JP4720793B2 - クローラ式作業機械の油圧配管構造 - Google Patents

クローラ式作業機械の油圧配管構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4720793B2
JP4720793B2 JP2007149724A JP2007149724A JP4720793B2 JP 4720793 B2 JP4720793 B2 JP 4720793B2 JP 2007149724 A JP2007149724 A JP 2007149724A JP 2007149724 A JP2007149724 A JP 2007149724A JP 4720793 B2 JP4720793 B2 JP 4720793B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crawler
frame
protective tube
hydraulic
work machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007149724A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008302745A (ja
Inventor
豊吉 石井
豊 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Cranes Co Ltd
Original Assignee
Kobelco Cranes Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobelco Cranes Co Ltd filed Critical Kobelco Cranes Co Ltd
Priority to JP2007149724A priority Critical patent/JP4720793B2/ja
Publication of JP2008302745A publication Critical patent/JP2008302745A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4720793B2 publication Critical patent/JP4720793B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

本発明は、クローラクレーンや油圧ショベルなどのクローラ式作業機械の油圧配管構造に関し、特に、下部走行体のトラックフレームから左右のクローラフレームに油圧ホースを配置する場合の構造に係わる。
一般に、クローラクレーンなどの下部走行体は、例えば図27及び図28に示すように、上部旋回体を支持するトラックフレーム(カーボディともいう)101と、このトラックフレーム101の左右両側に設けられた左右一対のクローラフレーム102,102と、この各クローラフレーム102の外周にドライブスプロケット103及びアイドラなどを介して装着されたクローラ104と、ドライブスプロケット103を回転駆動する走行用油圧モータ105とを備えている。
そして、このような下部走行体においては、作業時の安定性を高めるためにクローラ中心間距離を拡張し、トレーラによる作業機械の輸送時に法規制との関係でクローラ中心間距離を縮小し得るようにすることがある。例えば図27に示す如くトラックフレーム101の各アクスル106の先端部にそれぞれ折り曲げ可能なアーム部材107を設けるとともに、トラックフレーム101と各クローラフレーム102との間にそれぞれ伸縮用油圧シリンダ108を設け、この油圧シリンダ108の伸縮作動により各クローラフレーム102を、トラックフレーム101の各アクスル106の基端側に寄せられた縮小位置と、トラックフレーム101の各アクスル106の先端より延長したアーム部材107によって支持される拡張位置との間を移動可能に設ける構成にすることなどである。
また、上記走行用油圧モータ105に対しては、モータを正逆回転させたり、付属のブレーキを作動したりするための複数本の油圧ホース111,111,…が接続されるが、この油圧ホース111,111,…をトラックフレーム101の中央部からクローラフレーム102の後端部に設けられる走行用油圧モータ105にまで配置する場合、従来、図27及び図28に示す如く同一の走行用油圧モータ105に接続される油圧ホース111毎に結束バンド112などで束ねた上、これをトラックフレーム101の中央部から後側のアクスル106の後側側面及びクローラフレーム102の後部の内側側面に沿うように取付金具113などで適宜固定するという油圧配管構造が採られている。
しかしながら、上記従来の油圧配管構造では、クローラフレーム102を縮小位置と拡張位置との間で移動させるとき、油圧ホース111が大きく撓み、結束バンド112などで束ねた油圧ホース111,111同士で擦れ合って摩耗したり、他の部材と絡み合ったりするなどの問題がある。特に、大型のクローラクレーンなどの場合、クローラ中心間距離の拡縮変更量つまりクローラフレーム102の拡縮移動量が大きいため、この問題が顕著である。
一方、ケーブルやホースなどのケーブル類を産業用機械の移動部と静止部との間に配置する場合に適したものとして、例えば特許文献1に開示しているような保護管(ケーブル類保護案内装置又はケーブルベア(登録商標)などともいう)が知られている。この保護管は、矩形状のリンク枠体を長尺状にかつ一面側に湾曲可能に多数連結してなり、その内部にケーブル類を収納して配置するものである。
特開2006−300271号公報
そこで、本発明者は先に、下部走行体のトラックフレームから左右のクローラフレームにそれぞれ複数本の油圧ホースを配置するに当たり、上述の如き保護管を有効に利用することにより、クローラフレームの拡縮移動量が大きい場合でも油圧ホース同士の擦れ合いや他の部材との絡み合いなどの干渉を防止し得るクローラ式作業機械の油圧配管構造を発案している。すなわち、この発案の油圧配管構造は、トラックフレームと各クローラフレームとの間に、それぞれ一面側に湾曲可能な保護管を上下2段に跨って湾曲させつつクローラフレームと直交する方向に延びた状態で配置し、この保護管の上段側に位置する一端をトラックフレームに、保護管の下段側に位置する他端をクローラフレームにそれぞれ固定し、複数本の油圧ホースを、この保護管内を通して配置する構成にするものである。
ところが、上記発案の如く保護管の下段側の端をクローラフレームにボルトなどで固定した場合、クローラフレームの拡縮作業中に、例えば附属のトランスリフタシリンダでトラックフレーム側をジャッキアップする際にトラックフレームのアクスルが挿入されるクローラフレームの開口部での隙間に起因してトラックフレームとクローラフレームとの間で上下方向のずれが生じたり、あるいは伸縮用油圧シリンダによりクローラフレームを伸縮移動させる際にクローラフレームがその前後部の重量不均等などに起因して水平面上で揺れたりすると、上記の固定個所に過大な曲げ荷重がかかり、保護管が破損する虞がある。
本発明はかかる諸点に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、上述した発案のものに更に改良を加えることにより、保護管を有効に利用して、クローラフレームの拡縮移動量が大きい場合でも油圧ホース同士の擦れ合いや他の部材との絡み合いなどの干渉を防止するとともに、クローラフレームの拡縮作業時に保護管とクローラフレームとの連結個所に作用する曲げ荷重などにより保護管が破損するのを防止し得るクローラ式作業機械の油圧配管構造を提供せんとするものである。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明は、トラックフレームの左右両側に、それぞれ外周にクローラを装着する左右一対のクローラフレームがクローラ中心間距離を最大にする拡張位置と最小にする縮小位置との間を移動可能に設けられ、上記トラックフレームから各クローラフレームにそれぞれ複数本の油圧ホースが配置されるクローラ式作業機械において、上記トラックフレームと各クローラフレームとの間に、それぞれ多数の矩形状のリンク枠体を長尺状にかつ一面側に湾曲可能に連結してなる保護管を上下2段に跨って湾曲させつつクローラフレームと直交する方向に延びた状態で配置し、この保護管の上段側に位置する一端をトラックフレームに固定する一方、保護管の下段側に位置する他端をクローラフレームに継手部材を介して角度変位可能に連結し、上記複数本の油圧ホースを、この保護管内を通して配置する構成にする。ここで、角度変位とは、一軸回りの角度変位及び一点回りの角度変位の両方を含む意味である。
この構成では、クローラフレームがトラックフレームに対し拡張位置と縮小位置との間を移動するとき、この両フレーム間に配置した保護管は、トラックフレームとの固定端である上段側の端とクローラフレームとの連結端である下段側の端との間の湾曲部の位置を変えながら下段側の端がクローラフレームの移動に伴って変位するだけであるため、この保護管内に配置した複数本の油圧ホースは、互いに強く擦れ合ったり、他の部材と絡み合ったりすることはない。しかも、保護管の下段側の端は、クローラフレームに継手部材を介して角度変位可能に連結されているため、クローラフレームの拡縮作業時などに上記の連結個所に過大な曲げ荷重が作用することはなく、それに起因して保護管が破損することもない。
請求項2に係る発明は、請求項1記載のクローラ式作業機械の油圧配管構造において、上記継手部材の好ましい具体的な形態を提供するものである。すなわち、継手部材を、保護管の下段側の端に固定された第1の部材と、クローラフレームに固定された第2の部材と、一端が上記第1及び第2の部材のうちの一方に鉛直軸回りに相対回転変位可能に結合され、他端が上記第1及び第2の部材のうちの他方に前後方向の水平軸回りに相対回転変位可能に結合された第3の部材とによって構成する。ここで、鉛直軸とは略鉛直方向に延びる一軸を意味し、水平軸とは略水平方向に延びる一軸を意味する。
この構成では、継手部材が3つの部材同士を、鉛直軸又は前後方向の水平軸(具体的にはピンなど)によって連結するだけの簡単なものであるため、コスト的に安価に実施することができる。その上、保護管の下段側の端が、クローラフレームに対し鉛直軸回り及び前後方向の水平軸回りの両方に相対角度変位可能に連結されているため、クローラフレームの拡縮作業時などに上記の連結個所に過大な曲げ荷重が作用して保護管が破損するのを確実に防止することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2記載のクローラ式作業機械の油圧配管構造において、
上記継手部材の第3の部材、及びこれと鉛直軸回りに結合された第1又は第2の部材のいずれか一方に、鉛直軸が貫通する貫通孔を車幅方向に沿って所定間隔毎に一列に複数設け、この複数の貫通孔の中から1つの貫通孔を選んで鉛直軸を貫通させることにより継手部材の車幅方向の長さ調整可能に設ける構成にする。この構成では、継手部材の車幅方向長さが調整可能に設けられているため、組立誤差の吸収や油圧ホースの張り調整を行うことができ、組立作業に有効である。
請求項に係る発明は、請求項2又は3記載のクローラ式作業機械の油圧配管構造において、上記継手部材の第3の部材、及びこれと水平軸回りに結合された第1又は第2の部材のいずれか一方に、水平軸が貫通する貫通孔を水平軸の上下方向変位を許容するように長孔状に形成する構成にする。この構成では、水平軸が貫通する貫通孔が水平軸の上下方向変位を許容するように長孔状に形成されているため、保護管の下段側の端を継手部材を介してクローラフレームに連結する場合の高さ調整に利用できる上、上記水平軸回りの曲げ荷重などが作用した場合に水平軸回りの回転変位と共に水平軸の上下方向変位により荷重に柔軟に対応するようになり、保護管の破損をより確実に防止できることになる。
以上のように、本発明におけるクローラ式作業機械の油圧配管構造によれば、クローラフレームがトラックフレームに対し拡張位置と縮小位置との間を移動するとき、この両フレーム間に配置した保護管は、その湾曲部の位置を変えながらクローラフレームとの連結端である下段側の端がクローラフレームの移動に伴って変位するだけであるため、この保護管内に配置した複数本の油圧ホースは、互いに強く擦れ合ったり、他の部材と絡み合ったりすることはなく、これらの干渉を確実に防止することができる。しかも、保護管の下段側の端は、クローラフレームに継手部材を介して角度変位可能に連結されているため、クローラフレームの拡縮作業時などに上記の連結個所に過大な曲げ荷重が作用することはなく、保護管の破損を防止することができる。
特に、請求項2に係る発明では、継手部材が3つの部材同士を鉛直軸又は前後方向の水平軸によって連結するだけの簡単でかつ鉛直軸回り及び前後方向の水平軸回りの両方に相対角度変位可能なものであるため、コスト的に安価に実施することができる上、保護管の破損を確実に防止することができ、実施化を図る上で有利なものである。
請求項3に係る発明では、継手部材の車幅方向長さが調整可能に設けられているため、
組立誤差の吸収や油圧ホースの張り調整を行うことができ、組立作業の効率化などに寄与することができる。
さらに、請求項に係る発明では、水平軸が貫通する貫通孔が水平軸の上下方向変位を許容するように長孔状に形成されているため、保護管の下段側の端を継手部材を介してクローラフレームに連結する場合の高さ調整に利用できる上、上記水平軸回りの曲げ荷重などが作用した場合に水平軸回りの回転変位と共に水平軸の上下方向変位により荷重に柔軟に対応することができるので、保護管の破損をより確実に防止できるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1ないし図3は本発明の一実施形態に係る油圧配管構造を装備するクローラ式作業機械の下部走行体を示し、1は上部旋回体を支持するトラックフレーム(カーボディともいう)であって、このトラックフレーム1の中央部は、上板2と下板3とを複数の垂直板4,4,…で連結してなり、トラックフレーム1の中央部の上板2上には円形状の取付け座5が設けられ、この取付け座5上に旋回ベアリング(図示せず)などを介在して上部旋回体を旋回自在に支持するようになっている。また、トラックフレーム1は、前後2個所でそれぞれ中央部から車幅方向外側に延びる左右一対ずつ計4つのアクスル6,6,…を有し、この各アクスル6は、矩形の閉断面構造に構成されている。
上記トラックフレーム1の左右両側にはそれぞれ前後方向に延びる左右一対のクローラフレーム7L,7Rが設けられており、この各クローラフレーム7L,7Rの外周には、ドライブスプロケット、アイドラ(共に図示せず)及びロアローラ8などを介してクローラ9が装着されるようになっている。各クローラフレーム7L,7Rには、トラックフレーム1の前後2つのアクスル6,6に対応して、前後2個所にそれぞれ車幅方向(左右方向)に貫通する矩形状の開口部10,10が設けられており、各クローラフレーム7L,7Rは、この両開口部10,10にそれぞれトラックフレーム1の前後2つのアクスル6,6を貫通させた状態でトラックフレーム1の左右両側に取り付けられている。
上記トラックフレーム1の中央部と上記各クローラフレーム7L,7Rとの間には、後述する各保護管16を挟む前後両側を各々車幅方向に延びる前後2つずつ計4つの伸縮用油圧シリンダ11,11,…が設けられ、これらの油圧シリンダ11,11,…により各クローラフレーム7L,7Rがトラックフレーム1のアクスル6に沿ってクローラ中心間距離を最大にする拡張位置と最小にする縮小位置との間を移動可能に設けられている。ここで、図1では左側のクローラフレーム7Lは縮小位置に、右側のクローラフレーム7Rは拡張位置にそれぞれ位置している。
上記各クローラフレーム7L,7Rの開口部10は、図4ないし図7に示すように、その中をトラックフレーム1のアクスル6と相対的に移動し易くするために、縦寸法がアクスル6のそれよりも若干大きく設定されていて、アクスル6の上面と開口部10の上壁面との間に所定寸法の隙間δが生じるようになっている。そして、この隙間δには矩形状の金属板からなるシム12が挿入されて、アクスル6とクローラフレーム7L,7Rとを固定するようになっている。このシム12は、クローラフレーム7L,7Rが拡張位置にあるときには図4及び図5に示す如くアクスル6の先端面に取り付けたブラケット13にピン結合により固定され、クローラフレーム7L,7Rが縮小位置にあるときには図6及び図7に示す如くクローラフレーム7L,7Rの上板14の外側端面に取り付けたブラケット15にピン結合により固定される。
また、上記各クローラフレーム7L,7Rの後端部には、図示していないが、それぞれドライブスプロケットとこれを回転駆動する走行用油圧モータとが設けられており、この走行用油圧モータに対しては、図8以降に示すように、1台当たり4本の油圧ホース21,22,23,24、つまりモータを前進又は後退方向に回転駆動するための2本の油圧ホース21,22と、モータに付属するブレーキを作動させるための油圧ホース23と、ドレン用の油圧ホース24とが接続されており、これらの油圧ホース21〜24は、トラックフレーム1の取付け座5の中心に配置したスイベルジョイント25の下端から下部走行体のトラックフレーム1及びクローラフレーム7L,7Rに跨って配置されている。
そして、上記油圧ホース21〜24を配置するに当たり、本発明の特徴点として、上記トラックフレーム1の中央部と各クローラフレーム7L,7Rとの間には、それぞれ一面側に湾曲可能な保護管26が上下2段に跨って湾曲しつつ車幅方向つまりクローラフレーム7L,7Rと直交する方向に延びた状態で配置されており、上記4本の油圧ホース21〜24は、この保護管26内を通して配置されている。また、4本の油圧ホース21〜24は、いずれもスイベルジョイント25の下端から保護管26内に導入されるまでの第1部分21a〜24aと、保護管26内に配置される第2部分21b〜24bと、クローラフレーム7L,7Rに沿って配置される第3部分21c〜24cとに区分されている。以下、これらの構造を、図8以降を参照しつつ説明する。
すなわち、上記保護管26は、図19ないし図22に示すように、多数の矩形状のリンク枠体31,31,…を長尺状にかつ一面側に湾曲可能に連結したものであり、各リンク枠体31は、左右一対のリンクプレート32,32と、この両リンクプレート32,32と一体成形され又は両リンクプレート32,32に固定された湾曲内周側の連結板33と、一端が一方のリンクプレート32に回動可能に連結され、他端が他方のリンクプレート32に係合可能に設けられた湾曲外周側の連結板34とからなり、各リンク枠体31の湾曲外周側の連結板34を開いてその内部に各油圧ホース21〜24の第2部分21b〜24bを挿入して配置するようになっている。この保護管26内に配置される各油圧ホース21〜24の第2部分21b〜24bは、可撓性を有するゴムなどの部材からなる。
上記保護管26の上段側に位置する一端は、図8、図9、図11及び図13に拡大詳示するように、トラックフレーム1の上板2に架設した支持棒36にブラケット37などを介して固定されており、上記支持棒36のブラケット37固着個所は、スイベルジョイント25の略真下に位置している。上記各油圧ホース21〜24の第1部分21a〜24aは、金属などからなり、図8ないし図13に詳示するように、スイベルジョイント25から保護管26の一端までの間を互いに干渉しないよう適宜湾曲しながら配置されている。
一方、上記保護管26の下段側に位置する他端は、図14ないし図17に拡大詳示するように、各クローラフレーム7L,7Rの内側板の下部に継手部材40を介して角度変位可能に連結されている。この継手部材40は、保護管26の他端(つまり下段側の端)に複数個所(図では4個所)でねじ41止めにより固定された略三角形の平板からなる第1の部材42と、クローラフレーム7L,7Rに複数個所(図では2個所)でボルト43止めにより固定された第2の部材44と、一端(内端)が上記第1の部材42に鉛直軸45回りに相対角度変位可能に結合され、他端(外端)が上記第2の部材44に前後方向の水平軸46回りに相対角度変位可能に結合された第3の部材47とからなる。
上記継手部材40の第2の部材44は、クローラフレーム7L,7Rの内側板に固定される固定部44aと、この固定部44aから内側に向かって延出しかつ互いに前後方向に所定の隙間を隔てて対向する一対の延出部44b,44bとを有している。また、継手部材40の第3の部材47は、上記第2の部材44の一対の延出部44b,44b間に挿入されかつ上記水平軸46により結合して支持された第1結合部47aと、この第1結合部47に下部が固定された中間板部47bと、この中間板部47bの上部に固定されかつ上下方向に所定の隙間を隔てて対向する一対の第2結合部47c,47cとを有しており、一対の第2結合部47c,47c間に上記第1の部材42の先端部を挿入しかつ上記鉛直軸45により結合して支持するようになっている。第3の部材47の各第2結合部47cには、それぞれ鉛直軸45が貫通する貫通孔48が車幅方向に沿って所定間隔毎に一列に複数(図では3つ)設けられ、その中の1つが利用される。また、第2の部材44の各延出部44bには、それぞれ水平軸46が貫通する貫通孔49が水平軸46の上下方向変位を許容するように長孔状に形成されている。ここで、鉛直軸45とは略鉛直方向に延びる軸を、水平軸46とは略水平方向に延びる軸をそれぞれ意味し、本実施形態では、鉛直軸45及び水平軸46は共に結合ピンからなる。
上記保護管26の下段側に位置する端側では、各油圧ホース21〜24の第2部分21b〜24bはそれぞれ、保護管26の外部に引き出され、対応するホースカプラー50a,50b(図では2つのみ表示)を介して各油圧ホース21〜24の第3部分21c〜24cに接続されている。この各油圧ホース21〜24の第3部分21c〜24cは、図に詳示していないが、いずれもホースカプラー50a,50bとの接続個所から一旦各クローラフレーム7L,7Rの内側板の上部に延びた後、その内側板の上部に沿って各クローラフレーム7L,7Rの後端側の走行用油圧モータにまで配置されている。
また、上記保護管26の下段側に位置する部位にはその下面を保護しかつ支持するための長尺の支持プレート51が保護管26の下面と接触して設けられている。この支持プレート51は、図23ないし図26に拡大詳示するように、一対のアングル材52,52と、この両アングル材52,52を所定の間隔毎に連結する大きさの異なる3種類の連結プレート53a,53b,53cと、両アングル52,52の2個所にそれぞれ一対ずつ上方に突設されたバーフラット54,54とからなる。各バーフラット54の先端部には小孔55が設けられ、ピン(図示せず)をこの小孔55に挿入して一対のバーフラット54,54間に架設することにより、支持プレート51上から保護管26が抜け出るのを防止するようになっている。
上記支持プレート51の一端は、図14ないし図17に示すように、保護管26の下段側の端と共に継手部材40の第1の部材42にねじ41止めにより固定されている。一方、支持プレート51の他端側は、図2、図3、図8、図9及び図18に示すように、上記スイベルジョイント25の略真下に位置するトラックフレーム1の下板3上に設けた第1の支持部61と、トラックフレーム1の下板3上における垂直板4の内側近傍に設けた第2の支持部62とで支持されている。ここで、第2の支持部62は、クローラフレーム7L,7Rが拡張位置及び縮小位置のいずれに位置するときでも支持プレート51に接触して支持プレート51を支持するが、第1の支持部61は、クローラフレーム7L,7Rが縮小位置に位置するときのみ支持プレート51に接触して支持プレート51を支持し、クローラフレーム7L,7Rが拡張位置に位置するときには保護管26に接触して保護管26を直接支持するようになっている。
上記第1の支持部61は、図9に示すように、トラックフレーム1の下板3に取り付けられた支持ブラケット63と、この支持ブラケット63に平行にかつ各々回転自在に支持された2つのガイドローラ64,64とを有し、この両ガイドローラ64,64上でそれぞれ左右のクローラフレーム7L,7Rに各々対応した支持プレート51,51及び保護管26,26を共に支持する構成になっている。また、上記第2の支持部62は、図18に示すように、トラックフレーム1の下板3に取り付けられた支持ブラケット66と、この支持ブラケット66に回転自在に支持されたガイドローラ67とを有し、ガイドローラ67上で対応する1つの支持プレート51及び保護管26を支持する構成になっている。
次に、上記実施形態の作用効果を説明するに、各クローラフレーム7L,7Rがそれぞれ前後2つの伸縮用油圧シリンダ11,11の伸縮動作によってトラックフレーム1に対し拡張位置と縮小位置との間を移動するとき、各クローラフレーム7L,7Rとトラックフレーム1との間にそれぞれ配置した保護管26は、トラックフレーム1との固定端である上段側の端とクローラフレーム7L又は7Rとの連結端である下段側の端との間の湾曲部の位置を変えながら下段側の端がクローラフレーム7L又は7Rの移動に伴って変位するだけであるため、この保護管26内に配置した4本の油圧ホース21〜24は、互いに強く擦れ合ったり、他の部材と絡み合ったりすることはなく、これらの干渉を確実に防止することができる。
しかも、上記保護管26の下段側の端は、クローラフレーム7L又は7Rに継手部材40を介して角度変位可能に連結されているため、クローラフレーム7L,7Rの拡縮作業中に、例えば附属のトランスリフタシリンダ(図示せず)でトラックフレーム1側をジャッキアップする際にトラックフレーム1のアクスル6が挿入されるクローラフレーム7L,7Rの開口部10での隙間δに起因してトラックフレーム1とクローラフレーム7L,7Rとの間で上下方向のずれが生じたとき、あるいは伸縮用油圧シリンダ11によりクローラフレーム7L,7Rを伸縮移動させる際にクローラフレーム7L,7Rがその前後部の重量不均等などに起因して水平面上で揺れたときでも上記の連結個所に過大な曲げ荷重が作用することはなく、それに起因して保護管26が破損することもない。
特に、本実施形態の場合、上記継手部材40は、3つの部材42,44,47同士を、鉛直軸45又は水平軸46を構成する結合ピンによって連結するだけの簡単なものであるため、コスト的に安価に実施することができる。その上、保護管26の下段側の端が、クローラフレーム7L又は7Rに対し鉛直軸45回り及び水平軸46回りの両方に相対角度変位可能に連結されているため、クローラフレーム7L,7Rの拡縮作業時などに上記の連結個所に過大な曲げ荷重が作用して保護管26が破損するのを確実に防止することができる。
また、上記継手部材40の第3の部材47(詳しくはその一対の第2結合部47c,47c)に、鉛直軸45が貫通する貫通孔48が車幅方向に沿って所定間隔毎に一列に複数設けられ、その中の1つに鉛直軸45を貫通させて継手部材40の第1の部材42と第3の部材47とが鉛直軸45回りに相対角度変位可能に結合される構成になっているため、必要に応じて継手部材40の車幅方向の長さを調整することができ、組立作業の容易化や効率化なに寄与することができる。
さらに、上記継手部材40の第2の部材44に、水平軸46が貫通する貫通孔49が水平軸46の上下方向変位を許容するように長孔状に形成されているため、保護管26の下段側の端を継手部材40を介してクローラフレーム7L,7Rに連結する場合の高さ調整に利用することができる上、上記水平軸46回りの曲げ荷重などが作用した場合に水平軸46回りの回転変位と共に水平軸46の上下方向変位により荷重に柔軟に対応することができ、保護管26の破損をより確実に防止することができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば上記実施形態では、トラックフレーム1の中心部であるスイベルジョイント25の略真下の位置から左右のクローラフレーム7L,7Rに対しそれぞれ保護管26を車幅方向(左右方向)に延ばして配置するようにしたが、本発明は、この位置に限らず、例えばトラックフレーム1の後側のアクスル6に近い位置又はアクスル6の後側側面に沿った位置で保護管26を車幅方向に延ばして配置するように構成してもよい。
また、上記実施形態では、保護管26の下段側の端を、クローラクレーム7L,7Rに継手部材40を介して角度変位可能に連結するに当たり、この継手部材40を、3つの部材42,44,47同士を鉛直軸45又は前後方向の水平軸46によりそれぞれ相対角度変位可能に連結して構成したが、本発明は、このような構成の継手部材40に限らず、例えばボールジョイントやユニバーサルジョイントを用いてもよく、また、場合によっては、鉛直軸回り又は前後方向の水平軸回りにのみ相対角度可能な継手部材を用いてもよい。
さらに、上記実施形態では、継手部材40を、3つの部材42,44,47同士を鉛直軸45又は前後方向の水平軸46によりそれぞれ相対角度変位可能に連結して構成するに当たり、保護管26の下段側の端に固定された第1の部材42と第3の部材47とを鉛直軸45回りに相対角度変位可能に結合し、クローラフレーム7L,7Rに固定された第2の部材44と第3の部材47とを前後方向の水平軸46回りに相対角度変位可能に結合したが、本発明は、逆に、保護管26の下段側の端に固定された第1の部材42と第3の部材47とを前後方向の水平軸回りに相対角度変位可能に結合し、クローラフレーム7L,7Rに固定された第2の部材44と第3の部材47とを鉛直軸回りに相対角度変位可能に結合するように構成してもよいのは言うまでもない。
加えて、上記実施形態では、トラックフレーム1のアクスル6に対応して、左右一対のクローラフレーム7L,7Rにそれぞれ車幅方向に貫通する開口部10を設け、この開口部10にトラックフレーム1のアクスル6を貫通させる構造でもってクローラフレーム7L,7Rがクローラ中心間距離を最大にする拡張位置と最小にする最小位置との間を移動可能に設けられたクローラ式作業機械について述べたが、本発明は、このような構造に限らず、例えば図27及び図28に示す従来例の如くアーム部材107を用いた構造、あるいはトラックフレームのアクスルが伸縮可能な構造でもってクローラフレームを拡張位置と縮小位置との間を移動可能に設けられたクローラ式作業機械などにも同様に適用することができるのは勿論である。
さらにまた、上記実施形態では、継手部材40の車幅方向の長さを調整可能にするために、継手部材40の第3の部材47の第2結合部47cに、鉛直軸45が貫通する貫通孔48を車幅方向に沿って所定間隔毎に一列に複数設けたが、本発明は、これに限らず、例えば継手部材40の第3の部材47の第1結合部47aをロッド状に形成し、この第1結合部47aを第2の部材44に結合するに当たり、第2の部材44に車幅方向に長い長孔を設けるとともに、この長孔の任意位置にボルトを通してナットと締結する構成を用いることにより、継手部材40の車幅方向の長さを調整可能に設けるように構成してもよい。
本発明の実施形態に係るクローラ式作業機械の下部走行体の構造を示す平面図である。 図1のX−X線における断面図である。 図1のY−Y線における断面図である。 図1のZ−Z線における拡大断面図である。 図4のD方向から見た矢視図である。 図1のE−E線における上部側の拡大断面図である。 図6のF−F線に沿って見た矢視図である。 図3のG付近の拡大図である。 図8のH−H線における断面図である。 図8のI−I線に沿って見た矢視図である。 図8のスイベルジョイントの下端付近の拡大図である。 図9のスイベルジョイントの下端付近の拡大図である。 図9のJ−J線に沿って見た矢視図である。 図3のK付近の拡大図である。 図14のL−L線における拡大断面図である。 図15のM方向から見た矢視図である。 図15のN−N線における断面図である。 図3のO−O線における拡大断面図である。 保護管の全体構成を示す側面図である。 保護管の拡大側面図である。 保護管をその湾曲外周側から見た拡大平面図である。 図20のP−P線における拡大断面図である。 (a)は支持プレートの平面図、(b)は同正面図である。 図23(b)のQ−Q線における拡大断面図である。 図23(b)のR−R線における拡大断面図である。 図23(b)のS付近の拡大図である。 従来例を示す図1相当図である。 図27のT−T線における断面図である。
1 トラックフレーム
7L,7R クローラフレーム
9 クローラ
21,22,23,24 油圧ホース
26 保護管
31 リンク枠体
40 継手部材
42 第1の部材
44 第2の部材
45 鉛直軸
46 水平軸
47 第3の部材
48,49 貫通孔

Claims (4)

  1. トラックフレームの左右両側に、それぞれ外周にクローラを装着する左右一対のクローラフレームがクローラ中心間距離を最大にする拡張位置と最小にする縮小位置との間を移動可能に設けられ、上記トラックフレームから各クローラフレームにそれぞれ複数本の油圧ホースが配置されるクローラ式作業機械において、
    上記トラックフレームと各クローラフレームとの間には、それぞれ多数の矩形状のリンク枠体を長尺状にかつ一面側に湾曲可能に連結してなる保護管が上下2段に跨って湾曲しつつクローラフレームと直交する方向に延びた状態で配置され、この保護管の上段側に位置する一端はトラックフレームに固定されている一方、保護管の下段側に位置する他端は、クローラフレームに継手部材を介して角度変位可能に連結されており、上記複数本の油圧ホースは、この保護管内を通して配置されていることを特徴とするクローラ式作業機械の油圧配管構造。
  2. 上記継手部材は、保護管の下段側の端に固定された第1の部材と、クローラフレームに固定された第2の部材と、一端が上記第1及び第2の部材のうちの一方に鉛直軸回りに相対角度変位可能に結合され、他端が上記第1及び第2の部材のうちの他方に前後方向の水平軸回りに相対角度変位可能に結合された第3の部材とからなる請求項1記載のクローラ式作業機械の油圧配管構造。
  3. 上記継手部材の第3の部材、及びこれと鉛直軸回りに結合された第1又は第2の部材のいずれか一方には、鉛直軸が貫通する貫通孔が車幅方向に沿って所定間隔毎に一列に複数設けられており、この複数の貫通孔の中から1つの貫通孔を選んで鉛直軸を貫通させることにより継手部材の車幅方向の長さが調整可能に設けられている請求項2記載のクローラ式作業機械の油圧配管構造。
  4. 上記継手部材の第3の部材、及びこれと水平軸回りに結合された第1又は第2の部材のいずれか一方には、水平軸が貫通する貫通孔が水平軸の上下方向変位を許容するように長孔状に形成されている請求項2又は3記載のクローラ式作業機械の油圧配管構造。
JP2007149724A 2007-06-05 2007-06-05 クローラ式作業機械の油圧配管構造 Active JP4720793B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149724A JP4720793B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 クローラ式作業機械の油圧配管構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007149724A JP4720793B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 クローラ式作業機械の油圧配管構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008302745A JP2008302745A (ja) 2008-12-18
JP4720793B2 true JP4720793B2 (ja) 2011-07-13

Family

ID=40231844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007149724A Active JP4720793B2 (ja) 2007-06-05 2007-06-05 クローラ式作業機械の油圧配管構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4720793B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5625377B2 (ja) * 2010-02-09 2014-11-19 コベルコクレーン株式会社 移動式クレーン
CN104864264B (zh) * 2015-05-25 2017-11-07 北京威浦实信科技有限公司 一种钢制管线手动机械管路汇接系统
JP6676565B2 (ja) * 2017-03-03 2020-04-08 日立建機株式会社 作業機械

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165099U (ja) * 1984-10-01 1986-05-02
JP2005344376A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 走行体外幅拡縮式機械
JP2006291693A (ja) * 2005-03-15 2006-10-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の走行体

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165099A (ja) * 1984-09-07 1986-04-03 Ebara Corp 遠心圧縮機のリタ−ンチヤンネル

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6165099U (ja) * 1984-10-01 1986-05-02
JP2005344376A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd 走行体外幅拡縮式機械
JP2006291693A (ja) * 2005-03-15 2006-10-26 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機の走行体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008302745A (ja) 2008-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5525488B2 (ja) 旋回式建設機械
JP4720793B2 (ja) クローラ式作業機械の油圧配管構造
JP2017053174A (ja) シリンダ装置
JP4687683B2 (ja) クローラ式作業機械の油圧配管構造
JP5243618B2 (ja) 軌間可変車台
JP5929932B2 (ja) 建設機械
US20210277625A1 (en) Swivel joint and construction machine having the same
JP2000038740A (ja) 油圧ショベルにおける作業機用油圧配管構造
RU2764209C2 (ru) Механизм опрокидывания кабины водителя
JP4326053B2 (ja) 伸縮ブーム装置
JP2008143252A (ja) 懸架装置
JP2005060936A (ja) 鞘管内導管布設方法およびそのための装置
JP3728091B2 (ja) 筒体の自在継手
JP5208027B2 (ja) クローラ式車両のアイドラ支持構造
JP2010151228A (ja) 配線及び配管の支持構造
JP6135627B2 (ja) ショベルのアタッチメント配管構造
CN220485170U (zh) 一种高空作业平台臂架及高空作业车
JP2010007295A (ja) 蛇腹式テント
JP2003278178A (ja) 作業機用の油圧配管支持構造
JP4448370B2 (ja) クローラクレーンのラチスジブへのロープシーブの取付け構造
WO2024009932A1 (ja) 建設機械の下部走行体
JP2009249922A (ja) 建設機械の下部走行体
JP4335626B2 (ja) 長尺物の弛み防止材の取付装置
JP6856461B2 (ja) 油圧ホースの振れ止め構造
JP4030016B2 (ja) 掘削作業車の油圧配管ガイド

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101008

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110321

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140415

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4720793

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350