JP2003267686A - フォークリフト - Google Patents

フォークリフト

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JP2003267686A
JP2003267686A JP2002071817A JP2002071817A JP2003267686A JP 2003267686 A JP2003267686 A JP 2003267686A JP 2002071817 A JP2002071817 A JP 2002071817A JP 2002071817 A JP2002071817 A JP 2002071817A JP 2003267686 A JP2003267686 A JP 2003267686A
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fork
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Koji Oda
耕治 織田
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Nippon Yusoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行動作中であるにも拘わらず、急に停止操
作されたり、反転操作されたりした場合であっても、パ
レットがフォークから抜け出すことが自動的に防止され
るフォークリフトを提供する。 【解決手段】 本発明に係るフォークリフト1は、パレ
ットPを支持するフォーク17の側面に前記パレットP
の抜け出しを防止するパレット抜出防止装置2が配設さ
れたものであり、このパレット抜出防止装置2は、回転
自在に軸支されて角部3aが前記フォーク17の上面か
ら突出する多角形部材3と、この多角形部材3の面部3
bを押圧付勢して前記角部3aを前記フォーク17の上
面から突出させる弾性付勢部材4とを具備していること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォークリフトに係
り、特には、搬送途中のパレットがフォークから抜け出
してしまうことを防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、荷の搬送作業などに用いられるフ
ォークリフトのうちには、図5及び図6でそれぞれ示す
ような全体構造及び要部構造を有するものがある。すな
わち、このフォークリフト11は、走行動作及び操舵動
作を実行するための走行・操舵装置やリフト(昇降)動
作を実行するための油圧装置(いずれも図示省略)など
が内蔵された車両本体12を備えており、この車両本体
12には運転席13が設けられている。
【0003】そして、車両本体12の前部には左右一対
のマスト14が立設されており、これらのマスト14に
よっては、リフトチェーン及びリフトシリンダ(いずれ
も図示省略)を使用して実行されるリフトブラケット1
5の昇降動作が案内されている。また、リフトブラケッ
ト15にはフィンガーバー16を介したうえで左右一対
のフォーク17が並列状態として支持されており、これ
らのフォーク17をパレットPの差込口へと差し込んだ
うえでフォーク17上にパレットPを載置させること
で、パレットPがフォーク17によって支持される。
【0004】さらに、図6に示すように、リフトブラケ
ット15にはティルトシリンダ18が配設されており、
このティルトシリンダ18の伸長動作に伴ってフォーク
17がフィンガーバー16を中心軸として上下に傾斜動
作させられる。なお、図6中の符号19,20はリフト
ブラケット15に配設されたガイドローラ及びサイドロ
ーラを示しており、これらのガイドローラ19,サイド
ローラ20によってはリフトブラケット15がマスト1
4に沿って案内されることになっている。
【0005】一方、図5に示すように、フォークリフト
11の車両本体12後部には、フォーク17がパレット
P及びパレットP上に積まれた荷を支持した際に発生す
る前方回転モーメントと対抗するためのカウンタウエイ
ト21が配設されている。なお、図5中の符号22はバ
ックレスト、符号23はヘッドガードであり、ここでの
バックレスト22はフォーク17によって支持された荷
が車両本体12側へと落下することを防止し、また、ヘ
ッドガード23は運転席13に搭乗したオペレータ(図
示省略)の頭上の安全を確保するために設けられてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フォークリ
フトは、荷積みされたパレットPをフォーク17によっ
て差し込み支持したままで走行動作させられるが、例え
ば、走行路面上に障害物が存在している場合には、走行
動作中のフォークリフトを急な停止操作を実行したり、
突発的な反転操作を実行したりして危険を回避すること
がある。しかしながら、このような操作を実行した場合
には、操作に伴って発生した衝撃が作用するためにパレ
ットPがフォーク17から抜け出すことがあり、時に
は、フォーク17から抜け出したパレットPが荷と共に
走行路面へと落下することが起こる。
【0007】そこで、不測の事態を避けるため、図6中
に付記しているように、フォーク17の長手方向と合致
するようにして延出されたパレット固定用のガイドバー
24をリフトブラケット15に予め配設しておいたう
え、ティルトシリンダ18で上向きに傾斜動作させられ
たフォーク17とガイドバー24とによって搬送途中の
パレットPを内側から押し広げるようにしながら固定支
持することが考えられている。
【0008】ところが、このような押し広げる構成を採
用しているのでは、フォーク17からの抜け出しを防止
し得るほどパレットPを十分に固定支持することができ
ないのが実情である。さらに、このような構成である限
りは、必ずオペレータがフォーク17を上向きに傾斜動
作させるティルト操作を実行する必要があるが、オペレ
ータが忘れることもあり、フォーク17を上向きに傾斜
動作させるティルト操作が実行されなかったときには、
フォーク17からパレットPが抜け出すことを防止でき
なくなってしまう。また、オペレータが誤って、フォー
ク17を上向きに傾斜動作させた状態で、フォーク17
をパレットPの差込口へと差し込む、またはフォーク1
7をパレットPの差込口から抜き出すことを行ってしま
うと、ガイドバー24がパレットPに引っ掛かり、ガイ
ドバー24を破損させる恐れがある。
【0009】本発明はこれらの不都合に鑑みて創案され
たものであり、走行動作中であるにも拘わらず、急な停
止操作が実行されたり、突発的な反転操作が実行された
りすることがあったとしても、パレットがフォークから
抜け出すことが自動的に防止される構成とされたフォー
クリフトの提供を目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るフ
ォークリフトは、パレットを支持するフォークの側面に
前記パレットの抜け出しを防止するパレット抜出防止装
置が配設されたものであり、このパレット抜出防止装置
は、回転自在に軸支されて角部が前記フォークの上面か
ら突出する多角形部材と、この多角形部材の面部を押圧
付勢して前記角部を前記フォークの上面から突出させる
弾性付勢部材とを具備している。
【0011】請求項1の発明に係るフォークリフトにあ
っては、フォークの側面に配設されたパレット抜出防止
装置が多角形部材と弾性付勢部材とを具備しており、か
つ、この弾性付勢部材でもって面部が押圧付勢されるた
め、通常時における多角形部材の角部はフォークの上面
から突出している。そこで、フォークの上面から突出し
た多角形部材の角部は、フォークがパレットへと差し込
まれるのに伴ってパレットの開口部と自動的に係合しあ
うことになり、その結果、フォークで差し込み支持され
たパレットはパレット抜出防止装置の多角形部材によっ
て固定支持される。
【0012】請求項2の発明に係るフォークリフトは請
求項1に記載したものであって、前記多角形部材は回転
中心が軸支された略三角形状の回転プレートであり、前
記角部が前記フォークの上面から突出した状態では、前
記角部を介して連なる面部のうちの前記フォークの先端
側に向かって位置する面部が緩やかに傾斜し、かつ、前
記フォークの基端側に向かって位置する面部が急傾斜し
た姿勢となるものである。
【0013】請求項2の発明に係るフォークリフトであ
れば、略三角形状とされた回転プレートの角部がフォー
クの上面から突出している場合には、フォークの先端側
へと向かって位置した回転プレートの面部が緩やかに傾
斜しているため、パレットに対してフォークを差し込む
ことが容易となる。また、フォークの差し込み後におい
て、パレットが抜け出そうとするときには、フォークの
基端側に向かって位置したうえで急傾斜している回転プ
レートの面部がパレットの開口部周辺と係合するため、
このパレットがフォークから抜け出すことは起こらな
い。
【0014】請求項3の発明に係るフォークリフトは請
求項1または請求項2に記載したものであり、前記弾性
付勢部材は、伸長動作に伴って前記多角形部材の角部を
前記フォークの上面から突出させる一方、前記多角形部
材の角部が前記フォークの上面から退動するのに伴って
は収縮動作させられるバネである。従って、この構成で
あれば、フォークがパレットへと差し込まれるのに伴っ
て多角形部材の角部は容易にフォークの上面から退動
し、パレットの開口部と対面した多角形部材の角部はフ
ォークの上面から突出したうえでパレットの開口部と容
易に係合することとなる。
【0015】請求項4の発明に係るフォークリフトは請
求項1ないし請求項3のいずれかに記載したものであっ
て、前記多角形部材及び弾性付勢部材間には略球形状を
有する接触部材が介装されており、この接触部材は前記
弾性付勢部材に連結されたうえで前記多角形部材の面部
と接触している。請求項4の発明に係るフォークリフト
であれば、弾性付勢部材が接触部材を介したうえで多角
形部材の面部と接触しているに過ぎないため、多角形部
材の回転動作が容易であり、かつ、弾性付勢部材の伸縮
動作が容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本実施の形態に係るフォー
クリフトの全体構造を示す斜視図であり、図1中の符号
1はフォークリフトを示し、符号2はパレット抜出防止
装置を示している。また、図2はパレット抜出防止装置
の全体構造を示す側面図、図3はその平面図であり、図
4はパレット抜出防止装置の要部構造を拡大して示す説
明図である。
【0017】なお、パレット抜出防止装置が配設されて
いる点を除くと、本実施の形態に係るフォークリフトの
全体構造は従来の形態と基本的に異ならないので、図1
において図5と互いに同一もしくは相当する部品、部分
には同一符号を付し、ここでの詳しい説明は省略する。
【0018】本実施の形態に係るフォークリフト1はカ
ウンタバランス型といわれるものであり、図1で示すよ
うに、走行動作及び操舵動作を実行するための走行・操
舵装置やリフト動作を実行するための油圧装置(いずれ
も図示省略)などが内蔵された車両本体12を備えてい
る。そして、オペレータの搭乗する運転席13が設けら
れた車両本体12の前部には左右一対のマスト14が立
設されており、これらのマスト14によってはリフトブ
ラケット15の昇降動作が案内されている。
【0019】また、リフトブラケット15によってはフ
ィンガーバー16を介したうえで左右一対のフォーク1
7が並列状態として支持されており、これらのフォーク
17はパレットPの差込口へと差し込まれたうえで荷積
みされたパレットPを支持している。さらに、車両本体
12の後部には、カウンタウエイト21が配設されてい
る。なお、図1中の符号22はバックレストを示してお
り、符号23はヘッドガードを示している。
【0020】一方、本実施の形態に係るフォークリフト
1では、パレットPを差し込み支持するフォーク17の
側面に対し、パレットPの抜け出しを防止するためのパ
レット抜出防止装置2がフォーク17の長手方向に沿う
ようにして配設されている。そして、パレット抜出防止
装置2は、図2及び図3で全体構造を示し、かつ、図4
で要部構造を示すように、丸みを帯びた角部3aがフォ
ーク17の上面から上方に突出する多角形部材、例え
ば、平面視形状が略三角形状とされた回転プレート3
と、この回転プレート3の面部3bを押圧付勢し、その
角部3aをフォーク17の上面から突出させる弾性付勢
部材であるバネ4とを具備している。
【0021】すなわち、パレット抜出防止装置2は、所
定間隔を介して並列配置された左右一対の支持プレート
5と、これらの適当箇所ごとに配設されて支持プレート
5同士を連結する丸棒形状の連結軸6とを具備して構成
されたものであり、回転プレート3は連結軸6を回転中
心として回転自在に支持されている。また、この際にお
けるバネ4は、伸長動作して回転プレート3の面部3b
を押圧付勢することによって回転プレート3の角部3a
をフォーク17の上面から突出させる一方、回転プレー
ト3の角部3aがフォーク17の上面から退動するのに
伴っては収縮動作させられるものとなっている。
【0022】そこで、このバネ4によって面部3bが押
圧付勢されているために角部3aがフォーク17の上面
から突出した状態にある回転プレート3は、その角部3
aを介して連なる面部3bのうち、フォーク17の先端
側(図では左側)に向かって位置する面部3bが緩やか
に傾斜し、かつ、フォーク17の基端側(図では右側)
に向かって位置する面部3bが急傾斜した姿勢となる。
さらに、回転プレート3とバネ4との間には略球形状を
有する接触部材7が介装されており、この接触部材7は
支持プレート5で基端部が支持されたバネ4の先端部と
連結されたうえで回転プレート3の面部3bと接触して
いる。なお、この際には、バネ4が接触部材7を介した
うえで回転プレート3の面部3bと接触しているため、
回転プレート3の回転動作が容易となり、かつ、バネ4
の伸縮動作も容易となる。
【0023】つぎに、フォークリフト1が備えているフ
ォーク17に配設されたパレット抜出防止装置2の動作
及び作用を説明する。まず、フォーク17がパレットP
を差し込み支持していない際には、パレット抜出防止装
置2の具備する回転プレート3の面部3bがバネ4の伸
長動作によって押圧付勢されているため、図4中の実線
で示すように、回転プレート3の角部3aはフォーク1
7の上面から突出している。
【0024】そして、パレットPの差込口に対してフォ
ーク17が差し込まれると、回転プレート3の角部3a
はパレットPと当接することになり、角部3aがパレッ
トPと当接した回転プレート3は、時計回り方向へと回
転動作することとなる。すなわち、回転プレート3は接
触部材7を介して面部3bと接触しているバネ4を収縮
動作させながら時計回り方向に回転動作し、図4中の仮
想線で示すように、フォーク17の上面から退動する。
なお、この際においては、フォーク17の先端側に位置
する面部3bが緩やかに傾斜した状態であるため、回転
プレート3の回転動作はスムーズに行われる。
【0025】引き続き、フォーク17がパレットPの差
込口へと差し込まれていくと、やがて回転プレート3は
パレットPの開口部P0 、つまり、パレットPを構成し
ているデッキボード(図示省略)同士で挟まれた空間で
ある開口部P0 と対面する。すると、バネ4によって面
部3bが押圧付勢されていた回転プレート3は反時計回
り方向へと回転動作することになり、図4中の実線で示
しているように、フォーク17の上面からパレットPの
開口部P0 内へと突出してくる。
【0026】そのため、回転プレート3の角部3aはパ
レットPの開口部P0 と自動的に係合しあうことにな
り、パレットPは回転プレート3によって固定支持され
る。なお、このとき、パレットPの開口部P0 と対面し
なかった回転プレート3の角部3aは、フォーク17の
上面から退動したままとなる。すなわち、この際にあっ
ては、フォーク17の基端側に向かって位置したうえで
急傾斜している回転プレート3の面部3bがパレットP
の開口部P0 周辺と係合していることになり、その結
果、パレットPは回転プレート3により固定支持されて
いる。
【0027】従って、荷積みされたパレットPをフォー
ク17によって差し込み支持したうえでフォークリフト
1の走行動作を開始した後、例えば、走行路面上に存在
している障害物を回避するため、急な停止操作や突発的
な反転操作を実行したとしても、パレット抜出防止装置
2の回転プレート3によって固定支持されたパレットP
がフォーク17から抜け出すことは起こらない。ところ
で、荷積みされたパレットPをフォーク17から荷降ろ
しするに際しては、このパレットPがフォーク17の上
面上を滑る場合であっても、フォーク17をパレットP
の差込口から抜き出すようにフォークリフト1を後進走
行させることで、パレットPの開口部P 0 周辺と係合し
ている回転プレート3が徐々に反時計回り方向へと回転
させられるため、何らの不都合を生じることなく、荷降
ろしすることが可能である。
【0028】本実施の形態においては、パレット抜出防
止装置2が回転プレート3及びバネ4の3個ずつを具備
した構成であると図示しているが、これらの個数が複数
である必然性がある訳ではなく、例えば、1個ずつの回
転プレート3及びバネ4を具備して構成されたパレット
抜出防止装置2であっても差し支えない。また、図1で
は一方側に位置するフォーク17にのみパレット抜出防
止装置2を配設しているが、両方側のフォーク17それ
ぞれに対してパレット抜出防止装置2を配設することも
可能である。
【0029】さらに、本実施の形態では、パレット抜出
防止装置2が配設されるフォークリフトがカウンタバラ
ンス型であるとしているが、本発明の適用範囲がカウン
タバランス型フォークリフトのみに限定されることはな
いのであり、例えば、リーチ型フォークリフトやピッキ
ングトラックなどのような他の型式のフォークリフトに
対しても本発明の適用が可能となることは勿論である。
【0030】
【発明の効果】請求項1の発明に係るフォークリフトに
よれば、フォークの上面から突出した多角形部材の角部
は、フォークがパレットへと差し込まれるのに伴ってパ
レットの開口部と自動的に係合しあうことになり、その
結果、フォークで差し込み支持されたパレットはパレッ
ト抜出防止装置の多角形部材によって固定支持される。
従って、フォークリフトの走行動作中であるにも拘わら
ず、急な停止操作が実行されたり、突発的な反転操作が
実行されたりした場合でも、パレットがフォークから抜
け出すことは自動的に防止されるという効果が得られ
る。
【0031】請求項2の発明に係るフォークリフトであ
れば、略三角形状を有する回転プレートの角部がフォー
クの上面から突出している場合には、フォークの先端側
に向かって位置する回転プレートの面部が緩やかに傾斜
しているため、パレットへとフォークを差し込むことが
容易となる。また、フォークで差し込み支持されたパレ
ットが抜け出そうとするときは、フォークの基端側に位
置したうえで急傾斜している回転プレートの面部がパレ
ットの開口部周辺と係合するため、このパレットがフォ
ークから抜け出すことは起こり得ず、パレットがフォー
クから抜け出すことは自動的に防止されることになる。
【0032】請求項3の発明に係るフォークリフトであ
れば、フォークがパレットへと差し込まれるのに伴って
多角形部材の角部は容易にフォークの上面から退動する
ことになり、パレットの開口部と対面した多角形部材の
角部はフォークの上面から突出したうえでパレットの開
口部と容易に係合する。その結果、フォークによって差
し込み支持されたパレットがフォークから抜け出すこと
は自動的に防止されるという効果が得られる。
【0033】請求項4の発明に係るフォークリフトにお
いては、弾性付勢部材が接触部材を介したうえで多角形
部材の面部と接触しているに過ぎないため、多角形部材
の回転動作が容易であり、かつ、弾性付勢部材の伸縮動
作が容易となる利点が確保される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るフォークリフトの全体構造
を示す斜視図である。
【図2】本実施の形態に係るパレット抜出防止装置の全
体構造を示す側面図である。
【図3】本実施の形態に係るパレット抜出防止装置の全
体構造を示す平面図である。
【図4】本実施の形態に係るパレット抜出防止装置の要
部構造を拡大して示す説明図である。
【図5】従来の形態に係るフォークリフトの全体構造を
示す斜視図である。
【図6】従来の形態に係るフォークリフトの要部構造を
示す説明図である。
【符号の説明】
1 フォークリフト 2 パレット抜出防止装置 3 回転プレート(多角形部材) 3a 角部 3b 面部 4 バネ(弾性付勢部材) 5 支持プレート 6 連結軸 7 接触部材 17 フォーク P パレット P0 パレットの開口部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パレットを支持するフォークの側面には
    前記パレットの抜け出しを防止するパレット抜出防止装
    置が配設されており、このパレット抜出防止装置は、回
    転自在に軸支されて角部が前記フォークの上面から突出
    する多角形部材と、この多角形部材の面部を押圧付勢し
    て前記角部を前記フォークの上面から突出させる弾性付
    勢部材とを具備していることを特徴とするフォークリフ
    ト。
  2. 【請求項2】 前記多角形部材は回転中心が軸支された
    略三角形状の回転プレートであり、前記角部が前記フォ
    ークの上面から突出した状態では、前記角部を介して連
    なる面部のうちの前記フォークの先端側に向かって位置
    する面部が緩やかに傾斜し、かつ、前記フォークの基端
    側に向かって位置する面部が急傾斜した姿勢となるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載のフォークリフ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記弾性付勢部材は、伸長動作に伴って
    前記多角形部材の角部を前記フォークの上面から突出さ
    せる一方、前記多角形部材の角部が前記フォークの上面
    から退動するのに伴っては収縮動作させられるバネであ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のフ
    ォークリフト。
  4. 【請求項4】 前記多角形部材及び弾性付勢部材間には
    略球形状を有する接触部材が介装されており、この接触
    部材は前記弾性付勢部材に連結されたうえで前記多角形
    部材の面部と接触するものであることを特徴とする請求
    項1ないし請求項3のいずれかに記載のフォークリフ
    ト。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111732034A (zh) * 2019-03-25 2020-10-02 三菱重工业株式会社 叉车及其叉构件
JP7439743B2 (ja) 2020-12-16 2024-02-28 株式会社豊田自動織機 フォークリフトのフォーク

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