JP2003277658A - インクジェット記録用インク組成物 - Google Patents

インクジェット記録用インク組成物

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JP2003277658A
JP2003277658A JP2002087810A JP2002087810A JP2003277658A JP 2003277658 A JP2003277658 A JP 2003277658A JP 2002087810 A JP2002087810 A JP 2002087810A JP 2002087810 A JP2002087810 A JP 2002087810A JP 2003277658 A JP2003277658 A JP 2003277658A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 普通紙に印字した場合に光学濃度が高く、濃
度ムラやにじみを生じない、吐出安定性に優れた顔料を
含有するインクジェット記録用インク組成物を提供す
る。 【解決手段】 少なくとも顔料と水溶性有機溶媒と界面
活性剤と水とからなり、ステキヒストサイズ度が30秒
以下の普通紙上に2μl滴下した時の10秒後の動的接
触角が50.0°以上であり、且つ、その後の動的接触
角の時間変化率が0.8°/秒以下である。インク組成
物中における顔料の平均粒子径が60〜200nmであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録用インク組成物であり、インクを力学的および熱エネ
ルギーを用いて吐出、飛翔させ被記録材に対して記録を
行うインクジェット記録において使用する水性インクに
関する。
【0002】
【従来の技術】ノズル、スリットあるいは多孔質フィル
ム等から、液体インクを吐出し、紙、布、フィルム等に
記録を行う、いわゆるインクジェット方式のプリンター
は、小型で、安価、静粛性等種々の利点があり、黒色の
単色またはフルカラーのプリンターとして多く市販され
ている。中でも、圧電素子を用いたいわゆるピエゾイン
クジェット方式や、熱エネルギーを作用させて液滴を形
成し記録を行う、いわゆる熱インクジェット方式は、高
速印字、高解像度が得られるなど多くの利点を有してい
る。
【0003】従来からインクジェット記録方式に一般的
に用いられている水溶性染料を用いたインクは、耐水
性、耐光性に問題があった。それに対し、顔料を用いた
インクは、耐水性、耐光性に優れ、しかも、高濃度で滲
みのない画質を得ることができることから、非常に有望
であり、近年、多くの提案がなされ、実用化されてい
る。
【0004】例えば、特開昭56−147871号公報
においては、顔料、高分子分散剤および非イオン性界面
活性剤を含有する水性媒体からなる記録液が提案されて
いる。また、米国特許第5085698号、第5221
334号においては、ブロックコポリマーを顔料の分散
剤として用いることが提案されている。さらに、同第5
172133号においては、特定の顔料、水溶性樹脂、
溶媒を用いることが提案されている。
【0005】特開平6−92008号公報では、サイジ
ングされた紙に対して滴下5秒後のインクの接触角が4
0度以下であり、少なくともアセチレングリコールを含
むインクを用いることが提案されている。
【0006】特開2000−144028号公報では、
普通紙上での動的接触角の時間変化率が、0.5〜3.
5度/秒である顔料インクを提案している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】発明者らが実際に検討
したところによると、顔料インク組成物は非コート紙の
中でもサイズ度の低いすなわち浸透性の高い紙に印刷し
た場合に、印字濃度が低いあるいは濃度の均一性が損な
われる、すなわち濃度ムラが発生するという問題を生じ
ることが明らかとなった。
【0008】本発明は、従来技術の問題を解決するもの
であり、普通紙に印字した場合に光学濃度が高く、濃度
ムラやにじみを生じない、吐出安定性に優れた顔料を含
有するインクジェット記録用インク組成物を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、発明者らが鋭意検討を重ねた結果、本発明を見出し
たものであり、本発明は、少なくとも顔料と水溶性有機
溶媒と界面活性剤と水とからなり、ステキヒストサイズ
度が30秒以下の普通紙上に2μl滴下した時の10秒
後の動的接触角が50.0°以上であり、且つ、その後
の動的接触角の時間変化率が0.8°/秒以下であるイ
ンクジェット記録用インク組成物である。
【0010】これにより、高濃度でかつ均一な印字物を
得ることができる。
【0011】また、本発明は、インク組成物中における
顔料の平均粒子径が60〜200nmであるインクジェ
ット記録用インク組成物である。
【0012】顔料粒子径が60nm未満の場合、印字物
に十分な濃度が得られず、200nmより大きい場合、
ノズルからの吐出性が悪くなるが、本発明では、このよ
うなことを生じることはない。
【0013】そして、本発明は、前記顔料の表面が親水
基で修飾された自己分散型顔料であるインクジェット記
録用インク組成物である。
【0014】更に、本発明は、前記界面活性剤がノニオ
ン系界面活性剤であるインクジェット記録用インク組成
物である。
【0015】これにより、イオン系界面活性剤を用いる
と顔料の分散状態に影響を与え、凝集・沈降を生じる場
合があるが、本発明ではノニオン系界面活性剤を使用し
ており、顔料の分散状態を維持したまま表面張力の調整
が可能になる。
【0016】また、本発明は、前記ノニオン系界面活性
剤がフッ素系界面活性剤であり、そして、表面張力が2
5mN/m以上であるインクジェット記録用インク組成
物である。
【0017】フッ素系界面活性剤は表面張力を下げる能
力は高いが、25mN/m未満にするとにじみ易くな
る。本発明により、にじみが生じることを少なくするこ
とができる。
【0018】そして、本発明は、前記ノニオン系界面活
性剤がアセチレングリコール系界面活性剤であり、そし
て、表面張力が35〜45mN/mであるインクジェッ
ト記録用インク組成物である。
【0019】アセチレングリコール系界面活性剤を使用
した場合、表面張力が35mN/m未満ではにじみが発
生し、45mN/mより大きいと吐出性が悪化するが、
本発明では、このようなことを生じさせにくくすること
ができる。
【0020】更に、本発明は、前記ノニオン系界面活性
剤がポリオキシアルキレンエーテル系界面活性剤であ
り、そして、表面張力が30〜50mN/m以上である
インクジェット記録用インク組成物である。
【0021】ポリオキシアルキレンエーテル系界面活性
剤を使用した場合、表面張力が30mN/m未満ではに
じみが発生し、50mN/mより大きいと吐出性が悪化
するが、本発明では、このようなことを生じさせにくく
することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を説明する。
本発明のインクジェット記録用インク組成物は、顔料、
水溶性有機溶媒、界面活性剤および水を必須成分とし、
ステキヒストサイズ度が30秒以下の普通紙上に2μl
(ミクロンリットル)滴下した時の10秒後の動的接触
角が50.0°以上であり、且つ、その後の動的接触角
の時間変化率が0.8°/秒以下である。なお、水溶性
樹脂、その他添加剤を含有することができる。
【0023】顔料としては、主溶媒である水との親和性
が良いものであれば使用でき、例えば、カーボンブラッ
ク類、アゾレーキ、不溶性アゾ顔料、総合アゾ顔料、キ
レートアゾ顔料等のアゾ顔料やフタロシアニン顔料、キ
ナクリドン顔料、ベレリン、及びベレリン顔料、アント
ラキノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料やアニリ
ンブラック等を挙げることができる。その他、水に自己
分散可能な顔料を使用することができる。水に自己分散
可能な顔料とは、顔料表面に親水性基を数多く有し、高
分子分散剤の存在がなくても、安定に分散する顔料のこ
とである。具体的には、通常のいわゆる顔料に対して、
酸・塩基処理、カップリング剤処理、ポリマーグラフト
処理、プラズマ処理、酸化/還元処理等の表面改質処理
等を施すことにより、水に自己分散可能な顔料を得るこ
とができる。水に自己分散可能な顔料としては、上記の
ように顔料に対して表面改質処理を施した顔料の他、キ
ャボット社製のCab−o−jet−200、Cab−
o−jet−300、IJX−55、オリエント化学社
製のBonjet Black CW−1、Bonje
t Black CW−2や、日本触媒社から販売され
ている顔料等の市販の顔料を用いることができる。
【0024】水に自己分散可能な顔料の表面に存在する
可溶化基は、ノニオン性、カチオン性、アニオン性のい
ずれであってもよいが、主にスルホン酸、カルボン酸、
水酸基、リン酸が望ましい。スルホン酸、カルボン酸、
リン酸の場合、そのまま遊離酸の状態でも用いることが
可能であるが、水溶性を高めるために、塩基性物質との
塩の状態で使用することが好ましい。これらの重合体と
塩を形成する塩基性物質としては、ナトリウム、カリウ
ム、リチウム等のアルカリ金属類、モノメチルアミン、
ジメチルアミン、トリエチルアミン等の脂肪族アミン
類、モノメタノールアミン、モノエタノールアミン、ジ
エタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロ
パノールアミン等のアルコールアミン類、アンモニア等
を挙げることができる。これらの中でも、ナトリウム、
カリウム、リチウム等のアルカリ金属類の塩基性化合物
が好ましく使用される。これは、アルカリ金属類の塩基
性化合物が強電解質であり、酸性基の解離を促進する効
果が大きいためと考えられる。
【0025】本発明のインクジェット記録液に用いられ
る着色剤は、インクジェット記録液の重量に対して、
0.5〜10重量%が好ましく、1〜5重量%がより好
ましい。着色材の量が、0.5重量%未満となると、十
分な画像濃度が得られなくなり、10重量%を超えると
インクの吐出性が悪化する場合がある。
【0026】次に、本発明におけるインクには、インク
を所望の物性にするため、インクの乾燥を防止するた
め、また、溶解安定性を向上させるため等の目的で、下
記水溶性有機溶媒を複数混合して使用してもよい。すな
わち、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ポリエチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ポリプロピレングリコール、1,5
−ペンタンジオール、1,6−へキサンジオール、グリ
セリン、1,2,6−へキサントリオール、1、2,4
−ブタントリオール、1,2,3−ブタントリオール、
ぺトリオール等の多価アルコ−ル類、エチレングリコー
ルモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチル
エーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエ
チルエ−テル等の多価アルコールアルキルエーテル類、
エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレング
リコールモノベンジルエーテル等の多価アルコールアリ
ールエーテル類、N−メチル−2−ピロリドン、N−ヒ
ドロキシエチル−2−ピロリドン、2−ピロリドン、
1,3−ジメチルイミダゾリジノン、ε−カプロラクタ
ム等の含窒素複素環化合物、ホルムアミド、N−メチル
ホルムアミド、ホルムアミド、N,N−ジメチルホルム
アミド等のアミド類、モノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン、モノエチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等のアミン類、
ジメチルスルホキシド、スルホラン、チオジエタノー
ル、エチレン尿素、尿素等の含硫黄化合物類、プロピレ
ンカーボネート、炭酸エチレン、γ−ブチロラクトン等
を単独または複数混合して用いことができる。
【0027】本発明に用いることができる高分子分散剤
あるいは結着剤は、ゼラチン、アルブミン、カゼイン等
のたんぱく質、アラビアゴム等の天然ゴム類、サボニン
等のグルコシド類、リグニンスルホン酸塩、セラック等
の天然高分子、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸
塩、スチレン−アクリル酸共重合体及びその塩、ビニル
ナフタレン−アクリル酸共重合体及びその塩、及びその
塩、スチレン−マレイン酸−アクリル酸アルキルエステ
ル共重合体及びその塩、ビニルナフタレン−マレイン酸
共重合体及びその塩、スチレン−メタクリル酸−アクリ
ル酸アルキルエステル共重合体及びその塩、β−ナフタ
レンスルホン酸ホルマリン縮合物のナトリウム塩、リン
酸塩等の陰イオン性高分子、ポリビニルアルコール、ポ
リビニルポロリドン等の非イオン性高分子、さらには、
アクリロニトリル、酢酸ビニル、アクリルアミド、塩化
ビニル、塩化ビニリデン、エチレン、ヒドロキシエチル
アクリレート、グリシジルメタクリレート等のモノマー
が共重合されていても良い。これらは、単独あるいは複
数の組合せで添加しても良い。
【0028】また、プロキセル等の防腐剤、防かび剤、
pH調整剤、溶解助剤、酸化防止剤等の添加剤を含有さ
せることも可能である。
【0029】以下に本発明を実施例により具体的に説明
するが、本発明はその要旨をこえない限り以下の実施例
に限定されるものではない。
【0030】顔料分散液の調製を説明する。 (a)顔料分散液1の調製 スチレンーアクリル酸共重合体樹脂 4.0重量部 (重量平均分子量=7500、酸価=200) トリエタノールアミン 2.7重量部 イソプロピルアルコール 0.4重量部 イオン交換水 72.9重量部 上記成分を70℃の加温下で完全に溶解させた。次にカ
ーボンブラック(MA100、三菱化学製)20重量部
を前記溶液に加え、プレミキシングを行った後、ボール
ミル(ジルコニウムビーズ充填率=50%、ビーズ径=
0.5mm)でカーボンブラックの平均粒子径が150
nmになるまで分散を行い、1.2μmのフィルターを
通し、顔料分散液1を得た。なお、粒子径の測定にはマ
イクロトラックUPA(日機装社製)を使用した。
【0031】(b)顔料分散液2の調製 前記顔料分散液1の調製と同一組成、同一条件で分散を
行い、カーボンブラックの平均粒子径が65nmの顔料
分散液2を得た。
【0032】(c)顔料分散液3の調製 前記顔料分散液1の調製と同一組成、同一条件で分散を
行い、カーボンブラックの平均粒子径が300nmの顔
料分散液3を得た。
【0033】(d)顔料分散液4の調製 前記顔料分散液1の調製と同一組成、同一条件で分散を
行い、カーボンブラックの平均粒子径が50nmの顔料
分散液4を得た。
【0034】実施例1を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例1のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 イオン交換水 残部
【0035】実施例2を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例2のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液2 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 イオン交換水 残部
【0036】実施例3を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例3のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 CAB−O−JET300 33.3重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 イオン交換水 残部
【0037】実施例4を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例4のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 フッ素系界面活性剤 0.01重量部 (旭硝子社製 サーフロンS−111) イオン交換水 残部
【0038】実施例5を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例5のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 フッ素系界面活性剤 0.03重量部 (旭硝子社製 サーフロンS−111) イオン交換水 残部
【0039】実施例6を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例6のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 アセチレングリコール系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクツ社製 サーフィノール104E) イオン交換水 残部
【0040】実施例7を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例7のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 アセチレングリコール系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクツ社製 サーフィノール440) イオン交換水 残部
【0041】実施例8を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例8のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 ポリオキシアルキレンエーテル系界面活性剤 0.3重量部 (ユニオンカーバイド社製 Tergitol 15−S−30) イオン交換水 残部
【0042】実施例9を説明する。以下の成分を加える
ことにより、実施例9のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 ポリオキシアルキレンエーテル系界面活性剤 0.3重量部 (ユニオンカーバイド社製 Tergitol 15−S−20) イオン交換水 残部
【0043】比較例1を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例1のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 8.0重量部 プロピレングリコール 6.0重量部 イソプロピルアルコール 2.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) イオン交換水 残部
【0044】比較例2を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例2のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 10.0重量部 プロピレングリコール 6.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) イオン交換水 残部
【0045】比較例3を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例3のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリビニルピロリドン 3.0重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) イオン交換水 残部
【0046】比較例4を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例4のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液3 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 イオン交換水 残部
【0047】比較例5を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例5のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液4 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 イソプロピルアルコール 0.5重量部 ノニオン系界面活性剤 0.1重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 イオン交換水 残部
【0048】比較例6を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例6のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 フッ素系界面活性剤 0.05重量部 (旭硝子社製 サーフロンS−111) イオン交換水 残部
【0049】比較例7を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例7のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 アセチレングリコール系界面活性剤 0.02重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール104E) イオン交換水 残部
【0050】比較例8を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例8のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 アセチレングリコール系界面活性剤 0.7重量部 (エアープロダクト社製 サーフィノール465) イオン交換水 残部
【0051】比較例9を説明する。以下の成分を加える
ことにより、比較例9のインクジェット記録用インク組
成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 ポリオキシアルキレンエーテル系界面活性剤 0.2重量部 (ユニオンカーバイド社製 Tergitol 15−S−40) イオン交換水 残部
【0052】比較例10を説明する。以下の成分を加え
ることにより、比較例10のインクジェット記録用イン
ク組成物を調製した。 顔料分散液1 25.0重量部 N−メチル―2―ピロリドン 6.0重量部 プロピレングリコール 4.0重量部 ポリエチレングリコール 400 5.0重量部 ポリオキシアルキレンエーテル系界面活性剤 0.3重量部 (ユニオンカーバイド社製 Tergitol 15−S−15) イオン交換水 残部
【0053】実施例1〜9及び比較例1〜10のインク
ジェット記録用インク組成物の特性及び評価を以下のよ
うに行い、その結果を図1に示す。なお、特性の測定
は、以下のように行った。 (a)動的接触角の測定 動的接触角は、DAT 1100(FIBRO sys
tem ab社製)を使用し、Bright Whit
e Paper(ヒューレーットパッカード社製)上に
2μlのインクを滴下し測定を行った。 (b)表面張力の測定 表面張力は、CBVP−A3(協和界面科学製)を使用
し、25℃で測定を行った。
【0054】前記のようにして得られた各インクジェッ
ト記録用インク組成物を用いて、DeskJet 81
5C(ヒューレーットパッカード社製)インクジェット
プリンターを使用して、Bright White P
aper上に記録を行った。 (1)印字濃度の測定 各インクジェット記録用インクを用いて2cm×2cm
のベタ画像を形成し、2時間放置後、ベタ画像の中心部
の光学濃度を、分光測色濃度計X−Rite938(日
本平版機材製)にて測定し、その濃度が1.25以上の
ものを「○」、濃度が1.15以上1.25未満のもの
を「△」、濃度が1.15未満のものを「×」で表し
た。 (2)濃度の均一性 各インクジェット記録用インクを用いて2cm×2cm
のベタ画像を形成し、2時間放置後、ベタ画像の濃度の
均一性について目視で評価した。目視で均一であると判
断できるものを「○」、ベタ画像内に濃度ムラがあるも
のは「×」で表した。 (3)にじみ 各インクジェット記録用インクを用いて2cm×2cm
のベタ画像を形成し、2時間放置後、ベタ画像のエッジ
部分を10倍のルーペを用いて目視で評価した。エッジ
部分がシャープなものを「○」、にじみがあるものを
「×」で表した。 (4)吐出安定性 各インクジェット記録用インク組成物を用いて印字率6
0%のベタ画像を10枚連続で印字し、その間のバンデ
ィングや印字のかすれを目視で評価した。バンディング
やかすれの発生しなかったものを「○」、バンディング
もしくは印字のかすれが観察されたものを「×」で表し
た。
【0055】図1の測定及び評価結果をみると、実施例
1〜9のインクジェット記録用インク組成物は、比較例
1〜10と比べて、印刷濃度、均一性、にじみ及び吐出
安定性に優れているのがわかる。これは、実施例1〜9
のインクジェット記録用インク組成物が、ステキヒスト
サイズ度が30秒以下の普通紙上に2μl滴下した時の
10秒後の動的接触角が50.0°以上であり、且つ、
その後の動的接触角の時間変化率が0.8°/秒以下で
あることによるものである。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、普通紙に印字した場合
に光学濃度が高く、濃度ムラやにじみを生じない、吐出
安定性に優れた顔料を含有するインクジェット記録用イ
ンク組成物を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例及び比較例のインクジェット記録用イ
ンク組成物の特性及び評価を説明する図表。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 一郎 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中彌 浩明 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 加本 貴則 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中津 裕美 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 木ノ元 正紀 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA05 FC01 2H086 BA21 BA55 BA59 BA60 4J039 AE07 BE01 BE12 BE22 CA06 EA42 GA24

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも顔料と水溶性有機溶媒と界面
    活性剤と水とからなり、ステキヒストサイズ度が30秒
    以下の普通紙上に2μl滴下した時の10秒後の動的接
    触角が50.0°以上であり、且つ、その後の動的接触
    角の時間変化率が0.8°/秒以下であることを特徴と
    するインクジェット記録用インク組成物。
  2. 【請求項2】 インク組成物中における顔料の平均粒子
    径が60〜200nmである請求項1記載のインクジェ
    ット記録用インク組成物。
  3. 【請求項3】 前記顔料の表面が親水基で修飾された自
    己分散型顔料である請求項1記載のインクジェット記録
    用インク組成物。
  4. 【請求項4】 前記界面活性剤がノニオン系界面活性剤
    である請求項1記載のインクジェット記録用インク組成
    物。
  5. 【請求項5】 前記ノニオン系界面活性剤がフッ素系界
    面活性剤であり、そして、表面張力が25mN/m以上
    である請求項4記載のインクジェット記録用インク組成
    物。
  6. 【請求項6】 前記ノニオン系界面活性剤がアセチレン
    グリコール系界面活性剤であり、そして、表面張力が3
    5〜45mN/mである請求項4記載のインクジェット
    記録用インク組成物。
  7. 【請求項7】 前記ノニオン系界面活性剤がポリオキシ
    アルキレンエーテル系界面活性剤であり、そして、表面
    張力が30〜50mN/m以上である請求項4記載のイ
    ンクジェット記録用インク組成物。
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