JP2003273117A - ヘテロ接合バイポーラトランジスタ - Google Patents

ヘテロ接合バイポーラトランジスタ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】HBTの電流増幅率βの向上と安定化及び素子
の信頼性を向上させる。 【解決手段】GaAs基板1上に、n型GaAsサブコ
レクタ層2と、ドナーとしてSiがドープされたn型G
aAsコレクタ層3と、p型GaAsベース層4と、n
型AlGaAsエミッタ層5と、n型の伝導を示すGa
As層又はこれとInGaAs層から成るエミッタキャ
ップ層6とで構成されたヘテロ接合バイポーラトランジ
スタにおいて、上記GaAsコレクタ層3に、上記ドナ
ーのSiよりも低い濃度でアクセプタのC(カーボン)
をドーピングする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヘテロ接合バイポー
ラトランジスタ(HBT)、特にそのβ(電流増幅率)
及び素子の信頼性を向上させる技術の改善に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】エミッタ・ベース接合にヘテロ接合を用
いたヘテロ接合バイポーラトランジスタ(HBT)は、
エミッタ層のバンドギャップがベース層のバンドギャッ
プよりも広いことにより、エミッタ注入効率を高くする
ことができるため、超高速、高出力デバイスとしての利
用が期待されている。特に、AlGaAs/GaAsを
材料とするHBTは、高速性・高電流駆動能力に優れて
いるため、光通信用の高速電子デバイスとして開発が盛
んに行われている。
【0003】図4は従来のHBTの構造を示したもので
ある。従来のHBT構造は、最下層から説明すると、半
絶縁GaAs基板11上に、コレクタの抵抗を低減させ
る為にあるサブコレクタ層12のn+−GaAs層(キ
ャリア濃度5×1018cm-3)と、コレクタ層13のn-
−GaAs層(キャリア濃度3×1016cm-3)と、ベー
ス層14のp+−GaAs層(キャリア濃度4×1019c
m-3)と、エミッタ層15を構成するn−AlGaAs
グレーデット層15a、n−AlGaAs層15b、及
びn−AlGaAsグレーデット層15c(各エミッタ
層のキャリア濃度5×1017cm-3)と、エミッタ層のオ
ーミックコンタクト抵抗を低減させる為のエミッタキャ
ップ層16を構成するn+−GaAs層16a(キャリ
ア濃度5×1018cm-3)、n+−InGaAsグレーデ
ット層16b(キャリア濃度2×1019cm-3)、n+
InGaAs層16c(キャリア濃度2×1019cm-3
とを、順次に積層した構成となっている。
【0004】サブコレクタ層12、コレクタ層13、エ
ミッタ層15、及びエミッタキャップ層16におけるn
+−GaAs層16aには、ドナーつまりn型ドーパン
トとしてSi(シリコン)をドーピングし、またエミッ
タキャップ層16のn+−InGaAsグレーデット層
16b、n+−InGaAs層16cにはn型ドーパン
トとしてSe(セレン)をドーピングし、そしてベース
層14のアクセプタつまりp型ドーパントとしてはC
(カーボン)をドーピングしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでHBTは、電
流増幅率βを向上させること及び、素子の信頼性を高め
る事が重要課題である。その為、従来より多くの研究が
行われ、HBT各層についてもその特性改善が行われて
きた。
【0006】しかしながら、電流増幅率β及び信頼性と
もいまひとつ低く、より一層の改善が必要であった。特
に素子の信頼性が悪く、通電時間の増加とともに電流増
幅率βが大幅に低下する事が問題になっていた。
【0007】図5は従来のHBTの通電時間と電流増幅
率βの変動を示す。図5に示す様に従来のHBTは、通
電時間が増えるに従い電流増幅率βが大幅に低下して通
電時間600時間で当初の値の70%であった。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、ヘテロ接合バイポーラトランジスタの電流増幅率β
の向上と安定化及び素子の信頼性を向上させることにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。
【0010】請求項1の発明は、GaAs(ガリウム砒
素)基板上に、コレクタの抵抗を下げる為のn型のGa
Asサブコレクタ層と、n型のGaAsコレクタ層と、
p型のGaAsベース層と、n型のAlGaAs(アル
ミニウムガリウム砒素)エミッタ層と、エミッタ層のオ
ーミックコンタクト抵抗を低減させる為のn型のGaA
s層又はこれとInGaAs(インジウムガリウム砒
素)層から成るエミッタキャップ層とで構成されたヘテ
ロ接合バイポーラトランジスタにおいて、上記GaAs
コレクタ層に、ドナーとアクセプタの各1種類、計2種
類の不純物を、そのドナー濃度よりもアクセプタ濃度の
方が低くなる関係でドーピングしたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載のヘテロ
接合バイポーラトランジスタにおいて、上記コレクタ層
のアクセプタがC(カーボン)であることを特徴とす
る。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、上記コレ
クタ層のアクセプタ濃度がほぼ5×1015cm-3〜2×1
16cm-3の範囲であることを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、GaAs基板上に、コ
レクタの抵抗を下げる為のn+型のGaAsサブコレク
タ層と、Siがドープされたn-型のGaAsコレクタ
層と、Cがドープされたp+型のGaAsベース層と、
n型のAlGaAsエミッタ層と、エミッタ層のオーミ
ックコンタクト抵抗を低減させる為のn+型のGaAs
層又はこれとInGaAs層から成るエミッタキャップ
層とで構成されたヘテロ接合バイポーラトランジスタに
おいて、上記GaAsコレクタ層に、上記n型ドーパン
トのSiよりも低い濃度でC(カーボン)をドーピング
したことを特徴とする。
【0014】請求項5の発明は、請求項3又は4記載の
ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、上記Cの
ドーピング濃度をほぼ2×1016cm-3としたことを特徴
とする。
【0015】<発明の要点>n型のGaAsであるコレ
クタ層はドナーとして、通常、例えばSiをドーピング
している。本発明は、上記問題を解決する手段として、
このSiをドープしたコレクタ層に更にアクセプタであ
るC(カーボン)をドーピングするものである。ただ
し、ドーピング量はアクセプタ濃度がドナー濃度よりも
小さい関係(ドナー濃度>アクセプタ濃度)を保つよう
にする。
【0016】これにより、電流増幅率βが増大すると共
に、通電時間が増えても電流増幅率βが大幅に低下しな
くなって安定化し、HBT素子の信頼性が向上する。
【0017】コレクタ層にドーピングするC濃度はほぼ
5×1015cm-3〜2×1016cm-3の範囲とする。ほぼ5
×1015cm-3のC濃度から電流増幅率βの増加が顕著に
認められ、以降電流増幅率βは徐々に増加するが、ほぼ
2×1016cm-3を超えると実測できなくなるためであ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態に
基づいて説明する。
【0019】図1に本発明のHBTのエピタキシャルウ
ェハの構造を示す。
【0020】図1において、1は半絶縁性GaAs基板
であり、その上に、コレクタの抵抗を低減させる為のS
iドープn+型GaAsサブコレクタ層2(厚さ500
nm、キャリア濃度5×1018cm-3)と、Si及びCド
ープのn-型GaAsコレクタ層3(厚さ1000n
m、キャリア濃度3×1016cm-3)と、電子の流れを制
御するCドープのp+型GaAsベース層4(キャリア
濃度4×1019cm-3)と、前述ベース層に対してヘテロ
接合を形成し、電子をベース層へ注入しベース層からの
正孔の注入を抑止するSiドープのn型エミッタ層5
と、エミッタ層のオーミックコンタクト抵抗を低減させ
金属電極とのオーミックコンタクトを形成する為のSe
ドープのn型エミッタキャップ層6とを、順次に積層し
た構成となっている。
【0021】ベース層のp型不純物に炭素Cを用いたの
は、C(カーボン)は、亜鉛(Zn)やベリリウム(B
e)などと較べて、拡散定数が小さく、コレクタ層及び
エミッタ層との境界で急峻な濃度勾配のp型不純物層を
作りやすいという理由からである。
【0022】エミッタ層5は、n型AlxGa1-xAs
(x=0→0.3)グレーデッド層5a(AlAs混晶
比xを0から0.3まで徐々に増大させて成長した、厚
さ約20nm、Siドープによるキャリア濃度5×10
17cm-3)と、n型AlxGa1-xAs(x=0.3)層5
b(厚さ約80nm、Siドープによるキャリア濃度5
×1017cm-3)と、n型AlxGa1-xAs(x=0.3
→0)グレーデッド層5c(AlAs混晶比xを0.3
から0まで徐々に減少させて成長した、厚さ約20n
m、Siドープによるキャリア濃度5×1017cm-3)と
で構成される。
【0023】またエミッタキャップ層6は、n+型Ga
As層6a(厚さ100nm、キャリア濃度5×1018
cm-3)、n+型InyGa1-yAsグレーデット層6b
(InAs混晶比yを0から0.5まで徐々に増大させ
て成長した、厚さ約50nm、Seドープによるキャリ
ア濃度2×1019cm-3)、n+型InyGa1-yAs層6
c(y=0.5、厚さ約50nm、キャリア濃度2×1
19cm-3)で構成される。
【0024】上記n型のGaAsコレクタ層3には、ド
ナーSiとアクセプタCの各1種類、計2種類の不純物
を、そのドナー濃度よりもアクセプタ濃度の方が低くな
る関係でドーピングする。ここでは、キャリア濃度が1
×1016cm-3になる量のドナーSiをドーピングすると
共に、そのコレクタ層3に、キャリア濃度2×1016cm
-3となる量のアクセプタのCをドーピングし、この2種
類の不純物のドーピングによる合計のキャリア濃度が3
×1016cm-3となるようにした。
【0025】上記HBT用エピタキシャルウェハは有機
金属気相成長法(MOVPE:metal organic vapor ph
ase epitaxy)を用いて作製した。その際、ドーパント
ガスの種類として、CにはCBr4(四臭化炭素)、S
にはSi26(ジシラン)を使用した。
【0026】上記HBT用エピタキシャルウェハを用
い、そのサブコレクタ層、ベース層及びエミッタ層に、
それぞれ金属電極を設けてHBTを作製した。
【0027】従来の構造のHBTと本実施形態の構造の
HBTとで電流増幅率βを比較したところ、従来構造の
HBTの場合、電流増幅率βは120であったが、本発
明の構造のHBTでは電流増幅率βが170であり、大
幅に電流増幅率βが改善された。
【0028】そこで、本実施形態に係るHBTの信頼性
試験をおこなった。図2に、この信頼性試験(HBTの
通電時間の経過に伴う電流増幅率βの変動)の結果を示
す。図示するように、本実施形態に係るHBTの電流増
幅率βは、通電時間600時間で当初の値の98%、2
000時間でも当初の値の94%であり大幅に改善され
た。
【0029】次に、コレクタ層3のC濃度(アクセプタ
濃度)が電流増幅率βに与える程度について調べた。
【0030】図3に、このコレクタ層3のC濃度と電流
増幅率βの関係を示す。横軸のC濃度の目盛は、例えば
5E+15で5×1015cm-3を意味する。
【0031】C濃度は、1×1014cm-3、5×1014cm
-3、1×1015cm-3、5×1015cm -3、1×1016c
m-3、2×1016cm-3で実験した。なお、2×1016cm
-3以上のC濃度に関しては、n型のキャリア濃度の調整
(3×1015cm-3)が不可能となることから実験は行え
ない(ドナーとアクセプタが同じ濃度になるとコレクタ
層が空乏化、或いはp型となる)。
【0032】実験の結果、図3に示すように、5×10
15cm-3以上からC濃度が上がるにつれ徐々に電流増幅率
βも上がることかわかった。すなわち、上記コレクタ層
3のアクセプタたるC濃度をほぼ5×1015cm-3〜2×
1016cm-3の範囲とすることで、電流増幅率βを高める
ことができる。下限を5×1015cm-3としたのは、この
値のC濃度から電流増幅率βの増加が顕著に認められる
ためであり、また上限を2×1016cm-3としたのは、上
記理由から実測しうる最大値であるという制約を受ける
ためである。
【0033】この実験結果より、コレクタ層3にアクセ
プタたるCをドーピングすることで、コレクタ層の膜質
が改善されることがわかった。また、そのことで電流増
幅率β及び素子の信頼性が向上したと考えられる。
【0034】上記実施形態では、Cのドーパントガスに
CBr4を用いたが、その他使用できるものとして、B
rCCl13(ブロモトリクロロメタン)がある。
【0035】またコレクタ層を原料ガスのTMG(トリ
メチルガリウム砒素:化学式(CH 33Ga)を使用し
て成長している場合は、アルシンの流量調整で、ドーパ
ントガスを使用しなくとも、容易にC濃度を調整するこ
とができる(オートドーピングとも言う)。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、GaAs
基板上に、コレクタの抵抗を下げる為のn型のGaAs
サブコレクタ層と、n型のGaAsコレクタ層と、p型
のGaAsベース層と、n型のAlGaAsエミッタ層
と、エミッタ層のオーミックコンタクト抵抗を低減させ
る為のn型の伝導を示すGaAs層又はこれとInGa
As層から成るエミッタキャップ層とを積層して構成さ
れたヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、上記
GaAsコレクタ層に、ドナーとアクセプタの各1種
類、例えばドナーとしてSi、アクセプタとしてCの計
2種類の不純物を、そのドナーのSi濃度よりもアクセ
プタのC濃度の方が低くなる関係でドーピングしたもの
である。
【0037】これにより、電流増幅率βが増大すると共
に、HBT素子の信頼性に関しても、通電時間の増加に
伴って電流増幅率βが大幅に低下することがなくなって
安定化する。従って、本発明により、電流増幅率β及び
信頼性の高いHBTを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るHBT用エピタキシャ
ルウェハの構造を示す図である。
【図2】本発明のHBTの信頼性(通電時間と電流増幅
率βの関係)の試験結果を示す図である。
【図3】コレクタ層のC濃度(アクセプタ濃度)と電流
増幅率βの関係を示す図である。
【図4】従来品のHBT用エピタキシャルウェハの構造
を示す図である。
【図5】従来品のHBTの信頼性(通電時間と電流増幅
率βの関係)を示す図である。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 サブコレクタ層 3 コレクタ層 4 ベース層 5 エミッタ層 5a AlGaAsグレーデット層 5b AlGaAs層 5c AlGaAsグレーデット層 6 エミッタキャップ層 6a GaAs層 6b InGaAsグレーデット層 6c InGaAs層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】GaAs基板上に、コレクタの抵抗を下げ
    る為のn型のGaAsサブコレクタ層と、n型のGaA
    sコレクタ層と、p型のGaAsベース層と、n型のA
    lGaAsエミッタ層と、エミッタ層のオーミックコン
    タクト抵抗を低減させる為のn型のGaAs層又はこれ
    とInGaAs層から成るエミッタキャップ層とで構成
    されたヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、 上記GaAsコレクタ層に、ドナーとアクセプタの各1
    種類、計2種類の不純物を、そのドナー濃度よりもアク
    セプタ濃度の方が低くなる関係でドーピングしたことを
    特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトラ
    ンジスタにおいて、上記コレクタ層のアクセプタがC
    (カーボン)であることを特徴とするヘテロ接合バイポ
    ーラトランジスタ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のヘテロ接合バイポー
    ラトランジスタにおいて、上記コレクタ層のアクセプタ
    濃度がほぼ5×1015cm-3〜2×1016cm-3の範囲であ
    ることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジス
    タ。
  4. 【請求項4】GaAs基板上に、コレクタの抵抗を下げ
    る為のn+型のGaAsサブコレクタ層と、Siがドー
    プされたn-型のGaAsコレクタ層と、Cがドープさ
    れたp+型のGaAsベース層と、n型のAlGaAs
    エミッタ層と、エミッタ層のオーミックコンタクト抵抗
    を低減させる為のn+型のGaAs層又はこれとInG
    aAs層から成るエミッタキャップ層とで構成されたヘ
    テロ接合バイポーラトランジスタにおいて、 上記GaAsコレクタ層に、上記n型ドーパントのSi
    よりも低い濃度でC(カーボン)をドーピングしたこと
    を特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタ。
  5. 【請求項5】請求項3又は4記載のヘテロ接合バイポー
    ラトランジスタにおいて、上記Cのドーピング濃度をほ
    ぼ2×1016cm-3としたことを特徴とするヘテロ接合バ
    イポーラトランジスタ。
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