JP2003272037A - 自動販売機、自動販売機の販売システム、記憶媒体 - Google Patents

自動販売機、自動販売機の販売システム、記憶媒体

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JP2003272037A
JP2003272037A JP2002068422A JP2002068422A JP2003272037A JP 2003272037 A JP2003272037 A JP 2003272037A JP 2002068422 A JP2002068422 A JP 2002068422A JP 2002068422 A JP2002068422 A JP 2002068422A JP 2003272037 A JP2003272037 A JP 2003272037A
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JP
Japan
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product
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user
vending machine
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Application number
JP2002068422A
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English (en)
Inventor
Hisamitsu Matsui
寿充 松井
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Sanyo Electric Co Ltd
Fukiage Fuji Vending Machine Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Fukiage Fuji Vending Machine Co Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者がIDカードを使用して商品を購入す
る際の通信費用を低減し、また自動販売機が認証IDを
記憶するためのメモリ容量を小容量とする。 【解決手段】 複数の利用者に割り当てられた各認証I
Dを管理するホスト装置2と、利用者の認証ID、当該
利用者が商品を購入した過去1ヶ月における平均利用回
数、および当該利用者が商品を購入する当日の利用回数
が記憶されているIDカード7の記憶領域A〜Dの内容
を読み込んで、当日の利用回数が過去1ヶ月の平均利用
回数より多いとき、ホスト装置2と接続してIDカード
7における認証IDが正しいことを確認した後に商品を
販売し、当日の利用回数が過去1ヶ月における平均利用
回数より少ないとき、ホスト装置2と接続せずに商品を
販売する自動販売機1と、から成るものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、利用者の認証ID
を確認して商品を販売する自動販売機に関し、特に自動
販売機自体のメモリ容量が増大するのを抑制し、且つ自
動販売機とホスト装置との間の通信コストを低減するの
に好適となる自動販売機、自動販売機の販売システム、
記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動販売機は屋外屋内を問わず様々なロ
ケーションに設置されており、飲食物を始めとする様々
な商品を取り扱うことによって、利用者の日常生活に根
付いているものである。また最近では、利用者が自動販
売機で商品を購入した際の決済もキャッシュレスに移行
しており、特に屋内に設置される自動販売機では現金に
代わってIDカードを読み込むことによって商品を販売
して後刻決済をするという機種も登場してきている。こ
れは、屋内といえば会社のオフィスまたは学校等が主で
あり、自動販売機を利用する人々を特定しやすいため、
自動販売機の管理会社にとってはIDカードによる販売
の方が現金を回収する手間が省けて決済を効率化でき
(月単位の給与天引き、銀行引き落とし等)、利用者に
とってはIDカードさえ携行していればいつでも気軽に
商品を購入できるという利点に起因している。
【0003】IDカードは、各利用者を識別するための
認証IDが記憶されたICからなる媒体であり、利用者
が勤務する会社が発行するものでも、自動販売機の管理
会社が利用者からの申請に応じて発行するものであって
もよい。特に、前者の場合、会社側で各利用者の自動販
売機からの商品購入累計金額を月単位で給与天引きした
後に自動販売機の管理会社が有する銀行口座に振り込
み、また後者の場合、自動販売機の管理会社は各利用者
にIDカードを発行する際に利用者の銀行口座情報を取
得して予め管理しており、認証IDと銀行口座と商品購
入金額とを対応付けて1ヶ月単位で累計し、この商品購
入累計金額を適宜の銀行口座から引き落とすようにして
いる。
【0004】利用者が所有するIDカードの認証IDの
正誤を判別する方法としては、会社等が全利用者の認証
IDをコンピュータで一括管理し、利用者が自動販売機
と対面してIDカードを使用する度に、自動販売機がコ
ンピュータをアクセスして通信接続することによって当
該IDカードの認証IDをコンピュータが管理する全I
Dと逐次比較して判別する方法と、屋内で管理する各自
動販売機内のメモリに全利用者の認証IDを記憶させ
て、利用者が自動販売機と対面してIDカードを使用す
る度に、自動販売機自体が当該IDカードの認証IDを
メモリ内の全IDと逐次比較して判別する方法とがあ
り、何れかの方法を採用して認証IDの正誤判別を行っ
ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、全利用者の
認証IDをコンピュータで一括管理する場合、利用者が
自動販売機で商品を購入するその都度コンピュータと通
信接続して認証IDの正誤判別を行わなければならない
ので、通信費用が高くなる問題があった。また、全利用
者の認証IDを各自動販売機内のメモリに記憶させる場
合では、大容量のメモリを用意しなければならないので
結局のところコストアップとなる問題があった。
【0006】更に、IDカードは携行するには手軽で便
利であるが、反面紛失する可能性も高いものである。仮
に利用者がIDカードを紛失してしまった場合、利用者
は会社に当該IDカードの紛失届出処理を行って当該I
Dカードの使用を停止しなければならない。このとき、
コンピュータ或いは自動販売機側では、第三者がIDカ
ードを拾得して不正使用するのを防止するために、届出
のあった使用不可能となる認証IDも別途管理して、I
Dカードの使用がある毎に逐次比較を行わなければなら
ないので、通信費用またはメモリ容量の増大は避けられ
ないものである。
【0007】そこで、本発明では、利用者がIDカード
を使用して商品を購入する際の通信費用を低減し、また
自動販売機が認証IDを記憶するためのメモリ容量を小
容量として従来における問題点を解決することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0009】請求項1における自動販売機の販売システ
ムは、複数の利用者に割り当てられた各認証IDを管理
するホスト装置と、利用者の認証ID、当該利用者が商
品を購入した過去の所定日数における利用頻度、および
当該利用者が商品を購入する現時点までの所定日数(<
前記過去の所定日数)における利用度が記憶されている
記憶媒体の内容を読み込んで、前記利用度が前記利用頻
度より多いとき、前記ホスト装置と接続して前記記憶媒
体における認証IDが正しいことを確認した後に商品を
販売し、前記利用度が前記利用頻度より少ないとき、前
記ホスト装置と接続せずに商品を販売する自動販売機
と、から成るものである。また、請求項4における自動
販売機は、利用者の認証ID、当該利用者が商品を購入
した過去の所定日数における利用頻度、および当該利用
者が商品を購入する現時点までの所定日数(<前記過去
の所定日数)における利用度が記憶されている記憶媒体
の内容を読み込んで、前記利用度が前記利用頻度より多
いとき、複数の利用者に割り当てられた各認証IDを管
理するホスト装置と接続して前記記憶媒体における認証
IDが正しいことを確認した後に商品を販売し、前記利
用度が前記利用頻度より少ないとき、前記ホスト装置と
接続せずに商品を販売するように制御を行う制御手段を
備えたものである。この請求項1、4によれば、利用者
の利用度が当該利用者の利用頻度より多い場合のみ、自
動販売機がホスト装置と接続して認証IDの使用の可否
を確認するようにしたので、自動販売機とホスト装置と
の間の通信費用を大幅に低減できる作用効果を奏する。
【0010】請求項2における自動販売機の販売システ
ムは、複数の利用者に割り当てられた各認証IDを管理
するホスト装置と、使用不可能な認証IDを記憶してい
る記憶部を有し、利用者の認証ID、当該利用者が商品
を購入した過去の所定日数における利用頻度、および当
該利用者が商品を購入する現時点までの所定日数(<前
記過去の所定日数)における利用度が記憶されている記
憶媒体の内容を読み込んで、前記利用度が前記利用頻度
より多いとき、前記ホスト装置と接続して前記記憶媒体
における認証IDが正しいことを確認した後に商品を販
売し、前記利用度が前記利用頻度より少ないとき、前記
記憶媒体における認証IDが前記記憶部に記憶されてい
ないことを確認した後に商品を販売する自動販売機と、
から成るものである。また、請求項5における自動販売
機は、使用不可能な認証IDを記憶している記憶部と、
利用者の認証ID、当該利用者が商品を購入した過去の
所定日数における利用頻度、および当該利用者が商品を
購入する現時点までの所定日数(<前記過去の所定日
数)における利用度が記憶されている記憶媒体の内容を
読み込んで、前記利用度が前記利用頻度より多いとき、
複数の利用者に割り当てられた各認証IDを管理するホ
スト装置と接続して前記記憶媒体における認証IDが正
しいことを確認した後に商品を販売し、前記利用度が前
記利用頻度より少ないとき、前記記憶媒体における認証
IDが前記記憶部に記憶されていないことを確認した後
に商品を販売するように制御を行う制御手段と、を備え
たものである。この請求項2、6によれば、利用者によ
る利用度が当該利用者の利用頻度よりも少ない場合に
は、自動販売機内の記憶部における使用不可能な認証I
Dと比較をしてから商品を販売するようにしたので、自
動販売機とホスト装置との間の通信費用を低減できる他
に、第三者が記憶媒体を拾得した不正使用による商品販
売を防止できる作用効果を奏する。
【0011】請求項3は、請求項2に係る発明であり、
前記自動販売機は、前記利用度が前記利用頻度より多い
とき、前記ホスト装置と接続して前記記憶媒体における
認証IDが現在使用可能な認証ID内に存在するかどう
かを確認し、現在使用可能な認証ID内に存在しないこ
とを確認すると商品の販売を中止し、その後前記ホスト
装置は、前記記憶媒体における認証IDを使用不可能な
認証IDとして前記自動販売機に送信して前記記憶部に
記憶させるものである。また、請求項6は、請求項5に
係る発明であり、前記利用度が前記利用頻度より多いと
き、前記ホスト装置と接続して前記記憶媒体における認
証IDが現在使用可能な認証ID内に存在するかどうか
を確認し、現在使用可能な認証ID内に存在しないこと
を確認すると商品の販売を中止し、その後前記ホスト装
置から送信されてくる前記記憶媒体における認証IDを
使用不可能な認証IDとして前記記憶部に記憶させるも
のである。この請求項3、6によれば、記憶媒体が不正
使用されたときに、自動販売機がこの記憶媒体の認証I
Dを使用不可能なものとして記憶して管理するようにな
るので、記憶媒体の不正使用による販売を確実に防止で
きる作用効果を奏する。
【0012】請求項7における記憶媒体は、利用者の認
証ID、当該利用者が商品を購入した過去の所定日数に
おける利用頻度、および当該利用者が商品を購入する現
時点までの所定日数(<前記過去の所定日数)における
利用度が自動販売機によって読み取られ、前記利用度が
前記利用頻度より多いとき、前記自動販売機がこのとき
の認証IDが正しいかどうかを確認した結果に応じて商
品を販売するように使用されることものである。利用者
はこの記憶媒体を携行することによって、気軽に且つ正
当に商品を購入することができ、また不当な第三者が正
当な利用者の記憶媒体を拾得して不正使用したとして
も、商品を取得することはできない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0014】<システム全体の構成>図1は本発明の自
動販売機の販売システムを示す図である。
【0015】図1において、自動販売機1は、自動販売
機の管理会社が管轄する各ロケーションに設置されるも
のである。この自動販売機1は、屋外および屋内の何れ
にも設置可能なものであり、利用者自身を表す固有の認
証IDを予め記憶している後述のIDカード7(記憶媒
体)を取り込むためのカードリーダを有する。尚、ID
カード7はカードリーダ内に取り込んで情報が読み取ら
れる接触型或いはカードリーダにかざすことによって情
報が読み取られる非接触型の何れのカード媒体であって
もよい。これより、この自動販売機1では、利用者が商
品を購入するために自動販売機1と対面してIDカード
7を使用したとき、カードリーダから得られる認証ID
を読み取って、後述する適宜の処理を行うことによって
利用者が希望する商品を販売する。
【0016】ホスト装置2は、例えば自動販売機1の管
理会社が管理するコンピュータであり、利用者からの登
録申請によって当該利用者を表す認証IDを発行したと
き、各利用者毎の認証IDを記憶して管理するためのハ
ードディスク装置3を有する。ハードディスク装置3に
は、各利用者の認証IDに、各利用者の属性情報(氏
名、住所、年齢、性別、電子メールアドレス等)や、決
済情報(銀行口座番号、クレジットカード番号等)を対
応付けて記憶させてもよい。自動販売機1の管理会社と
しては、ハードディスク装置3に各利用者の属性情報を
記憶させることで、これらの情報をプロモーション活動
等に活用することができる。また、ハードディスク装置
3に各利用者の銀行口座番号、クレジットカード番号等
を記憶させることで、利用者が商品を購入するその都度
決済を行わないで、ホスト装置2から通信回線4を介し
て銀行5またはクレジット会社6へアクセスすることに
よって例えば1ヶ月単位で決済を行うようにすることも
できる。自動販売機1の管理会社では、各利用者毎の認
証IDを発行すると、新しい何も情報が記憶されていな
いIDカードに各利用者毎の認証IDを記憶させて、こ
のIDカードを郵送等で利用者に配布する。尚、ホスト
装置2の管理者は、上記の自動販売機1の管理会社に限
定されるものではない。例えば、自動販売機1を比較的
多数の従業員が働くオフィスや工場等の屋内に設置する
場合、これらのオフィス、工場を経営する会社自体がホ
スト装置2の管理を行い、銀行5、クレジット会社6等
で決済を行う場合にはその一部または全部を代行しても
よい。
【0017】<IDカードの構成>図2は、本発明の記
憶媒体におけるデータ構造を示す図である。
【0018】図2において、IDカード7は、例えばE
EPROM等の不揮発性メモリを内蔵するICカードで
あり、この不揮発性メモリの内部には4個の記憶領域
A、B、C、Dが設けられている。記憶領域Aにはこの
IDカード7の持ち主を表す認証IDが記憶され、記憶
領域Bには当日における利用者のカード利用回数(利用
者が商品を購入する現時点までの所定日数における利用
度)が記憶され、記憶領域Cには当日を含む同月の1日
当たりにおける利用者の平均利用回数が記憶され、更
に、記憶領域Dには過去1ヶ月当たりにおける利用者の
平均利用回数(利用者が商品を購入した過去の所定日数
における利用頻度)が記憶されている。記憶領域B、
C、Dにおける内容は、後述する自動販売機の主制御部
によって利用者がIDカード7を使用する回数に応じて
変更される。詳述すると、記憶領域Bにはカード利用回
数が日付情報とともに記憶されており、利用者が同一日
にIDカードを複数回使用すると、主制御部は記憶領域
Bに記憶されたカード利用回数および日付情報をカード
リーダを介して読み取り、IDカード7の使用に伴って
商品を販売した回数分だけ(記憶領域Dの平均利用回数
を限度とする)カード利用回数をインクリメントして、
日付情報とともに記憶領域Bの内容を更新する。これよ
り記憶領域Bのカード利用回数は同一日であれば、利用
者が商品を購入した回数だけ増加する。
【0019】次に、同一月において、日付が変わってか
ら利用者が自動販売機1と対面してIDカード7を使用
すると、先ず主制御部ではIDカード7の記憶領域Bか
らカード利用回数および日付情報を読み取る。この場
合、読み取った日付情報と現在の日付情報が異なること
から、記憶領域Bのカード利用回数をそのままインクリ
メントしないで、記憶領域Bにおけるカード利用回数と
記憶領域Cにおける同月の過去1日当たりにおける平均
利用回数とを読み出して平均演算を行い、記憶領域Cの
平均利用回数を更新する。例えば、記憶領域Cにおける
平均利用回数が3回であり、3日前に自動販売機1でI
Dカード7を5回使用し、2日前、1日前はIDカード
7を全く使用せず、当日初めてIDカード7を使用した
場合を考えてみる。この場合、過去3日間のカード利用
回数の合計5回と記憶領域Cの平均利用回数3回とを加
算し、この加算結果8回を4日で平均化して同月の1日
当たりの平均利用回数2回を得る。この平均利用回数2
回を記憶領域Cに書き込んで、その後、記憶領域Bに当
日の日付情報とともにカード利用回数1回を書き込む。
【0020】次に、次月の初日となって、利用者が自動
販売機1と対面してIDカード7を使用すると、先ず主
制御部ではIDカード7の記憶領域Bからカード利用回
数および日付情報を読み取る。この場合、読み取った日
付情報と現在の日付情報が異なることから、記憶領域B
のカード利用回数をそのままインクリメントしないで、
記憶領域Bにおける先月最終日のカード利用回数と記憶
領域Cにおける先月の過去1日当たりにおける平均利用
回数とを読み出して平均演算を行い、記憶領域Cの平均
利用回数を更新する。こうして得られた記憶領域Cにお
ける平均利用回数は先月の初日から末日までにおける平
均利用回数であり、この記憶領域Cの平均利用回数と記
憶領域Dの平均利用回数との平均演算を行う。例えば、
記憶領域Dにおける過去1ヶ月当たりの平均利用回数を
120回(1ヶ月=30日とする)とし、記憶領域Cに
おける先月の平均利用回数を3回とすると、平均利用回
数は(120+3*30)/2=105回となり、これ
を記憶領域Dに書き込む。その後、記憶領域Cに0回を
書き込み、記憶領域Bに1回のカード利用回数を書き込
む。このように記憶領域B、C、Dの内容が自動販売機
1の主制御部によって更新される。尚、記憶領域Dに記
憶される平均利用回数は1ヶ月単位でなくてもよく、多
くの利用者の利用状況に応じて1週間単位、或いは数日
単位であってもよい。
【0021】<自動販売機の構成>図3は、図1の自動
販売機の正面図の一例を示す図であり、例えば缶飲料を
販売するものとする。
【0022】図3において、前扉101は、自動販売機
の左右側面端の何れかを支軸として開閉するものであ
り、商品選択釦とコラムとを対応付けるコラム設定、缶
飲料補充等を行うときは解錠して開き、通常販売を行う
ときは施錠して閉じておくものである。パネル102
は、透明な樹脂板であり、内部に陳列されている複数種
類の缶飲料サンプル103を確認するためのものであ
る。つまり、顧客は、パネル102を通して複数種類の
缶飲料サンプル103を見渡すことにより、購入したい
缶飲料を選択できる。硬貨投入口104は、顧客が硬貨
を投入する部分であり、投入硬貨は自動販売機内部のコ
インメカに供給される。紙幣挿入口105は、顧客が紙
幣を挿入する部分であり、挿入紙幣は自動販売機内部の
ビルバリに供給される。カードリーダ106は、IDカ
ード7が記憶している記憶領域A〜Dの内容を適宜読み
込んで主制御部に送信するものである。カードリーダ1
06としては、接触型のIDカード7を取り込んでその
内容を読み取るタイプと、非接触型のIDカード7がか
ざされたときにその内容を読み取るタイプとがあるが、
何れのタイプであるかはIDカード7の種類に起因する
ものであって、本発明の実施の形態では、IDカード7
およびカードリーダ106は前者のタイプであるものと
して以下説明を行う。表示器107は、コラム設定を行
うとき、前扉101の背面側で着脱自在となるリモコン
108の操作に応じてコラム番号を表示し、通常販売を
行うとき、投入硬貨金額、挿入紙幣金額、カードの読み
取り情報等を表示するものである。尚、表示器107
は、有機EL、LCD、LED等の表示素子からなる。
商品選択釦109は、販売可ランプ110および売り切
れランプ111を内蔵し、缶飲料サンプル103それぞ
れに対応してパネル102の前面側に設けられるもので
ある。販売可ランプ110は、顧客が少なくとも1本の
缶飲料を購入できる硬貨投入または紙幣挿入を行った
り、カードリーダ106がカードの記憶情報を読み取っ
たりすると、自動販売機内部のコラムに缶飲料が収容さ
れている場合のみ、この缶飲料に対応するものが点灯す
る。売り切れランプ111は、自動販売機内部の所定コ
ラムが空になると、この缶飲料に対応するものが常時点
灯する。表示板112は、商品選択釦109それぞれに
対応してパネル102の前面側または背面側に設けら
れ、通常販売を行うとき、缶飲料に関する情報(加熱飲
料であることを表す文字“HOT”および冷却飲料であ
ることを表す文字“COLD”)を色別表示するもので
ある。尚、表示板112は、透過性の樹脂パネルであ
る。販売中ランプ113は、缶飲料を正常販売可能であ
るときに点灯するものである。販売中止ランプ114
は、全缶飲料が売り切れとなったとき、或いは、缶飲料
を販売するための販売機構が故障したとき、点灯するも
のである。釣銭切れランプ115は、コインメカ内部の
釣銭用硬貨の合計金額が一定金額以下になったときに点
灯するものである。販売可ランプ110が点灯している
商品選択釦109を押下すると、この缶飲料サンプル1
03に対応する缶飲料が商品取出口116まで搬出され
る。返却レバー117は、投入硬貨を返却口118から
返却したり、投入硬貨または挿入紙幣から缶飲料購入金
額を差し引いた釣銭を返却口118から返却したりする
ためのものである。
【0023】図4は図3の自動販売機の動作を説明する
ためのブロック図である。
【0024】図4において、主制御部201は、自動販
売機の制御を統括するものであり、ROM201a、C
PU201b、RAM201c、タイマ201dを始め
とする周辺回路(I/O、カウンタ等)から成るもので
ある。詳述すると、ROM201aは、後述する複数の
従制御部を統括制御するためのプログラムデータが予め
格納されたものであり、CPU201bは、ROM20
1aから読み出されたプログラムデータの解読結果に従
って複数の従制御部を統括制御するものであり、RAM
201cは、CPU201bによる演算結果、複数の従
制御部からの各種データ等の書き込みまたは読み出しを
行うものである。ハードウエア面では、ROM201a
は、データを製造工程で焼き付け固定するマスクRO
M、データを紫外線消去することによりデータを繰り返
し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを
電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み
出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)等
の不揮発性メモリである。CPU201bは、ROM2
01aの実行アドレスを指定するプログラムカウンタ、
ROM201aからの読み出し内容を解読するインスト
ラクションデコーダ、論理演算を行う演算論理ユニッ
ト、演算データを一時格納するアキュムレータ等を内蔵
する。RAM201cは、SRAM等の揮発性メモリで
あり、バックアップ電源を用いて記憶内容を保持する。
【0025】硬貨処理制御部202、紙幣処理制御部2
03、カード処理制御部204、接客制御部205、販
売制御部206は、複数の従制御部に相当し、ハードウ
エア面において、主制御部201と同様のROM、CP
U、RAMを内蔵する。
【0026】硬貨投入機構207は、釣銭切れを検出す
る釣銭切れセンサを備え、硬貨投入口104からの投入
硬貨を受け取り、必要に応じて釣銭を返却口118から
返却するものである。硬貨処理制御部202は、硬貨投
入機構207を制御し、投入硬貨の金種、正偽等の判
別、金種別枚数の計算、金庫への余剰硬貨の収容、釣銭
払い出し等を行わせるものである。紙幣挿入機構208
は、硬貨投入機構207と同様に、釣札切れを検出する
釣札切れセンサを備え、紙幣挿入口105からの挿入紙
幣を受け取り、必要に応じて釣札を紙幣挿入口105か
ら返却するものである。紙幣処理制御部203は、紙幣
挿入機構208を制御し、挿入紙幣の金種、正偽等の判
別、金種別枚数の計算、釣札払い出し等を行わせるもの
である。硬貨処理制御部202および紙幣処理制御部2
03は、硬貨投入および紙幣挿入が行われるその都度、
処理動作を実行する。尚、硬貨処理制御部202および
硬貨投入機構207はコインメカを構成し、紙幣処理制
御部203および紙幣挿入機構208はビルバリを構成
する。接客面209は、入力キー106、表示部10
7、商品選択釦109、販売中ランプ113、販売中止
ランプ114、釣銭切れランプ115から成るものであ
る。接客制御部205は、接客面209を制御する。つ
まり、接客制御部205は、主制御部201からの缶飲
料販売に関する接客指示に従って、販売中ランプ11
3、販売中止ランプ114、釣銭切れランプ115を点
灯させたり、販売飲料別の販売可ランプ110または売
り切れランプ111を点灯させたり、更には、複数の商
品選択釦109の何れが押下されたのかを検出し、この
ときの検出信号を主制御部201に送信したりする。販
売機構210は、指定コラムの最下部に留まる缶飲料を
払い出し、商品取出口116まで搬出するものである。
販売制御部205は、販売機構210を制御し、接客制
御部205からの前記検出信号に応答した主制御部20
1からの販売指示に従って、利用者が希望する缶飲料を
商品取出口116まで搬出するものである。
【0027】リモコン108は、機能キーと、数字キー
と、これらのキーの操作に関する内容を表示する表示部
(有機EL、LCD等)とを、前面に備えたものであ
る。リモコン108は、前扉101の裏面に着脱自在に
配設され、商品選択釦109とコラムとを対応付けする
コラム設定、金額設定、メンテナンス等を行う際に操作
するものであり、この操作情報を主制御部201に送信
する。主制御部201は、この操作情報に基づいて、硬
貨処理制御部202、紙幣処理制御部203、接客制御
部205、販売制御部206、カードリーダ106、モ
デム等からなる通信部211に対して、それぞれの指示
を行う。
【0028】尚、主制御部201と従制御部202、2
03、205、206との間の通信は、主制御部201
が優先的な送信権を有するポーリング方式、或いは、主
制御部201および従制御部202、203、205、
206が対等な送信権を有するコンテンション方式の何
れであってもよい。また、主制御部201および各従制
御部202、203、205、206は各々独立した基
板上に設けられ、主制御部201を有する基板は前扉1
01の背面に配設され、従制御部202〜206を有す
る基板は各々硬貨投入機構207、紙幣挿入機構20
8、、接客面209、販売機構210の近傍に配設さ
れ、各々はハーネスで電気接続される。
【0029】<利用者によるIDカードの登録・抹消>
先ず、利用者がIDカード7の利用を希望するとき、直
接或いは間接を問わずホスト装置2に対して登録の申請
手続きを行う。この申請手続きは自動販売機1の管理会
社を窓口として行うものであり、例えば自動販売機1に
表示された連絡先に電話で申し込む、自動販売機1また
は設置場所(オフィス、工場、学校等)に備え付けられ
た葉書に必要事項を記入して投函する、電子メールを用
いて自動販売機1に表示された連絡先に必要事項を入力
して送信する、管理会社がホスト装置2によってインタ
ーネット上に公開するWWWサーバと利用者自身のパソ
コンとの接続を確立して当該WWWサーバから送信され
てくる登録画面に必要事項を入力して送信する、等の種
々の方法が考えられるが、何れも方法であってもよい。
【0030】ホスト装置2としては、上記の様々な方法
で利用者からIDカード7を発行するための登録申請を
受け取ると、各利用者毎に新規の認証IDを作成し、そ
の他取得している利用者の属性情報や決済情報を認証I
Dと対応付けてハードディスク装置3内のテーブルAに
記憶する。同時に、管理会社では、ホスト装置2が作成
した認証IDをIDカード7に記憶させて利用者宛に郵
送する。尚、利用者側においてIDカード7内に記憶さ
れた認証IDが改竄されることを防止するために、認証
IDを記憶するメモリとしてEEPROM等の不揮発性
メモリを採用し、当該不揮発性メモリにおける認証ID
の記憶アドレスに適宜のプロテクト技術を施しておけば
よい。また、IDカード7の初期状態では、記憶領域B
およびCには0回が記憶され、記憶領域Dには利用者か
らの申請に応じた1ヶ月当たりに使用するであろう回数
が記憶される。
【0031】また、利用者がIDカード7を取得した
後、何らかの理由で紛失してしまった場合、IDカード
7を利用する際の登録申請と同様の手続方法で抹消手続
きを行えばよい。これより、ホスト装置2では抹消申請
のあった認証IDをハードディスク装置3内のテーブル
Aから削除し、この認証IDを紛失者用のテーブルBに
記憶しておく。
【0032】<IDカードを用いて商品を購入する際の
自動販売機の動作>先ず利用者がIDカード7をカード
リーダ106に挿入すると、カードリーダ106はこの
IDカード7を取り込んで記憶領域A、B、C、Dに記
憶されている内容を読み取って主制御部201に送信す
る。主制御部201では、記憶領域A、B、C、Dの内
容をRAM201cの特定領域に一旦書き込み、記憶領
域Aの日付情報がタイマ201dの計時する日付情報と
同日であるかどうかを判別する。記憶領域Aの日付情報
がタイマ201dの日付情報と同一であると、記憶領域
Aのカード利用回数と記憶領域Dの過去1ヶ月当たりの
平均利用回数とを比較する。記憶領域Aのカード利用回
数が記憶領域Dの平均利用回数未満のとき、或いは記憶
領域Aのカード利用回数が記憶領域Dの平均利用回数の
所定割合(例えば80%)未満であれば、このIDカー
ド7は不正使用されていないものと判断する。つまり、
接客制御部205が主制御部201からの指示に従って
商品選択釦109を点灯させ、利用者による何れかの商
品選択釦109の押下に伴って、販売制御部206が主
制御部201からの指示に従って販売機構210を制御
して該当する商品を商品取出口116まで搬出させる。
このとき、主制御部201では、記憶領域Aから読み取
ってRAM201cに記憶されているカード利用回数を
+1インクリメントしてRAM201cに再度書き込
み、その後RAM201cに記憶されているIDカード
7の更新すべき内容を読み出してIDカード7の記憶領
域A、B、C、Dに書き込み、IDカード7をカードリ
ーダ106から搬出する。尚、利用者が正当であって、
日付、月が変わっている場合は上記の<IDカードの構
成>の欄で述べたようにしてIDカードの記憶領域A、
B、C、Dの内容を更新すればよい。
【0033】一方、主制御部201では、記憶領域Aの
カード利用回数が記憶領域Dの平均利用回数以上のと
き、或いは記憶領域Aのカード利用回数が記憶領域Dの
平均利用回数の所定割合(例えば80%)以上に達して
いれば、このIDカード7は第三者が拾得する等して不
正使用されている可能性があるものと判断する。このと
き、主制御部201では、通信部211を駆動すること
によって通信回線4を介してホスト装置2と接続し、自
動販売機1が現在取り込んでいる認証IDがハードディ
スク装置3のテーブルAに存在しているかどうかを確認
する。この認証IDがテーブルAに存在するのであれ
ば、この認証IDを割り当てられた利用者自身或いは当
該利用者から許可を得た正当な第三者がIDカード7を
使用して商品を頻繁にまたはまとめ買いしているものと
判断し、選択された商品を販売する。ところが、主制御
部201において、IDカード7から読み取った認証I
Dがハードディスク装置3のテーブルAから抹消されて
いることを確認すると、販売中止信号を接客制御部20
5に供給し、商品選択釦109を点灯させることなく利
用者からの購入要求を受け付けなくなる。
【0034】これより、記憶領域Aのカード利用回数が
記憶領域Dの平均利用回数以上のとき、或いは記憶領域
Aのカード利用回数が記憶領域Dの平均利用回数の所定
割合(例えば80%)以上に達しているときのみ、自動
販売機1がサーバ装置2と通信接続して利用者の正当性
を判断した結果に応じて商品の販売を行うことから、商
品を販売するために要する通信費用を大幅に削減するこ
とができる。
【0035】また、自動販売機1において、主制御部2
01のRAM201cには、利用者からの抹消申請を受
けて抹消された認証IDを記憶するテーブルCの記憶領
域を設けてもよい。RAM201cのテーブルCに抹消
後の認証IDを記憶させる方法としては、ホスト装置2
のハードディスク装置3が記憶するテーブルBの抹消申
請を受けた認証IDの情報を定期的に受信し、受け取っ
た認証IDのうち重複しないものをRAM201cのテ
ーブルCに順次記憶して更新させていくようにすればよ
い。自動販売機1をこのように構成することによって、
主制御部201では、記憶領域Aのカード利用回数が記
憶領域Dの平均利用回数未満のとき、或いは記憶領域A
のカード利用回数が記憶領域Dの平均利用回数の所定割
合(例えば80%)未満であるとき、まだ利用者を正当
と判断せずに、今度は主制御部201が現在取り込んで
いる認証IDがRAM201cのテーブルCに存在する
かどうかを判別する。主制御部201において、この認
証IDがテーブルC内に存在しなければ商品選択釦10
9を点灯させて利用者が選択した商品を販売するが、逆
にこの認証IDがRAM201cのテーブルCに存在す
ることを確認すると、商品の販売を中止する。これよ
り、テーブルCを用いて認証IDの正当性を判断するよ
うにしたので、ホスト装置2と通信接続しない状態で
も、精度よく認証IDの正誤を判断できることになる。
また、テーブルCには抹消後の認証IDのみを記憶すれ
ばよいので、RAM201cのメモリ容量が小さくて済
む。
【0036】<その他>本発明の実施の形態では、ID
カード7内の不揮発性メモリが記憶する記憶領域B、
C、Dの内容を「回数」としたが、これに限定されるも
のではなく、「金額」であってもよい。
【0037】また、IDカード7における不揮発性メモ
リに金銭価値を記憶する記憶領域Eを新たに設けてもよ
い。ホスト装置2側で決済を行わない場合には、この記
憶領域Eを設ける必要があり、利用者は銀行等に出向い
て、設置されている専用機器にIDカード7を挿入する
ことによって、自分の口座に入金されている金額を限度
としてIDカード7の記憶領域Eに電子価値情報を移動
させればよい。尚、この場合、自動販売機1の主制御部
201に電子価値情報を決済できる機能を設けて対応す
ることになる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、以下の利点が得られ
る。
【0039】先ず、利用者の利用度が当該利用者の利用
頻度より多い場合のみ、自動販売機がホスト装置と接続
して認証IDの使用の可否を確認するようにしたので、
自動販売機とホスト装置との間の通信費用を大幅に低減
することができる。また、利用者による利用度が当該利
用者の利用頻度よりも少ない場合には、自動販売機内の
記憶部における使用不可能な認証IDと比較をしてから
商品を販売するようすれば、自動販売機とホスト装置と
の間の通信費用を低減できる他に、第三者が記憶媒体を
拾得した不正使用による商品販売を精度よく防止するこ
とができる。更に、利用者はこの記憶媒体を携行するこ
とによって、気軽に且つ正当に商品を購入することがで
き、また不当な第三者が正当な利用者の記憶媒体を拾得
して不正使用したとしても、商品を取得することはでき
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動販売機の販売システムを示す図で
ある。
【図2】本発明の記憶媒体におけるデータ構造を示す図
である。
【図3】図1の自動販売機の正面図の一例を示す図であ
る。
【図4】図3の自動販売機の動作を説明するためのブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 2 サーバ装置 3 ハードディスク装置 4 通信回線 106 カードリーダ 201 主制御部 205 接客制御部 206 販売制御部 211 通信部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G07F 5/18 G07F 5/18 9/00 L 7/12 7/08 J 9/00 C Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 BA04 BA05 CA02 CA03 CA06 CB01 CB02 CC03 DA01 DA02 DA04 DA05 DA10 DB02 DB03 DB05 DC01 DC05 DC06 DD01 DD07 DE01 DE02 EA04 EA08 EA12 EA20 EB01 5B058 CA01 KA08 YA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の利用者に割り当てられた各認証I
    Dを管理するホスト装置と、利用者の認証ID、当該利
    用者が商品を購入した過去の所定日数における利用頻
    度、および当該利用者が商品を購入する現時点までの所
    定日数(<前記過去の所定日数)における利用度が記憶
    されている記憶媒体の内容を読み込んで、前記利用度が
    前記利用頻度より多いとき、前記ホスト装置と接続して
    前記記憶媒体における認証IDが正しいことを確認した
    後に商品を販売し、前記利用度が前記利用頻度より少な
    いとき、前記ホスト装置と接続せずに商品を販売する自
    動販売機と、から成ることを特徴とする自動販売機の販
    売システム。
  2. 【請求項2】 複数の利用者に割り当てられた各認証I
    Dを管理するホスト装置と、使用不可能な認証IDを記
    憶している記憶部を有し、利用者の認証ID、当該利用
    者が商品を購入した過去の所定日数における利用頻度、
    および当該利用者が商品を購入する現時点までの所定日
    数(<前記過去の所定日数)における利用度が記憶され
    ている記憶媒体の内容を読み込んで、前記利用度が前記
    利用頻度より多いとき、前記ホスト装置と接続して前記
    記憶媒体における認証IDが正しいことを確認した後に
    商品を販売し、前記利用度が前記利用頻度より少ないと
    き、前記記憶媒体における認証IDが前記記憶部に記憶
    されていないことを確認した後に商品を販売する自動販
    売機と、から成ることを特徴とする自動販売機の販売シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記自動販売機は、前記利用度が前記利
    用頻度より多いとき、前記ホスト装置と接続して前記記
    憶媒体における認証IDが現在使用可能な認証ID内に
    存在するかどうかを確認し、現在使用可能な認証ID内
    に存在しないことを確認すると商品の販売を中止し、そ
    の後前記ホスト装置は、前記記憶媒体における認証ID
    を使用不可能な認証IDとして前記自動販売機に送信し
    て前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項2記
    載の自動販売機の販売システム。
  4. 【請求項4】 利用者の認証ID、当該利用者が商品を
    購入した過去の所定日数における利用頻度、および当該
    利用者が商品を購入する現時点までの所定日数(<前記
    過去の所定日数)における利用度が記憶されている記憶
    媒体の内容を読み込んで、前記利用度が前記利用頻度よ
    り多いとき、複数の利用者に割り当てられた各認証ID
    を管理するホスト装置と接続して前記記憶媒体における
    認証IDが正しいことを確認した後に商品を販売し、前
    記利用度が前記利用頻度より少ないとき、前記ホスト装
    置と接続せずに商品を販売するように制御を行う制御手
    段を備えたことを特徴とする自動販売機。
  5. 【請求項5】 使用不可能な認証IDを記憶している記
    憶部と、利用者の認証ID、当該利用者が商品を購入し
    た過去の所定日数における利用頻度、および当該利用者
    が商品を購入する現時点までの所定日数(<前記過去の
    所定日数)における利用度が記憶されている記憶媒体の
    内容を読み込んで、前記利用度が前記利用頻度より多い
    とき、複数の利用者に割り当てられた各認証IDを管理
    するホスト装置と接続して前記記憶媒体における認証I
    Dが正しいことを確認した後に商品を販売し、前記利用
    度が前記利用頻度より少ないとき、前記記憶媒体におけ
    る認証IDが前記記憶部に記憶されていないことを確認
    した後に商品を販売するように制御を行う制御手段と、
    を備えたことを特徴とする自動販売機。
  6. 【請求項6】 前記利用度が前記利用頻度より多いと
    き、前記ホスト装置と接続して前記記憶媒体における認
    証IDが現在使用可能な認証ID内に存在するかどうか
    を確認し、現在使用可能な認証ID内に存在しないこと
    を確認すると商品の販売を中止し、その後前記ホスト装
    置から送信されてくる前記記憶媒体における認証IDを
    使用不可能な認証IDとして前記記憶部に記憶させるこ
    とを特徴とする請求項5記載の自動販売機。
  7. 【請求項7】 利用者の認証ID、当該利用者が商品を
    購入した過去の所定日数における利用頻度、および当該
    利用者が商品を購入する現時点までの所定日数(<前記
    過去の所定日数)における利用度が自動販売機によって
    読み取られ、前記利用度が前記利用頻度より多いとき、
    前記自動販売機がこのときの認証IDが正しいかどうか
    を確認した結果に応じて商品を販売するように使用され
    ることを特徴とする記憶媒体。
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