JP2003278178A - 作業機用の油圧配管支持構造 - Google Patents

作業機用の油圧配管支持構造

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JP2003278178A JP2002083421A JP2002083421A JP2003278178A JP 2003278178 A JP2003278178 A JP 2003278178A JP 2002083421 A JP2002083421 A JP 2002083421A JP 2002083421 A JP2002083421 A JP 2002083421A JP 2003278178 A JP2003278178 A JP 2003278178A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オフセット式作業機におけるブームなどの変
位に伴う油圧ホースなど配管の外部損傷を、簡単な構成
でもって防止できるようにする。 【解決手段】 オフセット式のブームを備える作業機の
油圧配管支持構造であって、第2ブーム3の外側面に沿
わせて配設される油圧配管(油圧ホース10)を配管ク
ランプ20にて配列支持させて、前記第2ブーム3の外
側面を覆う保護カバー12の内部で前記配管クランプ2
0をフロート支持させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建設機械、例えば
オフセット機能を備えた油圧ショベルなど作業機への油
圧配管が作業時に支持部において変位するのに対応容易
にされる作業機用の油圧配管支持構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば建設機械において、ブーム
に対してバケットを左右方向にオフセット可能にされた
オフセット式作業機では、アームシリンダ(ブームの先
端部に取り付くアームを操作する油圧シリンダ。以下同
様)とバケットシリンダへの油圧配管やホースは、でき
るだけ外部に露出させないために、ブームの内部を通過
させたり、露出させる場合には保護部材を設けるように
するのが一般的な手法である。
【0003】このようなオフセット式作業機におけるア
ームシリンダやバケットシリンダへの油圧配管について
は、例えば実公平7−28206号公報、特開平9−7
1969号公報、特開2000−144801号公報あ
るいは特開2000−17688号公報などによって先
行技術が開示されている。
【0004】前記先行技術である実公平7−28206
号公報には、オフセット作業機のアームおよびバケット
用のシリンダへの油圧配管として用いられている油圧ホ
ースを、第2ブームの側面に平行して沿わせて、第3ブ
ームの垂直軸近傍で外部から第3ブーム内部に通過させ
るように配設され、第2ブームの外側面部で油圧ホース
のガイドを設けてその油圧ホースの振れを防止すること
が開示されている。
【0005】また、特開平9−71969号公報に開示
されているものでは、オフセット作業機のアームおよび
バケット用のシリンダへの油圧配管を、第2ブームの側
面に固設されたブラケットの上下に装着されるスライド
シューにより摺動自在なスライドレールを備える部材
に、油圧配管(油圧ホース)を固定する構造にされてお
り、第2ブームの揺動に合わせて油圧配管(油圧ホー
ス)がスライドレールに沿って前後摺動可能にすること
で安定支持できるものが記載されている。
【0006】また、特開2000−144801号公報
に開示されるものは、オフセット作業機のアームおよび
バケット用のシリンダへの油圧配管(油圧ホース)を、
第1ブーム(ロアブーム)の内部を通過させて、第2ブ
ーム(アッパーブーム)の上側面に沿わせ、さらに第3
ブームの内部を通過させて、第2ブームの上面部で油圧
ホースの振れを防止するようにされたホースクリップを
設ける技術が記載されている。
【0007】さらに、特開2000−17688号公報
には、オフセット作業機のアームおよびバケット用のシ
リンダへの油圧配管(油圧ホース)を、第1ブーム(ロ
アブーム)内部を通過させて、その第1ブームの先端部
から第2ブーム(アッパブーム)の外側面を沿わせ、第
3ブーム(スチックブラケット)内部を通して、第2ブ
ームの側面部で油圧ホースの振れを防止するサポート部
材を備える技術が開示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような先行技術に
おいては、多くの問題点がある。すなわち、オフセット
式作業機の場合、上部旋回体に装着される第1ブームに
対して第3ブームが左右に揺動変位するので、その間の
油圧配管には幾らかの長さの変化が生じることになる。
その長さの変化を吸収させるためには、可撓性を有する
油圧ホースを使用するのが一般的であるが、オフセット
作動させるためのホースの長さに余裕を持たせる必要か
らオフセットしない場合には弛みが生じるという問題点
がある。そのために、前記油圧ホースの弛みは、外部接
触などにより損傷する原因となり、その損傷から保護す
るために、保護ガードやカバーを設けている。
【0009】このような問題を解決しようとすることが
前記先行技術によって示されており、前記実公平7−2
8206号公報,特開2000−144801号公報お
よび特開2000−17688号公報によるものでは、
第2ブームの外側面に沿わせて油圧ホースにガイドやホ
ースクリップで振れ止めを行わせている。しかしなが
ら、このような技術では、第2ブームの外側部に油圧ホ
ース(配管)を沿わせて配置することで、その油圧ホー
スが作業機の左右オフセット移動のたびに伸縮するの
で、その都度、ホースガードに擦れることになり、その
擦れ部分が損傷の原因となる。なお、擦れないようにホ
ースクリップで固定すれば、ホースクリップから先の部
分で、長さの変化を吸収させるだけのホース長さの余裕
が必要となり、それがホース弛みの原因になり、外部と
の接触破損の要因ともなる。また、外観品質を低下させ
る要因ともなる、という問題点がある。
【0010】一方、前記特開平9−71969号公報に
よるものでは、第2ブームの外側面でスライドレールに
よって、油圧ホースを保持する部材をスライドさせて変
位に追従させる構成を採って、その外部を保護カバーで
覆うようにして支持させる構造であるために、オフセッ
ト移動するにともなう油圧ホースの保持部材がスライド
レールによって円滑に移動できないと目的を達成するこ
とが困難である。このような構成では、一見円滑な動作
ができるように思われるが、作業環境が良くない作業現
場ではスライド部分においてその摺動が円滑でない、言
換えると粉塵などが摺動部に付着すると"コゼ"が発生し
て動作が困難になるという問題点がある。したがって、
実用性において好ましくない。
【0011】本発明は、前述のような問題点に鑑みてな
されたもので、オフセット式作業機におけるブームなど
の変位に伴う油圧ホースなど配管の外部損傷を、簡単な
構成でもって防止できるようにする、作業機用の油圧配
管支持構造を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前述さ
れた目的を達成するために、本発明による作業機用の油
圧配管支持構造は、オフセット式のブームを備える作業
機の油圧配管支持構造であって、第2ブームの外側面に
沿わせて配設される配管を配管クランプにて配列支持さ
せて、前記第2ブーム側面を覆う保護カバーの内部で前
記配管クランプをフロート支持させることを特徴とする
ものである。
【0013】本発明においては、オフセット式のブーム
の外側面に沿わせて作業機器に繋がれる油圧配管を支持
させるにあたり、その油圧配管を配管クランプによって
一定の状態に保持させておき、その第2ブームの外側面
部を保護カバーで覆い、この保護カバーの内部にて前記
配管クランプがブームのオフセットに伴う変位に際して
遊離摺動できるようにされているので、配管の保持部で
ある配管クランプが保護カバー内空間を自由に移動で
き、油圧配管を常に整然と揃えられた状態で支持するこ
とができる。
【0014】したがって、本発明によれば、複数本の油
圧ホースを配列して配管する場合であっても、それら油
圧ホース相互の振れや弛みで擦れによる損傷の発生がな
く、作業機のオフセット作動に際して油圧ホースの前後
追従ができ無理が生じることはない。また、配管作業を
行うに際しては、予め配管クランプによって油圧ホース
などの配管を該当範囲で組立てておいて保護カバーとと
もに第2ブーム側面部に装着するようにすれば、配管の
組付け作業性を容易にするという効果が併せ得られる。
【0015】前記第1発明において、前記配管クランプ
は、機械的強度の高い合成樹脂で形成され、所要の間隔
で油圧配管を挟み込む凹所が形成されて、締結部材によ
って固定できる構造であるのがよい(第2発明)。こう
すると、成型品を組合わせて配管をクランプ保持でき、
作業機のオフセットに伴う配管の前後移動に際して保護
カバーと擦れ合っても擦れ音が小さく騒音発生源となる
のを予防できる。また、成型品とすることで対称形状の
ものを組合わせるようにすることで、コストダウンを図
ることができるという利点がある。
【0016】また、前記第2発明における配管クランプ
は、所要間隔で複数箇所にて油圧配管を保持するように
配されるのが好ましい(第3発明)。そして、前記保護
カバーは、前記複数の配管クランプが移動する範囲を覆
うように設けられるのがよい(第4発明)。さらに、前
記保護カバーは、第2ブームの側面に複数箇所で設けら
れる取付ブラケットに取付けられ、その取付ブラケット
に対応する位置に前記配管クランプが位置するように設
けられるのがよい(第5発明)。このようにすると、油
圧ホースなど油圧配管の組付けが容易になり、しかも配
管支持部の美観を損なうことなく、配管クランプを安定
保持させて前後動させて作業機のオフセットに追従させ
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明による作業機用の油
圧配管支持構造の具体的な実施の形態につき、図面を参
照しつつ説明する。
【0018】図1には本発明にかかる作業機用の油圧配
管支持構造を備えるオフセット式掘削機の要部斜視図が
示されている。図2には、油圧配管支持部の要部を表わ
す斜視図が示されている。図3には油圧配管支持部の拡
大断面図が、図4には配管保護カバーの正面図(a)と
保護カバーの取付部を含む一端部の平面視図(b)が、
それぞれ示されている。
【0019】本実施形態は、オフセット式油圧ショベル
であって、上部旋回体1上に基部2aを枢支されて起伏
自在に設けられる第1ブーム2の先端部にて左右方向に
回動可能に第2ブーム3が設けられ、その第2ブーム3
の先端で縦軸により左右に揺動可能に支持される第3ブ
ーム4が、前記第1ブーム2とオフセットリンク5によ
って連結されてオフセットできるようにされている。そ
して、前記第3ブーム4の先端部には、アーム6がその
基端部を枢着されて先端部にバケット7が付設されてい
る。
【0020】前記バケット7を操作する油圧シリンダ8
(バケット用シリンダ)やアーム6を操作する油圧シリ
ンダ9(アーム用シリンダ)には、他の第1ブーム2お
よび第2ブーム3のオフセット用油圧シリンダ5aと同
様に上部旋回体1上に搭載設置されている油圧ユニット
(図示せず)から、それぞれに油圧配管されている。
【0021】前記バケット用シリンダ8およびアーム用
シリンダ9への油圧配管は、一般的に油圧ホースを用い
て配管されており、これら各シリンダ8,9への4本の
油圧ホース10(本実施形態で対象とする油圧ホースを
同一符号で説明する)を第2ブーム3の外側面に沿わせ
るようにして配設されている。
【0022】前記油圧ホース10は、第2ブーム3の側
面に複数箇所(具体的には二箇所、ただしこれに限定さ
れない)で外向きに突出するように設けられる支持ブラ
ケット11によって取付けられる保護カバー12の内部
で、配管クランプによって並列に揃えて保持され、ブー
ムのオフセット時に無理なく追従変位できるように配管
支持される構造になっている。
【0023】前記油圧ホース10の配管支持構造をより
具体的に説明すれば、図2乃至図4で示されるように、
第2ブーム3の外側面に所要位置で複数箇所に外向きに
突出して支持ブラケット11が設けられ、これら支持ブ
ラケット11の端部に形成される取付座11aによって
断面箱形をした保護カバー12が、第2ブーム3の外側
面に沿う配管部分を覆う長さ寸法で取付けられている。
なお、その保護カバー12には前記支持ブラケット11
の取付座11aに対応する位置に、ボルト締結できる取
付部12aが設けられている。
【0024】また、前記保護カバー12の両端部には、
図4(a),(b)に示されるように、開口端の両脇に
ガイドバー13,13が上下両端部をブラケット14,
14'にて支持されて設けてある。
【0025】一方、油圧ホース10を並列保持する配管
クランプ20は、図3に示されるように所要の間隔で二
箇所に半円状断面の保持溝22が平行して形成される所
要長さ寸法の保持部片21を、相対向させてそれら保持
部片21に形成される保持溝22部で油圧ホース10を
挟んで保持できるようにされている。また、この保持部
片21の前記保持溝22部が形成される面と反対の面
(表面)には、前記保持溝22,22間の中央部で長さ
方向に二箇所で長溝部23が形成され、それぞれの長溝
部23に二個ずつクランプ締結用のボルト孔24が設け
られている。なお、この配管クランプ20の各保持部片
21は、同一形状のものを対向させて、前記ボルト孔2
4に締結ボルト25を挿通させてナット26とで締結す
ることにより、保持溝22部に嵌め合わせた油圧ホース
10をクランプするようになされている。また、前記長
溝部23は締結ボルトの頭部が外部に突出しない程度の
深さ寸法に形成される。
【0026】また、前記配管クランプ20は、その外形
寸法が前記保護カバー12の内部に収まるようにされ、
機械的強度の高くて摩擦係数の小さいプラスチック(例
えば高分子ポリエチレン、MCナイロンなど)で成型さ
れたものを使用する。
【0027】このように構成される本実施形態の配管支
持構造では、上部旋回体1上に搭載される図示されない
油圧ユニットから、第1ブーム2の上面に沿わせて配管
される作業機用の油圧配管10'を、第2ブーム3の両
側面に沿うようにして第3ブーム4およびアーム6にそ
れぞれ付設のアーム用シリンダ9,バケット用シリンダ
8へ配管する部分10",10aへの中間部油圧ホース
10を、前述のように構成される保護カバー12とその
内側に配される複数の配管クランプ20によって直線状
で並列して支持される。
【0028】この第2ブーム3に沿わせて油圧ホース1
0による配管支持に際しては、前記配管クランプ20で
二本の油圧ホース10を挟み付けて締結ボルト25とナ
ット26によって固定する。この状態で保護カバー12
の内部に油圧ホース10を挿入して貫通させる。このよ
うにして油圧ホース10を内部に挿通させた保護カバー
12を、第2ブーム3の側面に配設される支持ブラケッ
ト11の取付座11a位置に、その保護カバー12の取
付部12aを対応させて、ボルト28により締結固定す
る。
【0029】こうすると、油圧ホース10は所定の間隔
で平行して第2ブーム3の外側面に沿わせて配管支持さ
せることができる。そして、予め当該油圧配管支持部か
ら先の各シリンダ8,9への配管部分10"および10
aにオフセットに対応する余分な長さの油圧ホースを接
続しておけば、作業機が標準状態(第1〜第3ブームが
直線状に揃う状態)から左右にオフセットされると、当
然そのオフセット量に相応して油圧ホースの長さが標準
よりも長くなる。
【0030】したがって、この作業機のオフセット操作
時、配管されている油圧ホース10には、第2ブーム3
および第3ブーム4が変位するにつれて引張力が作用す
る、あるいはその引張力が緩められるので、第2ブーム
3の外側部に沿わせた配管支持部では、その油圧ホース
10が複数の配管クランプ20によって保持されて、第
2ブーム3外側面に沿って取り付く保護カバー12の内
側で、その配管クランプ20がフリーの状態でスライド
され、支持されている油圧ホース10が弛んだり緊張し
たりすることがない。
【0031】その結果、配管されている油圧ホース10
(10'、10"、10a)が損傷することなく維持され
ることになる。また、油圧ホース10を保持している配
管クランプ20は、油圧ホース10の前後方向移動に追
従して保護カバー12内部でスライドするとき、その保
護カバー12の内面で囲われる範囲で移動するが、摩擦
係数のごく小さい材料で形成されているので、擦れ合う
際に接触音を発生することもない。また、その配管クラ
ンプ20を耐摩耗性の高い樹脂材料を用いておけば、摩
耗することも極少なくて長期使用に耐えることができ
る。そして、配管クランプ20は前述のように保護カバ
ー12の内部で移動して食み出すことがなく、安定保持
することになり、しかもブーム3に沿っての配管部分は
保護カバー12によって覆われているので外観的にも美
観を損なうことがない。さらに、この保護カバー12の
前後両端部ではガイドバー13が設けられて、オフセッ
ト操作時にその保護カバー12から出るホースの外周部
分がカバーと接触して損傷するのを予防している。ま
た、保護カバー12内では複数の配管クランプ20にて
油圧ホース10が緊張状態に保持されているので、もし
も保護カバー12内に土砂が侵入することがあっても支
障をきたすことはない。
【0032】また、組立作業に際しては、この第2ブー
ム3の外側面に沿わせて支持させる配管部分を、予め別
工程で所定の位置に前述の配管クランプを配して複数本
(具体例では二本)の油圧ホース10をクランプして緊
張状態に配した後、保護カバー12の内側に納めて準備
し、組立工程での作業機の第2ブーム3外側面に対し
て、その保護カバー12とともに組付ければ、当該油圧
ホース10の前後に、あるいは後端部を第1ブーム2側
に位置する油圧ホース10'と接続具にて接続すること
で簡単に配管作業を行うことができる。
【0033】以上の実施形態では、配管クランプが二個
使用されたものについて説明したが、必要に応じてそれ
以上の箇所で保持するようにしてもよい。また、保護カ
バー12については、その断面をコ字形にして、ちょう
ど支持ブラケット11の取付座11aに保護カバー12
をボルト締着すると配管クランプ20が、その保護カバ
ー12の内面と取付座11aとによって移動自在に挟ま
れた状態で保持されて組立てられるようにすることで、
前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明にかかる作業機用の油圧配管支
持構造を備えるオフセット式掘削機の要部斜視図であ
る。
【図2】図2は、油圧配管支持部の要部を表わす斜視図
である。
【図3】図3は、油圧配管支持部の拡大断面図である。
【図4】図4は、配管保護カバーの正面図(a)と保護
カバーの取付部を含む一端部の平面視図(b)である。
【符号の説明】
1 上部旋回体 2 第1ブーム 3 第2ブーム 4 第3ブーム 6 アーム 10 油圧ホース 11 支持ブラケット 11a 取付座 12 保護カバー 12a 保護カバーの取付部 20 配管クランプ 21 保持部片 22 保持溝 23 長溝部 24 締結用のボルト孔 25 締結ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オフセット式のブームを備える作業機の
    油圧配管支持構造であって、第2ブームの外側面に沿わ
    せて配設される油圧配管を配管クランプにて配列支持さ
    せ、前記第2ブーム側面を覆う保護カバーの内部で前記
    配管クランプをフロート支持させることを特徴とする作
    業機用の油圧配管支持構造。
  2. 【請求項2】 前記配管クランプは、機械的強度の高い
    合成樹脂で形成され、所要の間隔で油圧配管を挟み込む
    凹所が形成されて、締結部材によって固定できる構造で
    ある請求項1に記載の作業機用の油圧配管支持構造。
  3. 【請求項3】 前記配管クランプは、所要間隔で複数箇
    所にて油圧配管を保持するように配される請求項2に記
    載の作業機用の油圧配管支持構造。
  4. 【請求項4】 前記保護カバーは、前記複数の配管クラ
    ンプが移動する範囲を覆うように設けられる請求項1に
    記載の作業機用の油圧配管支持機構。
  5. 【請求項5】 前記保護カバーは、第2ブームの側面に
    複数箇所で設けられる取付ブラケットに取付けられ、そ
    の取付ブラケットに対応する位置に前記配管クランプが
    位置するように設けられる請求項1または4に記載の作
    業機用の油圧配管支持機構。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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