JP2003272016A - 硬貨画像識別装置 - Google Patents

硬貨画像識別装置

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JP2003272016A JP2002072741A JP2002072741A JP2003272016A JP 2003272016 A JP2003272016 A JP 2003272016A JP 2002072741 A JP2002072741 A JP 2002072741A JP 2002072741 A JP2002072741 A JP 2002072741A JP 2003272016 A JP2003272016 A JP 2003272016A
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Eiji Itako
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Abstract

(57)【要約】 【課題】液物の付着によって生ずる投入硬貨の硬貨識別
力の低下を可及的に防止するようにした硬貨画像識別装
置を提供する。 【解決手段】撮像手段20および発光手段6を配設した
位置よりも上流の硬貨通路2に、この硬貨通路内2に流
入する液物を収集し排除する液物排除手段60を配設す
るようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動販売機、券
売機、ゲーム機等の機器内に使用され、投入硬貨の画像
を識別することによりその正偽、あるいは正貨の金種を
判別するようにした硬貨画像識別装置に関し、特に液物
の付着による画像識別力の低下を防ぐ硬貨画像識別装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、CMOSイメージセンサ等の
撮像手段およびLED等の発光手段等を使用して投入硬
貨のイメージデータを取得し、その取得した投入硬貨の
イメージデータから当該投入硬貨の正偽、あるいは正貨
の金種等を判別するようにした硬貨画像識別装置が各種
提案されている。
【0003】一方、上述した従来の硬貨画像識別装置に
おいて、その主要構成要素である撮像手段およびLED
等の発光手段は、硬貨通路の側方であって、当該硬貨通
路をに形成するシュートに極めて隣接した位置に配設さ
れている。
【0004】また、これら撮像手段およびLED等の発
光手段等は、投入硬貨による損傷を受けないようにする
ため上述した硬貨通路を形成するシュートの表面に配設
されたガラス、硬質プラスチック等の透光性窓により保
護されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した硬
貨画像識別装置の撮像手段およびLED等の発光手段等
は、投入硬貨による損傷を受けないようにするためシュ
ートの表面に配設されたガラス、硬質プラスチック等の
透光性窓により保護されてはいるが、硬貨投入口内から
雨滴等の液物が硬貨通路内に侵入し、その液物が上述し
た透光性窓に付着すると、当該透孔性窓の透光性が損な
われ、そのため発光手段から投入硬貨へ照射される照射
光の光量、および投入硬貨から反射される反射光の光量
が著しく低下し、このため撮像手段による正確な投入硬
貨のイメージデータを取得することができなくり、投入
硬貨の画像識別力が著しく低下し投入硬貨の正偽あるい
は正貨の金種を正確に判別することができなくなる重大
な問題が発生する。
【0006】この発明は、上述した事情に鑑み、液物の
付着によって生ずる投入硬貨の硬貨識別力の低下を可及
的に防止するようにした硬貨画像識別装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、この発明では、硬貨通路を通過する投入硬貨のイ
メージデータを発光手段および撮像手段により取得し、
この取得した投入硬貨のイメージデータに基づいて投入
硬貨の正偽あるいは正貨の金種を判別するようにした硬
貨画像識別装置において、前記撮像手段および前記発光
手段を配設した位置よりも上流の前記硬貨通路に当該硬
貨通路内に流入する液物を収集し排除する液物排除手段
を配設するようにしている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる硬貨画像
識別装置の一実施例を詳述する。
【0009】図1はこの発明に係わる硬貨画像識別装置
1の概念断面図である。
【0010】この硬貨画像識別装置1は、使用し得る硬
貨のうち最大厚の硬貨が一枚通過することのできる間隔
Sの硬貨通路2を設けて互いに離間し、かつ対向するよ
うに配設された第1と第2のボックス3、4から構成さ
れている。
【0011】なお、この実施例では硬貨画像識別装置1
の左側方、即ち硬貨通路2の上流には投入硬貨の有無、
あるいは投入硬貨の正偽、あるいは正貨の金種等を判別
する従来からあるコイルセンサーユニット10が配設さ
れ、その中心には前記硬貨通路2に連通する硬貨通路1
0aが形成されている。なおこのコイルセンサーユニッ
ト10は下側に位置する前記第1のボックス3左側方に
捩子等の締着手段を介し固着されている。
【0012】上述した第1と第2のボックス3、4のう
ち、下側に位置する第1のボックス3の内部には上述し
たコイルセンサーユニット10の制御ボード11が配設
され、その一部には前記硬貨通路2を通過する投入硬貨
のエッジ部を照明するためのLED等の発光素子からな
る発光手段6が搭載されている。なおこの制御ボード1
1には他にコネクタ12、ボリューム13等の電子部品
も搭載されている。
【0013】一方、この発光手段6の先端と対向する位
置の第1のボックス3の上面3a、即ち硬貨通路2の下
側シュートを形成する上面3aには矢印のごとく発光手
段6の先端から照射された光を硬貨通路2内に導く孔3
bが形成され、その孔3bは硬質ガラス、硬質プラスチ
ック等で形成された透明な透光性窓14により覆われて
いる。
【0014】また第1のボックス3内には、その左端で
あって前記硬貨通路2の上流端2aに位置する部分には
当該硬貨通路2内に侵入した液物を収集し排除する後述
する液物排除手段60が形成されている。なお、上述し
た実施例では硬貨通路2はその下流端2bが所定の傾斜
角をもって下方へ折れ曲がり、これにより硬貨通路2を
通過し、その下流端2bから落下する硬貨の姿勢を安定
化させている。
【0015】一方、上側に位置する前記第2のボックス
4内にはレンズユニット7、CMOSセンサからなる撮
像素子8およびその制御基板9からなる撮像手段20が
所定の傾斜角をもって配設されている。
【0016】また硬貨通路2の上側シュートを形成する
第2のボックス4の下面4aには、硬貨通路2の上流へ
向けて断面台形状の凹部4bが形成され、その傾斜面4
cには矢印のごとくレンズユニット7の先端に入射する
光を導く孔4dが形成され、その孔4dは硬質ガラス、
硬質プラスチック等で形成された透明な透光性窓21に
より覆われている。
【0017】なお、図1のCC要部断面で示す図2のよ
うに、第2のボックス4の下面に形成された前記断面台
形状の凹部4bの幅Wは、使用する硬貨のうちその最小
径Lの硬貨Dよりも小さくW<Lに設定されている。
【0018】従って、この使用する硬貨のうちその最小
径Lの硬貨Dよりも小さく設定された凹部4bの幅Wに
より、投入硬貨が凹部4b内に飛び込んで透光性窓21
と衝突し擦り傷、あるいは破壊等の損傷を与えることも
なく、そのため透光性窓21の損傷により、その内部に
配設された撮像手段20による硬貨の画像識別能力を低
下させる虞を可及的に低減させることができ、このため
長期に渡って安定した硬貨の識別処理を行うことのでき
る硬貨画像識別装置を提供することができることとな
る。
【0019】なお、図2で符号22は第2のボックス4
内であって、前記断面台形状の凹部4bの側方に配設さ
れ、硬貨通路2を通過する硬貨Dの表面を照明するため
のLED等の発光素子からなる発光手段であり、その正
面は硬質プラスチック等で形成された透明な透光性窓2
3により覆われている。
【0020】また、図1で示すように、第1のボックス
3の下面は着脱自在な嵌め込み式の蓋体3cで覆われ、
また第2のボックス4の上面も着脱自在な嵌め込み式の
蓋体4eで覆われているので、硬貨画像識別装置1の組
立分解正面図で示す図3のように、これら各蓋体3c、
4eを矢印の如く取り外すことにより、簡単に各ボック
ス3、4の内部が解放され、その各内部に配設された電
子機器の保守点検作業が容易に行えることとなる。
【0021】一方、この硬貨画像識別装置1の正面図で
示す図4、および図4の右側面図で示す図5のように、
第1と第2のボックス3、4にはラッチ手段30が配設
され、第1と第2のボックス3、4は硬貨通路2を境に
常時は互いに分離せぬよう係合している。
【0022】このラッチ手段30は、第2のボックス4
に軸31を中心に回動自在に支承され先端にラッチ爪3
2が形成されたラッチレバー33と、第1のボックス3
に配設され前記ラッチ爪32と係合するラッチ孔34が
形成されたラッチプレート35とから構成されている。
【0023】また、図5で示すように、第1と第2のボ
ックス3、4の右側方には軸受手段40が配設されてい
る。
【0024】この軸受手段40は、第1のボックス3に
形成された軸受孔41と第2のボックス4に突設された
軸42等から構成されている。またこの軸受孔41の上
方には軸42を嵌挿するためのガイド孔41aが形成さ
れ、軸42が軸受孔41に対して着脱自在となるように
構成されている。
【0025】このようなラッチ手段30および軸受手段
40によると、図5に示すラッチ手段30のラッチレバ
ー33を操作しラッチ爪32とラッチプレート35との
係合を解除した後、図6で示すように軸受手段40の軸
42を中心に第2のボックス4を時計方向へ回転させる
と、第1のボックス3に対して第2のボックス4が回動
し、これにより硬貨通路2が解放される。
【0026】なお、図6で符号50は第1のボックス3
の上面に突設された位置決めピン、符号51は第2のボ
ックス4の下面に穿設され前記位置決めピン50を嵌挿
する位置決め用孔で、このような位置決めピン50およ
び位置決め用孔51とによると、常時は互いに分離せぬ
よう係合された第1と第2の各ボックス3、4の各位置
決めが確実に行われ、このため図1に示す撮像手段20
による硬貨の撮像処理が一層正確かつ確実に行われるこ
ととなる。
【0027】したがって、このようなラッチ手段30お
よび軸受手段40によると、図6で示すように、硬貨通
路2が簡単に解放され、このため当該硬貨通路2の清掃
および図1、2に示す各透光性窓14、21、23に付
着した汚れの清掃も簡単に行えることとなる。
【0028】なお、上記実施例では硬貨通路2を解放さ
せるべく、軸受手段40およびラッチ手段30を使用し
て第1のボックス3と第2のボックス4との間を開放さ
せるようにしたが、この発明は上記実施例に限定される
ことなく、第1のボックス3と第2のボックス4とを係
合爪等の係合手段を使用して互いに着脱自在に装着し、
これより硬貨通路2を開放させる際は、この係合を解除
して第1と第2のボックス3、4間を分離させるように
してもよい。
【0029】なお、上述した第1のボックス3の平面図
で示す図7のように、硬貨通路2には、当該硬貨通路2
の長手方向に沿って形成されたリブ70が幅方向に沿い
所定のピッチで複数本突設されており、この複数本のリ
ブ70によって、当該硬貨通路2を通過する硬貨表面と
の間に作用する摩擦を軽減し、その移動を容易ならしめ
るとともに、その汚れの付着を低減させるようにしてい
る。
【0030】一方、図7およびそのDD断面図で示す図
8のように、第1のボックス3内には、その左端であっ
て前記硬貨通路2の上流端2aに位置する部分には当該
硬貨通路2内に侵入した液物を収集し排除する本願発明
に係わる液物排除手段60が配設されている。
【0031】この液物排除手段60は、図7で示すよう
に、硬貨通路2の上流端2aであって、前記硬貨通路2
の幅方向に沿い所定のピッチで複数本突設されたリブ7
0間に穿設された複数個の液物ガイド孔61と、図8で
示すように、第1のボックス3内に形成された液物ガイ
ド手段200とから構成されている。
【0032】この液物ガイド手段200は前記液物ガイ
ド孔61から落下し、流入する液物(矢印)を収集する
液物収集ボックス62から構成されている。
【0033】なお、この液物収集ボックス62の底面6
3は図8で示すように、図面の右方向へ向け傾斜してお
り、このためこの液物収集ボックス62内に流入した液
物(矢印)は図面右方向へ向け案内され、ついにはその
右端に形成された液物排出孔64を介して迅速に硬貨画
像識別装置1の外部へ排出される。
【0034】したがって、上述した本願発明に係わる液
物排除手段60によると、雨滴等の液物が硬貨通路2内
に侵入した場合であっても、その雨滴は液物ガイド孔6
1、液物ガイド手段200を構成する液物収集ボックス
62の傾斜した底面63、および液物排出孔64を介し
て迅速に硬貨画像識別装置1の外部へ排出され、そのた
め液物が図1、2に示す各透光性窓14、21、23等
に付着して硬貨の画像識別能力を低下させる等の虞を可
及的に低減させることができ、このため長期に渡って安
定した硬貨の識別処理を行うことのできる硬貨画像識別
装置を提供することができる。
【0035】なお上記実施例では図8で示すように、液
物ガイド手段200を構成する液物収集ボックス62の
底面63を図面の右方向へ向け傾斜して形成し、その右
端に液物排出孔64を形成するようにしたが、この発明
は上記実施例に限定されることなく、図8と同一部分を
同一符号で示す図12のように、液物ガイド手段200
を構成する液物収集ボックス62の底面63を、その中
央部から図面の左右方向へ向けて傾斜して形成し、その
各端部にそれぞれ液物排出孔64を形成することによ
り、第1のボックス3の両サイドから液物(矢印)を迅
速に排除させるようにしてもよく、その形状および液物
排出孔64の数や位置に限定されない。
【0036】また、前記液物ガイド手段200を、上述
したように液物収集ボックス62により構成するのでは
なく、図12と同一部分を同一符号で示す図13のよう
に、液物ガイド孔61の直下に連通するガイド孔201
により構成し、第1のボックス3の真下から液物(矢
印)を排除させるようにしてもよい。
【0037】なお、上記各実施例では液物排除手段60
の液物ガイド孔61を硬貨通路2の幅方向に沿い複数個
穿設したが、この発明は上記実施例に限定されることな
く液物ガイド孔61は硬貨通路2に一個穿設するだけで
もよく、その数や形成位置は実施例に限定されない。
【0038】なお、図1の要部破断拡大図で示す図9の
ように、前述した透光性窓14は第1のボックス3の上
面3aよりも一段低い位置、すなわちシュート表面より
も奥まった位置の孔3b内に配設されており、また透光
性窓21も第2のボックス4の下面4aよりも一段高い
位置、すなわちシュート表面よりも奥まった位置の孔4
d内に配設されているので、硬貨通路2内を通過する硬
貨100に直接触れることはなく、そのため擦り傷等が
発生しにくいので、長期に渡って安定した硬貨の識別処
理を行うことのできる硬貨画像識別装置を提供すること
ができる。
【0039】なお、上述した実施例の硬貨画像識別装置
1では、一対のボックス3、4間に硬貨通路2を形成
し、しかもこの一対のボックス3、4内に硬貨の画像を
識別するための各種装置(発光手段6、撮像手段20
等)を配設するため全体として小形でしかもコンパクト
にすることができ、さらに単体の独立した硬貨画像処理
装置として使用できるため、例えば図10に示すよう
に、自動販売機等の機器筐体の扉80に形成された硬貨
投入口81とその背面に配設された従来の硬貨処理装置
82(投入硬貨の正偽を判別するとともに、正貨を金種
毎にコインチューブ内に収容し、さらに釣銭額に応じて
硬貨をコインチューブから払い出す機能を有するもの)
との間の狭いスペース内に本願の硬貨画像識別装置1を
簡単に装着することができることとなる。
【0040】なお、図10の実施例では、硬貨画像識別
装置1は図示せぬステー等の取付金具を介して扉80の
背面に取り付けられている。
【0041】そして図10で示すように、硬貨投入口8
1から硬貨100が投入され、それがコイルセンサーユ
ニット10により検出されると、硬貨画像識別装置1が
駆動され、それにより硬貨100が硬貨通路2を通過す
る間にその正偽と正貨の金種等が判別され、その後、硬
貨100は硬貨処理装置82の硬貨投入口82a内に落
下して投入され、硬貨処理装置82による所定の処理が
行われる。
【0042】なお、上述した実施例の硬貨画像識別装置
1は全体として形状が小形コンパクトで、しかも単体の
独立した硬貨画像処理装置として使用できるため、図1
0で示す上述した硬貨処理装置82の上流側に配設する
だけでなく、自動販売機、券売機、ゲーム機等の機器内
の狭いスペースに単独に配設し、投入硬貨の正偽とその
金種を判別させるようにしてもよく、その使用対象機
器、およびその設置場所は実施例に限定されることはな
く、硬貨を取り扱う機器であればいかなる機器にも配設
することができる。
【0043】なお、上記実施例では一対のボックス3、
4の側方にコイルセンサーユニット10を配設するよう
にしたが、このコイルセンサーユニット10は必ずしも
必要ではなく、なくても良い。ただしその場合は、常時
硬貨画像識別装置1を駆動するか、あるいは硬貨の投入
を検出する検出手段を例えば硬貨投入口直後等に配設
し、その検出信号に基づき硬貨画像識別装置1を駆動す
ればよい。
【0044】また上記実施例では硬貨通路2を独立した
第1と第2のボックス3、4間により形成し、この一方
のボックス3内に液物排除手段60の液物収集ボックス
62を形成するようにしたが、この発明は上記実施例に
限定されることなく、図10と同一部分を同一符号で示
す図11のように、硬貨通路2を通常の互いに平行な上
下シュート50、51により形成するとともに、その一
方のシュート50に上述した液物排除手段60の液物ガ
イド手段200である液物収集ボックス62を形成して
も良く、従って、液物排除手段60の形成場所は、撮像
手段20および前記発光手段6を配設した位置よりも上
流の硬貨通路2であればどこでも良く、その形成場所は
上記実施例に限定されない。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の硬貨画
像識別装置では、撮像手段および発光手段を配設した位
置よりも上流の硬貨通路に、当該硬貨通路内に流入する
液物を収集し排除する液物排除手段を配設するようにし
たから、雨滴等の液物が硬貨通路内に侵入した場合であ
っても、その雨滴は液物排除手段を介して硬貨画像識別
装置の外部へ排出され、そのため液物が撮像手段および
発光手段に到達することはなく、このため長期に渡って
安定した硬貨の画像識別処理を行うことのできる硬貨画
像識別装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係わる硬貨画像識別装置の概
念断面図。
【図2】図2は図1のCC要部断面図。
【図3】図3はこの発明に係わる硬貨画像識別装置の組
立分解図。
【図4】図4はこの発明に係わる硬貨画像識別装置の正
面図。
【図5】図5は図4の右側面図。
【図6】図6はこの発明に係わる硬貨画像識別装置の作
用を示す図。
【図7】図7は第1のボックスの平面図。
【図8】図8は図7のDD断面図。
【図9】図9は図1の要部拡大図。
【図10】図10はこの発明に係わる硬貨画像識別装置
の装着例を示す図。
【図11】図11はこの発明に係わる硬貨画像識別装置
の他の実施例を示す図。
【図12】図12は液物排除手段の他の実施例を示す要
部断面図。
【図13】図12は液物排除手段の他の実施例を示す要
部断面図。
【符号の説明】 1…硬貨画像識別装置 2…硬貨通路 3…第1のボックス 3c、4e…蓋体 4…第2のボックス 6、22…発光手段 10…コイルセンサーユニット 14、21…透光性窓 20…撮像手段 30…ラッチ手段 40…軸受手段 60…液物排除手段 61…液物ガイド孔 62…液物収集ボックス 64…液物排出孔 70…リブ D、100…投入硬貨 200…液物ガイド手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E002 AA06 AA07 BC01 BD01 BD05 CA06 DA02 EA03 EA05 5B047 AA30

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】硬貨通路を通過する投入硬貨のイメージデ
    ータを前記硬貨通路の側方に配設された発光手段および
    撮像手段により取得し、この取得した投入硬貨のイメー
    ジデータに基づいて投入硬貨の正偽あるいは正貨の金種
    を判別するようにした硬貨画像識別装置において、 前記撮像手段および前記発光手段を配設した位置よりも
    上流の前記硬貨通路に該硬貨通路内に流入する液物を収
    集し排除する液物排除手段を配設するようにしたことを
    特徴とする硬貨画像識別装置。
  2. 【請求項2】前記液物排除手段は、前記硬貨通路に穿設
    された液物ガイド孔と、該液物ガイド孔の下方に形成さ
    れた液物ガイド手段とからなることを特徴とする請求項
    1に記載の硬貨画像識別装置。
  3. 【請求項3】前記液物ガイド手段は液物収集ボックスか
    らなり、その端部には液物排出孔が形成されていること
    を特徴とする請求項2に記載の硬貨画像識別装置。
  4. 【請求項4】前記硬貨通路を、互いに対向するように所
    定間隔離間させて配置した第1と第2のボックスにより
    形成し、 また前記第1と第2のボックスのうち少なくとも一方の
    ボックス内に前記撮像手段を、また前記第1と第2のボ
    ックスのうち少なくとも一方、または双方に前記発光手
    段を配設し、 また前記液物排除手段を前記第1と第2のボックスのう
    ち下側に位置するボックスに形成するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の硬貨画像識別装置。
  5. 【請求項5】前記第1と第2のボックスは、前記硬貨通
    路を解放させるべく互いに開放または着脱自在に装着さ
    れていることを特徴とする請求項4に記載の硬貨画像識
    別装置。
  6. 【請求項6】前記液物排除手段は、前記硬貨通路に穿設
    された液物ガイド孔と、該液物ガイド孔の下方に形成さ
    れた液物ガイド手段からなることを特徴とする請求項4
    に記載の硬貨画像識別装置。
  7. 【請求項7】前記液物ガイド手段は液物収集ボックスか
    らなり、その端部には液物排出孔が形成されていること
    を特徴とする請求項6に記載の硬貨画像識別装置。
  8. 【請求項8】前記硬貨通路の上流端に位置する部分には
    投入硬貨の有無等を検出するコイルセンサーユニットが
    配設されていることを特徴とする請求項4に記載の硬貨
    画像識別装置。
  9. 【請求項9】前記第1と第2のボックスは、その一側面
    が着脱自在な蓋体で覆われていることを特徴とする請求
    項4に記載の硬貨画像識別装置。
  10. 【請求項10】前記第1と第2のボックスの一側面に
    は、一方のボックスに対して他方のボックスを回動させ
    る軸受手段が介在され、他側面には前記硬貨通路を境に
    常時は互を係合させて前記硬貨通路の解放を阻止するラ
    ッチ手段が配設されていることを特徴とする請求項4に
    記載の硬貨画像識別装置。
  11. 【請求項11】前記硬貨通路には進行方向に沿ってリブ
    が延設されていることを特徴とする請求項4に記載の硬
    貨画像識別装置。
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