JP2003278817A - 油圧緩衝器のばね荷重調整装置 - Google Patents

油圧緩衝器のばね荷重調整装置

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JP2003278817A
JP2003278817A JP2002087210A JP2002087210A JP2003278817A JP 2003278817 A JP2003278817 A JP 2003278817A JP 2002087210 A JP2002087210 A JP 2002087210A JP 2002087210 A JP2002087210 A JP 2002087210A JP 2003278817 A JP2003278817 A JP 2003278817A
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Munemitsu Eguchi
宗光 江口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アジャスタとばね受けを使用するばね荷重調
整装置において、磨耗を少なくし、アジャスタの回転操
作力を小さくし、クリックストップ機構の弾発力付与方
向長さを小さくし、部品点数を少なくし、組付性を良く
すること。 【解決手段】 アジャスタ40によりばね受け50を支
持し、ばね受け50により懸架ばね18を支持し、アジ
ャスタ40の回動によりばね受け50に支持した懸架ば
ね18のばね荷重を調整する、油圧緩衝器10のばね荷
重調整装置16において、アジャスタ40とばね受け5
0が互いの平坦面40A、50Aを介して当接し、一方
の平坦面40Aに板ばね42の基端部を設け、他方の平
坦面50Aの周方向複数位置に凹部53を設け、該板ば
ね42が備える係止部42Aを該凹部53に弾発的に係
止するもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は油圧緩衝器のばね荷
重調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、油圧緩衝器を構成する懸架ばねの
ばね荷重を調整するに際し、ばね荷重調整装置の緩み止
めを図りながら、ばね荷重を容易に調整可能とするた
め、特公昭63-5619又は実公昭43-30514に記載のものが
ある。これらの従来技術は、シリンダとピストンロッド
の一方の外周にねじ部と回り止め部を備えた支持部を設
け、前記支持部に回り止め部を介してばね受けを軸方向
移動可能に設け、前記支持部にねじ部を介してアジャス
タを螺着し、前記アジャスタにより前記ばね受けを支持
し、該ばね受けにより懸架ばねを支持し、該アジャスタ
の回動により該ばね受けに支持した該懸架ばねのばね荷
重を調整可能としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公昭
63-5619の1つの実施例では、アジャスタのクリックス
トップ機構をばね受けとアジャスタの一方に設けた凸部
と他方に設けた凹部の係脱機構により構成し、この凸部
と凹部の係合を懸架ばねの弾発力により維持している。
従って、アジャスタの回転時に、懸架ばねのばね荷重が
凸部に及ぼす面圧が大きくなり、磨耗が激しい。また、
アジャスタの回転に大きなクリック力を必要とし、回転
操作力が大きくなる。
【0004】また、特公昭63-5619の他の実施例では、
上記クリックストップ機構の他の構成として、ばね受け
とアジャスタの一方に設けた嵌合凹部にローラーを嵌め
込み、他方に設けた係止凹部に上記ローラーを係脱する
ものを開示している。この場合には、アジャスタの回転
時に、ローラーを嵌合凹部で自転させる必要があり、磨
耗が激しい。また、組付時にローラーが転がり落ちる
等、組付性も良くない。
【0005】また、実公昭43-30514では、アジャスタの
クリックストップ機構をアジャスタに設けたばね及びボ
ールにより構成している。ボールとばねを使用するため
に弾発力付与方向長さが過大になるし、部品点数が多
く、組付性も悪い。
【0006】本発明の課題は、アジャスタとばね受けを
使用するばね荷重調整装置において、磨耗を少なくし、
アジャスタの回転操作力を小さくし、クリックストップ
機構の弾発力付与方向長さを小さくし、部品点数を少な
くし、組付性を良くすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シリ
ンダとピストンロッドの一方の外周にねじ部と回り止め
部を備えた支持部を設け、前記支持部に回り止め部を介
してばね受けを軸方向移動可能に設け、前記支持部にね
じ部を介してアジャスタを螺着し、前記アジャスタによ
り前記ばね受けを支持し、該ばね受けにより懸架ばねを
支持し、該アジャスタの回動により該ばね受けに支持し
た該懸架ばねのばね荷重を調整する、油圧緩衝器のばね
荷重調整装置において、前記ばね受けと前記アジャスタ
が互いの平坦面を介して当接し、一方の平坦面に板ばね
の基端部を設け、他方の平坦面の周方向複数位置に凹部
を設け、該板ばねが備える係止部を該凹部に弾発的に係
止せしめるようにしたものである。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て更に、前記ばね受け又は前記アジャスタの平坦面に設
けた凹部が溝状をなし、該溝状凹部の外周を該ばね受け
又は該アジャスタの外縁部により閉じたようにしたもの
である。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において更に、前記アジャスタに工具係合用の切欠部を
設け、該切欠部を該アジャスタの平坦面に対して閉じた
ようにしたものである。
【0010】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かの発明において更に、前記アジャスタの前記ばね受け
に対する端面の外周部と内周部の間に段差を設け、該内
周部を前記ばね受けの平坦面に当接する平坦面にし、該
外周部を該ばね受けの平坦面から離隔し、該外周部に工
具係合用の切欠部を設けたようにしたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は第1実施形態の油圧緩衝器
を示す半断面図、図2は図1の要部を拡大して示し、
(A)はばね荷重調整済状態を示す半断面図、(B)は
ばね荷重調整過程を示す半断面図、図3はアジャスタを
示し、(A)は断面図、(B)は平面図、図4は板ばね
を示し、(A)は正面図、(B)は側面図、図5はばね
受けを示し、(A)は断面図、(B)は平面図、(C)
は(B)のC−C線に沿う断面図、図6はアジャスタと
ばね受けを示し、(A)は図2(A)のA−A線に沿う
断面図、(B)は図2(B)のB−B線に沿う断面図、
図7は第2実施形態の油圧緩衝器を示す半断面図、図8
は図7の要部を拡大して示す半断面図である。
【0012】(第1実施形態)(図1〜図6) 油圧緩衝器10は、図1に示す如く、シリンダ11に中
空ピストンロッド12を挿入している。シリンダ11は
車体側取付部材14を備え、ピストンロッド12は車軸
側取付部材10を備える。シリンダ11にはばね荷重調
整装置16を構成するアジャスタ40とばね受け50を
備え、ピストンロッド12にはばね受け17を備え、ば
ね受け50とばね受け17の間に懸架ばね18を介装し
ている。
【0013】油圧緩衝器10は、シリンダ11に設けた
ロッドガイド21から該シリンダ11の内部にピストン
ロッド12を挿入し、ピストンロッド12の挿入端に設
けたピストン22により該シリンダ11の内部を、ピス
トンロッド12が存在するロッド側油室23Aと、ピス
トンロッド12が存在しないピストン側油室23Bに区
画し、ピストン22に設けた油室23Aと油室23Bの
連絡油路に減衰力調整装置24を設けている。また、油
圧緩衝器10は、ピストン22を迂回する油室23Aと
油室23Bのバイパス油路26をピストンロッド12に
設け、このバイパス油路26に減衰力調整ロッド25を
設けている。
【0014】油圧緩衝器10は、シリンダ11に進入/
退出するピストンロッド12の体積を補償するためのサ
ブタンク27をピストン側油室23Bに連通し、該サブ
タンク27の内部に減衰力調整装置(不図示)を設けて
いる。
【0015】油圧緩衝器10は、車両走行時に路面から
受ける衝撃力を懸架ばね18の変位により吸収し、この
懸架ばね18の伸縮振動をピストン22やサブタンク2
7に設けた減衰力調整装置により吸収する。
【0016】しかるに、油圧緩衝器10はばね荷重調整
装置16を以下の如くに構成している。
【0017】ばね荷重調整装置16は、図2示す如く、
シリンダ11の外周にねじ部31と回り止め部32を備
えた支持部30を設ける。回り止め部32は、シリンダ
11におけるねじ部31の周方向の一部において、軸方
向に設けたキー溝32Aにより構成される。
【0018】シリンダ11の支持部30には、ばね受け
50が回り止め部32を介して軸方向移動可能に嵌着さ
れる。ばね受け50は、環状をなし、懸架ばね18のた
めのばねシート51を備えるとともに、回り止め部32
のキー溝32Aに係合する凸部52を内周の一部に備え
る。
【0019】シリンダ11の支持部30には、アジャス
タ40がねじ部31に螺着される。アジャスタ40によ
りばね受け50を背面支持し、ばね受け50により懸架
ばね18を支持し、アジャスタ40の回動によりばね受
け50に支持した懸架ばね18のばね荷重を調整する。
【0020】ばね荷重調整装置16では、懸架ばね18
がばね受け50を軸方向に加圧するとともに、ばね受け
50に回転トルクを付与してこれを回転させようとす
る。このとき、ばね受け50は凸部52を支持部30の
キー溝32Aに係合していて回転できない。これによ
り、アジャスタ40に回転トルクが作用せず、アジャス
タ40は緩むことなくばね受け50を支持する。
【0021】このとき、アジャスタ40とばね受け50
は互いの平坦面40A、50Aを介して当接し、懸架ば
ね18のばね荷重を段階的に調整可能とするクリックス
トップ機構を以下の如くに備える。
【0022】即ち、アジャスタ40は、図3に示す如
く、平坦面40Aに設けた格納凹部41に板ばね42の
基端部を固定的に設ける。板ばね42は、図4に示す如
く、山形状の係止部42Aを備える。
【0023】ばね受け50は、図5に示す如く、平坦面
50Aの周方向複数位置(例えば4位置)に凹部53を
設ける。凹部53はばね受け50の周方向に沿う断面に
おいてV溝状をなす(図6(A))。ばね荷重調整装置
16によるばね荷重調整済状態では、図2(A)、図6
(A)に示す如く、アジャスタ40に設けた板ばね42
の係止部42Aがばね受け50の凹部53に弾発的に入
って係止する。他方、ばね荷重調整装置16によるばね
荷重調整過程では、アジャスタ40の回転により、図2
(B)、図6(B)に示す如く、板ばね42の係止部4
2Aがばね受け50の凹部53から外れて平坦面50A
を滑り、相隣る新たな凹部53との係合に向けて移動す
る。
【0024】尚、ばね荷重調整装置16にあっては、ば
ね受け50に設けた凹部53における、該ばね受け50
の半径方向の外方側に位置する外周を、該ばね受け50
の外縁部54により閉じ、外部からの塵埃の侵入を防止
する。
【0025】また、アジャスタ40は外周の周方向複数
位置に工具係合用の切欠部43を設けており、該切欠部
43を該アジャスタ40の平坦面40Aにまで貫通させ
ることなく、該平坦面40Aに対して閉じている。
【0026】本実施形態によれば以下の作用がある。 (請求項1に対応する作用) アジャスタ40とばね受け50が平坦面40A、50
A同士を介して当接しているから、アジャスタ40の回
転時に、懸架ばね18のばね荷重がそれらの当接面に及
ぼす荷重を小さくすることができ、磨耗を小さくするこ
とができる。
【0027】アジャスタ40のクリックストップ機構
として、懸架ばね18と別個の板ばね42を用いた。従
って、板ばね42のばね力を小さく設定し、アジャスタ
40を小さなクリック力で回転できる。
【0028】アジャスタ40のクリックストップ機構
として板ばね42を用いたから、弾発力付与方向長さを
小さくできる。従って、クリックストップ機構をアジャ
スタ40とばね受け50の間の軸方向にコンパクトに内
蔵できる。
【0029】アジャスタ40のクリックストップ機構
を構成する板ばね42の基端部をアジャスタ40の平坦
面40Aに設けた格納凹部41に収容するようにした。
従って、部品点数は少なく、組付性も良い。
【0030】(請求項2に対応する作用) ばね受け50に設けた複数の凹部53の外周を該ばね
受け50の外縁部54により閉じたから、この凹部53
が板ばね42とともに構成するクリックストップ機構に
外部から塵埃等が入ることを防止できる。
【0031】(請求項3に対応する作用) アジャスタ40に設けた工具係合用の切欠部43が、
該アジャスタ40の平坦面40Aの側に貫通していない
から、アジャスタ40とばね受け50の平坦面40A、
50Aやクリックストップ機構に、工具に係着した泥
等、外部からの塵埃等が入ることを防止できる。
【0032】(第2実施形態)(図7、図8) 第2実施形態の油圧緩衝器60が第1実施形態の油圧緩
衝器10と実質的に異なる点は、ばね荷重調整装置61
を構成するアジャスタ70とばね受け80をピストンロ
ッド12の側に設け、シリンダ11の側にはばね受け6
2を設け、ばね受け62とばね受け80の間に懸架ばね
18を介装したことにある。アジャスタ70は、第1実
施形態のアジャスタ40の平坦面40A、格納凹部4
1、板ばね42、工具係合用切欠部43と同様の、平坦
面70A、格納凹部71、板ばね72、工具係合用切欠
部73を備える。ばね受け80も、第1実施形態のばね
受け50の平坦面50A、ばねシート51、凸部52、
凹部53、外縁部54と同様の、平坦面80A、ばねシ
ート81、凸部82、V溝状凹部83、外縁部84を備
える。
【0033】即ち、ばね荷重調整装置61は、ピストン
ロッド12に固定化したバンプストッパカバー63の外
周にねじ部64Aと回り止め部(キー溝)64Bを備え
た支持部64を設け、支持部64に回り止め部64Bを
介してばね受け80を軸方向移動可能に設け、支持部6
4にねじ部64Aを介してアジャスタ70を螺着し、ア
ジャスタ70によりばね受け80を支持し、ばね受け8
0により懸架ばね18を支持し、アジャスタ70の回動
によりばね受け80に支持した懸架ばね18のばね荷重
を調整する。
【0034】そして、ばね荷重調整装置61は、アジャ
スタ70とばね受け80を互いの平坦面70A、80A
を介して当接し、アジャスタ70の格納凹部71に板ば
ね72の基端部を設け、ばね受け80の平坦面80Aの
周方向複数位置に凹部83を設け、板ばね72の係止部
72Aを凹部83に弾発的に係止する。また、ばね受け
80は凹部83の外周を該ばね受け80の外縁部84に
より閉じる。また、アジャスタ70に設けた工具係合用
切欠部73を該アジャスタ70の平坦面70Aに対して
閉じる。
【0035】更に、ばね荷重調整装置61にあっては、
アジャスタ70のばね受け80に対する端面の外周部7
4Aと内周部74Bの間に段差を設け、内周部74Bを
ばね受け80の平坦面80Aに当接する平坦面70Aと
し、外周部74Aをばね受け80の平坦面80Aから離
隔し、該外周部74Aに工具係合用切欠部73を設け
た。
【0036】従って、本実施形態によれば、第1実施形
態における作用に加え、以下の作用がある。
【0037】アジャスタ70の工具係合用切欠部73を
設けた外周部74Aを、ばね受け80の平坦面80Aか
ら離隔させたから、工具がばね受け80に当たらず、工
具をアジャスタ70に係合し易い。
【0038】尚、油圧緩衝器60は、中空ピストンロッ
ド12に、ピストン側油室23Bに連通する体積補償室
90を設けた。即ち、ピストンロッド12の小内径部1
2Aをピストン側油室23Bに開口し、小内径部12A
に続く大内径部12Bにフリーピストン91を内蔵する
ガス室92を区画形成し、ガス室92に接続されるエア
ーバルブ93を車軸側取付部材15に設けた。これによ
れば、体積補償室90を中空ピストンロッド12内に形
成したから、シリンダ11内にフリーピストンやプラダ
ー等を設けてピストンロッド12の体積補償室を区画し
たり、又は別途体積補償用のサブタンク等を設ける必要
がなくなり、前者との比較では油圧緩衝器60の全長が
短くなり、後者との比較では油圧緩衝器60がかさばら
ずコンパクトになる。
【0039】以上、本発明の実施の形態を図面により詳
述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限
られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の
設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本
発明はばね受けとアジャスタの一方の平坦面に板ばねの
基端部を設け、他方の平坦面の周方向複数位置に凹部を
設け、該板ばねが備える係止部を該凹部に弾発的に係止
せしめるものであれば良い。
【0040】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、アジャス
タとばね受けを使用するばね荷重調整装置において、磨
耗を少なくし、アジャスタの回転操作力を小さくし、ク
リックストップ機構の弾発力付与方向長さを小さくし、
部品点数を少なくし、組付性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態の油圧緩衝器を示す半断面
図である。
【図2】図2は図1の要部を拡大して示し、(A)はば
ね荷重調整済状態を示す半断面図、(B)はばね荷重調
整過程を示す半断面図である。
【図3】図3はアジャスタを示し、(A)は断面図、
(B)は平面図である。
【図4】図4は板ばねを示し、(A)は正面図、(B)
は側面図である。
【図5】図5はばね受けを示し、(A)は断面図、
(B)は平面図、(C)は(B)のC−C線に沿う断面
図である。
【図6】図6はアジャスタとばね受けを示し、(A)は
図2(A)のA−A線に沿う断面図、(B)は図2
(B)のB−B線に沿う断面図である。
【図7】図7は第2実施形態の油圧緩衝器を示す半断面
図である。
【図8】図8は図7の要部を拡大して示す半断面図であ
る。
【符号の説明】
10、60 油圧緩衝器 11 シリンダ 12 ピストンロッド 16、61 ばね荷重調整装置 18 懸架ばね 30、64 支持部 31、64A ねじ部 32、64B 回り止め部 40、70 アジャスタ 40A、50A、70A、80A 平坦面 41、71 格納凹部 42、72 板ばね 42A、72A 係止部 43、73 工具係合用切欠部 50、80 ばね受け 53、83 凹部 54、84 外縁部 74A 外周部 74B 内周部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダとピストンロッドの一方の外周
    にねじ部と回り止め部を備えた支持部を設け、 前記支持部に回り止め部を介してばね受けを軸方向移動
    可能に設け、 前記支持部にねじ部を介してアジャスタを螺着し、 前記アジャスタにより前記ばね受けを支持し、該ばね受
    けにより懸架ばねを支持し、該アジャスタの回動により
    該ばね受けに支持した該懸架ばねのばね荷重を調整す
    る、油圧緩衝器のばね荷重調整装置において、 前記ばね受けと前記アジャスタが互いの平坦面を介して
    当接し、一方の平坦面に板ばねの基端部を設け、他方の
    平坦面の周方向複数位置に凹部を設け、該板ばねが備え
    る係止部を該凹部に弾発的に係止せしめることを特徴と
    する油圧緩衝器のばね荷重調整装置。
  2. 【請求項2】 前記ばね受け又は前記アジャスタの平坦
    面に設けた凹部が溝状をなし、該溝状凹部の外周を該ば
    ね受け又は該アジャスタの外縁部により閉じた請求項1
    に記載の油圧緩衝器のばね荷重調整装置。
  3. 【請求項3】 前記アジャスタに工具係合用の切欠部を
    設け、該切欠部を該アジャスタの平坦面に対して閉じた
    請求項1又は2に記載の油圧緩衝器のばね荷重調整装
    置。
  4. 【請求項4】 前記アジャスタの前記ばね受けに対する
    端面の外周部と内周部の間に段差を設け、該内周部を前
    記ばね受けの平坦面に当接する平坦面にし、該外周部を
    該ばね受けの平坦面から離隔し、該外周部に工具係合用
    の切欠部を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の油圧
    緩衝器のばね荷重調整装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199976A (ja) * 2012-03-23 2013-10-03 Showa Corp 油圧緩衝器のばね荷重調整装置
JP2016142299A (ja) * 2015-01-30 2016-08-08 株式会社ショーワ 油圧緩衝器
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