JP2003272162A - 光ディスク装置 - Google Patents

光ディスク装置

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JP2003272162A
JP2003272162A JP2002074839A JP2002074839A JP2003272162A JP 2003272162 A JP2003272162 A JP 2003272162A JP 2002074839 A JP2002074839 A JP 2002074839A JP 2002074839 A JP2002074839 A JP 2002074839A JP 2003272162 A JP2003272162 A JP 2003272162A
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optical
recording
disc
signal
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Yuichi Maekawa
雄一 前川
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B19/00Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
    • G11B19/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B19/12Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing distinguishing features of or on records, e.g. diameter end mark
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/006Overwriting
    • G11B7/0062Overwriting strategies, e.g. recording pulse sequences with erasing level used for phase-change media

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  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】例えば、光ディスクのフォーマット等の光ディ
スクへの記録を比較的短い時間で行うことができる光デ
ィスク装置を提供する。 【解決手段】光ディスク装置1は、光ディスク2を装着
して複数段階の回転速度で回転させる回転駆動機構と、
装着された光ディスク2に対し、その径方向に移動可能
に設けられ、光ディスク2にレーザ光を照射して情報
(データ)を上書きし得る光学ヘッド3と、光学ヘッド
3を径方向に移動させるスレッドモータ7を備えた光学
ヘッド移動機構とを有している。そして、光ディスク2
が記録履歴のないブランクディスクである場合、すなわ
ち、光ディスク2に対する1回目の記録においては、上
書きの最高記録速度より高い記録速度で記録を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスク装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】CD−RW等の上書き(書き換え)が可
能な光ディスクに対し記録・再生(上書きおよび再生)
する光ディスク装置が知られている。
【0003】この光ディスク装置は、光ディスクを装着
して複数段階の回転速度で回転させる回転駆動機構と、
前記装着された光ディスクに対し、その径方向に移動可
能に設けられ、光ディスクにレーザ光を照射して情報
(データ)を記録し得る光学ヘッド(光ピックアップ)
と、この光学ヘッドを径方向に移動させるスレッドモー
タを備えた光学ヘッド移動機構とを有している。
【0004】光学ヘッドは、レーザダイオードおよび分
割フォトダイオードを備えた光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、この光学ヘッド本体に光ディスクの
径方向および光軸方向(回転軸方向)のそれぞれに変位
(移動)し得るようにサスペンションバネで支持されて
いる対物レンズ(集光レンズ)と、対物レンズを光軸方
向に変位させるフォーカスアクチュエータと、対物レン
ズを径方向に変位させるトラッキングアクチュエータと
で構成されている。
【0005】このような情報の記録機能を持つ光ディス
ク装置では、例えば、パケットライトと呼ばれるフォー
マットで光ディスクをフォーマットすることがあり、こ
のフォーマットされた光ディスクは、フロッピーディス
ク(「フロッピー」は、登録商標)のように使用するこ
とができるようになる。
【0006】前記光ディスクのフォーマットは、光ディ
スク2に対し上書きを行う場合の最高記録速度(上書き
の最高記録速度)と同じ記録速度で行われる。例えば、
上書きの最高記録速度が10倍速であれば、前記光ディ
スクのフォーマットも、10倍速でなされ、そのフォー
マットには、8分程度の時間を要する。
【0007】すなわち、従来の光ディスク装置では、前
記光ディスクのフォーマットにおいて、比較的長い時間
を要する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、例え
ば、光ディスクのフォーマット等の光ディスクへの記録
を比較的短い時間で行うことができる光ディスク装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(7)の本発明により達成される。
【0010】(1) 光ディスクを装着して複数段階の
回転速度で回転させる回転駆動機構と、光ディスクにレ
ーザ光を照射して情報を上書きし得る光学ヘッドとを有
し、前記光学ヘッドを介して前記光ディスクに対し記録
または記録・再生する光ディスク装置であって、前記光
ディスクが記録履歴のないブランクディスクである場合
は、上書きの最高記録速度より高い記録速度で記録し得
るよう構成されていることを特徴とする光ディスク装
置。
【0011】(2) 前記光ディスクが、記録履歴のな
いブランクディスクであるか否かを識別するブランクデ
ィスク識別手段を有する上記(1)に記載の光ディスク
装置。
【0012】(3) 前記ブランクディスク識別手段
は、前記光学ヘッドを介して前記光ディスクから所定の
信号の検出を試み、該所定の信号が検出されない場合、
前記光ディスクを前記ブランクディスクと識別するよう
構成されている上記(2)に記載の光ディスク装置。
【0013】(4) 前記光学ヘッドが前記光ディスク
のトラックを横切るように該光学ヘッドを移動させつ
つ、前記所定の信号の検出を行うよう構成されている上
記(3)に記載の光ディスク装置。
【0014】(5) 前記光学ヘッドを、少なくとも前
記光ディスクの記録が可能な領域の一端から他端まで移
動させつつ、前記所定の信号の検出を行うよう構成され
ている上記(3)または(4)に記載の光ディスク装
置。
【0015】(6) 前記所定の信号は、HF信号であ
る上記(3)ないし(5)のいずれかに記載の光ディス
ク装置。
【0016】(7) 前記光ディスクは、CD−RWで
ある上記(1)ないし(6)のいずれかに記載の光ディ
スク装置。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の光ディスク装置を
添付図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明す
る。
【0018】図1は、本発明の光ディスク装置の実施形
態を示すブロック図である。同図に示す光ディスク装置
1は、上書き(書き換え)が可能な光ディスク(CD−
RW等)2に対し記録・再生(記録および再生)するド
ライブ装置、すなわち、光ディスク2に対し上書きおよ
び再生することができるドライブ装置である。
【0019】光ディスク2には、図示しない螺旋状のプ
リグルーブ(WOBBLE:ウォブル)が形成されてい
る。
【0020】このプリグルーブは、所定の周期(1倍速
で22.05kHz )で蛇行しているとともに、該プリグ
ルーブには、ATIP(Absolute Time In Pre-Groove
)情報(時間情報)が記録されている。この場合、A
TIP情報は、バイフェーズ変調され、さらに、22.
05kHz のキャリア周波数でFM変調されて記録されて
いる。
【0021】このプリグルーブは、光ディスク2へのピ
ット/ランド形成(ピット/ランド記録)時の案内溝と
して機能する。また、このプリグルーブは、再生され、
光ディスク2の回転速度制御や、光ディスク2上の記録
位置(絶対時間)の特定等に利用される。
【0022】光ディスク装置1は、光ディスク2を装着
して複数段階の回転速度(回転数)で回転させる回転駆
動機構を有している。この回転駆動機構は、主に、ター
ンテーブル回転用のスピンドルモータ11と、スピンド
ルモータ11を駆動するドライバ23と、スピンドルモ
ータ11の回転軸に固定され、光ディスク2が装着され
る図示しないターンテーブルとで構成されている。
【0023】また、光ディスク装置1は、前記装着され
た光ディスク2(ターンテーブル)に対し、光ディスク
2の径方向(ターンテーブルの径方向)に移動し得る光
学ヘッド(光ピックアップ)3と、この光学ヘッド3を
前記径方向に移動させる光学ヘッド移動機構と、制御手
段9と、RFアンプIC40と、サーボプロセッサ(D
SP)51と、デコーダ52と、メモリー(例えば、R
AM等)53と、レーザ制御部54と、エンコーダ55
とを有している。以下、前記光ディスク2の径方向を単
に「径方向」と言う。
【0024】前記光学ヘッド移動機構は、主に、スレッ
ドモータ7と、スレッドモータ7を駆動するドライバ2
2と、スレッドモータ7の回転を減速して伝達し、その
回転運動を光学ヘッド3の直線運動に変換する図示しな
い動力伝達機構とで構成されている。
【0025】光学ヘッド3は、レーザ光を発するレーザ
ダイオード(光源)5および分割フォトダイオード(受
光部)6を備えた図示しない光学ヘッド本体(光ピック
アップベース)と、図示しない対物レンズ(集光レン
ズ)とを有している。このレーザダイオード6の駆動
は、レーザ制御部54により制御される。
【0026】対物レンズは、光学ヘッド本体に設けられ
た図示しないサスペンションバネ(付勢手段)で支持さ
れ、光学ヘッド本体に対し、径方向および対物レンズの
光軸方向(光ディスク2(ターンテーブル)の回転軸方
向)のそれぞれに変位(移動)し得るようになってい
る。以下、前記対物レンズの光軸方向を単に「光軸方
向」と言い、前記光ディスク2の回転軸方向を単に「回
転軸方向」と言う。
【0027】対物レンズは、光学ヘッド本体に予め設定
されている対物レンズの基準位置(中点)、すなわち中
立位置に配置されている。以下、前記対物レンズの基準
位置を単に「基準位置」と言う。
【0028】対物レンズが基準位置からずれると、その
対物レンズは、サスペンションバネの復元力により基準
位置に向って付勢される。
【0029】また、光学ヘッド3は、光学ヘッド本体に
対し、対物レンズを変位(移動)させるアクチュエータ
4を有している。このアクチュエータ4は、光学ヘッド
本体に対し、対物レンズを径方向に変位させるトラッキ
ングアクチュエータ41と、対物レンズを光軸方向(回
転軸方向)に変位させるフォーカスアクチュエータ42
とで構成されている。
【0030】このアクチュエータ4、すなわち、トラッ
キングアクチュエータ41およびフォーカスアクチュエ
ータ42は、それぞれ、ドライバ21により駆動され
る。
【0031】制御手段9は、通常、マイクロコンピュー
タ(CPU)で構成され、光学ヘッド3(アクチュエー
タ4、レーザダイオード5等)、スレッドモータ7、ス
ピンドルモータ11、RFアンプIC40、サーボプロ
セッサ51、デコーダ52、メモリー53、レーザ制御
部54、エンコーダ55等、光ディスク装置1全体の制
御を行う。なお、制御手段9は、メモリー(ROM、R
AM等)91を内蔵している。
【0032】この制御手段9により、光ディスク2が記
録履歴のないブランクディスクであるか否かを識別(判
別)するブランクディスク識別手段の主機能が達成され
る。なお、ブランクディスク識別手段については、後に
詳述する。
【0033】この光ディスク装置1には、図示しないイ
ンターフェース制御部を介して外部装置(例えば、コン
ピュータ)が着脱自在に接続され、光ディスク装置1と
外部装置との間で通信を行うことができる。
【0034】次に、光ディスク装置1の作用について説
明する。光ディスク装置1は、光学ヘッド3を目的トラ
ック(目的アドレス)に移動し、この目的トラックにお
いて、フォーカス制御、トラッキング制御、スレッド制
御および回転数制御(回転速度制御)等を行いつつ、光
ディスク2への情報(データ)の書き込み(記録)と、
光ディスク2からの情報(データ)の読み出し(再生)
等を行う。
【0035】光ディスク2にデータ(信号)を記録する
際は、光ディスク2に形成されているプリグルーブが再
生され(読み出され)、この後、このプリグルーブに沿
って、データが記録される。
【0036】光ディスク装置1に、図示しないインター
フェース制御部を介して、光ディスク2に記録するデー
タ(信号)が入力されると、そのデータは、エンコーダ
55に入力される。
【0037】このエンコーダ55では、前記データが、
エンコードされ、EFM(Eight toFourteen Modulatio
n)と呼ばれる変調方式で変調(EFM変調)されて、
ENCODE EFM信号とされる。
【0038】このENCODE EFM信号は、3T〜
11Tの長さ(周期)のパルスで構成される信号であ
り、エンコーダ55からレーザ制御部54に入力され
る。
【0039】また、アナログ信号であるWRITEパル
ス信号(電圧)が、制御手段9に内蔵される図示しない
D/A変換器から出力され、レーザ制御部54に入力さ
れる。
【0040】レーザ制御部54は、ENCODE EF
M信号に基づいて、制御手段9からのWRITEパルス
信号のレベルをハイレベル(H)と、イレーズレベル
と、ローレベル(L)とに切り換えて出力し、これによ
り光学ヘッド3のレーザダイオード5の駆動を制御す
る。
【0041】図2は、エンコーダ55からのENCOD
E EFM信号と、レーザ制御部54からのWRITE
パルス信号とを示すタイミングチャートである。
【0042】図2に示すように、レーザ制御部54は、
ENCODE EFM信号のレベルがハイレベル(H)
の期間、WRITEパルス信号のレベルをハイレベル
(H)とローレベル(L)とに交互に切り換えて出力
し、レーザ光の出力を上げる(書き込み出力にする)。
そして、ENCODE EFM信号のレベルがローレベ
ル(L)の期間、WRITEパルス信号のレベルをイレ
ーズレベル(DCレベル)にして出力し、レーザ光の出
力を下げる。
【0043】これにより、光ディスク2には、ENCO
DE EFM信号のレベルがハイレベル(H)のとき、
所定長のピットが書き込まれ、ENCODE EFM信
号のレベルがローレベル(L)のとき、所定長のランド
が書き込まれる。
【0044】このようにして、光ディスク2の所定のト
ラックに、データが書き込まれる(記録される)。
【0045】この光ディスク2へのデータの記録は、プ
リグルーブに沿って、内周側から外周側に向って順次な
される。
【0046】エンコーダ55では、前述したENCOD
E EFM信号の他に、所定のENCODE EFM信
号(ランダムEFM信号)が生成される。このランダム
EFM信号は、レーザ光の書き込み出力を決定するOP
C(Optimum Power Control)において、テストエリア
への試し書きの際のレーザの出力調整(パワーコントロ
ール)に用いられる。
【0047】光ディスク2からデータ(信号)を再生す
る(読み出す)際は、レーザ制御部54からのWRIT
Eパルス信号のレベルは、読み出し出力に対応する一定
のレベル(DCレベル)に保持され、これにより、レー
ザ光の出力が、読み出し出力に保持される。
【0048】再生の際は、レーザ光が、光学ヘッド3の
レーザダイオード5から光ディスク2の所定のトラック
に照射される。このレーザ光は、光ディスク2で反射
し、その反射光は、光学ヘッド3の分割フォトダイオー
ド6で受光される。
【0049】この分割フォトダイオード6からは、受光
量に応じた電流が出力され、この電流は、図示しないI
−Vアンプ(電流−電圧変換部)で、電圧に変換され、
光学ヘッド3から出力される。
【0050】光学ヘッド3から出力された電圧(検出信
号)は、RFアンプIC40に入力され、このRFアン
プIC40で、加算や増幅等を行うことにより、HF
(RF)信号が生成される。このHF信号は、光ディス
ク2に書き込まれているピットとランドに対応するアナ
ログ信号である。
【0051】HF信号は、サーボプロセッサ51に入力
され、このサーボプロセッサ51で、2値化され、EF
M(Eight to Fourteen Modulation)復調される。これ
により、EFM信号が得られる。このEFM信号は、3
T〜11Tの長さ(周期)のパルスで構成される信号で
ある。
【0052】EFM信号は、サーボプロセッサ51で、
所定形式のデータ(DATA信号)にデコード(変換)
されて、デコーダ52に入力される。
【0053】そして、このデータは、デコーダ52で、
通信(送信)用の所定形式のデータにデコードされ、図
示しないインターフェース制御部を介して、外部装置
(例えば、コンピュータ)に送信される。
【0054】以上のような記録、再生動作におけるトラ
ッキング制御、スレッド制御、フォーカス制御および回
転数制御は、次のようにして行われる。
【0055】前述したように、光学ヘッド3の分割フォ
トダイオード6からの電流−電圧変換後の信号(電圧)
は、RFアンプIC40に入力される。
【0056】RFアンプIC40は、この分割フォトダ
イオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づいて、
トラッキングエラー信号(TE)(電圧)を生成する。
【0057】トラッキングエラー信号は、トラックの中
心からの径方向における対物レンズのずれの大きさおよ
びその方向(トラックの中心からの対物レンズの径方向
のずれ量)を示す信号である。
【0058】トラッキングエラー信号は、サーボプロセ
ッサ51に入力される。サーボプロセッサ51では、こ
のトラッキングエラー信号に対し、位相の反転や増幅等
の所定の信号処理が行われ、これによりトラッキングサ
ーボ信号(電圧)が生成される。このトラッキングサー
ボ信号に基づいて、ドライバ21を介し、トラッキング
アクチュエータ41に所定の駆動電圧が印加され、この
トラッキングアクチュエータ41の駆動により、対物レ
ンズは、トラックの中心に向って移動する。すなわち、
トラッキングサーボがかかる。
【0059】このトラッキングアクチュエータ41の駆
動のみでは、対物レンズをトラックに追従させることに
限界があり、これをカバーすべく、ドライバ22を介
し、スレッドモータ7を駆動して光学ヘッド本体を前記
対物レンズが移動した方向と同方向に移動し、対物レン
ズを基準位置に戻すように制御する(スレッド制御を行
う)。
【0060】また、RFアンプIC40は、前記分割フ
ォトダイオード6からの電流−電圧変換後の信号に基づ
いて、フォーカスエラー信号(FE)(電圧)を生成す
る。
【0061】フォーカスエラー信号は、合焦位置からの
光軸方向(回転軸方向)における対物レンズのずれの大
きさおよびその方向(合焦位置からの対物レンズの光軸
方向(回転軸方向)のずれ量)を示す信号である。
【0062】フォーカスエラー信号は、サーボプロセッ
サ51に入力される。サーボプロセッサ51では、この
フォーカスエラー信号に対し、位相の反転や増幅等の所
定の信号処理が行われ、これによりフォーカスサーボ信
号(電圧)が生成される。このフォーカスサーボ信号に
基づいて、ドライバ21を介し、フォーカスアクチュエ
ータ42に所定の駆動電圧が印加され、このフォーカス
アクチュエータ42の駆動により、対物レンズは、合焦
位置に向って移動する。すなわち、フォーカスサーボが
かかる。
【0063】また、サーボプロセッサ51では、スピン
ドルモータ11の回転数(回転速度)を制御するための
制御信号(電圧)、すなわち、スピンドルモータ11の
回転数を目標値にするための制御信号が生成され、ドラ
イバ23に入力される。
【0064】ドライバ23では、前記制御信号に基づい
てスピンドルモータ11を駆動する駆動信号(電圧)が
生成される。
【0065】ドライバ23から出力された前記駆動信号
は、スピンドルモータ11に入力され、その駆動信号に
基づいてスピンドルモータ11が駆動し、スピンドルモ
ータ11の回転数が目標値となるようにスピンドルサー
ボがかかる。
【0066】また、光学ヘッド3(対物レンズ)を光デ
ィスク2上の目的位置、すなわち、目的トラック(目的
アドレス)へ移動させる際、トラックジャンプ制御が行
われる。このトラックジャンプ制御では、スレッドモー
タ7の駆動と、アクチュエータ4の駆動とをそれぞれ制
御し、粗シーク(ラフサーチ)、精密シーク(ファイン
サーチ)、またはこれらの組み合わせにより、光学ヘッ
ド3(対物レンズ)を目的トラック(目的アドレス)へ
移動させる。
【0067】この光ディスク装置1は、記録速度(書き
込み速度)、すなわち、記録の際の光ディスク2の回転
速度(回転数)をm段階(mは、2以上の整数)の回転
速度に設定し得るように構成されている。
【0068】例えば、記録速度、すなわち、記録の際の
光ディスク2の回転速度を、1倍速(最小速度)、2倍
速、4倍速、6倍速、8倍速、10倍速、12倍速、1
6倍速、24倍速、32倍速等のいずれかに設定し得る
ようになっている。
【0069】N倍速(Nは、2以上の整数)とは、1倍
速(最小速度)を基準回転速度(基準回転数)とし、こ
の基準回転速度のN倍の回転速度を言う。したがって、
記録速度がN倍速に設定されると、光ディスク2の回転
速度を前記基準回転速度のN倍の回転速度にして記録を
行う。
【0070】また、光ディスク装置1では、光ディスク
2に対し上書きを行う場合の最高記録速度(以下、単に
「上書きの最高記録速度」と言う)が設定されている。
【0071】そして、光ディスク装置1は、光ディスク
2が記録履歴のないブランクディスク(以下、単に「ブ
ランクディスク」と言う)である場合、すなわち、光デ
ィスク2に対する1回目の記録においては、前記上書き
の最高記録速度より高い記録速度で記録を行うよう構成
されている。
【0072】前記記録履歴の「記録」には、通常のデー
タの記録のみならず、例えば、光ディスク2をフォーマ
ットした場合等も含まれる。
【0073】ここで、光ディスク2がブランクディスク
であるか否かの識別(判別)は、ブランクディスク識別
手段(制御手段9)によりなされる。
【0074】光ディスク2がブランクディスクであるか
否かを識別する際は、フォーカス制御、トラッキング制
御および回転数制御をそれぞれ行い、光学ヘッド3が光
ディスク2のトラックやプリグルーブを横切るように、
光学ヘッド3を径方向へ移動させつつ、光学ヘッド3を
介して所定の信号(本実施形態では、HF信号)の検出
を試みる。
【0075】このHF信号の検出においては、光学ヘッ
ド3を、少なくとも光ディスク2の記録が可能な領域の
一端から他端まで移動させる。
【0076】この場合、光学ヘッド3を光ディスク2の
内周側から外周側へ移動させてもよく、逆に、外周側か
ら内周側へ移動させてもよいが、内周側から外周側へ移
動させるのが好ましい。
【0077】そして、前記HF信号の検出において、H
F信号が検出されない場合は、光ディスク2をブランク
ディスクと識別し、HF信号が検出された場合は、光デ
ィスク2を記録履歴のあるディスクと識別する。
【0078】光ディスク2がブランクディスクと識別さ
れると、記録速度が上書きの最高記録速度より高い所定
の記録速度に設定され、その記録速度で、光ディスク2
に対しデータが記録される。
【0079】この記録には、例えば、パケットライト等
の各種フォーマットで光ディスク2をフォーマットする
場合や、通常のデータを記録する場合等が含まれる。
【0080】以上説明したように、この光ディスク装置
1によれば、記録履歴のない光ディスク(ブランクディ
スク)2をフォーマットする場合や、その光ディスク2
へ通常のデータを記録する場合等、光ディスク2への1
回目のデータの記録を比較的短い時間で行うことができ
る。
【0081】また、ブランクディスク識別手段を有して
いるので、使用者は、光ディスク2がブランクディスク
であることを入力する必要がなく、操作が容易になる。
【0082】なお、光ディスク2がブランクディスクで
ある場合、すなわち、光ディスク2に対する1回目の記
録において、本発明では、例えば、記録速度を、上書き
の最高記録速度より高い記録速度と、上書きの最高記録
速度と同じ記録速度と、上書きの最高記録速度より低い
記録速度とのうちの任意の記録速度に設定し得るように
構成されていてもよく、また、上書きの最高記録速度よ
り高い記録速度または上書きの最高記録速度と同じ記録
速度に設定し得るように構成されていてもよく、また、
上書きの最高記録速度より高い記録速度または上書きの
最高記録速度より低い記録速度に設定し得るように構成
されていてもよい。
【0083】すなわち、本発明では、光ディスク2がブ
ランクディスクである場合に、上書きの最高記録速度よ
り高い記録速度で記録し得るように構成されていればよ
い。
【0084】また、前記実施形態では、ブランクディス
ク識別手段が設けられているが、本発明では、ブランク
ディスク識別手段を省略してもよい。
【0085】ブランクディスク識別手段を設けない場合
には、例えば、光ディスク2がブランクディスクである
ことを、使用者が外部装置(例えば、コンピュータ)か
ら入力するような構成にすればよい。
【0086】以上、本発明の光ディスク装置を、図示の
実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定さ
れるものではなく、各部の構成は、同様の機能を有する
任意の構成のものに置換することができる。
【0087】本発明の光ディスク装置は、例えば、CD
−RW、DVD−RW、DVD−RAM等の上書き(書
き換え)が可能な光ディスクに対し記録・再生(上書き
および再生)する各種光ディスク装置や、記録専用の各
種光ディスク装置に適用することができる。
【0088】また、本発明の光ディスク装置は、複数種
の光ディスクに対し記録・再生または記録する各種光デ
ィスク装置に適用することもできる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
例えば、光ディスクをフォーマットする場合や、光ディ
スクへ通常の情報(データ)を記録する場合等、光ディ
スクへの1回目のデータの記録において、記録時間を短
縮することができる。
【0090】また、ブランクディスク識別手段を有する
場合には、使用者は、光ディスクが記録履歴のないブラ
ンクディスクであることを入力する必要がなく、操作が
容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ディスク装置の実施形態を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明におけるエンコーダからのENCODE
EFM信号と、レーザ制御部からのWRITEパルス
信号とを示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 光ディスク装置 2 光ディスク 3 光学ヘッド 4 アクチュエータ 41 トラッキングアクチュエータ 42 フォーカスアクチュエータ 5 レーザダイオード 6 分割フォトダイオード 7 スレッドモータ 9 制御手段 91 メモリー 11 スピンドルモータ 21〜23 ドライバ 40 RFアンプIC 51 サーボプロセッサ 52 デコーダ 53 メモリー 54 レーザ制御部 55 エンコーダ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクを装着して複数段階の回転速
    度で回転させる回転駆動機構と、光ディスクにレーザ光
    を照射して情報を上書きし得る光学ヘッドとを有し、前
    記光学ヘッドを介して前記光ディスクに対し記録または
    記録・再生する光ディスク装置であって、 前記光ディスクが記録履歴のないブランクディスクであ
    る場合は、上書きの最高記録速度より高い記録速度で記
    録し得るよう構成されていることを特徴とする光ディス
    ク装置。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクが、記録履歴のないブラ
    ンクディスクであるか否かを識別するブランクディスク
    識別手段を有する請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ブランクディスク識別手段は、前記
    光学ヘッドを介して前記光ディスクから所定の信号の検
    出を試み、該所定の信号が検出されない場合、前記光デ
    ィスクを前記ブランクディスクと識別するよう構成され
    ている請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記光学ヘッドが前記光ディスクのトラ
    ックを横切るように該光学ヘッドを移動させつつ、前記
    所定の信号の検出を行うよう構成されている請求項3に
    記載の光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 前記光学ヘッドを、少なくとも前記光デ
    ィスクの記録が可能な領域の一端から他端まで移動させ
    つつ、前記所定の信号の検出を行うよう構成されている
    請求項3または4に記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の信号は、HF信号である請求
    項3ないし5のいずれかに記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記光ディスクは、CD−RWである請
    求項1ないし6のいずれかに記載の光ディスク装置。
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