JP2006286378A - 蛍光ランプ装置及び照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で発光効率を低下させず、かつ寿命末期における溶融等の事故を防止する蛍光ランプ装置および照明器具を提供する。
【解決手段】 電極14a、14bの少なくとも一部とベース13の放電容器に対向する面とは正対しない。また、電極の一部がベースの放電容器に対向する面と正対していても、この電極を封装している端部部分は螺旋部11bから旋回軸に向けて折曲形成されているから、端部部分の外面とベース面との間には空気層が介在する。これにより、通常点灯時においては電極の熱がベース面に及ぼす影響が小さい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、中間部を螺旋状に形成した放電容器を有する蛍光ランプ装置及びこの蛍光ランプ装置を備えた照明装置に関する。
この種の蛍光ランプ装置としては、電球形蛍光ランプやコンパクト形蛍光ランプが存在し、小形軽量化が進み、特に電球形蛍光ランプは一般の白熱電球と外観的にはかなり近似したものとなってきており、一段と普及が進んでいる。
特に近年では、例えば下記の特許文献1に示されるように、螺旋状に形成した放電容器を有する電球形蛍光ランプが提案されている。
特開2004−265737号公報
特許文献1の電球形蛍光ランプ100は、文献中の図1、図2等に示されるように、ガラス管120の端部まで螺旋形状に湾曲させた発光管110を有し、この発光管の湾曲する端部を樹脂製の保持体200の受入口231,232に回転して挿入し、発光管110を樹脂性の保持体200に固定している。前記発光管110の端部にはフィラメントコイルからなる電極130が封入されているが、樹脂からなる保持体200と電極130とは近接した状態となり、発光管110の点灯時に発生する熱によって、発光管の端部に近接した保持体200の樹脂部分が、長期間の使用により変色、劣化する問題がある。
また、ランプの寿命末期に発光管110の端部が高温となった際に、この熱により樹脂製の保持体200が異常に加熱され溶融する恐れがある。この問題を回避するために、保持体200の内面には、電極130の位置に対応する部分に、放熱板240を配した構成をとっているが、構造が複雑になると共に、新たな構成部品が必要となり、また放熱板240を装備するための格別な組み立て作業が必要となりコストアップの要因となる。
これらの問題を解決するために、図5に示すように、蛍光ランプ50の両端部に直線部50a、50bを設けて、直線部に封装された電極51a、51bのフィラメント51dを合成樹脂製のホルダ52から離間させる構成が考えられるが、ホルダ52からの蛍光ランプ50の高さを同じとすると、この場合には発光する部分である螺旋部分50cが短くなる。このため、電極間の距離が短くなり放電路が短縮されて発光効率が低下する問題が生じる。
また、この問題を改良するために、図6に示すように、直線部50a、50bを短縮して螺旋部分50cに延長部50dを形成し、発光する部分を多くして発光効率の低下を防止する構成が考えられるが、電極51a、51bにおいて、ビードガラス51cとフィラメントコイル51dとの間の寸法S1が、図5に示す寸法S2より短くなり、ビードガラス51cの表面とフィラメントコイル51dが近くなる。
一方、この種の蛍光ランプにおいては、特にランプ寿命末期において、フィラメントコイル51dを構成するタングステンの蒸着現象が発生し、フィラメントコイル51dとの距離が近くなったビードガラス51cの表面にタングステンの蒸着面が形成され、ビードガラス51cに支持される一対のインナーリードが短絡、導通し、ビードガラス及びその周辺が異常に加熱されて溶融し、この溶融により蛍光ランプを支持する合成樹脂製のホルダが溶解してしまう事故を引き起こす可能性がある。
さらに、発熱するフィラメントコイル51dと合成樹脂からなるホルダ52との距離も短くなり、フィラメントコイル51dの熱がホルダ52上面に伝わり、ホルダの変色、劣化が発生する原因となる。
このため、この種の螺旋状に形成された蛍光ランプにおいては、如何に簡単な構成で発光効率を低下させず、かつ寿命末期における樹脂溶解等の事故を発生させないかが重要な課題となっている。
本発明は、上述した問題、課題を解決することを目的とし、簡単な構成で発光効率を低下させず、かつ寿命末期における樹脂溶解等の事故を防止できる蛍光ランプ装置および照明器具を提供しようとするものである。
請求項1に記載の蛍光ランプ装置は、中間に形成された螺旋部及び螺旋部の両端から螺旋部の旋回軸に向けて折曲形成された両端部を有する放電容器と;一端側に口金を有するとともに他端側で放電容器の両端部を支持し、放電容器に対向する面から一端側をみたときの最大外径が放電容器の螺旋部の外径より小さく形成されているベースと;放電容器の両端部内ないしは両端部に連続する螺旋部内であり、かつ、少なくとも一部はベースの放電容器に対向する面の投影面より外側に位置するように設けられた電極と;を具備していることを特徴とする。
本発明において、放電容器は、例えば1本のガラス管等からなる直管状部材を、その長手方向で略二等分して屈曲し、二等分した直管状部材の略中央を頂部として螺旋状に形成し、いわゆる2重螺旋状の螺旋部を構成すると共に、両端部を螺旋の旋回軸に向けて曲げるように構成することができる。
また、放電容器は、1本のガラス管等からなる直管状部材を二つ折りし、同じ旋回軸を中心として螺旋状に形成し、両端部を旋回軸に向けて曲げるように構成してもよい。その他、放電容器は、螺旋部を3重のように多重にする等各種変形を許容する。
さらに、螺旋部を構成する螺旋の旋回回数は、複数回にわたり旋回させることが好ましいが、1回で構成してもよく、必要とする所定の明るさに合わせて旋回させる回数は設計上の問題として適宜選択すればよい。
螺旋部は湾曲部を有するように略円形をなして旋回させてもよいが、直線と角部とで形成される三角、四角、六角等、多角形状をなすように旋回させてもよい。
また、両端部は上述のように螺旋部の両端を曲げて構成することにより形成することが好ましいが、別部材を螺旋部に溶融して接続することにより構成してもよい。そして、両端部は、螺旋の旋回軸に向けて曲げられることすなわち互いの間隔が螺旋の外径より小さい距離になるよう接近されることを要するが、その形状は特に限定されない。例えばベースに支持される側が螺旋部の旋回軸線と略平行する形状でもよいし、旋回軸線と交差する形状であってもよい。
ベースは、樹脂材にて形成するのが成形性、コストの点で有利であるが、必ずしもこれに限定されるものではない。そして、一体成形されたものでも複数部材を結合させて成形したものでもよい。その形状も任意であるが、放電容器の螺旋部の形状と同じまたは類似した形状に設計されることが多い。ベースの口金は、例えばE形、ピン形であるが、これらに限定されるものではない。
電極は、例えばコイル状等の形態をなすフィラメントから形成され、一対のインナーリード及びジュメット線等を介して放電容器の両端に封装されるが、封装は特定の方式に限定されず、ピンチシールステムによるもの、マウントステムさらにはボタンステムを用いて封止されるものなど種々の方式が許容される。電極の形態もコイル状以外のものを許容する。
この電極は、少なくとも一部がベースの放電容器に対向する面の投影面より外側に位置するように設けられことを要する。したがって、端部の領域であっても、螺旋部の領域であってもよいが、インナーリードの長さをできるだけ短くできる範囲が好ましい。放電容器に対向する面は、一般に放電容器を支持している部分の面であるが、形状が複雑で他の部分との区別が困難な場合には、前記投影面をベース全体の投影面と置き換えてもよい。
本発明の蛍光ランプ装置は、点灯装置別置きのコンパクト形蛍光ランプ装置、点灯装置内蔵形のコンパクト形蛍光ランプ装置、または点灯装置を内蔵しグローブを有する電球形蛍光ランプ装置、点灯装置を内蔵しグローブを有さない電球形蛍光ランプ装置等への適用を許容する。
本発明の蛍光ランプ装置は、電極の少なくとも一部とベースの放電容器に対向する面とは正対しない。また、電極の一部がベースの放電容器に対向する面と正対していても、この電極を封装している端部部分は螺旋部から旋回軸に向けて折曲形成されているから、端部部分の外面とベース面との間には空気層が介在する。これにより、通常点灯時においては電極の熱がベース面に及ぼす影響が小さい。
また、上記のようにベース面との間には空気層が介在するように電極を配設していることにより、電極からタングステン等が飛散しても図 のものに比してビードガラス等に堆積する割合が減る。このことにより、寿命末期時にインナーリード間の短絡、それによる溶融等の異常状態が無くなるか減少する。
さらに、螺旋部の外径がベースの外径より大きいことにより、放電容器の螺旋軸方向の高さを同じとすると、ベースの外径より小さい場合より放電路長が大きくなる。放電路長を同じとすると、螺旋部の間隔が大きくなって、隣接する螺旋部分によって吸収される光を減少し、光出力が増す。また、間隔が大きくなることによって螺旋部に囲まれる空間にこもる熱が放散し易く、ベースの放電容器に対向する面の熱影響が軽減される。
請求項2の蛍光ランプ装置は、請求項1記載の発明において、ベース内に放電容器内に放電を生起させるための高周波電力を供給する点灯装置が収納されていることを特徴とする。
点灯装置は、例えば、円盤状の回路基板を備え、この回路基板に電子部品を実装したもので、インバータ等を構成し、高周波電力を出力して放電容器内に放電を生起させる。
請求項2の蛍光ランプ装置は、ベース内の点灯装置が受ける電極からの熱および点灯に伴う放電容器からの熱が少なくなり、点灯装置の信頼性が向上する。
請求項3に記載の照明装置は、照明器具本体と;請求項1または2に記載の蛍光ランプ装置と;を具備していることを特徴とする。
照明器具本体は、特に限定されず、埋込形、露出形等どのようなものであってもよい。
請求項3の照明装置は、請求項1または2の発明の作用を備えたものとなる。
請求項1の発明によれば、電極の少なくとも一部がベースの最大外径より外側に位置するようにしたから、ベースに対する熱影響を小さくでき、寿命末期時等においても電極からの熱、インナーリード間の短絡等によるベースの溶融等の事故を減少ないしは防止でき、発光効率も向上させることが可能な蛍光ランプ装置を提供することができる。
請求項2の発明によれば、ベースに収納されている点灯装置に対する熱的影響を緩和して信頼性を向上可能な蛍光ランプ装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、請求項1または2の発明の効果を奏する照明器具を提供することができる。
以下、本発明の蛍光ランプ、蛍光ランプ装置及び照明器具の実施形態につき説明する。
図1〜図3は本発明の実施形態である蛍光ランプ装置を示し、図1は一部を切り欠いて示す正面図、図2は要部である放電容器の底面図、図3は放電容器の一方の端部を示す一部拡大斜視図である。
10は蛍光ランプ装置で、螺旋状に形成された放電容器11と、この放電容器11を支持するともに支持部とは反対側に口金12を有するベース13と、放電容器11内に封装された一対の電極14a、14bと、ベース13に収納された放電容器11に放電を生起させる点灯装置15とを有している。
放電容器11は、1本のガラス管からなる直管状部材を、その長手方向で略二等分して屈曲し、二等分した直管状部材の略中央を頂部11aとし、両端に短い直管部分を残して螺旋状に形成し、いわゆる2重螺旋状の螺旋部11bを構成している。また、放電容器11の両端部11c、11dは螺旋部11bから旋回軸に向けて折曲されている。頂部11aは最冷部を形成するための凸部としている。螺旋状をなす放電容器11の成形としては、1本の直管状のガラス管を加熱溶融し、柔らかくした状態で二等分するように屈曲し、さらに二等分したガラス管の中央領域を頂部11aとして、螺旋状に形成された溝を有する型に沿わせて巻き付けることにより成形することができる。
この放電容器11は、透明な無鉛ガラスで管外径寸法を7〜10mm、旋回軸方向の全長を60〜90mmに構成され、内面には例えば3波長の蛍光体層が形成され、かつ、適宜の放電媒体が封入されている。
なお、放電容器11の螺旋部11b及び端部11cの各領域は、図3に示すように、境界線d−dを境にして、ガラス管が垂直方向に直線状をなす部分Xが直線部11eとなり、この直線部11eから螺旋部11bへの曲がりが開始され、中間部11fを介してそれ以降の全ての領域Yが螺旋部11bとなる。他の端部11dは図示を省略したが、逆向きとなる以外は同様な形状となされている。
一対をなす電極14a、14bは、同一の構成及び性能を有し、一対のインナーリード16a、16bの下端にジュメット線17aを溶接した電極ワイヤーにて支持されている。一対のインナーリード16a、16bは、ビードガラス18a、18bで略中間部分を保持されている。ビードガラス18a、18bは鉛ガラスで構成する。
上記のように構成された一対の電極14a、14bは、予め、管状をなす両端部11c、11dおよび螺旋部11bの管の軸心に沿うように、インナーリード16a、16bを折曲形成しておく。そして、 一対の電極14a、14bおよびインナーリード16a、16bを、放電容器11の各端部11c、11dに、その開口端部から挿入する。電極14a、14bの向き(フィラメントの長さ方向の向き)はとくに限定されるものではないが、インナーリードの形成し易さ、挿入し易さ等を考慮して設計するのがよい。いずれにしても、電極14a、14bの少なくとも一部はベース13の外径より外側に位置するようにする。
そして、放電路長は、例えば500〜1000mmに形成される。ここで、放電路長は、一方の電極14aから、放電容器11の管の中心を通って他方の電極14bに至るまでの距離である。
上記のように電極14a、14bを配置した後、各端部11c、11bの開口端部をピンチシールすることによって封止する。なお、ジュメット線17aの下端部は、ピンチシールされた封止部から外部に導出され、点灯装置15ーに接続される。
図2中の11gは、一方の直線部11dに、管内部と連通して封止部11hにピンチシールによって封止した細管で、細管11gは放電容器11を構成するガラスと同様の透明な無鉛ガラスで構成し、放電容器11内部を排気して放電媒体である希ガスを封入した後に、下端を加熱溶融して封止する。細管内には主アマルガムを封入するようにしてもよい。なお、図2において破線Aは、ベース13の投影面の最大外径をしめしている。
上記のように構成した蛍光ランプ装置10は、放電容器11の一対の直線部11c、11dが、螺旋部11b両端の最終端部を延長して設けた延長部分11eに連続して設けられている。
このため、両方の直線部11eは、図5に示す従来構成の直線部50a、50bより短い寸法の直線部で構成することが可能となって、従来のように放電路長が短くならず、発光効率の低下を防止することができる。
また、電極14a、14bは、インナーリード16a、16bの先端すなわち螺旋部11b内に位置するようにしたので、図6に示されるように、ビードガラス18a、18bの表面と電極14a、14bとの間の寸法が短くなることはなく、所定の距離を確保することができ、寿命末期におけるタングステン蒸着による、インナーリード16a、16b間の短絡現象を防止することが可能となる。
また、本実施形態の蛍光ランプ10を、例えば、電球形蛍光ランプ等の光源として、ホルダである合成樹脂製の仕切体25に支持して使用した場合、インナーリード16a、16bの先端すなわち電極14a、14bが螺旋部11b内に位置するようにしたので、発熱するフィラメント電極14a、14bと蛍光ランプ10を支持する合成樹脂からなるベース13との距離を離すことがで、ベース13上面への熱的影響を軽減することができホルダである仕切体の変色、劣化を抑制することができる。
同時に、電極14a、14bとベース13上面との間には、螺旋部11bの一部である延長部11eの管壁が介在し、管壁とベース13上面との間に空気層Sが形成され、電極14a、14bからの熱を極力遮断することができ、より一層、合成樹脂からなるベース13への熱的影響を軽減することが可能となる。
本実施形態において、電極14a、14bとしてコイル状をなすフィラメントを採用し、かつ一対のインナーリード16a、16b先端の間に略直線状をなすようにして懸架したが、コイル状でなく直線で構成してもよく、さらにインナーリード16a、16bには、逆V字状、W字状等をなすように懸架するようにしてもよい。
また、インナーリード16a、16bの先端すなわち電極14a、14bが螺旋部11b内に位置するように構成したが、上記した電極14a、14b(フィラメント)の形態、さらにはインナーリード16a、16bへの懸架形態により、電極14a、14bの一部または全部が中間部11f内に、もしくは、残部が螺旋部11b内に位置するように構成してもよく、さらに電極14a、14bの位置に関係なくインナーリード16a、16bの先端を螺旋部11b内に配置するようにしてもよい。
ベース13は、口金12を装着された上部ベース13aと、放電容器11を支持している下部ベース13bとからなる。下部ベース13bは樹脂製でもよいが、アルミニウム等の金属製とすると、放熱性の点で優れ、効果的である。下部ベース13bと放電容器11の端部11c、11dとは必要に応じてシリコーン、セメント等で固着される。
前記下部ベース13bの上部には絶縁材13cを介して点灯装置15が支持されている。点灯装置15は、配線板15aおよび配線板15aに実装された電気部品群15bを有している。図1においては、電気部品群15bを図示を簡略化するために一つのボックスとして表しているが、実際にはスイッチング素子、インダクタ、コンデンサ、抵抗、整流素子等が配線板15aの一面側または両面に実装されている。すなわち、比較的大きな部品が配線板15aの上面(口金側)に、また比較的小さな部品は下面(放電容器側)に位置するようにして配置される。一部の大きな部品例えば電解コンデンサ等の部品を口金12の空間部内に収納することもできる。
このような点灯装置15に前記放電容器11から導出されたジュメット線17aおよび他方の端部から導出されたジュメット線(図示しない。)が接続される。また、点灯回路の15の入力端を口金12の端子部に接続する。
前記放電容器11の細管11gは、下部ベース13bおよび配線板15aを貫通して、上部ベース13aの内面形状に沿い、かつ主アマルガムを封入して先端部が口金12内に位置するようにすれば、主アマルガムを低温領域に配置できる。
以上のような構成により、電極14a、14bは、インナーリード16a、16bの先端すなわち螺旋部11b内に位置するようにしたので、発熱する電極14a、14bと下部ベース13bとの距離を離すことができ、ベース13および点灯装置15への熱的影響を軽減することができる。特に株ベース13bが合成樹脂からなる場合には、変色、劣化を抑制することができる。
同時に、電極14a、14bと下部ベース13bとの間には、中間部11fの管壁が介在し、管壁と下部ベース13bとの間に空気層が形成される構成となり、電極14a、14bからの熱を極力遮断することができ、より一層、ベース13および点灯装置15への熱的影響を軽減することが可能となる。
さらに、ビードガラス18a、18bの表面と電極14a、14bとの間の寸法が短くなることはなく、所定の距離を確保することができ、寿命末期におけるタングステン蒸着によるインナーリード16a、16b間の短絡現象の発生を防止することができ、溶融等の事故を防止することが可能となる。
次に、上記のように構成された蛍光ランプ装置を光源とした照明器具の構成を説明する。
図4は本発明の実施形態である照明装置を、天井面に設置した状態を概略的に示した縦断面図である。 30は店舗等の天井面Xに設置されたダウンライト式の照明装置で、下面に開口部31a有する金属製の箱状をなした本体ケース31と、開口部31aに嵌合される金属製の反射体32で構成する。反射体32は、例えばステンレス等の金属板で構成し、下面周囲に飾り枠32a一体に形成する。反射体32の上面板の中央部には、蛍光ランプ装置の口金をねじ込むソケット33を設置する。このソケット33に、上述した電球形蛍光ランプ20の口金24をねじ込む。これにより螺旋状をなす蛍光ランプを有する電球形蛍光ランプ20が設置されたダウンライト式照明器具が構成される。
このように構成された照明装置30は、光源となる電球形蛍光ランプ20の配光が一般白熱電球の配光に近似することで、照明器具内に配置されたソケット近傍の反射体への光の照射量が充分に確保され、反射体の光学設計通りの器具特性を得ることができる。
蛍光ランプ装置の一実施形態の一部を切り欠いて示す正面図。 同じく要部である放電容器の底面図。 同じく放電容器の一方の端部を示す一部拡大斜視図。 照明装置の一実施形態を、天井面に設置した状態を概略的に示した縦断面図。 従来例である蛍光ランプ装置の放電容器の端部を一部を切り欠いて示す正面図。 他の従来例である蛍光ランプ装置の放電容器の端部を一部を切り欠いて示す正面図。
符号の説明
10 蛍光ランプ装置
11 放電容器
11b 螺旋部
11c、11d 端部
12 口金
13 ベース
14a、14b 電極
15 点灯装置
20 蛍光ランプ装置
21 ホルダ
22 点灯装置
24 口金
30 照明装置

Claims (3)

  1. 中間に形成された螺旋部及び螺旋部の両端から螺旋部の旋回軸に向けて折曲形成された両端部を有する放電容器と;
    一端側に口金を有するとともに他端側で放電容器の両端部を支持し、放電容器に対向する面から一端側をみたときの最大外径が放電容器の螺旋部の外径より小さく形成されているベースと;
    放電容器の両端部内ないしは両端部に連続する螺旋部内であり、かつ、少なくとも一部はベースの放電容器に対向する面の投影面より外側に位置するように設けられた電極と;
    を具備していることを特徴とする蛍光ランプ装置。
  2. 前記ベース内には放電容器内に放電を生起させるための高周波電力を供給する点灯装置が収納されていることを特徴とする請求項1記載の蛍光ランプ装置。
  3. 照明器具本体と;
    請求項1または2に記載の蛍光ランプ装置と;
    を具備していることを特徴とする照明装置。
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