JP5506451B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents
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Description
(a)ダンパケースの外筒の一端内周にロッドガイドを抜け止めする止め輪を係着し、内筒の一端をロッドガイドに固定した。止め輪の係着時に、ロッドガイドと止め輪の間にその係着作業用スペースが必要とされる。ところが、止め輪の係着後に、ロッドガイドはダンパケースの封入油圧を受けて止め輪に押し付けられ、使用時に軸方向ガタを生じない。
(b)ダンパケースの外筒の一端内周にロッドガイドを抜け止めする止め輪を係着し、内筒の他端を外筒に固定した。止め輪の係着時に、ロッドガイドと止め輪の間にその係着作業用スペースが必要とされる。ところが、止め輪の係着後に、ロッドガイドはダンパケースの封入油圧を受けて止め輪に押し付けられ、使用時に軸方向ガタを生じない。
従って、使用時に、ダンパケースの外筒の内部にロッドガイド及び内筒を軸方向ガタなく収容でき、伸圧両行程の初期段階で減衰力をさぼりなく直ちに発生できる。
(c)ダンパケースの外筒の一端内周にロッドガイドを抜け止めする止め輪を係着し、内筒をロッドガイドの小外径部と外筒の他端内周のそれぞれに対して軸方向に相対移動自由に嵌合し、内筒の一端面とロッドガイドとの間と、内筒の他端面と外筒との間のそれぞれに、弾性体を介装した。止め輪の係着時に、ロッドガイドと止め輪の間にその係着作業用スペースが必要とされる。ところが、止め輪の係着後に、ロッドガイドはダンパケースの封入油圧を受けて止め輪に押し付けられ、使用時に軸方向ガタを生じない。
油圧緩衝器10は、図1〜図3に示す如く、車体側に取付けられるダンパケース11の油室27に、車軸側に取付けられるピストンロッド12を摺動自在に挿入し、ダンパケース11とピストンロッド12の外側部に懸架スプリング13を介装している。
(圧側行程)(図4の実線矢印の流れ)
ピストン側油室27Aの油が昇圧し、減衰力発生装置40の圧側ピストン60の圧側流路60Aの圧側減衰バルブ61を押し開いて圧側減衰力を発生する。この圧側減衰バルブ61から伸圧共用流路46Cに流出する油は伸圧共用流路46Cにおいて2分し、一方の油は伸側ピストン50の圧側流路50Bの圧側チェックバルブ62からシリンダ11の外側流路11Cを通ってロッド側油室27Bに流出し、他方の油は油溜室32に排出される。この油溜室32に排出される他方の油は、ピストンロッド12の進入容積分の油を補償する。
ロッド側油室27Bの油が昇圧し、シリンダ11の外側流路11Cを通って減衰力発生装置40の伸側ピストン50の伸側流路50Aの伸側減衰バルブ51を押し開いて伸側減衰力を発生する。この伸側減衰バルブ51から伸圧共用流路46Cに流出する油は、油溜室32から補給される油と合流した後、圧側ピストン60の伸側流路60Bの伸側積層板バルブ52を通ってピストン側油室27Aに流出する。油溜室32から補給される油はピストンロッド12の退出容積分の油を補償する。
(a)油圧緩衝器10において、ダンパケース11のピストン側油室27Aと、ロッド側油室27Bの間に減衰力発生装置40を設け、圧側行程で、ダンパケース11のピストン側油室27Aの油をダンパケース11の外側流路11Cからロッド側油室27Bに向けて流す圧側流路(伸圧共用流路46A、46B、46C、圧側流路60A、50B)が減衰力発生装置40に設けられ、この圧側流路(伸圧共用流路46A、46B、46C、圧側流路60A、50B)の上流側に圧側減衰バルブ61を、下流側に圧側チェックバルブに圧側減衰力発生手段を付帯してなる圧側積層板バルブ62を設け、この圧側流路(伸圧共用流路46A、46B、46C、圧側流路60A、50B)における圧側減衰バルブ61と圧側積層板バルブ62の中間部を油溜室32に連通し、伸側行程で、ダンパケース11のロッド側油室27Bの油をダンパケース11の外側流路11Cからピストン側油室27Aに向けて流す伸側流路(伸圧共用流路46A、46B、46C、伸側流路50A、60B)が減衰力発生装置40に設けられ、この伸側流路(伸圧共用流路46A、46B、46C、伸側流路50A、60B)の上流側に伸側減衰バルブ51を、下流側に伸側チェックバルブに伸側減衰力発生手段を付帯してなる伸側積層板バルブ52を設け、この伸側流路(伸圧共用流路46A、46B、46C、伸側流路50A、60B)における伸側減衰バルブ51と伸側積層板バルブ52の中間部を油溜室32に連通させた。
(a)減衰力発生装置40の組込み済状態で、アジャスタホルダ43がダンパケース11に対して回転操作可能にされた。従って、アジャスタホルダ43をダンパケース11に対して意図的に必要なだけ回転操作する(不意の回転は制止される)ことにより、ダンパケース11に対するアジャスタホルダ43の取付向きを自由に設定できる。これにより、外観を整えると同時に、アジャスタホルダ43の表面の減衰力アジャスタ70、80まわりに刻印等して付した文字等の表示部を適切に判読できる。
ダンパケース11の外筒11Aの一端内周にロッドガイド21を抜け止めする止め輪90を係着し、内筒11Bの一端をロッドガイド21に固定した。止め輪90の係着時に、ロッドガイド21と止め輪90の間にその係着作業用スペースが必要とされる。ところが、止め輪90の係着後に、ロッドガイド21はダンパケース11の封入油圧を受けて止め輪90に押し付けられ、使用時に軸方向ガタを生じない。
実施例2の油圧緩衝器100が実施例1の油圧緩衝器10と異なる点は、ダンパケース11の外筒11Aの内部に内筒11B及びロッドガイド21を軸方向ガタなく収容する構造にある。
ダンパケース11の外筒11Aの一端内周にロッドガイド21を抜け止めする止め輪101を係着し、内筒11Bの他端を外筒11Aに固定した。止め輪101の係着時に、ロッドガイド21と止め輪101の間にその係着作業用スペースが必要とされる。ところが、止め輪101の係着後に、ロッドガイド21はダンパケース11の封入油圧を受けて止め輪101に押し付けられ、使用時に軸方向ガタを生じない。
従って、使用時に、ダンパケース11の外筒11Aの内部にロッドガイド21及び内筒11Bを軸方向ガタなく収容でき、伸圧両行程の初期段階で減衰力をさぼりなく直ちに発生できる。
実施例3の油圧緩衝器200が実施例1の油圧緩衝器10と異なる点は、ダンパケース11の外筒11Aの内部に内筒11B及びロッドガイド21を軸方向ガタなく収容する構造にある。
ダンパケース11の外筒11Aの一端内周にロッドガイド21を抜け止めする止め輪201を係着し、内筒11Bをロッドガイド21の小外径部21Bと外筒11Aの他端内周のそれぞれに対して軸方向に相対移動自由に嵌合し、内筒11Bの一端面とロッドガイド21との間と、内筒11Bの他端面と外筒11Aとの間のそれぞれに、弾性体211、212を介装した。止め輪201の係着時に、ロッドガイド21と止め輪201の間にその係着作業用スペースが必要とされる。ところが、止め輪201の係着後に、ロッドガイド21はダンパケース11の封入油圧を受けて止め輪201に押し付けられ、使用時に軸方向ガタを生じない。
11 ダンパケース
11A 外筒
11B 内筒
21 ロッドガイド
21A 大外径部
21B 小外径部
90 止め輪
100 油圧緩衝器
101 止め輪
200 油圧緩衝器
201 止め輪
211、212 弾性体
Claims (3)
- ダンパケースが形成する外筒に内筒を挿填し、外筒の一端側内周にロッドガイドの大外径部を嵌合し、ロッドガイドの小外径部に内筒の一端内周を嵌合し、内筒の他端外周を外筒の他端内周に嵌合してなる油圧緩衝器において、
外筒の一端内周にロッドガイドを抜け止めする止め輪を係着し、
内筒の一端をロッドガイドに固定し、内筒の他端外周を外筒の他端内周に対して軸方向に相対移動自由に嵌合し、外筒の一端内周への止め輪の係着時にはロッドガイドと止め輪の間にその係着作業用スペースを設け、止め輪の係着後にはダンパケースの封入油圧によりロッドガイドを止め輪に押し付けるように構成したことを特徴とする油圧緩衝器。 - ダンパケースが形成する外筒に内筒を挿填し、外筒の一端側内周にロッドガイドの大外径部を嵌合し、ロッドガイドの小外径部に内筒の一端内周を嵌合し、内筒の他端外周を外筒の他端内周に嵌合してなる油圧緩衝器において、
外筒の一端内周にロッドガイドを抜け止めする止め輪を係着し、
内筒の他端を外筒に固定し、内筒の一端内周をロッドガイドの小外径部に対して軸方向に相対移動自由に嵌合し、外筒の一端内周への止め輪の係着時にはロッドガイドと止め輪の間にその係着作業用スペースを設け、止め輪の係着後にはダンパケースの封入油圧によりロッドガイドを止め輪に押し付けるように構成したことを特徴とする油圧緩衝器。 - ダンパケースが形成する外筒に内筒を挿填し、外筒の一端側内周にロッドガイドの大外径部を嵌合し、ロッドガイドの小外径部に内筒の一端内周を嵌合し、内筒の他端外周を外筒の他端内周に嵌合してなる油圧緩衝器において、
外筒の一端内周にロッドガイドを抜け止めする止め輪を係着し、
内筒をロッドガイドの小外径部と外筒の他端内周のそれぞれに対して軸方向に相対移動自由に嵌合し、外筒の一端内周への止め輪の係着時にはロッドガイドと止め輪の間にその係着作業用スペースを設け、止め輪の係着後にはダンパケースの封入油圧によりロッドガイドを止め輪に押し付けるように構成し、
内筒の一端面とロッドガイドとの間と、内筒の他端面と外筒との間のそれぞれに、弾性体を介装してなることを特徴とする油圧緩衝器。
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