JP2003279235A - 冷蔵庫の密閉装置 - Google Patents

冷蔵庫の密閉装置

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JP2003279235A
JP2003279235A JP2002085567A JP2002085567A JP2003279235A JP 2003279235 A JP2003279235 A JP 2003279235A JP 2002085567 A JP2002085567 A JP 2002085567A JP 2002085567 A JP2002085567 A JP 2002085567A JP 2003279235 A JP2003279235 A JP 2003279235A
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JP
Japan
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packing
refrigerator
door
upper side
front opening
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JP2002085567A
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Inventor
Yuichi Okabe
裕一 岡部
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷蔵庫の扉裏側に設けたパッキンの外側面に
は塵埃が付着する。特に、扉の上辺に対応する上辺の外
側面は塵埃が付着し易い。この塵埃によってパッキンが
汚れ、不衛生になると共にパッキンの劣化の原因にも繋
がる。本発明は、このような点に鑑み、パッキンの外側
面への塵埃の付着を少なくするためのパッキン構造を提
案するものである。 【解決手段】 本発明の冷蔵庫の密閉装置は、冷蔵庫本
体の前面開口を開閉する扉を備え、前記冷蔵庫本体の前
面開口周縁部に当接するパッキンを前記扉の上下左右の
各辺に沿って配置した冷蔵庫において、前記パッキン
は、少なくとも前記扉の上辺に対応する上辺の外側面を
覆って前記パッキンの基部から前記前面開口周縁部に向
けて延びるひれ辺を備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷蔵庫本体の前面
開口を開閉する扉を備え、前記冷蔵庫本体の前面開口周
縁部に当接するパッキンを前記扉の上下左右の各辺に沿
って配置した冷蔵庫の密閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3には、冷蔵庫本体20内を上から冷
蔵室、冷凍室、野菜室に区画した冷蔵庫25を示してい
る。冷蔵庫本体20の前面開口21、即ち、各冷蔵室、
冷凍室、野菜室の前面開口21を開閉する扉22、2
3、24は、冷蔵庫本体20の前面開口21の周縁部2
7に当接するパッキン26を各扉22、23、24の上
下左右の各辺に沿って配置している。このパッキン26
は、図4に示すように、扉22、23、24に取り付け
られる基部28と、この基部28から屈曲して延びるク
ッション部29と、このクッション部29で支えられた
袋状部30をゴム材によって一体成形している。この袋
状部30にはマグネットゴム31が収納され、マグネッ
トゴム31が冷蔵庫本体20の前面開口21周縁部27
に吸着することによって、パッキン26によって冷蔵庫
本体20と扉22、23、24の間の気密保持をしてい
る。
【0003】この構成では、パッキン26の外側面はそ
のまま冷蔵庫25の外側に晒されており、冷蔵庫25の
周辺の塵埃が付着する。特に、扉22、23、24の上
辺22A、23A、24Aに対応する上辺の外側面は塵
埃が付着し易い。この塵埃によってパッキン26が汚
れ、不衛生になると共にパッキン26の劣化の原因にも
繋がる。また、扉22、23、24の上辺に対応するパ
ッキン26の上辺の外側面に付着した塵埃は、クッショ
ン部29の屈曲した部分へ侵入し、布巾などによる拭き
取りもなかなか困難である。また、拭き取りの際にこの
塵埃が冷蔵室、冷凍室、野菜室に落ちてこれらの室を汚
す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
点に鑑み、パッキンの外側面への塵埃の付着を少なくす
るためのパッキン構造を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫の密閉装
置は、冷蔵庫本体の前面開口を開閉する扉を備え、前記
冷蔵庫本体の前面開口周縁部に当接するパッキンを前記
扉の上下左右の各辺に沿って配置した冷蔵庫において、
前記パッキンは、少なくとも前記扉の上辺に対応する上
辺の外側面を覆って前記パッキンの基部から前記前面開
口周縁部に向けて延びるひれ辺を備えたものである。
【0006】これによって、少なくとも扉の上辺に対応
するパッキンの上辺の外側面はひれで覆われることによ
って、塵埃が屈曲部などへ付着する程度が少なくなり、
パッキンが不衛生になったり、劣化するのを抑制するこ
とができる。
【0007】また、本発明の冷蔵庫の密閉装置は、冷蔵
庫本体の前面開口を開閉する扉を備え、前記冷蔵庫本体
の前面開口周縁部に当接するパッキンを前記扉の上下左
右の各辺に沿って配置した冷蔵庫において、前記パッキ
ンは、少なくとも前記扉の上辺に対応する上辺の外側面
を覆って前記パッキンの基部から前記冷蔵庫本体の天井
面へ延びるひれ辺を設けたものである。
【0008】これによって、少なくとも扉の上辺に対応
するパッキンの上辺の外側面はひれで覆われると共に、
この覆いが冷蔵庫本体の天井面へ延びるため、このひれ
の外側を布巾などで拭き取る際にも、塵埃が冷蔵庫本体
内の貯蔵室へ落ちることが極力少なくなり、拭き取り作
業も簡単になる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明の冷蔵庫の密閉装置
について説明する。図1乃至図3は本発明の冷蔵庫の実
施形態を示しており、図1は冷蔵庫本体の前面開口を開
閉する扉の上辺部分を断面で示す本発明冷蔵庫の密閉装
置の一つの構成図、図2は冷蔵庫本体の前面開口を開閉
する扉の上辺部分を断面で示す本発明冷蔵庫の密閉装置
の他の構成図、図3は本発明を説明するための冷蔵庫の
正面斜視図である。
【0010】次に、図3の冷蔵庫25を参照して図1及
び図2の構成を説明する。本発明の冷蔵庫25は、冷蔵
庫本体20の前面開口21を開閉する扉22、23、2
4を備え、冷蔵庫本体20の前面開口21の周縁部27
に当接するパッキン26を扉22、23、24扉の上下
左右の各辺に沿って配置している。パッキン26は、扉
22、23、24に形成した蟻溝5に鏃部11を圧入に
て取り付けられる基部28と、この基部28から屈曲し
て延びるクッション部29と、このクッション部29で
支えられた袋状部30とをゴム材によって一体成形して
いる。この袋状部30にはマグネットゴム31が収納さ
れ、マグネットゴム31が冷蔵庫本体20の前面開口2
1周縁部27に吸着することによって、パッキン26に
よって冷蔵庫本体20と扉22、23、24の間の気密
保持をしている。
【0011】本発明の一つとして図1に示すように、パ
ッキン26は、少なくとも扉22、23、24の上辺2
2A、23A、24Aに対応するパッキン26の上辺の
外側面を略全長で覆って、パッキン26の基部28から
前面開口21の周縁部27に向けて延びるひれ辺10を
有し、このひれ辺10は、ゴム材によって基部28と共
に一体成形された薄い板状をしている。ひれ辺10は、
パッキン26の全周に亘ってその外側面を覆うように形
成してもよいが、塵埃が付着し易い箇所は、扉22、2
3、24の上辺22A、23A、24Aに対応するパッ
キン26の上辺の外側面であるため、下辺や左右辺には
このひれ辺10を設けなくてもよい。
【0012】ひれ辺10がパッキン26の全周に亘って
その外側面を覆うように形成する場合には、同一形状に
成形する型によって成形した同一形状の紐状のパッキン
26を扉の上下左右の寸法に適合させた長さに切ったも
のを枠状に接合して構成できる。一方、パッキン26の
ひれ辺10を扉22、23、24の上辺22A、23
A、24Aに対応するパッキン26の上辺のみに設けた
場合には、扉の上辺以外の辺に対応する辺のパッキン
と、扉の上辺に対応する辺のパッキンとはひれ辺10以
外の形状が同一であるため、この同一形状部分で両者を
接続することによって扉の上下左右の寸法に適合させた
枠状のパッキン26を形成できる。
【0013】冷蔵庫本体20に対して扉が閉止した状
態、即ち、冷蔵庫本体20の前面開口21の周縁部27
にマグネットゴム31が吸着した扉22、23、24の
閉止状態において、ひれ辺10の先端は、冷蔵庫本体2
0の前面開口21の周縁部27に僅かに当接又は近接す
る長さで基部28から周縁部27に向けて延びている。
このため、ひれ辺10は、パッキン26による冷蔵庫本
体20と扉との密閉を阻害することはない。
【0014】ひれ辺10は、図1の(イ)に拡大で示す
ように、先端10Aを若干外向き(上辺では上向きとな
る)に形成することによって塵埃の捕捉がこのひれ辺1
0で行え、また冷蔵庫本体20の前面開口21の周縁部
27に僅かに当接したときにも、マグネットゴム31を
収納した袋状部30と周縁部27との密着部へ入り込む
虞がない。
【0015】図2には本発明のもう一つの形態を示して
いる。これにおいて、パッキン26は、少なくとも扉2
2、23、24の上辺22A、23A、24Aに対応す
る上辺の外側面を覆ってパッキン26の基部28から冷
蔵庫本体20の天井面20Aへ延びるひれ辺10形成し
ている。このひれ辺10も図1のパッキン同様に基部2
8と共にゴム材によって一体成形している。ひれ辺10
は、図2のように先端10Aが若干外向き(上辺では上
向きとなる)に形成することによって、扉の開閉時にひ
れ辺10が冷蔵庫本体20の前面開口21の周縁部27
に入り込んで、パッキン26の本来の密閉機能の阻害に
ならないようにしている。この入り込み防止をより効果
的にするためには、扉の開止状態において、図2の点線
のように、ひれ辺10の先端10Aが冷蔵庫本体20の
天井面20Aから若干浮いた形状に成形することによっ
て達成できる。
【0016】本発明のパッキン26のひれ辺10は、上
記のようにパッキン26の本来の機能部分であるクッシ
ョン部29や袋状部30の外側面に塵埃が付着しにくい
ようにする効果の他に、このひれ辺10の存在によっ
て、クッション部29や袋状部30が覆われるため、冷
蔵庫25の周囲の外気との間でパッキン26を通した熱
リークも抑制され、冷蔵庫の断熱効果への寄与にもな
る。
【0017】本発明は、上記の冷蔵庫25の形態に拘束
されず、他の形態の冷蔵庫にも適用することができる。
また扉も上記の冷蔵庫25の形態に限らず、他の形態に
も適用することができ、全ての扉に適用するのではな
く、最上部の扉にのみ適用しても効果がある。このた
め、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲を逸脱しない部分における種種の実施形
態を包含するものである。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、少なくとも扉の上辺に
対応するパッキンの上辺の外側面はひれ辺で覆われるこ
とによって、塵埃が屈曲部などへ付着する程度が少なく
なり、パッキンが不衛生になったり、劣化するのを抑制
することができる。またひれ辺によってパッキンのクッ
ション部や袋状部が覆われるため、冷蔵庫の周囲の外気
との間でパッキンを通した熱リークも抑制され、冷蔵庫
の断熱効果への寄与にもなる。
【0019】また、少なくとも扉の上辺に対応するパッ
キンの上辺の外側面はひれ辺で覆われると共に、この覆
いが冷蔵庫本体の天井面へ延びるため、このひれ辺の外
側を布巾などで拭き取る際にも、塵埃が冷蔵庫本体内の
貯蔵室へ落ちることが極力少なくなり、拭き取り作業も
簡単になる。
【0020】また、ひれ辺は、その先端を若干外向き
(上辺では上向きとなる)に形成することによって、パ
ッキンの本来の機能である密閉機能を阻害することを防
止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】冷蔵庫本体の前面開口を開閉する扉の上辺部分
を断面で示す本発明冷蔵庫の密閉装置の一つの構成図で
ある。
【図2】冷蔵庫本体の前面開口を開閉する扉の上辺部分
を断面で示す本発明冷蔵庫の密閉装置の他の構成図であ
る。
【図3】本発明を説明するための冷蔵庫の正面斜視図で
ある。
【図4】従来構成のパッキン部分の断面図である。
【符号の説明】
10……ひれ辺 20……冷蔵庫本体 21……冷蔵庫本体の前面開口 22、23、24……扉 25……冷蔵庫 26……パッキン 27……冷蔵庫本体の前面開口周縁部 28……パッキンの基部 29……クッション部 30……袋状部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫本体の前面開口を開閉する扉を備
    え、前記冷蔵庫本体の前面開口周縁部に当接するパッキ
    ンを前記扉の上下左右の各辺に沿って配置した冷蔵庫に
    おいて、前記パッキンは、少なくとも前記扉の上辺に対
    応する上辺の外側面を覆って前記パッキンの基部から前
    記前面開口周縁部に向けて延びるひれ辺を備えた冷蔵庫
    の密閉装置。
  2. 【請求項2】 冷蔵庫本体の前面開口を開閉する扉を備
    え、前記冷蔵庫本体の前面開口周縁部に当接するパッキ
    ンを前記扉の上下左右の各辺に沿って配置した冷蔵庫に
    おいて、前記パッキンは、少なくとも前記扉の上辺に対
    応する上辺の外側面を覆って前記パッキンの基部から前
    記冷蔵庫本体の天井面へ延びるひれ辺を設けた冷蔵庫の
    密閉装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102007008707A1 (de) * 2007-02-19 2008-08-21 Rehau Ag + Co Kühlgerät
WO2021124547A1 (ja) * 2019-12-20 2021-06-24 三菱電機株式会社 冷蔵庫
WO2022185359A1 (ja) * 2021-03-01 2022-09-09 三菱電機株式会社 冷蔵庫

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