JP2003048647A - 電極シートの巻取り機 - Google Patents

電極シートの巻取り機

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JP2003048647A JP2001235924A JP2001235924A JP2003048647A JP 2003048647 A JP2003048647 A JP 2003048647A JP 2001235924 A JP2001235924 A JP 2001235924A JP 2001235924 A JP2001235924 A JP 2001235924A JP 2003048647 A JP2003048647 A JP 2003048647A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被巻取りシートを巻取り開始位置に正確に位
置決めすることができて、皺や巻ずれが発生することな
く均一に巻き取ることができる電極シートの巻取り機を
提供する。 【解決手段】 所定長さの被巻取りシート43A,43
Bを巻取り開始位置に供給して、巻芯上に巻き取る電極
シートの巻取り機において、被巻取りシート43A,4
3Bを巻取り開始位置に位置決めするためのシート位置
決め機構55を設ける。シート位置決め機構55は、側
壁部137cを有するシート支持台137と、そのシー
ト支持台137上に被巻取りシート43A,43Bを支
持した状態でシート支持台137を傾動させて、被巻取
りシート43A,43Bの側縁と側壁部137cとの係
合により、被巻取りシート43A,43Bを幅方向に位
置決めするシリンダ139とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば電池を製
造する工程において電池の電極シートを巻き取る際に使
用する電極シートの巻取り機に関するものである。一般
的にリチュームイオン電池等の2次電池は、図1に簡略
化して示すようにプラスまたはマイナスである電極シー
ト301,302と、これを絶縁する2枚のセパレータ
304,305の合計4枚のシートを巻芯303に巻き
つけてできるコイル状の巻取り品より構成されている。
【0002】
【従来の技術】この種の電極シートの巻取り機において
は、所定長さに切断した電極シート等の被巻取りシート
を巻芯と対応する巻取り開始位置に供給して、その被巻
取りシートの巻始め端部をセパレータ等の他のシート材
とともに巻芯に止着するようになっている。そして、こ
の状態で巻芯を回転させることにより、被巻取りシート
を他のシート材とともに巻芯の外周に巻き取っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
電極シートの巻取り機においては、被巻取りシートを巻
取り開始位置に正確に位置決めしないと、被巻取りシー
トを巻芯上に均一に巻き取ることができず、巻取り品に
皺や巻ずれが発生するという問題があった。
【0004】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、被巻取りシートを巻取り開始位置に正確に位置決め
することができて、皺や巻ずれが発生することなく均一
に巻き取ることができる電極シートの巻取り機を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明は、所定長さの被巻取りシ
ートを巻取り開始位置に供給して巻き取るようにした電
極シートの巻取り機において、前記被巻取りシートを巻
取り開始位置に位置決めするための位置決め手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0006】従って、この請求項1に記載の発明によれ
ば、被巻取りシートを巻取り開始位置に正確に位置決め
することができて、皺や巻ずれが発生することなく均一
に巻き取ることができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記位置決め手段は、側壁部を有する
シート支持台と、そのシート支持台上に被巻取りシート
を支持した状態でシート支持台を傾動させて、被巻取り
シートの側縁を側壁部に当接させることにより、被巻取
りシートを幅方向に位置決めする傾動手段とからなるこ
とを特徴とするものである。
【0008】従って、この請求項2に記載の発明によれ
ば、被巻取りシートに無理な力が作用することなく、被
巻取りシートを巻取り開始位置に正確に位置決めするこ
とができる。ちなみに、被巻取りシートが電池の電極シ
ートのように極めて薄いシート材で形成されている場合
には、被巻取りシートの側縁に位置決め部材等を強制的
に押し付けて位置決めを行うと、被巻取りシートに皺が
発生するおそれがある。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、前記被巻取りシートを位置決め状態で
シート支持台上に押圧保持する保持部材を設けたことを
特徴とするものである。
【0010】従って、この請求項3に記載の発明によれ
ば、被巻取りシートを所定位置に位置決めした状態で、
位置ずれが生じることなく保持することができる。請求
項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちのいず
れか一項に記載の発明において、前記被巻取りシートを
積層状態で収容する収容ケースと、その収容ケース内か
ら被巻取りシートを1枚ずつ振動移動等により分離させ
て取り出すための取出し手段とを設けたことを特徴とす
るものである。
【0011】従って、この請求項4に記載の発明によれ
ば、収容ケース内に積層状態で収容された被巻取りシー
トを、1枚ずつ正確に取り出して巻取り開始位置に供給
することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の一実施形態
を、図面に基づいて説明する。 (電極シートの巻取り機32の概要)電極シートの巻取
り機の一連の作業の流れは図39に示すようにセパレー
タと、プラスまたはマイナスである2枚の電極シート4
3A,43Bを巻取り作業により巻取り品を形成し、こ
の巻取り品を収納箱に収納してコンベアへ搬出するとい
うものである。
【0013】さらに、各電極シート43A,43B、セ
パレータ44の概略配置は模式的に描いた図2に示すよ
うに、リール47からセパレータ44がセパレータ引出
し機構49により下方に引き出され、それと左右から供
給された電極シート43A,43Bが巻芯45によりコ
イル状に巻かれるという構成になっている。なお、前記
電極シート43A,43B、セパレータ44、巻芯45
等は、理解を容易にするために、必要な図面において
は、厚さや間隔を誇張して描いてある。
【0014】次に、前記各電極シートの巻取り機32の
概要構成を説明する。図3に示すように、ベース40上
にはコラム41が立設されている。ベース40の上面中
央には電池に使用する一対の被巻取りシートとしての電
極シートがセパレータとともに巻き取るための電極シー
トの巻取り機構42が配設され、図4及び図5に示すよ
うに、一対の被巻取りシートとしての電極シート43
A,43Bをセパレータ44とともに巻き取るための巻
芯45が装備されている。前記コラム41の前面上部に
はリール機構46が配設され、セパレータ44を巻装し
たリール47が設けられている。コラム41及びベース
40にはセパレータ繰出し機構48、セパレータ引出し
機構49及びセパレータ切断機構50がそれぞれ傾斜状
態に配設されている。
【0015】そして、図3及び図6(a)に示すよう
に、リール機構46のリール47から供給されるセパレ
ータ44がガイドローラ51を介してセパレータ繰出し
機構48に導かれて、そのセパレータ繰出し機構48に
より所定量繰り出される。さらに、図6(b)に示すよ
うにそのセパレータ44が、セパレータ引出し機構49
により所定長さ引き出されるとともに、電極シートの巻
取り機構42の巻芯45に保持される。そして、セパレ
ータ44と電極シート43A,43Bとが巻芯45上で
共巻きされた後、セパレータ44が前記セパレータ切断
機構50によりリール47側の部分と切り離される。
【0016】図4に示すように、前記ベース40の両側
後部には一対のシート供給機構52が配設され、電極シ
ート43A,43Bを積層状態で収容した左右各2個の
収容ケース53が装備されている。各シート供給機構5
2の上方には取出し手段としてのシート取出し機構54
が対向配置されるとともに、各シート供給機構52の前
方には位置決め手段としてのシート位置決め機構55が
配設されている。
【0017】そして、図16に示すように、前記各シー
ト取出し機構54により、各シート供給機構52の左右
それぞれ1つの収容ケース53から電極シート43A,
43Bが吸着により1枚ずつ分離して取り出されて、シ
ート位置決め機構55に受け渡される。各シート位置決
め機構55においては、各電極シート43A,43Bが
電極シートの巻取り機構42の巻芯45に対応する巻取
り開始位置に位置決めされるとともに、所定の張力付与
状態に保持される。この状態で、電極シートの巻取り機
構42の巻芯45が回転されることにより、一対の電極
シート43A,43Bがセパレータ44を介装した状態
で巻芯45上に巻き取られて、巻取り品36が形成され
る。
【0018】前記電極シートの巻取り機構42の巻芯4
5の斜め方向両側には、図3に示すように上下一対の加
圧機構56が傾斜状態で対向配置されている。そして、
電極シートの巻取り機構42によって巻取り品36が巻
取り形成される際に、隙間なく巻き取られるように、こ
の加圧機構56により、巻取り品36の外周が加圧され
る。
【0019】図3に示すように、前記電極シートの巻取
り機構42の右上方には取出し機構57が配設されてい
る。そして、電極シートの巻取り機構42による巻取り
品36の巻取りが終了した後、この取出し機構57によ
り、巻取り品36が巻芯45から抜き取られる。ベース
40の外側部には収納機構58が配設されている。そし
て、この収納機構58により、巻取り品36が収納箱3
5上の4つの収納溝35a内に順に挿入収納された後、
4つの巻取り品36を収納した収納箱35が前記収納箱
送出し機構34と対応する位置に移送されて、ローラコ
ンベア31上に送り出される。
【0020】次に、前記電極シートの巻取り機32の前
述した各機構について詳細に説明する。 (電極シートの巻取り機構42)図5及び図8に示すよ
うに、前記電極シートの巻取り機構42において、ベー
ス40上には支持台61が前後方向に移動可能に支持さ
れ、その上面にはスピンドル62が回転可能に支持され
ている。スピンドル62には前記巻芯45を構成する2
枚の平板状の巻片45a,45bが、一対の開閉部材6
3を介して開閉可能に支持されている。この巻片45
a,45bは、セパレータ44の引出し経路に位置す
る。そして、図示しない開閉用シリンダにて操作軸64
が摺動されることにより、一対のカム部材65,66を
介して、巻芯45の巻片45a,45bが開閉される。
スピンドル62に対応するように、ベース40上には中
空シャフト67が回転可能に支持されている。中空シャ
フト67には摺動軸68が軸方向のみに摺動可能に挿通
され、その先端には巻片45a,45bの先端を把持可
能な把持部材69が取り付けられている。
【0021】そして、支持台61の移動により巻芯45
がセパレータ44の引出し経路から前方(図5の左方)
へ離間する位置に配置され、図5において巻芯45の位
置に障害物がなくなった状態で、図6(a)に示すよう
に、前記セパレータ44がセパレータ繰出し機構48及
びセパレータ引出し機構49により所定長さ引き出され
る。その後、図8に示すように巻芯45の巻片45a,
45bが開放された状態でセパレータ44の引出し経路
に後方(図5の右方)移動されて、図6(b)に示すよ
うに、両巻片45a,45b間にセパレータ44が挿入
される。次いで、巻芯45の巻片45a,45bが僅か
に隙間をあけた状態まで閉鎖方向に移動され、図7
(a)に示すように、巻片45a,45bが一体回転し
て、図8のように水平状態になり、セパレータ44が巻
片45a,45bの端縁に係止される。この状態で、図
7(b)に示すように、一対の電極シート43A,43
Bの端部が巻取り開始状態に左右から位置決め供給され
る。この巻取り開始状態においては、両電極シート43
A,43Bの端部が巻片45a,45b間に位置する。
【0022】そして、図7(c)に示すように、両巻片
45a,45bが閉じられることにより、両電極シート
43A,43Bの端部及びセパレータ44が巻片45
a,45b間に把持される。それとともに、図示しない
把持用シリンダにて摺動軸68が摺動されることによ
り、把持部材69が巻片45a,45bの先端に係合さ
れて、図5に示す状態になり、巻片45a,45bが把
持部材69により閉鎖状態で把持される。このため、両
電極シート43A,43B及びセパレータ44が巻片4
5a,45b間で把持状態に保持される。
【0023】前記ベース40上には回転用モータ70が
配設されている。そして、この回転用モータ70によ
り、回転軸71、プーリ72、ベルト73及びプーリ7
4を介してスピンドル62が回転されるとともに、回転
軸71、プーリ75、ベルト76及びプーリ77を介し
て中空シャフト67及び摺動軸68が一体的に回転され
る。従って、図7(d)に示すように、巻芯45が時計
方向に回転されて、その外周に電極シート43A,43
B間にセパレータ44を介在させた状態で、電極シート
43A,43Bとセパレータ44と共巻される。
【0024】(セパレータ繰出し機構48)図9及び図
36に示すように、前記セパレータ繰出し機構48にお
いて、傾斜フレーム80には移動板81が移動可能に支
持され、その下面にはクランプ板82が開閉可能に取り
付けられている。そして、図示しないクランプ用シリン
ダにてクランプ板82が閉じられることにより、前記リ
ール機構46のリール47から導かれるセパレータ44
の端部が先端を巻芯45側に突出させた状態(図9の実
線の状態)でクランプ板82と移動板81との間にクラ
ンプされる。この状態で、図示しない移動用モータにて
移動板81が移動されることにより、セパレータ44が
引き出されて、セパレータ引出し機構49側へ所定量L
の長さが繰り出される。また、巻芯45によるセパレー
タ44及び電極シート43A,43Bの巻取り時と、セ
パレータ引出し機構49によるセパレータ44の引出し
時には、クランプ板82はセパレータ44のクランプを
解放するように開放回動される。
【0025】(セパレータ引出し機構49)前記セパレ
ータ引出し機構49は、図3に示すように巻芯45の右
下方に位置している。図10及び図11に示すように、
傾斜フレーム85には支持板86が移動可能に支持され
ている。支持板86には一対の支持ロッド87が支持板
86に固定されたブロック88を介して支持板86と同
方向へ移動可能に支持されている。支持ロッド87の基
端を連結する連結板89と各ブロック88との間には緩
衝用バネ90が介装されている。両支持ロッド87の先
端部間には一対のクランプ爪91が開閉可能に取り付け
られ、開閉用シリンダ92により開閉される。そして、
この開閉用シリンダ92にてクランプ爪91が閉じられ
ることにより、図9の鎖線で示すように、前記セパレー
タ繰出し機構48にて繰り出されたセパレータ44の先
端が両クランプ爪91間にクランプされる。なお、図3
6にはこれら一連の動作が明示してある。
【0026】前記傾斜フレーム85の一端には移動用モ
ータ93が配設され、そのモータ軸及び傾斜フレーム8
5の他端にはプーリ94,95がそれぞれ取り付けられ
ている。両プーリ94,95間には移動用ベルト96が
掛装され、その一部が伝達板97を介して前記支持板8
6に連結されている。
【0027】そして、移動用モータ93にて移動用ベル
ト96が回転されることにより、伝達板97を介して支
持板86が移動されて、クランプ爪91にクランプされ
たセパレータ44が所定長さ下方へ引き出される。ま
た、セパレータ44が巻芯45上に巻き取られる際に
は、移動用モータ93によりクランプ爪91が支持板8
6とともに巻芯45側にセパレータ44の巻取りに追従
するように移動される。この場合、クランプ爪91に与
えられる移動位置がセパレータ44の巻取り移動位置よ
り若干遅れ方向にずらしてあるため、クランプ爪91は
セパレータ44に対して所定の張力を付与しながらセパ
レータ44とともに斜め上方に移動する。
【0028】そして、このセパレータ44の引出し時に
は、支持板86の移動が巻き取りに追随して一対の緩衝
用バネ90を介してクランプ爪91に伝達される。ま
た、セパレータ44の巻取り時には、セパレータ44に
引っ張られて緩衝用バネ90に対して圧縮力が作用す
る。この反作用のため、セパレータ44に所定値を越え
る張力が作用する場合には、緩衝用バネ90が付勢力に
抗してさらに圧縮される。従って、このような場合、ク
ランプ爪91の移動が許容されるため、セパレータ44
に過大な引っ張り力が作用することがなく、セパレータ
44が損傷するおそれを防止することができる。クラン
プ爪91は、巻取り終了直前にセパレータ44のクラン
プを解放する。
【0029】(セパレータ切断機構50)図12に示す
ように、前記セパレータ切断機構50において、セパレ
ータ44の引出し経路の一側には保持板100が回動レ
バー101を介して回動可能に配設され、その先端には
カッタ105と係合する溝部100aが形成されるとと
もに、基端にはガイドローラ102が取り付けられてい
る。そして、この保持板100が回動用シリンダ103
により、セパレータ44の引出し経路から離間した退避
位置Aと、セパレータ44の引出し経路に隣接した作用
位置Bとに回動される。
【0030】前記セパレータ44の引出し経路を挟んで
前記保持板100の反対側にはカッタ用シリンダ104
が配設され、そのピストンロッドにはカッタ105が取
り付けられている。
【0031】そして、図37のフロー図に示すように、
保持板100が作用位置Bに回動配置された状態で、カ
ッタ用シリンダ104にてカッタ105が保持板100
の溝部100aに向かって突出移動されることにより、
セパレータ44が切断される。このセパレータ44の切
断は、前記巻芯45によるセパレータ44及び電極シー
ト43A,43Bの巻取り終了時に行われる。
【0032】(シート供給機構52)図4及び図13〜
図16に示すように、前記各シート供給機構52におい
て、ベース40上のフレーム108上には支持板109
が配設されている。支持板109の上面には図14にお
いて実線で示す前記2個の収容ケース53が着脱可能に
支持され、それらの内部には所定長さに切断した多数の
電極シート43A,43Bが積層状態で収容されてい
る。図15での支持板109の下部には一対の昇降体1
10が昇降可能及び前後方向へ移動可能に配設されてい
る。そして、この昇降体110が昇降用シリンダ111
にて昇降されるとともに、移動用シリンダ112にて図
14において鎖線で示す取出し位置へ順に移動されるこ
とにより、収容ケース53がシート供給位置に順番に配
置される。また、この状態で収容ケース53が空になっ
た場合には、電極シート43A,43Bを満載した収容
ケース53と脱着交換される。
【0033】前記シート供給位置の収容ケース53の下
方には、押上部材113が一対のロッド114を介して
昇降可能に配設されている。そして、模式的に描いた図
13に示すように、電極シート43A,43Bが1枚ず
つピックアップされるごとに、押上用モータ115にて
スプロケット116、チェーン117及びロッド114
を介して押上部材113が所定量ずつ間欠的に上昇され
る。このことにより、シート供給位置の収容ケース53
内に積層収容されている電極シート43A,43Bが1
枚分ずつ上端開口部側へ押上げ供給される。
【0034】(シート取出し機構54)図16及び図1
7に示すように、前記各シート取出し機構54におい
て、コラム41の側面には支持アーム120が水平方向
に突設されている。支持アーム120の下面には吸着装
置121が左右方向、前後方向及び上下方向へ移動可能
に支持され、その下部には複数の吸着部121aが配設
されている。各吸着部121aは、エアによる吸引作用
を有する。
【0035】そして、図16,17に示すように、吸着
装置121が移動用モータ122によりピニオン123
及びラック124を介して左右方向へ振動移動させて完
全にシートを1枚ずつ分離させるとともに、その後上昇
し、移動用シリンダ125によりピニオン126及びラ
ック127を介して前後方向へ移動される。この移動に
より、吸着装置121の吸着部121aが前記シート供
給位置の収容ケース53の上方に対向配置される。
【0036】そして、図38の動作フロー図に示すよう
に、この状態で、吸着装置121が昇降用シリンダ12
8にて下降されることにより、収容ケース53内に積層
収容された最上部の電極シート43A,43Bが吸着部
121aに吸着される。このとき、分離手段としての移
動用モータ122にて吸着装置121が左右方向へ往復
移動されることにより、吸着部121aが電極シート4
3A,43Bの長手方向に摺動されて、吸着部121a
に吸着された電極シート43A,43Bがその下に位置
する次に吸着される電極シート43A,43Bと分離さ
れる。その後、移動用シリンダ125により吸着装置1
21が上昇に続いて前方に移動されて、吸着部121a
に吸着された電極シート43A,43Bが前方のシート
位置決め機構55上に移送される。そして、シート位置
決め機構55上で吸着部121aの吸引作用が停止さ
れ、電極シート43A,43Bがシート位置決め機構5
5上に載置供給される。
【0037】(シート位置決め機構55)このシート位
置決め機構では、巻ずれやシワの発生がなく正確に巻取
り作業が行えるようにするため、巻芯に対して電極シー
トを正確に配置するようにする。この機構では図19
(a)(b)(c)に示す順序でシートの位置決め及び
巻取りを行う。
【0038】つまり図19(a)(b)(c)のXの場
所でまず巾方向の位置決めを行い、次に手前(作業者
側)へ移動し、Yの場所で長手方向の修正を行う。すな
わち、シート供給機構52から電極シート43A,43
Bを取り出し、シート位置決め機構55へ載置する。次
に載置されたシートを図19(a)で示すように各電極
シート43A,43Bを巻芯に対して直角になるよう巾
方向の位置修正を行う(実線の状態から鎖線の状態
へ)。次に、図19(b)のYの位置に移動し、図19
(c)に示すように各電極シート43A,43Bの先端
位置と巻芯45からの距離Δが等しくなるよう各電極シ
ート43A,43Bの長手方向の位置決めを行う。
【0039】まず巾方向の位置修正動作から説明する。
図16及び図18に示すように、前記各シート位置決め
機構55において、ベース40上には移動板131が支
持されている。図18,20に示すように、この移動板
131は、移動用モータ132及びボールネジ133に
より、巻芯45の回転軸線と直交する左右方向へ移動可
能に支持される。そして、この動きは図19(c)の巻
芯45方向への移動の動作となる。移動板131の上面
には支持板134が巻芯45の回転軸線と同方向(前後
方向)へ移動可能に支持され、移動用シリンダ135に
より前後2位置に移動される。これは図19(b)の動
きとなる。すなわち移動板131と支持板134は巻芯
45に対して平行及び直角に移動可能な2段階構造とな
っている。
【0040】図20〜図22に示すように、前記支持板
134の上面には支持ロッド136が巻芯45の回転軸
線と直交する左右方向へ延びるように配設されている。
図23(a)〜(c)に示すように、支持ロッド136
にはシート支持台137が支持アーム138を介して回
動可能に支持され、この支持台137は図18に示す切
欠部137bを有する底壁部137aと、その底壁部1
37aに直交する後ろ側の側壁部137cとから構成さ
れている。そして、このシート支持台137が傾動手段
としての支持台回動用シリンダ139により、図23
(a)に示す下方の支持位置と、図23(b)で示す上
方の傾斜位置とに回動される。なお、図23(a)〜
(c)は、理解を容易にするために模式的に描いてあ
る。
【0041】また、図23(a)及び図40に示すよう
に、シート支持台137が支持位置に回動配置された状
態で、前記シート取出し機構54から底壁部137a上
に電極シート43A,43Bが受け渡される。その後、
図23(b)に示すように、シート支持台137が支持
台回動用シリンダ139により傾斜位置に傾動される。
この傾動により、電極シート43A,43Bの側縁が側
壁部137cに当接されて、図19(a)に示すよう
に、電極シート43A,43Bが幅方向の所定位置に位
置決めされる。そして、この電極シート43A,43B
の位置決め状態で、シート支持台137が支持位置に復
帰回動される。
【0042】また、模式的に描いた図22に示すよう
に、この傾動位置決め後に前記支持ロッド136には位
置決めされた電極シート43A,43Bのズレ防止を目
的として保持部材としての保持ロッド142が支持アー
ム143を介して回動可能に支持されている。この保持
ロッド142は、硬質のパイプ状の素材をシリコンゴム
等の軟質物質で被覆したもので、電極シート43A,4
3Bに傷をつけることなく電極シート43A,43Bを
押さえることができる。
【0043】そして、図23(c)及び図40に示すよ
うに、電極シート43A,43Bの位置決め後に、シー
ト支持台137の傾斜位置において、この保持ロッド1
42がロッド回動用シリンダ144により、下方へ回動
される。この回動により、保持ロッド142が図23
(b)に示す傾斜位置から図23(c)で示す押圧位置
に移動されて、電極シート43A,43Bが位置決め状
態でシート支持台137上に軽く押圧保持される。これ
により図19(a)のX位置での巾方向の位置修正動作
は終了する。
【0044】図18及び図27に示すように、ガイドレ
ール147b上には支持板147が巻芯45の回転軸線
と直交する左右方向へ移動可能に支持されている。支持
板147上には一対の始端クランプ爪148が開閉可能
に支持され、開閉用シリンダ149により各一対のリン
ク150,151を介して開閉される。そして、図18
に鎖線で示すように、前記シート支持台137が図18
の実線位置から鎖線で示す前記受渡し位置Yに移動され
たとき、始端クランプ爪148がシート支持台137の
底壁部137aに切欠部137bがあるため、電極シー
ト43A,43Bの始端より入り込んだ途中位置に対応
配置される。この状態で、始端クランプ爪148が閉じ
られて、シート支持台137上の電極シート43A,4
3Bの巻始め端部が始端クランプ爪148間にクランプ
される。その後、移動用シリンダ135によりシート支
持台137が原位置に戻る。
【0045】図18に示すように、前記ベース40上に
は移動用モータ152が配設され、この移動用モータ1
52によりボールネジ153を介して前記支持板147
が移動される。そして、前記始端クランプ爪148間に
電極シート43A,43Bの巻始め端部がクランプされ
た状態で、始端クランプ爪148が支持板147ととも
に、図18に鎖線で示す位置から巻芯45側に接近移動
され、図示しないセンサの検知によりZ位置に位置決め
される。この接近移動により、図8及び図18に示すよ
うに、巻芯45の巻片45a,45b間に電極シート4
3A,43Bの巻始め端部が挿入配置される。これによ
り巾方向と長手方向の位置決めは完了する。
【0046】(シート繰り出し機構)この機構は巻取り
作業が進行するにつれ、シート終端部を一定の張力を付
与しながら巻芯の回転に追随させる機構である。
【0047】図24及び図26に示すように、前記シー
ト支持台137の前方において、ベース40上には支持
板154が巻芯45の回転軸線と直交する左右方向へ移
動可能に支持されている。支持板154には一対の支持
ロッド155がブロック156を介して支持板154と
同方向へ移動可能に支持され、それらの基端を連結する
連結板157と各ブロック156との間には緩衝用バネ
158が介装されている。両支持ロッド155の先端部
間には一対の終端クランプ爪159が開閉可能に取り付
けられ、開閉用シリンダ160により開閉される。そし
て、この開閉用シリンダ160にて終端クランプ爪15
9が閉じられることにより、前記シート支持台137上
に位置決め保持された電極シート43A,43Bの巻終
り端部が終端クランプ爪159間にクランプされる。
【0048】図24に示すように、前記ベース40上に
は移動用モータ161が配設され、そのモータ軸及びベ
ース40上にはプーリ162,163が取り付けられて
いる。両プーリ162,163には移動用ベルト164
が掛装され、その一部が伝達板165を介して支持板1
54に連結されている。そして、移動用モータ161に
て移動用ベルト164が正逆回転されることにより、終
端クランプ爪159が左右方向に移動される。
【0049】そして、図25(a)及び図40の動作フ
ロー図に示すように、電極シート43A,43Bがシー
ト位置決め機構55の始端クランプ爪148及び終端ク
ランプ爪159によりクランプされた状態で、シート支
持台137のみが図18の右方向X位置に後退され、電
極シート43A,43Bが残される。この状態から始端
クランプ位置は固定の状態で、終端クランプ爪159か
らは巻芯45から離間する方向への弱い力が付与され、
電極シート43A,43Bが張力付与状態に緊張保持さ
れる。なお、図25は理解を容易にするために模式的に
描いてある。
【0050】そして、この状態において、始端クランプ
爪148及び終端クランプ爪159の同時移動により、
図25(b)に示すように、電極シート43A,43B
は両端にて始端クランプ爪148及び終端クランプ爪1
59にクランプされた状態で、図18で示す巻芯45に
対する巻取り開始位置Zに移動される。このように始端
クランプ爪148及び終端クランプ爪159等により、
張力付与手段としての張力付与機構が構成されている。
次いで、この状態において、巻芯45の巻片45a,4
5bが閉鎖状態になりセパレータ44、電極シート43
A,43Bの始端部が巻芯45に止着される。次に、電
極シート43A,43B及びセパレータ44の巻取りが
開始される。
【0051】この巻取りにおいては、前記セパレータ引
出し機構49のクランプ爪91と同様に、移動用モータ
161により終端クランプ爪159が巻芯45側に電極
シート43A,43Bの巻取りに追従するように移動さ
れる。そして、終端クランプ爪159に与えられる移動
位置が電極シート43A,43Bの巻取り移動位置より
若干遅れ方向にずらしているため、終端クランプ爪15
9は電極シート43A,43Bに対して所定の張力を付
与しながら電極シート43A,43Bとともに移動す
る。一方、電極シート43A,43Bの巻取りが開始さ
れて、電極シート43A,43Bがセパレータ44に巻
込まれると、始端クランプ爪148は、電極シート43
A,43Bを開放する。終端クランプ爪159は、巻取
り終了直前に電極シート43A,43Bのクランプを解
放して、元の後退位置に復帰する。
【0052】さらに、この電極シート43A,43Bの
引出し時及び巻取り時には、支持板154の移動が一対
の緩衝用バネ158を介して終端クランプ爪159に伝
達される。また、電極シート43A,43Bの巻取り時
には、緩衝用バネ158に対して圧縮力が作用する。こ
のため、電極シート43A,43Bに所定値を越える張
力が作用している場合でも、緩衝用バネ158が付勢力
に抗して圧縮される。よって、電極シート43A,43
Bに過大な張力が掛かるのを防止でき、電極シート43
A,43Bが損傷するおそれを防止することができる。
【0053】(巻取り品加圧機構56)図28及び図2
9に示すように、前記各巻取り品加圧機構56におい
て、コラム41には揺動レバー168が支持ピン169
を介して揺動可能及び長孔168aの範囲内で往復移動
可能に支持されている。揺動レバー168には一対の加
圧ロッド170が移動可能に支持され、それらの先端部
には加圧ローラ171がホルダ172を介して回転可能
に支持されている。揺動レバー168の基端には加圧用
シリンダ173が配設され、この加圧用シリンダ173
により一対の緩衝用バネ174を介して両加圧ロッド1
70が巻芯45側に移動付勢される。この移動付勢によ
り、巻芯45上に電極シート43A,43B及びセパレ
ータ44が巻き取られて巻取り品36が形成される際
に、その巻取り品36の周面形状に応じて加圧ローラ1
71が進退移動されて、巻取り品36の外周面が最適圧
力で加圧される。
【0054】図5、図28(a)及び図29に示すよう
に、前記揺動レバー168の先端に対応して、コラム4
1には回転軸175が回転可能に支持され、前記電極シ
ートの巻取り機構42の中空シャフト67の回転に伴
い、プーリ176、ベルト177及びプーリ178を介
して、巻芯45の回転速度の2倍の速度で回転される。
回転軸175の先端には揺動円板179が取り付けら
れ、その揺動円板179上の偏心ピン179aが揺動レ
バー168の先端に回転自在に連結されている。そし
て、巻芯45の回転に伴い加圧ローラ171が巻取り品
36の長径部を乗り越えて接触移動される際に、回転軸
175の回転により揺動円板179を介して、揺動レバ
ー168が45度以内の揺動角度で支持ピン169を中
心に時計反時計方向に揺動される。この揺動により、図
28(b)に示すように、加圧ローラ171が巻取り品
36の長径部を乗り越えた後に、その外周面から浮き上
がるのが防止される。
【0055】(取出し機構57)図3及び図30に示す
ように、前記取出し機構57において、ベース40上に
は搬出フレーム182が左右方向へ延長配置されてい
る。搬出フレーム182には支持板183が左右方向へ
移動可能に支持され、移動用モータ184により、プー
リ185,186及び移動用ベルト187を介して移動
される。支持板183の先端には昇降板188が支持ブ
ロック189を介して昇降可能に支持され、昇降用シリ
ンダ190により昇降される。昇降板188の下面には
左右各一対のクランプ爪191が開閉可能に支持され、
一対の開閉用シリンダ192により開閉される。
【0056】そして、図41に示すように、前記巻芯4
5上への電極シート43A,43B及びセパレータ44
の巻取りが終了して、所定形状の巻取り品36が形成さ
れた後、昇降板188が図30に実線で示す上方位置か
ら鎖線で示す下方位置に下降されて、クランプ爪191
が巻取り品36の両側に対向配置される。この状態で、
各クランプ爪191が閉じられて、巻取り品36が両側
縁からクランプ爪191により把持されるとともに、図
5で示す電極シートの巻取り機構42の支持台61の左
前方への退避移動により、巻芯45が巻取り品36から
抜き取られる。
【0057】その後、支持板183が図3の右方に移動
されて、クランプ爪191間にクランプされた巻取り品
36が収納機構58と対応する位置に取り出される。そ
して、図3に鎖線で示すように、この取出し位置で巻取
り品36がクランプ爪191から一対の持替え用クラン
プ爪193に持ち替えられる。このクランプ爪193
は、左右方向の水平軸線及び垂直軸線を中心に回動可能
である。このため、クランプ爪193の回動により、巻
取り品36が姿勢変更され、収納機構58上の収納箱3
5の収納溝35aに収納される。ここで、収納箱には図
30(b)に示すように、底板36bの上に4つの収納
溝35aを設けたブロック35cが固定され、側面には
ICメモリ等の記憶素子35bが張り付けられた構造と
なっている。
【0058】(収納機構58)図3、図31及び図32
に示すように、前記収納機構58において、ベース40
上には支持板196が巻芯45の回転軸線と同方向へ移
動可能に支持され、その上面両側には複数の支持ローラ
197が回転可能に支持されている。そして、図1の前
記収納箱取込み機構33によりローラコンベア31上か
ら取り込まれた空の収納箱35が支持ローラ197上に
支持された状態で、空の収納箱35の底板36bが図示
しないクランプツメでクランプ保持される。この状態
で、移動用モータ200によりボールネジ201を介し
て支持板196が所定量ずつ移動されて、前記取出し機
構57により電極シートの巻取り機構42から取り出さ
れた巻取り品36が収納箱35上の4つの収納溝35a
内に順に収納される。
【0059】前記ベース40上には取付台202が支持
板196の移動方向と同方向へ移動可能に支持され、押
出用シリンダ203により移動される。取付台202上
には押出板204が回動可能に支持され、回動用シリン
ダ205によりリンク206を介して、図32に実線で
示す作用位置と鎖線で示す退避位置とに回動される。
【0060】そして、図42に示すように、収納箱35
の各収納溝35aに対する巻取り品36の収納が完了し
て、クランプ板198による収納箱35のクランプが解
除された後、押出板204が作用位置に回動配置された
状態で、押出用シリンダ203により取付台202が図
31の矢印方向へ移動される。この移動により、押出板
204が収納箱35の底板36bに係合して、その収納
箱35が支持ローラ197上から前記収納箱送出し機構
34と対応する位置に押出し移動される。
【0061】(収納箱送出し機構34)図33及び図3
4に示すように、前記収納箱送出し機構34において、
ローラコンベア31の側部には送出し板209がローラ
コンベア31の延長方向と直交する方向へ移動可能に配
設され、移動用シリンダ210により移動される。送出
し板209上には書込みヘッド211が配設され、前記
巻取り品収納機構58により巻取り品36を収納した収
納箱35が送出し板209上に押出移動されたとき、こ
の書込みヘッド211が収納箱35の外面に設けられた
ICメモリ等の記憶素子35bに対向配置される。そし
て、この状態で書込みヘッド211により記憶素子35
bに対して、巻取り品36の巻取りに使用した電極シー
トの巻取り機の番号や巻取り年月日等の巻取りデータが
書き込まれる。その後、移動用シリンダ210により送
出し板209が移動されて、図33に鎖線で示すよう
に、収納箱35がローラコンベア31上に送出される。
【0062】前記ローラコンベア31の下方には昇降用
シリンダ212が配設され、そのピストンロッドには受
渡し部材213が取り付けられている。そして、この受
渡し部材213が上方位置に移動配置された状態で、前
記送出し板209により収納箱35がローラコンベア3
1上に送出されて、受渡し部材213上に支持される。
その後、受渡し部材213が下方位置に移動されること
により、収納箱35が受渡し部材213上からローラコ
ンベア31上に受け渡される。
【0063】(全体の動作)さて、図39及び図43に
全体の動作シーケンスが記述してあるが、巻取り開始時
には、巻芯45は図5で示す左前方の後退位置に配置さ
れて、巻芯45と把持部材69との間の巻取り加工位置
が開放され、しかも巻片45a,45bが互いに離間し
た開放状態にある。また、図9に実線で示すように、セ
パレータ44の先端部がクランプ板82にクランプされ
ている。この状態で、図9に2点鎖線で示すとともに、
図35及び図36に示すように、クランプ板82が傾斜
フレーム80に沿って下方へ移動してセパレータ44を
引き下げるとともに、クランプ爪91が上昇してセパレ
ータ44の先端をクランプする。
【0064】そして、図9に示すクランプ板82が解放
動作されて上方へ後退し、続いてクランプ爪91が下降
してセパレータ44を張設状態で斜め下方へ引き出す。
セパレータ44は、解放状態のクランプ板82と移動板
81との間を通って引き出される。次いで、巻芯45が
把持部材69側、すなわち巻取り加工位置に後方移動す
るとともに、図8に示すように、巻片45a,45b間
が狭まり、セパレータ44が巻片45a,45bに係止
される。
【0065】一方、図38及び図40の動作フロー図に
示すように、左右のシート供給機構52の収容ケース5
3からそれぞれ1枚の電極シート43A,43Bがシー
ト取出し機構54により取り出されて、図18に実線で
示してある後退位置にあるシート支持台137上に載置
される(X位置)。そして、シート支持台137が、図
23(b)に示すように後方へ傾斜して、電極シート4
3A,43Bが位置決めされた後に、電極シート43
A,43Bが保持ロッド142により押さえられた状態
で水平に復帰して、前方へ移動される(Y位置)。次い
で、電極シート43A,43Bの先端部及び後端がそれ
ぞれ始端クランプ爪148及び終端クランプ爪159に
よりクランプされて、電極シート43A,43Bが張設
される。この状態で、電極シート43A,43Bが巻芯
45側に移動され(Z位置)、その先端が、図8に示す
ように巻片45a,45b間に位置決めされる。
【0066】次に、巻片45a,45b間がさらに狭ま
って、それらの間にセパレータ44及び電極シート43
A,43Bが挟持されるとともに、把持部材69が前進
して、巻片45a,45bを把持する。この状態で、巻
芯45が回転を開始し、セパレータ44及び電極シート
43A,43Bの巻取りが行われる。巻取りが開始され
ると、始端クランプ爪148が電極シート43A,43
Bに対するクランプを解除するが、終端クランプ爪15
9により電極シート43A,43Bが張設状態に維持さ
れる。同時に、クランプ爪91によりセパレータ44も
張設状態に維持される。さらに、巻芯45上に巻取られ
たセパレータ44及び電極シート43A,43Bは加圧
ローラ171により適当な圧力で加圧されて巻き皺が生
じない扁平状に巻き取られる。
【0067】セパレータ44及び電極シート43A,4
3Bの巻取り終了間近になると、巻芯45の回転が停止
され、図12に示すセパレータ切断機構50によりセパ
レータ44が切断される。切断されたセパレータ44の
リール側端部はクランプ板82によりクランプされて、
次の引出しを待つ。セパレータ44の切断後、終端クラ
ンプ爪159が電極シート43A,43Bを、クランプ
爪91がセパレータ44をそれぞれ解放する。従って、
この状態で、巻取り品36の巻き取り加工が終了する。
この終了時には、前記巻取り品36は、図30(a)に
示すように、水平状態で停止される。
【0068】次に、図30,図41及び図41に示すよ
うに、取出し機構57のクランプ爪191により、巻取
り品36の両端がクランプされ、巻芯45が前方へ後退
して、巻取り品36から抜け出る。その取出し機構57
により巻取り品36が図3の右方に示す位置に搬送さ
れ、そこで持替え用クランプ爪193に持ち替えられ
て、下方で待機している収納箱35の収納溝35aに立
設状態で差し込まれる。
【0069】前記収納箱35は、ひとつの収納溝35a
に巻取り品36が差し込まれるごとに、収納溝35aの
配列ピッチ分だけ移動して、次の収納溝35aに対する
巻取り品36の差し込みを待つ。このようにして、4箇
所の収納溝35aに巻取り品36が収納されると、図3
3,図34に示すように、記憶素子35bに対して加工
関連情報が書き込まれる。そして、収納箱35は、ロー
ラコンベア31に送り出されて、次工程に搬送される。
【0070】(実施形態の効果)従って、この実施形態
によれば、以下のような効果を得ることができる。 (1) この電極シートの巻取り機においては、所定長
さの電極シート43A,43Bを巻取り開始位置に位置
決めして供給するためのシート位置決め機構55が設け
られている。このため、電極シート43A,43Bを巻
取り開始位置に正確に位置決めすることができて、皺や
巻ずれが発生することなく均一に巻き取ることができ
る。
【0071】(2) この電極シートの巻取り機におい
ては、前記シート位置決め機構55が、側壁部137c
を有するシート支持台137と、そのシート支持台13
7上に電極シート43A,43Bを支持した状態でシー
ト支持台137を傾動させて、電極シート43A,43
Bの側縁と側壁部137cを当接させることにより行
い、電極シート43A,43Bを幅方向に位置決めす
る。このため、電極シート43A,43Bに無理な力が
作用することなく、電極シート43A,43Bを巻取り
開始位置に正確に巾方向に位置決めすることができる。
ちなみに、この実施形態の電極シート43A,43Bの
ように板厚が極めて薄い場合には、電極シート43A,
43Bの側縁に位置決め部材等を強制的に押し付けて位
置決めを行うと、電極シート43A,43Bに皺が発生
するおそれがある。
【0072】(3) この電極シートの巻取り機におい
ては、前記電極シート43A,43Bを位置決め状態で
シート支持台137上に押圧保持する保持ロッド142
が設けられている。このため、電極シート43A,43
Bを所定位置に位置決めした状態で、位置ずれが生じる
ことなく確実に保持することができる。
【0073】(4) この電極シートの巻取り機におい
ては、前記電極シート43A,43Bを積層状態で収容
する収容ケース53と、その収容ケース53内から電極
シート43A,43Bを1枚ずつ分離させながら取り出
すための振動移動を利用したシート取出し機構54とが
設けられている。このため、収容ケース53内に積層状
態で収容された電極シート43A,43Bを、1枚ずつ
正確に取り出して巻取り開始位置に供給することができ
る。
【0074】(5) この電極シートの巻取り機におい
ては、前記電極シート43A,43Bの巻き取りに際し
て、電極シート43A,43Bを巻取り開始位置に所定
の張力付与状態で保持する張力付与機構148,159
が設けられている。このため、電極シート43A,43
Bを巻取り開始時から所定の張力付与状態で均一に巻き
取ることができる。
【0075】(変更例)なお、この実施形態は、次のよ
うに変更して具体化することも可能である。 ・ 前記実施形態において、電極シートの巻取り機構4
2を変更して構成すること。例えば、巻芯45を、断面
半円形の巻片45a,45bにより全体として断面円形
又は四角に構成すること。このようにすれば、円筒状又
は角形の巻取り品36が形成される。
【0076】・ 前記実施形態では、セパレータ44の
長さ方向中央部が巻取りが開始されるように構成した
が、セパレータ44の一端部から開始されるように構成
すること。
【0077】このように構成した場合でも、前記実施形
態とほぼ同様の効果を得ることができる。さらに、上記
実施形態により把握される請求項以外の技術的思想につ
いて、以下にそれらの効果とともに記載する。
【0078】(1) 所定長さの被巻取りシートを巻取
り開始位置に供給して巻き取るようにした電極シートの
巻取り機において、前記被巻取りシートの巻き取りに際
して、被巻取りシートを巻取り開始位置に所定の張力付
与状態で保持する張力付与手段を設けたことを特徴とす
る電極シートの巻取り機。
【0079】この構成によれば、被巻取りシートを巻取
り開始時から所定の張力付与状態で均一に巻き取ること
ができる。 (2) 所定長さの被巻取りシートを巻き取るようにし
た電極シートの巻取り機において、図44に示すよう
に、工場等の敷地にローラコンベア31が敷設され、そ
の両側にはローラコンベア31の流れの方向に沿って複
数の電極シートの巻取り機32が所定間隔おきに設置さ
れ、各電極シートの巻取り機32に対応して、ローラコ
ンベア31の両側には収納箱取込み機構33及び収納箱
送出し機構34が配設され、そして、ローラコンベア3
1に沿って搬送される空の収納箱35が、収納箱取込み
機構33により各電極シートの巻取り機32に取り込ま
れ、各電極シートの巻取り機32においては、その巻取
り品36が収納箱35内に複数個(この実施形態では4
個)ずつ収納され、巻取り品36が収納された収納箱3
5は、収納箱送出し機構34によりローラコンベア31
上に送り出されて、そのローラコンベア31に沿って搬
送されように構成し、ここにおいて、その収納箱の外面
には巻取り品の巻取りデータを記憶するための記憶素子
を設けたことを特徴とする電極シートの巻取り機。
【0080】この構成によれば、記憶素子に巻取り品の
巻取りに使用した電極シートの巻取り機の番号や巻取り
年月日等の巻取りデータを書き込むことにより、不良品
の発生時等の管理を容易に行うことができる。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、被巻
取りシートを巻取り開始位置に正確に位置決めすること
ができて、皺や巻ずれが発生することなく均一に巻き取
ることができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 巻き取り動作を示す模式図。
【図2】 巻き取り機の巻き取り状態を示す簡略図。
【図3】 図1の巻取りシステムにおける電極シートの
巻取り機の拡大正面図。
【図4】 図3の電極シートの巻取り機の平面図。
【図5】 図3の電極シートの巻取り機の電極シートの
巻取り機構を拡大して示す側断面図。
【図6】 巻き取り過程を示す説明図。
【図7】 図6の巻き取り過程に続く巻き取り過程を示
す説明図。
【図8】 図5の5−5線における拡大断面図。
【図9】 電極シートの巻取り機のセパレータ繰出し機
構を示す拡大正面図。
【図10】 電極シートの巻取り機のセパレータ引出し
機構を示す拡大断面図。
【図11】 セパレータ引出し機構の部分平面図。
【図12】 電極シートの巻取り機のセパレータ切断機
構を示す拡大正面図。
【図13】 電極シート供給機構を示す簡略図。
【図14】 電極シートの巻取り機の電極シート供給機
構を示す拡大平面図。
【図15】 電極シート供給機構の正断面図。
【図16】 電極シート供給機構の側面図。
【図17】 電極シートの巻取り機の電極シート取出し
機構を示す拡大正面図。
【図18】 電極シートの巻取り機の電極シート位置決
め機構を示す拡大平面図。
【図19】 電極シートの位置決め状態を示す説明図。
【図20】 電極シート位置決め機構の要部正断面図。
【図21】 電極シート位置決め機構の側断面図。
【図22】 電極シート位置決め機構の斜視図。
【図23】 電極シート位置決め機構の動作状態を示す
断面図。
【図24】 電極シート位置決め機構の巻終り端部把持
構造を示す正面図。
【図25】 電極シート位置決め機構の巻終り端部把持
構造を示す斜視図。
【図26】 巻終り端部把持構造の要部平面図。
【図27】 電極シート位置決め機構の巻始め端部把持
構造を示す正面図。
【図28】 (a)電極シートの巻取り機の加圧機構を
示す要部拡大正面図、(b)加圧機構の他の状態を示す
要部拡大図。
【図29】 加圧機構の横断面図。
【図30】 (a)電極シートの巻取り機の取出し機構
を示す拡大正面図、(b)収納箱の説明図。
【図31】 電極シートの巻取り機の排出機構を示す拡
大平面図。
【図32】 排出機構の正面図。
【図33】 巻取りシステムの取込み機構を拡大して示
す正面図。
【図34】 取込み機構の要部側面図。
【図35】 セパレータの引き出し過程を示すフロー
図。
【図36】 セパレータの巻き取り過程を示すフロー
図。
【図37】 セパレータの切断過程を示すフロー図。
【図38】 電極シートの供給過程を示すフロー図。
【図39】 全体の動作を簡略に示すフロー図。
【図40】 電極シートの位置決め過程を示すフロー
図。
【図41】 巻取り品の取り出し過程を示すフロー図。
【図42】 収納箱の処理過程を示すフロー図。
【図43】 全体の動作を示すフロー図。
【図44】 巻取りシステムを示す平面図。
【符号の説明】
32…電極シートの巻取り機、35…収納箱、36…巻
取り品、42…電極シートの巻取り機構、43A,43
B…被巻取りシートとしての電極シート、44…セパレ
ータ、45…巻芯、45a,45b…巻片、46…リー
ル機構、48…セパレータ繰出し機構、49…セパレー
タ引出し機構、50…セパレータ切断機構、52…シー
ト供給機構、53…収容ケース、54…シート取出し機
構、55…シート位置決め機構、56…加圧機構、62
…スピンドル、63…開閉部材、67…中空シャフト、
70…回転用モータ、91…クランプ爪、92…開閉用
シリンダ、93…移動用モータ、104…カッタ用シリ
ンダ、105…カッタ、110…昇降体、111…昇降
用シリンダ、113…押上部材、115…押上用シリン
ダ、121…吸着装置、121a…吸着部、122…分
離手段としての移動用モータ、125…移動用シリン
ダ、137…シート支持台、137a…底壁部、137
c…側壁部、139…傾動手段としての支持台回動用シ
リンダ、142…保持部材としての保持ロッド、144
…ロッド回動用シリンダ、148…張力付与手段として
の張力付与機構を構成する始端クランプ爪、149…開
閉用シリンダ、152…移動用モータ、159…張力付
与手段としての張力付与機構を構成する終端クランプ
爪、160…開閉用シリンダ、161…移動用モータ、
168…揺動レバー、171…加圧ローラ、173…加
圧用シリンダ、175…回転軸、179…揺動円板、1
84…移動用モータ、188…昇降板、190…昇降用
シリンダ、191…クランプ爪、192…開閉用シリン
ダ、196…支持板、200…移動用モータ、203…
押出用シリンダ、204…押出板、209…取込み板、
210…移動用シリンダ、211…書込みヘッド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 賢英 富山県東砺波郡福野町100番地 株式会社 日平トヤマ富山工場内 (72)発明者 鈴木 邦夫 富山県東砺波郡福野町100番地 株式会社 日平トヤマ富山工場内 Fターム(参考) 3F055 AA09 CA01 DA01 3F058 AA04 AB01 CA05 DA01 3F064 AA06 CB10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定長さの被巻取りシートを巻取り開始
    位置に供給して巻き取るようにした電極シートの巻取り
    機において、 前記被巻取りシートを巻取り開始位置に位置決めするた
    めの位置決め手段を設けたことを特徴とする電極シート
    の巻取り機。
  2. 【請求項2】 前記位置決め手段は、側壁部を有するシ
    ート支持台と、そのシート支持台上に被巻取りシートを
    支持した状態でシート支持台を傾動させて、被巻取りシ
    ートの側縁を側壁部に当接させることにより、被巻取り
    シートを幅方向に位置決めする傾動手段とからなること
    を特徴とする請求項1に記載の電極シートの巻取り機。
  3. 【請求項3】 前記被巻取りシートを位置決め状態でシ
    ート支持台上に押圧保持する保持部材を設けたことを特
    徴とする請求項2に記載の電極シートの巻取り機。
  4. 【請求項4】 前記被巻取りシートを積層状態で収容す
    る収容ケースと、その収容ケース内から被巻取りシート
    を1枚ずつ分離させて取り出すための取出し手段とを設
    けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のうちのいず
    れか一項に記載の電極シートの巻取り機。
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