JP2003276949A - シートロール及びその製造方法 - Google Patents

シートロール及びその製造方法

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JP2003276949A
JP2003276949A JP2002078081A JP2002078081A JP2003276949A JP 2003276949 A JP2003276949 A JP 2003276949A JP 2002078081 A JP2002078081 A JP 2002078081A JP 2002078081 A JP2002078081 A JP 2002078081A JP 2003276949 A JP2003276949 A JP 2003276949A
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sheets
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bonding process
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Yoshiki Endo
芳樹 遠藤
Shigeyuki Norikane
重之 則兼
Shinichi Kono
進一 河野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】嵩だか性や吸収性などに優れながら、容易にプ
ライ剥がれが生じることのないシートロールにする。 【解決手段】少なくとも2枚以上のシートS1,S2が
重ねられた状態で巻き取られてなるシートロールについ
て、重ねられたシートS1,S2を、それぞれのシート
S1,S2ごとにエンボス加工(2)が施され、かつ重
ねられた状態で巻き取り方向にライン状のプライボンデ
ィング加工(10)が施されたものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トイレットペーパ
ーロールなどのシートロール及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、トイレットペーパーなどは、風
合い、肌触り、吸収性などの良好なものが好まれる。そ
こで、従来から、2枚、あるいはそれ以上のシートを重
ねて1組としたトイレットペーパーが広く製品化されて
いる。また、近年では、シートの例えば全面に渡ってエ
ンボス加工を施したトイレットペーパーが製品化される
にいたっている。
【0003】しかしながら、従来はシートを重ねた状態
でエンボス加工を施していたため、シートの嵩だか性や
吸収性がそれ程高くならず、また使用者にごわごわした
感覚を与える場合があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、それぞれのシ
ートごとにエンボス加工を施すことが望まれるが、それ
ぞれのシートごとにエンボス加工を施すと、重ねられた
シート相互の分離、すなわち「プライ剥がれ」が生じ易
くなる。
【0005】一般に、トイレットペーパーは巻き取られ
ロールとされた状態で使用されているところ、プライ剥
がれが生じ易いと、図1の(A)に示すように、重ねら
れた第1シートS1及び第2シートS2のうち、第1シ
ートS1のみが巻き戻されシート組み合わせのずれが生
じる場合がある。また、この場合、図1(A)の右側に
示すように、第1シートS1のみが下方に垂れ下がり使
用者に不衛生感を与えることもある。さらに、この場
合、図1の(B)に示すように、第1シートS1のみが
巻き戻されてしまったことにより、使用者は、シートS
2とシートS3とを1組のトイレットペーパーと考え、
これを巻き戻し切り離そうとすることがある。ところ
が、図中に示すように、シート幅方向に切り離し用のミ
シン目A,Bが設けられていると(なお、シートS1と
シートS2とで1組となっておりこれらにミシン目A
が、シートS3とシートS4とで1組となっておりこれ
らにミシン目Bが、設けられている。)、使用者が切り
離そうとする1組のシート(S2及びS3)にはAとB
というずれた位置にミシン目が設けられていることにな
るため、切り離しをスムーズに行うことができないとい
う問題が生じる。
【0006】この他にも、プライ剥がれが生じ易いと、
切り離しに際して、図1の(C)に示すように、第1シ
ートS1と第2シートS2とで切り離される位置にずれ
が生じ易くなり見栄えが悪くなるといった問題もある。
この点、当然、シート間を糊類によって接着しプライ剥
がれを防止することも考えられるが、これではトイレッ
トペーパーが固くなり、また溶解性を悪化させるなどの
問題が生じる。
【0007】特に、ラバースチール方式でエンボス加工
を行うと、シートに表裏差が生じるので、複数枚のシー
ト外側をなめらかな面とした場合、プライ剥がれを生じ
たとき、使用時にざらつき感がある面が外側にきてしま
い切り離しがスムーズに行えないばかりでなく、肌触
り、見栄えが悪くなる。
【0008】そこで、本発明の主たる課題は、それぞれ
のシートごとにエンボス加工が施され、もって嵩だか性
や吸収性などに優れたものでありながら、容易にプライ
剥がれが生じることもないシートロール及びその製造方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は、次のとおりである。 <請求項1記載の発明>少なくとも2枚以上のシートが
重ねられた状態で巻き取られてなるシートロールであっ
て、前記重ねられたシートは、それぞれのシートごとに
エンボス加工が施され、かつ重ねられた状態で巻き取り
方向にライン状のプライボンディング加工が施されてい
ることを特徴とするシートロール。
【0010】<請求項2記載の発明>エンボス加工がシ
ートの全領域にわたって施されている請求項1記載のシ
ートロール。
【0011】<請求項3記載の発明>ライン状のプライ
ボンディング加工が、シート側縁に沿って施されている
請求項1又は請求項2記載のシートロール。
【0012】<請求項4記載の発明>ライン状のプライ
ボンディング加工が、シート両側縁から5〜40mm離
れた位置にそれぞれ施されている請求項3記載のシート
ロール。
【0013】<請求項5記載の発明>ライン状のプライ
ボンディング加工のコンタクト部分の全面積が、重ねら
れたシートの面積に対して5%以下とされている請求項
1〜4のいずれか1項に記載のシートロール。
【0014】<請求項6記載の発明>各コンタクト部分
は、シート幅方向の長さが0.3〜1.0mmとされ、
かつシート巻き取り方向の長さが0.3〜1.0mmと
されている請求項5記載のシートロール。
【0015】<請求項7記載の発明>隣接するコンタク
ト部分相互の間隔が、0.3mm以上とされている請求
項5又は請求項6記載のシートロール。
【0016】<請求項8記載の発明>少なくとも2枚以
上のシートが重ねられた状態で巻き取られてなるシート
ロールを製造するにあたり、前記各シートにそれぞれ単
独で略全面にわたってエンボス加工を施した後、このエ
ンボス加工の施された各シートを重ね合わせ、重ねられ
たシートに、表面に凹凸部を有し、かつ前記重ねられた
シートの幅方向を軸心として回転自在とされたロールを
押し当て、前記重ねられたシートの側縁に沿ってライン
状のプライボンディング加工を施すことを特徴とするシ
ートロールの製造方法。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。本発明に係るシートロールは、少なくとも2枚以
上の紙などからなるシートが重ねられた状態で巻き取ら
れてなるものである。重ねられるシートの枚数は特に限
定されるものではなく、例えば2枚、3枚、4枚、それ
以上と適宜変更することができる。本実施の形態では、
2枚のシートが重ねられる場合について、特にシートが
トイレットペーパーである場合について説明する。な
お、以下では、各シートを単に「シート」といい、各シ
ートが重ねられてなるものを「重ねられたシート」又は
「トイレットペーパー」という。また、「プライボンデ
ィング処理」とは、2枚以上のシートが重ねて巻き取ら
れているため、使用時にシートの剥がれが生じることを
防止する目的で、シート同士を密着させる処理をいう。
プライボンディング処理には、エンボス、スリット、接
着等によるものがあるが、本発明におけるプライボンデ
ィング処理は、エンボスによるものをいう。
【0018】本実施の形態に係るトイレットペーパーロ
ールを製造するにあたっては、まず、図2に示すよう
に、図示しない供給リールから繰り出された2枚のシー
トS1及びS2に、使用感の向上という観点から好まし
くは60%以上、より好ましくは90%以上の全領域に
わたって、それぞれエンボス加工ロール装置2,2によ
ってエンボス加工を施す。ここで施すエンボスは、その
大きさ、形状などが特に限定されるものではなく、ロゴ
マーク、数字、文字、幾何学模様など従来例と同様とす
ることができる。
【0019】ただし、このエンボス加工は、従来例のよ
うに重ねられたシートに対してなすのではなく、重ねら
れる前のシートそれぞれに対してなすものである。各シ
ートに対して、それぞれ単独でエンボス加工を施すこと
により、各シートを重ね合わせてできるトイレットペー
パーSの嵩だか性が向上され、もってシートの吸収性や
柔らか味が良好なものとなる。
【0020】エンボス加工を施したシートS1及びS2
には、次に、プライボンディング装置10によって、
「重ね合わせ処理」及び「ライン状のプライボンディン
グ加工を施す処理」を行う。
【0021】図3に、プライボンディング装置10を詳
しく示した。プライボンディング装置10は、加工機1
1と、この加工機11と押圧接触するその表面が金属、
ラバー、ペーパー、フェルトなどからなるプレート12
と、シートS1,S2又はこれらが重ねられてなるトイ
レットペーパーSの搬送方向を変更するロール13,1
4,15及び16と、から主になる。
【0022】エンボス加工を施されたシートS1はロー
ル13によって搬送方向を水平から下方に変更され、他
方、エンボス加工を施されたシートS2はロール14に
よって搬送方向を斜め上方から下方に変更され、シート
S2がロール14から離れる地点において、シートS1
とシートS2とが重ねられる。
【0023】このようにして重ねられたシートS1及び
シートS2は、ロール15によってその搬送方向を下方
から斜め上方に変更された後、加工機11とプレート1
2との間を通され、これにより重ねられた状態で巻き取
り方向にライン状のプライボンディング加工が施される
(プライボンディング処理)。
【0024】従来例のように重ねられたシートにエンボ
ス加工を施すと、図7の(A)に示すように、シートS
1のエンボス部分とシートS2のエンボス部分とは一致
しプライ剥がれは生じにくいが(なお、実際にはシート
S1とシートS2とは接触している。)、本発明のよう
にそれぞれのシートS1,S2ごとにエンボス加工を施
すと、図7の(B)に示すように、シートS1のエンボ
ス部分とシートS2のエンボス部分と一致せず、したが
って、嵩だか性、吸収性などは向上するものの、プライ
剥がれが生じやすくなる。しかしながら、本発明におい
ては、プライボンディング処理を施すので、図7の
(C)に示すように、かかる部分においてシートS1と
シートS2とは接触し、したがってプライ剥がれが抑止
されることになる。このような効果は、図7の(D)に
示すような、シートS1のエンボス頂面がシートS2側
に、シートS2のエンボス頂面がシートS1側に位置す
るようなトイレットペーパー、すなわち両面均等ななめ
らかさを有するトイレットペーパーにおいても得ること
ができる。換言すれば、プライボンディング処理によ
り、それぞれのシートごとにエンボス加工を施すことが
できるようになる(嵩だか性の向上)他、トイレットペ
ーパーの両面を均等ななめらかさとすることができるよ
うにもなるということになる。
【0025】このようにしてプライボンディング処理が
なされたトイレットペーパーSは、次いで、ロール16
によってその搬送方向を水平方向から下方に変更され、
後工程に送られる。
【0026】プライボンディング加工は、ライン状と
し、例えば直線状、シート幅方向に振れる波線状等にす
ることができるが、直線状とするのが好ましい。本実施
の形態では、直線状とする。
【0027】プライボンディング処理をなす加工機11
は、図4及び図5に示すように、表面に凹凸部が設けら
れた回転刃21と、この回転刃21をトイレットペーパ
ーSの幅方向を軸心として回転自在に保持するホルダー
22と、主に有する。
【0028】回転刃21の表面に形成された凸部は、2
枚のシートS1とS2との意図的な接触部分(コンタク
ト部分)を形成するためのものであり、その形状は、特
に限定されるものではない。例えば、正方形、長方形、
円形、楕円形などとすることができる。
【0029】ただし、このコンタクト部分の全面積は、
トイレットペーパーS全体の面積に対して5%以下とな
るようにするのが好ましい。コンタクト部分を広くしす
ぎると、各シートS1,S2に施したエンボスや描いた
模様などに影響(不自然さ)を与え、見栄えが悪くなる
ためである。
【0030】なお、以上では「コンタクト部分」という
表現を用いたが、これはコンタクト部分以外でシートS
1とシートS2とが接触してはならないということを意
味するものではなく、コンタクト部分ではシートS1と
シートS2とが(凸部の作用によって)意図的に接触さ
せられていることを意味するものであることを、ここに
付言しておく。
【0031】凸部(コンタクト部分)は、トイレットペ
ーパーS幅方向の長さを0.3〜1.0mmとし、かつ
トイレットペーパーS巻き取り方向の長さを0.3〜
1.0mmとするのが好ましく、トイレットペーパーS
幅方向の長さを0.3〜0.5mmとし、かつトイレッ
トペーパーS巻き取り方向の長さを0.3〜0.5mm
とするのがより好ましい。各1.0mm以下とすること
により、使用者にプライボンディングをほとんど認識さ
せることなく、しかもプライ剥がれ防止効果を確実に達
成することができる。特に、各0.5mm以下とした場
合は、プライボンディングが備わることをあらかじめ伝
えられた者が、凝視しなければ認識することができない
ほどになる。本実施の形態では、図6に示すように、凸
部21a,21a…の形状を長方形とし、かつその大き
さを幅方向0.4mm、流れ方向0.3mmとした。な
お、図6中の(A)は回転刃21の一部拡大図、(B)
は平面拡大図、(C)は断面拡大図である。ただし、
(C)で示す断面図は、厳密には弧を描くものである
が、説明のために直線状としている。
【0032】以上のようなプライボンディング処理は、
シート(トイレットペーパー)側縁に沿って施すのが好
ましく、シート両側縁から5〜40mm離れた位置にそ
れぞれ施すのが特に好ましい。シート側縁に沿って施す
場合は、本実施の形態として示した回転する刃21など
で迅速に施すことが可能となり、したがって、工程(プ
ライボンディング処理)追加による処理効率の低下を可
及的に防ぐことができる。実際に、本実施の形態に係る
プライボンディング装置10を使用すると、トイレット
ペーパー搬送速度300m/分以上での高速処理が可能
であることが確認されている。
【0033】また、シート「両」側縁に施すことによ
り、従来技術の問題点として図1の(C)に示した「シ
ートS1とシートS2とで切り離される位置にずれが生
じ易くなり見栄えが悪くなる」という問題が解消され
る。この効果は、例えばプライボンディング処理をトイ
レットペーパーの切り離し用ミシン目に沿って施した場
合には達成されないものである。切り離し用ミシン目に
沿って施した場合は、ミシン目以外の部分において切り
離しがなされた場合、切り離し位置のずれを抑止する力
が何ら働かないからである。
【0034】シート両側縁に沿ってプライボンディング
処理を施す場合、これをシート側縁から5mm以上離れ
た位置になすのが好ましいのは、プライボンディング処
理を(シートから外すことなく)シートに対して確実に
ヒットさせるためである。なお、JIS P 4501
においては、シート幅が114mmとされ、かつ許容差
が±2mm以内とされている。
【0035】シート側縁から40mm以内とするのは、
トイレットペーパーの両側縁がまくれあがるのを可及的
に防止するためである。
【0036】シート両側縁からのプライボンディング処
理位置の調整方法は、特に限定されるものではない。本
実施の形態では、図4に示すように、ホルダー22にコ
字型のフック23を設け、このフック23を、図3に示
すように、トイレットペーパーSの幅方向に延在する掛
け材24にボルト25で留め外し自在とし、もって調整
することができるようにした。図示はしないが、加工機
11は、トイレットペーパーSの幅方向に複数台並べて
設置している。
【0037】さらに、プライボンディング処理をシート
側縁に沿ってなす場合は、隣接する凸部(コンタクト部
分)相互の間隔を0.3mm以上とするのが好ましい。
この間隔を短くすると、プライ剥がれ防止効果は増加す
るものの、プライボンディング部分において、トイレッ
トペーパーが折れやすく(曲がりやすく)なるためであ
る。本実施の形態では、相互の間隔を0.8mmとし
た。
【0038】以上のようにして、トイレットペーパーS
にプライボンディング処理を施したら、かかるトイレッ
トペーパーSに対して、図2に示すように、ミシン目加
工ロール装置3で切り離し用ミシン目を入れ、さらに巻
き取り作業などを行う。これにより、本実施の形態に係
るトイレットペーパーが出来上がる。
【0039】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、嵩だか
性や吸収性などに優れながら、容易にプライ剥がれが生
じることのないシートロール及びその製造方法となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の問題点を説明するための図である。
【図2】製造工程の説明図である。
【図3】プライボンディング装置の側面図である。
【図4】加工機の側面図である。
【図5】加工機の正面図である。
【図6】回転刃を説明するための図である。
【図7】各シートの重ね合わせ状態を説明するための図
である。
【符号の説明】
2…エンボス加工ロール装置、3…ミシン目加工ロール
装置、10…プライボンディング処理装置、11…加工
機、12…プレート、13〜16…ロール、21…回転
刃、22…ホルダー、S…トイレットペーパー、S1,
S2…シート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河野 進一 静岡県富士宮市野中町329番地 大宮製紙 株式会社内 Fターム(参考) 3F055 AA02 BA18 DA01 EA01 3F058 AA02 AB01 AC11 BB01 DA04 DB05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも2枚以上のシートが重ねられた
    状態で巻き取られてなるシートロールであって、 前記重ねられたシートは、それぞれのシートごとにエン
    ボス加工が施され、かつ重ねられた状態で巻き取り方向
    にライン状のプライボンディング加工が施されているこ
    とを特徴とするシートロール。
  2. 【請求項2】エンボス加工がシートの全領域にわたって
    施されている請求項1記載のシートロール。
  3. 【請求項3】ライン状のプライボンディング加工が、シ
    ート側縁に沿って施されている請求項1又は請求項2記
    載のシートロール。
  4. 【請求項4】ライン状のプライボンディング加工が、シ
    ート両側縁から5〜40mm離れた位置にそれぞれ施さ
    れている請求項3記載のシートロール。
  5. 【請求項5】ライン状のプライボンディング加工のコン
    タクト部分の全面積が、重ねられたシートの面積に対し
    て5%以下とされている請求項1〜4のいずれか1項に
    記載のシートロール。
  6. 【請求項6】各コンタクト部分は、シート幅方向の長さ
    が0.3〜1.0mmとされ、かつシート巻き取り方向
    の長さが0.3〜1.0mmとされている請求項5記載
    のシートロール。
  7. 【請求項7】隣接するコンタクト部分相互の間隔が、
    0.3mm以上とされている請求項5又は請求項6記載
    のシートロール。
  8. 【請求項8】少なくとも2枚以上のシートが重ねられた
    状態で巻き取られてなるシートロールを製造するにあた
    り、 前記各シートにそれぞれ単独で略全面にわたってエンボ
    ス加工を施した後、このエンボス加工の施された各シー
    トを重ね合わせ、 重ねられたシートに、表面に凹凸部を有し、かつ前記重
    ねられたシートの幅方向を軸心として回転自在とされた
    ロールを押し当て、前記重ねられたシートの側縁に沿っ
    てライン状のプライボンディング加工を施すことを特徴
    とするシートロールの製造方法。
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