JP2003281593A - 硬貨識別装置と硬貨登録装置と硬貨判定装置、並びに硬貨判定方法 - Google Patents

硬貨識別装置と硬貨登録装置と硬貨判定装置、並びに硬貨判定方法

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JP2003281593A
JP2003281593A JP2002078469A JP2002078469A JP2003281593A JP 2003281593 A JP2003281593 A JP 2003281593A JP 2002078469 A JP2002078469 A JP 2002078469A JP 2002078469 A JP2002078469 A JP 2002078469A JP 2003281593 A JP2003281593 A JP 2003281593A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊戯施設で使用される硬貨(メダル)等の真
偽を短時間で高精度に判定できる硬貨識別装置を提供す
ること。 【解決手段】 硬貨のパタンを作成する読取り部と、第
1の硬貨または真偽の判定が必要な硬貨のパタンを記録
する第1のパタン記録部と、第2の硬貨のパタンを記録
する第2のパタン記録部と、パタンの相関値を、画素毎
に求める相関演算部と、相関演算部で演算された演算結
果に基づいて特徴のある領域を抽出する領域抽出部と、
特徴のある領域に相当する領域を参照パタンとして記録
する参照パタン記録部と、要判定パタンと参照パタンと
の相関値を特徴のある領域に関して演算する部分相関演
算部と、部分相関演算部が演算する相関値に基づいて真
偽の判定が必要な硬貨を判定する判定部を備えてなる硬
貨識別装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、硬貨識別装置に
関わり、特に遊戯施設等で使用される硬貨(メダル)の
真偽を短時間で高精度に判定できる硬貨識別装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置では、材質・厚み・
孔の有無あるいは外径といった特徴により硬貨の識別を
行っていた。ところがこのような従来の認識技術では、
材質や外径の類似する外国硬貨を真の硬貨と誤認識する
可能性が高いため、自動販売機や遊戯施設等において、
外国硬貨が不正に使用される原因の一つとなっている。
【0003】そこで、硬貨の表面のパタンの特徴で硬貨
を識別する技術が提案された。その中で、硬貨表面のパ
タンを、予め登録してある真の硬貨のパタンとマッチン
グを行い、そのマッチングの程度によって硬貨の真偽を
判定する技術が進展している。このようなマッチングを
行う硬貨識別装置として、例えば特開平10−9183
6号公報に開示されているものがある。
【0004】図12は特開平10−91836号公報に
開示されている硬貨識別装置の実施の形態を示すブロッ
ク図である。この硬貨識別装置は、硬貨の表面パタンを
画像信号として取り込むパタン読み取り部2と、その画
像信号を多値画像データに変換するA/D変換部3と、
その多値画像データを記憶するパターンメモリ部4とを
有し、その多値画像データを基に硬貨を識別する。
【0005】ここでは、硬貨の円周方向に対して非周期
的なパタンのみから構成される比較データを有する1次
マッチング用辞書格納部9を設け、パタンメモリ部4に
格納された多値画像データと、1次マッチング用辞書格
納部9に格納された辞書データとの回転マッチングを行
う。また1次マッチング部8は硬貨の回転角度を抽出す
る。
【0006】回転補正部10は、この1次マッチング部
8から出力された硬貨の回転角度に基づいて、パタンメ
モリ部4に格納された多値画像データの回転角度を、予
め定められた所望の角度となるように補正する。
【0007】さらに、硬貨の真偽判定のための2次マッ
チング用の比較データを格納した2次マッチング用辞書
格納部12を設け、この2次マッチング用辞書格納部1
2から比較データを取り出して、2次マッチング部11
は硬貨の真偽を判定する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のようにこの従来
の硬貨識別装置では、パタンマッチングを1次と2次に
分けて行っている。計算量を低減するために1次マッチ
ングでは、非周期的なパタンのみを用いてマッチングを
行っているが、遊戯施設等で使用される周期的なパタン
を多く有する硬貨では、真偽の判定精度が低下する。ま
た非周期的なパタンの割合は硬貨の種類によって異なる
ため、硬貨の種類によっては計算量が多くなり、判定に
時間を要する。
【0009】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、遊戯施設で使用される硬貨(メダ
ル)等の真偽を短時間で高精度に判定できる硬貨識別装
置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる硬貨識
別装置は、画素から構成される硬貨のパタンを作成する
読取り部と、読取り部で作成された、判定が必要な硬貨
のパタンまたは第1の硬貨のパタンを記録する第1のパ
タン記録部と、読取り部で作成された第2の硬貨のパタ
ンを記録する第2のパタン記録部と、第1の硬貨のパタ
ンおよび第2の硬貨のパタンの相関値を、画素毎に求め
る相関演算部と、相関演算部で演算された演算結果に基
づいて、第1の硬貨のパタンおよび第2の硬貨のパタン
から特徴のある領域を抽出する領域抽出部と、特徴のあ
る領域を使用して、第1の硬貨のパタンまたは第2の硬
貨のパタンから参照パタンを作成する参照パタン記録部
と、判定が必要な硬貨のパタンと参照パタンとの相関値
を、特徴のある領域に関して演算する部分相関演算部
と、部分相関演算部が演算する相関値に基づいて判定が
必要な硬貨の真偽を判定する判定部を備えてなるもので
ある。
【0011】また、読取り部で作成された直交座標で表
される硬貨のパタンを、第1のパタン記録部または第2
のパタン記録部に記録する前に、極座標で表される硬貨
のパタンに変換する座標変換部を設けてなるものであ
る。
【0012】また、相関演算部では、相関値を求めるさ
いに得られる硬貨の回転角度と相関値の関係から、判定
が必要な硬貨のパタンと参照パタンの間の回転方向の角
度差を求め、部分相関演算部では、この回転方向の角度
差を利用して両方のパタンの回転方向のズレを補正して
から両者の相関値を求めるものである。
【0013】また、領域抽出部において特徴のある領域
を抽出する際、半径方向の位置が同じ値を示す領域か
ら、特徴のある領域が選ばれる数に制限が設定されてい
るものである。
【0014】また、領域抽出部において特徴のある領域
を抽出する際、所定数の画素を融合して格子領域を作成
し、この格子領域から特徴のある領域を抽出するもので
ある。
【0015】また、相関演算部は、2値化されたパタン
を用いて相関値を演算するものである。
【0016】また、第1の硬貨と第2の硬貨に、同一の
硬貨を使用するものである。
【0017】また、本発明に関わる硬貨登録装置は、画
素から構成される硬貨のパタンを作成する読取り部と、
読取り部で作成された第1の硬貨のパタンを記録する第
1のパタン記録部と、読取り部で作成された第2の硬貨
のパタンを記録する第2のパタン記録部と、第1の硬貨
のパタンおよび第2の硬貨のパタンの相関値を、画素毎
に求める相関演算部と、相関演算部で演算された演算結
果に基づいて、第1の硬貨のパタンおよび第2の硬貨の
パタンから特徴のある領域を抽出する領域抽出部と、特
徴のある領域を使用して、第1の硬貨のパタンまたは第
2の硬貨のパタンから参照パタンを作成する参照パタン
記録部を備えてなるものである。
【0018】また、本発明に関わる硬貨判定装置は、画
素から構成される硬貨のパタンを作成する読取り部と、
読取り部で作成された判定が必要な硬貨のパタンを記録
する第1のパタン記録部と、読取り部で作成された真の
硬貨のパタンを記録する第2のパタン記録部と、特徴の
ある領域を使用して、第2のパタン記録部に記録されて
いる硬貨のパタンから参照パタンを作成する参照パタン
記録部と、判定が必要な硬貨のパタンと参照パタンとの
相関値を、特徴のある領域に関して演算する部分相関演
算部と、部分相関演算部が演算する相関値に基づいて判
定が必要な硬貨の真偽を判定する判定部を備えてなるも
のである。
【0019】また、本発明に関わる硬貨判定方法は、真
の硬貨から真の硬貨のパタンを作成するステップと、判
定が必要な硬貨から要判定パタンを作成するステップ
と、特徴のある領域を使用して真の硬貨のパタンから参
照パタンを作成するステップと、要判定パタンと参照パ
タンとの相関値を、特徴のある領域に関して演算するス
テップと、ステップで演算された相関値に基づいて判定
が必要な硬貨の真偽を判定するステップを備えてなるも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明に係る硬貨識別装置の構成
を示すブロック図を図1に示す。同図において、21は
硬貨のパタン(表面形状)を読取るパタン読取り部、2
2はパタン読取り部21で読取った硬貨のパタンを座標
変換する座標変換部、23および24は座標変換したパ
タンを記録する、第一パタン記録部および第二パタン記
録部、25は第一パタン記録部23に記録された硬貨の
パタンと、第二パタン記録部24に記録された硬貨のパ
タンとの相関値を演算する相関演算部、26は相関演算
部25の演算結果をもとに特徴のある領域を抽出する領
域抽出部、27は領域抽出部26で抽出された特徴のあ
る領域を参照パタンとして記録する参照パタン記録部、
28は第一パタン記録部23に記録されたパタンと、参
照パタン記録部27に記録された参照パタンとの相関値
を演算する部分相関演算部、29は部分相関演算部28
の演算結果から硬貨の真偽を判定する判定部である。
【0021】硬貨の真偽を識別する作業は、真と想定さ
れる硬貨のパタンを登録する動作と、登録されている真
の硬貨のパタンと真偽の判定が必要な硬貨のパタンとを
マッチングする判定動作に別れる。まず登録動作につい
て説明する(図2参照)。
【0022】パタン読取り部21には、CCDカメラ、
CMOSカメラ等の2次元撮像素子、またはラインセン
サー等の1次元撮像素子が用いられる。ここで作成され
る硬貨のパタンでは、硬貨の中心とパタンの中心が一致
している。両者の中心を一致させる方法には、ガイドレ
ール等を設けて機械的に硬貨の中心とパタンの中心とを
一致させる方法、読み取った硬貨のパタンをソフト上で
処理して両者の中心を一致させる方法などが考えられ
る。
【0023】登録動作では、真と想定される硬貨の2枚
のパタンを、第一パタン記録部23および第二パタン記
録部24に登録する。このとき、パタン登録時の手間を
軽減するために、2枚のパタンを一枚の真の硬貨から作
成してもよい。すなわち、第一パタン記録部23および
第二パタン記録部24には、同じパタンが登録される。
ここで、同じパタンには、パタンの中心を軸にして回転
すると互いに一致するものを含むことにする。
【0024】また、使用頻度の異なる2枚の硬貨から、
2枚のパタンを作成してもよい。例えば未使用の硬貨の
パタンを第一パタン記録部23に、使い旧されているた
めに表面が摩耗している硬貨のパタンを第二パタン記録
部24に登録する。摩耗しやすい部分は、以降で説明す
る特徴のある領域として抽出される可能性が非常に低
い。このため、新・旧2枚の硬貨を用いて登録動作を行
うと、摩耗した硬貨における判定の確度が向上する。
【0025】また、新しい2枚の硬貨のパタンを、それ
ぞれ第一パタン記録部23および第二パタン記録部24
に登録しても構わない。さらに3枚以上の硬貨を使用し
て参照パタンを作成することも可能である。この場合、
複数の硬貨のパタンから平均値を求めることによって、
2枚の平均化されたパタンを作成し、それぞれを第一パ
タン記録部23および第二パタン記録部24に登録す
る。
【0026】次にパタン読取り部21で読み取った2つ
のパタンを、以降の演算を簡単にするために、座標変換
部22で、座標変換する。具体的には、パタン読取り部
21で読み取った状態では、硬貨のパタンは直交座標
(x、y)で表されているので、このパタンを硬貨の半
径方向(r)と硬貨の円周方向(θ)を軸とする極座標
(r、θ)で表す。極座標に変換すると、直交座標で円
形として表されていた硬貨のパタンは、長方形のパタン
として表される。
【0027】次に相関演算部25では、第一パタン記録
部23および第二パタン記録部24に登録されている2
つのパタンについてパタンマッチングをおこなうため
に、両者の相関値を演算する。相関値を演算する際、2
枚のパタンは、軸を中心にしてズレているため、片方の
パタンを円周方向に微小角度ずつ回転させて、全周方向
(360°)について画素毎におこなう。画素の大きさ
は、要求精度に応じて適宜選択する。本実施の形態では
極座標変換後のパタンについてパタンマッチングを行う
ため、円周方向にパタンマッチングを行うことは、極座
標で表示されたパタンをθ軸(円周方向)に沿って単純
にシフトさせることに等しい。
【0028】このように、座標変換部22で、一度、極
座標に変換しておくと、パタンマッチングを行う計算
が、通常は簡素化され、高速化する。しかし直交座標の
ままでも相関演算は可能であり、直交座標のまま相関演
算を行うほうが処理時間が短いハードウェアも存在す
る。
【0029】図3に相関演算部25で求められる硬貨の
回転角度と相関値の関係を示す。この相関値は、どちら
かのパタンをθ軸(円周方向)に沿ってシフトさせなが
ら、各ピクセル(画素)毎に求めたものである。縦軸の
相関値は各ピクセル毎の相関値を半径方向に関して平均
化した値を示している。ここで最も大きな相関値を示す
回転角度が2枚の硬貨の、パタン上の回転角度の差(ズ
レ)を示している。
【0030】次に領域抽出部26において、この最も大
きな相関値を示す回転角度における相関画像(すなわ
ち、回転角度のズレが補正されている2枚のパタンから
求められた相関画像)から、相関値に基づいて、以降の
判定に使用する特徴のある領域を抽出する。ここで相関
画像は、相関演算部25で相関値を計算する過程で求め
られる各ピクセル毎の相関値を、2次元に濃淡画像とし
て表示したものである。
【0031】なお、硬貨の識別に適した相関値として
は、例えば、「画像処理標準テキストブック(ISBN4-906
665-10-1,(財)画像情報教育振興協会発行,P.254)」
に記載されているものが有る。
【0032】図4に相関画像の一例を示す。図4では便
宜的に相関値は二値化されており、黒い部分が相関度の
高い部分であり、白い部分が相関度の低い部分である。
実際には、各ピクセルは例えば4〜8ビット化された相
関値(0〜1)を持っているので、相関画像は濃淡画像
として表される。単なる濃淡画像ではなく、相関値の大
小をもとにカラー表示することも当然、可能である。
【0033】特徴のある領域を抽出するには、色々な方
法がある。簡素な方法としては、相関値の大きなピクセ
ルを上位からあらかじめ決めた数だけ抽出する方法が考
えられる。
【0034】また、図5に示すように所定数のピクセル
を融合して、相関画像を所定面積を有する格子領域に分
割し、この格子領域の中から相関値の平均値の高い領域
を上位から所定数、抽出するようにしてもよい。こうす
ると判定動作における計算量を低減することができる。
【0035】なぜなら相関値を求める場合、対象(硬
貨)による輝度のばらつきを除去(正規化)するため
に、輝度(ピクセル値)の平均値を引くが、格子毎の場
合、この平均値を求める計算が少なくて済むからであ
る。図6の斜線の部分は、36個の格子領域に分割され
た相関画像から、平均値の高い相関値を有する上位5つ
の格子領域を抽出した結果を示している。
【0036】なお、図7に示すような、円周方向に一定
な図形を多く含む硬貨の場合、相関値の大きさだけで、
上位から単純に領域抽出をおこなうと、図8に示すよう
に半径方向の位置が同じ領域のみを抽出する場合が生じ
る。すなわち図7では、横方向に伸びる上側の太線(特
にハート型図形と交差する部分)が、相関値が高いと判
定されている。
【0037】この場合、図9に示すような図7に示され
る硬貨と似た図形(横方向に伸びる上側の太線)を持つ
硬貨を、同一の硬貨(真)と判定する可能性が高い。図
7と図9を比較すると、人間の目にはハート型と星型の
図形に特徴があるように思えるが、演算結果だけを基準
に抽出すると、太い線は高い相関値を示すため、このよ
うな結果になる。
【0038】この場合、たとえ相関値が上位にランクさ
れていたとしても、半径方向の位置が同じ値を有する領
域からは、所定数以上の領域が選ばれないように、抽出
数に制限を設けることが有効である。
【0039】例えば図10では、相関値の高い上位5つ
の領域を選ぶのに、半径方向の位置が同じ値を持つ領域
は、最大で2個までしか選ばれないように制限してい
る。このように、半径方向の位置が同じ領域の中から選
ばれる領域の数を制限することで、前記の誤判定を防止
することができる。
【0040】以上のようにして、領域抽出部26では、
各種の条件下で相関値に基づいて、相関画像の中から、
以降の判定動作で使用される特徴のある領域を抽出す
る。参照パタン記録部27には、第一パタン記録部23
または第二パタン記録部24に記録されているパタンを
用いて、この特徴のある領域に相当するパタンを参照パ
タンとして記録する。
【0041】なお、2枚以上の硬貨から参照パタンを作
成する際は、特徴のある領域の参照パタンを、1枚の硬
貨のパタンからではなく、2枚以上のパタンの平均値か
ら作成することも可能である。
【0042】次に判定動作について説明する(図11参
照)。判定動作においては真偽を判定する必要の有る硬
貨について、先ずパタン読取り部21と座標変換部22
を通して、その硬貨のパタンを要判定パタンとして第一
パタン記録部23に記録する。
【0043】次に参照パタン記録部27に記録されてい
る参照パタンと、この要判定パタンを、部分相関演算部
28でパタンマッチングさせるために、両者の相関値を
部分的に、特徴のある領域に関して演算する。ここでも
登録動作と同様に、2枚のパタンは回転方向にズレてい
るため、片方のパタンを一方向に微小角度ずつ回転させ
て、全周方向(360°)についてパタンマッチングを
おこなう。
【0044】なお、図3で示したように、相関値が最も
高い値を示す回転角度から、2つのパタンの間の回転方
向のズレを求めることができる。そこで領域抽出されて
いない真の硬貨のパタンを参照パタン記録部27に記録
しておき、回転方向のズレを予め補正するために、領域
抽出されていない真の硬貨のパタンと領域抽出されてい
ない要判定硬貨のパタンのどちらかを、この角度だけ回
転させることが考えられる。
【0045】このようにして回転方向のズレを補正され
たパタンに対しては、回転させながらパタンマッチング
をおこなう必要がない。ズレの補正を行った後、相関値
の演算を、領域抽出されていない全ての領域または特徴
のある領域に関して行う。前者の方が時間は要するが、
判定の精度は高い。
【0046】本発明では、相関値の高さを基準にして、
特徴のある領域のみを抽出してパタンマッチングを行う
ため、判定時の計算量が低減でき、処理の高速化が実現
できる。すなわち本発明では、領域抽出部26で抽出さ
れなかった領域(ピクセルまたは格子)は、マッチング
に実質的に使用されないが、この領域はもともと相関値
が低い領域であるため真偽の判定精度はほとんど低下し
ない。
【0047】また、相関値の高い、特徴のある領域を抽
出する登録動作は、判定動作と同等の処理であるため、
共通のハードウェアで実現可能である。すなわち、1台
の装置で登録動作と判定動作が可能であり、このため遊
戯施設等で使用される数多くの種類の硬貨について、登
録硬貨の変更を容易に行える。登録動作専用の装置また
判定動作専用の装置を作成し、作業性、利便性を向上さ
せることもできる。
【0048】また、以上の説明ではパタン読取り部21
で読み取った硬貨のパタンを、濃淡画像化してから相関
演算をおこなっているが、参照パタンまたは要判定パタ
ンのいずれか、若しくはその両方を二値化してから相関
演算をおこなうことも可能である。こうすると、判定の
確度は落ちるが、判定に必要な処理時間はさらに短くな
る。
【0049】
【発明の効果】本発明にかかわる硬貨識別装置は、画素
から構成される硬貨のパタンを作成する読取り部と、読
取り部で作成された、判定が必要な硬貨のパタンまたは
第1の硬貨のパタンを記録する第1のパタン記録部と、
読取り部で作成された第2の硬貨のパタンを記録する第
2のパタン記録部と、第1の硬貨のパタンおよび第2の
硬貨のパタンの相関値を、画素毎に求める相関演算部
と、相関演算部で演算された演算結果に基づいて、第1
の硬貨のパタンおよび第2の硬貨のパタンから特徴のあ
る領域を抽出する領域抽出部と、特徴のある領域を使用
して、第1の硬貨のパタンまたは第2の硬貨のパタンか
ら参照パタンを作成する参照パタン記録部と、判定が必
要な硬貨のパタンと参照パタンとの相関値を、特徴のあ
る領域に関して演算する部分相関演算部と、部分相関演
算部が演算する相関値に基づいて判定が必要な硬貨の真
偽を判定する判定部を備えていることにより、真の硬貨
の登録と硬貨の真偽の判定を高速で行える。
【0050】また、読取り部で作成された直交座標で表
される硬貨のパタンを、第1のパタン記録部または第2
のパタン記録部に記録する前に、極座標で表される硬貨
のパタンに変換する座標変換部を設けていることによ
り、相関値を求める際の計算が簡素化される。
【0051】また、相関演算部では、相関値を求めるさ
いに得られる硬貨の回転角度と相関値の関係から、判定
が必要な硬貨のパタンと参照パタンの間の回転方向の角
度差を求め、部分相関演算部では、この回転方向の角度
差を利用して両方のパタンの回転方向のズレを補正して
から両者の相関値を求めることにより相関値を求める際
の計算が簡素化される。
【0052】また、領域抽出部において特徴のある領域
を抽出する際、半径方向の位置が同じ値を示す領域か
ら、特徴のある領域が選ばれる数に制限が設定されてい
ることにより、特徴のある領域が、半径方向の位置が同
じものから抽出されることを防ぐことができる。
【0053】また、領域抽出部において特徴のある領域
を抽出する際、所定数の画素を融合して格子領域を作成
し、この格子領域から特徴のある領域を抽出することに
より、相関値の演算を高速で行える。
【0054】また、相関演算部は、2値化されたパタン
を用いて相関値を演算することにより、相関値の演算を
高速で行える。
【0055】また、第1の硬貨と第2の硬貨に、同一の
硬貨を使用することにより、登録動作を簡素に行える。
【0056】また、本発明に関わる硬貨登録装置は、画
素から構成される硬貨のパタンを作成する読取り部と、
読取り部で作成された第1の硬貨のパタンを記録する第
1のパタン記録部と、読取り部で作成された第2の硬貨
のパタンを記録する第2のパタン記録部と、第1の硬貨
のパタンおよび第2の硬貨のパタンの相関値を、画素毎
に求める相関演算部と、相関演算部で演算された演算結
果に基づいて、第1の硬貨のパタンおよび第2の硬貨の
パタンから特徴のある領域を抽出する領域抽出部と、特
徴のある領域を使用して、第1の硬貨のパタンまたは第
2の硬貨のパタンから参照パタンを作成する参照パタン
記録部を備えていることにより、真の硬貨の登録を高速
で行える。
【0057】また、本発明に関わる硬貨判定装置は、画
素から構成される硬貨のパタンを作成する読取り部と、
読取り部で作成された判定が必要な硬貨のパタンを記録
する第1のパタン記録部と、読取り部で作成された真の
硬貨のパタンを記録する第2のパタン記録部と、特徴の
ある領域を使用して、第2のパタン記録部に記録されて
いる硬貨のパタンから参照パタンを作成する参照パタン
記録部と、判定が必要な硬貨のパタンと参照パタンとの
相関値を、特徴のある領域に関して演算する部分相関演
算部と、部分相関演算部が演算する相関値に基づいて判
定が必要な硬貨の真偽を判定する判定部を備えているこ
とにより、硬貨の真偽の判定を高速で精度よく行える。
【0058】また、本発明に関わる硬貨判定方法は、真
の硬貨から真の硬貨のパタンを作成するステップと、判
定が必要な硬貨から要判定パタンを作成するステップ
と、特徴のある領域を使用して真の硬貨のパタンから参
照パタンを作成するステップと、要判定パタンと参照パ
タンとの相関値を、特徴のある領域に関して演算するス
テップと、ステップで演算された相関値に基づいて判定
が必要な硬貨の真偽を判定するステップを備えて備えて
いることにより、硬貨の真偽の判定を高速で精度よく行
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかわる硬貨識別装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明にかかわる硬貨識別装置における登録動
作の手順を示すフロー図である。
【図3】回転角度と相関値の関係を示す図である。
【図4】2値化された相関画像を表す図である。
【図5】図4に示される相関画像を、36個の格子領域
に分割した状態を表す図である。
【図6】図5に示される相関画像から、特徴のある領域
を5個抽出し、斜線で示した図である。
【図7】円周方向に相関値の高い図形が並んでいる硬貨
のパタンの例である。
【図8】図7に示される硬貨のパタンを用いて、特徴の
ある領域を抽出し、この抽出された領域を斜線で表示し
た図である。
【図9】円周方向に相関値の高い図形が並んでいる硬貨
のパタンの別の例である。
【図10】抽出される格子の数を半径方向に制限を設定
した場合に、抽出された5つの領域を斜線で示した図で
ある。
【図11】本発明にかかわる硬貨識別装置における判定
動作の手順を示すフロー図である。
【図12】従来の硬貨識別装置の構成を示すブロック図
である。
【符号の説明】
21 パタン読取り部、 22 座標変換部、 2
3 第一パタン記録部、 24 第二パタン記録部、
25 相関演算部、 26 領域抽出部、 2
7 参照パタン記録部、 28 部分相関演算部、
29 判定部
フロントページの続き Fターム(参考) 3E002 AA06 BD01 CA04 CA06 DA04 EA05 5B057 AA20 BA02 CD03 DA12 DB02 DC34 DC39 5L096 BA03 BA18 CA14 EA16 FA04 FA34 FA62 FA64 HA07 JA04 KA15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画素から構成される硬貨のパタンを作成
    する読取り部と、前記読取り部で作成された、判定が必
    要な硬貨のパタンまたは第1の硬貨のパタンを記録する
    第1のパタン記録部と、前記読取り部で作成された第2
    の硬貨のパタンを記録する第2のパタン記録部と、前記
    第1の硬貨のパタンおよび前記第2の硬貨のパタンの相
    関値を、画素毎に求める相関演算部と、前記相関演算部
    で演算された演算結果に基づいて、前記第1の硬貨のパ
    タンおよび前記第2の硬貨のパタンから特徴のある領域
    を抽出する領域抽出部と、前記特徴のある領域を使用し
    て、前記第1の硬貨のパタンまたは前記第2の硬貨のパ
    タンから参照パタンを作成する参照パタン記録部と、前
    記判定が必要な硬貨のパタンと前記参照パタンとの相関
    値を、前記特徴のある領域に関して演算する部分相関演
    算部と、前記部分相関演算部が演算する相関値に基づい
    て前記判定が必要な硬貨の真偽を判定する判定部を備え
    てなる硬貨識別装置。
  2. 【請求項2】 読取り部で作成された直交座標で表され
    る硬貨のパタンを、第1のパタン記録部または第2のパ
    タン記録部に記録する前に、極座標で表される硬貨のパ
    タンに変換する座標変換部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載の硬貨識別装置。
  3. 【請求項3】 相関演算部では、相関値を求めるさいに
    得られる硬貨の回転角度と相関値の関係から、判定が必
    要な硬貨のパタンと参照パタンの間の回転方向の角度差
    を求め、部分相関演算部では、この回転方向の角度差を
    利用して両方のパタンの回転方向のズレを補正してから
    両者の相関値を求めることを特徴とする請求項1記載の
    硬貨識別装置。
  4. 【請求項4】 領域抽出部において特徴のある領域を抽
    出する際、半径方向の位置が同じ値を示す領域から、特
    徴のある領域が選ばれる数に制限が設定されていること
    を特徴とする請求項1記載の硬貨識別装置。
  5. 【請求項5】 領域抽出部において特徴のある領域を抽
    出する際、所定数の画素を融合して格子領域を作成し、
    この格子領域から特徴のある領域を抽出することを特徴
    とする請求項1記載の硬貨識別装置。
  6. 【請求項6】 相関演算部は、2値化されたパタンを用
    いて相関値を演算することを特徴とする請求項1記載の
    硬貨識別装置。
  7. 【請求項7】 第1の硬貨と第2の硬貨に、同一の硬貨
    を使用することを特徴とする請求項1記載の硬貨識別装
    置。
  8. 【請求項8】 画素から構成される硬貨のパタンを作成
    する読取り部と、前記読取り部で作成された第1の硬貨
    のパタンを記録する第1のパタン記録部と、前記読取り
    部で作成された第2の硬貨のパタンを記録する第2のパ
    タン記録部と、前記第1の硬貨のパタンおよび前記第2
    の硬貨のパタンの相関値を、画素毎に求める相関演算部
    と、前記相関演算部で演算された演算結果に基づいて、
    前記第1の硬貨のパタンおよび前記第2の硬貨のパタン
    から特徴のある領域を抽出する領域抽出部と、前記特徴
    のある領域を使用して、前記第1の硬貨のパタンまたは
    前記第2の硬貨のパタンから参照パタンを作成する参照
    パタン記録部を備えてなる硬貨登録装置。
  9. 【請求項9】 画素から構成される硬貨のパタンを作成
    する読取り部と、前記読取り部で作成された判定が必要
    な硬貨のパタンを記録する第1のパタン記録部と、前記
    読取り部で作成された真の硬貨のパタンを記録する第2
    のパタン記録部と、特徴のある領域を使用して、第2の
    パタン記録部に記録されている硬貨のパタンから参照パ
    タンを作成する参照パタン記録部と、前記判定が必要な
    硬貨のパタンと前記参照パタンとの相関値を、前記特徴
    のある領域に関して演算する部分相関演算部と、前記部
    分相関演算部が演算する相関値に基づいて前記判定が必
    要な硬貨の真偽を判定する判定部を備えてなる硬貨判定
    装置。
  10. 【請求項10】 真の硬貨から真の硬貨のパタンを作成
    するステップと、判定が必要な硬貨から要判定パタンを
    作成するステップと、特徴のある領域を使用して真の硬
    貨のパタンから参照パタンを作成するステップと、前記
    要判定パタンと前記参照パタンとの相関値を、前記特徴
    のある領域に関して演算するステップと、前記ステップ
    で演算された相関値に基づいて前記判定が必要な硬貨の
    真偽を判定するステップを備えてなる硬貨判定方法。
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