JP2007310541A - メダル選別装置 - Google Patents

メダル選別装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007310541A
JP2007310541A JP2006137544A JP2006137544A JP2007310541A JP 2007310541 A JP2007310541 A JP 2007310541A JP 2006137544 A JP2006137544 A JP 2006137544A JP 2006137544 A JP2006137544 A JP 2006137544A JP 2007310541 A JP2007310541 A JP 2007310541A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medal
sensor
passage
sorting device
outer shape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006137544A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Morimoto
良文 森本
Hiroshi Ogawa
博 小川
Michihiro Miyabe
満弘 宮部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006137544A priority Critical patent/JP2007310541A/ja
Publication of JP2007310541A publication Critical patent/JP2007310541A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Abstract

【課題】悪戯治具を用いて不正にゲームをされることがあった。
【解決手段】メダル22の投入口23と、この投入口23に連結されるとともに下流に向かって設けられた通路24と、この通路24の上流側に設けられた外形判定部26と、この外形判定部26の下流側に設けられた切替ゲート28と、この切替ゲート28の下流側に設けられるとともにメダル22の通過個数を検知するセンサ29と、このセンサ29の下流に設けられた出口30と、センサ30の出力が接続されたコネクタ31と、外形判定部26で偽メダル22b、22c、22dと判定されたメダル及び切替ゲート28により返却されるメダル22の返却口25とを備え、センサ29は通路24の壁面24bに磁気センサ29aと光学センサ29bとが並んで設けられたものである。これにより、所期の目的を達成することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技等で使用されるメダル選別装置に関するものである。
以下、従来のメダル選別装置について説明する。遊技場等で用いられている従来のメダル選別装置は、図15に示すような構成と成っていた。即ち、図15において、1はメダル2が投入される投入口であり、この投入口1に連結して通路3が下流に向かって設けられている。そして、この通路3上には、投入口1方向から順にメダル2の外形判定部4と、メダル2の真偽を検知する光学センサ5と、メダル2の到達を検知する光学センサ6と、このメダル2の真偽により通路3を切り替える通路切替ゲート7と、この通路切替ゲート7に連結されるとともに、真と判定されたメダル2aが導かれる出口8と、前記通路切替ゲート7に連結されるとともに、偽と判定されたメダル2bが導かれる排出口9と、前記外形判定部4で排除されたメダル2cを返却する返却口10とで構成されていた。
以上のように構成されたメダル選別装置について、以下にその動作を説明する。投入口1から投入されたメダル2は、通路3を転動して下流へと導かれる。この通路3の転動中に外形判定部4でメダル2の外形が判定される。次に光学センサ5でメダル2の光学的特徴が検出される。この光学センサ5の出力はコントロール側に導かれる。そして、コントロール側でメダル2の真偽が判定され、真のメダル2aのみが収納ボックスへ繋がる出口8から放出される。
メダル2が通路3の転動中において、外形判定部4で真のメダル2aより外形が小さいと判定されたメダル2cは返却口10から放出される。また、光学センサ5から出力される信号に基づいて、偽と判定されたメダル2bは、排出口9から排出される。
このようにして、真と判別されたメダル2aのみが出口8から放出される。このようにして、投入されたメダル2が真のメダル2aと判定された場合のみ、遊技者はゲームを行うことができる。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開平5−46846号公報
しかしながらこのような従来のメダル選別装置では、メダル2は、外形の判定と光学センサ5、6による判定のみで行われていた。そのため、図16に示すような発光ダイオード13、13aが装着された悪戯治具11を用いて、不正にゲームをすることができた。
この悪戯治具11について今少し詳しく説明する。この悪戯治具11は、「く」の字形をした半剛体12で形成されており、その先端11a側には、光学センサ5、6と対向する位置に、夫々発光ダイオード13、13aが設けられたものである。そして、この発光ダイオード13、13aを半剛体12の他端11b側に設けられたボタン14で点滅制御するものであった。従って、このボタン14の操作により、発光ダイオード13、13aを点滅させ、あたかもメダル2が投入されたと同じ状態を作り出すことができた。即ち、メダル2を投入することなくゲームを行うことができるものであった。
本発明は、この問題を解決したもので、不正にゲームを行うことができないメダル選別装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために本発明のメダル選別装置のセンサは、通路の壁面に磁気センサと光学センサとが並んで設けられたものである。これにより、所期の目的を達成することができる。
本発明のメダル選別装置のセンサは、通路の壁面に磁気センサと光学センサとが並んで設けられたものであり、投入されたメダルの光学的な性質に併せて磁気的な性質を検知して、メダルの通過を判定することができるものである。従って、発光ダイオード等の光学手段のみを用いた悪戯治具を投入口から挿入しても磁気センサによる検知動作を制御することができない。即ち、このような治具を用いての不正ゲームを行うことはできない。
以下、本発明の実施の形態について図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるメダル選別装置の正面図である。図1において、21は樹脂で形成されるとともに略4角形をした筐体であり、この筐体21上方の一方の端21a側近傍には、メダル22の投入口23が設けられている。この投入口23は真のメダル22aがぎりぎり通過する大きさに形成されており、真のメダル22aか或いはこれより小さい偽のメダル22bのみ投入することができる。しかし、この真のメダル22aより大きなメダル22cは投入することができない。
また、この投入口23には、真のメダル22aより厚みの厚い偽のメダル22dは投入することができない。即ち、この投入口23は、メダル22の投入と併せて、外形の大きなメダル22cと厚みの厚いメダル22dを排除する役目も兼ねたものである。なお、ここで、真のメダル22aと偽のメダルの双方のメダルが該当するときには、単にメダル22と記す。
24は、投入口23に連結して設けられたメダル22の通路であり、この通路24は下方に向かって設けられている。この通路24は、投入口23から先ず真下に向かって連結され、次に筐体21の他方の端21b側に向かって約110度の角度で下流に向かって設けられている。
この通路24の壁面に外形判定部26が設けられている。この外形判定部26は、メダル22の直径が真のメダル22aより小さい偽のメダル22bを排除するものである。排除されたメダル22bは下方に形成された排除室27に落下し、返却口25から返却される。この外形判定部26と投入口23とにより、メダル22のうち、外形の小さなメダル22bと外形の大きなメダル22cと厚みの厚いメダル22dが排除される。
外形判定部26の下流の通路24には、切替ゲート28が設けられており、この切替ゲート28は、投入されたメダル22を出口30側と排除室27側に切替えるものである。そして、この切替ゲート28の下流側通路24aの壁面24bには、メダル22を検知するセンサ29が設けられている。このセンサ29の取り付けは、切替ゲート28に近接して磁気センサ29aが装着されており、この磁気センサ29aの下流側に光学センサ29bが装着されている。このセンサ29の下流側の通路24aは出口30に連結している。
磁気センサ29aと光学センサ29bとで、メダル22の通過個数や通過速度等の特徴を検出するものである。これらセンサ29の出力は外部へ信号を取り出すコネクタ31に導かれている。従って、このセンサ29で検知されたメダル22の通過個数情報はコネクタ31を介して外部のコントロールに出力される。
切替ゲート28は、投入されたメダル22の個数により通路を切り替えるものであり、センサ29を通過するメダル22の数が予め定められた個数以上になると、コントロールからの信号により、通路24が切り替えられメダル22は排除室27へ放出され、返却口25から返却されるようになっている。
また、本実施の形態において、投入口23と出口30とは、互いに異なる方向(一方の端21a側の近傍と他方の端21b側)に形成される。従って、このような入口と出口を有する機器への取り付けを容易にすることができる。
以上のように構成されたメダル選別装置において、以下にその動作を説明する。投入口23から投入されたメダル22は、先ず投入口23で外形が大きなメダル22cと厚みの厚いメダル22dが排除される。次に、外形判定部26で外形の小さなメダル22bが排除される。そして、通路24aに設けられたセンサ29により、外部のコントロールと協働して予め定められた個数より多く投入されたメダル22が排除される。従って、投入口23から投入されたメダル22のうち、真のメダル22aであって、且つ予め定められた個数のメダルのみが出口30から放出されるものである。また、コントロール側では、真のメダル22aの数だけゲームができるように制御する。
また、センサ29は、通路24の壁面24bに磁気センサ29aと光学センサ29bとが並んで設けられたものであり、投入されたメダル22の光学的な性質に併せて磁気的な性質を検知して、メダル22の通過を判定することができるものである。従って、発光ダイオード等の光学手段のみを用いた悪戯治具11を投入口23から挿入しても磁気センサ29aによる検知動作を制御することができない。即ち、このような悪戯治具11を用いての不正ゲームを行うことはできない。
図2はメダル選別装置の組立図である。図2において、筐体21の背面側にはセンサ29等が装着されたセンサ基板35が取り付けられており、このセンサ基板35にはコネクタ31が接続されている。36は投入口23の下方の通路壁面に装着されるレバーであり、このレバー36はレバーバネ36aでメダル22を通路24側に押圧するものである。このように、メダル22を通路24側へ押圧することにより、外形判定部26で小さいメダル22bの排除を容易にしている。
37は、ギャップ調整ネジであり、投入口23の下方の通路壁面に装着されている。このギャップ調整ネジ37により、通路24のギャップを調整し、厚みの厚い偽のメダル22dの挿入を禁止するものである。
また、筐体21の前面側には以下のものが取り付けられている。38は、切替ゲート28を構成するソレノイドであり、このソレノイド38に装着された排除レバー38aで通路24aと排除室27とを切り換えるものである。この排除レバー38aはバネ38bで通路24方向に付勢されている。また、このソレノイド38にはコネクタ38cが接続されており、外部のコントロールからこのコネクタ38cを介してソレノイド38に通電する。
40は、通路24、24aの他方の壁面を形成するリッドであり、樹脂で形成されている。このリッド40の下方には、通路24、24aの底面を形成する金属製のランプ41がネジ41aで着脱可能に装着されている。
また、このリッド40上方の一方の端21a側には、投入口23を形成する金属製の外形ストッパ42がネジ42aで着脱可能に装着されている。このストッパ42により外形が真のメダル22aより大きなメダル22cを禁止している。即ち、外形の大きなメダル22cを排除する。また、リッド40の他方の端は、金属製のヒンジシャフト43aで筐体21の他方の端21b側に装着される。このヒンジシャフト43aは、ヒンジバネ43b内を貫通して挿入されており、リッド40を筐体21側に閉じる方向に付勢している。
44は筐体21の下方に装着される樹脂製のフロントカバーであり、このフロントカバー44と筐体21とで返却メダル22の排除室27を形成している。
図3は、これらの部品を筐体21に装着してメダル選別装置20を完成させた完成斜視図である。
以下、各部の詳細について説明する。図4は、メダル選別装置20のフロントカバー44を外した正面図である。筐体21には、ランプ41がネジ41aで装着されたリッド40が、ヒンジシャフト43aで連結されている。そして、このリッド40はヒンジバネ43bで筐体21側に付勢されている。23は、メダル22の投入口であり、この投入口23で切断して矢印50a−50b方向から見た断面を図5に示す。
図5では、主に本実施の形態における外形判定部26について説明する。外形判定部26は、真のメダル22aと小さいメダル22bとを判定して、小さいメダル22bを、排除室27へ排除する働きをするところである。
この外形判定部26は、通路24とレバー36とで形成される。この外形判定部26の通路24は、筐体21が一方の壁面24bを形成し、他方の壁40aはリッド40側に形成されている。この壁40aは真のメダル22aの上辺の微小部分を支えるように設計されている。また、この通路24の底面はリッド40に装着されたランプ41で形成されている。
リッド40面には、壁40aと空間部40bが形成されている。この空間部40bは、通路24上のメダル22aの下面から約3分の1の位置に向かって約20度の角度で傾斜している。また、壁面24bの下方24fは、通路24上のメダル22aの下面から2分の1の位置から約50度の角度で通路24から離れる方向に傾斜して排除室27に連結している。
また、投入口23から投入されたメダル22は、レバー36でリッド40方向に付勢されている。その結果、真のメダル22aは、壁40aで支えられて空間部40bへの移動は禁止される。従って通路24を転動していく。これに対して、小さいメダル22bは、壁40aで支えられないので空間部40b側へ傾き排除室27へ落下する。
なお、この空間部40bを有する形状は、出口30の直前(ソレノイド38の排除レバー38aの終端38d)まで繋がっている。
次に、図6を用いて、切替ゲート28とセンサ29の関係について説明する。図6において、通路24、24aの壁面24bには、切替ゲート28を形成するソレノイド38が装着されており、このソレノイド38は排除レバー38aを有している。
このソレノイド38は通常状態で通電されており、排除レバー38aを吸引することにより、通路24と通路24aとを連結している。従って、予め定められた個数以内の真のメダル22aは、そのまま通路24aを転動して出口30へ放出される。これに対して予め定められた個数以上のメダル22は、コントロール側からの信号によりソレノイド38をオフして、排除レバー38aにより排除室27へ排除される。
真のメダル22aが投入された場合には、真のメダル22aは、排除レバー38aの前を通過して、通路24から通路24aに入る。そして、センサ29を通って、出口30から放出される。
これに対して、予め定められた個数以上のメダル22が切替ゲート28の前を通過する場合は、コントロール側からコネクタ38cを介してソレノイド38への通電をオフする。ソレノイド38の通電がオフされると排除レバー38aの吸引は解除されて通路24が塞がれる。従って、予め定められた個数以上のメダル22は通路24から排除室27へ排除される。
排除レバー38aの終端38dは、センサ29方向に伸びており、磁気センサ29aと光学センサ29bとでメダル22aを計数した後で、ソレノイド38を動作させても十分後続するメダル22を排除できるようになっている。このように、排除レバー38aの終端38dを十分にセンサ29aの位置まで延長させておくことが重要である。
ここで、センサ29として、磁気センサ29aと光学センサ29bを設けている理由は、以下の2つの理由による。即ち、先ず、投入されたメダル22の磁気的性質と光学的性質に基づいてメダル22通過を論理積条件として検出している。これは、光学的性質のみを利用した悪戯治具11に反応させないためである。
次に、磁気センサ29aを排除レバー38aの終端38dに近接させて設けるとともに、光学センサ29bをこの磁気センサ29aの下流側に装着する理由は、光学センサ29bはメダル22を迅速に検出できるためであり、磁気センサ29aは光学センサ29bに比べて広い範囲に対するメダル22の検出ができることによる。
即ち、先のメダル22aの通過を磁気センサ29aと光学センサ29bで検出する。このとき光学センサ29bはメダル22aの通過を迅速に検出してそれに対応する処理をすることができる。
次に、センサ29の取り付け位置について述べる。センサ29は、真のメダル22aの中心22fから上端22hの間になるように壁面24bに装着する。なお、このとき正確には、メダル22aがセンサ29を通過する距離51aと、連続投入されたメダル22との空間距離51bとが等しくなるように装着することである。これは、連なったメダル22を安定して判別するために重要な配慮である。なお、このセンサ29の取り付け位置は、メダル22aの中心22fとメダル22aの下端22jの間でも同じことである。
次に、切替ゲート28について説明する。図7は、本実施の形態におけるメダル選別装置20の切替ゲート28の切断位置を説明するための正面図である。図7に示すメダル選別装置20を52a−52bで切断したものが、図8或いは図9である。
図8は、通路24と通路24aとが連結している場合の断面図である。即ち、この場合は、ソレノイド38に通電されており、排除レバー38aはソレノイド38に吸引されている。従って、投入されたメダル22は、通路24から通路24aに転動することができる。
これに対して、ソレノイド38の通電がオフされると、図9に示すように、排除レバー38aの吸引は解除される。そうすると、排除レバー38aはバネ38bに引っ張られて、メダル22をリッド40で形成された空間部40b側に押圧する。するとメダル22は通路24から外れて、この通路24と連結された排除室27へメダル22の自重で排除される。
以上のようにして、ソレノイド38に通電された状態では、通路24と通路24aとが連結する。これに対して、ソレノイド38の通電がオフされた状態では、通路24は排除室27に連結されることになる。
(実施の形態2)
図10は、実施の形態2におけるメダル選別装置55の正面図である。実施の形態2は、メダル22の判定基準が変更されたメダル選別装置55について説明する。なお、実施の形態1と同じものについては、同一符号を付して説明を簡略化している。
本実施の形態において、メダル22の判定基準の変更は、ランプ56(実施の形態1におけるランプ41に該当する)と外形ストッパ57(実施の形態1における外形ストッパ42に該当する)の変更により行う。
実施の形態1ではメダル22aを基準としたが、実施の形態2ではこのメダル22aと異なる外形を有するメダル22gを基準とする。この場合は、外形ストッパ57とランプ56を変更する。外形ストッパ57を基準メダル22gの直径がぎりぎり通過できる外形ストッパ57に取り替える。この取り替えはネジ42aで簡単に取り替えることができるようになっている。また、壁40a(図5参照)により基準メダル22gの上辺の微小部分を支えるようにランプ56を取り替える。この取り替えはネジ41aで簡単に取り替えるようになっている。また、基準メダル22gの厚みの調整は、ギャップ調整ネジ37(図2参照)で行う。
以上のように、本実施の形態におけるメダル選別装置55は、外形ストッパ57と、ランプ56の交換と、ギャップ調整ネジ37による厚み調整により、容易に外形の異なるメダル22gを基準としたメダル選別装置55を実現することができる。
(実施の形態3)
以降、実施の形態3、4、5は、本メダル選別装置に用いることのできるセンサ(実施の形態1、2で述べたセンサ29)の配置について述べる。
図11は、実施の形態3におけるメダル選別装置の通路の要部断面図である。図11において、61はメダル22の通路であり、この通路61の壁面には反射型の光学センサ62が設けられている。このセンサ62はメダル22の通過個数を検出するものである。
本実施の形態では反射型のセンサ62を用いているので、幅方向のスペースを小さくすることができる。従って、メダル選別装置の薄型化を図ることができる。
(実施の形態4)
図12は、実施の形態4におけるメダル選別装置の通路の要部断面図である。図12において、63はメダル22の通路であり、この通路63の壁面には透過型の光学センサ64a、64bが設けられている。このセンサ64a、64bはメダル22の通過個数を検出するものである。
本実施の形態では透過型のセンサ64a、64bを用いているので、外部からの異物(例えば悪戯治具11)を挿入すれば、一旦光を遮ることになるので容易に悪戯を発見することができる。また、図13に示すようにセンサ64a(例えば発光ダイオード)の前方とセンサ64b(例えばフォトトランジスタ)の前方に夫々鏡65を設けておけば、幅方向の寸法を小さくすることができる。更に、鏡65の代わりに光ファイバを用いることもできる。この場合はセンサ64a、64bの取り付け位置の自由度が更に大きくなる。従って、メダル選別装置の小型化を図ることができる。
(実施の形態5)
図14は、実施の形態5におけるメダル選別装置の通路の要部断面図である。図14において、66はメダル22の通路であり、この通路66の両壁面には磁気センサ67a、67bが対向して設けられている。これらのセンサ67a、67bはメダル22の通過個数の検出をするとともに、メダル22の材質或いは材厚を検出することができるものである。
即ち、磁気センサ67a、67bを直列同相接続すれば、メダル22を通過する磁力の相違からメダル22の材質を検知することができる。また、磁気センサ67a、67bを直列逆相接続すれば、メダル22で反射する磁力の相違からメダル22の材厚を検知することができる。
なお、直列同相接続した磁気センサ67a、67bと、直列逆相接続された磁気センサ67c、67dを併用して用いれば、メダル22の材質と材厚を同時に検知することができる。何れにしても正確にメダル22の性質を検知することができる。
また、磁気センサ67a、67bを用いると、通路66に溜まったゴミ等の影響を受け難いものである。従って、例え磁気センサ67a、67bとその近傍の清掃を怠ったとしても正確にメダル22の判定をすることができる。また、磁気であるので、通路66からは壁66a等で隔離することができ、ゴミ等の影響を更に受け難くすることができる。
本発明のメダル選別装置は、メダルの不正使用を防止することができるので、ゲーム用等のメダル選別装置として有用である。
本発明の実施の形態1におけるメダル選別装置の正面図 同、分解斜視図 同、斜視図 同、フロントカバーを外した正面図 同、外形判定部近傍の断面図 同、センサ近傍の拡大正面図 同、切断面を指示する正面図 同、第1の状態における切替ゲート近傍の断面図 同、第2の状態における切替ゲート近傍の断面図 同、実施の形態2におけるメダル選別装置の正面図 同、実施の形態3におけるメダル選別装置の通路の要部断面図 同、実施の形態4におけるメダル選別装置の通路の要部断面図 同、第2の例における通路の要部断面図 同、実施の形態5におけるメダル選別装置の通路の要部断面図 従来のメダル選別装置の正面図 同、悪戯治具が挿入されたメダル選別装置の正面図
符号の説明
20 メダル選別装置
22 メダル
22a 真のメダル
22b 小さい偽のメダル
22c 大きい偽のメダル
22d 厚い偽のメダル
23 投入口
24 通路
24a 通路
24b 壁面
25 返却口
26 外形判定部
27 排除室
28 切替ゲート
29 センサ
29a 磁気センサ
29b 光学センサ
30 出口
31 コネクタ

Claims (12)

  1. メダルの投入口と、この投入口に連結されるとともに下流に向かって設けられた通路と、この通路の上流側に設けられた外形判定部と、この外形判定部の下流側に設けられた切替ゲートと、この切替ゲートの下流側に設けられるとともに前記メダルの通過個数を検知するセンサと、このセンサの下流に設けられた出口と、前記センサの出力が接続されたコネクタと、前記外形判定部で偽メダルと判定されたメダル及び前記切替ゲートにより返却されるメダルの返却口とを備え、前記センサは前記通路の壁面に磁気センサと光学センサとが並んで設けられたメダル選別装置。
  2. 磁気センサの下流側に光学センサを配置した請求項1に記載のメダル選別装置。
  3. センサの取り付け位置は、通路の底面から計測して、メダルの中心と、前記メダルの上端との間の位置に設けられた請求項1に記載のメダル選別装置。
  4. センサの取り付け位置は、通路の底面から計測して、メダルの中心と、前記メダルの下端との間の位置に設けられた請求項1に記載のメダル選別装置。
  5. 外形判定部は、メダルの外形の判定基準を可変可能とした請求項1に記載のメダル選別装置。
  6. メダルの外形の判定基準を可変可能とした投入口と通路とを有する請求項5に記載のメダル選別装置。
  7. 光学センサには、反射型センサを用いた請求項1に記載のメダル選別装置。
  8. 光学センサには、透過型センサを用いた請求項1に記載のメダル選別装置。
  9. 光学センサの前面に鏡を配置し、光路を屈曲させた請求項8に記載のメダル選別装置。
  10. 磁気センサは2個以上設けるとともに、通路を挟んで対向した位置に夫々設けられた請求項1に記載のメダル選別装置。
  11. 2個のセンサは直列同相接続された請求項10に記載のメダル選別装置。
  12. 2個のセンサは直列逆相接続された請求項10に記載のメダル選別装置。
JP2006137544A 2006-05-17 2006-05-17 メダル選別装置 Pending JP2007310541A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137544A JP2007310541A (ja) 2006-05-17 2006-05-17 メダル選別装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006137544A JP2007310541A (ja) 2006-05-17 2006-05-17 メダル選別装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007310541A true JP2007310541A (ja) 2007-11-29

Family

ID=38843354

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006137544A Pending JP2007310541A (ja) 2006-05-17 2006-05-17 メダル選別装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007310541A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102831651A (zh) * 2012-07-25 2012-12-19 深圳市西龙同辉技术有限公司 一种Token的检测设备与方法
JP2015077360A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社オーイズミ 遊技媒体計数機
JP2015136476A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社オーイズミ 遊技媒体計数機
JP2017207991A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 媒体識別装置、媒体識別方法
KR101848006B1 (ko) 2016-04-15 2018-04-12 (주)에이텍티앤 환류식 정산모듈의 동전감별장치

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102831651A (zh) * 2012-07-25 2012-12-19 深圳市西龙同辉技术有限公司 一种Token的检测设备与方法
CN102831651B (zh) * 2012-07-25 2015-03-11 深圳西龙同辉技术股份有限公司 一种Token的检测设备与方法
JP2015077360A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 株式会社オーイズミ 遊技媒体計数機
JP2015136476A (ja) * 2014-01-22 2015-07-30 株式会社オーイズミ 遊技媒体計数機
KR101848006B1 (ko) 2016-04-15 2018-04-12 (주)에이텍티앤 환류식 정산모듈의 동전감별장치
JP2017207991A (ja) * 2016-05-20 2017-11-24 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 媒体識別装置、媒体識別方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6739819B1 (ja) 遊技機
JP5044838B2 (ja) コインセレクタ
JP2008108221A5 (ja)
JP2007310541A (ja) メダル選別装置
JP2007195605A (ja) 遊技機及び遊技機における不正行為の検知方法並びにプログラム
JP2008125762A (ja) 開閉検出ユニット及び遊技機
JP6707217B1 (ja) 遊技機
JP2008117072A (ja) コインセレクタ
JP2020146114A (ja) 遊技機
JP2007079912A (ja) 金属板検知装置
JP6592837B2 (ja) 遊技機
JP2002251646A (ja) メダルセレクタ
JP2009050369A (ja) コインセレクタ及びメダル式遊技機
JP6739818B1 (ja) 遊技機
JP6739817B1 (ja) 遊技機
JP6762059B2 (ja) 遊技機
JP6799348B2 (ja) 遊技機
JP4681403B2 (ja) 遊技機
JP4946371B2 (ja) 投入メダル選別装置及び遊技機
JP2007185343A (ja) 収納検知機能付メダルセレクタ
JP2007185342A (ja) ストッパ付きメダルセレクタ
JP2006034864A (ja) 遊技機
JP5000143B2 (ja) 不正防止センサ付メダルセレクタ
JP6498417B2 (ja) メダル選別装置及びメダル遊技機
JP2020141977A (ja) 遊技機