JP2003269882A - 積層型蒸発器 - Google Patents
積層型蒸発器Info
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Abstract
クト化を図る。 【解決手段】 プレート21,23が交互に積層され
て、燃料流路25と高温流体流路27とが形成される。
燃料流路25における各プレート21,23の表面33
には、水平方向に沿ってジグザグ状となる溝35が複数
形成されている。液体燃料Fが鉛直方向上方に向けて燃
料流路25に供給されると、表面33に沿って流れる液
体燃料Fは、溝35に捕捉されると同時に、溝35内で
は、液体燃料Fの表面張力により薄い液膜が形成され
る。
Description
る高温流体流路と、高温流体に加熱されて蒸発する液体
燃料が流れる燃料流路とが、隔壁を隔てて交互に形成さ
れる積層型蒸発器に関する。
生成するための燃料改質システムを示している。この燃
料改質システムは、燃料タンク3内の水およびメタノー
ルからなる混合液Fを、蒸発器5で蒸発させる。蒸発し
た水とメタノールの混合蒸気Jは、混合器7により、圧
縮機9から送られる空気Aと混合し、ATR(オートサ
ーマル反応器)11に送られる。ATR11では、メタ
ノールを、水並びに空気内の酸素を用いて触媒反応によ
り燃料改質し、水素リッチな改質ガスを生成する。
り、この一酸化炭素を、シフト反応器13およびPRO
X(選択酸化)反応器15からなる一酸化炭素クリーナ
システムにより除去した後、水素リッチとなった改質ガ
スを前記した燃料電池1に供給する。
空気は、触媒燃焼器17に供給されて燃焼し、この燃焼
熱が前記した蒸発器5にて使用される。
5は、特に自動車などの移動体に適用する場合には、高
い熱交換効率で応答性が高く、コンパクトなものが要求
される。
特開2000−16801号公報に記載されたものは、
内管内に供給される高温媒体により、内管とで二重管を
構成する外管の内面に形成した螺旋状の溝に供給される
燃料が、内管と外管との間に介装してある焼結金属管を
浸透して蒸発する。
を流れるのみで、内管の外側に供給される燃料は、焼結
金属管の通路抵抗を受けるとともに、燃料が内管により
直接加熱されず、気体(加熱蒸気)を介して間接的に加
熱される構造であるため、高効率な熱交換が難しく、コ
ンパクト化を図ることができない。
されたものは、空気により冷媒を蒸発させる場合に、液
管内では、二相域において、気泡が成長することによっ
て、体積が急激に増大し、また気(泡)化していない液
が下流に吹き飛ばされるため、この下流に吹き飛ばされ
た液を気化するために、下流側にも蒸発面を設けなけれ
ばならず、蒸発器としてコンパクト化を図ることができ
ない。
効率が高く、かつコンパクト化を図ることを目的として
いる。
に、請求項1の発明は、高温流体が流れる高温流体流路
と、前記高温流体に加熱されて蒸発する液体燃料が流れ
る燃料流路とが、隔壁を隔てて交互に形成される積層型
蒸発器において、前記燃料流路における前記隔壁の表面
に、凹部を設けた構成としてある。
において、前記凹部は、前記液体燃料の流れ方向と交差
する溝で構成されるものとしてある。
において、前記溝は、互いに交差する溝で構成されるも
のとしてある。
ずれかの発明の構成において、前記燃料流路は、鉛直方
向に向けて形成されて前記燃料が鉛直方向上方に向けて
供給され、前記隔壁の表面に、鉛直方向および水平方向
にそれぞれ延長される鉛直方向溝および水平方向溝を、
前記溝より深くなるよう設け、前記水平方向溝は、前記
鉛直方向溝の下流側に配置される構成としてある。
ずれかの発明の構成において、前記燃料流路は、鉛直方
向に向けて形成されて前記燃料が鉛直方向上方に向けて
供給され、前記隔壁の表面に、鉛直方向に延長されかつ
前記溝より深い鉛直方向溝を設けるとともに、この鉛直
方向溝の下流側の端部に、鉛直方向溝より深い位置まで
屈曲するクランク通路を、前記燃料流路の両側の隔壁相
互間で形成した構成としてある。
において、前記クランク通路の屈曲方向と反対側の前記
隔壁の高温流体流路側に、前記クランク通路に対応する
高温流体側凹部を設けた構成としてある。
ずれの発明の構成において、前記鉛直方向溝を、前記互
いに交差する溝の交差部に設けた構成としてある。
成において、前記互いに交差する溝の交差部に、前記交
差する溝相互を隔てる仕切壁を設けた構成としてある。
成において、前記凹部は、ショットピーニングにより形
成される構成としてある。
いずれかの発明の構成において、前記凹部は、濡れ性を
高める表面処理が施されている構成としてある。
10のいずれかの発明の構成において、前記凹部は、エ
ッチング加工により形成されるとともに、前記高温流体
流路および前記燃料流路を形成する互いに積層される隔
壁相互は、拡散接合により接合される構成としてある。
設けた凹部に液体燃料が捕捉され、捕捉された液体燃料
の液滴が表面張力により凹部内にて薄い液膜を形成する
ので、液体燃料は高温流体によって効率よく加熱され、
熱伝達効率を向上させることができ、蒸発器としてコン
パクト化を図ることができる。
体燃料の流れ方向と交差する溝により、確実に捕捉され
る。
いに交差する溝の交差部にて流れの抵抗を受け、より確
実に捕捉される。
れる液体燃料が水平方向溝に入り込み、その後鉛直方向
溝に沿って鉛直方向下方の上流側へ向けて流下するの
で、隔壁を流れる過程で気化しきれない液体燃料を確実
に気化させることができる。
れる液体燃料がクランク通路に入り込み、その後鉛直方
向溝に沿って鉛直方向下方の上流側へ向けて流下するの
で、隔壁を流れる過程で気化しきれない液体燃料を確実
に気化させることができる。
対応する隔壁の高温流体流路側に高温流体側凹部を設け
ることで、高温流体流路がよりクランク通路に近接する
ことになり、クランク通路内の液体燃料の気化を促進さ
せることができる。
流側へ流下してくる液体燃料を、互いに交差する溝の交
差部から下流側に効率よく流すことができる。
その両側の溝内の液体燃料の液滴の合体が回避され、液
滴の大型化による下流への吐出を防止することができ
る。
ングにより形成した凹部により、液体燃料が捕捉され、
捕捉された液体燃料の液滴が表面張力により凹部内にて
薄い液膜を形成するので、液体燃料は高温流体によって
効率よく加熱され、熱伝達効率を向上させることがで
き、蒸発器としてコンパクト化を図ることができる。
処理により濡れ性が高められているので、液体燃料が凹
部内にて薄い液膜を形成しやすくなる。
チング加工により形成することで、形状自由度が高まる
ので、熱伝達および液滴の捕捉機能に対して最適な形状
の設定が可能となる。また、高温流体流路および燃料流
路を形成する互いに積層される隔壁相互を、拡散接合に
より接合することで、ろう材などの接合剤が不要とな
り、軽量化および接合信頼性の向上を図ることができ
る。
面に基づき説明する。
蒸発器の内部構造を示す斜視図であり、図2は図1のA
−A断面図である。この蒸発器は、隔壁としての2種の
プレート21,23を交互に積層し、プレート21,2
3相互間に燃料流路25と高温流体流路27とをそれぞ
れ交互に形成したものである。
部に接合用リブ29が形成され、この接合用リブ29
が、プレート21の図1中で手前側に位置する図示され
ていないプレート(プレート23と同種のもの)に接合
固定される。この接合により、プレート21の図1中で
手前側に、上記した燃料流路25が形成される。
側部に接合用リブ31が形成され、この接合用リブ31
がプレート21の図1中で紙面裏側に接合固定される。
この接合により、プレート21とプレート23との間
に、上記した高温流体流路27が形成される。
法としては、例えば拡散接合があるが、これに限定され
るものでない。
複数設けたプレート21とプレート23とが順次積層さ
れて、燃料流路25と高温流体流路27とがそれぞれ交
互に形成される。そして、ここでは液体燃料Fが、燃料
流路25を図1中で下部側から鉛直方向上方へ向けて供
給される一方、高温流体である高温ガスGが、図1中で
左から右方向に向けて供給され、この高温ガスGにより
液体燃料Fが、プレート21,23を介して加熱されて
蒸発する。
ート21,23の表面33には、凹部としての溝35
が、図1中で上下方向に沿って等間隔に複数形成されて
いる。この溝35は、鉛直方向に対し互いに逆方向に傾
斜した傾斜溝35a,35bの下端相互および上端相互
がそれぞれ連通接続されて水平方向に沿ってジグザグ状
に形成されている。すなわち、上記した溝35は、液体
燃料Fの流れ方向に対して交差し、かつ傾斜溝35a,
35b相互が互いに交差していることになる。このよう
な溝35の形成は、例えばエッチング加工によって行う
が、エッチング加工に限定されるものではない。
料流路25を、図1中で下部側から鉛直方向上方に向け
て流れる際に、高温流体流路27を流れる高温ガスGと
熱交換を行い、気泡Bが発生する。このとき、気泡Bの
成長により押し出された気泡下流の液体燃料は、ジグザ
グ状の溝35によって流れの抵抗を受け捕捉されると同
時に、溝35内では、図3に溝35の拡大した断面図で
示すように、液体燃料Fの表面張力により薄い液膜TF
が形成される。
液体燃料Fが効率よく気化され、液滴のまま下流側へ流
れることを防止する。このため、下流側にさらに蒸発面
を設ける必要がなく、熱交換効率を高く維持しつつ、蒸
発器としてのコンパクト化を達成することができる。
ている。この実施形態は、図1に示した傾斜溝35aと
傾斜溝35bの上端相互が交差する交差部37に、図4
の拡大したB−B断面図である図5に示すように、傾斜
溝35aと傾斜溝35bとを仕切る仕切壁39を設けて
いる。仕切壁39を設けることで、図6(a)のよう
に、各傾斜溝35a,35bをそれぞれ流れてくる液滴
40が、交差部37にて合体せずに分離された状態とな
り、表面33からの液滴40の突出を防ぎ、液滴40の
下流側への移動を防止する。
(a)に示してある各傾斜溝35a,35bの液滴40
が、図6(b)のように、交差部37にて合体し、液滴
40aのように大きくなって表面33から突出した状態
となり、突出した液滴40aは、その一部もしくは全部
が下流側へ運ばれてしまうことになる。
ている。この実施形態は、溝35を、液体燃料Fの流れ
方向に対して交差し、かつ互いに交差する複数の傾斜溝
35c,35dにより構成している。この場合、傾斜溝
35cのみでも、また傾斜溝35dのみでも構わない。
ている。この実施形態は、水平方向に延長して形成した
溝35を、上下方向に沿って等間隔に複数形成したもの
である。水平方向の溝35に代えて、図8中で上下方向
の鉛直方向に延長される溝を複数設けるようにしてもよ
い。
態においては、溝35を除く他の構成は図1のものと同
様であり、図1のものと同一部分には、同一符号を付し
てある。そして、これら各実施形態でも、液体燃料は、
溝35によって流れの抵抗を受け捕捉されると同時に、
溝35内では、図3に示したように、薄い液膜TFが形
成される。これにより、溝35内の液膜TFとなった液
体燃料Fが効率よく気化され、熱交換効率を高く維持し
つつ、蒸発器としてのコンパクト化を達成することがで
きる。
ている。この実施形態は、図1に示した第1の実施形態
に対し、鉛直方向溝41および水平方向溝43を、溝3
5より深くなるよう形成している。図10は図9のC−
C断面図、図11は図9のD−D断面図である。なお、
鉛直方向溝41および水平方向溝43は、プレート2
1,23の一方に設けても、双方に設けても構わない。
35bとの各下端相互が交差する交差部45に沿って、
図9中で上下方向(鉛直方向)に延長して形成されてい
る。一方、水平方向溝43は、鉛直方向溝41の図中上
部の下流側の端部相互を連通するよう形成されている。
表面33および溝35を流れる液体燃料Fは、蒸発しつ
つ、蒸発しきれないものが、水平方向溝43に入り込
み、ここに溜まった液体燃料Fは、鉛直方向溝41に沿
って流下し、上流側(図9中で下部側)へ運ばれる。鉛
直方向溝41に液体燃料Fが一定量溜まり、図11に示
すように、そこでの液面Lが溝35の溝深さ(底面)を
超えると、鉛直方向溝41内の液体燃料Fは、溝35に
流れ出し、この溝35に沿って流れる過程で蒸発する。
では、表面33および溝35を流れる過程で蒸発しきれ
ない液体燃料Fが、順次上流側に運ばれて蒸発するの
で、液体燃料Fの蒸発を確実に行うことができる。
している。図13は、図12のE−E断面図である。こ
の実施形態は、図9に示した第5の実施形態における水
平方向溝43に代えて、鉛直方向溝41より深い位置ま
で屈曲するクランク通路47を設けたものである。その
他の構成は、図9と同様である。ただし、ここでは、プ
レート21側のみに溝35を形成した場合を想定してい
る。
33の下流側部分における、液体燃料Fの流れ方向と直
交する幅方向(図12中で左右方向)全域に、鉛直方向
溝41より深くなる凹部49を設け、プレート21の図
12中で紙面手前側に接合されるプレート23に、凹部
49に入り込むよう突出する凸部51を設けることで、
形成される。
プレート21に形成した凹部49と、プレート23に形
成した凸部51との間に形成されるものである。
施形態と同様に、表面33および溝35を流れる液体燃
料Fは、蒸発しつつ、蒸発しきれないものが、クランク
通路47に入り込み、ここに溜まった液体燃料Fは、鉛
直方向溝41に沿って流下し、上流側へ運ばれる。鉛直
方向溝41に液体燃料Fが一定量溜まり、前記図11と
同様に、そこでの液面Lが溝35の溝深さ(底面)を超
えると、鉛直方向溝41内の液体燃料Fは、溝35に流
れ出し、この溝35に沿って流れる過程で蒸発する。
している。この実施形態は、図13に示した第6の実施
形態に対し、プレート23の凸部51に対応するその裏
面側の高温流体流路27側に、高温流体側凹部53を形
成している。これにより、クランク通路47内の液体燃
料Fの液滴が、高温ガスGに対してより近い位置で加熱
されることになり、液体燃料Fの気化が促進される。
している。この実施形態は、プレート21(23)の表
面33に、多数の凹部55を形成したものである。この
ような凹部55を形成することで、凹部55に液体燃料
Fが捕捉され、凹部55内にて液体燃料Fが、前記図1
に示した第1の実施形態と同様にして表面張力により薄
い液膜を形成し、この結果液体燃料Fが効率よく気化さ
れ、熱交換効率が向上する。
チング加工により形成してもよいが、ショットピーニン
グ加工によって形成する。このとき、酸化チタンなど濡
れ性の高い球を用いてショットピーニング加工を行うこ
とで、球が表面33に衝突するときの発熱により、凹部
55の表面に濡れ性の高い薄膜55aを形成することが
できる。
3を流れる液体燃料Fが、凹部55に引き寄せられやす
くなり、液体燃料Fの凹部55での捕捉がより確実なも
のとなる。
に、酸化チタンなど濡れ性の高い塗布剤を塗布して表面
処理加工を施すことで、液体燃料Fの溝35での捕捉を
より確実なものとすることができる。図15の凹部55
についても、ショットピーニング加工時に濡れ性の高い
球を用いない場合には、上記と同様にして濡れ性の高い
塗布剤を塗布してもよい。
を除くプレート21,23の表面33にも、濡れ性の高
い塗布剤を塗布する表面処理加工を施すことで、表面3
3全体で液体燃料Fの捕捉が行える。
グ加工により形成することで、形状自由度が高まり、熱
伝達および液滴の捕捉機能に対して最適な形状の設定が
可能となる。さらに、燃料流路25および高温流体流路
27を形成する互いに積層されるプレート21,23
は、互いの接合面を滑らかな平面に形成することで、拡
散接合に適したものとなり、このような拡散接合を行う
ことで、ろう材などの接合剤が不要となり、軽量化およ
び接合信頼性の向上を図ることができる。
構造を示す斜視図である。
視図である。
れている状態を示す断面図、(b)は、仕切壁を設けな
い場合の液滴の状態を示す断面図である。
構造を示す斜視図である。
構造を示す斜視図である。
視図である。
斜視図である。
対応する断面図である。
斜視図である。
した断面図である。
料改質システムの全体構成図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 高温流体が流れる高温流体流路と、前記
高温流体に加熱されて蒸発する液体燃料が流れる燃料流
路とが、隔壁を隔てて交互に形成される積層型蒸発器に
おいて、前記燃料流路における前記隔壁の表面に、凹部
を設けたことを特徴とする積層型蒸発器。 - 【請求項2】 前記凹部は、前記液体燃料の流れ方向と
交差する溝で構成されることを特徴とする請求項1記載
の積層型蒸発器。 - 【請求項3】 前記溝は、互いに交差する溝で構成され
ることを特徴とする請求項2記載の積層型蒸発器。 - 【請求項4】 前記燃料流路は、鉛直方向に向けて形成
されて前記燃料が鉛直方向上方に向けて供給され、前記
隔壁の表面に、鉛直方向および水平方向にそれぞれ延長
される鉛直方向溝および水平方向溝を、前記溝より深く
なるよう設け、前記水平方向溝は、前記鉛直方向溝の下
流側に配置されていることを特徴とする請求項1ないし
3のいずれかに記載の積層型蒸発器。 - 【請求項5】 前記燃料流路は、鉛直方向に向けて形成
されて前記燃料が鉛直方向上方に向けて供給され、前記
隔壁の表面に、鉛直方向に延長されかつ前記溝より深い
鉛直方向溝を設けるとともに、この鉛直方向溝の下流側
の端部に、鉛直方向溝より深い位置まで屈曲するクラン
ク通路を、前記燃料流路の両側の隔壁相互間で形成した
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の
積層型蒸発器。 - 【請求項6】 前記クランク通路の屈曲方向と反対側の
前記隔壁の高温流体流路側に、前記クランク通路に対応
する高温流体側凹部を設けたことを特徴とする請求項5
記載の積層型蒸発器。 - 【請求項7】 前記鉛直方向溝を、前記互いに交差する
溝の交差部に設けたことを特徴とする請求項4ないし6
のいずれかに記載の積層型蒸発器。 - 【請求項8】 前記互いに交差する溝の交差部に、前記
交差する溝相互を隔てる仕切壁を設けたことを特徴とす
る請求項3記載の積層型蒸発器。 - 【請求項9】 前記凹部は、ショットピーニングにより
形成されることを特徴とする請求項1記載の積層型蒸発
器。 - 【請求項10】 前記凹部は、濡れ性を高める表面処理
が施されていることを特徴とする請求項1ないし9のい
ずれかに記載の積層型蒸発器。 - 【請求項11】 前記凹部は、エッチング加工により形
成されるとともに、前記高温流体流路および前記燃料流
路を形成する互いに積層される隔壁相互は、拡散接合に
より接合されることを特徴とする請求項1ないし8,1
0のいずれかに記載の積層型蒸発器。
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