JP2003272429A - 照明器具 - Google Patents

照明器具

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JP2003272429A
JP2003272429A JP2002079060A JP2002079060A JP2003272429A JP 2003272429 A JP2003272429 A JP 2003272429A JP 2002079060 A JP2002079060 A JP 2002079060A JP 2002079060 A JP2002079060 A JP 2002079060A JP 2003272429 A JP2003272429 A JP 2003272429A
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fluorescent lamp
luminaire
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JP2002079060A
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Hisashi Fukuda
恒 福田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化が容易であり、デザインの自由度が高
い構成を備えた照明器具を提供すること。 【解決手段】 蛍光灯6を支持する器具本体1と、蛍光
灯6を覆う透光性カバー7とを備えた照明器具であっ
て、透光性カバー7の蛍光灯6側の面に、蛍光灯6側に
突出した複数の突状部8a〜8cが設けられ、器具本体
1に複数の突状部8a〜8cと各々対になる受け部9a
〜9cが設けられており、対になる突状部8a〜8cと
受け部9a〜9cとが磁石により固着されて、透光性カ
バー7が器具本体1に固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は照明器具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の照明器具の概略構成図を図12に
示す。図12の照明器具は、金属からなる本体21に、
絶縁性が確保されるように金属からなる本体カバー22
で覆われた蛍光灯点灯用安定器23が搭載されたもので
ある。本体カバー22には、蛍光灯用ソケット24およ
び蛍光灯支持具25a,25bが備えられており、これ
らによって蛍光灯26が本体カバー22に支持、固定さ
れる。
【0003】蛍光灯からの直接の光を遮るため、照明器
具の下側に透光性のカバーを取付けることが多い。図1
2に示す照明器具では、複数の受け金具27a〜27d
が円周方向にほぼ等間隔になるように本体21に取付け
られており、透光性カバー28には、受け金具27a〜
27dと対応する位置に突出部29a,29b…(一部
は図示しない。)が設けられている。使用時には、透光
性カバー28の突出部29a,29b…を受け金具27
a〜27dに引掛けることによって透光性カバー28を
本体21に固定する。
【0004】図13に示す照明器具は、これとは違う手
段によって透光性カバー28を支持したものであって、
本体カバー22の中心部寄りにはネジ部30を備えたア
ングル31が取付けられている。このネジ部30の外径
よりも大きな内径の貫通穴32が中心に空けられた透光
性カバー28をネジ部31に嵌め、固定ネジ具33をネ
ジ部30にねじ込むことによって、透光性カバー28が
本体カバー22に固定される。
【0005】透光性カバーを照明器具に固定する手段と
しては、上記のほか、本体の外周および透光性カバーの
内周にネジを設けておき、取付け時に透光性カバーを回
転させて透光性カバーを本体にねじ込むものがある。ま
た、通常はバネによって付勢されて中心方向に突出して
いるが、ボタンを押すことによって引っ込む爪を備えた
固定具を透光性カバーの外周に設け、この爪と係合する
係合具を本体に設けて、爪と係合具とを係合させること
によって、透光性カバーを本体に固定するものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図12に示す照明器具
では、透光性カバー28の突出部29a,29b…と係
合される受け金具27a〜27dは蛍光灯の外周側に設
けられており、透光性カバーは蛍光灯全体を覆う大きさ
のものである。また、前述の透光性カバーを回転させて
透光性カバーを本体にねじ込む照明器具や、バネを用い
たボタン式の固定具で透光性カバーを固定する照明器具
においても、透光性カバーは蛍光灯全体を覆う大きさの
ものである。このような照明器具では、透光性カバーの
大きさに制限があるため、照明器具全体の大きさを小型
にすることが困難であった。
【0007】また、図13に示す照明器具では透光性カ
バーの大きさや形状に特段の制限はないが、透光性カバ
ーを固定する固定ネジ具が外に露出するため、デザイン
が制限されていた。
【0008】本件の発明は上記の課題に鑑みてなされた
もので、小型化が容易であり、デザインの自由度が高い
構成を備えた照明器具を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本件の各発明は上記の課
題に鑑みてなされたもので、蛍光灯を支持する器具本体
と、前記蛍光灯を覆う透光性カバーとを備えた照明器具
であって、前記透光性カバーの前記蛍光灯側の面に、前
記蛍光灯側に突出した複数の突状部が設けられ、前記器
具本体に前記複数の突状部と各々対になる受け部が設け
られており、対になる突状部と受け部とが磁石により固
着されて、前記透光性カバーが前記器具本体に固定され
ていることを特徴とする。
【0010】請求項2の照明器具の発明は、請求項1の
照明器具において、前記器具本体の蛍光灯支持側におけ
る、前記透光性カバーの複数の突状部に各々対応する位
置に、器具本体の中心から半径方向に延びる支柱が設け
られており、前記受け部が前記支柱の前記透光性カバー
に対向する面に設けられているものである。
【0011】請求項3の照明器具の発明は、請求項1ま
たは請求項2の照明器具において、前記受け部が筒状で
あって、前記突状部と前記受け部とを磁石により固着さ
せる際に前記突状部が挿入される前記受け部の挿入口
が、蛍光灯の支持位置よりも透光性カバー側にあるもの
である。
【0012】請求項4の照明器具の発明は、請求項1の
照明器具において、前記器具本体の蛍光灯支持側におけ
る、前記透光性カバーの複数の突状部に各々対応する位
置に、器具本体の中心から半径方向に延びる支柱が設け
られ、前記受け部が前記支柱の周方向の側面部に設けら
れており、前記受け部と固着される前記突状部が平板状
であるものである。
【0013】請求項5の照明器具の発明は、請求項1の
照明器具において、前記器具本体の蛍光灯支持側におけ
る、前記透光性カバーの複数の突状部に各々対応する位
置に、器具本体の中心から半径方向に延びる支柱が設け
られ、前記受け部が前記支柱の半径方向の端部に設けら
れており、前記受け部と固着される前記突状部が平板状
であるものである。
【0014】請求項6の照明器具の発明は、請求項2な
いし5のいずれか一項の照明器具において、前記突状部
が平板状の本体部と、前記本体部から略直角方向に延び
る引掛け部とを有し、前記本体部が前記受け部に固着さ
れるとともに、前記引掛け部が前記支柱に引掛けられる
ことで、前記透光性カバーを前記器具本体に固定するも
のである。
【0015】請求項7の照明器具の発明は、請求項1な
いし6のいずれか一項の照明器具において、前記透光性
カバーを前記器具本体に固定しない状態で透光性カバー
を保持する仮吊り機構を備えたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本件各発明の実施形態の例
を図面を参照しながら説明する。
【0017】(実施形態1)本件発明の実施形態1の照
明器具の概略構成図を図1に示す。図1(a)の照明器
具は、金属等からなる器具本体1に、絶縁性が確保され
るように金属等からなる本体カバーで蛍光灯点灯用安定
器等を覆った点灯装置2が搭載されたものである。器具
本体1は小さい径の円盤状部分1aと大きい径の円盤状
部分1bとが重ね合わさった形態を有する。器具本体1
には、断面が概ね四角形状の支柱3a〜3cが、円周方
向にほぼ等間隔になるように、小さい径の円盤状部分1
aの中心近傍から外向きに延びるように設けられてい
る。支柱3a〜3cには各々蛍光灯用ソケット4または
蛍光灯支持具5a,5bが備えられており、蛍光灯支持
具5a,5bによって蛍光灯6が器具本体1に支持され
る。
【0018】蛍光灯からの直接の光を遮るなどのため
に、照明器具の下側には蛍光灯を覆う透光性カバー7が
取付けられる。透光性カバー7は蛍光灯6全体を覆う大
きさのものである必要はなく、小型のもので構わない。
図1(a)に示す照明器具では、複数の突状部8a〜8
cが、円周方向にほぼ等間隔になるように蛍光灯への取
付け側に突出して設けられている。
【0019】一方、支柱3a〜3cの突状部8a〜8c
に対応する位置には受け部9a〜9cが設けられてい
る。突状部8a〜8cが各々受け部9a〜9cに磁石に
より固着されることによって、透光性カバー7が器具本
体1に固定される。蛍光灯の取り替え等の際には、磁石
による固着を解いて透光性カバー7が器具本体1から取
り外される。
【0020】透光性カバー7の形状は図1(a)に示す
ような平板状のほか、デザイン上の必要等に応じて適宜
選択することができる。また、透光性カバーに設けられ
る突状部の高さもデザイン上の必要等に応じて適宜選択
することができる。本件発明の照明器具によれば、突状
部の高さを変えることによって蛍光灯と透光性カバーと
の間の隙間の大きさを変えることができる。したがっ
て、この隙間から蛍光灯の光を上や横に逃がすことによ
って、天井や壁方向への配光比率を高めたデザインの照
明器具とすることも可能である(実施形態1以外の他の
実施形態においても同様である。)。
【0021】図1(b)に突状部8(a〜c)と受け部
9(a〜c)とが磁石により固着される状態を模式的に
示す。突状部8は金属等の磁性体からなり、蛍光灯側に
突出した形状を有するものである。突状部8の先端部は
受け部9との接触面積が大きくなるように広がってい
る。受け部9は、内部に磁石91を有する筒状のもので
あり、突状部8の外径よりもわずかに大きい外径を有す
る磁石91が内部に保持された磁性体からなる保持部9
2(小径部分)と、保持部92よりも内径が大きい非磁
性体からなる誘導部93(大径部分)とを有する。保持
部92の突状部8側は磁石91を覆っていない。磁石9
1の磁力が保持部92に伝播し、保持部92に突状部8
が固着されて突状部8が受け部9に固定される。なお、
本件発明において、突状部8と受け部9とは磁石により
固着されれば足り、いずれに磁石が含まれていてもよ
い。
【0022】実施形態1の照明器具の変形例を図2に示
す。図2に示す照明器具では、支柱3a〜3cに設けた
受け部9a〜9cが、蛍光灯支持具5a〜5bと器具本
体1の半径方向に同一直線上に並ばないように、少しず
らして配置されている。このように配置することによっ
て、透光性カバー7を器具本体1に固定する際の誘導性
と嵌合性とが向上する。
【0023】実施形態1の照明器具の他の変形例を図3
に示す。図3に示す照明器具では、受け部9(a〜c)
が蛍光灯6の取付け位置を超える高さを有し、突状部8
を受け部9に固定する際に突状部8が挿入される受け部
9の誘導部93の挿入口が、蛍光灯6の支持位置よりも
透光性カバー側にある。このような受け部を設けること
によって、図3に示す照明器具では、図2に示すものよ
りも一層誘導性と嵌合性とが向上する。
【0024】(実施形態2)本件発明の実施形態2の照
明器具の概略構成図を図4に示す。図4の照明器具は、
器具本体1に点灯装置2が搭載され、器具本体1には支
柱3a〜3cが円周方向にほぼ等間隔に、器具本体1の
中心近傍から外向きに延びるように設けられている。支
柱3a〜3cには各々蛍光灯用ソケット4または蛍光灯
支持具5a,5bが備えられており、蛍光灯支持具5
a,5bによって蛍光灯6が器具本体1に支持される。
器具本体1の蛍光灯6側の面には反射板10が取り付け
られている。
【0025】透光性カバー7には、平板状の複数の突状
部8a〜8cが、円周方向にほぼ等間隔になるように蛍
光灯への取付け側に突出して設けられている。一方、支
柱3a〜3cの周方向の側面部における突状部8a〜8
cに対応する位置には受け部9a、9b…(一部は図示
しない。)が設けられている。図1(b)に示すよう
に、突状部8a〜8cおよび受け部9a、9b…のいず
れか一方は磁石を含み、他方は磁性体からなり、突状部
8a〜8cが各々受け部9a、9b…に磁石により固着
することによって、透光性カバー7が器具本体1に固定
される。蛍光灯の取り替え等の際には、磁石による固着
を解いて透光性カバー7が器具本体1から取り外され
る。
【0026】この実施形態2の照明器具によれば、透光
性カバー7の取付けは器具本体1側への押し上げ、取外
しは透光性カバー7の引き下げで済み、透光性カバーの
取付け取外しが容易となる。反射板10は透光性カバー
7を取付ける際のブロックとなる。
【0027】実施形態1の照明器具の変形例を図5に示
す。図5に示す照明器具では、図5(b)に部分拡大図
を示すように、突状部8(a〜c)が平板状の本体部8
1と、本体部81から概ね直角方向に延びる引掛け部8
2とを有する略L字状のものであり、本体部81が受け
部9の磁石91によって固定されるとともに、引掛け部
82が支柱3に引掛けられることで、透光性カバー7を
器具本体1に固定している。透光性カバー7の取付け時
には、突状部8を反射板10に押し当てた状態で透光性
カバーを回転させて支柱3と引掛け部82とを係合させ
る。このように、平板状の突状部8を略L字状のものに
変更し、突状部8を支柱3に引掛けることによって、透
光性カバー7が落下し難くなる。
【0028】(実施形態3)本件発明の実施形態3の照
明器具の概略構成図を図6に示す。図6の照明器具は、
器具本体1に点灯装置2が搭載され、器具本体1には支
柱3a〜3cが円周方向にほぼ等間隔に、器具本体1の
中心近傍から外向きに延びるように設けられている。支
柱3a〜3cには各々蛍光灯用ソケット4または蛍光灯
支持具5a,5bが備えられており、蛍光灯支持具5
a,5bによって蛍光灯6が器具本体1に支持される。
器具本体1の蛍光灯6側の面には反射板10が取り付け
られている。
【0029】透光性カバー7には、平板状の複数の突状
部8a〜8cが、円周方向にほぼ等間隔になるように蛍
光灯への取付け側に突出して設けられている。一方、支
柱3a〜3cの端部には受け部9a…(一部は図示しな
い。)が設けられている。図1(b)に示すように、突
状部8a〜8cおよび受け部9a…のいずれか一方は磁
石を含み、他方は磁性体からなり、突状部8a〜8cが
各々受け部9a…に磁石により固着されることによっ
て、透光性カバー7が器具本体1に固定される。蛍光灯
の取り替え等の際には、磁着を解いて透光性カバー7が
器具本体1から取り外される。
【0030】この実施形態2の照明器具によれば、透光
性カバー7の取付けは器具本体1側への押し上げ、取外
しは透光性カバー7の引き下げで済み、透光性カバーの
取付け取外しが容易となる。反射板10は透光性カバー
7を取付ける際のブロックとなる。
【0031】実施形態1の照明器具の変形例を図7に示
す。図7に示す照明器具では、図7(b)に部分拡大図
を示すように、突状部8(a〜c)が平板状の本体部8
1と、本体部81から概ね直角方向に延びる引掛け部8
2とを有する略L字状のものであり、本体部81が受け
部9の磁石91によって固定されるとともに、引掛け部
82が支柱3に引掛けられることで、透光性カバー7を
器具本体1に固定している。このように、平板状の突状
部8を略L字状のものに変更し、突状部8を支柱3に引
掛けることによって、透光性カバー7が落下し難くな
る。透光性カバー7の取付け時には、突状部8を反射板
10に押し当てた状態で透光性カバーを回転させて支柱
3と引掛け部82とを係合させる。支柱3の端部に設け
られた受け部9の横に、受け部9の高さを超える高さの
ストッパー31を設けておけば、透光性カバーを回転さ
せて支柱3と引掛け部82とを係合させるのが容易とな
る。
【0032】(実施形態4)本件発明の実施形態4の照
明器具の概略構成図を図8に示す。図8の照明器具は、
器具本体1に点灯装置2が搭載され、器具本体1には支
柱3a〜3cが円周方向にほぼ等間隔に、器具本体1の
中心近傍から外向きに延びるように設けられている。支
柱3a〜3cには各々蛍光灯用ソケット4または蛍光灯
支持具5a,5bが備えられており、蛍光灯支持具5
a,5bによって蛍光灯6が器具本体1に支持される。
器具本体1の蛍光灯6側の面には反射板10が取り付け
られている。
【0033】透光性カバー7には、平板状の複数の突状
部8a〜8cが、円周方向にほぼ等間隔になるように蛍
光灯への取付け側に突出して設けられている。突状部8
(a〜c)は、平板状の本体部81と、本体部81から
概ね直角方向に延びる引掛け部82とを有する略L字状
のものである。
【0034】一方、図8(b)に示すように、各支柱3
(a〜c)の端部の上面(蛍光灯とは反対側の面)に
は、受け部9(a〜c))が設けられている。図1
(b)に示すように、突状部8および受け部9のいずれ
か一方は磁石を含み、他方は磁性体からなり、引掛け部
82が支柱3に引掛けられることによって、透光性カバ
ー7が器具本体1に固定される。蛍光灯の取り替え等の
際には、引掛け部82の係合を外して透光性カバー7が
器具本体1から取り外される。このように、略L字状の
突状部8を用い、突状部8を支柱3に引掛けることによ
って、透光性カバー7が落下し難くなる。透光性カバー
7の取付け時には、突状部8を反射板10に押し当てた
状態で透光性カバーを回転させて支柱3と引掛け部82
とを係合させる。支柱3の端部にストッパー31を設け
ておけば、透光性カバーを回転させて支柱3と引掛け部
82とを係合させるのが容易となる。
【0035】上記した各実施形態において、支柱はいず
れも3本であり、円周方向にほぼ等間隔に設けている
が、透光性カバーの固定が可能である範囲において、支
柱の本数や間隔は任意に設計することができる。また、
支柱は省略が可能であり、蛍光灯ソケットおよび蛍光灯
支持具を器具本体に直接取付けたり、受け部を器具本体
に直接取付けたりしてもよい。
【0036】(実施形態5)本件発明の実施形態5の照
明器具の概略構成図を図9、図10に示す。図9、図1
0に示す照明器具は実施形態1の照明器具を部分的に変
形したものであって、器具本体の支柱に受け部9が設け
られており、透光性カバー7には突状部8が蛍光灯への
取付け側に突出して設けられている。図1(b)に示す
ように、受け部9および突状部8の少なくとも一方には
磁石が含まれており、他方は磁性体であって、両者が磁
石により固着することによって、透光性カバー7が器具
本体1に固定される。
【0037】図9、図10に示す照明器具では、支柱に
設けられた受け部9の中心を貫通するように仮吊り紐1
1を通し、仮吊り紐11の器具本体1側の先端にバネ等
の弾性体12を接続し(弾性体12の他端は図9に示す
ように固定されている。)、仮吊り紐11の突状部側の
先端に非磁性体のツマミ13を設ける。ツマミ13の外
寸は仮吊り紐11が通る受け部9中心の孔よりも大き
く、通常は弾性体12によって仮吊り紐11が引っ張ら
れるが、ツマミ13がストッパーとして働いて、仮吊り
紐11が受け部9内部に入り込んでしまうのを防ぐ。一
方、突状部8の受け部9側は、ツマミ13を嵌め合わせ
ることができるように、一部が切り欠かれた略コの字状
の形状を有する。
【0038】この仮吊り紐11、弾性体12、ツマミ1
3および切り欠き付きの突状部8で構成された仮吊り機
構を用いて、透光性カバー7を仮吊りした状態を図10
に示す。このような仮吊り機構を照明器具に付加するこ
とによって、蛍光灯の取り替え等を容易に行うことがで
きる。
【0039】実施形態5の照明器具の変形例を図11に
示す。この照明器具は仮吊り機構を複数設けたものであ
って、その他の点は前述のものと同様であるから、その
詳しい説明を省略する。仮吊り機構を全ての受け部、突
状部に設けると、透光性カバーを水平を保ったままで仮
吊り保持することができ、仮吊り時の保持状態を安定さ
せることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る照明器具の発明によれ
ば、蛍光灯を覆う透光性カバーの蛍光灯側の面に、前記
蛍光灯側に突出した複数の突状部を設け、前記器具本体
に前記複数の突状部と各々対になる受け部を設け、前記
突状部および前記受け部のいずれか一方を磁石とし、前
記磁石により前記突状部を前記受け部に固着しているこ
とから、透光性カバーの大きさに特段の制限がなく、透
光性カバーを小型のものにすることが可能で、照明器具
全体の大きさを小型にすることが容易である。また、こ
の照明器具は、透光性カバーを固定するためのネジ具等
が外に露出せず、デザインの自由度も高い。
【0041】請求項2ないし6に係る照明器具の発明
は、請求項1に係る照明器具の構成をより具体化したも
のであって、同様に、照明器具全体の大きさを小型にす
ることが容易であり、デザインの自由度も高いという効
果を奏する。
【0042】請求項7に係る照明器具の発明は、前記透
光性カバーを前記器具本体に固定しない状態で透光性カ
バーを保持する仮吊り機構を付加したものであって、蛍
光灯の取り替え等を容易に行うことができるという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本件発明の実施形態1の照明器具の概略構成図
である。
【図2】本件発明の実施形態1の変形例の照明器具の概
略構成図である。
【図3】本件発明の実施形態1の他の変形例の照明器具
の概略構成図である。
【図4】本件発明の実施形態2の照明器具の概略構成図
である。
【図5】本件発明の実施形態2の変形例の照明器具の概
略構成図である。
【図6】本件発明の実施形態3の照明器具の概略構成図
である。
【図7】本件発明の実施形態3の変形例の照明器具の概
略構成図である。
【図8】本件発明の実施形態4の照明器具の概略構成図
である。
【図9】本件発明の実施形態5の照明器具の概略構成図
である。
【図10】本件発明の実施形態5の照明器具の透光性カ
バーを仮吊りした状態を示す概略構成図である。
【図11】本件発明の実施形態5の変形例の照明器具の
概略構成図である。
【図12】従来の照明器具の概略構成図である。
【図13】従来の照明器具の概略構成図である。
【符号の説明】
1:器具本体 2:点灯装置 3,3a〜3c:支柱 4:蛍光灯用ソケット 5a,5b:蛍光灯支持具 6:蛍光灯 7:透光性カバー 8,8a〜8c:突状部 9,9a〜9c:受け部 10:反射板 11:仮吊り紐

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光灯を支持する器具本体と、前記蛍光
    灯を覆う透光性カバーとを備えた照明器具であって、前
    記透光性カバーの前記蛍光灯側の面に、前記蛍光灯側に
    突出した複数の突状部が設けられ、前記器具本体に前記
    複数の突状部と各々対になる受け部が設けられており、
    対になる突状部と受け部とが磁石により固着されて、前
    記透光性カバーが前記器具本体に固定されていることを
    特徴とする照明器具。
  2. 【請求項2】 前記器具本体の蛍光灯支持側における、
    前記透光性カバーの複数の突状部に各々対応する位置
    に、器具本体の中心から半径方向に延びる支柱が設けら
    れており、前記受け部が前記支柱の前記透光性カバーに
    対向する面に設けられている請求項1記載の照明器具。
  3. 【請求項3】 前記受け部が筒状であって、前記突状部
    と前記受け部とを磁石により固着させる際に前記突状部
    が挿入される前記受け部の挿入口が、蛍光灯の支持位置
    よりも透光性カバー側にある請求項1または2に記載の
    照明器具。
  4. 【請求項4】 前記器具本体の蛍光灯支持側における、
    前記透光性カバーの複数の突状部に各々対応する位置
    に、器具本体の中心から半径方向に延びる支柱が設けら
    れ、前記受け部が前記支柱の周方向の側面部に設けられ
    ており、前記受け部と固着される前記突状部が平板状で
    ある請求項1記載の照明器具。
  5. 【請求項5】 前記器具本体の蛍光灯支持側におけ
    る、前記透光性カバーの複数の突状部に各々対応する位
    置に、器具本体の中心から半径方向に延びる支柱が設け
    られ、前記受け部が前記支柱の半径方向の端部に設けら
    れており、前記受け部と固着される前記突状部が平板状
    である請求項1記載の照明器具。
  6. 【請求項6】 前記突状部が平板状の本体部と、前記本
    体部から略直角方向に延びる引掛け部とを有し、前記本
    体部が前記受け部に固着されるとともに、前記引掛け部
    が前記支柱に引掛けられることで、前記透光性カバーを
    前記器具本体に固定する請求項2ないし5のいずれか一
    項に記載の照明器具。
  7. 【請求項7】 前記透光性カバーを前記器具本体に固定
    しない状態で透光性カバーを保持する仮吊り機構を備え
    た請求項1ないし6のいずれか一項に記載の照明器具。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718509B1 (ko) 2007-02-06 2007-05-16 (주)삼진탑테크엔지니어링 건축물의 천정에 설치되는 전등커버 고정구
KR101047989B1 (ko) * 2008-08-20 2011-07-13 김윤배 엘이디 형광등 및 그 구동 시스템
KR200457988Y1 (ko) 2009-07-29 2012-01-16 종 성 배 투광커버의 이탈을 방지하는 개폐구조를 갖는 형광등 케이스
KR101324615B1 (ko) 2013-05-10 2013-11-01 주식회사 디에스이 천정 매입형 엘이디 전구 커버 분리구조
JP2015228523A (ja) * 2015-09-02 2015-12-17 京セラコネクタプロダクツ株式会社 半導体発光素子用ホルダ、及び、半導体発光素子モジュール

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