JP2003278614A - 音響遮蔽品 - Google Patents

音響遮蔽品

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JP2003278614A JP2003008137A JP2003008137A JP2003278614A JP 2003278614 A JP2003278614 A JP 2003278614A JP 2003008137 A JP2003008137 A JP 2003008137A JP 2003008137 A JP2003008137 A JP 2003008137A JP 2003278614 A JP2003278614 A JP 2003278614A
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
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  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 特に自動車エンジンでの音源を遮断するため
の、既知の構成の欠点を回避し、比較的に良好な音響遮
蔽を供する音響遮蔽品。 【解決手段】 (a)音源に面する表面を有する造形熱
可塑性要素と、(b)実質的に向かい合う第1面および
第2面を有し、その第1面および第2面の少なくとも1
つは、該造形熱可塑性要素に固定して接合されており、
金属から製造されているインレイ要素とを含んでなり、
該造形熱可塑性要素は、該インレイ要素の第1面および
第2面の少なくとも1つの上で熱可塑性物質を成形する
ことにより形成されており、それにより該インレイ要素
を該造形熱可塑性要素に固定して接合している音響遮蔽
品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車エン
ジンに関連して使用し得る、音源を遮蔽するための音響
遮蔽品に関する。該音響遮蔽品は、造形熱可塑性要素、
および射出成形により造形熱可塑性要素に固定して接合
されている金属製インレイ要素(例えば金属板)を含ん
でなる。該造形熱可塑性要素は、音源に面する表面を有
する。
【0002】
【従来の技術】車両のような機械に関する音響要件、例
えば自動車エンジン区画における音響要件は、典型的
に、遮音(または吸音)の尺度を必要とする。例えば自
動車エンジンの吸気集合管は、特にコレクターの領域に
おいて、音の放射源である。例えば吸気集合管から生ず
る音響出力は、(i)一方で外壁の変形(振動、固有共
鳴)/固体伝播音から、および(ii)他方で吸気集合管
の内部ノイズ(音の外壁の通過)/空気伝播ノイズに由
来する。典型的に、充分なレベルのノイズまたは音の削
減を得るために、これらのノイズを吸収または弱めるこ
とが必要である。例えば自動車において、エンジンおよ
び装置からの音の放出をさえぎるため、自動車のノイズ
放射に積極的に影響を及ぼすために(即ち、音の放出を
削減するために)、音響カバーが典型的に使用される。
充分なレベルの音の削減を最適な方法で達成するため
に、以下の特性:剛性、寸法安定性、単位面積あたりの
高重量、嵌合精度および高い自己減衰性を有する構成要
素が、一般に要求される。この種の構成要素は、ノイズ
放射源(例えば自動車エンジンの吸気集合管)のハウジ
ング要素および/または音響カバー(例えば自動車エン
ジン区画の音響カバー)として使用することができる。
【0003】現在、吸気集合管のような厚肉金属製構成
要素が、音またはノイズが生ずるこれらの用途において
時おり使用されている。独立起泡フォームは、ダンパー
としてプラスチック製構成要素に適用され得る。プラス
チック部分は、剛性を向上させるためにリブ付けされ得
る。場合により追加の遮断層(例えば一体フォームまた
はビチューメン系絶縁マット)を有する追加カバーも、
使用され得る。いわゆる絶縁マットは、構成要素壁の単
位面積あたりの比重量を向上させるために構成要素表面
に接着することができる。
【0004】さらに、いわゆる「キス(または接触)
点」を、(例えば吸気集合管上)に供して、振動壁を相
互に支えることにより、振動壁を補剛することができ
る。接触点技術の欠点は、構成要素の内部容積中の障
害、フロー断面の減少および構造スペースの増加を包含
する。プラスチック製構成要素の肉厚は、単位面積あた
りの重量および構成要素の剛性を向上させるために、通
常、増加される。増加した肉厚の欠点は、より過度に要
求する高価なプラスチック材料の使用を包含する。増加
した肉厚のアプローチはまた、プラスチックの比較的に
小さい弾性率の故に、有効ではない。リブを、所望によ
り構成要素壁に取り付けることができるが、このアプロ
ーチは、典型的に、上記の欠点を伴いやすい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、特に
自動車エンジンでの音源を遮断するための、既知の構成
の欠点を回避し、比較的に良好な音響遮蔽を供する音響
遮蔽品を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、(a)造形熱可塑性要素(3)〔該造形
熱可塑性要素は、音源(4)に面する表面(11)を有
する〕、および(b)実質的に向かい合う第1面(1
7)および第2面(20)を有するインレイ要素(2)
(例えば、シート形状のような二次元形状を有する)
〔該インレイ要素(2)の第1面(17)および第2面
(20)の少なくとも1つは、該造形熱可塑性要素
(3)に固定して接合されており、該インレイ要素
(2)は、金属から製造されている〕を含んでなる音響
遮蔽品(1)を提供し、該音響遮蔽品中において、該造
形熱可塑性要素(3)は、該インレイ要素(2)の第1
面(17)および第2面(20)の少なくとも1つの上
で熱可塑性物質を成形することにより形成されており、
それにより該インレイ要素(2)が該造形熱可塑性要素
(3)に固定して接合されている。
【0007】本発明の特徴は、特に、この開示の一部を
なす請求項の記載により示される。本発明のこれらおよ
び他の特徴、操作の利点および該音響遮蔽品の使用によ
り得られる特定の目的は、本発明の好ましい実施態様を
説明および記載する、以下の説明および添付図面から、
より充分に理解されるであろう。
【0008】
【発明の実施の形態】他の注記が無い限り、明細書およ
び請求項において使用される表現、例えば構造寸法、成
分量などを表す全ての数値は、全ての場合で、「約」と
いう用語で修正して理解される。本発明の1つの実施態
様において音響遮蔽品は、(図2において矢印により示
される)ガス(14)が流れる管(またはパイプ)の形
態である。管状音響遮蔽品は、音源(4)に面する造形
熱可塑性要素(3)の表面(11)により画定されてい
る内部表面(または内面)を有する。管状音響遮蔽品の
内面(11)は、さらにガス(14)が流れる内部チャ
ンバーまたは通路(音源(4))を画定する。
【0009】本発明のさらなる実施態様において管状音
響遮蔽品は、(例えば自動車の)燃焼機関のための吸気
管である。本発明の別の実施態様において音響遮蔽品
は、(例えば自動車の)燃焼機関のためのフィルターケ
ーシングである。本発明のさらに別の実施態様において
音響遮蔽品は、(例えば自動車の)燃焼機関のためのエ
ンジンカバーである。
【0010】音響遮蔽品の金属製インレイ要素を、造形
熱可塑性要素に、(例えば造形熱可塑性要素の熱可塑性
物質を、金属製インレイ要素の第1面または第2面の1
つのみに対して射出成形する場合)、2つの要素間の接
着相互作用により固定して接合すること(または取り付
けること)ができる。代わりに、または接着相互作用に
加えて、造形熱可塑性要素の熱可塑性物質は、(例えば
造形熱可塑性要素の熱可塑性物質を、金属製インレイ要
素の第1面のみ、および第2面の少なくとも一部に対し
て射出成形する場合)、金属製インレイ要素を少なくと
も部分的に包むことができる。
【0011】本発明の好ましい実施態様において、イン
レイ要素(金属板の形態であり得る)は、多数の突起;
ぎざぎざ;窪み;縁を有する穿孔;またはそのような特
徴の少なくとも2つの組合せ(例えば突起、および縁を
有する穿孔)を有する。造形熱可塑性要素(a)は、イ
ンレイ要素の第1面および第2面の少なくとも1つの上
で熱可塑性物質を射出成形することにより形成されてお
り、造形熱可塑性要素の熱可塑性物質の一部が、(i)
突起を埋め込んでいる、(ii)ぎざぎざを充填してい
る、(iii)窪みを充填している、(iv)穿孔の少なく
ともいくつかを通って広がっており、そうして穿孔の縁
は、穿孔を通って広がっている熱可塑性物質中に埋め込
まれている、並びに(v)前記(i)、(ii)、(iii)
および(iv)の少なくとも2つを組み合わしている。造
形熱可塑性要素の熱可塑性物質とインレイ要素との間の
相互作用(例えば埋め込みおよび/または充填)は、イ
ンレイ要素(b)を造形熱可塑性要素(a)に固定して
接合する(または取り付ける)ために機能し、望ましい
高度の寸法安定性を有する音響遮蔽品を提供するために
役立つ。
【0012】本発明の特に好ましい実施態様においてイ
ンレイ要素(b)は、縁を有する多数の穿孔を有し、造
形熱可塑性要素(a)は、インレイ要素の第1面および
第2面の少なくとも1つの上で熱可塑性物質を射出成形
することにより形成されている。射出成形操作中に、造
形熱可塑性要素の熱可塑性物質の一部は、インレイ要素
の穿孔の少なくともいくつかを通って広がる。穿孔の縁
は、穿孔を通って広がっている熱可塑性物質中に埋め込
まれ、それにより、インレイ要素(b)が造形熱可塑性
要素(a)に固定して接合されている(または取り付け
られている)。
【0013】上記で手短に述べた、金属製インレイ要素
を音響遮蔽品の造形熱可塑性要素に固定して取り付け得
る射出成形手段は、米国特許第5,190,803号明細書(こ
の開示を、参照することにより完全に本明細書中に組み
込む。)でより詳細に記載されている。
【0014】インレイ要素(b)は、本発明のさらなる
実施態様において金網(例えばその中に多数の穿孔また
は孔を有するワイヤスクリーン)であり得る。造形熱可
塑性要素を、インレイ要素の第1面および第2面の少な
くとも1つ(好ましくは両方)の上で熱可塑性物質を射
出成形(または押出被覆)の手段により形成し、それに
より、インレイ要素を造形熱可塑性要素に固定して接合
することができる。発明の詳細な説明および請求項中で
使用し、金網インレイ要素にあてはまるような、用語
「第1面および第2面」は、とりわけ金網インレイ要素
の第1面および第2面を言及することを予定する。
【0015】音響遮蔽品の金属製インレイ要素は、単一
構造(例えば単一金属板)または複数の別構造(例えば
複数の金属板および/またはワイヤメッシュスクリー
ン)として存在し得る。造形熱可塑性要素内および/ま
たはその上における金属製インレイ要素の位置決定を、
例えば単位面積あたりの増加した重量、向上した剛性、
向上した減衰特性およびこれらの組合せから選択される
望ましい性質を有する本発明の音響遮蔽品を供するよう
に、選択する。造形熱可塑性要素の熱可塑性物質を、金
属製インレイ要素の第1面および/または第2面の上で
成形(例えば射出成形、押出被覆および/または噴霧)
する。
【0016】特にインレイ要素が高密度金属から製造さ
れている場合に、単位面積あたりの望ましい高重量を有
する音響遮蔽品が生じ、これは、空気伝播ノイズの吸収
をさらに高める。こうして音響遮蔽品の壁を通る音の通
過は、大いに最小化される。望ましい高レベルの剛性を
有する音響遮蔽品は、金属およびプラスチックの組合せ
の結果として達成され、それにより、例えば音響遮蔽品
の固有共鳴による固体伝播音増幅の発生が最小化され
る。
【0017】音響遮蔽品の壁を形成する造形熱可塑性要
素の熱可塑性物質の高い減衰性は、固体伝播音および空
気伝播音の良好な減衰をもたらす。音響遮蔽品の金属製
インレイによる単位面積あたりの高重量および高レベル
の剛性は、空気伝播音を吸収すること、および固体伝播
音増幅の発生を最小化することの両方のために役立つ。
本発明の音響遮蔽品、金属製インレイ要素が、完全およ
び/または均一に造形熱可塑性要素の熱可塑性物質に接
合するという点で、例えば自動車エンジンの音響カバー
は、金属製インレイ要素、例えば予備成形金属板の存在
により強化される。接合は、好ましくは、本明細書中で
先に記載したような、技術承認されている押出被覆技術
または射出成形により達成される。
【0018】造形熱可塑性要素の第1面および/または
第2面の上での熱可塑性物質の成形に加えて所望によ
り、インレイ要素を、さらにネジ、クリップ、リベット
締め、フランジング、接着、技術承認されている摩擦性
接続手段および/または技術承認されているポジティブ
ロック手段(これらは、典型的に成形の取付手段よりも
高価である。)により造形熱可塑性要素に固定して取り
付けることができる。多層構成要素、例えば吸気集合管
または空気フィルターケーシングにおいて、多層構成要
素の外壁および/または内壁は、本発明の音響遮蔽品で
あり得る。
【0019】造形熱可塑性要素を製造し得る適当なプラ
スチック類は、熱可塑性プラスチックおよび/または熱
可塑性組成物を含む。造形熱可塑性要素を製造し得る熱
可塑性物質の群は、例えばポリアミド、ポリアルキレ
ン、ポリエステル、ポリカーボネート、グラフトコポリ
マーおよびこれらの組合せを含む。造形熱可塑性要素を
製造し得る好ましい熱可塑性物質は、例えばポリアミド
6(PA6)、ポリアミド6.6(PA6.6)、ポリア
ミド4.6(PA4.6)、ポリプロピレン(PP)、ポ
リエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテ
レフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC、例
えばビスフェノールA系ポリカーボネート)、アクリロ
ニトリル-ブタジエン-スチレングラフトコポリマー(A
BS)およびこれらの組合せ(例えばPC/ABSの組
合せ)を含む。
【0020】インレイ要素(b)を、例えばスチール、
鉛、アルミニウム、黄銅、銅およびこれらの組合せまた
は合金からなる群から選ばれる金属から製造することが
できる。好ましくは、インレイ要素(b)をスチールお
よび/またはアルミニウムから製造する。本発明を、以
下の実施例において、添付図面を参照しながらより詳し
く記載する。しかし実施例は、説明のみを予定してい
る。なぜなら本発明の多くの変形および変法は、当業者
にとって明らかだからである。
【0021】
【実施例】4気筒オットーエンジンの吸気管を、30質
量%のガラス繊維を含有するポリアミド6から製造し、
遮音に関する音響要件を満たすために、先行技術に従い
一体フォーム(ポリウレタン、厚み約15mm)を適用
し、追加の遮音おおい(厚み約3mm)を備え付ける。
【0022】代替として、空気コレクター(6)の上部
シェルを、本発明の音響遮蔽品に従い、および図1およ
び2に関してより詳細に記載されているように設計し
た。厚み1.5mmのスチール板(インレイ要素
(2))を、射出成形用具内における製造中に窪み穴
(5)の形態の通し射出連結点を用いて、ガラス繊維強
化ポリアミド6の空気コレクター(6)に固定して接合
した。構成要素壁の単位面積あたりの部分的により高い
重量および構成要素壁のより高い剛性は、こうして達成
される。この場合の音源(4)は、ガスが通過する内部
に存在する。構成要素(空気コレクター(6))のプラ
スチック壁(造形熱可塑性要素(3))と共にスチール
板(2)は、音源(4)に対する音響遮蔽品(1)を形
成する。さらなる音源は、エンジンブロック(図示せ
ず)であり、これは、(シリンダーヘッドフランジ(1
8)を介して)排出管に接合している。スロットルロッ
ジフランジ(19)は、スロットルチャンバ(図示せ
ず)に連結している。
【0023】固体伝播および空気伝播音源から生じ、本
発明に従い構成される構成要素(空気コレクター
(6))から放出される累積音波放射は、以下に記載す
るように、先行技術による代替異型の配列と比較して計
算した。空気コレクター(6)の設計物1は、音源
(4)領域において4.5mmの肉厚を有し、リブ付け
されていない。設計物2は音源(4)領域において4.
5mmの肉厚を有し、さらにプラスチックのリブを供さ
れている。設計物3は、音源(4)領域において6mm
の肉厚を有し、リブ付けされていない。全ての設計物
1、2、3は、ポリアミドから製造されている。
【0024】アバカス(Abaqus)ルーチンに基づく計算
を、単一設計を最適化するために行った。この計算は、
その結果として、放射雑音電力対振動数を示す。図3
は、この計算から得られた曲線を示す。後で製造した試
作品について行った測定により、この結果が確かめられ
た。計算は、異なる設計の試験幾何構造内部の固体伝播
および空気伝播ノイズにより引き起こされる放射ノイズ
エネルギーの値を示す。
【0025】混成設計物として記載される、本発明の空
気コレクター(6)の構成は、肉厚4mmを有し、並び
にさらに図1および2のインレイ金属板(2)を有す
る。図3は、計算において得られたその結果を示す。そ
の放出された累積音響出力は、特に、示されるものにお
いて最低である。同様の効果(音/ノイズ削減について
の効果)は、比較の先行技術による設計物ではかなり肉
厚を向上させることによってのみ達成することができる
が、これは、質的により悪くなる、即ちより高いノイズ
放射が検出された。
【0026】本発明を、説明の目的のために前記で詳細
に記載したが、そのような詳細は、単に説明の目的のた
めだけであり、特許請求の範囲により制限され得る場合
を除いて、当業者は、本発明の意図および範囲からはず
れること無く、本発明の変形をなし得ることは理解すべ
きである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 シート状金属製インレイ要素を有する音響遮
蔽品(吸気管)を有する、空気コレクターの典型的な該
略図である。
【図2】 シート状金属製インレイ要素を有する吸気管
の形態の、本発明の管状音響遮蔽品の透視断面図であ
る。
【図3】 様々な設計の音響遮蔽品の、振動数の関数と
しての累積雑音電力のプロットを示すグラフである。
【符号の説明】
1:音響遮蔽品、2:インレイ要素、3:造形熱可塑性
要素、4:音源、5:窪み穴、6:空気コレクター、1
8:シリンダーヘッドフランジ、19:スロットルロッ
ジフランジ (図1および図2における同じ符合は、同じ構成要素お
よび構造特徴を表す。)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 35/10 301R (72)発明者 ユルゲン・クナウプ ドイツ連邦共和国50829ケルン、ベルトル ト−ブレヒト−シュトラーセ26番 Fターム(参考) 3D023 BA02 BB30 BC01 BD21 BE04 5D061 EE18

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)音源に面する表面を有する造形熱
    可塑性要素、および(b)実質的に向かい合う第1面お
    よび第2面を有し、その第1面および第2面の少なくと
    も1つは、該造形熱可塑性要素に固定して接合されてお
    り、金属から製造されているインレイ要素を含んでな
    り、該造形熱可塑性要素は、該インレイ要素の第1面お
    よび第2面の少なくとも1つの上で熱可塑性物質を成形
    することにより形成されており、それにより該インレイ
    要素を該造形熱可塑性要素に固定して接合している音響
    遮蔽品。
  2. 【請求項2】 インレイ要素(b)が、多数の突起、き
    ざきざおよび窪み、および縁を有する穿孔の少なくとも
    1種を有し、造形熱可塑性要素(a)が、該インレイ要
    素の第1面および第2面の少なくとも1つの上で熱可塑
    性物質を射出成形することにより形成されており、該造
    形熱可塑性要素の熱可塑性物質の一部が、(i)該突起
    を埋め込んでいる、(ii)該ぎざぎざを充填している、
    (iii)該窪みを充填している、(iv)該穿孔の少なく
    ともいくつかを通って広がっており、該穿孔の縁は、穿
    孔を通って広がっている熱可塑性物質中に埋め込まれて
    いる、並びに(v)前記(i)、(ii)、(iii)および
    (iv)の少なくとも2つを組み合わせており、それによ
    り、該インレイ要素(b)を該造形熱可塑性要素(a)
    に固定して接合している、請求項1に記載の音響遮蔽
    品。
  3. 【請求項3】 インレイ要素(b)が、金属板である請
    求項2に記載の音響遮蔽品。
  4. 【請求項4】 インレイ要素(b)が、縁を有する多数
    の穿孔を有し、造形熱可塑性要素(a)が、該インレイ
    要素の第1面および第2面の少なくとも1つの上で熱可
    塑性物質を射出成形することにより形成されており、該
    造形熱可塑性要素の熱可塑性物質の一部が、該穿孔の少
    なくともいくつかを通って広がっており、該穿孔の縁
    は、穿孔を通って広がっている熱可塑性物質中に埋め込
    まれており、それにより、該インレイ要素(b)を該造
    形熱可塑性要素(a)に固定して接合している、請求項
    1に記載の音響遮蔽品。
  5. 【請求項5】 造形熱可塑性要素(a)の熱可塑性物質
    が、ポリアミド、ポリアルキレン、ポリエステル、ポリ
    カーボネート、グラフトコポリマーおよびこれらの組合
    せからなる群から選択されている請求項1に記載の音響
    遮蔽品。
  6. 【請求項6】 造形熱可塑性要素(a)の熱可塑性物質
    が、ポリアミド6、ポリアミド6.6、ポリアミド4.
    6、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポ
    リブチレンテレフタレート、ポリカーボネート、アクリ
    ロニトリル-ブタジエン-スチレングラフトコポリマーお
    よびこれらの組合せからなる群から選択されている請求
    項5に記載の音響遮蔽品。
  7. 【請求項7】 インレイ要素(b)が、スチール、鉛、
    アルミニウム、黄銅、銅およびこれらの組合せからなる
    群から選ばれる金属から製造されている請求項1に記載
    の音響遮蔽品。
  8. 【請求項8】 音響遮蔽品が、気体が通過する管の形態
    であり、管状音響遮蔽品は内面を有し、該内面は、音源
    に面する造形熱可塑性要素(a)の表面により画定され
    ている請求項1に記載の音響遮蔽品。
  9. 【請求項9】 管状音響遮蔽品が、燃焼機関のための吸
    気管である請求項8に記載の音響遮蔽品。
  10. 【請求項10】 燃焼機関が、自動車の燃焼機関である
    請求項9に記載の音響遮蔽品。
  11. 【請求項11】 音響遮蔽品が、燃焼機関のためのフィ
    ルターケーシングである請求項1に記載の音響遮蔽品。
  12. 【請求項12】 燃焼機関が、自動車の燃焼機関である
    請求項11に記載の音響遮蔽品。
  13. 【請求項13】 音響遮蔽品が、燃焼機関のためのエン
    ジンカバーである請求項1に記載の音響遮蔽品。
  14. 【請求項14】 燃焼機関が、自動車の燃焼機関である
    請求項13に記載の音響遮蔽品。
  15. 【請求項15】 インレイ要素(b)が、金網であり、
    造形熱可塑性要素が、該インレイ要素の第1面および第
    2面の少なくとも1つの上で熱可塑性物質を成形するこ
    とにより形成されており、それにより該インレイ要素を
    該造形熱可塑性要素に固定して接合している請求項1に
    記載の音響遮蔽品。
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