JP2003267454A - 包装体 - Google Patents

包装体

Info

Publication number
JP2003267454A
JP2003267454A JP2002070234A JP2002070234A JP2003267454A JP 2003267454 A JP2003267454 A JP 2003267454A JP 2002070234 A JP2002070234 A JP 2002070234A JP 2002070234 A JP2002070234 A JP 2002070234A JP 2003267454 A JP2003267454 A JP 2003267454A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
container
hydrogen peroxide
liquid
thickness
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002070234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003267454A5 (ja
Inventor
Kumiko Watabe
久美子 渡部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Marutsutsu Co Ltd
Original Assignee
Showa Marutsutsu Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Marutsutsu Co Ltd filed Critical Showa Marutsutsu Co Ltd
Priority to JP2002070234A priority Critical patent/JP2003267454A/ja
Publication of JP2003267454A publication Critical patent/JP2003267454A/ja
Publication of JP2003267454A5 publication Critical patent/JP2003267454A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Wrappers (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 過酸化水素等の化学物質を含む液剤をプラス
チック製容器に収納した包装体において、化学物質が発
生するガスによる容器の膨張を防止するとともに、液剤
中の化学物質の濃度変化を抑える。 【解決手段】 ガスの発生率よりも大きなガス透過率を
有すると同時に、化学物質が分解する速度に応じた、液
剤から生じる所定量の蒸気を透過する蒸気透過率を有す
るプラスチックフィルムにより容器を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を詰めた包装
体に関し、特に過酸化水素を含む液体を詰めた包装体に
関する。
【従来の技術】
【0002】従来から、液体及びその液体を詰めた容器
からなる包装体では、種々の形態が提案されている。例
えば、2剤型染毛剤第二剤は、過酸化水素その他の薬剤
が溶け込んだ水溶液であるが、プラスチック製成型容器
に詰めて販売されている。2剤型染毛剤第二剤が入って
いる従来のプラスチック製成型容器は、2剤型染毛剤第
二剤を漏らさないために液密性を要求される。
【0003】2剤型染毛剤第二剤中の過酸化水素は、安
定化の処理がなされていることから、20℃前後の温度
では比較的安定化しているものの、酸素を発生しつつ徐
々に分解する。
【発明が解決しようとする課題】
【0004】従来の包装体は、過酸化水素等の化学物質
を含む液体を備えており、さらに化学物質及び液体を入
れるためのプラスチック製成型容器を備えている。液密
性を有するプラスチック製成型容器は、同時に気密性も
有していることから、過酸化水素が発生する酸素など、
化学物質が発生するガスによって膨張するという問題を
抱えている。
【0005】また、過酸化水素等の化学物質が化学反応
によって変化するため、内容物に占める当該化学物質の
含有率が減少するという問題も生じる。
【0006】本発明は、このような従来の構成が有して
いた問題を解決しようとするものであり、化学物質を含
む液体及び、それらが詰められている容器からなる包装
体の膨張を抑制するとともに、液体中の化学物質の含有
率を安定化させることを目的とする。
【課題を解決するための手段および発明の効果】
【0007】そして、本発明の包装体は上記目的を達成
するために、第1の課題解決手段として、化学反応によ
りガスを発生する化学物質と、化学物質を含む液体と、
所定の保存条件下において、化学物質の化学反応により
単位時間当り生じるガスの発生量と等しいか又はそれよ
りも大きいガス透過率を有するとともに、液体に対する
化学物質の含有率を変化させない程度に液体が気化した
蒸気を透過させる蒸気透過率を有するフィルムからなる
容器とを備え、化学物質及び液体が容器内に密封されて
いるものである。ここで「気体に対する化学物質の含有
率」は化学物質の質量を液体の質量で除した値である。
【0008】第2の課題解決手段は、第1の課題解決手
段において、化学物質が過酸化水素であり、液体が水で
ある場合について、フィルムは、酸素透過率が包装体中
における過酸化水素の分解により発生する単位時間当り
の酸素発生量より大きく、かつ水蒸気透過率が単位時間
当たりの過酸化水素の分解する質量を過酸化水素の含有
率で除した値に略等しく設定されているものである。こ
こで、過酸化水素の含有率は過酸化水素の質量を水の質
量で除した値である。
【0009】第3の課題解決手段は、第2の課題解決手
段において、フィルムは、厚さ数から二十μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム、厚さ数から二十μmの
ナイロンフィルム及び厚さ数十から二百μmのポリエチ
レンフィルムを容器の外側から内側に順に積層してなる
積層フィルムを含むものである。
【0010】第4の課題解決手段は、第3の課題解決手
段において、積層フィルムは、ポリエチレンテレフタレ
ートフィルムとナイロンフィルムの間に酸化シリコンの
蒸着により形成された蒸着層をさらに備えるものであ
る。第5の課題解決手段は、第3の課題解決手段におい
て、積層フィルムは、ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムとナイロンフィルムの間に酸化シリコンの蒸着によ
り形成された蒸着層をさらに備えるものである。第6の
課題解決手段は、第2の課題解決手段において、フィル
ムは、厚さ数から二十μmのポリエチレンテレフタレー
トフィルム、厚さ十から三十μmのエチレンビニルアル
コール共重合樹脂フィルム及び厚さ数十から二百μmの
ポリエチレンフィルムを容器の外側から内側に順に積層
してなる積層フィルムを含むものである。
【0011】第7の課題解決手段は、第3又は第4の課
題解決手段において、過酸化水素及び液体が2剤型染毛
剤第二剤の構成材料であって、容器は2剤型染毛剤第二
剤が入れられているものである。
【0012】第8の課題解決手段は、第1から第4の課
題解決手段のいずれかにおいて、再閉栓可能なコネクタ
を備えるものである。
【0013】第1の課題解決手段による作用効果は次の
とおりである。すなわち、化学物質が化学変化を起して
ガスが発生しても、発生したガスを、フィルムを透過さ
せて包装体外部に逃がすことができ、包装体内部にガス
を充満させない。また、化学物質の化学変化に伴って、
液体中の化学物質の質量が減少する。液体は、包装体内
が飽和蒸気圧に達していれば蒸発が進まないので、フィ
ルムが透過する水蒸気量に応じて液体の量を減じられ
る。フィルムを透過する蒸気量を化学物質の質量変化に
則して選定することにより液体と化学物質の比をほぼ一
定に保つことができる。
【0014】第2の課題解決手段による作用効果は、フ
ィルムを透過して包装体外部へ、過酸化水素が分解して
発生する酸素を逃がすことで、包装体内部に酸素を充満
させないというものである。過酸化水素が分解して減少
する質量をxグラムとすると、質量xを過酸化水素の含
有率yで除した値x/yが、過酸化水素が分解しても過
酸化水素水の濃度を一定に保つために、単位時間当たり
に取り除かなければならない水の質量zに相当する。水
蒸気透過率は、この水の質量zが単位時間当りに蒸発す
るとした場合の値にほぼ等しく、従って余分な水を除去
して過酸化水素水の濃度を安定に保てる。
【0015】第3の課題解決手段による作用効果は、厚
さ数から二十μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム、厚さ数から二十μmのナイロンフィルム及び厚さ数
十から二百μmのポリエチレンフィルムを容器の外側か
ら内側に順に積層してなる積層フィルムを含むことによ
り、500から1000ml程度の比較的大型の容器に対
し、過酸化水素濃度が数から10重量%でかつ、保管温
度が15℃から30℃の条件において、同時に酸素透過
率と水蒸気透過率とを設定し易くするものである。
【0016】第4又は5の課題解決手段による作用効果
は、蒸着層を備えることにより、100ml程度の比較的
小型の容器に対し、過酸化水素濃度が数から10重量%
でかつ、保管温度が15℃から30℃の条件において、
同時に酸素透過率と水蒸気透過率とを設定し易くするも
のである。第3の課題解決手段による作用効果は、厚さ
数から二十μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム、厚さ数から二十μmのエチレンビニルアルコール共
重合樹脂フィルム、厚さ数十から二百μmのポリエチレ
ンフィルムを容器の外側から内側に順に積層してなる積
層フィルムを含むことにより、100ml程度の比較的小
型の容器に対し、過酸化水素濃度が数から10重量%で
かつ、保管温度が15℃から30℃の条件において、同
時に酸素透過率と水蒸気透過率とを設定し易くするもの
である。
【0017】第7の課題解決手段による作用効果は、4
0℃の条件で6ヶ月保存した時の2剤型染毛剤第二剤の
重量変化を低く抑え、2剤型染毛剤第二剤を詰めた包装
体は品質の安定性に加え内容物の容量の安定性を向上さ
せることができる。
【0018】第8の課題解決手段による作用効果は、再
閉栓する場合には、特に再閉栓後の品質の安定が図れ、
保存期間を延ばすことができる。
【発明の実施の形態】
【0019】以下、本発明の第1実施形態に係る包装体
を図1に基づいて説明する。図1は、本発明の第1実施
形態に係る包装体の外観を示す斜視図である。図1の包
装体1は、プラスチックフィルム製の容器本体2、コネ
クタ3及び2剤型染毛剤第二剤(図示省略)を備えてな
る。プラスチックフィルム製容器本体2は、4枚のプラ
スチック製フィルムによって構成されている。正面側部
の第1フィルム2aに対応して背面側部の第2フィルム
(図示省略)が配置され、第1及び第2フィルムは相互
に上下縁部がヒートシールされてシール線4aが上下位
置に形成されている。第3及び4フィルムが各々半分に織
り込まれた状態で、シール線4aの端部の各々に、第4
及び第4フィルムの各々の上下端部が挟み込まれてい
る。第1フィルム2aと第2フィルムの横縁部は、襠を
つくるために、第3フィルム2b及び第4フィルム(図
示省略)の横縁部にヒートシールされてシール線4bが
形成される。図2は、2剤型染毛剤第二剤の入っていな
い空の状態のプラスチックフィルム製容器を示す平面図
である。図2に示すようにフィルム2bにより形成され
る襠が折り込まれた状態においては、フィルム数枚分ま
で薄くできる。そのため2剤型染毛剤第二剤を充填する
前の空の状態について比較すると、従来のプラスチック
製成型容器に比べ、プラスチックフィルム製容器本体2
の占有体積を少なくでき、輸送し保管する際のコストを
削減することができる。また、廃棄する際にも廃棄物の
容積を減少させることができる。
【0020】図2に示すプラスチックフィルム製容器本
体2に取り付けられているコネクタ3は、液密に再閉栓
可能に構成されている。コネクタ3は、例えば、正面側
部の第1のフィルム2a(図2の紙面表側)と第2フィ
ルム(図2の紙面裏側)とのヒートシールの際に、形成
される上部シール線4aの略中央部に取り付けられる。
コネクタ3の取り付けは、第1フィルム2aと第2フィ
ルムとの間にコネクタ3を挟みこんだ状態でヒートシー
ルすることにより行われる。
【0021】次に、コネクタ3の構成を図3及び図4に
基づいて説明する。コネクタ3には、プラスチックフィ
ルム製容器2内に詰められた2剤型染毛剤第二剤を出し
入れするための貫通孔3aが設けられている。また、コ
ネクタ3には、プラスチックフィルム製容器本体2の内
部側にキャップ3bが配設される。キャップ3bには、
図4に示すように嵌合部3cが設けられ、図3に示すよ
うに嵌合部3cが貫通孔3aに嵌合されることにより、
プラスチックフィルム製容器本体2が液密に密封され
る。
【0022】次に、プラスチックフィルム製容器本体2
を構成しているフィルムについて説明する。第1から第
4フィルムには同じ材質のものを用いてもよく、異なる
材質のものとしてもよい。15℃から30℃の条件で、
数重量%から10重量%の濃度の過酸化水素水を保管す
るのに適しているのは、例えば、厚さ数μmから二十μ
mのポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ数μm
から二十μmのナイロンフィルム及び厚さ数十μmから
二百μmのポリエチレンフィルムを容器の外側から内側
に順に積層してなる積層フィルムである。プラスチック
フィルム製容器本体2の第1から第4フィルムのいずれ
かに上記のフィルムが含まれるか、又は全てを上記フィ
ルムで構成してもよいが、上記フィルムは500mlか
ら1000ml程度の比較的大型の容器に適している。
また、上記フィルム構成においてさらに、ポリエチレン
テレフタレートフィルムに酸化アルミニウムまたは酸化
シリコンを蒸着した酸化アルミニウム層(アルミナ蒸着
層)または酸化シリコン層(シリカ蒸着層)を備えても
よい。このフィルムを用いてプラスチックフィルム製容
器本体2を構成する場合には、ガスバリア性が向上して
おり、100ml程度の比較的小型の容器に適してい
る。また、プラスチックフィルム製容器本体2の第1か
ら第4フィルムのいずれかに、厚さ数から二十μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルム、厚さ十から三十μ
mのエチレンビニルアルコール共重合樹脂フィルム及び
厚さ数十から二百μmのポリエチレンフィルムを容器の
外側から内側に順に積層してなる積層フィルムを用いて
もよい。
【0023】美容室などの室内において、15℃から3
0℃の温度条件で保管する場合、次のことが実験的に確
かめられている。即ち、6重量%の過酸化水素濃度の2
剤型染毛剤第二剤を容量100cc、内面積0.023
2のプラスチックフィルム製容器本体2に入れたと
き、保管温度40℃の環境下での容器1個当たりの酸素
透過率が8cc/180day、水蒸気透過率が2.5
から4.5グラム/180dayに設定することによ
り、保管温度15℃から30℃で6ヶ月を越える長期保
管において過酸化水素水の濃度を安定化できることが確
かめられている。例えば、酸化アルミニウム層(アルミ
ナ蒸着層)が蒸着された厚さ12μmのポリエチレンテ
レフタレートフィルム、厚さ15μmのナイロンフィル
ム及び厚さ100μmのポリエチレンフィルムを容器の
外側から内側に順に積層してなる積層フィルム(以下ア
ルミナ蒸着フィルムという)を2枚重ね合わせ、ポリエ
チレンフィルム同士をヒートシールして90mm×13
0mmのアルミナ蒸着フィルム製容器を製作し、6重量
%の過酸化水素濃度を有する2剤型染毛剤第二剤を充填
したものを製造した。アルミナ蒸着層は、ポリエチレン
テレフタレートフィルムとナイロンフィルムの間に配置
される。
【0024】上述のアルミナ蒸着フィルム製容器におい
て、温度40℃(相対湿度10%程度)の乾燥機の中に
入れて、6ヶ月間保管した後の過酸化水素濃度は、クリ
ーム状の2剤型染毛剤第二剤について平均値で0.06
重量%濃度が薄まった。つまり、6重量%から5.94
重量%へ変化した。また、液状の2剤型染毛剤第二剤に
ついて平均値で0.20重量%濃度が薄まった。上述の
アルミナ蒸着フィルム製容器を15℃から30℃の室内
に保管した後、過酸化水素濃度は、クリーム状の2剤型
染毛剤第二剤について平均値で0.03重量%濃度が濃
くなった。つまり、6重量%から6.03重量%へ変化
した。また、液状の2剤型染毛剤第二剤について平均値
で0.09重量%濃度が薄くなった。
【0025】一方、市販されているポリエチレン製ブロ
ー成型容器(容量1リットル)に、上述のクリーム状の
2剤型染毛剤第二剤を充填して上述の乾燥機の中で40
℃の条件で6ヶ月保管した後の過酸化水素濃度は、平均
値で0.31重量%濃度が薄くなった。また、液状の2
剤型染毛剤第二剤について平均値で0.42重量%濃度
が薄くなった。
【0026】なお、厚さ12μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム、厚さ15μmのナイロンフィルム及
び厚さ120μmのポリエチレンフィルムを容器の外側
から内側に順に積層してなる積層フィルムでプラスチッ
クフィルム製容器本体2を構成した。そのような積層フ
ィルムからなるプラスチックフィルム製容器本体2の容
量が1000ml、内面積が0.068m2である場合
に、保管温度40℃の環境下での容器1個当たりの酸素
透過率が300から500cc/180day、水蒸気
透過率が25から45グラム/180dayに設定する
ことにより、保管温度15℃から30℃で6ヶ月を越え
る長期間保管する場合における過酸化水素水の濃度を安
定化できることが確かめられている。
【0027】また、プラスチックフィルム製容器本体2
の容量が500ml、内面積が0.046m2である場
合に、保管温度40℃の環境下での容器1個当たりの酸
素透過率が150から250cc/180day、水蒸
気透過率が12.5から22.5グラム/180day
に設定することにより、保管温度15℃から30℃で6
ヶ月を越える長期間保管する場合における過酸化水素水
の濃度を安定化できることが確かめられている。
【0028】プラスチックフィルム製容器本体2の全体
とせいての酸素透過率を、過酸化水素が分解して生じる
単位時間あたりの酸素発生量と同程度か少し大きな値に
設定してもよく、上述のように、単位時間あたりの酸素
発生量に比べ、酸素透過率を十分大きく設定してもよ
く、プラスチックフィルム製容器本体2の膨張を防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る包装体の外観を
示す斜視図である。
【図2】 2剤型染毛剤第二剤の入っていない空の状態
のプラスチックフィルム製容器を示す平面図である。
【図3】 コネクタ部分の一部拡大平面図である。
【図4】 コネクタ部分の一部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 包装体、2 プラスチックフィルム製容器本体、3
コネクタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E064 AA13 BA26 BA36 BA55 BB03 BC18 BC20 EA18 EA30 FA04 HD07 HE01 HN05 3E067 AB81 AB96 BA12A BB14A BB15A BB25A BB30A BC06A CA03 CA10 CA24 EA06 EB17 EB25 FA01 FC01 GB01 GD10 3E086 AB01 AC07 AD01 BA04 BA15 BA40 BB02 BB05 BB51 CA29 CA40 4F100 AA20D AK04C AK42A AK48B AK69B BA03 BA04 BA07 BA10A BA10C BA13 BA15 DA01 EH66D GB16 GB71 JD03 JD04 JM02D YY00 YY00A YY00B YY00C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 化学反応によりガスを発生する化学物質
    と、 前記化学物質を含む液体と、 所定の保存条件下において、前記化学物質の化学反応に
    より単位時間当り生じる前記ガスの発生量と等しいか又
    はそれよりも大きいガス透過率を有するとともに、前記
    液体に対する前記化学物質の含有率を変化させない程度
    に前記液体が気化した蒸気を透過させる蒸気透過率を有
    するフィルムからなる容器とを備え、 前記化学物質及び前記液体が前記容器内に密封されてい
    ることを特徴とする包装体。
  2. 【請求項2】 前記化学物質が過酸化水素であり、前記
    液体が水であって、前記フィルムは、酸素透過率が包装
    体中における過酸化水素の分解により発生する単位時間
    当りの酸素発生量より大きく、かつ水蒸気透過率が単位
    時間当たりの過酸化水素の分解する質量を過酸化水素の
    含有率で除した値に略等しく設定されていることを特徴
    とする、請求項1記載の包装体。
  3. 【請求項3】 前記フィルムは、厚さ数から二十μmの
    ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ数から二十
    μmのナイロンフィルム及び厚さ数十から二百μmのポ
    リエチレンフィルムを前記容器の外側から内側に順に積
    層してなる積層フィルムを含むことを特徴とする、請求
    項2記載の包装体。
  4. 【請求項4】 前記積層フィルムは、前記ポリエチレン
    テレフタレートフィルムと前記ナイロンフィルムの間に
    酸化シリコンの蒸着により形成された蒸着層をさらに備
    える、請求項3記載の包装体。
  5. 【請求項5】 前記積層フィルムは、前記ポリエチレン
    テレフタレートフィルムと前記ナイロンフィルムの間に
    酸化シリコンの蒸着により形成された蒸着層をさらに備
    える、請求項3記載の包装体。
  6. 【請求項6】 前記フィルムは、厚さ数から二十μmの
    ポリエチレンテレフタレートフィルム、厚さ十から三十
    μmのエチレンビニルアルコール共重合樹脂フィルム及
    び厚さ数十から二百μmのポリエチレンフィルムを前記
    容器の外側から内側に順に積層してなる積層フィルムを
    含むことを特徴とする、請求項2記載の包装体。
  7. 【請求項7】 前記過酸化水素及び前記液体が2剤型染
    毛剤第二剤の構成材料であって、前記容器は2剤型染毛
    剤第二剤を詰めることを特徴とする、請求項3から6の
    いずれかに記載の包装体。
  8. 【請求項8】 前記容器は、再閉栓可能なコネクタを備
    えることを特徴とする、請求項1から7のいずれかに記
    載の包装体。
JP2002070234A 2002-03-14 2002-03-14 包装体 Pending JP2003267454A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002070234A JP2003267454A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 包装体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002070234A JP2003267454A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 包装体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008075820A Division JP4715855B2 (ja) 2008-03-24 2008-03-24 包装体およびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003267454A true JP2003267454A (ja) 2003-09-25
JP2003267454A5 JP2003267454A5 (ja) 2004-09-09

Family

ID=29200865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002070234A Pending JP2003267454A (ja) 2002-03-14 2002-03-14 包装体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003267454A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006062153A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Kau Pack Kk 包装用袋
WO2006043459A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. 医療用ガスバリアフィルムおよびそれを用いた医療用バッグ
JP2008307502A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Showa Marutsutsu Co Ltd 流体供給装置
JP2011093119A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Dainippon Printing Co Ltd 過酸化水素含有組成物用積層フィルムおよび過酸化水素含有組成物用チューブ容器
US8029885B2 (en) 2002-05-17 2011-10-04 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Multi-layer film and medicine container using the same
JP2014117903A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Seiko Epson Corp 液体収容体および液体収容体セット
GB2553379B (en) * 2015-12-01 2020-05-06 Henkel Ag & Co Kgaa Stabilized hydrogen peroxide formulations in sachets made of barrier layer films
JP2021087633A (ja) * 2019-12-04 2021-06-10 東洋紡Stc株式会社 積層体およびそれを用いた遺体収納袋

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8029885B2 (en) 2002-05-17 2011-10-04 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Multi-layer film and medicine container using the same
JP2006062153A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Kau Pack Kk 包装用袋
WO2006043459A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. 医療用ガスバリアフィルムおよびそれを用いた医療用バッグ
AU2005297712B2 (en) * 2004-10-18 2010-08-19 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Gas barrier film for medical use and medical bags made by using the same
US7914867B2 (en) 2004-10-18 2011-03-29 Otsuka Pharmaceutical Factory, Inc. Medical gas barrier film and medical bag using the same
JP2008307502A (ja) * 2007-06-18 2008-12-25 Showa Marutsutsu Co Ltd 流体供給装置
JP2011093119A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Dainippon Printing Co Ltd 過酸化水素含有組成物用積層フィルムおよび過酸化水素含有組成物用チューブ容器
JP2014117903A (ja) * 2012-12-18 2014-06-30 Seiko Epson Corp 液体収容体および液体収容体セット
GB2553379B (en) * 2015-12-01 2020-05-06 Henkel Ag & Co Kgaa Stabilized hydrogen peroxide formulations in sachets made of barrier layer films
JP2021087633A (ja) * 2019-12-04 2021-06-10 東洋紡Stc株式会社 積層体およびそれを用いた遺体収納袋

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2727096C2 (ru) Тара для повторного заполнения для повторно заправляемых электронных устройств для вейпинга
US9457160B2 (en) Container for the generation of therapeutic microfoam
JP5030952B2 (ja) 薬剤包装用包装材及び薬剤包装用袋
JPH03231676A (ja) 揮散性物質の包装体
JP2009184690A (ja) 自立袋
US11957527B2 (en) Packaging systems including sacrificial composition
JP2003267454A (ja) 包装体
ES2294474T3 (es) Sistema de almacenamiento y dosificacion de un producto disuelto en un gas.
CN109219369A (zh) 与美容护肤膜一起使用的容器系统
JP2007230637A (ja) 耐ピンホール性を付与した包装フィルム及び包装袋
JP4258252B2 (ja) 芳香剤包装材料
JP4715855B2 (ja) 包装体およびその製造方法
US20040081727A1 (en) Gas-release packet with frangible sub-packet
JP2015196533A (ja) スキンケアキット、及びスキンケアキットの保存方法
JP2009149350A (ja) 薬剤揮散容器
JP4060566B2 (ja) 染毛剤用包装袋
JP2006273369A (ja) 透明バリア積層体
JP2750373B2 (ja) 医薬用水溶液の安定化方法及び収容容器
JP2005081702A (ja) ピンホールの発生を抑制した積層体およびその積層体を用いた積層包装袋
JP4299615B2 (ja) 半生菓子包装体
JP2000118574A (ja) アミン−アンモニア系成分を密封収容した容器の包装物
JPS5826941Y2 (ja) 雰囲気改善剤を有する密閉容器
JPS5933406Y2 (ja) 芳香材
JPH10272168A (ja) 薬液入りバッグ包装体および薬液入りバッグの失透除去方法
JP2001328641A (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050311

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20050311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071029

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20071106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080122

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080324

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106