JP2003273476A - 実装構造体及びその製造方法、電気光学装置、並びに電子機器 - Google Patents

実装構造体及びその製造方法、電気光学装置、並びに電子機器

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JP2003273476A
JP2003273476A JP2002067714A JP2002067714A JP2003273476A JP 2003273476 A JP2003273476 A JP 2003273476A JP 2002067714 A JP2002067714 A JP 2002067714A JP 2002067714 A JP2002067714 A JP 2002067714A JP 2003273476 A JP2003273476 A JP 2003273476A
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JP2002067714A
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Hidetaka Saito
秀隆 斉藤
Hidekazu Sato
英一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐折り曲げ性を向上させることにより、実装
時の品質向上を図ることができ、更には大電流の供給を
問題なく行うことができる実装構造体及びその製造方法
並びに当該実装構造体を備える電子機器を提供する。 【解決手段】 液晶駆動用IC10に接続される配線パ
ターン25は細線化され、且つ稠密に配列されている。
この配線パターン25の配列方向D1に配線パターン2
5を挟むように、幅広の配線パターン26が形成されて
いる。更に、配線パターン25の配列方向D1に幅広の
配線パターン26を挟むように、配線パターン26の線
幅と同程度以上のダミーパターンP2が形成されてい
る。配線パターン25、配線パターン26、及びダミー
パターンP2は同一工程で形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体チップを実
装した実装構造体及びその製造方法、そしてその実装構
造体を液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)
パネル等の電気光学パネルに接続した電気光学装置並び
に当該電気光学装置を備える電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、例えばコンピュータ及び携帯情報
機器等の各種電子機器が著しく発達しているが、これら
の電子機器の発達に伴って液晶表示装置、特に表示能力
の高いカラー液晶表示装置を備えた電子機器が増大して
いる。液晶表示装置は、各画素をオン状態(例えば、光
透過状態)又はオフ状態(例えば、光遮断状態)に制御
するための信号線が必要であり、これらの信号線は、通
常フレキシブル基板等の可撓性基板上に一定のピッチで
配列されて形成されている。例えば、120×160ド
ットの液晶表示装置であれば、120本の信号線(例え
ば、ゲート線)と160本の信号線(例えば、ソース
線)とが必要になる。
【0003】上記の例では、単色(白黒)の液晶表示装
置では、120本の信号線と160本の信号線が可撓性
基板上に形成されるが、カラー液晶表示装置は、赤色画
素、緑色画素、及び青色画素各々をオン状態又はオフ状
態に制御する必要があるため、同一の画素数であっても
必要となる信号線の数は単純計算で3倍になる。従っ
て、カラー液晶表示装置においては、単色の液晶表示装
置に比べて可撓性基板に形成される信号線は必然的に狭
ピッチ化される。
【0004】また、近年においては、主として高密度実
装を実現するため、液晶表示装置を駆動するためのドラ
イバ回路が形成された半導体素子は、上記の可撓性基板
上に搭載されることが多くなっている。ここで、携帯電
話機、ノート型パーソナルコンピュータ、及びPDA
(Personal Data Assistance)等の電子機器は携帯性が
重視されるため、小型・軽量化が図られる状況にある。
かかる状況下においては、外形形状が制限されるため、
可撓性基板上に搭載される半導体素子は長チップ化さ
れ、更に、近年では、ドライバ回路の機能が追加されて
いるため半導体素子の更なる長チップ化が図られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の液晶
表示装置又は有機EL表示装置を電子機器内に配置する
際には、電子機器の筐体に対する表示装置の配置と画像
信号を生成する回路の配置との関係、及び、各種の電子
部品を高密度で筐体内に実装する必要から、液晶表示装
置のための信号線又は有機EL表示装置のための信号線
が配列された可撓性基板を折り曲げる必要がある。
【0006】しかしがなら、前述したように、カラー液
晶表示装置及びカラー有機EL表示装置の信号線は狭ピ
ッチ化及び細線化されているため応力に弱く、可撓性基
板を折り曲げる際に、可撓性基板に形成されている信号
線が破損する虞があるという問題がある。特に、力のか
かり方によって、端部に配列された信号線が破損しやす
いという傾向がある。また、特に有機EL表示装置にお
いては、表示部に大電流を流す必要があるが、細線化さ
れた信号線では電流供給能力に限界がある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、耐折り曲げ性を向上させることにより、実装時の
品質向上を図ることができ、更には大電流の供給を問題
なく行うことができる実装構造体及びその製造方法並び
に当該実装構造体を備える電子機器を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の観点による実装構造体は、複数の入
出力用端子、複数の半導体用端子、及び当該入出力用端
子と当該半導体用端子とを接続する複数の配線が配列形
成されたベース基板と、前記複数の半導体用端子が形成
された位置に実装される半導体チップとを備える実装構
造体であって、前記配線の配列方向の両端の近傍に、前
記配線に沿って前記配線の線幅よりも幅広のダミーパタ
ーンが形成されていることを特徴としている。この発明
によれば、複数の入出力端子と複数の半導体用端子とを
接続する複数の配線の配列方向の両端の近傍に、配線の
線幅よりも幅広のダミーパターンが形成されており、ベ
ース基板を折り曲げた際に応力がかかりやすい両端の耐
折り曲げ性を向上させることができるため、配線のパタ
ーンの破損を防止することができる。その結果として、
実装時の品質向上を図ることができる。上記課題を解決
するために、本発明の第2の観点による実装構造体は、
複数の入力用端子、複数の出力用端子、複数の半導体用
端子、並びに当該入力用端子及び出力用端子と当該半導
体用端子とを接続する複数の配線が配列形成されたベー
ス基板と、前記複数の半導体用端子が形成された位置に
実装される半導体チップとを備える実装構造体であっ
て、前記ベース基板には、更に、前記入力用端子と前記
出力用端子とを接続し、前記配線よりも幅広な幅広配線
が前記配列方向に前記配線を挟むように形成されている
ことを特徴としている。上記課題を解決するために、本
発明の第2の観点による実装構造体は、複数の入力用端
子、複数の出力用端子、複数の半導体用端子、並びに当
該入力用端子及び出力用端子と当該半導体用端子とを接
続する複数の配線が配列形成されたベース基板と、前記
複数の半導体用端子が形成された位置に実装される半導
体チップとを備える実装構造体であって、前記ベース基
板には、更に、前記入力用端子と前記出力用端子とを接
続し、前記配列方向に前記配線を挟むように前記配線よ
りも幅広に形成された幅広配線と、前記幅広配線を挟む
ように、前記幅広配線に沿って前記幅広配線と同程度以
上の線幅を有するダミーパターンとが形成されているこ
とを特徴としている。この発明によれば、複数の入力端
子及び出力用端子と半導体用端子とを接続する複数の配
線と、当該配線の配列方向に配線を挟むように配置さ
れ、当該配線よりも幅広であって、入力用端子と出力用
端子とを接続する幅広配線と、当該幅広配線を挟むよう
に、当該幅広配線と同程度以上の線幅を有するダミーパ
ターンとが形成されており、ベース基板を折り曲げた際
に応力がかかりやすい配線の両端の耐折り曲げ性を更に
向上させることができるため、配線及び幅広のパターン
の破損を防止することができる。その結果として、実装
時の品質向上を図ることができる。ここで、本発明の第
2の観点による実装構造体は、前記幅広配線が、前記入
力用端子から前記出力用端子へ電流を供給するための配
線であることが好ましい。この発明によれば、幅広配線
は入力用端子と出力用端子とを接続しており、且つ、幅
広に形成されているため、他の配線よりも電流の供給能
力が高く、入力用端子から出力用端子へ問題なく大電流
を供給することができる。本発明の第1の観点又は第2
の観点による実装構造体は、前記ベース基板が、可撓性
基板であることが好適である。この発明によれば、ベー
ス基板が可撓性を有しているため、実装構造体を実装す
る際の自由度が高く、種々の用途に用いることができ
る。本発明の第1の観点又は第2の観点による実装構造
体は、前記ベース基板が、前記配線が形成されている箇
所が前記配線の配列方向の周りに折り曲げられているこ
とを特徴としている。この発明によれば、ベース基板が
折り曲げられており、実装構造体の外形形状を小型化す
ることができるため、実装スペースが制限される用途に
用いて極めて好適である。上記課題を解決するために、
本発明の第1の観点による実装構造体の製造方法は、金
属層が形成されているベース基板の、当該金属層をパタ
ーニングし、配列された複数の配線と、当該配線の配列
方向の両端の近傍に、前記配線に沿って前記配線の線幅
よりも幅広のダミーパターンとを形成する配線形成工程
と、前記配線形成工程で形成された配線の端部をメッキ
処理して複数の入出力用端子及び複数の半導体用端子を
形成する端子形成工程と、前記半導体用端子が形成され
た位置に半導体チップを実装する実装工程とを含むこと
を特徴としている。この発明によれば、配線形成工程に
おいて、配列された複数の配線と当該配線の配列方向の
両端の近傍に、前記配線に沿って前記配線の線幅よりも
幅広のダミーパターンを形成しており、ベース基板を折
り曲げた際に応力がかかりやすい両端の耐折り曲げ性を
向上させることができるため、配線のパターンの破損を
防止することができる。その結果として、実装時の品質
向上を図ることができる。また、通常の配線と幅広の配
線とは同一工程で形成されるため、大幅に製造工程を変
えることなく従来の製造工程を踏襲することができ、製
造コストの上昇を招くことがない。上記課題を解決する
ために、本発明の第2の観点による実装構造体の製造方
法は、金属層が形成されているベース基板の、当該金属
層をパターニングし、配列された複数の配線と、当該配
線の配列方向に当該配線を挟むように当該配線よりも幅
広の幅広配線と、当該幅広配線を挟むように、当該幅広
配線に沿って前記幅広配線と同程度以上の線幅を有する
ダミーパターンとを形成する配線形成工程と、前記配線
形成工程で形成された配線及び幅広配線の端部をメッキ
処理して、前記配線の一端に複数の入力用端子又は複数
の出力用端子、他端に複数の半導体用端子をそれぞれ形
成するとともに、前記幅広配線の端部に入力用端子及び
出力用端子を形成する端子形成工程と、前記半導体用端
子が形成された位置に半導体チップを実装する実装工程
とを含むことを特徴としている。この発明においても、
配線形成工程において、配列された複数の配線と、当該
配線の配列方向に当該配線を挟むように当該配線よりも
幅広の幅広配線と、当該配線の配列方向に当該幅広配線
を挟むように当該幅広配線と同程度以上のダミーパター
ンを形成を形成しており、ベース基板を折り曲げた際に
応力がかかりやすい両端の耐折り曲げ性を向上させるこ
とができるため、配線及び幅広のパターンの破損を防止
することができる。その結果として、実装時の品質向上
を図ることができる。また、通常の配線と幅広の配線と
は同一工程で形成されるため、大幅に製造工程を変える
ことなく従来の製造工程を踏襲することができ、製造コ
ストの上昇を招くことがない。本発明の電気光学装置
は、電気光学パネルと、前記電気光学パネルに電気的に
接続された上記の実装構造体とを備えることを特徴とし
ている。この発明によれば、配線の配列方向の両端にお
ける所定数の配線が幅広に形成され、又は、配線を配列
方向に挟むように幅広配線が形成されているため、ベー
ス基板を折り曲げた際の配線の破損を防止することがで
きる。従って、実装時の品質向上を図ることができ、更
には大電流の供給を問題なく行うことができる。また、
本発明の電気光学装置は、前記実装構造体が、前記ベー
ス基板が前記電気光学パネルの裏面に配置されるよう
に、前記配線が形成されている箇所が前記配線の配列方
向の周りに折り曲げられていることを特徴としている。
この発明によれば、実装構造体が電気光学パネルの裏面
に折り曲げられて配置されており、電気光学パネルの外
形寸法を小型化することができるため、スペースが限ら
れた部位に実装する場合でも極めて有利である。また、
実装構造体に形成されている配線は、その配列方向の両
端における所定数の配線が幅広に形成され、又は、配線
を配列方向に挟むように幅広配線が形成されているた
め、ベース基板を折り曲げた際の配線の破損を防止する
こともできる。本発明の電子機器は、上記の電気光学装
置と、前記電気光学装置を収容する筐体とを有すること
を特徴としている。この発明によれば、上記電気光学装
置を備えるので、実装時の品質向上を図ることができ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態による実装構造体及びその製造方法、電気光学
装置、並びに電子機器について詳細に説明する。 〔第1実施形態〕図1は、本発明の第1実施形態による
電気光学装置としての液晶表示装置の分解斜視図であ
る。図1に示すように、本実施形態の液晶表示装置1
は、大別するとカラーの液晶パネル2と、液晶パネル2
に接続される実装構造体3とを備える。また、必要に応
じて、バックライト等の照明装置、その他の付帯機器が
液晶パネル2に付設される。
【0010】液晶パネル2は、シール材4によって接着
された一対の基板5a及び基板5bを有し、これらの基
板5bと基板5bとの間に形成される間隙、所謂セルギ
ャップに液晶が封入される。換言すると、液晶は基板5
aと基板5bとによって挟持されている。これらの基板
5a及び基板5bは、一般には透光性材料、例えばガラ
ス、合成樹脂等によって形成される。基板5a及び基板
5bの外側表面には偏光板6a及び偏光板6bが貼り付
けられている。尚、図1においては、偏光板6bの図示
を省略している。
【0011】また、基板5aの内側表面には電極7aが
形成され、基板5bの内側表面には電極7bが形成され
る。これらの電極7a,7bはストライプ状または文
字、数字、その他の適宜のパターン状に形成される。ま
た、これらの電極7a,7bは、例えばITO(Indium
Tin Oxide:インジウムスズ酸化物)等の透光性材料に
よって形成される。
【0012】基板5aは基板5bに対して張り出した張
り出し部を有し、この張り出し部に複数の端子8が形成
されている。これらの端子8は、基板5a上に電極7a
を形成するときに電極7aと同時に形成される。従っ
て、これらの端子8は、例えばITOによって形成され
る。これらの端子8には、電極7aから一体に延びるも
の、及び導電材(不図示)を介して電極7bに接続され
るものが含まれる。
【0013】尚、実際の電極7a,7b及び端子8は、
極めて狭い間隔をもって多数本が基板5a及び基板5b
上にそれぞれ形成されるが、図1においては、液晶パネ
ル2の構造の理解を容易にするために、それらの間隔を
拡大して模式的に示すとともに、それらの内の数本のみ
を図示することにして他の部分を省略してある。また、
端子8と電極7aとの接続状態及び端子8と電極7bと
の接続状態も図1においては図示を省略している。
【0014】また、実装構造体3には、配線基板9上の
所定位置に半導体チップとしての液晶駆動用IC10が
実装される。尚、図示は省略しているが、液晶駆動用I
C10が実装される部位以外の部位の所定位置に抵抗、
コンデンサ、その他のチップ部品を実装しても良い。配
線基板9は、例えばポリイミド等の可撓性を有するベー
ス基板11の上に形成されたCu等の金属膜をパターニ
ングして配線パターン12を形成することによって製造
される。尚、実際の配線パターン12は、極めて狭い間
隔をもって多数本がベース基板11上に形成されている
が、図1においては、構造の理解を容易にするために、
それらの間隔を拡大して模式的に示すとともに、構造を
簡略化して図示してある。尚、パターニングにより配線
パターン12を形成した配線基板9の製造方法の詳細に
ついては後述する。
【0015】ベース基板11として可撓性基板を用いて
その上に実装部品を実装すればCOF(Chip On Film)
方式の実装構造体が構成され、ベース基板11として硬
質の基板を用いてその上に実装部品を実装すればCOB
(Chip On Board)方式の実装構造体が構成される。ま
た、図1において、配線パターン12には、実装構造体
3の一側辺部に形成される出力用端子12a及びそれに
対向する側辺部に形成される入力用端子12bが含まれ
る。また、配線パターン12の内、液晶駆動用IC10
を装着するための領域に臨み出る部分は半導体用端子1
3を構成する。
【0016】また、図1に示すように、実装構造体3は
ACF(Anisotropic Conductive Film:異方性導電
膜)14を介して液晶パネル2の基板5aに固定され
る。このとき、実装構造体3の出力用端子12aはAC
F14を介して基板5aの端子8と電気的に接続され
る。このACF14は、周知の通り、一対の端子間を異
方性を持たせて電気的に一括接続するために用いられる
導電性のある高分子フィルムであって、図2に示すよう
に、例えば、熱可塑性又は熱硬化性の接着用樹脂14a
の中に多数の導電粒子14bを分散させることによって
形成される。図2は、ACF14,16により配線基板
9と液晶駆動用IC10及び液晶パネル2とが固定され
る様子を示す断面図である
【0017】液晶駆動用IC10は、その接合面、即ち
能動面に、複数のバンプ15を有する。図1及び図2に
示すように、液晶駆動用IC10はACF16によって
ベース基板11上の所定位置に実装される。このACF
16は、ACF14と同様に一対の端子間を異方性を持
たせて電気的に一括接続するために用いられる導電性の
ある高分子フィルムであって、図2に示すように、例え
ば、熱可塑性又は熱硬化性の接着用樹脂16aの中に多
数の導電粒子16bを分散させることによって形成され
る。
【0018】以上、本発明の第1実施形態による電気光
学装置としての液晶表示装置の構成及び本発明の第1実
施形態による実装構造体3の概略構成について説明した
が、次に、実装構造体3に形成される配線パターン12
について詳細に説明する。図3は、本発明の第1実施形
態による実装構造体3に形成される配線パターン12及
びダミーパターンP1を示す上面図である。尚、図3に
おいて、図1に示した部材と同一の部材には同一の符号
を付してある。
【0019】本実施形態の実装構造体3に形成される配
線パターン12は、入力用端子12bと半導体用端子1
3とを接続し、且つ、出力用端子12aと半導体用端子
13とを接続している。この配線パターン12は何れも
液晶駆動用IC10に接続され、液晶パネル2がカラー
液晶パネルであるため白黒の液晶パネルよりも信号線が
多く用意され、しかも実装構造体3の小型化の要求から
細線化され且つ稠密に配列されている。この配線パター
ン12の配列方向D1の両端の近傍には、配線パターン
12に沿って配線パターン12の線幅よりも幅広のダミ
ーパターンP1が形成されている。このダミーパターン
P1は配線パターン12と同様の材質で形成されてお
り、その線幅は、0.1〜1mm程度である。このダミ
ーパターンP1は配線パターン12とは異なり、入力用
端子12b、出力用端子12a、及び半導体用端子13
の何れにも接続されない。
【0020】図3中の符号L1,L2を付した線は、配
線基板9を折り曲げる場合の折り曲げ位置を示してい
る。本実施形態の電気光学装置としての液晶表示装置を
携帯電話機等の電子機器の筐体内に実装する場合には、
筐体に対する液晶パネル2の配置と入力用端子12bの
配置との関係、及び、各種の電子部品を高密度で筐体内
に実装する必要から、配線基板9を折り曲げることが必
要な場合がある。例えば、図4に示した例では、配線基
板9を図中符号D2を付した方向、つまり、配線パター
ン12の配列方向D1の周りに折り曲げることにより、
配線基板9を液晶パネル2の裏面に配置している。図4
は、配線基板9の折り曲げ方向を説明するための斜視図
である。尚、ここでいう液晶パネル2の裏面とは、表示
面に設定されていない面をいい、例えばバックライトが
配置される側の面である。
【0021】図5は、配線基板9を折り曲げた状態の一
例を示す断面図である。尚、図5においても、図1〜図
4に示した部材と同一の部材には同一の符号を付してい
る。図5に示したように、基板5bの一側面(液晶パネ
ル2の裏面)にはバックライト20が配置されており、
バックライト20の裏面に液晶パネル2を駆動するIC
等の電子部品が搭載された回路基板21が配置される。
この回路基板21の一端部にはコネクタ22が配置され
ている。このコネクタ22は接続端子23を介して回路
基板21に固定されているとともに、回路基板21に形
成されている電気回路と接続されている。
【0022】また、図示したように、本実施形態の実装
構造体3の一部をなす配線基板9は、図5中符号24
a,24bを付した折り曲げ位置で折り曲げられてお
り、入力用端子12bがコネクタ22に嵌合された状態
でコ字形状に実装されている。ここで、図5に示すよう
に配線基板9を実装する際には、出力用端子12aがA
CF14を介して基板5aと電気的に接続されているた
め、図5中符号9aを付した面側に配線パターン12及
び液晶駆動用IC10が配置されている。
【0023】図6は、配線基板9を折り曲げた状態の他
の例を示す断面図である。尚、図6においても、図1〜
図5に示した部材と同一の部材には同一の符号を付して
いる。図5においては、液晶パネル2の表面側(液晶パ
ネル2を透過した光が射出される側)に基板5aが配置
されていた。しかしながら、図6に示した例では、液晶
パネル2の表面側に基板5bが配置されており、基板5
aはバックライト20に対面する位置に配置されてい
る。かかる配置の場合には、本実施形態の実装構造体3
の一部をなす配線基板9は、図6中符号24a,24b
を付した折り曲げ部で折り曲げられる点については図5
に示した例と同一であるが、その折り曲げ方向が逆とな
る。
【0024】つまり、図5に示した例では、図5中符号
9aを付した面側がコ字状に折り曲げられた配線基板9
の外側に配置され、従って配線パターン12、ダミーパ
ターンP1、及び液晶駆動用IC10が配線基板9の外
側に配置される。しかしながら、図6に示した例では、
符号9aを付した面側が配線基板9によって包まれるよ
うに折り曲げられている。その結果として、液晶駆動用
IC10、配線パターン12、及びダミーパターンP1
が配線基板9によって包まれるように配置される。
【0025】図3に戻り、配線パターン12の配列方向
D1の両端の近傍に、配線パターン12に沿って配線パ
ターン12の線幅よりも幅広のダミーパターンP1を形
成するのは、折り曲げ位置L1,L2で配線基板9を折
り曲げる際に、配線パターン12の破損を防止するため
である。通常、配線基板9を折り曲げる際には、他の部
位(例えば、配列方向D1における配線パターン12の
中央部)よりも両端により大きな応力がかかり、配列方
向D1における端部に形成された配線パターン12が破
損する確率が高い。このため、本実施形態では、配線パ
ターン12の配列方向D1の両端の近傍に幅広のダミー
パターンP1を設けている。
【0026】以上説明したように、本実施形態による実
装構造体3は配線パターン12の配列方向D1の両端の
近傍に幅広のダミーパターンP1が設けられており、配
線基板9を折り曲げる際の応力に耐えうる強度を有する
ため、耐折り曲げ性が向上する。その結果として、本実
施形態の実装構造体3を電気光学装置としての液晶表示
装置1を携帯電話等の電子機器の筐体内に実装する際の
配線パターン12の破損を防止することができる。以上
から、本実施形態では実装構造体3の実装時における品
質向上を図ることができ、製造歩留まりの向上を図るこ
ともできる。
【0027】〔第2実施形態〕次に、本発明の第2実施
形態による実装構造体について説明する。本発明の第2
実施形態による実装構造体の基本的な構成は図1及び図
2に示した実装構造体3とほぼ同様の構成であるが、配
線基板9に形成されている配線パターン12及びダミー
パターンP1が異なる。図7は、本発明の第2実施形態
による実装構造体3に形成される配線パターン12及び
ダミーパターンP2を示す上面図である。
【0028】本実施形態の実装構造体3に形成される配
線パターン12は、機能的に配線パターン25と配線パ
ターン26との2つに大別することができる。配線パタ
ーン25は、入力用端子12bの一部と半導体用端子1
3の一部とを接続し、且つ、出力用端子12aの一部と
半導体用端子13の一部とを接続するものであり、液晶
駆動用IC10に接続される。この配線パターン25
は、液晶パネル2がカラー液晶パネルであるため白黒の
液晶パネルよりも信号線が多く用意され、しかも実装構
造体3の小型化の要求から細線化され且つ稠密に配列さ
れている。
【0029】一方、配線パターン26は、残りの入力用
端子12bと残りの出力側端子13とを接続するもので
あり、配線パターン25の配列方向D1に配線パターン
25を挟むように形成されており、液晶駆動用IC10
には接続されていない。この配線パターン26は、例え
ば液晶パネル2の駆動用の大電流を必要とするものであ
る場合に、液晶パネル2に対して大電流を供給するため
のものである。配線パターン26の線幅は、0.1〜1
mm程度である。
【0030】ここで、配線パターン26が幅広に形成さ
れているのは、2つの理由がある。第1に、入力用端子
12bからの大電流を出力用端子12aを介して液晶パ
ネル2に問題なく供給するためである。第2に、図7中
の折り曲げ位置L3,L4で配線基板9を折り曲げる際
に、配線パターン25の破損を防止するためである。前
述した第1実施形態では、液晶駆動用IC10に接続さ
れ、配線方向D1の両端部に形成された所定の本数の配
線パターン12を幅広に形成することで、配線パターン
12の破損を防止するようにしていた。
【0031】これに対し、本実施形態では液晶パネル2
で大電流を必要とする際には、電流能力を確保するため
に電流供給用の配線パターン26の線幅を必然的に幅広
にする必要がある。そこで、この幅広の配線パターン2
6を細線化され且つ稠密に配列された配線パターン25
を挟む位置に形成することで、電流供給能力を確保する
とともに、配線基板9の折り曲げ時において配線パター
ン25の両端にかかる応力を緩和する構造として配線パ
ターン25の破損を防止している。
【0032】更に、本実施形態では、配線パターン26
を挟むように、配線パターン26に沿って配線パターン
26と同程度以上の線幅を有するダミーパターンP2が
形成されている。このダミーパターンP2は配線パター
ン25,26と同様の材質で形成されており、その線幅
は、0.1〜1mm程度以上である。このダミーパター
ンP1は配線パターン25,26とは異なり、入力用端
子12b、出力用端子12a、及び半導体用端子13の
何れにも接続されない。
【0033】上述したように、配線パターン25を挟む
ように幅広の配線パターン26を形成することで、配線
基板9を折り曲げる際の配線パターン25の破損は防止
することができるが、本実施形態では、更に配線パター
ン26を挟むようにダミーパターンP2を形成すること
で、配線パターン25の更なる破損防止を行っていると
ともに、配線パターン26の破損をも防止している。
【0034】以上説明したように、本発明の第2実施形
態による実装構造体3は、配線パターン2が配線パター
ン25の配列方向D1に配線パターン25を挟むように
形成されており、更にダミーパターンD2が配線パター
ン25の配列方向D1に配線パターン26を挟むように
形成されており、配線基板9を折り曲げる際の応力に耐
えうる強度を有するため、耐折り曲げ性が向上する。そ
の結果として、本実施形態の実装構造体3を備える電気
光学装置としての液晶表示装置を携帯電話等の電子機器
の筐体内に実装する際に、配線パターン12の破損を防
止することができる。以上から、本実施形態では実装構
造体3の実装時における品質向上を図ることができ、製
造歩留まりの向上を図ることもできる。
【0035】〔第3実施形態〕以上説明した実施形態
は、電気光学装置として液晶表示装置を例に挙げて説明
したが、本発明は電気光学装置として有機EL表示装置
を用いることも可能である。図8は、本発明の第3実施
形態による電気光学装置としての有機EL表示装置に設
けられる有機ELパネルの断面図である。有機ELパネ
ル30は、基板31上にマトリクス状にTFT(Thin F
ilm Transistor)32を形成し、更にその上に複数の積
層体33を形成して概略構成されている。
【0036】TFT32は、ソース電極、ゲート電極、
及びドレイン電極が形成されており、例えばゲート電極
は図7に示した配線パターン25の何れかと電気的に接
続され、ソース電極は例えば図7に示した配線パターン
26の何れかと電気的に接続される。上記積層体33
は、陽極層34、正孔注入層35、発光層36、及び陰
極層37を含んで構成される。上記陽極層34は、TF
T32のドレイン電極と接続されており、TFT32が
オン状態にあるときに、図7に示した配線パターン26
からの電流が、TFT32のソース電極及びドレイン電
極を介して陽極層34に供給される。また、陰極層37
は図7に示した他の配線パターン26に電気的に接続さ
れている。
【0037】以上の構成の有機ELパネル30におい
て、陽極層34から正孔注入層35を介して発光層36
に注入された正孔(ホール)と、陰極層37から発光層
36に注入された電子とが発光層36内において再結合
して生ずる光は、基板31側から射出される。従って、
図8に示した有機ELパネル30に接続される配線基板
9は、陰極層側に折り曲げて実装する必要がある。つま
り、折り曲げられた配線基板9は、基板31側に配置さ
れるのではなく、陰極層37側に配置されることにな
る。尚、電気光学装置として有機EL表示装置を備える
場合には、大電流が必要となるため、有機EL表示装置
に接続される実装構造体3は、図7に示した実装構造体
を用いることが好適である。
【0038】〔第4実施形態〕図9は、本発明の第4実
施形態による電気光学装置としての有機EL表示装置に
設けられる有機ELパネルの断面図である。有機ELパ
ネル40は、基板31上にマトリクス状にTFT(Thin
Film Transistor)32を形成し、更にその上に複数の
積層体33を形成して概略構成されている点は、図8に
示した有機ELパネル30と同一である。しかし、本実
施形態の有機ELパネル40は、TFT32が発光層3
6の下側に形成されており、陰極層37がITO等の透
明電極で形成されている点が異なる。
【0039】つまり、本実施形態の有機ELパネル40
は、発光層36で生じた光が、陰極層37を介して射出
される点が異なる。かかる構成の場合には、有機ELパ
ネル40に接続される配線基板9は、基板31側に折り
曲げて実装する必要がある。つまり、折り曲げられた配
線基板9は、陰極層37側に配置されるのではなく、基
板31側に配置されることになる。尚、電気光学装置と
して有機EL表示装置を備える場合には、大電流が必要
となるため、第3実施形態と同様に有機EL表示装置に
接続される実装構造体3は、図7に示した実装構造体を
用いることが好適である。
【0040】〔実装構造体の製造方法〕次に、第1実施
形態及び第2実施形態に示した実装構造体3の製造方法
について説明する。図10は、本発明の実施形態による
実装構造体3の製造方法の一例を示すフローチャートで
ある。実装構造体3の製造にあたり、まず配線基板9の
設計が行われる(工程S10)。この工程では、配線基
板9の外形寸法の設計、液晶駆動用IC10の搭載位
置、並びに配線パターンの本数及び形成位置等を設計す
る。
【0041】次に、上面の全面に金属層が形成されたベ
ース基板を穴あけ加工して実装構造体3の外形形状を整
形する(工程S11)。このとき、例えば図3中の折り
曲げ位置L1,L2又は図7中の折り曲げ位置L3,L
4に配線パターンの配列方向に沿って穴あけ加工により
矩形形状の孔を形成することが好ましい。かかる矩形形
状の孔を形成することにより、配線基板9の折り曲げが
容易となる。尚、上記金属層は、例えばポリイミド等の
可撓性を有するベース基板11の上に形成されたCu等
の金属膜である。
【0042】ベース基板の穴あけ加工が終了すると、ベ
ース基板11の上面全面にレジストをコーディングし
(工程S12)、露光工程、現像工程、及びエッチング
工程を順に行って、配線パターン12を形成する(工程
S13)。配線パターン12を形成した後は、ベース基
板11の上面に残存しているレジストを除去する(工程
S15)。以上の工程により、図3に示した配線パター
ン12及びダミーパターンP1、又は、図7に示した配
線パターン12(25,26)及びダミーパターンP2
が形成される。尚、ダミーパターン及び配線パターンは
メッキにより形成してもよい。
【0043】以上の工程が終了すると、次に、配線パタ
ーン12が形成されたベース基板11の上面にソルダー
レジストを印刷し(工程S15)、露光工程、現像工
程、及びエッチング工程を順に行って、ソルダーレジス
トパターンを形成する(工程S16)。尚、このソルダ
ーレジストパターンは、出力用端子12a、入力用端子
12b、及び半導体用端子13が形成される位置には形
成されない。尚、図3に示したダミーパターンP1及び
図7に示したダミーパターンP2上の全面には、ソルダ
ーレジストパターンが形成されていることが好ましい。
【0044】以上の工程が終了すると、錫、金、又は金
/ニッケル、はんだ等の導電性材料をメッキして、入力
用端子12b、出力用端子12a、及び半導体用端子1
3をそれぞれ形成する(工程S17)。以上の工程を経
て、配線基板9が形成される。配線基板9が形成される
と、半導体用端子13が形成されている位置に液晶駆動
用IC10を搭載することにより(工程S18)、本実
施形態の実装構造体3が製造される。
【0045】液晶駆動用IC10を配線基板9上に搭載
するには、ACF16を配線基板9と液晶駆動用IC1
0との間に挟んで図示せぬ圧着ヘッドにより熱圧着する
ことにより、図2に示した接着用樹脂16aによって液
晶駆動用IC10が配線基板9に固着される。より具体
的に説明すると、液晶駆動用IC10のバンプ15を半
導体用端子13と対向させ、液晶駆動用IC10に図示
せぬ圧着ヘッドを押し当てて加熱及び加圧すると、AC
F16が溶融して流動する。加熱によってACF16が
固化し、又は、硬化することにより、接着用樹脂16a
によって液晶駆動用IC10が配線基板9に固着する。
また、導電粒子16bによって液晶駆動用IC10のバ
ンプ15と半導体用端子13とが互いに導電接続され
る。尚、ACFの代わりに接着剤中に導電粒子のないN
CF(Non Conductive Film)を用いてもよい。
【0046】以上の実施形態では、ACF16を用い
て、液晶駆動用IC10を配線基板9に固着するととも
に、液晶駆動用IC10と配線パターン12とを電気的
に接続した訳であるが、本実施形態ではACF16やN
CFを用いない他の方法を用いて液晶駆動用IC10を
配線基板9上に搭載しても良い。図11は、液晶駆動用
IC10を配線基板9に搭載する他の方法の一例を示す
図である。
【0047】図11に示した例では、まず図11(a)
に示すように、液晶駆動用IC10のバンプ15とし
て、金バンプを形成する。この金バンプは、例えば液晶
駆動用IC10に形成されているアルミパッド上に電解
メッキ法、無電解メッキ法、印刷法、蒸着法、ボールバ
ンプ法などにより形成する。尚、バンプを形成する材料
は、金に限られず、ニッケル、銅、錫や、もしくは、金
を含めてこれらの金属が積層されたものでもよい。ま
た、このように形成されたバンプの上に電解、無電解メ
ッキ法や印刷法ではんだなどのろう材をキャッピングし
てもよい。次に、図11(b)に示すように、配線基板
9をステージ50上に載置するとともに、液晶駆動用I
C10を搭載位置に配置し、且つ液晶駆動用IC10の
上部にツール51を配置する。ここで、ステージ50は
数十〜百数十℃程度の範囲で温度を設定することがで
き、ツール51は数百℃に温度を設定することができ
る。
【0048】ステージ50、配線基板9、液晶駆動用I
C10、及びツール51を図11(b)に示した配置と
して、ステージ50及びツール51の温度を設定した状
態で、ツール51をステージ50の方向へ移動させて液
晶駆動用IC10を加熱・加圧し、液晶駆動用IC10
に形成されたバンプ15を配線パターン12の半導体用
端子13に接合させる。液晶駆動用IC10と配線パタ
ーン12との接合が完了すると、図11(c)に示した
ように、液晶駆動用IC10とベース基板11との間
に、毛細管現象を利用して封止樹脂を流し込み、凝固さ
せる。以上の工程によって、液晶駆動用IC10が配線
基板9上に搭載される。尚、封止樹脂としてACP(An
isotropic Conductive Paste)やNCP(Non Conducti
ve Paste)を用い、配線基板9にこれらを先に塗布して
おき、液晶駆動用IC10を搭載してもよい。
【0049】以上説明した工程を経て、実装構造体3が
製造される訳であるが、以上の工程の他に、配線基板9
上に図示せぬチップ部品を搭載する工程を設けても良
い。ここで、搭載されるチップ部品は、例えば、コンデ
ンサ、抵抗等の能動部品や、コネクタ等の電子要素が考
えられる。尚、図10,図11は、液晶パネル2に接続
される実装構造体3の製造方法を例に挙げて説明した
が、有機ELパネルに接続される実装構造体を製造する
場合にも同様の製造方法にて製造することができる。
【0050】〔電子機器〕以上、本発明の実施形態によ
る実装構造体及びその製造方法並びに電気光学装置につ
いて説明したが、本実施形態の実装構造体及び電気光学
装置が搭載される電子機器について説明する。以上説明
した電気光学装置としての液晶表示装置、CPU(中央
処理装置)等を備えたマザーボード、キーボード、ハー
ドディスク等の電子部品を筐体内に組み込むことで、例
えば図12に示すノート型のパーソナルコンピュータ6
0(電子機器)が製造される。
【0051】図12は、本発明の一実施形態による電子
機器としてのノート型コンピュータを示す外観図であ
る。図12において61は筐体であり、62は液晶表示
装置であり、63はキーボードである。尚、図12にお
いては、液晶表示装置を備えるノート形コンピュータを
示しているが、液晶表示装置に代えて有機EL表示装置
を備えていても良い。図13は、他の電子機器としての
携帯電話機を示す斜視図である。図13に示した携帯電
話機70は、アンテナ71、受話器72、送話器73、
液晶表示装置74、及び操作釦部75等を備えて構成さ
れている。また、図13に示した携帯電話機においても
液晶表示装置74に代えて有機EL表示装置を備えた構
成であっても良い。
【0052】また、上記実施形態では、電子機器として
ノート型コンピュータ及び携帯電話機を例に挙げて説明
したが、これらに限らず、液晶プロジェクタ、マルチメ
ディア対応のパーソナルコンピュータ(PC)及びエン
ジニアリング・ワークステーション(EWS)、ページ
ャ、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型又
はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子手帳、電
子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、
タッチパネルを備えた装置等の電子機器に適用すること
が可能である。
【0053】以上、本発明の実施形態による実装構造体
及びその製造方法、電気光学装置、並びに電子機器につ
いて説明したが、本発明は上記実施形態に制限されるこ
となく、本発明の範囲内で自由に変更が可能である。例
えば、上記実施形態においては、露光、現像、エッチン
グ等の工程を経てベース基板11上に配線パターン12
及びダミーパターンP1,P2を形成していたが、配線
パターン12及びダミーパターンP1,P2は、接着剤
層によってベース基板11の上に固着してもよいし、ス
パッタリング法、ロールコート法等の成膜法を用いてベ
ース基板11の上に直接に固着してもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の入出力端子と複数の半導体用端子とを接続する複
数の配線の配列方向の両端の近傍に、配線の線幅よりも
幅広のダミーパターンが形成されており、ベース基板を
折り曲げた際に応力がかかりやすい両端の耐折り曲げ性
を向上させることができるため、配線のパターンの破損
を防止することができる。その結果として、実装時の品
質向上を図ることができるという効果がある。また、本
発明によれば、複数の入力端子及び出力用端子と半導体
用端子とを接続する複数の配線と、当該配線の配列方向
に配線を挟むように配置され、当該配線よりも幅広であ
って、入力用端子と出力用端子とを接続する幅広配線
と、当該幅広配線を挟むように、当該幅広配線と同程度
以上の線幅を有するダミーパターンとが形成されてお
り、ベース基板を折り曲げた際に応力がかかりやすい配
線の両端の耐折り曲げ性を更に向上させることができる
ため、配線及び幅広のパターンの破損を防止することが
できる。その結果として、実装時の品質向上を図ること
ができるという効果がある。また、本発明によれば、幅
広配線は入力用端子と出力用端子とを接続しており、且
つ、幅広に形成されているため、他の配線よりも電流の
供給能力が高く、入力用端子から出力用端子へ問題なく
大電流を供給することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態による電気光学装置と
しての液晶表示装置の分解斜視図である。
【図2】 ACF14,16により配線基板9と液晶駆
動用IC10及び液晶パネル2が固定される様子を示す
断面図である
【図3】 本発明の第1実施形態による実装構造体3に
形成される配線パターン12及びダミーパターンP1を
示す上面図である。
【図4】 配線基板9の折り曲げ方向を説明するための
斜視図である。
【図5】 配線基板9を折り曲げた状態の一例を示す断
面図である。
【図6】 配線基板9を折り曲げた状態の他の例を示す
断面図である。
【図7】 本発明の第2実施形態による実装構造体3に
形成される配線パターン12及びダミーパターンP2を
示す上面図である。
【図8】 本発明の第3実施形態による電気光学装置と
しての有機EL表示装置に設けられる有機ELパネルの
断面図である。
【図9】 本発明の第4実施形態による電気光学装置と
しての有機EL表示装置に設けられる有機ELパネルの
断面図である。
【図10】 本発明の実施形態による実装構造体3の製
造方法の一例を示すフローチャートである。
【図11】 液晶駆動用IC10を配線基板9に搭載す
る他の方法の一例を示す図である。
【図12】 本発明の一実施形態による電子機器として
のノート型コンピュータを示す外観図である。
【図13】 他の電子機器としての携帯電話機を示す斜
視図である。
【符号の説明】 2……液晶パネル(電気光学パネル) 3……実装構造体 10……液晶駆動用IC(半導体チップ) 11……ベース基板 12……配線パターン(配線) 12a……出力用端子(入出力用端子) 12b……入力用端子(入出力用端子) 13……半導体用端子 25……配線パターン(配線) 26……配線パターン(幅広配線) D1……配列方向 P1,P2……ダミーパターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H092 GA48 GA50 GA59 5E317 AA04 BB03 BB12 CC32 CD25 CD32 GG09 5E338 AA01 AA12 AA16 BB51 CC01 CC04 CC09 CD13 EE27

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の入出力用端子、複数の半導体用端
    子、及び当該入出力用端子と当該半導体用端子とを接続
    する複数の配線が配列形成されたベース基板と、前記複
    数の半導体用端子が形成された位置に実装される半導体
    チップとを備える実装構造体であって、 前記配線の配列方向の両端の近傍に、前記配線に沿って
    前記配線の線幅よりも幅広のダミーパターンが形成され
    ていることを特徴とする実装構造体。
  2. 【請求項2】 複数の入力用端子、複数の出力用端子、
    複数の半導体用端子、並びに当該入力用端子及び出力用
    端子と当該半導体用端子とを接続する複数の配線が配列
    形成されたベース基板と、前記複数の半導体用端子が形
    成された位置に実装される半導体チップとを備える実装
    構造体であって、 前記ベース基板には、更に、前記入力用端子と前記出力
    用端子とを接続し、前記配列方向に前記配線を挟むよう
    に前記配線よりも幅広に形成された幅広配線と、 前記幅広配線を挟むように、前記幅広配線に沿って前記
    幅広配線と同程度以上の線幅を有するダミーパターンと
    が形成されていることを特徴とする実装構造体。
  3. 【請求項3】 前記幅広配線は、前記入力用端子から前
    記出力用端子へ電流を供給するための配線であることを
    特徴とする請求項2記載の実装構造体。
  4. 【請求項4】 前記ベース基板は、可撓性基板であるこ
    とを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記
    載の実装構造体。
  5. 【請求項5】 前記ベース基板は、前記配線が形成され
    ている箇所が前記配線の配列方向の周りに折り曲げられ
    ていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか
    一項に記載の実装構造体。
  6. 【請求項6】 金属層が形成されているベース基板の、
    当該金属層をパターニングし、配列された複数の配線
    と、当該配線の配列方向の両端の近傍に、前記配線に沿
    って前記配線の線幅よりも幅広のダミーパターンとを形
    成する配線形成工程と、 前記配線形成工程で形成された配線の端部をメッキ処理
    して複数の入出力用端子及び複数の半導体用端子を形成
    する端子形成工程と、 前記半導体用端子が形成された位置に半導体チップを実
    装する実装工程とを含むことを特徴とする実装構造体の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 金属層が形成されているベース基板の、
    当該金属層をパターニングし、配列された複数の配線
    と、当該配線の配列方向に当該配線を挟むように当該配
    線よりも幅広の幅広配線と、当該幅広配線を挟むよう
    に、当該幅広配線に沿って前記幅広配線と同程度以上の
    線幅を有するダミーパターンとを形成する配線形成工程
    と、 前記配線形成工程で形成された配線及び幅広配線の端部
    をメッキ処理して、前記配線の一端に複数の入力用端子
    又は複数の出力用端子、他端に複数の半導体用端子をそ
    れぞれ形成するとともに、前記幅広配線の端部に入力用
    端子及び出力用端子を形成する端子形成工程と、 前記半導体用端子が形成された位置に半導体チップを実
    装する実装工程とを含むことを特徴とする実装構造体の
    製造方法。
  8. 【請求項8】 電気光学パネルと、 前記電気光学パネルに電気的に接続された請求項1から
    請求項5の何れか一項に記載された実装構造体とを備え
    ることを特徴とする電気光学装置。
  9. 【請求項9】 前記実装構造体は、前記ベース基板が前
    記電気光学パネルの裏面に配置されるように、前記配線
    が形成されている箇所が前記配線の配列方向の周りに折
    り曲げられていることを特徴とする請求項8記載の電気
    光学装置。
  10. 【請求項10】 請求項8又は請求項9記載の電気光学
    装置と、前記電気光学装置を収容する筐体とを有するこ
    とを特徴とする電子機器。
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