JP2003267638A - エレベーターの制御装置 - Google Patents

エレベーターの制御装置

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JP2003267638A
JP2003267638A JP2002069620A JP2002069620A JP2003267638A JP 2003267638 A JP2003267638 A JP 2003267638A JP 2002069620 A JP2002069620 A JP 2002069620A JP 2002069620 A JP2002069620 A JP 2002069620A JP 2003267638 A JP2003267638 A JP 2003267638A
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deceleration
speed
car
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Masahide Okumura
雅英 奥村
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 運行効率の低下を防ぐことができるエレベー
ターの制御装置を得る。 【解決手段】 呼びが登録された場合に、かご位置演算
手段200によるかごの現在位置と、階高記憶手段20
1の階高値情報とに基づいて、目的の階までの走行距離
を算出する走行距離算出手段202と、算出された走行
距離に応じた速度指令を演算する速度指令発生手段20
3と、演算された速度指令にモータの速度が追従するよ
うにモータで発生すべきトルクを指令するためのトルク
指令値をモータに対して出力する速度制御手段204と
を備え、速度指令発生手段203は、走行距離算出手段
202により算出された走行距離が、所定の距離未満の
場合に、加減速度を予め設定された第1の加減速度に設
定し、所定の距離以上の場合に、加減速度を第1の加減
速度の値より低い値の予め設定された第2の加減速度に
設定して、速度指令の演算を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はエレベーターの制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】巻上モータやインバータ駆動回路等の各
機器を従来通りの定格のものを使用しながら、エレベー
ターの輸送効率を極力向上させるための従来の技術が、
例えば、特開平5−306074号公報に記載されてい
る。図8は、当該公報に記載されている従来のエレベー
ターの制御装置およびその周辺を示したものである。図
8において、1はエレベーターかご、2は釣合錘、3は
エレベーターかご1と釣合錘2を釣瓶状に吊すロープ、
4はロープ3をシーブに巻き掛けた巻上機、5は同じく
ロープ3を巻き掛けた逸せ車である。6は巻上機4を駆
動する直流モータの電機子、7はその固定子の界磁、8
は界磁用電源、9は電機子6に電力を供給するサイリス
タ変換器、10はサイリスタ変換器9を介して直流モー
タの速度を制御するモータ制御器、11は直流モータの
電機子6の電流を検出する電流検出器であり、その出力
信号11aはモータ制御器10に入力される。12はモ
ータの速度を検出する速度検出器であり、この出力信号
12aもモータ制御器10に入力される。13は速度指
令発生器であり、この速度指令である出力信号13aは
モータ制御器10に入力される。14は走行指令や停止
階を決定する等の各機能を有するエレベーター制御器、
15はエレベーターかご1に設けられたかご呼釦であ
り、この出力信号15aはエレベーター制御器14に入
力される。16はエレベーター乗場に配設された乗場呼
釦であり、この出力信号16aもエレベーター制御器1
4に入力される。100はエレベーターかご1のかご
枠、101はかご枠100内に配設されたかご室、10
2はかご室101の振動を吸収する防振ゴムである。1
8は防振ゴム102の撓み量によりかご内負荷を検出す
る作動トランス、18aはその出力信号、19はかご内
負荷が所定値以上か否かを判定するかご内負荷判定器、
19aはその出力信号である。131は所定の低加速度
速度指令を発生する低加速度速度指令発生回路、132
は所定の高加速度速度指令を発生する高加速度速度指令
発生回路、133はかご内負荷判定器19の出力信号1
9aを受けて上記2つの速度指令発生回路131、13
2のうちいずれかの回路を選択する選択スイッチであ
る。
【0003】ここで、かご内が定格負荷以下の場合に
は、かご内負荷判定器19からの出力信号19aによ
り、選択スイッチ133は、高加速度速度指令発生回路
132を選択し、かご内が定格負荷を超える場合には、
かご内負荷判定器19からの出力信号19aにより、選
択スイッチ133は、低加速度速度指令発生回路131
を選択するよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベーターの
制御装置は以上のように構成されているので、例えば、
かご内の負荷が定格負荷上昇運転では、低加速度で運転
されるので、このような場合には運行効率を上げること
が出来ないといった問題点があった。
【0005】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、運行効率の低下を防ぐエレベー
ターの制御装置を得ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、エレベータ
ーかごの現在位置を演算するかご位置演算手段と、各階
床に対応した階高値を記憶している階高記憶手段と、呼
びが登録された場合に、前記かご位置演算手段により演
算された前記エレベーターかごの現在位置と、前記階高
記憶手段に記憶されている前記階高値とに基づいて、登
録された前記呼びに対応する目的の階までの走行距離を
算出する走行距離算出手段と、前記走行距離算出手段に
より算出された前記走行距離に応じた速度指令を演算す
る速度指令発生手段と、前記速度指令発生手段により演
算された前記速度指令にモータの速度が追従するように
モータで発生すべきトルクを指令するためのトルク指令
値を前記モータに対して出力する速度制御手段とを備
え、上記速度指令発生手段は、前記走行距離算出手段に
より算出された前記走行距離が、所定の距離未満の場合
に、加減速度を予め設定された第1の加減速度に設定
し、前記所定の距離以上の場合に、加減速度を前記第1
の加減速度の値より低い値の予め設定された第2の加減
速度に設定して、前記速度指令の演算を行うエレベータ
ーの制御装置である。
【0007】また、前記第1の加減速度での加速中に前
記モータに与えている前記トルク指令値が予め設定され
た所定の値に達するときの前記エレベーターの走行速度
を速度点として算出し、前記速度点を前記速度指令発生
手段に対して出力する限界加速算出手段をさらに備え、
前記速度指令発生手段は、前記速度指令発生手段により
出力される前記速度指令の値が、前記限界加速算出手段
により出力された前記速度点に達した場合に、加減速度
の設定を前記第2の加減速度に切替えて加速する。
【0008】また、前記エレベーターかごのかご内負荷
を検出するかご内負荷検出手段と、前記かご内負荷検出
手段による検出の結果に基づいて、加減速における加加
速時間の値を切り替えるための切替信号を前記速度指令
発生手段に対して出力する加加速度切替手段とをさらに
備え、前記速度指令発生手段は、前記かご内負荷検出手
段による検出の結果が無負荷であった場合に、前記加加
速度切替手段からの前記切替信号により通常の加加速時
間より短い時間に設定して、加減速する。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明のエレベーターの制御装
置の構成について図を参照しながら説明する。図1は、
以下に説明する実施の形態1〜3に係るエレベーターの
制御装置の構成を示したものであり、上述の図8に示し
た速度指令発生器13に相当する部分の構成を示したブ
ロック図である。他の構成については、図8と同様であ
るため、ここではその説明を省略する。
【0010】図1において、200はエレベーターかご
の現在位置を演算するかご位置演算手段、201は各階
床に対応した階高値を記憶する不揮発性の読み出し/書
き込み可能な記憶媒体から構成された階高記憶手段であ
る。202は走行距離算出手段であって、かご位置演算
手段200により求められたかごの現在位置の値と、階
高記憶手段201に記憶された各階の階高値から得られ
る、目的とする階の階高値とを用いて、その差を得るこ
とによって目的階までの走行距離を算出するものであ
る。203は、目的の階までの距離に応じた速度指令を
演算する速度指令発生手段であり、あらかじめ設定され
た2つの加速度を状況に応じて使い分けをした速度指令
を発生する。204は、速度制御手段であって、速度指
令発生手段203からの速度指令にしたがって、モータ
に与えるトルク指令を算出し、これによってモータに与
える電力が制御される。207は、かご内の負荷の有無
を検出するかご内負荷検出手段であり、206は、加速
度の値を設定された値になるまで上昇させるために要す
る時間である加加速時間を切り替える加加速度切替手段
であって、かご内負荷検出手段207からのかご内負荷
に応じて、速度指令発生手段203へ加加速時間を切替
えるよう指令を与える。205は、限界加速算出手段で
あって、速度制御手段204から現在のトルク指令値が
入力されて、加速度を切替えるため速度点を算出する。
【0011】尚、下記の実施の形態1に係るエレベータ
ーの制御装置は、図1の構成要素のうち、符号200〜
204までを備え、符号205の構成要素は実施の形態
2で追加され、符号206及び207の構成要素は実施
の形態3で追加されるものである。
【0012】実施の形態1.本発明の実施の形態1に係
るエレベーターの制御装置の動作について、図5のフロ
ーチャートと、図2のエレベーターが走行する際の速度
指令と加速度との関係を示した図2とを用いて説明す
る。なお、図2において、加速度の値で高い方の値を加
速度αa(第1の加減速度)とし、低い方の値を加速度
αb(第2の加減速度)とする。加速の動作と減速の動
作とは同様に考えれば良いため、以下の説明において
は、加速の動作を中心に説明することとする。また、こ
こで、図5のフローチャートにかかる処理はマイクロコ
ンピュータ(図示しない)によって定められた演算周期
毎に常に繰り返し実行されるものである。
【0013】図5のフローチャートにおいて、ステップ
S1はエレベーターが停止中に呼びが登録されたか否か
を判別するものであり、登録されているならば、ステッ
プS2へ進み、登録されていないときにはステップS5
へ進む。ステップS2は、階高値を記憶している階高記
憶手段201から登録された呼びに対応する階の階高値
を抽出し、抽出された階高値と、かごの現在位置を演算
するかご位置演算手段200から得た現在のかご位置と
から、目的階までの走行距離を算出する。ステップS3
では、前記ステップS2によって算出された走行距離と
所定値を比較する。ここで、所定値とは図2に示す加速
度αbよりも高い加速度αaの設定で、制御機器の能力
の範囲で定格負荷上昇走行可能な、走行最大速度を基に
算出された距離である。ステップS3において、走行距
離が所定値より短い場合には、ステップS4に進み、加
速度をαaに設定し、これにより、速度指令を演算する
速度指令発生手段203は加速度をαaとして速度指令
を発する。また、ステップS5では、加速度をαaより
も低い加速度αbに設定して走行させるようにする。
【0014】このように動作することにより、図3に示
すように、走行距離が所定の値より短い場合には、加速
度を高い値の方の加速度αaに設定して走行させ、走行
距離が所定の値以上の場合には、加速度を低い値の方の
加速度αbに設定して走行させることになる。
【0015】以上説明したように、本実施の形態に係る
エレベーターの制御装置は、エレベーターが起動を開始
してから停止するまでの走行距離に応じて加減速度を切
替えるようにしたので、かご内の負荷に依存することな
くサービスを向上することが出来る。また、かご内の負
荷に依存しないため精度の高いかご内負荷検出装置も必
要としないので、安価な構成で実現することが出来る。
【0016】実施の形態2.本発明の実施の形態2に係
るエレベーターの制御装置の動作について、図6のフロ
ーチャートと、図3のエレベーターが走行する際の速度
指令と加速度との関係を示した図とを用いて説明する。
ここで、図6のフローチャートにかかる処理はマイクロ
コンピュータ(図示しない)によって定められた演算周
期毎に常に繰り返し実行されるものである。
【0017】図6のフローチャートにおいて、ステップ
S10では、エレベーターが走行しているか否かを判別
し、走行中であれば、ステップS11へ進み、停止して
いるならば、ステップS15に進んで、ステップS15
にて、加速度αbよりも高い加速度αaに設定し、起動
直後は加速度αaで加速しつづけるようにする。ステッ
プS11は、加速中か否かの判定を行い、加速中である
ならば、ステップ12へ進み、加速中でない場合には処
理を抜ける。ステップ12は、モータに与えるトルク指
令を演算する速度制御手段204から得たトルク指令を
基に、限界加速算出手段205において、加速度を切替
えるため速度点を算出する。ここで、加速度を切替える
ため速度点とは、速度制御手段204から得たトルク指
令値が、あらかじめ設定された所定の値を超えた場合に
は、そのときの速度を切替え速度点とし、超えない場合
には、速度制御手段204から得たトルク指令が定常状
態となった時の値から、現在の加速度で加速しつづける
ことのできる速度をあらかじめ設定されたテーブル(図
示しない)から抽出することによって設定されるものと
する。
【0018】このように動作することにより、図3に示
すように、エレベーターの起動直後は、加速度を高い方
の値の加速度αaに設定して走行させ、速度指令発生手
段から発せられる速度指令値が、限界加速算出手段20
5により算出される速度点に達した時に、加速度の値を
低い方の加速度αbに切り替えて走行させることにな
る。
【0019】以上のように、本実施の形態に係るエレベ
ータの制御装置は、加速中にモータに与えるトルク指令
に基づき加速度を切替えるようにしたので、モータやイ
ンバータ駆動回路等の各機器の限界能力近辺まで加速度
を上げて走行することができるため、サービスを向上す
ることができる。また、実施の形態1と同様に、精度の
高いかご内負荷検出装置も必要としないため安価な構成
で実現することが出来る。
【0020】実施の形態3.本発明の実施の形態3に係
るエレベーターの制御装置の動作について、図7のフロ
ーチャートと、図4のエレベーターが走行する際の速度
指令と加速度との関係を示した図とを用いて説明する。
ここで、図7のフローチャートにかかる処理はマイクロ
コンピュータ(図示しない)によって定められた演算周
期毎に常に繰り返し実行されるものである。
【0021】図7のフローチャートにおいて、ステップ
S20において、エレベーターが停止中であるか否かの
判定を行い、停止していない場合には、処理を抜ける。
また、停止していると判断した場合には、ステップS2
1に進む。ステップS21では、かご内負荷検出手段2
07から、かご内の負荷を検出した検出量が無負荷でな
い場合には処理を抜ける。また、無負荷である場合に
は、ステップS22へ進む。ステップS22はかご内が
無負荷であることから、かご内には乗客がいないという
ことであるので、このような場合、エレベーターの乗り
心地に関しては無視できることから、加加速時間をゼロ
に設定するよう、加加速度切替手段206によって、速
度指令を演算する速度指令発生手段203へ指令する。
【0022】このように動作することにより、図4に示
すように、エレベーターが停止中の場合のかご内負荷が
無負荷であった場合に、加加速時間をゼロにして、加速
度の値を徐々に設定値まで上げることなく、起動時から
設定した加速度αbの値で走行させることになる。
【0023】以上のように、本実施の形態におけるエレ
ベータの制御装置は、かご内の負荷が無負荷であるとき
に、加加速度のみを上げるようにしたので、簡単な構成
でサービスの向上を図ることが出来る。
【0024】なお、上記の実施の形態3の説明では、全
ての加加速時間をゼロにするようにしているが、着床精
度が懸念されるような場合には、着床付近の加加速時間
は通常の時間としてもよい。
【0025】また、実施の形態1の説明において、加速
度を切替るか否かを出発する階から目的階までの走行距
離で判定する例について説明しているが、この場合に限
らず、ここで算出された走行距離を基に走行する最大速
度を算出して、その速度によって加速度の切替を行って
も良い。
【0026】また、実施の形態2の説明において、加速
しているときの場合について説明したが、減速するとき
においも同様の処理を行っても良い。
【0027】
【発明の効果】この発明は、エレベーターかごの現在位
置を演算するかご位置演算手段と、各階床に対応した階
高値を記憶している階高記憶手段と、呼びが登録された
場合に、前記かご位置演算手段により演算された前記エ
レベーターかごの現在位置と、前記階高記憶手段に記憶
されている前記階高値とに基づいて、登録された前記呼
びに対応する目的の階までの走行距離を算出する走行距
離算出手段と、前記走行距離算出手段により算出された
前記走行距離に応じた速度指令を演算する速度指令発生
手段と、前記速度指令発生手段により演算された前記速
度指令にモータの速度が追従するようにモータで発生す
べきトルクを指令するためのトルク指令値を前記モータ
に対して出力する速度制御手段とを備え、上記速度指令
発生手段は、前記走行距離算出手段により算出された前
記走行距離が、所定の距離未満の場合に、加減速度を予
め設定された第1の加減速度に設定し、前記所定の距離
以上の場合に、加減速度を前記第1の加減速度の値より
低い値の予め設定された第2の加減速度に設定して、前
記速度指令の演算を行うエレベーターの制御装置である
ので、運行効率の低下を防ぐことができる。
【0028】また、前記第1の加減速度での加速中に前
記モータに与えている前記トルク指令値が予め設定され
た所定の値に達するときの前記エレベーターの走行速度
を速度点として算出し、前記速度点を前記速度指令発生
手段に対して出力する限界加速算出手段をさらに備え、
前記速度指令発生手段は、前記速度指令発生手段により
出力される前記速度指令の値が、前記限界加速算出手段
により出力された前記速度点に達した場合に、加減速度
の設定を前記第2の加減速度に切替えて加速するように
したので、モータに与えるトルク指令に基づいて加速度
を切り替えるため、モータ等の各機器の限界能力限界近
辺まで加速度を上げて走行することができ、サービスの
向上が図れる。
【0029】また、前記エレベーターかごのかご内負荷
を検出するかご内負荷検出手段と、前記かご内負荷検出
手段による検出の結果に基づいて、加減速における加加
速時間の値を切り替えるための切替信号を前記速度指令
発生手段に対して出力する加加速度切替手段とをさらに
備え、前記速度指令発生手段は、前記かご内負荷検出手
段による検出の結果が無負荷であった場合に、前記加加
速度切替手段からの前記切替信号により通常の加加速時
間より短い時間に設定して、加減速するので、乗り心地
を蒸しできる無負荷のときの加加速時間を短くすること
により、簡単な構成で運行効率を向上させて、サービス
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るエレベーターの制御装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】 本発明の実施の形態1における速度指令と加
速度との関係を示す説明図である。
【図3】 本発明の実施の形態2における速度指令と加
速度との関係を示す説明図である。
【図4】 本発明の実施の形態3における速度指令と加
速度との関係を示す説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態1における動作を示す流
れ図である。
【図6】 本発明の実施の形態1における動作を示す流
れ図である。
【図7】 本発明の実施の形態1における動作を示す流
れ図である。
【図8】 従来のエレベーターの制御装置の全体の構成
を示した構成図である。
【符号の説明】
1 エレベーターかご、2 釣合錘、3 ロープ、4
巻上機、5 逸せ車、6 直流モータの電機子、7 直
流モータの固定子の界磁、8 界磁用電源、9サイリス
タ変換器、10 モータ制御器、11 電流検出器、1
2 速度検出器、13 速度指令発生器、14 エレベ
ーター制御器、15 かご呼釦、16乗場呼釦、18
作動トランス、19 かご内負荷判定器、100 かご
枠、101 かご室、102 防振ゴム、131 低加
速速度指令発生回路、132高加速速度指令発生回路、
133 選択スイッチ、200 かご位置演算手段、2
01 階高記憶手段、202 走行距離算出手段、20
3 速度指令発生手段、204 速度制御手段、205
限界加速算出手段、206 加加速度切替手段、20
7 かご内負荷検出手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターかごの現在位置を演算する
    かご位置演算手段と、 各階床に対応した階高値を記憶している階高記憶手段
    と、 呼びが登録された場合に、前記かご位置演算手段により
    演算された前記エレベーターかごの現在位置と、前記階
    高記憶手段に記憶されている前記階高値とに基づいて、
    登録された前記呼びに対応する目的の階までの走行距離
    を算出する走行距離算出手段と、 前記走行距離算出手段により算出された前記走行距離に
    応じた速度指令を演算する速度指令発生手段と、 前記速度指令発生手段により演算された前記速度指令に
    モータの速度が追従するようにモータで発生すべきトル
    クを指令するためのトルク指令値を前記モータに対して
    出力する速度制御手段とを備え、 上記速度指令発生手段は、前記走行距離算出手段により
    算出された前記走行距離が、所定の距離未満の場合に、
    加減速度を予め設定された第1の加減速度に設定し、前
    記所定の距離以上の場合に、加減速度を前記第1の加減
    速度の値より低い値の予め設定された第2の加減速度に
    設定して、前記速度指令の演算を行うことを特徴とする
    エレベーターの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の加減速度での加速中に前記モ
    ータに与えている前記トルク指令値が予め設定された所
    定の値に達するときの前記エレベーターの走行速度を速
    度点として算出し、前記速度点を前記速度指令発生手段
    に対して出力する限界加速算出手段をさらに備え、 前記速度指令発生手段は、前記速度指令発生手段により
    出力される前記速度指令の値が、前記限界加速算出手段
    により出力された前記速度点に達した場合に、加減速度
    の設定を前記第2の加減速度に切替えて加速することを
    特徴とする請求項1に記載のエレベーターの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記エレベーターかごのかご内負荷を検
    出するかご内負荷検出手段と、 前記かご内負荷検出手段による検出の結果に基づいて、
    加減速における加加速時間の値を切り替えるための切替
    信号を前記速度指令発生手段に対して出力する加加速度
    切替手段とをさらに備え、 前記速度指令発生手段は、前記かご内負荷検出手段によ
    る検出の結果が無負荷であった場合に、前記加加速度切
    替手段からの前記切替信号により通常の加加速時間より
    短い時間に設定して、加減速することを特徴とする請求
    項1または2に記載のエレベーターの制御装置。
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