JP2001312732A - 画像処理装置および方法 - Google Patents

画像処理装置および方法

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JP2001312732A
JP2001312732A JP2000129741A JP2000129741A JP2001312732A JP 2001312732 A JP2001312732 A JP 2001312732A JP 2000129741 A JP2000129741 A JP 2000129741A JP 2000129741 A JP2000129741 A JP 2000129741A JP 2001312732 A JP2001312732 A JP 2001312732A
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Akira Murakawa
彰 村川
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特定パターンを高速で精度よく認識する。 【解決手段】 特定パターンの認識において、入力カラ
ー画像の各画素について、画素の多値画像データが特定
色を指定する範囲内であればその画素をオン画素とし、
次に、得られた2値化データから対象画像を含む方形領
域を抽出する。次に、抽出された方形領域の中心を中心
とする同心円の円周上に離散的に複数個のサンプル点を
設定しパターンマッチングを行う。次に、複数個のサン
プル点を所定の角度づつずらしながら、順次照合するこ
とにより、対象画像の回転量を決定する。好ましくは、
さらに、決定された回転量に基いて径方向のパターンを
抽出する角度を設定し、径方向にビットパターンを抽出
し、抽出したビットパターンについてパターンマッチン
グを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定パターンを認
識する画像認識技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年カラー複写機の機能と性能が上が
り、紙幣、有価証券などの有効な偽造防止方法が検討さ
れ続けている。偽造防止方法のひとつに、紙幣などの模
様の内に特定パターンを入れておき、スキャンされた画
像を解析し、画像内に特定パターンを検出したならば正
常な像生成を禁止する方法がある。その際、画像読取に
おいて紙幣などが任意角の状態で読取位置に置かれた場
合や、紙幣などの流通過程において局部的な汚れや傷が
生じている場合にも、スキャンされた画像から特定パタ
ーンを認識する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】スキャナなどの入力機
器からのデータの多くは情報量の多いカラー画像であ
り、また入出力機器はますます高速で高解像度になって
きている。しかし、それにもかかわらず偽造防止のため
実時間内での画像処理(特定パターンの検出)が求めら
れている。それゆえ、高速でノイズに強い画像認識手法
の開発が重要な課題であった。
【0004】本発明の目的は、特定パターンを高速で精
度よく認識できる画像処理方法及び装置を提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、入力カラー画像の各画素について、画素の多値画
像データが特定色を指定する範囲内であればその画素を
オン画素とする2値化手段と、2値化手段により得られ
た2値化データから対象画像を含む方形領域を抽出する
抽出手段と、抽出手段により抽出された方形領域の中心
を中心とする同心円(好ましくは複数の同心円)の円周
上に離散的に複数個のサンプル点を設定しパターンマッ
チングを行う第1パターンマッチング手段と、複数個の
サンプル点を所定の角度づつずらしながら、対象画像の
データと順次照合することにより、対象画像の回転量を
決定する回転量決定手段とを備える。すなわち、周方向
のパターンマッチングにおいて、同心円上の離散的に設
定したサンプル点においてマッチングを行い、その際
に、基準パターンを回転して、対象画像の回転量も算出
する。前記の画像処理装置は、好ましくは、さらに、回
転量決定手段により決定された回転量に基いて径方向の
パターンを抽出する角度を設定し、径方向にビットパタ
ーンを抽出し、抽出したビットパターンについてパター
ンマッチングを行う第2パターンマッチング手段を備え
る。すなわち、回転量に応じて所定の方向から径方向に
ビットパターンを抽出し、基準パターンとのマッチング
を行う。前記の画像処理装置では、好ましくは、前記の
第2パターンマッチング手段は、径方向のパターンを抽
出する際に、周辺の方で中心付近より広い角度でビット
パターンを抽出する。すなわち、径方向のビットパター
ンを抽出する際は、周辺部は近傍のビットパターンも抽
出する。
【0006】本発明に係る画像処理方法では、入力カラ
ー画像の各画素について、画素の多値画像データが特定
色を指定する範囲内であればその画素をオン画素とし、
次に、得られた2値化データから対象画像を含む方形領
域を抽出し、次に、抽出された方形領域の中心を中心と
する同心円(好ましくは複数の同心円)の円周上に離散
的に複数個のサンプル点を設定しパターンマッチングを
行い、次に、複数個のサンプル点を所定の角度づつずら
しながら、対象画像のデータと順次照合することによ
り、対象画像の回転量を決定する。前記の画像処理方法
では、好ましくは、さらに、決定された回転量に基いて
径方向のパターンを抽出する角度を設定し、径方向にビ
ットパターンを抽出し、抽出したビットパターンについ
てパターンマッチングを行う。前記の画像処理方法で
は、好ましくは、径方向のパターンを抽出する際に、周
辺の方で中心付近より広い角度でビットパターンを抽出
する。
【0007】本発明に係るコンピュータ読取可能な記録
媒体は、入力カラー画像の各画素について、画素の多値
画像データが特定色を指定する範囲内であればその画素
をオン画素とし、得られた2値化データから対象画像を
含む方形領域を抽出し、抽出された方形領域の中心を中
心とする同心円(好ましくは複数の同心円)の円周上に
離散的に複数個のサンプル点を設定しパターンマッチン
グを行い、複数個のサンプル点を所定の角度づつずらし
ながら、対象画像のデータと順次照合することにより、
対象画像の回転量を決定する画像処理プログラムを記録
する。好ましくは、前記の画像処理プログラムは、さら
に、決定された回転量に基いて径方向のパターンを抽出
する角度を設定し、径方向にビットパターンを抽出し、
抽出したビットパターンについてパターンマッチングを
行う。前記の画像処理プログラムは、好ましくは、径方
向のパターンを抽出する際に、周辺の方で中心付近より
広い角度でビットパターンを抽出する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して本発
明の実施の形態を説明する。なお、図面において、同じ
参照記号は同一または同等のものを示す。
【0009】図1に本実施形態の画像処理装置(以下、
「システム」という。)の概略構成図を示す。図1に示
すように、システムは中央演算処理(以下、CPUとい
う)を備え、システム全体を制御する制御装置10を中
心として構成される。この制御装置10には、画像、文
字等の表示や、操作のための表示等を行うディスプレイ
12と、各種入力、指示操作等を行うためのキーボード
14およびマウス16が備えられる。記録媒体として、
フレキシブルディスク18、ハードディスク20、CD
−ROM26が用いられ、フレキシブルディスク装置1
8b、CD−ROM装置26bおよびハードディスク装
置(図示しない)が備えられる。さらに、文字や画像デ
ータ等を印刷するプリンタ22と、画像データを取り込
むためのスキャナ24と、音声出力のためのスピーカ2
8と、音声入力のためのマイクロホン30とが接続され
る。
【0010】図2に本システムの制御系のブロック図を
示す。CPU200には、データバス202を介して、
本システムを制御するプログラムが格納されているRO
M204と、CPU200が制御のために実行するプロ
グラムやデータを一時的に格納するRAM206とが接
続される。また、CPU200にデータバス202を介
して接続される回路には、画像、文字等の表示のためデ
ィスプレイ12を制御する表示制御回路208と、キー
ボード14からの入力を転送制御するキーボード御回路
210と、マウス16からの入力を転送制御するマウス
制御回路212と、フレキシブルディスク装置18bを
制御するフレキシブルディスク装置制御回路214と、
ハードディスク装置を制御するハードディスク装置制御
回路216と、プリンタ22への出力を制御するプリン
タ制御回路218と、スキャナ24を制御するスキャナ
制御回路220と、CD−ROM装置26bを制御する
CD−ROM装置制御回路222と、スピーカ28を制
御するスピーカ制御回路224と、マイクロホン30を
制御するマイクロホン制御回路226とがある。さら
に、CPU200には、システムを動作させるために必
要な基準クロックを発生させるためのクロック228が
接続され、また、各種拡張ボードを接続するための拡張
スロット230がデータバス202を介して接続され
る。
【0011】なお、このシステムでは、画像認識のプロ
グラムをROM204に格納する。しかし、本プログラ
ムの一部または全部をフレキシブルディスク18、ハー
ドディスク20、CD−ROM26などの情報記録媒体
に格納しておき、必要に応じて情報記録媒体よりプログ
ラムをRAM206に読み出し、これを実行させてもよ
い。また、記録媒体は、光磁気ディスク(MO)等の他
の情報記録媒体でもよい。また、画像データ入力装置と
してスキャナ24を用いているが、スチルビデオカメラ
やデジタルカメラ等の他のデータ入力装置であってもよ
い。また、拡張スロット230にネットワーク用ボード
を接続して、ネットワークを介してプログラムや画像デ
ータを受け取ることもできる。
【0012】図3は、上述のシステムにおけるデータ処
理の流れを示す。画像処理装置が起動されると、まずス
テップS10において、以下の処理で必要なフラグの初
期化や初期画面表示などが行われる。次に、ユーザーが
メニューを選択するのを待つ(S12)。選択が行われ
ると、選択に応じて、画像認識処理(S14)、その他
メニュー(S16)、終了(S18)のいずれかの処理
を行う。画像認識処理(S14)の詳細な処理について
は後述する。その他のステップについては、本発明に直
接関係ないので、これ以上の説明は省略する。
【0013】図4は、画像認識処理(図3、S14)の
大きな流れを示す。まず、認識処理対象のカラー画像を
システムに入力する(S100)。次に、入力カラー画
像の2値化を行う(S102)。2値化において、画像
の各画素のRGB値が指定の範囲内であれば画素のビッ
トをオンにし、それ以外であればビットをオフにする。
たとえば、以下の条件 RedMin ≦Red ≦RedMax かつ GreenMin≦Green≦GreenMax かつ BlueMin ≦Blue ≦BlueMax に合致すれば画素のビットをオンにする。ここで、Re
d、Green、Blueは、注目画素のRGBの画素値をあらわ
し、RedMaxとRedMinはRedの上限と下限を表わし、Green
MaxとGreenMinはGreenの上限と下限を表わし、BlueMax
とBlueMinはBlueの上限と下限を表わす。検出するべき
特定色に対応して、これらの上限値と下限値を指定す
る。次に、処理を高速化するために、認識対象の2値化
画像に対して、画像処理に必要な解像度(画像の細か
さ)に解像度を低くする(S104)。たとえば、画素
を単純に間引く。
【0014】次に、2値化画像を所定のフィルタでスキ
ャンして、特定の大きさの円形形状を検出する(S10
6)。これにより、次に行うパターンマッチングにおい
て照合するべき方形領域が抽出される。次に、抽出した
方形領域についてパターンマッチングを行う(S10
8)。後で詳細に説明するように、同心円上の離散的に
設けたサンプル点において、周方向のパターンマッチン
グを行い、その際に回転量も算出し、回転量に応じて所
定の方向から径方向にビットパターンを抽出し、基準パ
ターンとのマッチングを行う。次に、パターンマッチン
グの結果に基づき、一致度を算出する(S110)。一
致度の算出においては、全N画素中で一致した画素をn
画素として、一致した確率を算出する。
【0015】図5は、パターンマッチング(図4、S1
08)のフローチャートである。ステップS106にお
いて抽出された、照合するべき方形領域について、周方
向のパターンマッチングを行う。ここで、図6に示すよ
うに、2つの半径の異なる同心円の上の所定の複数のサ
ンプル点(オン画素検査位置とオフ画素検査位置)でラ
ベリング画素のオン/オフ情報を求め、基準パターンと
のパターンマッチングを行い得点を求める(S20
0)。周方向の基準パターンのサンプル点は離散的に設
定される。ここで、オン画素検査位置にオン画素(ラベ
リング画素)があれば得点を1とし、オフ画素検査位置
にオフ画素があれば得点を1とする。さらに、基準パタ
ーン、すなわち、円周上のサンプル点を、方形領域の中
心を回転中心として図の矢印方向に所定角度単位で順次
回転させて、各角度で、複数のサンプル点の得点の合計
を求める。1周回転させて得られた周方向のパターンマ
ッチングの結果において、最も合計得点(相関度)の高
い角度をパターンの回転量とする(S202)。また、
近傍の角度での得点を加えた総合点の高い角度をパター
ンの回転量としてもよい。この手法では、周方向の基準
パターンのサンプル点は離散的に設定されるので、局所
的なノイズの影響を受けにくい。また、少ない資源で精
度よくパターンマッチングが行える。なお、画像データ
の極座標変換などの長い処理時間を要する処理を用いな
いので、資源の節約と処理速度の向上が図れる。
【0016】次に、径方向のパターンを抽出する(S2
04)。ここで、図7に示すように、ステップS202
で得られた回転量を元に、矢印で示す8方向からパター
ンの周辺から中心に向かって画素のオン/オフのビット
パターンを特徴量として抽出する。ここで、図8に示す
ように、周辺部は近傍のラインのビットパターンも同時
に抽出する。すなわち、周辺の方が中心付近よりも広い
角度でパターンを抽出する。これにより、回転量算出時
に回転量のずれがあっても径方向のパターンマッチング
ができる。
【0017】次に、抽出した8個の径方向のビットパタ
ーンと基準の8個のビットパターンとのパターンマッチ
ングを行う(S206)。ここで、比較対象の8個のビ
ットパターンをサイクリックに変化させて各ビットパタ
ーンを比較する。1例では、0〜3、4〜7のパターン
をそれぞれサイクリックに変化させる。ここで、最も一
致数(相関度)の高いものをパターンの類似度とする。
一致数を求める場合、たとえばオン画素の一致数を求め
る。
【0018】なお、径方向のビットパターンを抽出する
際は、周辺部は近傍のビットパターンも抽出する。図9
に図8の状況を図式的に示した。広い角度で抽出した周
辺部分では、複数ラインのビットパターンデータが抽出
されている。そこで、複数のラインのパターンについて
照合を行う。照合では、たとえば、広い角度で抽出した
ビットパターンについてOR処理を行う。すなわち、2
つのラインが抽出されている部分では、平行して検出さ
れた2ラインのビットパターン部分と2つのラインの比
較パターンとの4つの組み合わせについてそれぞれ照合
しその中の最大得点を採用する。これに中央付近の1ラ
インのみの部分の得点を加算して、照合の得点を得る。
また、別の手法では、2つの平行なラインが抽出されて
いる部分でビットごとにOR処理を行い、一致点の総合
計を求める。
【0019】次に、評価のため、周方向のパターンマッ
チングの適合度と、径方向のパターンマッチングの適合
度を算出する(S208)。周方向のパターンマッチン
グの適合度は、上述の得点とヒストグラムの差を基に算
出し、径方向のパターンマッチングの適合度は、比較対
象の総画素数と、オン/オフが一致した画素数との差を
基に算出する。
【0020】
【発明の効果】周方向のパターンマッチングにおいてサ
ンプル点を離散的にとるので、パターンマッチングは局
所的なノイズに強くなる。また、少ない資源で精度よく
パターンマッチングが行える。径方向のビットパターン
を抽出する際に、周辺部では近傍のラインのデータも同
時に抽出するので、回転量算出時に回転量のずれがあっ
ても、径方向のパターンマッチングができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置の構成の概略を示
す図
【図2】 画像処理装置の制御装置を中心としたブロッ
ク図
【図3】 画像処理装置におけるメインルーチンのフロ
ーチャート
【図4】 画像認識処理のフローチャート
【図5】 回転を考慮したパターンマッチングのフロー
チャート
【図6】 周方向のパターンマッチングにおけるサンプ
ル点を示す図
【図7】 径方向のパターンマッチングにおける方向を
示す図
【図8】 径方向のパターン抽出を説明するための図
【図9】 径方向のパターンマッチングにおけるOR処
理を説明するための図
【符号の説明】
10 制御装置、 18 フロッピー(登録商標)デ
ィスク、 20 ハードディスク、 22 プリン
タ、 24 スキャナ、 26 CD−ROM、
200 CPU、 204 ROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 AA11 CA01 CA08 CA12 CB01 CB08 CB12 CD03 CG07 DB02 DB06 DB09 DC32 5C076 AA24 BA06 CA12 5C077 LL14 MP08 PP22 PP48 PP55 PP65 PQ20 RR02 5L096 AA02 EA05 EA16 EA43 FA04 GA02 GA10 GA40 JA09

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力カラー画像の各画素について、画素
    の多値画像データが特定色を指定する範囲内であればそ
    の画素をオン画素とする2値化手段と、 2値化手段により得られた2値化データから対象画像を
    含む方形領域を抽出する抽出手段と、 抽出手段により抽出された方形領域の中心を中心とする
    同心円の円周上に離散的に複数個のサンプル点を設定し
    パターンマッチングを行う第1パターンマッチング手段
    と、 複数個のサンプル点を所定の角度づつずらしながら、対
    象画像のデータと順次照合することにより、対象画像の
    回転量を決定する回転量決定手段とを備える画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 第1パターンマッチング手段は、複数の
    同心円についてパターンマッチングを行うことを特徴と
    する請求項1に記載された画像処理装置。
  3. 【請求項3】 さらに、回転量決定手段により決定され
    た回転量に基いて径方向のパターンを抽出する角度を設
    定し、径方向にビットパターンを抽出し、抽出したビッ
    トパターンについてパターンマッチングを行う第2パタ
    ーンマッチング手段を備えることを特徴とする請求項1
    または2に記載された画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記の第2パターンマッチング手段は、
    径方向のパターンを抽出する際に、周辺の方で中心付近
    より広い角度でビットパターンを抽出することを特徴と
    する請求項3に記載された画像処理装置。
  5. 【請求項5】 広い角度で抽出した前記のパターン部分
    は複数ラインからなり、これに対応する基準パターンも
    複数ラインの基準パターン部分を備え、前記の第2パタ
    ーンマッチング手段は、抽出した径方向のビットパター
    ンを基準パターンと照合する際に、複数ラインの前記の
    パターン部分と基準パターン部分の組み合わせごとに照
    合を行い、一致度を求めることを特徴とする請求項4に
    記載された画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記の第2パターンマッチング手段は、
    抽出した径方向のビットパターンを基準パターンと照合
    する際に、径方向にビットごとに比較して比較結果の総
    合計を求めることを特徴とする請求項4に記載された画
    像処理装置。
  7. 【請求項7】 入力カラー画像の各画素について、画素
    の多値画像データが特定色を指定する範囲内であればそ
    の画素をオン画素とし、 得られた2値化データから対象画像を含む方形領域を抽
    出し、 抽出された方形領域の中心を中心とする同心円の円周上
    に離散的に複数個のサンプル点を設定しパターンマッチ
    ングを行い、 複数個のサンプル点を所定の角度づつずらしながら、対
    象画像のデータと順次照合することにより、対象画像の
    回転量を決定する画像処理方法。
  8. 【請求項8】 パターンマッチングを複数の同心円につ
    いて行うことを特徴とする請求項7に記載された画像処
    理方法。
  9. 【請求項9】 さらに、決定された回転量に基いて径方
    向のパターンを抽出する角度を設定し、径方向にビット
    パターンを抽出し、抽出したビットパターンについてパ
    ターンマッチングを行うことを特徴とする請求項7に記
    載された画像処理方法。
  10. 【請求項10】 径方向のパターンを抽出する際に、周
    辺の方で中心付近より広い角度でビットパターンを抽出
    することを特徴とする請求項7に記載された画像処理方
    法。
  11. 【請求項11】 入力カラー画像の各画素について、画
    素の多値画像データが特定色を指定する範囲内であれば
    その画素をオン画素とし、 得られた2値化データから対象画像を含む方形領域を抽
    出し、 抽出された方形領域の中心を中心とする同心円の円周上
    に離散的に複数個のサンプル点を設定しパターンマッチ
    ングを行い、 複数個のサンプル点を所定の角度づつずらしながら、対
    象画像のデータと順次照合することにより、対象画像の
    回転量を決定する画像処理プログラムを記録するコンピ
    ュータ読取可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記の画像処理プログラムはパターン
    マッチングを複数の同心円について行うことを特徴とす
    る請求項7に記載された記録媒体。
  13. 【請求項13】 前記の画像処理プログラムは、さら
    に、決定された回転量に基いて径方向のパターンを抽出
    する角度を設定し、径方向にビットパターンを抽出し、
    抽出したビットパターンについてパターンマッチングを
    行うことを特徴とする請求項11または12に記載され
    た記録媒体。
  14. 【請求項14】 前記の画像処理プログラムは、径方向
    のパターンを抽出する際に、周辺の方で中心付近より広
    い角度でビットパターンを抽出することを特徴とする請
    求項13に記載された記録媒体。
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