JP2003267444A - ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法 - Google Patents
ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法Info
- Publication number
- JP2003267444A JP2003267444A JP2002074400A JP2002074400A JP2003267444A JP 2003267444 A JP2003267444 A JP 2003267444A JP 2002074400 A JP2002074400 A JP 2002074400A JP 2002074400 A JP2002074400 A JP 2002074400A JP 2003267444 A JP2003267444 A JP 2003267444A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- holder
- drip
- frame
- material sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Packages (AREA)
- Apparatus For Making Beverages (AREA)
Abstract
グを挟んだ形でありながら、使用時に開けた注湯口を完
全に囲む形で剛性の高いフレームを折り起こすことがで
き、製袋充填も可能なドリップバッグを提供する。 【解決手段】2つ折り線6の両端より内側の線分の両脇
に渡って切取り可能に設けられた口開け部7と該口開け
部7の両脇に位置したバッグ貼付け部11とこれら口開
け部7とバッグ貼付け部11を囲み該バッグ貼付け部1
1に対して谷折れ線21で折曲げ可能に連続したフレー
ム25とを有する厚紙製のホルダー5を、長尺な袋材シ
ート31にバッグ貼付け部11に塗布された接着剤で貼
り付けて行き、ホルダー5と一緒に袋材シート31を幅
方向で2つ折りした後、袋材シート31の両側縁をシー
ルしてスリーブ形にし、この袋材シート31を隣接し合
うホルダー5の間で順次シールアンドカットし、次のシ
ールアンドカットの前に抽出原料を充填する。
Description
係り、特に、抽出原料を充填したフィルターバッグが厚
紙製のホルダーに保持されていて、使用時はそのホルダ
ーを起こしてカップに乗せる所謂ドリップオンタイプの
ドリップバッグに関するものである。
で成分を抽出する種類の抽出原料を1回分の量だけフィ
ルターバッグに封入して分包形にする場合の形態の1つ
に、そのフィルターバッグをカップに掛けるためのホル
ダーを備えたドリップバッグタイプがある。このドリッ
プバッグの具体的な形態には今日様々あるが、カップに
掛ける形態で見ると、ホルダーをカップの口に引っ掛け
る「サイドフックタイプ」と、ホルダーをカップの口に
乗せる「ドリップオンタイプ」に大別される。
カップに掛けた際にフィルターバッグの口が大きく開く
形に製作し易いために湯を注ぎ易く、カップ内に溜まっ
て行く湯にバッグが浸漬しない確率が高いために本来の
ドリップを保証し易い等の利点があり、見た目の高級感
も高い。このタイプの従来のドリップバッグの一例aを
図18及び図19に示す。図18はドリップバッグの一
例aを平らに畳まれている形で示し、図19は使用時の
形に折り起こした状態で示す。
し、cはホルダーを示す。フィルターバッグbは、稍縦
長の矩形をしたサイドガゼット袋を為すように形成され
ると共に、縦方向における一端縁からある程度離間した
位置に図示しない切取り線が設けられており、中には適
量のレギュラーコーヒーが充填されている。
平行な2つの平足eとが厚紙で一体に形成されていて、
バッグ保持部dには、これを正六角形の筒形に折り起こ
すための山折れ線gが設けられている。このバッグ保持
部dの6つの壁のうち互いに対向する2つの壁fの高さ
方向における一端部にフィルターバッグbの一端部が接
着され、この2つの壁fの高さ方向における他端が平足
eの中間部に連続している。また、バッグ保持部dには
その一端縁からある程度平足e側へ寄った位置を当該一
端縁と平行に延びる口開け用の切取り線hが形成されて
おり、この切取り線hとフィルターバッグbに形成され
ている切取り線は高さ方向における位置が互いに一致し
ている。
る。先ず、ホルダーcとフィルターバッグbをその切取
り線hに沿って一緒に切り裂くことでフィルターバッグ
bに注湯口iを開けた後、畳まれている形のバッグ保持
部dの横方向両端を互いに内側へ向けて押すことでこれ
を六角筒形に折り起こす。すると、フィルターバッグb
の注湯口iが大きく開くと同時に2つの平足eが互いに
間隔を開くので、この平足eをカップjの口に掛け渡す
形で乗せると、フィルターバッグbが当該カップjに上
から臨むように位置する。ここで、フィルターバッグb
の中に湯を注いでコーヒーの成分を抽出する。
は、フィルターバッグbの注湯口iが大きく開くために
湯を注ぎ易く、しかも、その注湯口iの周囲がバッグ保
持部dで完全に囲まれているために、フィルターバッグ
bの保持状態が安定するという利点はあるが、その反
面、フィルターバッグbにコーヒーを充填する作業を給
袋充填方式で行うことを余儀なくされてしまうと言う問
題がある。
端の筒形をしているので、フィルターバッグbの材料で
ある袋材シートにホルダーを貼り付けた状態で袋材シー
トを製袋加工しながらその製袋途上でコーヒーを充填す
る、といった一般的な製袋充填方式での製造を行うこと
が事実上不可能になってしまうからである。このため、
コーヒー等の抽出原料を充填する作業は、一端だけ開口
した形に製作されたフィルターバッグbを六角筒形のバ
ッグ保持部dに貼り付けた状態のものを充填機に供給し
て行うという形態にせざるを得なく、充填に際してはフ
ィルターバッグbの口を開ける工程も必要になる。
よる充填は、高速の充填機を使用したとしても、その処
理能力は今のところ毎分30乃至40個程度が限度であ
り、製袋しながら充填を行う製袋充填方式に較べると、
処理スピードが極めて遅くなってしまう。しかも、給袋
充填機は構造が複雑であることから価格が極めて高いの
で、この価格がドリップバッグ1個当りの製造単価を大
きく押し上げてしまうことになる。
ホルダーcの横幅が、これを2つ折りに畳んだ状態でフ
ィルターバッグbの横幅の2倍程度は必要になるため、
フィルターバッグbのサイズの割にホルダーcのサイズ
がかなり大きくなってしまうという問題がある。更に
は、平足eは紙を単に立てたに過ぎない脆弱な形である
ため、バッグ保持部dとフィルターバッグbの重量、特
に、湯が注ぎ込まれた状態の重量を支えるには非常に不
安定であるという問題もある。
されたものであり、折り畳まれた状態のホルダーのサイ
ズがフィルターバッグのサイズとほぼ同じか叉はそれよ
り小さくても、このホルダーを、カップに乗せるのに十
分なサイズで且つフィルターバッグの注湯口を完全に囲
む形に折り起こすことができ、注湯口をしっかり開くこ
ともでき、また、カップに乗せる部分を剛性の高い形に
折り起こすことができる画期的なドリップバッグを提供
することを目的とする。また本発明は、上記目的に加え
て製袋充填が可能なドリップバッグと、その製造方法を
提供することを目的とする。
に、請求項1に記載したドリップバッグは、抽出原料が
充填され一側端寄り位置に口開け用切取り線が設けられ
たフィルターバッグと、折り起こす前の状態では2つ折
りに畳まれていてその2つ折り線が上記フィルターバッ
グの一側端にほぼ重なる状態でこのフィルターバッグを
挟んだ厚紙製のホルダーとを備えており、該ホルダー
は、平らに展開した状態で見て、2つ折り線の両端より
内側の線分の両脇に渡り切取り線等によって切取り可能
に設けられた口開け部と、この口開け部の両脇に位置し
たバッグ貼付け部と、これら口開け部とバッグ貼付け部
を囲むように位置しバッグ貼付け部に対して口開け部と
反対側の位置で折曲げ可能に連続したフレームとを有
し、少なくともバッグ貼付け部がフィルターバッグに接
着されたことを特徴とするものである。
が折り畳まれている状態でその口開け部とフィルターバ
ッグの一端部を一緒に又はこの順で切り取ると、フィル
ターバッグに注湯口が作られると共に2つのバッグ貼付
け部が互いに分離されるので、この状態からホルダーの
両ハーフ即ち2つ折れ線を境とする2つの部分を互いに
開くと、2つのバッグ貼付け部どうしが互いに反対側へ
移動して上記注湯口を開くと共にこの注湯口を囲むよう
にフレームが展開する。このフレームの両端部をカップ
の口に乗せればフィルターバッグが当該カップに上から
臨むように位置する。
つ折りしただけのホルダーでフィルターバッグを挟んだ
形でありながら、フィルターバッグの注湯口をしっかり
開くことができると共に、その注湯口を完全に囲む形に
折り起こすことができるのでホルダーによるフィルター
バッグの保持が安定する。しかも、折り畳まれた状態の
ホルダーのサイズを例えばフィルターバッグのサイズと
ほぼ同じか叉はそれより多少小さくしても、フレームは
注湯口から互いに反対側へ延びた部分を持つ形になるた
め、カップに乗せるのに十分なサイズを確保できる。
貼付け部の形状を単なる矩形にするよりは、フレームに
対して折れ曲がる位置より反口開け部側へ延びた領域を
持つ形にするのが望ましい。この形としては、例えば、
T字形とかコ字形といった形が考えられる。バッグ貼付
け部をこのような形にすると、上記領域の分、フィルタ
ーバッグに接着される部位がフィルターバッグの注湯口
から遠ざかる方向へ長く延びるため、フィルターバッグ
を注湯口だけで無くより底部に近い位置でもしっかり開
くことができる。
求項1に記載したドリップバッグにおいて、フィルター
バッグは袋材シートを2つ折りにすると共に、その折返
し縁以外の側端がシール処理された形をしており、上記
折返し縁をフィルターバッグの一側端としたことを特徴
とするものである。
方向とホルダーの2つ折り方向とが一致するので、2つ
折りされる前のホルダーを袋材シートに貼り付けてこれ
らを一緒に2つ折りすることができ、そのように2つ折
りした袋材シートの互いに重なった両側縁を先ずシール
することで当該袋材シートをスリーブ形に成形した後そ
のスリーブ形の一方の口をシールした状態で抽出原料を
充填するという製袋充填が可能になる。即ち、請求項2
の発明によれば、フィルターバッグの注湯口を完全に囲
む形のホルダーを有しながらも製袋充填方式による充填
を行うことができる。
プバッグの製造方法を具体化したものが請求項7に記載
した製造方法である。即ち、請求項7に記載したドリッ
プバッグの製造方法は、透液性を有する長尺な袋材シー
トと、長手方向における中間位置に2つ折り線が設けら
れると共にこの2つ折り線の両端より内側の線分の両脇
に渡って切取り可能に設けられた口開け部とこの口開け
部の両脇に位置したバッグ貼付け部とこれら口開け部と
バッグ貼付け部を囲むように位置し該バッグ貼付け部に
対して上記口開け部と反対側の位置で折曲げ可能に連続
したフレームとを有する厚紙製のホルダーを使用し、前
記袋材シートには予め叉は走行中に幅方向における中間
位置の両脇に切取り線を設け、走行する袋材シートに、
前記バッグ貼付け部に接着剤が塗布された状態のホルダ
ーをその長手方向が袋材シートの幅方向と一致する向き
で一定間隔で貼り付け、このホルダーと共に袋材シート
を幅方向で2つ折りし、この2つ折りされた袋材シート
の互いに重なった両側縁をシールして該袋材シートをス
リーブ形に成形して行き、この状態の袋材シートを隣接
し合うホルダーの間で順次最終シールし、次の最終シー
ルが実行される前に、袋材シートのシール先端側内部に
抽出原料を充填することを特徴とするものである。この
方法における最終シールは、シールアンドカットでも良
い。
求項1叉は2に記載したドリップバッグにおいて、フレ
ームは、バッグ貼付け部に連続した部分を含むフレーム
天壁と、このフレーム天壁の両脇に位置する部位が該フ
レーム天壁に折れ線で連続したフレーム側壁とを有する
ことを特徴とするものである。このようにすると、フレ
ームの少なくとも一部が断面ほぼコ字形を為す立体的な
形になるため、フレームの剛性を高めることができてフ
ィルターバッグの重量等を安定に支持することができ、
しかも、フレームは4つの位置でカップに乗ることにな
るので、カップに乗せた状態を安定に保持することがで
きる。
求項3に記載したドリップバッグにおいて、フレーム天
壁をバッグ貼付け部から遠ざかる方向で先窄まりの形に
したことを特徴とするものである。従って、この発明に
おけるフレームは、折り起こした状態で見て、長手方向
両端がアーム側壁のみ又はそれに近い形を為すので、垂
直荷重に対するフレームの剛性が一層高くなる。
求項4に記載したドリップバッグにおいて、ホルダーに
は、バッグ貼付け部と連続し該バッグ貼付け部の両脇か
ら反口開け部側へ延びる抱え腕を設け、ホルダーを折り
起こした状態ではこの抱え腕の先端部がフレーム側壁を
外側から抱えることができるようにしたことを特徴とす
るものである。従って、フレーム側壁に生じた折れ線で
の折り曲げによるバネ戻りは抱え腕によって阻止される
ので、立体的に折り起こされたフレームの形状をしっか
り保持することができる。この係合部としては、抱え腕
の先端部が当接する段差とか、その先端部を差し込むた
めの切溝などが考えられる。
求項5に記載したドリップバッグにおいて、フレーム側
壁のうち、これがフレーム天壁に対して折り起こされた
状態で上を向く縁に、抱え腕の先端部が係合して該抱え
腕がほぼ垂直姿勢になる係合部を設けたことを特徴とす
るものである。このようにすると、抱え腕と一体のバッ
グ貼付け部もほぼ垂直な姿勢になるので、フィルターバ
ッグのうちバッグ貼付け部が接着されている2つの部分
が互いにほぼ平行に開いて、その注湯口をきっちり開く
ことになる。
るドリップバッグを図面に従って説明する。図面に示し
た各実施の形態は、本発明をコーヒーのドリップバッグ
に適用したものである。
グ1を示すものである。このドリップバッグ1は、レギ
ュラーコーヒーを充填したフィルターバッグ3と、これ
を保持したホルダー5とで構成され、ガスバリア性の図
示しない外袋で密封された形で提供される。ホルダー5
は、これを折り起こす前の状態では2つ折りに畳まれた
形をしており、この形のホルダー5がフィルターバッグ
3を厚み方向で挟んだ状態になっていて、ホルダー5の
一部がフィルターバッグ3に接着されている。
成されており、2つ折りした袋材シートの折返し縁3a
以外の三方をシールした形になっている。袋材シートと
しては、柔軟で透液性を有し且つヒートシールや超音波
シールなどの熱シール処理が可能なもの、例えば、坪量
30g/平方m程度のナイロン製不織布等を用いてい
る。このフィルターバッグ3には、その折返し縁3aか
らある程度離間した位置を該折返し縁3aと平行に延び
るミシン目様の口開け用切取り線3bが設けられてお
り、該切取り線3bの両端は折返し縁3bの両端に続く
2つのシール縁3cに各別に達している。フィルターバ
ッグ3へのコーヒーの充填は製袋充填方式で行われる。
これについては後述する。
間の2つ折り線6で2つ折りすることで、ほぼ正方形状
を為すホルダーハーフ5aを2枚形成した形になってお
り、2枚のホルダーハーフ5aの各部位は2つ折り線6
を基準とした互いに線対称の形になっている。図2はこ
のホルダー5を平らに展開した形で示してあり、この図
2を参照しながらホルダー5の各部を説明する。以下の
説明において、2つ折り線6が延びる方向を横方向と
し、これに直交する方向を縦方向とする。また、後述す
る山折れと谷折れの概念は、ホルダー5を2つ折り線6
で2つ折りした状態で外側を向く表て面に稜線ができる
方向への折れを山折れとする概念である。
両端より内側の線分の両脇に渡る形で口開け部7が設け
られている。この線分は、2つ折り線6の全長の丁度半
分の長さであり、口開け部7は横方向に長い長方形状を
していて、その輪郭線のうち縦方向へ延びる線は切れ線
8になっており、横方向へ延びる線はミシン目様の切取
り線9になっている。2つ折り線6は、この口開け部7
の縦方向における中間位置を通っている。
すバッグ貼付け部11が設けられている。このバッグ貼
付け部11は、口開け部7に接して横方向へ延びる横長
領域11aと、この横長領域11aの中間位置から反口
開け部7側へ向かって延びた縦長領域11bとから成
る。縦長領域11bは、口開け部7から遠い方の端が尖
った細身の二等辺三角形状をしており、その先端はホル
ダーハーフ5aの縦方向における中間位置と先端縁18
すなわち2つ折り線6と平行に延びる端縁18との中間
辺りまで延び、2つの斜辺を画する線は切れ線12にな
っている。このバッグ貼付け部11と前記口開け部7の
裏面のほぼ全体がフィルターバッグ3に接着される。
長の抱え腕13が延びている。この抱え腕13は、一端
部が横長領域11aに連続しており、この連続した位置
以外の輪郭を画する線は切れ線14になっていて、横方
向で並んだ1組の抱え腕13の互いに外側にある側縁の
先端部は、内側へ傾斜した斜縁13aになっている。
bからは、反口開け部7側へ向けてフレーム天壁17が
延びている。このフレーム天壁17は、縦長領域11b
とほぼ相似で且つこの縦長領域11bが中抜きされた形
の二等辺三角形をしており、その頂部はホルダーハーフ
5aの先端縁18に達している。フレーム天壁17の2
つの斜辺を画する線は、抱え腕13の横に位置する部分
が切れ線19になっていて、その余の部分は山折れ線2
0になっている。このフレーム天壁17と横長領域11
bとが連続する2つの位置には谷折れ線21が設けられ
ている。従って、口開け部7が切り取られた状態では、
バッグ貼付け部11は谷折れ線21だけでその余の部分
と連続した形になる。また、フレーム天壁17とこれの
脇に位置する抱え腕13との間の直角三角形状をした小
さな領域22(図2で斜線を付した領域)は切り落とさ
れている。
うち先端縁18側へ偏寄した部分には横幅の小さい切欠
が形成されており、それによって、この側縁23の先端
縁18近くの位置に、その余の部分に対してほぼ鈎形に
突出した係止片23aが形成されている。ホルダー5の
うち上記した各部以外の部分、即ち、ホルダー5の横方
向両端部に各別に位置して概ね縦方向へ延びる2つの部
分がフレーム側壁25である。従って、このフレーム側
壁25は、抱え腕13との間の切れ線14によって形成
されたほぼコ字形の切欠26を有し、上記係止片23a
は各フレーム側壁25の長手方向両端から突出するよう
に位置する。この2つのフレーム側壁25と前記フレー
ム天壁17とでフレーム27が構成される。
ので、フレーム側壁25はフレーム天壁17との境であ
る山折れ線20でその余の部分に対して折り起こすこと
ができ、口開け部7は、切取り線9を裂くことで切り取
ることができる。そして、この口開け部7が切り取られ
た状態では、バッグ貼付け部11及び抱え腕13をフレ
ーム天壁17に対して谷折れ線21で相対的に折り起こ
すことができる。ドリップバッグ1は以上のように構成
されている。
明する。31は、フィルターバッグ3の材料である袋材
シートを示す。この袋材シート31は、フィルターバッ
グ3の縦寸法に必要な寸法の2倍の幅を有した長尺なテ
ープ状をしており、図示しない供給リールから連続して
引き出されて走行する。この袋材シート31には、予め
又は走行中に、幅方向中間位置の両脇で互いに平行に延
びるミシン目様の切取り線31aが2条設けられる。こ
の2条の切取り線31aどうしの間隔はホルダー5の口
開け部7を画する2つの切取り線9どうしの間隔とほぼ
一致しており、この切取り線31aがフィルターバッグ
3の口開け用切取り線3bになる。
為されると共に、前記した切取り線や切れ線、山折れ
線、谷折れ線を伴って所定の形に型抜きされた後、口開
け部7とバッグ貼付け部11の裏面のほぼ全体と4つの
隅角部32(図3に破線で示す位置)に接着剤が塗布さ
れた状態で供給され、その接着剤によって、走行する袋
材シート31に一定間隔で貼り付けられて行く。図3は
この状態を示す。即ち、ホルダー5は、2つ折りされて
いない形で、その縦方向が袋材シート31の幅方向と一
致する向きで該袋材シート31に貼り付けられる。隅角
部32に塗布する接着剤には、多少強く引っ張るだけで
剥離する程度の接着力を持つものを用いる。
貼り付けられて行くポジションの先で図示しないスリー
ブ成形機構を通され、そのスリーブ成形機構のガイド部
材によって、図4に示すように、ホルダー5と一緒に幅
方向で2つ折りに畳まれて幅方向両側縁を重ね合わされ
ると共に、その重ね合わされた両側縁が加熱ローラー3
3でヒートシールされて行く。上記したように、ホルダ
ー5はその隅角部32においても袋材シート31に接着
されているので、2つ折りが行われる際は、ホルダー5
がより確実に袋材シート31に追従してこれと一緒に折
り曲げられる。加熱ローラー33によるシールがフィル
ターバッグ3のもう一つのシール縁3d(図1等参照)
を形成する。このシールは、超音波シールなど、ヒート
シール以外の方法でも良い。
状に加工されて行き、スリーブ成形機構より先のホジシ
ョンで図示しないシールアンドカット機構によって最終
シールされると共にそのシールされた位置でカットされ
る。この最終シールとカットが為された位置がフィルタ
ーバッグ3の前記シール縁3cになる。即ち、このシー
ルアンドカットは、隣接する2つのホルダー5と5の間
の位置(図4に一点鎖線で示す位置)に対して順次行わ
れ、後続のホルダー5との間においてこのシールアンド
カットが行われることにより、フィルターバッグ3が1
個完成し且つ後続の部分から切り離される。ドリップバ
ッグ1を連包形で得ようとする場合は、この最終シール
を、カットを伴わない方法で行えば良い。
びた充填ノズルを示す。この充填ノズル34は、スリー
ブ成形機構の手前の位置から、スリーブ状に成形されて
行く袋材シート31の内側に挿入されており、シールア
ンドカット機構によってシールアンドカットが為された
直後のタイミングで、袋材シート31のシール先端側内
部に充填ノズル34から一定量のコーヒーが投下され、
その直後に次のシールアンドカットが実行される。この
ようにして、コーヒーの充填が製袋途上で行われる。し
かして、一定量のコーヒーが充填されたフィルターバッ
グ3が形成されると同時に、このフィルターバッグ3に
2つ折りされたホルダー5が接着材で接着された形のド
リップバッグ1が出来上がり、ホルダー5の口開け部7
は2つ折り線6で縦方向に2つ折りされた形になり、そ
の2つ折り線6はフィルターバッグ3の折返し縁3aに
ほぼ重なる。
ィルターバッグ3の折返し縁3a側端部を切り取る。こ
の2つの部分に対する切取りは、2つ折りになっている
口開け部7を指先で摘んで引っ張るだけで同時に完了す
る。すなわち、口開け部7はフィルターバッグ3の口開
け用切取り線3bから折返し縁3a側の部分に接着され
且つここを挟むように位置しているので、この部分が口
開け部7に付いて来るからである。これによって、ホル
ダー5においては2つのバッグ貼付け部11が互いに分
離され、フィルターバッグ3においては切取り線3bの
位置で開口した注湯口37が作られる。
6、図7) 次いで、ホルダー5を開きながら折れ線で折り起こす。
このやり方には、ホルダー5の開きと折り曲げを同時に
行うやり方と、順序立てて行うやり方の2通りある。先
ず、前者のやり方を説明する。
6、図7) ホルダー5の開きと折り曲げを同時に行うやり方をする
ときは、図6に示すように、2つのフレーム側壁25の
両端部に指先を当てて、ここを山折れ線20で折るよう
に摘んで、フレーム側壁25の両端部を山形に変形させ
ながら互いに反対方向へ引っ張る。すると、図7に示す
ように、2つのフレーム天壁17が概ね1つの平面上に
位置するように開いて互いに離間すると共に、フレーム
側壁25の全体がフレーム天壁17に対してほぼ垂直な
立ち壁様に起こされてフレーム27がほぼ舟形に形成さ
れ、且つ、フレーム天壁17どうしの離間に追従して2
つのバッグ貼付け部11が互いに反対側へ移動してフィ
ルターバッグ3の注湯口37を目一杯広げる。このと
き、バッグ貼付け部11は、フィルターバッグ3に接着
されていることによって当初の姿勢より多少傾斜した姿
勢を保持し、隅角部32での接着は、フレーム側壁25
がフィルターバッグ3から離れることで剥離される。
部11とは谷折れ線21で相対的に折れ曲がるが、この
バッグ貼付け部11に連続している抱え腕13は該バッ
グ貼付け部11とほぼ同じ姿勢に保持される。そして、
抱え腕13がフレーム側壁25を外側から抱えて該フレ
ーム側壁25のバネ戻りを止める。即ち、図6を見て分
かるように、フレーム側壁25の端を摘んでここを山形
に起こすと、このフレーム側壁25の前記切欠26のう
ちそれまで抱え腕13の斜縁13a沿いに在った部位2
6aが抱え腕13の先端から多少内側へ逃げるので、こ
の状態からフレーム側壁25が立って行くと、図7に示
すように、抱え腕13の先端部がフレーム側壁25の切
欠26沿いの部分に外側から係合する。
れたことによるバネ戻り力を持つので、このフレーム側
壁25が抱え腕13に軽く弾接する。これによってフレ
ーム側壁25の開き戻りが確実に阻止されるので、舟形
に起こされたフレーム27の形がしっかり保持される。
このようにしてホルダー5が所定の形に起こされる。し
かして、この起こし方によれば、フレーム天壁17の両
脇を摘んで反対側へ引っ張るだけの1動作でホルダー5
の起こしが完了する。
8、図9) ホルダー5の開きと折り曲げを順序立て行うやり方をす
るときは、先ず、両ホルダーハーフ5aの端を掴んで互
いに反対側へ引っ張ることでホルダー5を図8に示すよ
うに平らに開く。この場合でも、バッグ貼付け部11と
抱え腕13は当初の姿勢から多少傾斜した姿勢に保持さ
れるため、バッグ貼付け部11がフレーム天壁17に対
して谷折れ線21で相対的に折れ曲がると共に2つのバ
ッグ貼付け部11が互いに離間してフィルターバッグ3
の注湯口37を目一杯広げる。次いで、フレーム側壁2
5を山折れ線20で折り起こしてフレーム27を舟形に
する(図9参照)。この状態にすると、図9を見て分か
るように、抱え腕13の斜縁13aがフレーム側壁25
の切欠26の縁にほぼ直交する形で乗る。
うち切欠26付近の部位を内側へ撓めてやると、抱え腕
13の斜縁13aが相対的に切欠26の縁を乗り越えて
フレーム側壁25の外に出て、ここを外側から抱えるよ
うに係合する。これによって、図7と同じ形に起こされ
る。尚、1動作で済ませる前者のやり方をする場合に、
抱え腕13がフレーム側壁25の内側に残ってしまった
ときは、フレーム側壁25を内側へ撓めて抱え腕13の
先端部を外に出してやれば良い。
7に示す形に組み立てられたホルダー5は、抱え腕13
によってしっかり保持された立体的な船形のフレーム2
7を有するので、ある程度無造作に扱っても、フレーム
27の形が簡単に壊れる虞れは無いし、フレーム27の
側壁25がフィルターバッグ3を外側から完全に囲む形
で保持しているため、フィルターバッグ3が安全に保護
されると共に、注湯口37が目一杯広がった状態を安定
に保持することができる。
ように、適宜なカップ38にフレーム27を掛け渡すよ
うに乗せることで、フィルターバッグ3を当該カップ3
8に上から臨むように位置させ、注湯口37から湯を注
ぐ。フレーム27はフレーム側壁25の4つの位置でカ
ップ38に乗るので姿勢が安定し、係止片23aがカッ
プ38からの脱落を防止する。
1) 図10及び図11は、第二の実施の形態に係るドリップ
バッグ1Aを示すものである。このドリップバッグ1A
が前記ドリップバッグ1と相違するところはホルダーの
一部だけである。従って、図面には要部だけを示してあ
り、説明はその相違点だけについて行い、その余の部分
については、図面の各部に前記ドリップバッグ1におけ
る同様の部位に付した符号と同じ符号、又はそれにダッ
シュ記号やアルファベット記号を付けた符号を付するこ
とで重複説明を避ける。このような符号の使い方とその
意味は、後述する第三から第五の実施の形態においても
同様とする。
おいては、ホルダーハーフ5aの先端縁18に掛止め片
41と掛止め切欠42を形成してある。掛止め片41
は、一方のフレーム側壁25に対応した部分における中
間位置に設けられ、掛止め切欠42は他方のフレーム側
壁25に対応した部分における中間位置に設けられてい
る。掛止め片41は、その両脇をほぼJスロット形に切
り落とすことにより、短い首41aとこの首41aから
互いに反対側へ延びた掛かり部41bを有する。ホルダ
ー5Aを前記ホルダー5と同様の形に起こした後、掛止
め片41の掛かり部41bを多少捻りながら、図11に
示すように、首41aを掛止め切欠42に通すと、掛か
り部41bが掛止め切欠42の両脇に係合する。これに
よって、2つのフレーム側壁25の端部どうしが結合さ
れるので、フレーム27の形をより安定に保持すること
ができる。従って、このドリップバッグ1Aにあって
は、抱え腕13を必ずしも設ける必要は無い。
3) 図12及び図13は、第三の実施の形態に係るドリップ
バッグ1Bを示すものである。このドリップバッグ1B
が前記ドリップバッグ1と相違するところは、抱え腕に
姿勢保持機能を持たせた点である。このドリップバッグ
1Bのホルダー5Bにおいては、ドリップバッグ1のホ
ルダー5において切り落とされていた領域22の大部分
を抱え腕13′と一体の姿勢保持部51にしている。こ
の姿勢保持部51の先端縁51aは横方向と平行で、斜
縁13a′と並ぶ位置より多少手前の位置まで延びてい
る。この結果、抱え腕13′の先端部に姿勢保持部51
の先端の脇から突出する爪52が形成される。
11に連続する側の端部を多少外側へ張り出してあり、
それによって、フレーム側壁25の切欠26に段差縁2
6bを形成している。この段差縁26bは、谷折れ線2
1の延長線上に位置する。
と同様に折り起こすと、図13に示すように、立ち壁状
に起こされたフレーム側壁25に抱え腕13′の爪52
が外側から係合すると共に、姿勢保持部51の先端縁5
1aが切欠26の縁にそれと直交する向きで乗るので、
この抱え腕13′の先端部を押して姿勢保持部51の先
端部を段差縁26bがある段差に落とす。図13はこの
状態を示している。従って、抱え腕13′は姿勢保持部
51が段差縁26bに当接することでフレーム天壁17
に対して垂直な姿勢に保持され、この抱え腕13′と一
体のバッグ貼付け部11もフレーム天壁17に対して垂
直な姿勢に保持されるので、フィルターバッグ3のうち
バッグ貼付け部11が接着されている2つの部分が互い
にほぼ平行な姿勢で間隔を開けて、注湯口37を弛みの
無いきっちりした矩形に開く。
5) 図14及び図15は、第四の実施の形態に係るドリップ
バッグ1Cを示すものである。このドリップバッグ1C
においても、第三の実施の形態におけるドリップバッグ
1Bと同様、抱え腕に姿勢保持部を設けてあるが、それ
と相違するところは、姿勢保持部を位置固定できるよう
にした点である。このドリップバッグ1Cのホルダー5
Cにおいては、フレーム側壁25に切欠26の縁に達す
る切溝55を設けてある。この切溝55は谷折れ線21
の延長線上に位置する。
5に姿勢保持部51の下端部を挿入することで、抱え腕
13′の位置がフレーム27の長手方向において固定す
るので、フィルターバッグ3の注湯口37がきっちり開
いた状態をより安定に保持することができる。
7) 図16及び図17は、第五の実施の形態に係るドリップ
バッグ1Dを示すものである。このドリップバッグ1D
が第一の実施の形態に示したドリップバッグ1と相違す
るところは、ホルダーが抱え腕を有しない点と、ホルダ
ーのフレーム及びバッグ貼付け部の形状にある。
おけるバッグ貼付け部11′は、口開け部7に接する横
長領域11a′と、この横長領域11a′の両端部から
反口開け部7側へ延びた直角三角形状の2つの縦長領域
11b′とから成る。従って、このバッグ貼付け部1
1′はほぼコ字形を為し、このバッグ貼付け部11′の
ほぼ全体がフィルターバッグ3に接着される。縦長領域
11b′の輪郭は切れ線12′になっていて、この切れ
線12′は口開け部7の横方向両端を画する切れ線8に
連続している。従って、口開け部7が切り取られた状態
では、バッグ貼付け部11′は谷折れ線21だけでその
余の部分と連続した形になる。
ック貼付け部11′を囲むように延びる細身の六角形状
をした山折れ線61が設けられている。この山折れ線6
1は、口開け部7と2つの横長領域11b′の横方向両
脇を縦方向へ真っ直ぐ延びる2つの平行線61aと、こ
の2つの平行線61aの両端から各別に先窄まりのV字
状に延びる2つのV字線61bとから成る。この山折れ
線61の内側領域のうち口開け部7とバッグ貼付け部1
1′を除く部分がフレーム天壁62であり、山折れ線6
1から外側の2つの領域がフレーム側壁63である。こ
れらフレーム天壁62とフレーム側壁63とでフレーム
64が構成される。フレーム側壁63には、平行線61
aの端から各別に横方向へ延びた山折れ線63aが設け
られている。
も、先ず、口開け部7を切取り線9で切り取る。この状
態からホルダー5Dを図17に二点鎖線で示すように平
らに開く。すると、ドリップバッグ1等の場合と同様、
2つのバッグ貼付け部11′が互いに離間するので、フ
ィルターバッグ3の注湯口37を目一杯広げる。この場
合、バッグ貼付け部11′はフィルターバッグ3に接着
されていることによって当初の姿勢より多少傾斜しただ
けの姿勢を保持するので、該バッグ貼付け部11′はフ
レーム天壁62に対して谷折れ線21で相対的に折れ曲
がる。
のフレーム側壁63を互いに対向するように山折れ線6
1で折り起こしてフレーム64をほぼ舟形にする。この
とき、フレーム側壁63は、その山折れ線63aで多少
折れ曲がることでフレーム天壁62に沿って延びる形に
なるので、バネ戻り力を殆ど失う。これでホルダー5D
の折り起こしが完了する。
バッグ1Dにあっては、完全に無端状を為すフレーム天
壁62がフィルターバッグ3の開口部を囲む形になるの
で、フレーム64の剛性が非常に高く、従って、フィル
ターバッグ3が安定に保持される。
にドリップバッグ1について説明したやり方と同様、フ
レーム側壁63の両端を摘んで、このフレーム側壁63
を山形に曲げながらホルダー5Dを開く方法でも良い。
本発明の具体的構成がこの実施の形態に限定されるもの
では無く、本発明の要旨から外れない範囲での設計変更
等があっても本発明に含まれる。例えば、実施の形態で
はホルダーの口開け部についてもフィルターバッグに接
着するようにしたが、この部分での接着は必ずしも必要
で無い。また、実施の形態においては、本発明をコーヒ
ーのドリップバッグに適用したが、本発明はこのような
ものに限らず、各種の抽出原料を包装するためのドリッ
プバッグとして広く適用することができる。
ば、2つ折りしただけのホルダーでフィルターバッグを
挟んだ形でありながら、フィルターバッグの注湯口をし
っかり開くことができると共に、その注湯口を完全に囲
む形に折り起こすことができるのでホルダーによるフィ
ルターバッグの保持が安定するし、折り畳まれた状態の
ホルダーのサイズを例えばフィルターバッグのサイズと
ほぼ同じか叉はそれより多少小さくしても、フレームは
注湯口から互いに反対側へ延びた部分を持つ形になるた
め、カップに乗せるのに十分なサイズを確保できる。
状を、アームと連続する位置に設けられる折れ線より反
口開け部側へ延びた領域を持つ形にしたが、このように
することで、その領域の分、フィルターバッグに接着さ
れる部位がフィルターバッグの注湯口から遠ざかる方向
へ長く延びるため、フィルターバッグを注湯口だけで無
くより底部に近い位置でもしっかり開くことができる。
ば、フィルターバッグの注湯口を完全に囲む形のホルダ
ーを有しながらも製袋充填方式による充填を行うことが
できる。
くとも一部が断面ほぼコ字形を為す立体的な形になるた
め、フレームの剛性を高めることができてフィルターバ
ッグの重量等を安定に支持することができ、しかも、フ
レームは4つの位置でカップに乗ることになるので、カ
ップに乗せた状態を安定に保持することができる。
り起こした状態で見て、長手方向両端がアーム側壁のみ
又はそれに近い形を為すので、垂直荷重に対するフレー
ムの剛性が一層高くなる。
生じた折れ線での折り曲げによるバネ戻りは抱え腕によ
って阻止されるので、立体的に折り起こされたフレーム
の形状をしっかり保持することができる。
バッグ貼付け部もほぼ垂直な姿勢になるので、フィルタ
ーバッグのうちバッグ貼付け部が接着されている2つの
部分が互いにほぼ平行に開いて、その注湯口をきっちり
開くことになる。
グを使用前の形で示す斜視図である。
される前の状態で示す斜視図である。
るためのもので、袋材シートにホルダーが貼り付けられ
た状態を示す斜視図である。
の工程を説明するための斜視図である。
めのもので、注湯口を作った状態を示す斜視図である。
一例を説明するための斜視図である。
形をカップに乗せた状態で示す斜視図である。
方を説明するための斜視図である。
起こした状態を示す斜視図である。
ッグを示す要部正面図である。
で示す要部斜視図である。
ッグを示す要部正面図である。
で示す要部斜視図である。
ッグを示す要部正面図である。
で示す要部斜視図である。
ッグのホルダーを、2つ折りされる前の状態で示す斜視
図である。
態で示す斜視図である。
の一例を、折り起こし前の形で示す斜視図である。
視図である。
3b…口開け用切取り線 3c…折返し縁以外の側端 3d…折返し縁以外の側
端 5…ホルダー 6…2つ折り線 7…口開け部 9…切取り線
11…バッグ貼付け部 13…抱え腕 17…フレーム天壁 20…折れ線
25…フレーム側壁 26…(フレーム側壁の)上を向く縁 26b…係合
部 27…フレーム 31…袋材シート 31a…(袋材シートの)切取り
線 1A…ドリップバッグ 5A…ホルダー 1B…ドリップバッグ 5B…ホルダー 13′…
抱え腕 1C…ドリップバッグ 5C…ホルダー 55…係
合部 1D…ドリップバッグ 5D…ホルダー 11′バ
ッグ貼付け部 62…フレーム天壁 63…フレーム側壁 64…
フレーム
Claims (7)
- 【請求項1】抽出原料が充填され一側端寄り位置に口開
け用切取り線が設けられたフィルターバッグと、折り起
こす前の状態では2つ折りに畳まれていてその2つ折り
線が上記フィルターバッグの一側端にほぼ重なる状態で
このフィルターバッグを挟んだホルダーとを備えてお
り、該ホルダーは、平らに展開した状態で見て、2つ折
り線の両端より内側の線分の両脇に渡り切取り線等によ
って切取り可能に設けられた口開け部と、この口開け部
の両脇に位置したバッグ貼付け部と、これら口開け部と
バッグ貼付け部を囲むように位置しバッグ貼付け部に対
して口開け部と反対側の位置で折曲げ可能に連続したフ
レームとを有し、少なくともバッグ貼付け部がフィルタ
ーバッグに接着されたことを特徴とするドリップバッ
グ。 - 【請求項2】請求項1に記載したドリップバッグにおい
て、フィルターバッグは袋材シートを2つ折りにすると
共に、その折返し縁以外の側端がシール処理された形を
しており、上記折返し縁をフィルターバッグの一側端と
したことを特徴とするドリップバッグ。 - 【請求項3】請求項1叉は2に記載したドリップバッグ
において、フレームは、バッグ貼付け部に連続した部分
を含むフレーム天壁と、このフレーム天壁の両脇に位置
する部位が該フレーム天壁に折れ線で連続したフレーム
側壁とを有することを特徴とするドリップバッグ。 - 【請求項4】請求項3に記載したドリップバッグにおい
て、フレーム天壁をバッグ貼付け部から遠ざかる方向で
先窄まりの形にしたことを特徴とするドリップバッグ。 - 【請求項5】請求項4に記載したドリップバッグにおい
て、ホルダーには、バッグ貼付け部と連続し該バッグ貼
付け部の両脇から反口開け部側へ延びる抱え腕を設け、
ホルダーを折り起こした状態ではこの抱え腕の先端部が
フレーム側壁を外側から抱えることができるようにした
ことを特徴とするドリップバッグ。 - 【請求項6】請求項5に記載したドリップバッグにおい
て、フレーム側壁のうち、これがフレーム天壁に対して
折り起こされた状態で上を向く縁に、抱え腕の先端部が
係合する係合部を設けたことを特徴とするドリップバッ
グ。 - 【請求項7】透液性を有する長尺な袋材シートと、長手
方向における中間位置に2つ折り線が設けられると共に
この2つ折り線の両端より内側の線分の両脇に渡って切
取り可能に設けられた口開け部とこの口開け部の両脇に
位置したバッグ貼付け部とこれら口開け部とバッグ貼付
け部を囲むように位置し該バッグ貼付け部に対して上記
口開け部と反対側の位置で折曲げ可能に連続したフレー
ムとを有する厚紙製のホルダーを使用し、前記袋材シー
トには予め叉は走行中に幅方向における中間位置の両脇
に切取り線を設け、走行する袋材シートに、前記バッグ
貼付け部に接着剤が塗布された状態のホルダーをその長
手方向が袋材シートの幅方向と一致する向きで一定間隔
で貼り付け、このホルダーと共に袋材シートを幅方向で
2つ折りし、この2つ折りされた袋材シートの互いに重
なった両側縁をシールして該袋材シートをスリーブ形に
成形して行き、この状態の袋材シートを隣接し合うホル
ダーの間で順次最終シールし、次の最終シールが実行さ
れる前に、袋材シートのシール先端側内部に抽出原料を
充填することを特徴とするドリップバッグの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002074400A JP4024062B2 (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002074400A JP4024062B2 (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003267444A true JP2003267444A (ja) | 2003-09-25 |
JP4024062B2 JP4024062B2 (ja) | 2007-12-19 |
Family
ID=29203807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002074400A Expired - Lifetime JP4024062B2 (ja) | 2002-03-18 | 2002-03-18 | ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4024062B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070500A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Yamanaka Industry Co., Ltd. | コーヒー及びお茶類抽出用バッグ |
JP2009125988A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Yamanaka Sangyo Kk | 底部ギャザー付コーヒーバッグ |
JP2012188134A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Fuso Sangyo Kk | 抽出用バッグ |
JP2012239473A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Kataoka & Co Ltd | 簡易型濾過器 |
KR101498202B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-03-04 | 이용섭 | 레귤러 커피젤리용 드립백 |
CN109562878A (zh) * | 2016-08-16 | 2019-04-02 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 用于食品或饮料容器的装配组件 |
JP2019069098A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | 株式会社トキワ工業 | 抽出用バッグ |
JPWO2021181555A1 (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-16 | ||
RU2802464C2 (ru) * | 2020-03-11 | 2023-08-29 | Охки Ко., Лтд. | Экстракционный пакет |
-
2002
- 2002-03-18 JP JP2002074400A patent/JP4024062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006070500A1 (ja) * | 2004-12-28 | 2006-07-06 | Yamanaka Industry Co., Ltd. | コーヒー及びお茶類抽出用バッグ |
JP2009125988A (ja) * | 2007-11-20 | 2009-06-11 | Yamanaka Sangyo Kk | 底部ギャザー付コーヒーバッグ |
JP2012188134A (ja) * | 2011-03-09 | 2012-10-04 | Fuso Sangyo Kk | 抽出用バッグ |
JP2012239473A (ja) * | 2011-05-13 | 2012-12-10 | Kataoka & Co Ltd | 簡易型濾過器 |
KR101498202B1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-03-04 | 이용섭 | 레귤러 커피젤리용 드립백 |
CN109562878A (zh) * | 2016-08-16 | 2019-04-02 | 雀巢产品技术援助有限公司 | 用于食品或饮料容器的装配组件 |
JP2019069098A (ja) * | 2017-10-11 | 2019-05-09 | 株式会社トキワ工業 | 抽出用バッグ |
JPWO2021181555A1 (ja) * | 2020-03-11 | 2021-09-16 | ||
JP7166038B2 (ja) | 2020-03-11 | 2022-11-07 | 大紀商事株式会社 | 抽出バッグ |
US11643270B2 (en) * | 2020-03-11 | 2023-05-09 | Ohki Co., Ltd. | Extraction bag |
RU2802464C2 (ru) * | 2020-03-11 | 2023-08-29 | Охки Ко., Лтд. | Экстракционный пакет |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4024062B2 (ja) | 2007-12-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3560982B2 (ja) | 物品または販売品のためのパッケージに関する改良 | |
CN103415445A (zh) | 可重复密封的开口装置以及包括该开口装置的包装袋 | |
JP2003267444A (ja) | ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法 | |
JP6040798B2 (ja) | 使い捨ておむつ等の包装袋及びその製造方法 | |
JP3947052B2 (ja) | ドリップバッグと、ドリップバッグの製造方法 | |
JP2010159070A (ja) | 包装箱 | |
US20200407139A1 (en) | Pouch for a Food Product | |
JP6060435B2 (ja) | パウチ包装体の製造方法及びパウチ包装体並びにパウチ容器 | |
JP4124352B2 (ja) | ドリッパー | |
TW579353B (en) | Process for making a bag having a flat bottom, and bag made by said process | |
JP5088802B2 (ja) | 包装袋 | |
JP2016511729A (ja) | 特に喫煙用具、特にタバコのためのパッケージ、及びそのパッケージの製造方法 | |
JP6245553B2 (ja) | シャツ折り畳み形状維持具 | |
JPH0891429A (ja) | 密封包装体及びその製造方法 | |
JP6345939B2 (ja) | 抽出用バッグおよび包材シート | |
JP2013001453A (ja) | 折り畳み可能なカートン | |
ITBO940281A1 (it) | Dispositivo applicabile a macchine confezionatrici a tubo formatore per piegare il lembo del fondo del sacchetto in formazione e bloccarlo | |
JP2006273380A (ja) | シート包装方法及びシート包装体 | |
JP7475878B2 (ja) | 包装箱 | |
JP7294096B2 (ja) | 包装箱および該包装箱のブランク | |
JP3089882U (ja) | 装飾パッケージ | |
JP6963799B2 (ja) | 食品包装袋とその製造方法 | |
JP5618086B2 (ja) | 商品包装体 | |
JP3066661U (ja) | シ―トに取り付けた製品の包装体 | |
JP3032550U (ja) | 包装容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070510 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070605 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070801 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070911 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071002 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4024062 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101012 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131012 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |