とする請求項1記載の管球用口
金。 - 【請求項3】端部に一対の導入線を有している管球本体
と;請求項1または2記載の管球用口金と;管球本体の
導入線をアイレット金具の導入線挿入穴部に挿通させた
状態で固定するはんだと;を具備していることを特徴と
する管球。 - 【請求項4】器具本体と;器具本体に収納される請求項
3の管球と;を具備したことを特徴とする照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001291091A JP2003100262A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 管球用口金、管球および照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001291091A JP2003100262A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 管球用口金、管球および照明装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003100262A true JP2003100262A (ja) | 2003-04-04 |
Family
ID=19113292
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001291091A Pending JP2003100262A (ja) | 2001-09-25 | 2001-09-25 | 管球用口金、管球および照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003100262A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007265719A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Orc Mfg Co Ltd | ランプの給電構造体 |
-
2001
- 2001-09-25 JP JP2001291091A patent/JP2003100262A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007265719A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Orc Mfg Co Ltd | ランプの給電構造体 |
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