JP2003270764A - パトローネ製造方法、板材供給方法及び装置 - Google Patents

パトローネ製造方法、板材供給方法及び装置

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JP2003270764A JP2002072255A JP2002072255A JP2003270764A JP 2003270764 A JP2003270764 A JP 2003270764A JP 2002072255 A JP2002072255 A JP 2002072255A JP 2002072255 A JP2002072255 A JP 2002072255A JP 2003270764 A JP2003270764 A JP 2003270764A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速稼動を実現できるパトローネの製造方法及
び装置を提供すること。 【解決手段】複数の組立チャックと、組立チャックを回
転軸の周りに等角度間隔で保持するインデックス手段
と、インデックス手段を間欠的に回転させる駆動手段
と、を備える装置を用いて、円筒状に丸めた胴板の端部
にキャップをかしめてなるパトローネを製造するパトロ
ーネの製造方法において、丸めた胴板を組立チャックに
挿入する工程と、胴板を円筒状に丸めた状態で保持した
組立チャックが別の停止位置で停止したときに、前記工
程と並行して前記胴板の片側端部にキャップを挿入する
工程と、キャップが挿入された胴板を保持した組立チャ
ックが別の停止位置で停止したときに、前記工程と並行
して前記キャップを前記胴板にかしめる工程と、を含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真用ロールフィ
ルムを収容するパトローネを製造するパトローネ製造方
法、板材供給方法及び装置に関し、特に、片開きパトロ
ーネができるまでの高速稼動を実現するパトローネ製造
方法、板材供給方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】写真用35mmロールフイルムは、パト
ローネに収納した状態で利用される。このパトローネ
は、基本的に、円筒状の胴板と、前記胴板内に収容され
るスプールと、胴板の上下端部を閉じるキャップと、か
ら構成される。そして、胴板のフイルム引出し口の端部
内面側には、通称テレンプと称される遮光用のビロード
リボンが貼着されている。
【0003】写真用ロールフィルムを収納するパトロー
ネの製造方法について説明する。図5を参照すると、ま
ず、上述のパトローネ胴板を形成するのに縦横寸法がパ
トローネ胴板の展開縦横寸法と同一となるように切断
し、切断された金属薄板を長軸の断面が舟形状になるよ
う成形加工し、成形加工された金属薄板101の左右両
端部にビロードリボン102a、bが貼着されて、いわ
ゆる「舟形胴板」が得られる。
【0004】その後、舟形胴板は上記ビロードリボンが
互いに重なるように円筒状に丸められ、丸められた胴板
の片側端部にキャップ103aをかしめて、いわゆる
「片開きパトローネ」ができる。
【0005】最後に、スプール104に定寸フィルム1
05が巻き込まれた巻回体を片開きパトローネの開口側
から挿入した後、この片開パトローネの開口端部にキャ
ップ103bをかしめて、写真用ロールフイルムを収納
したいわゆる「巻き込みパトローネ」となる。
【0006】次に、従来のパトローネの製造方法及び装
置について図面を用いて説明する。
【0007】図6を参照すると、このパトローネ製造装
置100は、略水平面に対し垂直な回転軸を中心に回転
可能とし、複数の組立チャック171を回転軸の周りに
等角度間隔で保持するインデックスユニット170を備
えている。このインデックスユニット170の周囲に配
された8つのステーションの所定の位置には、胴板供給
部110と、片開きパトローネ製造部120と、検出部
130と、不良品排出部140と、良品排出部150
と、残品排出部160と、が配設されている。
【0008】まず、胴板供給部110から、その近傍で
静止し、かつ、胴板を受け入れ可能な組立チャック17
1に舟形胴板が挿入(供給)される。次に、挿入された
舟形胴板は、インデックスユニット170の回転によっ
て片開きパトローネ製造部120に搬送され、片開きパ
トローネ製造部120において舟形胴板が円筒状に丸め
られ、丸められた胴板の片側端部に供給されたキャップ
が挿入され、かつ、挿入されたキャップを胴板にかしめ
て、片開きパトローネが製造される。次に、製造された
片開きパトローネは、インデックスユニット170の回
転によって検出部130に搬送され、検出部130にお
いて片開きパトローネに係るキャップと胴板の係合状態
が監視され、片開きパトローネが良品か否かが検出され
る。次に、検出が終了した片開きパトローネは、インデ
ックスユニット170の回転によって不良品排出部14
0に搬送され、検出部130で不良品と判断された場合
には、不良品排出部140において不良品に係る片開き
パトローネが排出され、良品と判断された場合には、良
品に係る片開きパトローネは排出されない。次に、イン
デックスユニット170が回転し、良品に係る片開きパ
トローネが良品排出部150に搬送されてきた場合は、
良品排出部150において検出部130で良品と判断さ
れた片開きパトローネが排出される。次に、インデック
スユニット170が回転し、不良品排出部140及び良
品排出部150で排出されずに残った部品が残品排出部
160に搬送されてきた場合は、残品排出部160にお
いて組立チャックにある残留品が排出される。そして、
インデックスユニット170が回転し、空となった組立
チャック171に再び胴板供給部110から舟形胴板が
挿入され上記動作が繰り返される。また、各工程部の動
作は、同時に行なわれ、1ピッチ回転するごとに片開き
パトローネができあがってくる。
【0009】次に、胴板供給部について詳細に説明す
る。胴板供給部は、複数の胴板を搭載するトレーからス
トック部に移載する胴板移載工程部と、ストック部に蓄
積された胴板をインデックスユニットに供給する胴板供
給工程部と、に分けることができる。
【0010】図7及び図8を参照すると、胴板供給部の
胴板移載工程部201には、トレーチェンジャー機構2
10と、移載機構220と、ストック部230と、を有
する。
【0011】胴板供給部の胴板移載工程部201では、
まず、立位姿勢で整列した複数の舟形胴板203を搭載
するトレー204をトレーチェンジャー機構210を用
いて1枚づつ供給する。すなわち、トレー段ばらし部2
11に積み上げられたトレー204の最下部から2段目
を持ち上げた上で、最下部のトレー204をコンベアで
移載部212に動かす。移載部212にあるトレー20
4に対して、吸着用マグネット(図示せず)を内装する
とともに爪で舟形胴板203を把持する把持手段221
を有する移載機構220が上から降りてきて、トレー2
04上の所定枚数の舟形胴板203を立位姿勢のまま一
体的に保持し、舟形胴板203を保持したまま上昇さ
せ、水平方向に移動させ、ストック部230上方まで移
動させる。その後、舟形胴板203を保持した把持手段
221の底面の角度を回転機構222の動きで水平な状
態からストック部230の傾斜ベース231と同じ角度
に傾斜させ、傾斜させたまま舟形胴板を傾斜ベース23
1上まで下降させた上で、移載機構220の保持を解除
する。これによりひとまとまりの舟形胴板203が立位
姿勢で整列したままストック部230に移載される。な
お、空になったトレー204はトレー段積み部213に
コンベアで送られ、既に存在しているトレー204が持
ち上げられて、その最下部に挿入される。
【0012】次に、図9及び図10を参照すると、胴板
供給部の胴板供給工程部202には、ストック部230
と、吸着機構240と、マグネット250と、組立チャ
ック171と、を有する。
【0013】胴板供給部の胴板供給工程部202では、
まず、ストック部230に移載されたひとまとまりの舟
形胴板203は、スライド機構(スタッカーウェイト)
によって傾斜ベース231上で立位姿勢で整列したまま
一体的に低部側にスライドさせられ、取出し口232に
配置された爪(図示せず)で係止される。この時、スト
ック部230に蓄積されている整列する舟形胴板203
は、傾斜ベース231から取出し口232にかけて、立
位姿勢で整列した状態から水平姿勢に徐々に変換されて
ゆく。次に、ストック部230の取出し口232にある
舟形胴板203は押上機構242によって上昇してきた
吸着機構240に吸着され、下方に引かれる。この事で
後続の舟形胴板203と切り離された舟形胴板203
は、吸着されたまま、揺動部材260に形成された爪部
261によって図の右方向に押し出され取出される。こ
の時、取出し口232には邪魔板(図示せず)が設定さ
れており、2枚取出しを防ぎ、確実な一枚取出しを可能
としている。取出された舟形胴板203は、吸着された
状態でマグネット250の下方まで搬送され、押上機構
242によって上昇して、吸着を解除して舟形胴板20
3をマグネット250に保持させる。マグネット250
に保持された舟形胴板203は、次の動作サイクルで揺
動部材260に形成された爪部262によってスライド
され、インデックスユニットの組立チャック171に搬
送される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来のパトローネ製造
装置では、インデックスユニットの周囲に配された各ス
テーションのうち片開きパトローネ製造部(図6の12
0参照)において(1)胴板の丸め、(2)キャップの
挿入、(3)キャップのかしめといった機能が集中しす
ぎているため、1つのステーションにおける滞在時間が
長くなり、単位時間あたりの生産量を多くするには限界
があるといった問題がある。これに伴い、片開きパトロ
ーネ製造部120以外の工程部では、何も動作していな
い空白時間が生じ、効率的でないといった問題がある。
【0015】また、従来の胴板供給部の胴板移載工程部
では、以下のような問題がある。図7及び図8を参照す
ると、(1)舟形胴板を取り出す位置でのトレー204
の高さは機構的に一番下であり、保持手段221の昇降
用シリンダのストロークが大きいこと。(2) 保持手
段220の底面は、水平な状態からストック部の傾斜ベ
ース231の角度にあわせて回転して傾くようにできて
おり、機構が複雑であること。(3)胴板203の枚数
が所定枚数に及ばない場合や、製品のばらつきによって
1枚の胴板の厚みが薄い場合など、胴板が均一に入って
いない場合に、保持手段221におけるマグネットや爪
の把持による舟形胴板の保持のみでは、移動時の衝撃
や、傾斜時の衝撃で、胴板203を取り落とすことがあ
ること。(4)胴板203間に隙間ができた場合、胴板
が傾き倒れ、胴板の板面が保持手段221におけるマグ
ネットに吸着されてしまうことがあること。
【0016】さらに、従来の胴板供給部の胴板供給工程
部では、図9及び図10を参照すると、ストック部23
0の傾斜ベース231から取出し口232にかけて傾斜
角度が変化して行く部分(以下、R部という)で、胴板
の配列の乱れ(胴板割れ)が生じる。その結果、胴板取
り出しミスが発生し設備停止するといった問題がある。
【0017】このような胴板割れの発生要因として、発
明者の見解によると、第1にR部で、高部側からスタッ
カーウエイトなどで押圧した場合にラインプレッシャー
が寸断され、取出し口232まで均一な力が加わらない
こと、第2に胴板がR部を移動する際に舟形胴板の上側
端面とシュート接触面の摩擦、下側端面とシュート接触
面の摩擦が均一でないこと、第3に胴板を1枚ずつ取り
出しタイミングとスタッカーウェイトによる胴板の搬送
(移動)のタイミングの差等が関係していると考えられ
る。
【0018】本発明の第1の目的は、高速稼動を実現で
きるパトローネ製造方法及び装置を提供することであ
る。
【0019】本発明の第2の目的は、機構の簡便化され
た板材供給方法及び装置を提供することである。
【0020】本発明の第3の目的は、安定して舟形胴板
を供給することができる板材供給方法及び装置を提供す
ることである。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の視点にお
いては、胴板を着脱可能に把持する複数の組立チャック
と、回転軸を中心に回転可能とされ、前記組立チャック
を前記回転軸の周りに所定角度間隔で保持するインデッ
クス手段と、前記インデックス手段を前記所定角度間隔
と等しい角度ピッチで間欠的に回転させる駆動手段と、
を備える装置を用いて、フィルム取出し用の隙間を残し
つつ円筒状に丸めた胴板の端部にキャップをかしめてな
るパトローネを製造するパトローネ製造方法において、
前記組立チャックが1つの停止位置で停止したときに、
胴板を受け入れ可能な前記組立チャックに円筒状に丸め
た胴板を挿入する第1の工程と、胴板を円筒状に丸めた
状態で保持した組立チャックが別の停止位置で停止した
ときに、前記第1の工程と並行して前記胴板の片側端部
にキャップを挿入する第2の工程と、キャップが挿入さ
れた胴板を保持した組立チャックが別の停止位置で停止
したときに、前記第1の工程と並行して前記キャップを
前記胴板にかしめる第3の工程と、を含むことを特徴と
する。
【0022】また、前記パトローネ製造方法において、
丸めた胴板を前記組立チャックに挿入する前に、前記第
1の工程と並行して搬送された擬平板状の胴板を円筒状
に丸める第4の工程を含むことが好ましい。
【0023】また、前記パトローネ製造方法において、
キャップをかしめた胴板を保持した前記組立チャックが
別の停止位置で停止したときに、前記第1の工程と並行
して前記キャップをかしめた前記胴板が良品か否かを検
出する第5の工程と、検出された胴板を保持した前記組
立チャックが別の停止位置で停止したときに、前記第1
の工程と並行して検出された結果に基づいて、対応する
良品に係る胴板を排出する第6の工程と、前記組立チャ
ックが別の停止位置で停止したときに、前記第1の工程
と並行して良品として排出されなかった胴板を排出する
第7の工程と、を含むことが好ましい。
【0024】本発明の第2の視点においては、板材供給
方法において、立位姿勢で整列した複数の板材を搭載す
るトレーを一定の高さに上昇させる工程と、前記トレー
を水平な状態から一定の角度に傾斜する工程と、前記高
さ及び傾斜を維持した状態の前記トレーに載置された所
定の枚数の板材を傾斜角度を維持したまま一体的に保持
し、かつ、傾斜角度を維持したままこれと同じ角度に傾
斜するストック部の傾斜ベース上に移載する工程と、を
含むことを特徴とする。
【0025】本発明の第3の視点においては、板材供給
方法において、一定角度に傾斜するストック部の傾斜ベ
ース上で立位姿勢で整列した複数の板材を一体的に低部
側にスライドさせ、板材を前記ストック部の取出し口近
傍で係止する工程と、係止及びその解除を適宜行なうこ
とにより前記ストック部の取出し口から立位姿勢の板材
を吸着して1枚づつ取り出し、吸着した板材を立位姿勢
から水平姿勢にする工程と、を含むことを特徴とする。
【0026】また、前記板材供給方法において、水平姿
勢にされた板材をマグネットを備える搬送台の上面に保
持させ、保持された胴板を次工程に搬送する工程を含む
ことが好ましい。
【0027】本発明の第4の視点においては、写真用ロ
ールフィルムを収容する胴板及びキャップからなるパト
ローネを製造するパトローネ製造装置において、胴板を
着脱可能に把持する複数の組立チャックと、回転軸を中
心に回転可能とされ、前記組立チャックを前記回転軸の
周りに所定角度間隔で保持するインデックス手段と、前
記インデックス手段を前記所定角度間隔と等しい角度ピ
ッチで間欠的に回転させる駆動手段と、前記組立チャッ
クが1つの停止位置で停止したときに、胴板を受け入れ
可能な前記組立チャックに円筒状に丸めた胴板を挿入す
る胴板挿入手段と、胴板を円筒状に丸めた状態で保持し
た前記組立チャックが別の停止位置で停止したときに、
前記胴板挿入手段の動作と並行して前記胴板の片側端部
にキャップを挿入するキャップ挿入手段と、キャップが
挿入された胴板を保持した前記組立チャックが別の停止
位置で停止したときに、前記胴板挿入手段の動作と並行
してキャップを胴板にかしめ結合させるかしめ手段と、
を備えることを特徴とする。
【0028】また、前記パトローネ製造装置において、
丸めた胴板を前記胴板挿入手段に渡す前に、前記胴板挿
入手段の動作と並行して擬平板状の胴板を円筒状に丸め
形成する形成手段を備えることが好ましい。
【0029】また、前記パトローネ製造装置において、
キャップをかしめた胴板を保持した前記組立チャックが
別の停止位置で停止したときに、前記胴板挿入手段の動
作と並行して前記キャップをかしめた胴板が良品か否か
を検出する検出手段と、検出された胴板を保持した前記
組立チャックが別の停止位置で停止したときに、前記胴
板挿入手段の動作と並行して、検出された結果に基づい
て、対応する良品に係る胴板を排出する良品排出手段
と、組立チャックが別の停止位置で停止したときに、前
記胴板挿入手段の動作と並行して良品として排出されな
かった胴板を排出する残品排出手段と、を備えることが
好ましい。
【0030】本発明の第5の視点においては、板材供給
装置において、一定角度に傾斜した傾斜ベースを有する
とともに、前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数
の板材を収容し、収容された板材を前記傾斜ベースの低
部側から取り出すための取出し口を有するストック部
と、前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数の板材
を一体的に低部側にスライドさせるスライド機構と、ス
ライドしてきた板材を立位姿勢で整列した状態で係止
し、前記板材を1枚づつ取り出し可能に適宜係止を解除
する係止手段と、前記ストック部の取出し口から取り出
された板材を1枚づつ吸着する吸着手段を有するととも
に、前記吸着手段で吸着された胴板を立位姿勢から水平
姿勢に搬送する搬送手段を有する吸着搬送機構と、を備
えることを特徴とする。
【0031】また、前記板材供給装置において、水平姿
勢の板材を保持するマグネットを内装するとともに、上
面で保持された板材を次工程部に搬送する搬送手段を有
する搬送台を備えることが好ましい。
【0032】第6の視点においては、板材供給装置にお
いて、立位姿勢で整列した複数の板材を搭載するトレー
を一定の高さに上昇させる昇降機構と、前記トレーを水
平な状態から一定の角度に傾斜させる傾斜機構と、傾斜
したトレーの傾斜角度と同じ角度に傾斜した底面を有す
るとともに、マグネットを内装し、前記底面側に板材を
把持する把持手段を有し、傾斜した前記トレー上に載置
された所定の枚数の板材を前記マグネットにより前記底
面に吸着させ、かつ、前記把持手段で把持することによ
り一体的に保持する保持手段と、前記保持手段と接続す
るとともに、前記保持手段の底面の角度を維持したまま
前記保持手段に保持された板材を所定の位置まで搬送す
る搬送機構と、を備えることを特徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】写真用ロールフィルムを収容する
胴板及びキャップからなるパトローネを製造するパトロ
ーネの製造装置において、胴板を着脱可能に把持する複
数の組立チャック(図1の10)と、回転軸を中心に回
転可能とされ、前記組立チャックを前記回転軸の周りに
所定角度間隔で保持するインデックス手段(図1の9)
と、前記インデックス手段を前記所定角度間隔と等しい
角度ピッチで間欠的に回転させる駆動手段(図1の1
6)と、前記組立チャックが1つの停止位置で停止した
ときに、胴板を受け入れ可能な前記組立チャックに円筒
状に丸めた胴板を挿入する胴板挿入手段(図1の15)
と、胴板を円筒状に丸めた状態で保持した組立チャック
が別の停止位置で停止したときに、前記胴板挿入手段の
動作と並行して前記胴板の片側端部にキャップを挿入す
るキャップ挿入手段(図1の4)と、キャップが挿入さ
れた胴板を保持した組立チャックが別の停止位置で停止
したときに、前記胴板挿入手段の動作と並行してキャッ
プを胴板にかしめ結合させるかしめ手段(図1の5)
と、を備えることにより、胴板の丸め、キャップの挿
入、キャップのかしめ、の各工程を同時に行うことがで
き、各工程部の滞在時間を減少させることができる。
【0034】板材供給装置(図2の11)において、立
位姿勢で整列した複数の板材を搭載するトレー(図2の
13)を一定の高さに上昇させる昇降機構(図2の3
0、31、32)と、前記トレーを水平な状態から一定
の角度に傾斜させる傾斜機構(図2の40)と、傾斜し
たトレーの傾斜角度と同じ角度に傾斜した底面(図2の
57)を有するとともに、マグネット(図2の53)を
内装し、前記底面側に板材を把持する把持手段(図2の
52)を有し、傾斜した前記トレー上に載置された所定
の枚数の板材を前記マグネットにより前記底面に吸着さ
せ、かつ、前記把持手段で把持することにより一体的に
保持する保持手段(図2の51)と、前記保持手段と接
続するとともに、前記保持手段の底面の角度を維持した
まま前記保持手段に保持された板材を所定の位置まで搬
送する搬送機構(図2の54、55、56)と、を備え
ることにより、胴板が均一に整列した状態で搬送が可能
となり、保持手段から板材を取り落とすことがほとんど
なくなる。
【0035】板材供給装置(図3の12)において、一
定角度に傾斜した傾斜ベース(図3の61)を有すると
ともに、前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数の
板材(図3の14)を収容し、収容された板材を前記傾
斜ベースの低部側から取り出すための取出し口(図3の
62)を有するストック部(図3の60)と、前記傾斜
ベース上で立位姿勢で整列した複数の板材を一体的に低
部側にスライドさせるスライド機構(図3の66)と、
スライドしてきた板材を立位姿勢で整列した状態で係止
し、前記板材を1枚づつ取り出し可能に適宜係止を解除
する係止手段(図3の63)と、前記ストック部の取出
し口から取り出された板材を1枚づつ吸着する吸着手段
(図3の71)を有するとともに、前記吸着手段で吸着
された胴板を立位姿勢から水平姿勢に搬送する搬送手段
(図3の72)を有する吸着搬送機構(図3の70)
と、を備えることにより、胴板割れを生じることなく安
定的に板材を供給することができる。
【0036】
【実施例】本発明の実施例1について図面を用いて説明
する。図1は、本発明の実施例1に係るパトローネ製造
装置の構成を模式的に示したブロック図である。
【0037】このパトローネ製造装置1は、6ステーシ
ョンからなるロータリーインデックスを用い、胴板供給
部2と、丸め部3と、キャップ挿入部4と、かしめ部5
と、検出部6と、良品排出部7と、残品排出部8と、イ
ンデックスユニット9と、組立チャック10と、を有す
る。
【0038】胴板供給部2は、トレーに搭載された舟形
胴板を移載し、移載された舟形胴板を1枚ずつ丸め部3
に供給する部分である。詳細な構成については、別途説
明する。
【0039】丸め部3は、胴板供給部2から供給された
舟形胴板を円筒状に丸める部分である。舟形胴板を円筒
状に丸める方法は、従来の方法、その他の方法のいずれ
でもよい。従来の丸める方法の一例として、特開昭63
−199035号公報を参照されたい。また、丸め部3
とその近傍にあるインデックスユニット9の組立チャッ
ク10の間には、胴板挿入部15が配されている。胴板
挿入部15は、組立チャック10が1つの停止位置で停
止したときに、丸め部3の動作と並行して開状態にある
近傍の組立チャック10内に、円筒状に丸めた胴板を、
その開かれている部分が前記組立チャックの開かれてい
る部分に位置するようにして挿入する。
【0040】キャップ挿入部4は、インデックスユニッ
ト9が1ピッチ回転し、丸めた胴板を保持した組立チャ
ック10が別の停止位置で停止したときに、丸め部3
(胴板挿入部15)の動作と並行して前記胴板の片側
(外周側)端部にキャップを挿入する。詳細な構成につ
いては、別途説明する。
【0041】かしめ部5は、インデックスユニット9が
1ピッチ回転し、キャップが挿入された胴板を保持した
組立チャックが別の停止位置で停止したときに、丸め部
3(胴板挿入部15)の動作と並行してキャップを胴板
にかしめ結合する。このかしめ部5でいわゆる片開きパ
トローネができる。かしめ方法は、従来の方法、その他
の方法のいずれでもよい。従来のかしめ方法の一例とし
て、特開昭63−199035号公報を参照されたい。
【0042】検出部6は、インデックスユニット9が1
ピッチ回転し、片開きパトローネを保持した組立チャッ
クが別の停止位置で停止したときに、丸め部3(胴板挿
入部15)の動作と並行して当該片開きパトローネが良
品か否かを検出する。検出方法は、機械的に押圧して検
出するもの、赤外線を片開きパトローネにあててその反
射光を検出するもの、カメラで捉えた画像情報を処理し
て検出するもの、など胴板が良品か否かを検出できるも
のなら従来の方法、その他の方法のいずれでもよい。
【0043】良品排出部7は、インデックスユニット9
が1ピッチ回転し、検出された片開きパトローネを保持
した組立チャックが別の停止位置で停止したときに、丸
め部3(胴板挿入部15)の動作と並行して、検出部6
で検出された結果に基づいて、対応する良品に係る片開
きパトローネを排出する。排出方法は、従来の方法、そ
の他の方法のいずれでもよい。
【0044】残品排出部8は、インデックスユニット9
が1ピッチ回転し、組立チャック10が別の停止位置で
停止したときに、丸め部3(胴板挿入部15)の動作と
並行して良品として排出されなかった片開きパトローネ
若しくは残品(キャップのみ、胴板のみ)を排出する。
排出方法は、従来の方法、その他の方法のいずれでもよ
い。
【0045】インデックスユニット9は、回転軸を中心
に回転可能とされ、6つの組立チャック10を前記回転
軸の周りに等角度間隔で保持する。インデックスユニッ
ト9は、駆動部16によって前記角度間隔と等しい角度
ピッチで間欠的に回転する。インデックスユニット9の
構成は、従来のもの、その他のもののいずれでもよい。
従来のインデックスユニット9の一例として、特開平1
−287670号公報を参照されたい。
【0046】組立チャック10は、胴板を着脱可能に把
持する機構部材であり、インデックスユニット9の回転
軸の周りに6つのステーションに対応するように等角度
間隔で6つ保持されている。組立チャック10は、胴板
を円筒状に丸めた状態で保持することができるものであ
る。組立チャック10の構成は、従来のもの、その他の
もののいずれでもよい。従来の組立チャック10の一例
として、特開平1−287670号公報を参照された
い。
【0047】次に、実施例1のパトローネ製造装置の動
作について説明する。
【0048】まず、舟形胴板を胴板供給部2から丸め部
3に供給し、丸め部3において供給された舟形胴板を円
筒状に丸める。
【0049】次に、丸められた胴板は、丸め部3からそ
の近傍の停止している組立チャック10に搬送され、受
け入れ可能な組立チャック10に胴板が円筒状に丸めら
れた状態で保持される。
【0050】次に、保持された胴板は、インデックスユ
ニット9が1ピッチ回転し別の停止位置で停止したとき
に、キャップ挿入部4において丸められた胴板の片側
(外周側)端部にキャップが挿入される。
【0051】次に、キャップが挿入された胴板は、イン
デックスユニット9が1ピッチ回転し別の停止位置で停
止したときに、かしめ部5においてキャップを胴板にか
しめて、片開きパトローネが製造される。
【0052】次に、製造された片開きパトローネは、イ
ンデックスユニット9が1ピッチ回転し別の停止位置で
停止したときに、検出部6において片開きパトローネに
係るキャップと胴板の係合状態が監視され、片開きパト
ローネが良品か否かが検出される。
【0053】次に、検出された片開きパトローネは、イ
ンデックスユニット9が1ピッチ回転し別の停止位置で
停止したときに、検出部6での検出結果に基づいて、良
品排出部7において良品に係る片開きパトローネが排出
される。なお、不良品と判断された場合には、不良品に
係る片開きパトローネは排出されない。
【0054】次に、インデックスユニット9が1ピッチ
回転し別の停止位置で停止したときに、不良品に係る片
開きパトローネが存在する場合は、不良品排出部8にお
いて良品排出部7で排出されなかった片開きパトローネ
若しくは残品(何らかの異常で残ったキャップのみ、胴
板のみ)が排出される。
【0055】次に、インデックスユニット9が1ピッチ
回転し別の停止位置で停止したときに、空となった組立
チャック10に丸め部3で丸められた胴板が挿入され上
記動作が繰り返される。また、各工程部の動作は、並行
して行なわれ、インデックスユニット9が1ピッチ回転
するごとに片開きパトローネができあがってくる。
【0056】以上の構成により、パトローネ製造装置に
おいて、胴板の丸め、キャップ挿入、キャップのかし
め、それぞれを同時に行うことができ、その結果、高速
安定稼動が可能となる。また、胴板の丸め、キャップ挿
入、キャップのかしめ、それぞれの工程部が分散された
結果、機構の構成が簡便化され、メンテナンスが容易に
行なえる。
【0057】次に、図1の胴板供給部2について図面を
用いて説明する。図2は、本発明の実施例1に係る胴板
供給部の胴板移載工程部の構成を模式的に示した側面図
である。図3は、本発明の実施例1に係る胴板供給部の
胴板供給工程部の構成を模式的に示した側面図である。
胴板供給部は、複数の胴板を搭載するトレーからストッ
ク部に移載する胴板移載工程部と、ストック部に蓄積さ
れた胴板をインデックスユニットに供給する胴板供給工
程部と、に分けることができる。
【0058】図2を参照すると、胴板供給部の胴板移載
工程部11には、昇降機構30と、傾斜機構40と、移
載機構50と、ストック部60と、を有する。
【0059】昇降機構30は、保持手段31と、昇降手
段32と、を有する。保持手段31は、トレー置き場に
段積みされたトレー13の1つを保持する。昇降手段3
2は、保持手段31で保持されたトレー13を所定の高
さに上昇又は下降させる手段である。トレー13には、
立位姿勢で整列した複数の舟形胴板を搭載している。
【0060】傾斜機構40は、昇降機構の保持手段31
によって保持されたトレー13を水平面から一定の角度
に傾斜させる機構である。
【0061】移載機構50は、把持手段51と、爪52
と、マグネット53と、シリンダ54と、摺動手段55
と、レール56と、進退手段59と、を有する。
【0062】把持手段51は、昇降機構30及び傾斜機
構40によって高さ及び傾斜が保持されたトレー13か
ら所定の枚数の舟形胴板14を一体的に爪52を用いて
把持する。把持手段51における舟形胴板14の端部と
の当接面57は、トレー13の傾斜角度にあわせて傾斜
しており、移載機構50においては把持手段51の傾斜
角度を変更する機構は用いられていない。
【0063】爪52は、保持対象となる立位姿勢で整列
した舟形胴板14の板面両外側から把持するためのもの
であり、把持手段51の当接面57の長手方向の側縁部
に配設されている。
【0064】マグネット53は、把持手段51の当接面
57に舟形胴板14の端面を吸着するためのものであ
り、把持手段51内に内装され、当接面57の近傍に配
設される。
【0065】シリンダ54は、把持手段51を所定の高
さに上昇又は下降させる昇降手段である。
【0066】摺動手段55は、レール56上で水平直線
方向にシリンダ54を摺動させるための手段である。
【0067】レール56は、摺動手段55が摺動するた
めのレールであり、支柱58に接続してトレー13の上
方及びストック部60の上方まで直線的に延在する。
【0068】進退手段59は、把持手段51をトレー1
3にある舟形胴板14へ向けて動かすシリンダである。
【0069】ストック部60は、蓄積された舟形胴板1
4を1枚づつ供給する部分であり、移載機構50の当接
面57の傾斜角度と同じ一定角度に傾斜した傾斜ベース
61を有する。
【0070】次に、胴板供給部の胴板移載工程部11の
動作について説明する。
【0071】まず、立位姿勢で整列した複数の舟形胴板
14を搭載するトレー13を昇降機構30を用いて一定
の高さまで上昇させる。
【0072】次に、トレー13の高さを一定に保持した
まま、トレー13を移載機構50の当接面57の傾斜角
度と同一の角度に傾斜させる。このとき、トレー内の舟
形胴板は一方向に寄せられる。従って、胴板間の隙間は
なくなり、均一な状態になる。このため、把持手段51
におけるマグネット53に対して舟形胴板が一体となっ
て磁力を受けるため安定した保持が可能となる。
【0073】次に、移載機構50の把持手段51をトレ
ー13上に下降させ、次いで、進退手段59で舟形胴板
14へ向けて侵入させる。トレー13上の所定枚数の舟
形胴板14を整列かつ立位姿勢のまま一体的に把持手段
51に保持させ、舟形胴板14を保持したまま把持手段
51を上昇させ、水平方向に移動させ、ストック部60
上方で下降させ、傾斜ベース面へ向けて前進させて、舟
形胴板14をストック部60の傾斜ベース61に移載す
る。このとき、片方に舟形胴板が寄って隙間ができた場
合でも、把持手段51が常時傾いたままの状態なので、
重力の影響で胴板はマグネット53上に平たく倒れるの
と逆の方向に傾いて保持されることになり、倒れにく
い。また、把持手段51の両端にある爪52が内側に力
を加えられているので、安定した保持が可能となる。
【0074】以上によりひとまとまりの舟形胴板14が
立位姿勢で整列したままストック部60に移載される。
【0075】次に、図3を参照すると、胴板供給部の胴
板供給工程部12には、ストック部60と、吸着搬送機
構70と、受け台80と、を有する。
【0076】ストック部60は、図2の胴板供給部の胴
板移載工程部11のストック部60と同一のものであ
り、傾斜ベース61と、取出し口62と、シャッター6
3と、押さえ板64と、マグネット65と、スタッカウ
ェイト66と、を有する。なお、図3においては、スト
ック部60は、長手方向の断面図を示している。
【0077】傾斜ベース61は、立位姿勢で整列した複
数の舟形胴板14の置き場となるベースであり、移載機
構の当接面(図2の57参照)の傾斜角度と同じ一定角
度に傾斜しており、ベース表面は平面であり、ベース上
では舟形胴板14は立位姿勢のままスタッカウェイトの
押圧によって低部側にスライドされる。
【0078】取出し口62は、収容された舟形胴板14
を傾斜ベースの低部側から1枚ずつ取り出すための開口
部である。
【0079】シャッター63は、取出し口62から舟形
胴板14を1枚ずつ取り出すための係止手段であり、取
出し口62近傍に配され、カム駆動により開閉動作をす
る。
【0080】押さえ板64は、舟形胴板の端部上側に配
され、舟形胴板14の高さを揃えるためのものであり、
ストック部60の中間部と取出し口62近傍に配されて
いる。中間部の押さえ板64は、エアシリンダ駆動によ
り舟形胴板14の端部上側を上下動する。取出し口62
近傍の押さえ板64は、カム駆動により舟形胴板14の
端部上側を上下動する。
【0081】マグネット65は、取出し口62近傍の押
さえ板64に内装されており、胴板搬送時の倒れを防止
する。
【0082】スタッカウェイト66は、立位姿勢で整列
した舟形胴板14の最後尾側(高部側)から取出し口6
2側(低部側)へ押圧し、トレー(図2の13参照)か
ら舟形胴板14を移載するときはシリンダにより高部側
に移動する。
【0083】吸着搬送機構70は、吸着手段71と、回
動手段72と、を有する。吸着手段71は、ストック部
の取出し口62から取り出された舟形胴板を1枚づつエ
アーの調整により吸着又は脱着する手段であり、吸着時
のパットの変形量を抑制する樹脂製カラーが取付けられ
ている。回動手段72は、アーム73に取り付けられた
吸着手段71を回動させ、舟形胴板が立位姿勢から水平
姿勢になるように搬送する手段である。
【0084】受け台80は、台部81と、マグネット8
2と、摺動手段83とを有する。台部81は、吸着搬送
機構70によって搬送された舟形胴板を水平姿勢で載置
するための台である。マグネット82は、台部81に内
装されており、台部81に載置された舟形胴板を規定位
置に保持するためのものである。摺動手段83は、載置
された舟形胴板を丸め部(図1の3参照)に摺動して搬
送する手段である。
【0085】次に、胴板供給部の胴板供給工程部12の
動作について説明する。
【0086】まず、ストック部60に移載されたひとま
とまりの舟形胴板14は、スタッカウェイト66によっ
て傾斜ベース61上で立位姿勢で整列したまま一体的に
低部側にスライドされ、シャッタ63で係止され、押さ
え板64によって舟形胴板14の端部を揃える。これに
より、舟形胴板14間の隙間や乱れが取り除かれ、舟形
胴板14を1枚づつ取出しやすいよう位置決めされる。
また、中間部と取出し部にある押さえ板64の交互動作
により、スタッカウエイト66の衝撃が吸収される。
【0087】次に、ストック部60に蓄積されている舟
形胴板14は、押さえ板64の動作と、シャッタ63の
開閉により、取出し口62から立位姿勢のまま、吸着搬
送機構70の吸着手段71に吸着されて、1枚ずつ取り
出された上、吸着搬送機構70の回動手段72によっ
て、立位姿勢から水平姿勢に変換される。水平姿勢にさ
れた舟形胴板14は、受け台80の上面に保持され、丸
め部(図1の3参照)に搬送される。
【0088】次に、図1のキャップ挿入部4について図
面を用いて説明する。図4は、本発明の実施例1に係る
キャップ挿入部の動作を模式的に示した工程断面図であ
る。
【0089】図4を参照すると、キャップ挿入部90
は、キャップ供給部91、ガイド心棒93、シャッタ9
5及びシャッタ下部に内装されたマグネット95aを有
する。
【0090】キャップ供給部91は、キャップ96を組
立チャック10に保持された胴板14aに挿入しやすい
ように立位姿勢で供給する部分であり、供給孔92にキ
ャップ96が供給され、進退自在なシャッタ95により
供給されたキャップ96の四隅を支え、キャップ96を
立位姿勢の状態に保持する。この時、シャッタ95下部
に内装されているマグネット95aはキャップ96の倒
れを防ぐ効果を持つ。
【0091】ガイド心棒93は、シャッタで支えられた
キャップの孔に挿通され、その先端部が組立チャック1
0の芯材97の穴97aへ挿入され、組立チャック10
に保持された胴板14aの片側端部にセンタリングしな
がら押圧面94でキャップ96を押して挿入するのに用
いられる。
【0092】キャップ挿入部90の動作について説明す
る。まず、供給孔92に供給されたキャップ96の四隅
をシャッタ95で支え、シャッタ下部に内装されたマグ
ネット95aによりキャップ96の体勢を保持する(図
4(A)参照)。次に、保持されたキャップ96の孔に
ガイド心棒93を挿通する(図4(B)参照)。次に、
ガイド心棒93の先端部を停止している組立チャック1
0の芯材97の穴97aへ挿入し、キャップ96を押圧
面94で押して組立チャックに保持された胴板の片側端
部に挿入する(図4(C)参照)。次に、組立チャック
10の芯材97の穴97a及び供給孔92からガイド心
棒を抜く(図4(D)参照)。その後、次の(別の)胴
板を保持した組立チャックが回ってきて停止したとき
に、同様の動作を繰り返す。
【0093】
【発明の効果】本発明によれば、胴板の丸め、キャップ
の挿入、キャップのかしめ、の各工程を同時に行うこと
ができるので、高速稼動が実現される。
【0094】また、胴板の丸め、キャップの挿入、キャ
ップのかしめ、の各工程を別の位置で行なうため、各動
作に対する駆動カムの割付角を広げることが可能とな
り、急激な動作を緩やかにできるため、衝撃を減らして
長寿命化を図ることができる。
【0095】また、トレーからストック部に舟形胴板を
移載する際に、先にトレーを傾けてから移載しているの
で、胴板間に隙間がなくなり、安定した移載が可能とな
る。これに伴い、移載機構の昇降用シリンダはストロー
クの小さいものでよくなり、また、移載機構において把
持手段を傾斜させる機構が不要となり、機構の簡便化を
図ることができる。
【0096】さらに、ストック部において安定した胴板
の搬送や取り出しが可能となる。
【0097】また、ストック部からの胴板搬送で、送り
爪が胴板エッジや塗装面を擦らないのでごみの発生が少
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るパトローネ製造装置の
構成を模式的に示したブロック図である。
【図2】本発明の実施例1に係る胴板供給部の胴板移載
工程部の構成を模式的に示した側面図である。
【図3】本発明の実施例1に係る胴板供給部の胴板供給
工程部の構成を模式的に示した側面図である。
【図4】本発明の実施例1に係るキャップ挿入部の動作
を模式的に示した工程断面図である。
【図5】パトローネの構成を模式的に示した分解斜視図
である
【図6】従来の一例に係るパトローネ製造装置の構成を
模式的に示したブロック図である。
【図7】従来の一例に係る胴板供給部の胴板移載工程部
の構成を模式的に示した側面図である。
【図8】従来の一例に係る胴板供給部の胴板移載工程部
の構成を模式的に示した部分平面図である。
【図9】従来の一例に係る胴板供給部の胴板供給工程部
の構成を模式的に示した第1の側面図である。
【図10】従来の一例に係る胴板供給部の胴板供給工程
部の構成を模式的に示した第2の側面図である。
【符号の説明】
1、100 パトローネ製造装置 2、110 胴板供給部 3 丸め部 4 キャップ挿入部 5 かしめ部 6、130 検出部 7、150 良品排出部 8、160 残品排出部 9、170 インデックスユニット 10、171 組立チャック 11、201 胴板移載工程部 12、202 胴板供給工程部 13、204 トレー 14、203 舟形胴板 14a 丸められた胴板 15 胴板挿入部 16 駆動部 30 昇降機構 31 保持手段 32 昇降手段 40 傾斜機構 50、220 移載機構 51、221 把持手段 52 爪 53 マグネット 54、223 シリンダ 55、224 摺動手段 56、225 レール 57 当接面 58 支柱 59 進退手段 60、230 ストック部 61、231 傾斜ベース 62、232 取出し口 63 シャッター 64 押さえ板 65 マグネット 66 スタッカウェイト 70 吸着搬送機構 71 吸着手段 72 回動手段 73 アーム 81 台部 82 マグネット 83 摺動手段 90 キャップ挿入部 91 キャップ供給部 92 供給孔 93 ガイド心棒 94 押圧面 95 シャッタ 95a マグネット 96 キャップ 97 組立チャック芯材 97a 穴 101 金属薄板 102a、102b ビロードリボン 103a、103b キャップ 104 スプール 105 定寸フィルム 120 片開きパトローネ製造部 140 不良品排出部 210 トレーチェンジャー機構 211 トレー段ばらし部 212 移載部 213 トレー段積み部 222 回転機構 240 吸着機構 241 上下機構 242 押上機構 250 マグネット 260 揺動部材 261 第1爪部 262 第2爪部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03C 3/00 G03C 3/00 590F 590G

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】胴板を着脱可能に保持する複数の組立チャ
    ックと、 回転軸を中心に回転可能とされ、前記組立チャックを前
    記回転軸の周りに所定角度間隔で保持するインデックス
    手段と、 前記インデックス手段を前記所定角度間隔と等しい角度
    ピッチで間欠的に回転させる駆動手段と、を備える装置
    を用いて、フィルム取出し用の隙間を残しつつ円筒状に
    丸めた胴板の端部にキャップをかしめてなるパトローネ
    を製造するパトローネ製造方法であって、 前記組立チャックが1つの停止位置で停止したときに、
    胴板を受け入れ可能な前記組立チャックに円筒状に丸め
    た胴板を挿入する第1の工程と、 胴板を円筒状に丸めた状態で保持した前記組立チャック
    が別の停止位置で停止したときに、前記第1の工程と並
    行して前記胴板の片側端部にキャップを挿入する第2の
    工程と、 キャップが挿入された胴板を保持した前記組立チャック
    が別の停止位置で停止したときに、前記第1の工程と並
    行して前記キャップを前記胴板にかしめる第3の工程
    と、を含むことを特徴とするパトローネ製造方法。
  2. 【請求項2】丸めた胴板を組立チャックに挿入する前
    に、前記第1の工程と並行して搬送された擬平板状の胴
    板を円筒状に丸め形成を行なう第4の工程を含むことを
    特徴とする請求項1記載のパトローネ製造方法。
  3. 【請求項3】キャップをかしめた胴板を保持した前記組
    立チャックが別の停止位置で停止したときに、前記第1
    の工程と並行して前記キャップをかしめた前記胴板が良
    品か否かを検出する第5の工程と、 検出された胴板を保持した前記組立チャックが別の停止
    位置で停止したときに、前記第1の工程と並行して、検
    出された結果に基づいて、対応する良品に係る胴板を排
    出する第6の工程と、 前記組立チャックが別の停止位置で停止したときに、前
    記第1の工程と並行して良品として排出されなかった胴
    板を排出する第7の工程と、を含むことを特徴とする請
    求項1又は2記載のパトローネ製造方法。
  4. 【請求項4】立位姿勢で整列した複数の擬平板状の胴板
    を搭載するトレーを一定の高さに上昇させる工程と、 前記トレーを水平な状態から一定の角度に傾斜する工程
    と、 前記高さ及び傾斜を維持した状態の前記トレーに載置さ
    れた所定の枚数の胴板を傾斜角度を維持したまま一体的
    に保持し、かつ、傾斜角度を維持したままこれと同じ角
    度に傾斜するストック部の傾斜ベース上に移載する工程
    と、 前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数の擬平板状
    の胴板を一体的に低部側にスライドさせ、胴板を前記ス
    トック部の取出し口近傍で係止する工程と、 係止及びその解除を適宜行なうことにより前記ストック
    部の取出し口から立位姿勢の胴板を吸着して1枚づつ取
    り出し、吸着した胴板を立位姿勢から水平姿勢にする工
    程と、 水平姿勢にされた胴板をマグネットを備える搬送台の上
    面に保持させ、保持された胴板を丸める工程に搬送する
    工程と、を含むことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか一に記載のパトローネ製造方法。
  5. 【請求項5】立位姿勢で整列した複数の板材を搭載する
    トレーを一定の高さに上昇させる工程と、 前記トレーを水平な状態から一定の角度に傾斜する工程
    と、 前記高さ及び傾斜を維持した状態の前記トレーに載置さ
    れた所定の枚数の板材を傾斜角度を維持したまま一体的
    に保持し、かつ、傾斜角度を維持したままこれと同じ角
    度に傾斜するストック部の傾斜ベース上に移載する工程
    と、 を含むことを特徴とする板材供給方法。
  6. 【請求項6】一定角度に傾斜するストック部の傾斜ベー
    ス上で立位姿勢で整列した複数の板材を一体的に低部側
    にスライドさせ、板材を前記ストック部の取出し口近傍
    で係止する工程と、 係止及びその解除を適宜行なうことにより前記ストック
    部の取出し口から立位姿勢の板材を吸着して1枚づつ取
    り出し、吸着した板材を立位姿勢から水平姿勢にする工
    程と、を含むことを特徴とする板材供給方法。
  7. 【請求項7】水平姿勢にされた板材をマグネットを備え
    る搬送台の上面に保持させ、保持された胴板を次工程に
    搬送する工程を含むことを特徴とする請求項6記載の板
    材供給方法。
  8. 【請求項8】胴板を着脱可能に保持する複数の組立チャ
    ックと、 回転軸を中心に回転可能とされ、前記組立チャックを前
    記回転軸の周りに所定角度間隔で保持するインデックス
    手段と、 前記インデックス手段を前記所定角度間隔と等しい角度
    ピッチで間欠的に回転させる駆動手段と、 前記組立チャックが1つの停止位置で停止したときに、
    胴板を受け入れ可能な前記組立チャックに円筒状に丸め
    た胴板を挿入する胴板挿入手段と、 胴板を円筒状に丸めた状態で保持した前記組立チャック
    が別の停止位置で停止したときに、前記胴板挿入手段の
    動作と並行して前記胴板の片側端部にキャップを挿入す
    るキャップ挿入手段と、 キャップが挿入された胴板を保持した前記組立チャック
    が別の停止位置で停止したときに、前記胴板挿入手段の
    動作と並行してキャップを胴板にかしめ結合させるかし
    め手段と、を備えることを特徴とするパトローネ製造装
    置。
  9. 【請求項9】丸めた胴板を前記胴板挿入手段に渡す前
    に、前記胴板挿入手段の動作と並行して擬平板状の胴板
    を円筒状に丸め形成する形成手段を備えることを特徴と
    する請求項8記載のパトローネ製造装置。
  10. 【請求項10】キャップをかしめた胴板を保持した前記
    組立チャックが別の停止位置で停止したときに、前記胴
    板挿入手段の動作と並行して前記キャップをかしめた胴
    板が良品か否かを検出する検出手段と、 検出された胴板を保持した前記組立チャックが別の停止
    位置で停止したときに、前記胴板挿入手段の動作と並行
    して、検出された結果に基づいて、対応する良品に係る
    胴板を排出する良品排出手段と、 前記組立チャックが別の停止位置で停止したときに、前
    記胴板挿入手段の動作と並行して良品として排出されな
    かった胴板を排出する残品排出手段と、を備えることを
    特徴とする請求項8又は9記載のパトローネ製造装置。
  11. 【請求項11】前記トレーの傾斜角度と同じ角度に傾斜
    した傾斜ベースを有するとともに、前記傾斜ベース上で
    複数の擬平板状の胴板を立位姿勢で整列した状態で収容
    し、収容された胴板を前記傾斜ベースの低部側から取り
    出すための取出し口を有するストック部と、 前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数の擬平板状
    の胴板を一体的に低部側にスライドさせるスライド機構
    と、 スライドしてきた胴板を立位姿勢で整列した状態で係止
    し、前記胴板を1枚づつ取り出し可能に適宜係止を解除
    する係止手段と、 前記ストック部の取出し口から取り出された胴板を1枚
    づつ吸着する吸着手段を有するとともに、前記吸着手段
    で吸着された胴板を立位姿勢から水平姿勢に搬送する搬
    送手段を有する吸着搬送機構と、 吸着搬送された水平姿勢の胴板を保持するマグネットを
    内装するとともに、上面で保持された胴板を次工程部に
    搬送する搬送手段を有する搬送台と、 立位姿勢で整列した複数の擬平板状の胴板を搭載するト
    レーを一定の高さに上昇させる昇降機構と、 前記トレーを水平な状態から前記傾斜ベースの傾斜角度
    に傾斜させる傾斜機構と、 前記傾斜ベースの傾斜角度と同じ角度に傾斜する底面を
    有するとともに、マグネットを内装し、前記底面側に胴
    板を把持する把持手段を有し、傾斜した前記トレー上に
    載置された所定の枚数の胴板を前記マグネットにより前
    記底面に吸着させ、かつ、前記把持手段で把持すること
    により一体的に保持する保持手段と、 前記保持手段と接続するとともに、前記保持手段の底面
    の角度を維持したまま前記保持手段に保持された胴板を
    所定の位置まで搬送する搬送機構と、を備えることを特
    徴とする請求項8乃至10のいずれか一に記載のパトロ
    ーネ製造装置。
  12. 【請求項12】一定角度に傾斜した傾斜ベースを有する
    とともに、前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数
    の板材を収容し、収容された板材を前記傾斜ベースの低
    部側から取り出すための取出し口を有するストック部
    と、 前記傾斜ベース上で立位姿勢で整列した複数の板材を一
    体的に低部側にスライドさせるスライド機構と、 スライドしてきた板材を立位姿勢で整列した状態で係止
    し、前記板材を1枚づつ取り出し可能に適宜係止を解除
    する係止手段と、 前記ストック部の取出し口から取り出された板材を1枚
    づつ吸着する吸着手段を有するとともに、前記吸着手段
    で吸着された胴板を立位姿勢から水平姿勢に搬送する搬
    送手段を有する吸着搬送機構と、を備えることを特徴と
    する板材供給装置。
  13. 【請求項13】水平姿勢の板材を保持するマグネットを
    内装するとともに、上面で保持された板材を次工程部に
    搬送する搬送手段を有する搬送台を備えることを特徴と
    する請求項12記載の板材供給装置。
  14. 【請求項14】立位姿勢で整列した複数の板材を搭載す
    るトレーを一定の高さに上昇させる昇降機構と、 前記トレーを水平な状態から一定の角度に傾斜させる傾
    斜機構と、 傾斜したトレーの傾斜角度と同じ角度に傾斜した底面を
    有するとともに、マグネットを内装し、前記底面側に板
    材を把持する把持手段を有し、傾斜した前記トレー上に
    載置された所定の枚数の板材を前記マグネットにより前
    記底面に吸着させ、かつ、前記把持手段で把持すること
    により一体的に保持する保持手段と、 前記保持手段と接続するとともに、前記保持手段の底面
    の角度を維持したまま前記保持手段に保持された板材を
    所定の位置まで搬送する搬送機構と、を備えることを特
    徴とする板材供給装置。
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