JP2003276804A - 自動倉庫における入出庫搬送装置 - Google Patents
自動倉庫における入出庫搬送装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のピッキング装置は、各スタッカクレー
ン毎に一人の作業者を必要とするため、作業効率が悪
く、また、多品種でピッキング頻度が低い出庫搬送物を
主に、ピッキングする場合は、とくに効率が低下し、ピ
ッキング頻度の低い搬送物でも効率的にピッキングでき
る自動倉庫に最適な設備構成を備えた入出庫搬送装置を
開発すること。 【解決手段】 棚列間を走行するスタッカクレーン1を
備えた自動倉庫における入出庫搬送装置であって、２基
のスタッカクレーン1に挟まれた２列の棚列毎に、棚列
方向に列設した２列の列方向コンベヤ３ａ、３ｂと、列
方向コンベヤの棚側及び自由端側に設けられ、２列の列
方向コンベヤ３ａ、３ｂを連係する連係コンベヤ４ａ、
４ｂと、各列方向コンベヤ３ａ、３ｂに設けられ、搬送
物の入出庫を行う入出庫ステーション５ａ、５ｂを備
え、自由端側連係コンベヤ側にてピッキングすることを
特徴とする自動倉庫における入出庫搬送装置。
ン毎に一人の作業者を必要とするため、作業効率が悪
く、また、多品種でピッキング頻度が低い出庫搬送物を
主に、ピッキングする場合は、とくに効率が低下し、ピ
ッキング頻度の低い搬送物でも効率的にピッキングでき
る自動倉庫に最適な設備構成を備えた入出庫搬送装置を
開発すること。 【解決手段】 棚列間を走行するスタッカクレーン1を
備えた自動倉庫における入出庫搬送装置であって、２基
のスタッカクレーン1に挟まれた２列の棚列毎に、棚列
方向に列設した２列の列方向コンベヤ３ａ、３ｂと、列
方向コンベヤの棚側及び自由端側に設けられ、２列の列
方向コンベヤ３ａ、３ｂを連係する連係コンベヤ４ａ、
４ｂと、各列方向コンベヤ３ａ、３ｂに設けられ、搬送
物の入出庫を行う入出庫ステーション５ａ、５ｂを備
え、自由端側連係コンベヤ側にてピッキングすることを
特徴とする自動倉庫における入出庫搬送装置。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動倉庫における
入出庫搬送装置に関するものである。
入出庫搬送装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動倉庫の入出庫装置の設備構成
は、棚列間を走行するスタッカクレーンと、スタッカク
レーンを挟んで設けられた棚列の一方の棚列側に、出庫
ステーションを備えた列方向コンベヤを、他方の棚列側
に、入庫ステーションを備えた列方向コンベヤを有し、
端部を連係コンベヤで接続し、連係コンベヤ側でピッキ
ングを行うように構成されている。
は、棚列間を走行するスタッカクレーンと、スタッカク
レーンを挟んで設けられた棚列の一方の棚列側に、出庫
ステーションを備えた列方向コンベヤを、他方の棚列側
に、入庫ステーションを備えた列方向コンベヤを有し、
端部を連係コンベヤで接続し、連係コンベヤ側でピッキ
ングを行うように構成されている。
【０００３】以下、従来の自動倉庫における入出庫搬送
装置について、図４を参照して説明する。図４におい
て、１はスタッカクレーン、２はスタッカクレーン１を
挟んで列設された棚、３ｃ、３ｄは棚列方向に各棚列毎
に列設された列方向コンベヤ、４ｃは列方向コンベヤ３
ｃ、３ｄの端部に設けられ、列方向コンベヤ３ｃ、３ｄ
を連係する連係コンベヤ、５ｃは列方向コンベヤ３ｃの
棚列側端部に設けられた出庫ステーション、５ｄは列方
向コンベヤ３ｄの棚列側端部に設けられた入庫ステーシ
ョンで、ピッキング作業は連係コンベヤ４ｃにて行われ
る。
装置について、図４を参照して説明する。図４におい
て、１はスタッカクレーン、２はスタッカクレーン１を
挟んで列設された棚、３ｃ、３ｄは棚列方向に各棚列毎
に列設された列方向コンベヤ、４ｃは列方向コンベヤ３
ｃ、３ｄの端部に設けられ、列方向コンベヤ３ｃ、３ｄ
を連係する連係コンベヤ、５ｃは列方向コンベヤ３ｃの
棚列側端部に設けられた出庫ステーション、５ｄは列方
向コンベヤ３ｄの棚列側端部に設けられた入庫ステーシ
ョンで、ピッキング作業は連係コンベヤ４ｃにて行われ
る。
【０００４】次に、上記した自動倉庫におけるピッキン
グ動作について説明する。
グ動作について説明する。
【０００５】まず、出庫用搬送物を指定すると、スタッ
カクレーン１にて、出庫ステーション５ｃに出庫し、列
方向コンベヤ３ｃにて、連係コンベヤ４ｃに搬送し、作
業者は、連係コンベヤ４ｃにて、必要な搬送物であるパ
レットまたはバケットに格納された格納物をピッキング
し、ピッキングを完了した出庫用搬送物は列方向コンベ
ヤ３ｄにより、入庫ステーション５ｄに搬送され、スタ
ッカクレーン１から棚２に再入庫される。この動作を繰
り返し、出庫用搬送物のピッキングが行われる。このよ
うな入出庫搬送装置の設備構成では、ピッキング動作
は、各スタッカクレーン毎にピッキング作業を行う作業
者が必ず一人必要となり、作業者は２列の棚だけを管理
する。
カクレーン１にて、出庫ステーション５ｃに出庫し、列
方向コンベヤ３ｃにて、連係コンベヤ４ｃに搬送し、作
業者は、連係コンベヤ４ｃにて、必要な搬送物であるパ
レットまたはバケットに格納された格納物をピッキング
し、ピッキングを完了した出庫用搬送物は列方向コンベ
ヤ３ｄにより、入庫ステーション５ｄに搬送され、スタ
ッカクレーン１から棚２に再入庫される。この動作を繰
り返し、出庫用搬送物のピッキングが行われる。このよ
うな入出庫搬送装置の設備構成では、ピッキング動作
は、各スタッカクレーン毎にピッキング作業を行う作業
者が必ず一人必要となり、作業者は２列の棚だけを管理
する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の自動倉庫においては、各スタッカクレーン毎に必ずピ
ッキング作業を行う作業者が１名必要であり、省力化の
障害となっていた。また、多品種でピッキング頻度の低
い出庫搬送物をピッキングする場合は、設備の稼動効率
が悪化し、そのため、ピッキング頻度の低い搬送物で
も、効率的にピッキング作業ができる自動倉庫に最適な
設備構成を備えた入出庫搬送装置の開発が要請されてい
た。
の自動倉庫においては、各スタッカクレーン毎に必ずピ
ッキング作業を行う作業者が１名必要であり、省力化の
障害となっていた。また、多品種でピッキング頻度の低
い出庫搬送物をピッキングする場合は、設備の稼動効率
が悪化し、そのため、ピッキング頻度の低い搬送物で
も、効率的にピッキング作業ができる自動倉庫に最適な
設備構成を備えた入出庫搬送装置の開発が要請されてい
た。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するもので、棚列間を走行するスタッカクレーン
を備えた自動倉庫における入出庫搬送装置であって、２
基のスタッカクレーンに挟まれた２列の棚列毎に、棚列
方向に列設した２列の列方向コンベヤと、列方向コンベ
ヤの棚側及び自由端側に設けられ、２列の列方向コンベ
ヤを連係する連係コンベヤと、各列方向コンベヤに設け
られ、搬送物の入出庫を行う入出庫ステーションを備
え、自由端側連係コンベヤ側にてピッキングすることを
特徴とするものである。
を解決するもので、棚列間を走行するスタッカクレーン
を備えた自動倉庫における入出庫搬送装置であって、２
基のスタッカクレーンに挟まれた２列の棚列毎に、棚列
方向に列設した２列の列方向コンベヤと、列方向コンベ
ヤの棚側及び自由端側に設けられ、２列の列方向コンベ
ヤを連係する連係コンベヤと、各列方向コンベヤに設け
られ、搬送物の入出庫を行う入出庫ステーションを備
え、自由端側連係コンベヤ側にてピッキングすることを
特徴とするものである。
【０００８】本発明によれば、ピッキング頻度が低い搬
送物をピッキングする場合であっても、効率的に設備を
稼動することが可能であり、また、一人の作業者にて２
基のスタッカクレーンと４列の棚を管理するため、設備
当りの人件費も低減でき、さらには、設備の初期コス
ト、ランニングコストを大幅で低減できる。
送物をピッキングする場合であっても、効率的に設備を
稼動することが可能であり、また、一人の作業者にて２
基のスタッカクレーンと４列の棚を管理するため、設備
当りの人件費も低減でき、さらには、設備の初期コス
ト、ランニングコストを大幅で低減できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】本発明の請求項１に係る発明は、
棚列間を走行するスタッカクレーンを備えた自動倉庫に
おける入出庫搬送装置であって、２基のスタッカクレー
ンに挟まれた２列の棚列毎に、棚列方向に列設した２列
の列方向コンベヤと、列方向コンベヤの棚側及び他方の
自由端側に設けられ、２列の列方向コンベヤを連係する
連係コンベヤと、各列方向コンベヤに設けられ、搬送物
の入出庫を行う入出庫ステーションを備え、自由端側連
係コンベヤ側にてピッキングすることを特徴とするもの
で、本発明によれば、一人の作業者がピッキング操作す
るためのユニットの設備構成を、スタッカクレーン２基
と、２基のスタッカクレーンが管理する４列の棚と、２
基のスタッカクレーンに挟まる２列の列方向コンベア
と、両コンベアを連係する連係コンベアで構成し、一人
の作業者が４列の棚に収容されている搬送物を、２基の
スタッカクレーンにてピッキング作業を行うようにした
ため、ピッキング作業効率を大幅に改善でき、ピッキン
グ頻度が低い搬送物をピッキングする場合であっても、
効率的に設備を稼動することができ、設備当りの人件費
を低減でき、さらには、設備の初期コスト、ランニング
コストを大幅で低減できる。
棚列間を走行するスタッカクレーンを備えた自動倉庫に
おける入出庫搬送装置であって、２基のスタッカクレー
ンに挟まれた２列の棚列毎に、棚列方向に列設した２列
の列方向コンベヤと、列方向コンベヤの棚側及び他方の
自由端側に設けられ、２列の列方向コンベヤを連係する
連係コンベヤと、各列方向コンベヤに設けられ、搬送物
の入出庫を行う入出庫ステーションを備え、自由端側連
係コンベヤ側にてピッキングすることを特徴とするもの
で、本発明によれば、一人の作業者がピッキング操作す
るためのユニットの設備構成を、スタッカクレーン２基
と、２基のスタッカクレーンが管理する４列の棚と、２
基のスタッカクレーンに挟まる２列の列方向コンベア
と、両コンベアを連係する連係コンベアで構成し、一人
の作業者が４列の棚に収容されている搬送物を、２基の
スタッカクレーンにてピッキング作業を行うようにした
ため、ピッキング作業効率を大幅に改善でき、ピッキン
グ頻度が低い搬送物をピッキングする場合であっても、
効率的に設備を稼動することができ、設備当りの人件費
を低減でき、さらには、設備の初期コスト、ランニング
コストを大幅で低減できる。
【００１０】請求項２に係る発明は、入出庫ステーショ
ン間に、入出庫のタイミングを調整する待機コンベヤを
設けたことを特徴とするもので、搬送物の入出庫を効率
的に行うことができ、ピッキングの作業効率を改善する
ことができる。
ン間に、入出庫のタイミングを調整する待機コンベヤを
設けたことを特徴とするもので、搬送物の入出庫を効率
的に行うことができ、ピッキングの作業効率を改善する
ことができる。
【００１１】請求項３に係る発明は、入出庫のタイミン
グ調整を連係コンベヤにて行うことを特徴とするもの
で、設備を有効活用することにより、低コストな入出庫
搬送装置を提供できる。
グ調整を連係コンベヤにて行うことを特徴とするもの
で、設備を有効活用することにより、低コストな入出庫
搬送装置を提供できる。
【００１２】請求項４に係る発明は、請求項１記載の自
動倉庫における入出庫搬送装置において、一基のスタッ
カクレーンを隣接する入出庫搬送装置のスタッカクレー
ンとして共用したことを特徴とするもので、スタッカク
レーン１基を隣接する作業者と共用するように、２名の
作業者にて３基のスタッカクレーンから入出庫される搬
送物をピッキングする設備構成としたので、従来装置に
比して、設備当りの人件費、設備の初期コスト及びラン
ニングコストを低減できる。
動倉庫における入出庫搬送装置において、一基のスタッ
カクレーンを隣接する入出庫搬送装置のスタッカクレー
ンとして共用したことを特徴とするもので、スタッカク
レーン１基を隣接する作業者と共用するように、２名の
作業者にて３基のスタッカクレーンから入出庫される搬
送物をピッキングする設備構成としたので、従来装置に
比して、設備当りの人件費、設備の初期コスト及びラン
ニングコストを低減できる。
【００１３】請求項５に係る発明は、隣接する入出庫搬
送装置の自由端側連係コンベヤを、接続コンベヤにて連
係したことを特徴とするもので、自由端側連係コンベヤ
を接続コンベヤにて連係することにより、隣接するピッ
キングユニットが管理する棚からも、接続コンベアを介
して、搬送物を出庫してピッキンクし、さらに入庫する
ことができるため、ピッキングのために管理される棚を
大幅に拡大することができ、ピッキングの作業効率を改
善できる。
送装置の自由端側連係コンベヤを、接続コンベヤにて連
係したことを特徴とするもので、自由端側連係コンベヤ
を接続コンベヤにて連係することにより、隣接するピッ
キングユニットが管理する棚からも、接続コンベアを介
して、搬送物を出庫してピッキンクし、さらに入庫する
ことができるため、ピッキングのために管理される棚を
大幅に拡大することができ、ピッキングの作業効率を改
善できる。
【００１４】
【実施の形態１】図１は、本発明の実施の形態１を示す
自動倉庫における入出庫搬送装置の設備構成を示す。図
２は、図１に示す入出庫装置における搬送物の入出庫動
作工程図を示す。図において、１はスタッカクレーン、
２ａ〜２ｄは、２基のスタッカクレーンに沿って列設さ
れ、２基のスタッカクレーンにより管理される棚、３
ａ、３ｂは、棚列方向に各棚列毎に列設され、それぞれ
に入出庫ステーションを備えた２列の列方向コンベヤ
で、各区画毎に分割されたローラコンベヤで構成され
る。４ａは、列方向コンベヤ３ａ、３ｂの棚側端部に設
けられ、列方向コンベヤ３ｂから３ａに搬送物を移送で
きるように連結する連結コンベヤである。４ｂは、列方
向コンベヤ３ａから３ｂに搬送物を移送できるように列
方向の自由端側に設けられ、列方向コンベヤ３ａと３ｂ
を連結する連結コンベヤである。連結コンベヤ４ａ、４
ｂは、リフター付チェーンコンベヤで構成され、出庫搬
送物の入庫タイミングを調整する待機コンベヤとしても
作用する。５ａは、列方向コンベヤ３ａに設けられ、例
えば、奇数番の搬送物の入出庫を行う入出庫ステーショ
ン、５ｂは、列方向コンベヤ３ｂに設けられ、例えば、
偶数番の搬送物の入出庫を行う入出庫ステーション、６
は、出庫搬送物である。
自動倉庫における入出庫搬送装置の設備構成を示す。図
２は、図１に示す入出庫装置における搬送物の入出庫動
作工程図を示す。図において、１はスタッカクレーン、
２ａ〜２ｄは、２基のスタッカクレーンに沿って列設さ
れ、２基のスタッカクレーンにより管理される棚、３
ａ、３ｂは、棚列方向に各棚列毎に列設され、それぞれ
に入出庫ステーションを備えた２列の列方向コンベヤ
で、各区画毎に分割されたローラコンベヤで構成され
る。４ａは、列方向コンベヤ３ａ、３ｂの棚側端部に設
けられ、列方向コンベヤ３ｂから３ａに搬送物を移送で
きるように連結する連結コンベヤである。４ｂは、列方
向コンベヤ３ａから３ｂに搬送物を移送できるように列
方向の自由端側に設けられ、列方向コンベヤ３ａと３ｂ
を連結する連結コンベヤである。連結コンベヤ４ａ、４
ｂは、リフター付チェーンコンベヤで構成され、出庫搬
送物の入庫タイミングを調整する待機コンベヤとしても
作用する。５ａは、列方向コンベヤ３ａに設けられ、例
えば、奇数番の搬送物の入出庫を行う入出庫ステーショ
ン、５ｂは、列方向コンベヤ３ｂに設けられ、例えば、
偶数番の搬送物の入出庫を行う入出庫ステーション、６
は、出庫搬送物である。
【００１５】上記した実施の形態において、連結コンベ
ヤ４ａ、４ｂは、上記した通り、リフタにより、列方向
コンベヤ３ａまたは３ｂにより搬送されてきた出庫搬送
物を掬い上げて、隣接する列方向コンベヤ３ｂまたは３
ａに搬送するリフタ機構を備えたチェーンコンベヤであ
る。また、出庫搬送物６のピッキング位置は、連結コン
ベヤ４ｂ側に設けられる。
ヤ４ａ、４ｂは、上記した通り、リフタにより、列方向
コンベヤ３ａまたは３ｂにより搬送されてきた出庫搬送
物を掬い上げて、隣接する列方向コンベヤ３ｂまたは３
ａに搬送するリフタ機構を備えたチェーンコンベヤであ
る。また、出庫搬送物６のピッキング位置は、連結コン
ベヤ４ｂ側に設けられる。
【００１６】次に、上記した実施の形態におけるピッキ
ング動作について、図２に基づき説明する。
ング動作について、図２に基づき説明する。
【００１７】まず、（ａ）において、入出庫ステーショ
ン５ａからの出庫搬送物６が、入出庫ステーション
５ｂからの出庫搬送物６が出庫され、連結コンベヤ
４ｂ側のピッキング位置においての出庫搬送物がピ
ッキングされ、列方向コンベヤ３ｂで搬送される。
ン５ａからの出庫搬送物６が、入出庫ステーション
５ｂからの出庫搬送物６が出庫され、連結コンベヤ
４ｂ側のピッキング位置においての出庫搬送物がピ
ッキングされ、列方向コンベヤ３ｂで搬送される。
【００１８】次に、（ｂ）において、出庫搬送物が連
結コンベヤ４ａに送られて待機し、は入出庫ステーシ
ョン５ｂの手前で留まり、（ｃ）において、連結コンベ
ヤ４ｂにて、がピッキングされ、入出庫ステーション
５ａに、新たに出庫搬送物が、入出庫ステーション５
ｂに、が出庫され、（ｄ）において、連結コンベヤ４
ｂにて、がピッキングされ、列方向コンベヤ３ａ、３
ｂによって、は入出庫ステーション５ａ、５ｂから
搬送され、、は入出庫ステーション５ａ、５ｂに搬
送され、スタッカクレーン１により棚に入庫される。
結コンベヤ４ａに送られて待機し、は入出庫ステーシ
ョン５ｂの手前で留まり、（ｃ）において、連結コンベ
ヤ４ｂにて、がピッキングされ、入出庫ステーション
５ａに、新たに出庫搬送物が、入出庫ステーション５
ｂに、が出庫され、（ｄ）において、連結コンベヤ４
ｂにて、がピッキングされ、列方向コンベヤ３ａ、３
ｂによって、は入出庫ステーション５ａ、５ｂから
搬送され、、は入出庫ステーション５ａ、５ｂに搬
送され、スタッカクレーン１により棚に入庫される。
【００１９】次に、（ｅ）において、は連結コンベヤ
４ａにて搬送され、次に、（ｆ）において、それぞれ列
方向コンベヤ３ａ、３ｂにて、、は搬送され、
（ｇ）にて、入出庫ステーション５ａにが、５ｂに
が、スタッカクレーンによって出庫され、次に、（ｈ）
において、がピッキングされ、列方向コンベヤ３ａ、
３ｂによって、、は入出庫ステーション５ａ、５ｂ
から搬送され、、は入出庫ステーション５ａ、５ｂ
に搬送され、スタッカクレーン１により棚に入庫され
る。（ｉ）において、、が移送されて待機し、
（ｊ）において、が連結コンベヤ４ａにて待機し、次
に、（ｋ）において、入出庫ステーション５ａにが、
５ｂにａが出庫される。
４ａにて搬送され、次に、（ｆ）において、それぞれ列
方向コンベヤ３ａ、３ｂにて、、は搬送され、
（ｇ）にて、入出庫ステーション５ａにが、５ｂに
が、スタッカクレーンによって出庫され、次に、（ｈ）
において、がピッキングされ、列方向コンベヤ３ａ、
３ｂによって、、は入出庫ステーション５ａ、５ｂ
から搬送され、、は入出庫ステーション５ａ、５ｂ
に搬送され、スタッカクレーン１により棚に入庫され
る。（ｉ）において、、が移送されて待機し、
（ｊ）において、が連結コンベヤ４ａにて待機し、次
に、（ｋ）において、入出庫ステーション５ａにが、
５ｂにａが出庫される。
【００２０】このように、本実施の形態によれば、作業
者一人が操作する１ユニットの設備構成を、スタッカク
レーン２基と、２基のスタッカクレーンが管理する４列
の棚と、２基のスタッカクレーンに挟まる２列の列方向
コンベアと、両コンベアを連係する連係コンベアで構成
し、入出庫コンベヤ間に待機コンベヤを設けたので、一
人の作業者で２基のスタッカクレーンと４列の棚を管理
でき、ピッキング及び入出庫動作を頻繁な頻度で行うこ
とができるため、ピッキング頻度の低い自動倉庫でも効
率的に入出庫及びピッキングできる入出庫搬送装置を提
供できる。さらに、コスト面においては、従来は、スタ
ッカクレーン毎に一人の作業者を要していたところ、本
実施の形態によれば、スタッカクレーン２基毎に一人の
作業者でピッキング作業を賄うことができ、作業者は４
列の棚を管理するため、設備当りの人件費を大幅に低減
でき、さらに、一人の作業者が行うピッキング作業をス
タッカクレーン２基毎で行う設備構成としたため、設備
の初期コスト及びランニングコストを従来装置との単純
比較で大幅に低減することができる。
者一人が操作する１ユニットの設備構成を、スタッカク
レーン２基と、２基のスタッカクレーンが管理する４列
の棚と、２基のスタッカクレーンに挟まる２列の列方向
コンベアと、両コンベアを連係する連係コンベアで構成
し、入出庫コンベヤ間に待機コンベヤを設けたので、一
人の作業者で２基のスタッカクレーンと４列の棚を管理
でき、ピッキング及び入出庫動作を頻繁な頻度で行うこ
とができるため、ピッキング頻度の低い自動倉庫でも効
率的に入出庫及びピッキングできる入出庫搬送装置を提
供できる。さらに、コスト面においては、従来は、スタ
ッカクレーン毎に一人の作業者を要していたところ、本
実施の形態によれば、スタッカクレーン２基毎に一人の
作業者でピッキング作業を賄うことができ、作業者は４
列の棚を管理するため、設備当りの人件費を大幅に低減
でき、さらに、一人の作業者が行うピッキング作業をス
タッカクレーン２基毎で行う設備構成としたため、設備
の初期コスト及びランニングコストを従来装置との単純
比較で大幅に低減することができる。
【００２１】本実施の形態においては、入出庫ステーシ
ョン５ａでは、奇数番の搬送物の入出庫を行い、入出庫
ステーション５ｂは、偶数番の搬送物の入出庫を行うも
のとして説明したが、ＣＰＵにて管理されておれば、こ
の形態に限定されるものでなく、さまざまな管理形態が
可能である。
ョン５ａでは、奇数番の搬送物の入出庫を行い、入出庫
ステーション５ｂは、偶数番の搬送物の入出庫を行うも
のとして説明したが、ＣＰＵにて管理されておれば、こ
の形態に限定されるものでなく、さまざまな管理形態が
可能である。
【００２２】
【実施の形態２】実施の形態２は、実施の形態１におい
ては、一人の作業者が２基のスタッカクレーンから入出
庫される搬送物をピッキングする形態であるのに対し、
スタッカクレーン１基を隣接する作業者が管理するスタ
ッカクレーンとして共用するようにし、２名の作業者に
て３基のスタッカクレーンから入出庫される搬送物をピ
ッキングする設備構成としたもので、従来装置に比し
て、設備当りの人件費、設備の初期コスト及びランニン
グコストを低減することができる。また、自由端側連結
コンベヤ４ｂを接続コンベヤ７にて連結することによ
り、隣接するピッキングユニットが管理する棚からも、
接続コンベヤを介して搬送物を出庫して、ピッキング
し、さらに入庫することができるため、一人の作業者が
ピッキングのために管理する棚を大幅に拡大することが
でき、ピッキングの作業効率を大幅に向上できる。
ては、一人の作業者が２基のスタッカクレーンから入出
庫される搬送物をピッキングする形態であるのに対し、
スタッカクレーン１基を隣接する作業者が管理するスタ
ッカクレーンとして共用するようにし、２名の作業者に
て３基のスタッカクレーンから入出庫される搬送物をピ
ッキングする設備構成としたもので、従来装置に比し
て、設備当りの人件費、設備の初期コスト及びランニン
グコストを低減することができる。また、自由端側連結
コンベヤ４ｂを接続コンベヤ７にて連結することによ
り、隣接するピッキングユニットが管理する棚からも、
接続コンベヤを介して搬送物を出庫して、ピッキング
し、さらに入庫することができるため、一人の作業者が
ピッキングのために管理する棚を大幅に拡大することが
でき、ピッキングの作業効率を大幅に向上できる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、一人の作業者がピッキ
ング操作するための１ユニットの設備構成を、スタッカ
クレーン２基と、２基のスタッカクレーンが管理する４
列の棚と、２基のスタッカクレーンに挟まる２列の列方
向コンベアと、両コンベアを連係する連係コンベアで構
成し、一人の作業者が４列の棚に収容されている搬送物
を２基のスタッカクレーンにて、ピッキング作業を行う
ようにしたため、ピッキング作業効率を大幅に改善で
き、ピッキング頻度が低い自動倉庫であっても、効率的
に設備を稼動することができ、設備当りの人件費も低減
でき、さらには、設備の初期コスト、ランニングコスト
を大幅に低減できる入出庫搬送装置を提供することがで
きる。
ング操作するための１ユニットの設備構成を、スタッカ
クレーン２基と、２基のスタッカクレーンが管理する４
列の棚と、２基のスタッカクレーンに挟まる２列の列方
向コンベアと、両コンベアを連係する連係コンベアで構
成し、一人の作業者が４列の棚に収容されている搬送物
を２基のスタッカクレーンにて、ピッキング作業を行う
ようにしたため、ピッキング作業効率を大幅に改善で
き、ピッキング頻度が低い自動倉庫であっても、効率的
に設備を稼動することができ、設備当りの人件費も低減
でき、さらには、設備の初期コスト、ランニングコスト
を大幅に低減できる入出庫搬送装置を提供することがで
きる。
【図１】本発明の実施の形態１の自動倉庫の入出庫搬送
装置を示す概念図である。
装置を示す概念図である。
【図２】（ａ）〜（ｋ）は、図１に示す入出庫搬送装置
の動作工程図である。
の動作工程図である。
【図３】本発明の実施の形態２の自動倉庫の入出庫搬送
装置を示す概念図である。
装置を示す概念図である。
【図４】従来の自動倉庫の入出庫搬送装置を示す概念図
である。
である。
１ スタッカクレーン
２ 棚
３ａ、３ｂ 列方向コンベヤ
４ａ、４ｂ 連係コンベヤ
５ａ、５ｂ 入出庫ステーション
６ 出庫搬送物
７ 接続コンベヤ
Claims (5)
- 【請求項１】棚列間を走行するスタッカクレーンを備え
た自動倉庫における入出庫搬送装置であって、２基のス
タッカクレーンに挟まれた２列の棚列毎に、棚列方向に
列設した２列の列方向コンベヤと、列方向コンベヤの棚
側及び他方の自由端側に設けられ、２列の列方向コンベ
ヤを連係する連係コンベヤと、各列方向コンベヤに設け
られ、搬送物の入出庫を行う入出庫ステーションを備
え、自由端側連係コンベヤ側にてピッキングすることを
特徴とする自動倉庫における入出庫搬送装置。 - 【請求項２】入出庫ステーション間に、入出庫のタイミ
ングを調整する待機コンベヤを設けたことを特徴とする
請求項１記載の自動倉庫における入出庫搬送装置。 - 【請求項３】入出庫のタイミング調整を連係コンベヤに
て行うことを特徴とする請求項２記載の自動倉庫におけ
る入出庫搬送装置。 - 【請求項４】請求項１記載の自動倉庫における入出庫搬
送装置において、一基のスタッカクレーンを隣接する入
出庫搬送装置のスタッカクレーンとして共用したことを
特徴とする自動倉庫における入出庫搬送装置。 - 【請求項５】隣接する入出庫搬送装置の自由端側連係コ
ンベヤを、接続コンベヤにて連係したことを特徴とする
請求項４記載の自動倉庫における入出庫搬送装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087774A JP3921504B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 自動倉庫における入出庫搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002087774A JP3921504B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 自動倉庫における入出庫搬送装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003276804A true JP2003276804A (ja) | 2003-10-02 |
| JP3921504B2 JP3921504B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=29233843
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002087774A Expired - Fee Related JP3921504B2 (ja) | 2002-03-27 | 2002-03-27 | 自動倉庫における入出庫搬送装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3921504B2 (ja) |
-
2002
- 2002-03-27 JP JP2002087774A patent/JP3921504B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3921504B2 (ja) | 2007-05-30 |
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