JP2003276357A - 平版印刷版用湿し水組成物 - Google Patents

平版印刷版用湿し水組成物

Info

Publication number
JP2003276357A
JP2003276357A JP2002080063A JP2002080063A JP2003276357A JP 2003276357 A JP2003276357 A JP 2003276357A JP 2002080063 A JP2002080063 A JP 2002080063A JP 2002080063 A JP2002080063 A JP 2002080063A JP 2003276357 A JP2003276357 A JP 2003276357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
acid
group
fountain solution
ether
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002080063A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryosuke Itakura
良介 板倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2002080063A priority Critical patent/JP2003276357A/ja
Publication of JP2003276357A publication Critical patent/JP2003276357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソプロピルアルコール系に代替しうる作業
環境上快適且つ安全で、また、動的表面張力が低く、高
速度で回転する部材の条件下でも良好で安定した連続印
刷適性を発揮し、且つ各種の印刷機に対して印刷適性を
発揮し、各種インキに対して優れた印刷物を得ることが
できる平版印刷版用湿し水組成物を提供する。 【解決手段】 アセチレングリコール類、ノニオン性の
ビニル重合体化合物、並びに特定の溶剤を含有すること
を特徴とする平版印刷版用湿し水組成物。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、平版印刷版用湿し
水組成物に関し、より具体的には平版印刷版のオフセッ
ト印刷法に有用な湿し水組成物に関する。 【0002】 【従来の技術】平版印刷は水と油が本質的に混じり合わ
ない性質を巧みに利用した印刷方式であり、印刷版面は
水を受容し油性インキを反撥する領域と、水を反撥し油
性インキを受容する領域から成り、前者が非画像領域で
あり、後者が画像領域である。湿し水によって、非画像
領域を湿潤させて画像領域と非画像領域との界面化学的
な差を拡大して、非画像領域のインキ反撥性と画像領域
のインキ受容性とを増大させることがなされる。従来か
ら一般的に知られている湿し水としては、重クロム酸の
アルカリ金属塩又はアンモニウム塩、リン酸又はその
塩、例えばアンモニウム塩、アラビアガム、カルボキシ
メチルセルロース(CMC)等のコロイド物質等を添加
した水溶液がある。しかしながら、これらの化合物だけ
を含む湿し水は、版の非画像部に均一に濡れ難い欠点が
あり、このため印刷物が時々汚れたり、また湿し水の供
給量を調節するのに相当の熟練を要するなど問題となっ
ていた。 【0003】この欠点を改良するため、イソプロピルア
ルコールを約20〜25%加えた水溶液を湿し水として
用いるダールグレン方式が提案されている。この方式に
よると、非画像部への濡れが良くなり、湿し水の量が少
なくて済み、印刷インキと水との供給量のバランスの調
整が容易であり、印刷インキ中への湿し水の乳化量が少
なくなり、更にブランケットへの印刷インキの転移性が
良くなる等、作業性の面及び得られた印刷物の精度の面
において数々の利点がある。しかしながら、このイソプ
ロピルアルコールは蒸発し易いために、湿し水のイソプ
ロピルアルコール濃度を一定に保つための特殊な装置が
必要であり、価格の点において高価なものとなる。ま
た、イソプロピルアルコールは特有の不快臭があること
と共に、毒性の面でも問題があって作業環境上好ましく
ない。また、このイソプロピルアルコールを添加した湿
し水を、通常の水棒を用いるオフセット印刷に適用して
も、ローラー上及び版面上でイソプロピルアルコールが
蒸発するため、その効果を発揮することができないなど
問題となっていた。 【0004】更に、近年産業公害に対する社会的関心が
非常に高まり、廃水中のクロムイオンの排出規制が厳し
くなり、またイソプロピルアルコールのような有機溶剤
の使用が安全衛生面から規制される傾向にある。イソプ
ロピルアルコールを含有しない湿し水組成物が望まれて
おり、例えば特公昭55−25075号公報、特公昭5
5−19757号公報、特公昭58−5797号公報に
は、種々の界面活性剤を含有する湿し水組成物が提案さ
れている。しかしながら、これらの湿し水組成物を使用
する場合、その表面張力を35〜50ダイン/cmとす
るためには湿し水組成物中の界面活性剤濃度をかなり高
くしておく必要がある。また、実際の平版印刷において
は、高速度で回転するインキロール、印刷版、湿し水供
給ロールの下でインキ/水が激しく運動しているため、
インキ被膜上に水が付着したり、水の表面にインキが拡
散する等が問題となっているが、上記提案された界面活
性剤の組み合わせは、これらの問題点を完全に解消する
には十分ではなかった。更に、これらの界面活性剤を含
む湿し水組成物はポンプ輸送や攪拌の際に発泡し易いと
いう欠点もある。 【0005】一方、米国特許第3,877,377号明細書、同
4,278,467号明細書及び特開昭57−199693号公
報等には、他の溶剤を使用する技術が提案されている。
これらの湿し水組成物はイソプロピルアルコールを含有
しないため安全衛生面で有利ではあるが、陽極酸化アル
ミニウム板を支持体とする平版印刷版では印刷中の非画
像部に汚れが生じたり、網点画像部の形状が正常ではな
く、大きくなり、ムラ状となる、いわゆる網点画像部の
絡みが発生してしまう問題があった。さらに、イソプロ
ピルアルコール(IPA)を含有しない湿し水組成物
は、特定の印刷機でのみ実施が可能であるという不都合
があり、特にダールグレンダンプナーやハイデルベルグ
のアルカラーダンプナーではIPAフリー化ができなか
った。 【0006】また、特公昭64−7599号公報はアセ
チレングリコールを含む平版印刷版用不感脂化液を提案
しているが、これも連続して安定した印刷適性を発揮さ
せるには満足のいくものではなかった。従って、環境衛
生面において安全で、印刷作業にあたって専門的熟練を
必要とすることなく、特定の印刷機に限らず全ての印刷
機に適用可能で、供給量の調節を容易に行うことがで
き、しかも印刷版の汚れを防止するだけでなく、高速印
刷に適合できる等の湿し水特性に優れた、高品質の印刷
物を得ることができる平版印刷版用の湿し水組成物が求
められている。特に、アルカラー給水方式(間接給水方
式)では水の上がり過ぎ(水負け)を防ぐことができる
反面、汚れ易い(非画像部が汚れ易い)という欠点があ
り、この問題を解決する手段が求められている。 【0007】 【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イソ
プロピルアルコール系に代替しうる作業環境上快適且つ
安全で、また、動的表面張力が低く、高速度で回転する
部材の条件下でも良好で安定した連続印刷適性を発揮
し、且つ各種の印刷機に対して印刷適性を発揮し、優れ
た印刷物を得ることができる平版印刷版用湿し水組成物
を提供することにある。本発明の目的は、アルカラー給
水方式のような間接吸水方式において、インキの乳化率
を向上させることで給水効率を上げて汚れ性能を向上さ
せると同時に、水負け性を劣化させない、平版印刷版用
湿し水組成物を提供することにある。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
を達成するため平版印刷版用湿し水組成物について研究
を重ねた結果、アセチレングリコール類、特定の水溶性
樹脂及び特定の溶剤を組み合わせて使用することによ
り、上記課題を達成できることを見出し、本発明を完成
させるに至った。従って本発明は、下記一般式(I)で
示される少なくとも1種の化合物、ノニオン性のビニル
重合体化合物、並びに下記一般式(II)で示される少なく
とも1種の化合物及び/又は3−メトキシ−3−メチル
ブタノールを含有することを特徴とする平版印刷版用湿
し水組成物である。 (式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立にメチル基、エ
チル基又はイソプロピル基を表す。) (式(II)中、R3は炭素原子数3〜6のアルキル基を表
し、R4はメチル基又は水素原子を表し、nは1〜3の
整数を表す。) 【0009】本発明の具体的な実施態様では、上記ノニ
オン性のビニル重合体化合物としてポリビニルアルコー
ル、ポリ(N-モノアルキルアクリルアミド)(該アルキ
ル基は炭素原子数1〜4のアルキル基、例えばメチル
基、エチル基、イソプロピル基から選ばれる)、ポリ
(N,N-ジアルキルアクリルアミド)(該アルキル基は炭
素原子数1〜4のアルキル基、例えばメチル基、エチル
基、イソプロピル基から選ばれる)、ポリビニルピロリ
ドン、ポリビニルカプロラクタム、ビニルピロリドン・
ビニルカプロラクタム共重合体、酢酸ビニル・ビニルピ
ロリドン共重合体、そのケン化物、ポリ(2−ヒドロキ
シエチルアクリレート)、ポリ(2−ヒドロキシエチル
メタクリレート)、ポリ(モノメチロールアクリルアミ
ド)、ポリ(ジメチロールアクリルアミド)、ポリ(ア
ルキルビニルエーテル)(該アルキル基は炭素原子数1
〜4のアルキル基、例えばメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基から選ばれる)から選ばれる少なくとも
1種が使用される。本発明の特に好ましい実施態様で
は、重量平均分子量が1万以下である上記ビニル重合体
化合物が使用される。これらの水溶性樹脂の作用は明確
ではないが、印刷機上においてインキと湿し水で形成さ
れるエマルジョン(乳化水滴)の界面部分において極性
基を水相側(湿し水)に、有機性部分を油相側(イン
キ)に向けて配合し、エマルジョンを安定化させる効果
を有するため、インキ膜中に保持可能な乳化水分量が増
大すると考えられる。これが印刷での汚れ発生防止に有
効に作用していると考えられる。本発明で使用するノニ
オン性のビニル重合体化合物は直線状の結合形態を有
し、アニオン性樹脂又はカチオン性樹脂に比べて極性基
間の相互作用も弱い。中でも特に分子量の低い樹脂はさ
らに相互作用が弱く、湿し水を過度に増粘させる効果が
ない。このため本発明の湿し水を使用することで、版面
上の水上がり量の制御がしやすく、水負け、インキロー
ルハゲなどのトラブルを起こさずに、汚れ性に関して大
きな改善効果が得られるものと考えられる。 【0010】 【発明の実施の形態】以下、本発明の平版印刷版用湿し
水組成物を詳しく説明する。なお、湿し水組成物は通常
商業ベースとするときは濃縮化し商品化するのが一般的
であり、使用時に、そのような濃縮液を適宜希釈して使
用することになる。本明細書中で以下に触れる各種成分
の含有量や添加量は、特に記載しない限り、使用時の湿
し水組成物の全質量に基づいたものである。 【0011】本発明の平版印刷版用湿し水組成物に使用
する上記一般式(I)の化合物において、R1及びR2
同一でも異なっていてもよく、それぞれ独立にメチル
基、エチル基又はイソプロピル基を表すものである。一
般式(I)で示される化合物は1種単独で又は2種以上
を併用して使用することができる。本発明の湿し水組成
物中における一般式(I)で示される化合物の含有量
は、0.01〜3.0質量%の範囲が適当であり、好ま
しくは0.02〜1.5質量%、より好ましくは0.0
5〜1.0質量%である。この量が0.01質量%より
も少ないと大豆油インキ等の乾燥促進効果が不充分で、
3.0質量%を超えると印刷汚れの原因となりやすい。 【0012】本発明の平版印刷版用湿し水組成物に使用
するノニオン性ビニル重合体化合物の具体例には、ポリ
ビニルアルコール、ポリ(N-モノアルキルアクリルアミ
ド)(該アルキル基は炭素原子数1〜4のアルキル基、
例えばメチル基、エチル基、イソプロピル基から選ばれ
る)、ポリ(N,N-ジアルキルアクリルアミド)(該アル
キル基は炭素原子数1〜4のアルキル基、例えばメチル
基、エチル基、イソプロピル基から選ばれる)、ポリビ
ニルピロリドン、ポリビニルカプロラクタム、ビニルピ
ロリドン・ビニルカプロラクタム共重合体、酢酸ビニル
・ビニルピロリドン共重合体、そのケン化物、ポリ(2
−ヒドロキシエチルアクリレート)、ポリ(2−ヒドロ
キシエチルメタクリレート)、ポリ(モノメチロールア
クリルアミド)、ポリ(ジメチロールアクリルアミ
ド)、ポリ(アルキルビニルエーテル)(該アルキル基
は炭素原子数1〜4のメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基から選ばれる)などがある。中でもポリビ
ニルアルコール、ポリ(N-モノイソプロピルアクリルア
ミド)、ポリ(N,N-ジメチルアクリルアミド)、ポリビ
ニルピロリドン、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合
体のケン化物、ポリ(モノメチロールアクリルアミ
ド)、ポリ(ジメチロールアクリルアミド)、ポリ(メ
チルビニルエーテル)、ポリ(2−ヒドロキシエチルア
クリレート)が好ましく使用できる。 【0013】使用するノニオン性ビニル重合体化合物
は、重量平均分子量が200万以下が適当であり、好ま
しくは10万以下、より好ましくは1万以下のものであ
る。重量平均分子量が200万を超えると湿し水組成物
中での溶解性が低く、水負けや給水ロール等への付着が
起きやすく汚れ発生の原因となる。使用するノニオン性
ビニル重合体化合物は1種単独でも、2種以上を併用し
て使用してもよい。また、分子量の異なるものを組み合
わせて使用してもよい。湿し水組成物中における上記ビ
ニル重合体化合物の含有量は、0.001〜0.5質量
%が適当であり、好ましくは0.005〜0.3質量%
である。 【0014】本発明の平版印刷版用湿し水組成物に使用
する上記一般式(II)の化合物において、R3は炭素原子
数3〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキル基を表す。R3
しては特にイソプロピル基、n−プロピル基、n−ブチ
ル基、イソブチル基、t−ブチル基が挙げられる。一般
式(II)の化合物の具体例として、プロピレングリコール
モノイソプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノイソプロピルエーテル、トリプロピレングリコールモ
ノイソプロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−
n−プロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−
n−プロピルエーテル、トリプロピレングリコールモノ
−n−プロピルエーテル、プロピレングリコールモノ−
n−ブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノ−n
−ブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノ−n
−ブチルエーテル、プロピレングリコールモノイソブチ
ルエーテル、ジプロピレングリコールモノイソブチルエ
ーテル、トリプロピレングリコールモノイソブチルエー
テル、プロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテ
ル、トリプロピレングリコールモノ−t−ブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、ジ
エチレングリコールモノイソプロピルエーテル、トリエ
チレングリコールモノイソプロピルエーテル、エチレン
グリコールモノ−n−プロピルエーテル、ジエチレング
リコールモノ−n−プロピルエーテル、トリエチレング
リコールモノ−n−プロピルエーテル、エチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール
モノ−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノ−n−ブチルエーテル、エチレングリコールモノイソ
ブチルエーテル、ジエチレングリコールモノイソブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノイソブチルエー
テル、エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、
ジエチレングリコールモノ−t−ブチルエーテル、トリ
エチレングリコールモノ−t−ブチルエーテルなどがあ
る。 【0015】中でも、プロピレングリコール−n−プロ
ピルエーテル、プロピレングリコール−n−ブチルエー
テル、プロピレングリコール−t−ブチルエーテル及び
エチレングリコール−t−ブチルエーテルが好ましく使
用できる。 【0016】本発明の湿し水組成物には、一般式(II)
で示される化合物及び3−メトキシ−3−メチルブタノ
ールから選ばれる1種、又は2種以上を含ませる。本発
明の湿し水組成物中における一般式(II)で示される化
合物及び3−メトキシ−3−メチルブタノールから選ば
れる化合物の含有量は、0.05〜5.0質量%が適当
であり、好ましくは0.2〜3.0質量%、より好まし
くは0.3〜1.5質量%である。この量が0.05質
量%よりも少ないと、湿し水の版に対する濡れ性が劣
り、5.0質量%を超えると、ローラーストリップ又は
印刷版の耐刷不良等の原因となりやすい。 【0017】本発明の湿し水組成物にはさらに、その他
の成分として以下のものを含ませることができる。 (a)濡れ性向上の助剤 (b)水溶性高分子化合物 (c)pH調整剤 (d)キレート化剤 (e)臭気マスキング剤 (f)その他(防腐剤、着色剤、防錆剤、消泡剤
など) 【0018】(a)濡れ性向上の助剤として、界面活性剤
や他の溶剤を使用することができる。界面活性剤のう
ち、例えばアニオン型界面活性剤としては、脂肪酸塩
類、アビエチン酸塩類、ヒドロキシアルカンスルホン酸
塩類、アルカンスルホン酸塩類、ジアルキルスルホ琥珀
酸塩類、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩類、分岐鎖
アルキルベンゼンスルホン酸塩類、アルキルナフタレン
スルホン酸塩類、アルキルフェノキシポリオキシエチレ
ンプロピルスルホン酸塩類、ポリオキシエチレンアルキ
ルスルフェニルエーテル塩類、N−メチル−N−オレイ
ルタウリンナトリウム塩類、N−アルキルスルホ琥珀酸
モノアミド二ナトリウム塩類、石油スルホン酸塩類、硫
酸化ひまし油、硫酸化牛脂油、脂肪酸アルキルエステル
の硫酸エステル塩類、アルキル硫酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル塩類、脂
肪酸モノグリセリド硫酸エステル塩類、ポリオキシエチ
レンアルキルフェニルエーテル硫酸エステル塩類、ポリ
オキシエチレンスチリルフェニルエーテル硫酸エステル
塩類、アルキル燐酸エステル塩類、ポリオキシエチレン
アルキルエーテル燐酸エステル塩類、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル燐酸エステル塩類、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類、オレフ
ィン−無水マレイン酸共重合物の部分けん化物類、ナフ
タレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物類等が挙げられ
る。これらの中でもジアルキルスルホ琥珀酸塩類、アル
キル硫酸エステル塩類及びアルキルナフタレンスルホン
酸塩類が特に好ましく用いられる。 【0019】非イオン型界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル類、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリス
チリルフェニルエーテル類、ポリオキシエチレンポリオ
キシプロピレンアルキルエーテル類、グリセリン脂肪酸
部分エステル類、ソルビタン脂肪酸部分エステル類、ペ
ンタエリスリトール脂肪酸部分エステル類、プロピレン
グリコールモノ脂肪酸エステル類、蔗糖脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸部分エス
テル類、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸部分エ
ステル類、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル類、
ポリグリセリン脂肪酸部分エステル類、ポリオキシエチ
レン化ひまし油類、ポリオキシエチレングリセリン脂肪
酸部分エステル類、脂肪酸ジエタノールアミド類、N,
N−ビス−2−ヒドロキシアルキルアミン類、ポリオキ
シエチレンアルキルアミン類、トリエタノールアミン脂
肪酸エステル類、トリアルキルアミンオキシド類などが
挙げられる。その他、弗素系界面活性剤、シリコン系界
面活性剤も使用することができる。その中でもポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル類、ポリオキシエ
チレン−ポリオキシプロピレンブロックポリマー類等が
好ましく用いられる。更に、シリコン誘導体又はフッ素
誘導体等の界面活性剤も挙げられる。界面活性剤を使用
する場合、その含有量は発泡の点を考慮すると、1.0
質量%以下、好ましくは0.001〜0.5質量%が適
当である。また、2種以上併用することもできる。 【0020】また、その他の助剤あるいは湿潤溶剤とし
て、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル、ポリエチレングリコールモノ
メチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、トリエ
チレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリ
コールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチ
ルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテ
ル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリ
プロピレングリコールモノエチルエーテル、テトラプロ
ピレングリコールモノエチルエーテル、3-メトキシブタ
ノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシ
レングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリ
セリン、トリメチロールプロパン、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコー
ル、テトラプロピレングリコール及びペンタプロピレン
グリコールなどを用いることができる。これらの溶剤は
単独で使用してもよいが、2種以上を併用してもよい。
一般にこれらの溶剤は、湿し水組成物の全質量に基づい
て0.1〜3質量%の範囲で使用するのが適当で、好ま
しくは0.3〜2質量%である。 【0021】本発明の湿し水組成物に使用する(b)水溶
性高分子化合物としては、例えばアラビアガム、澱粉誘
導体(例えば、デキストリン、酵素分解デキストリン、
ヒドロキシプロピル化酵素分解デキストリン、カルボキ
シメチル化澱粉、リン酸澱粉、オクテニルコハク化澱
粉)、アルギン酸塩、繊維素誘導体(例えば、カルボキ
シメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、メ
チルセルロース)等の天然物及びその変性体、ポリエチ
レングリコール及びその共重合体、ポリアクリルアミド
及びその共重合体、ポリアクリル酸及びその共重合体、
ビニルメチルエーテル/無水マレイン酸共重合体、酢酸
ビニル/無水マレイン酸共重合体、ポリスチレンスルホ
ン酸及びその共重合体の合成物が挙げられる。水溶性高
分子化合物の含有量は、湿し水組成物中に0.0001
〜0.1質量%が適しており、より好ましくは、0.0
005〜0.05質量%である。 【0022】本発明の湿し水組成物に用いられる(c) p
H調整剤としては、水溶性の有機酸及び/又は無機酸又
はそれらの塩などがあり、これらの化合物は湿し水のp
H調整あるいはpH緩衝、平版印刷版支持体の適度なエ
ッチング又は防腐食に効果がある。好ましい有機酸とし
ては、例えばクエン酸、アスコルビン酸、リンゴ酸、酒
石酸、乳酸、酢酸、グルコン酸、酢酸、ヒドロキシ酢
酸、蓚酸、マロン酸、レブリン酸、スルファニル酸、p
−トルエンスルホン酸、フィチン酸、有機ホスホン酸等
が挙げられる。無機酸としては例えばリン酸、硝酸、硫
酸、ポリリン酸が挙げられる。更にこれら有機酸及び/
又は無機酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩ある
いはアンモニウム塩、有機アミン塩も好適に用いられ、
これらの有機酸、無機酸及び/又はこれらの塩は単独で
使用しても、あるいは2種以上の混合物として使用して
もよい。これらpH調整剤の本発明の湿し水組成物中に
おける添加量は0.001〜0.3質量%の範囲が好ま
しく、湿し水組成物のpH値が3〜7の範囲の酸性領域
で用いることが好ましいが、アルカリ金属水酸化物、リ
ン酸、アルカリ金属塩、炭酸アルカリ金属塩、ケイ酸塩
などを含有したpH7〜11のアルカリ性領域で用いる
こともできる。 【0023】本発明の湿し水組成物には、さらに、(d)
キレート化剤を添加することができる。湿し水組成物
は、使用時に通常、濃縮湿し水組成物を水道水、井戸水
などを加えて希釈して調製されるが、この際、希釈する
水道水や井戸水に含まれているカルシウムイオン等が印
刷に悪影響を与え、印刷物を汚れ易くする原因となるこ
ともある。このような場合、キレート化剤を添加するこ
とにより、上記欠点を解消することができる。好ましい
キレート化剤としては例えば、エチレンジアミンテトラ
酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;ジエチレン
トリアミンペンタ酢酸、そのカリウム塩、ナトリウム
塩;トリエチレンテトラミンヘキサ酢酸、そのカリウム
塩、そのナトリウム塩、ヒドロキシエチルエチレンジア
ミントリ酢酸、そのカリウム塩、そのナトリウム塩;ニ
トリロトリ酢酸、そのナトリウム塩;1−ヒドロキシエ
タン−1,1−ジホスホン酸、そのカリウム塩、そのナ
トリウム塩;アミノトリ(メチレンホスホン酸)、その
カリウム塩、そのナトリウム塩などのような有機ホスホ
ン酸類あるいはホスホノアルカントリカルボン酸類を挙
げることができる。上記のキレート化剤のナトリウム塩
あるいはカリウム塩の代わりに、有機アミンの塩も有効
である。これらのキレート化剤は使用時の湿し水組成物
中に安定に存在し、印刷性を阻害しないものが選ばれ
る。使用時の湿し水組成物中のキレート化合物の含有量
としては、0.001〜0.5質量%が適当であり、好
ましくは0.002〜0.25質量%である。 【0024】(e)臭気マスキング剤としては、従来香料
としての用途が知られているエステルを含む。例えば下
記一般式(III)で示されるものがある。 R1−COOR2 (III) 一般式(III)の化合物において、式中R1は炭素原子数1
〜15のアルキル基、アルケニル基又はアラルキル基、
あるいはフェニル基である。アルキル基又はアルケニル
基の場合、その炭素原子数は好ましくは4〜8である。
1がアルキル基、アルケニル基又はアラルキル基を表
す場合、それらは直鎖でも分岐鎖でもよい。アルケニル
基は特に二重結合を1個有するものが適当である。アラ
ルキル基としては、ベンジル基やフェニルエチル基が挙
げられる。なお、R1で示されるアルキル基、アルケニ
ル基又はアラルキル基、あるいはフェニル基の1以上の
水素原子が、水酸基又はアセチル基で置換されていても
よい。R2は炭素原子数3〜10のアルキル基、アラル
キル基又はフェニル基であって、それらは直鎖でも分岐
鎖でもよい。アルキル基の場合、その炭素原子数は好ま
しくは3個から9個である。アラルキル基としては、ベ
ンジル基やフェニルエチル基が挙げられる。 【0025】使用できる臭気マスキング剤として具体的
に、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、イソ酪酸、2−
エチル酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、2−メチル吉草酸、
ヘキサン酸(カプロン酸)、4−メチルペンタン酸(イ
ソヘキサン酸)、2−ヘキセン酸、4−ペンテン酸、ヘ
プタン酸、2−メチルヘプタン酸、オクタン酸(カプリ
ル酸)、ノナン酸、デカン酸(カプリン酸)、2−デセ
ン酸、ラウリン酸又はミリスチン酸のエステルが挙げら
れる。その他、フェニル酢酸ベンジル、アセト酢酸エチ
ルやアセト酢酸2−ヘキシルといったアセト酢酸エステ
ル等もある。中でも好ましいものとして、酢酸n−ペン
チル、酢酸イソペンチル、酪酸n−ブチル、酪酸n−ペ
ンチル及び酪酸イソペンチルが挙げられ、特に酪酸n−
ブチル、酪酸n−ペンチル及び酪酸イソペンチルが好適
である。これらの酸エステル類の湿し水組成物中におけ
る含有量は、湿し水組成物の全質量に基づいて0.00
01〜10質量%が適当で、より好ましくは0.001
〜1質量%である。これらを使用することにより、作業
環境をより改善することができる。また。バニリン、エ
チルバニリン等とを併用してもよい。 【0026】本発明の湿し水組成物に使用する(f)防
腐剤としては、フェノール又はその誘導体、ホルマリ
ン、イミダゾール誘導体、デヒドロ酢酸ナトリウム、4
−イソチアゾリン−3−オン誘導体、ベンズトリアゾー
ル誘導体、アミジン又はグアニジンの誘導体、四級アン
モニウム塩類、ピリジン、キノリン又はグアニジンの誘
導体、ダイアジン又はトリアゾールの誘導体、オキサゾ
ール又はオキサジンの誘導体、ブロモニトロアルコール
系のブロモニトロプロパノール、2,2−ジブロモ−2
−ニトロエタノール、3−ブロモ−3−ニトロペンタ
ン、2,4−ジオール等が挙げられる。好ましい添加量
は細菌、カビ、酵母等に対して、安定に効力を発揮する
量であって、細菌、カビ、酵母の種類によっても異なる
が、湿し水組成物に対し、0.001〜1.0質量%の範囲
が好ましく、また種々のカビ、細菌、酵母に対して効力
のあるような2種以上の防腐剤を併用することが好まし
い。 【0027】本発明に使用する(f)着色剤としては、
食品用色素等が好ましく使用できる。例えば、黄色色素
としてはCINo. 19140、15985、赤色色素と
してはCINo. 16185、45430、16255、
45380、45100、紫色色素としてはCINo. 4
2640、青色色素としてはCINo. 42090、73
015、緑色色素としてはCINo. 42095、等が挙
げられる。本発明に使用できる(f)防錆剤としては、
例えばベンゾトリアゾール、5−メチルベンゾトリアゾ
ール、チオサリチル酸、ベンゾイミダゾール及びその誘
導体等が挙げられる。本発明に使用できる(f)消泡剤
としてはシリコン消泡剤が好ましく、その中で乳化分散
型及び可溶化型等いずれも使用することができる。 【0028】本発明の湿し水組成物の成分として残余
は、水である。湿し水組成物は、通常商業ベースとする
ときは濃縮化して商品化するのが一般的である。従っ
て、水、好ましくは脱塩水、即ち、純水を使用して、上
記の各種成分を溶解した水溶液として濃縮湿し水組成物
を得ることができる。このような濃縮液を使用するとき
に、通常使用時に水道水、井戸水等で10〜200倍程
度に希釈し、使用時の湿し水組成物とする。本発明の湿
し水組成物を適用する平版印刷版は、その種類が特に限
定されるものではなく、いずれの平版印刷版用原版から
製版された平版印刷版でもよい。 【0029】 【発明の効果】本発明の平版印刷版用湿し水組成物は、
連続給水方式の湿し水の供給装置に使用されているクロ
ムローラー及びゴムローラー等に付着する二価金属イオ
ンの堆積を防止し、安定に湿し水の均一な水膜を平版印
刷版の版面に供給することができる。また、作業環境
上、快適で安全性が高い。動的表面張力が低く、高速度
で回転する部材の条件下でも、良好で安定した印刷適性
を発揮し、安定に優れた印刷物を得ることができる。各
種インキ、特に大豆油インキなどの乾燥性の遅いインキ
を用いた場合のセット、乾燥を早めることができる。印
刷時の乳化挙動に優れるため、ハイデルベルグのアルカ
ラーダンプナーやダールグレンダンプナーのような間接
給水方式の印刷機においても、地汚れを起こさず良好に
使用することができる。長期間安定使用できることか
ら、生産性の向上にもつながる。 【0030】 【実施例】次に本発明を実施例により更に具体的に説明
する。なお、%は特に指定のない限り質量%を示す。 【実施例1〜7及び比較例1〜3】表1〜2の組成に従
って、各種湿し水組成物を調製した。単位は質量%であ
り、水道水を加えて最終的に100質量%とした。 【0031】 【表1】 *一般式(I)の化合物、**一般式(II)の化合物、***ノ
ニオン性のビニル重合体化合物 【0032】 【表2】*一般式(I)の化合物、**一般式(II)の化合物、***ノ
ニオン性のビニル重合体化合物 【0033】上記のように調液した実施例1〜7及び比
較例1〜3の湿し水組成物を印刷テストに供した。ハイ
デルベルグ印刷機(アルカラーダンプナー)を用いて、
東洋インキ(株)の名称ハイエコーSOY MZのシア
ンインキと、使用プレートとして富士写真フイルム
(株)のポジタイプPSプレート VS標準条件で製版
したものを用いて、下記の印刷テストを実施した。それ
らの結果を下記表3に示す。 【0034】(a)連続印刷適性及び給水ローラ安定性 1日 10,000〜30,000枚印刷を5日間連続
で実施した。 連続印刷適性‥‥スタート時の印刷機の給水量の目盛
り(目盛り1〜100、給水ローラの回転数のメジャー
でもある)を基準とした変化量を観察した。 ○‥‥5目盛り以内の変化量 △‥‥5〜10目盛りの変化量 ×‥‥10目盛り以上の変化量 給水ローラ安定性‥‥給水ローラーの汚れを、その日
の印刷が終了した後、観察した。給水ローラーは、1日
1回印刷終了後、IPA(イソプロピルアルコール)に
て洗浄した。 ○‥‥ほどんど汚れなし △‥‥やや汚れが見られる ×‥‥汚れる 【0035】(b)ブリード性 5,000枚及び10,000枚印刷したところで印刷機の
運転を休止し、画像部のインキが非画像部に滲みでてい
る程度を調べた。 ○‥‥滲みがほとんどない △‥‥滲みがややある ×‥‥滲みが多い (c)大豆油インキの乾燥性 ○‥‥印刷後、半日以内に乾燥する。 △‥‥印刷後、1日以内に乾燥する。 ×‥‥印刷後、1日以内では乾燥しない。 【0036】 【表3】【0037】 【実施例8】実施例1において、使用プレートとして富
士写真フイルム(株)のネガタイプPSプレートFND
を標準条件で製版したものを用いた以外は、実施例1と
全く同様にして印刷テストを実施した。その結果、実施
例1と全く同様の良好な印刷結果が得られた。 【実施例9】実施例1において、使用プレートとして富
士写真フイルム(株)のフォトポリマータイプ デジタ
ルプレートLP−NXを標準条件で製版したものを用い
た以外は、実施例1と全く同様にして印刷テストを実施
した。その結果、実施例1と全く同様の良好な印刷結果
が得られた。 【0038】 【実施例10】実施例1において、使用プレートとして
富士写真フイルム(株)のサーマルポジタイプ デジタ
ルプレートLH−PIを標準条件で製版したものを用い
た以外は、実施例1と全く同様にして印刷テストを実施
した。その結果、実施例1と全く同様の良好な印刷結果
が得られた。 【実施例11】実施例1において、使用プレートとして
富士写真フイルム(株)のサーマルネガタイプ デジタ
ルプレートLH−NIを標準条件で製版したものを用い
た以外は、実施例1と全く同様にして印刷テストを実施
した。その結果、実施例1と全く同様の良好な印刷結果
が得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 下記一般式(I)で示される少なくとも
    1種の化合物、ノニオン性のビニル重合体化合物、並び
    に下記一般式(II)で示される少なくとも1種の化合物及
    び/又は3−メトキシ−3−メチルブタノールを含有す
    ることを特徴とする平版印刷版用湿し水組成物。 (式(I)中、R1及びR2はそれぞれ独立にメチル基、エ
    チル基又はイソプロピル基を表す。) (式(II)中、R3は炭素原子数3〜6のアルキル基を表
    し、R4はメチル基又は水素原子を表し、nは1〜3の
    整数を表す。)
JP2002080063A 2002-03-22 2002-03-22 平版印刷版用湿し水組成物 Pending JP2003276357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080063A JP2003276357A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 平版印刷版用湿し水組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002080063A JP2003276357A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 平版印刷版用湿し水組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003276357A true JP2003276357A (ja) 2003-09-30

Family

ID=29206359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002080063A Pending JP2003276357A (ja) 2002-03-22 2002-03-22 平版印刷版用湿し水組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003276357A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8065958B2 (en) 2004-11-26 2011-11-29 Flint Group Germany Gmbh Use of polymers comprising amino groups modified by acid groups for producing humidifying agents or humidifying agent concentrates, in addition to humidifying agent circuits for offset printing
WO2013046877A1 (ja) 2011-09-30 2013-04-04 富士フイルム株式会社 機上現像型の平版印刷版原版を用いる印刷方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8065958B2 (en) 2004-11-26 2011-11-29 Flint Group Germany Gmbh Use of polymers comprising amino groups modified by acid groups for producing humidifying agents or humidifying agent concentrates, in addition to humidifying agent circuits for offset printing
WO2013046877A1 (ja) 2011-09-30 2013-04-04 富士フイルム株式会社 機上現像型の平版印刷版原版を用いる印刷方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08337073A (ja) 平版印刷用湿し水
JP2001138659A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP3311874B2 (ja) 平版印刷湿し水用組成物
US6652631B2 (en) Dampening water composition for lithographic printing plate and lithographic printing process
US6294318B1 (en) Plate surface protective agent for lithographic printing plate, and fountain solution composition for lithographic printing plate
JP2001071658A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2001138655A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP3692220B2 (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2003276357A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2002192853A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2736941B2 (ja) 平版印刷用濃縮湿し水組成物
JP2003285571A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP4489621B2 (ja) 平版印刷用湿し水組成物
JP2673604B2 (ja) 平版印刷用湿し水組成物
JP3487466B2 (ja) 平版印刷版用湿し水
JP2003039847A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JPH11291659A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JPH11105449A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2004174892A (ja) 平版印刷版用湿し水濃縮組成物
JP2004181632A (ja) 平版印刷版用湿し水濃縮組成物
JP2001180146A (ja) 平版印刷版用湿し水
JP2004160869A (ja) 平版印刷版用湿し水濃縮組成物
JP2002178661A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2000094854A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物
JP2002187376A (ja) 平版印刷版用湿し水組成物