JP2003265260A - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP2003265260A
JP2003265260A JP2002068004A JP2002068004A JP2003265260A JP 2003265260 A JP2003265260 A JP 2003265260A JP 2002068004 A JP2002068004 A JP 2002068004A JP 2002068004 A JP2002068004 A JP 2002068004A JP 2003265260 A JP2003265260 A JP 2003265260A
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JP
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seat
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fulcrum
chair
pivot shaft
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JP2002068004A
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English (en)
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Yoshitoshi Morita
芳年 森田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】座椅子のようにしても使用でき、使用形態を多
様化する。 【解決手段】使用者が着座する座部2を脚部4に昇降自
在に設けた椅子において、第1リンク28の一端側を第
1支点としての枢支軸32にて脚部4に枢支し、他端側
を第2支点としての枢支軸34にて座部3に枢支すると
共に、第2リンク29の一端側を枢支軸32より上方で
第3支点としての枢支軸37にて脚部4に枢支し、他端
側を枢支軸34より上方で第4支点としての枢支軸38
にて座部2に枢支し、前記第1リンク28又は第2リン
ク29を駆動部としてのガスシリンダ30にて回動させ
て座部2を昇降させる。 【効果】座部を床面近傍まで下降させることで膝下を伸
ばして座ることができ、座椅子として使用できると共
に、座部を高くして膝下を曲げて座ることもでき、使用
形態を多様化でき、使い勝手を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座部を脚部に昇降
自在に支持する椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の椅子として特開2000
−175978号公報(A61H1/02)に、使用者
が着座する座部の後方に背もたれ部を設け、前記座部を
支持する脚部に上端面に嵌合孔が形成された支柱を立設
し、座部の下面に前記嵌合穴に挿入される軸部を設け、
前記軸部を支柱部の嵌合穴内で上下にスライドさせて使
用者の膝下の足の長さに応じて座部の高さを変更するも
のが知られている。
【0003】しかしながら、座部の下方に軸部や支柱部
からなる座部を上下させる昇降機構が設けられているた
め、この昇降機構が邪魔となって、座部を床面近傍まで
下降させることができず、高さの高いテーブルや机等、
使用用途が限定されるものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、使用形態を
多様化できる椅子を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段は、使用者が着座する座部を脚部に昇降自在に設
けた椅子において、一端側が第1支点にて前記脚部に枢
支され、且つ、他端側が第2支点にて前記座部に枢支さ
れる第1リンクと、一端側が前記第1支点より上方に設
けた第3支点にて前記脚部に枢支され、且つ、他端側が
前記第2支点より上方に設けた第4支点にて前記座部に
枢支される第2リンクと、前記第1リンク又は第2リン
クを回動させて前記座部を昇降させる駆動部とを具えた
ものである。
【0006】これにより、第1リンクと第2リンクを回
動させて座部の昇降を床面近傍に位置する高さから膝下
を曲げて座ることのできる高さまでの大きなストローク
とすることができると共に、座部を床面近傍まで下降さ
せた場合に、膝下を伸ばして座ることができ、高さの低
いテーブルやコタツ用の座椅子として使用でき、座部を
使用者の所望とする高さに上昇させて使用することもで
き、使用形態を多様化できる。
【0007】上記構成において、前記第1支点と第3支
点間の距離を、前記第2支点と第4支点間の距離より短
くすることが望ましい。
【0008】これにより、座部を低くした位置よりも座
部を高くした位置で座部の前方側が高くなるように傾け
ることができ、座部の高さに応じた座り心地の良い傾き
とすることができる。
【0009】また、前記第1支点と第2支点間の距離
を、前記第3支点と第4支点間の距離より短くする。
【0010】この場合も、座部を低くした位置よりも座
部を高くした位置で座部の前方側が高くなるように傾け
ることができ、座部の高さに応じた座り心地の良い傾き
とすることができる。
【0011】また、前記第1リンクと第2リンクを、前
記座部の左右両側にそれぞれ枢支する。
【0012】これにより、左右両側に設けた第1リンク
と第2リンクにてより安定した状態で座部を昇降させる
ことができる。
【0013】また、前記座部の後方側には背もたれ部が
設けられ、前記座部が最下方に位置する際に、前記座部
の上面が略水平となるようにしたものである。
【0014】これにより、座部を床面近傍まで下降させ
た場合に、足を伸ばして楽な姿勢で座ることができ、座
椅子として使用するのに都合が良い。
【0015】また、前記座部に起倒自在な背もたれ部を
設け、この背もたれ部と座部との間に伸縮動作にて前記
背もたれ部を起倒させるリクライニング機構を設ける。
【0016】これにより、背もたれ部を所望とする角度
に容易に倒すことができ、使い勝手を向上できる。
【0017】また、前記駆動部は、一端側が前記座部に
枢支され、且つ、他端側が前記第1リンク又は第2リン
クに枢支され、前記駆動部の伸縮動作により前記座部を
昇降させるものである。
【0018】これにより、座部を所望とする高さに容易
に昇降することができ、使い勝手を向上できる。
【0019】また、前記駆動部の一端側と前記リクライ
ニング機構の座部側とを、前記座部に保持された枢支軸
に枢支する。
【0020】これにより、駆動部の一端側の枢支軸とリ
クライニング機構の座部側の枢支軸とを共通化でき、部
品点数を削減でき、コストを低減できる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の椅子をマッ
サージ機を一例として図1乃至図7に基づいて説明す
る。ここでは、便宜上椅子に座った被施療者の足先側を
前方、腰側を後方という。
【0022】1は椅子(ここではマッサージ機)で、図
1に示すように、座部2と、座部2の後方側に起倒自在
に設けられた背もたれ部3と、座部2を支持する脚部4
と、脚部4の左右両側に設けられる脚カバー5と、脚部
4や座部2の枠組等のフレーム機構より椅子本体が構成
される。背もたれ部3には、椅子に座った被施療者の首
筋から腰にかけて揉みマッサージ、叩きマッサージ、ロ
ーリングマッサージ等を行うマッサージ装置(図示せ
ず)が内蔵され、クッション3aで覆われている。ま
た、座部2はクッション2aで覆われている。
【0023】前記フレーム機構は、以下の構造になって
いる。
【0024】6は前後に延びたアーチ状に形成され全荷
重を受けるベースフレームで、図1及び図2に示すよう
に左右一対設けられており、後端には搬送用のローラ7
が設けられている。このベースフレーム6、6間には前
後2個所に溶接により連結フレーム8が架設され、左右
のベースフレーム6、6の前後方向における略中央には
前方側を開口するコ字状に形成された支柱部9がそれぞ
れ立設されている。この支柱部9の対向する側面の下方
側には枢支穴10が形成され、この枢支穴10の鉛直上
方に枢支穴11が形成されている。
【0025】12は座部2の骨組みとなる座部フレーム
で、後方を開口するコ字状に形成され、対向する左右フ
レーム13、13間に後方側で角パイプ14を溶接にて
架設し、この角パイプ14で座部フレーム12を補強し
ている。座部フレーム12の前方側には枢支軸15を保
持する金具16が溶接にて取り付けられ、左右フレーム
13の外側側面の後方側には側板17が溶接にて取り付
けられている。この側板17の下方側には枢支穴18が
形成され、この枢支穴18の略鉛直上方に枢支穴19が
形成されている。
【0026】20は座部2と背もたれ部3との間に設け
られ背もたれ部3を起倒させるリクライニング機構で、
背もたれ部3が取り付けられる取付部21とガスシリン
ダ22とで構成される。
【0027】取付部21は、背もたれ部3が取り付けら
れる2枚のプレート23、23と、このプレート23、
23間を連結する連結フレーム24と、連結フレーム2
4の下面における左右方向の略中央に形成された金具2
6とで構成されている。この取付部21のプレート23
の下端側は、座部フレーム12の左右フレーム13の後
端に設けられた枢支軸25にて枢支される。
【0028】ガスシリンダ22は、ロッド22a側が、
座部フレーム12の金具16に保持される枢支軸15に
枢支され、シリンダ22bのロッド22aと反対側が、
取付部21の連結フレーム24に設けた金具26に枢支
される。このガスシリンダ22は、ロッド22aをシリ
ンダ22bから突出させる方向にスライドさせると、取
付部21が右側面から見て反時計回りに回動し、背もた
れ部3が起きる。そして、ロッド22aをシリンダ22
b内に収納する方向にスライドさせると、取付部21が
右側面から見て時計回りに回動し、背もたれ部3が倒れ
る。
【0029】27は座部2を脚部4に対して昇降させる
昇降機構で、座部2が最下方に位置する際に座部2の上
面を略水平な状態で保持する。この昇降機構27は、以
下に述べる第1リンク28と第2リンク29とからなる
リンク機構と、駆動部としてのガスシリンダ30とで構
成されている。
【0030】第1リンク28は、左右2枚のリンクプレ
ート31と、リンクプレート31、31を連結する連結
部33と、連結部33の左右方向の略中央にリンクプレ
ート31と略直角(左右方向から見て)に溶接された取
付金具35とで構成される。この第1リンク28(リン
クプレート31)の一端側は、脚部4の下方側の枢支穴
10に保持される枢支軸32(第1支点)にて枢支さ
れ、他端側は、連結部33と結合して連結部33と同軸
状に突出した枢支軸34(第2支点)が、座部2の側板
17に形成された下方側の枢支穴18に枢支される。
【0031】第2リンク29はL字状に形成された左右
2枚のリンクプレート36から構成されている。各々の
リンクプレート36の一端側は、支柱部9の相対向する
側面間に挿入されて脚部4の上方側の枢支穴11に保持
される枢支軸37(第3支点)にて枢支され、他端側
は、側板17の上方側の枢支穴19に保持される枢支軸
38(第4支点)にて枢支される。このリンクプレート
36は右側面から見て時計方向に回動すると支柱部9の
上端に形成された規制部39に当接し、反時計方向に回
動させると支柱部9の開口と反対側の側面に当接(図7
の状態)するようになっており、この間を回動可能とな
っている。
【0032】また、前記第1リンク28の一端側の枢支
軸32と他端側の枢支軸34との間の距離は、第2リン
ク29一端側の枢支軸37と他端側の枢支軸38との間
の距離とほぼ同じ長さに形成され、第1リンク28の一
端側の枢支軸32と第2リンク29の一端側の枢支軸3
7との間の距離は、第1リンク28の他端側の枢支軸3
4と第2リンク29の他端側の枢支軸38との間の距離
より短く形成されている。
【0033】ガスシリンダ30のロッド30a側は、リ
クライニング機構20のガスシリンダ22のロッド22
aを枢支したものと同じ枢支軸15に枢支され、シリン
ダ30bのロッド30aと反対側は第1リンク28の取
付金具35に枢支されている。このガスシリンダ30
は、ロッド30aをシリンダ30bから突出する方向へ
スライドさせると、第1リンク28が右側面から見て時
計方向に回動すると共に、この第1リンク28と連動し
て第2リンク29が同方向に回動し、座部2が上昇す
る。そして、ロッド30aがシリンダ30b内に収納さ
れる方向に回動させると、第1リンク28が右側面から
見て反時計方向に回動すると共に、この第1リンク28
と連動して第2リンク29が同方向に回動し、座部2が
下降する。
【0034】40、41は座部2の左右両側にそれぞれ
設けられた操作レバーで、図示しないバネにより下方に
回動するように付勢されており、下方の位置において、
座部に座った使用者の左手側の操作レバー40により昇
降機構27のガスシリンダ30がロックされ、右手側の
操作レバー41によりリクライニング機構20のガスシ
リンダ22がロックされる。そして、バネの付勢に抗し
て上方に操作することで、操作する操作レバー40、4
1に応じてガスシリンダ30のロックとガスシリンダ2
2のロックが解除される。
【0035】上記構成の椅子1は、図4の状態において
座部2に座った使用者の右手側の操作レバー41を上方
に操作すると、リクライニング機構20のガスシリンダ
22のロックが解除され、背もたれ部3を自由に回動で
きる。操作レバー41を上方に操作した状態でガスシリ
ンダ22に抗して背もたれ部3を倒すと、ガスシリンダ
22のロッド22aがシリンダ22b内に収納される方
向にスライドされ、使用者の所望とする角度に倒して操
作レバー41を離すと、バネにより操作レバー41が下
方に回動し、ガスシリンダ22がロックされ、背もたれ
部3がその位置で保持される。これにより、背もたれ部
3を使用者の所望とする角度に倒した状態で使用するこ
とができる。
【0036】この状態で、背もたれ部3に体重をかけず
に操作レバー41を上方に操作すると、ガスシリンダ2
2のロッド22aが突出する方向にスライドし、このガ
スシリンダ22により背もたれ部3が前方側に向かって
回動し、図4に示す位置に復帰する。
【0037】また、図6の状態において座部2に座った
使用者の左手側の操作レバー40を上方に操作すると、
昇降機構27のガスシリンダ30のロックが解除され、
座部2を自由に昇降させることができる。操作レバー4
0を上方に操作した状態でガスシリンダ30に抗して座
部2を下降させると、ガスシリンダ30のロッド30a
がシリンダ30b内に収納される方向にスライドされ、
所望とする位置まで下降させて操作レバー40を離す
と、バネにより操作レバー40が下方に回動し、ガスシ
リンダ30がロックされ、座部2がその位置で保持され
る。これにより、座部2を使用者の所望とする高さで使
用することができる。
【0038】この状態で、座部2に体重をかけずに操作
レバー40を上方に操作すると、ガスシリンダ30のロ
ッド30aが突出する方向にスライドし、このガスシリ
ンダ30により第1リンク28が右側面から見て時計方
向に回動し、座部2が図6に示す上方の位置に復帰す
る。
【0039】上述の如く、座部2を上下させるリンク機
構を、座部2と脚部4にそれぞれ枢支された第1リンク
28と第2リンク29で構成し、第1リンク28の一端
側の枢支軸32(第1支点)の鉛直上方に、第2リンク
29の一端側の枢支軸37(第2支点)を設けると共
に、第1リンク28の他端側の枢支軸34(第3支点)
の鉛直上方に、第2リンク29の他端側の枢支軸38
(第4支点)を設けることで、リンク機構を大きな角度
(ここでは90度以上)回動させて、座部2を、図6に
示すような膝下を曲げて座る高さから、図7に示すよう
に床面近傍の高さまでの大きな範囲昇降させることがで
きる。
【0040】座部2が床面近傍に位置する状態でガスシ
リンダ30をロックした場合(図7の状態)、足を前方
に伸ばして座ることができ、高さの低いテーブルやコタ
ツなどで座椅子として使用することができる。この際
に、座部2の上面が略水平になるようにしたことで、楽
に足を伸ばすことができ、座椅子としての座り心地を良
くできる。
【0041】また、図6に示すように座部2に膝下を曲
げて座ることができる高さでガスシリンダ30をロック
した場合には、高さの高い机等用の椅子としても使用す
ることができる。
【0042】更に、座部2を、図6の状態から図7の状
態の間の任意の高さでガスシリンダ30をロックして使
用することもできる。
【0043】このように、座部2を使用者の所望とする
任意の高さで使用でき、使用形態を多様化でき、使い勝
手を向上できる。
【0044】また、第1リンク28の一端側の枢支軸3
2(第1支点)と第2リンク29の一端側の枢支軸37
(第3支点)との間の距離を、第1リンク28の他端側
の枢支軸34(第2支点)と第2リンク29の他端側の
枢支軸38(第4支点)との間の距離より短くすること
で、図7に示すように最も低い位置で上面が略水平にな
る座部2が、図6に示すように上昇させた際には座部2
の前方側が高くなるように傾斜させることができる。こ
れにより、座部2を高くして使用する際(図6の状態)
に背もたれ部3側により重心がかかるようになり、リラ
ックスして座ることができる。
【0045】また、リクライニング機構20のガスシリ
ンダ22のロッド22a側を枢支する枢支軸15に、昇
降機構27のガスシリンダ30のロッド30a側をも枢
支するようにしたことで、これらを枢支する枢支軸や枢
支軸を保持する金具を別々に設ける必要がなく、部品点
数を削減でき、コストを低減できる。
【0046】尚、上記実施の形態では、枢支軸32(第
1支点)と枢支軸37(第3支点)との距離を、枢支軸
34(第2支点)と枢支軸38(第4支点)との距離よ
り短くして、座部2が上昇するにつれて座部2の前方側
が高くなるように傾けるようにしたが、枢支軸32(第
1支点)と枢支軸34(第2支点)との距離を、枢支軸
37(第3支点)と枢支軸38(第4支点)との距離よ
り短くしてもよい。
【0047】また、脚部4の支持部9において、枢支軸
32(第1支点)の略鉛直上方に枢支軸37(第3支
点)を設け、座部2の側板17において、枢支軸34
(第2支点)の略鉛直上方に枢支軸38(第4支点)を
設けたが、必ずしも略鉛直上方である必要はなく、斜め
上方であってもよい。
【0048】また、リンク機構を構成する第1リンク2
8と第2リンク29を座部2の左右両側に枢支するよう
にし、より安定した状態で座部2を昇降できるようにし
たが、座部2の左右のいずれか一方のみに枢支するよう
にしてもよい。
【0049】また、昇降機構27のガスシリンダ30の
ロッド30aと反対側を第1リンク28に枢支するよう
にしたが、第2リンク29に枢支するようにしてもよ
い。
【0050】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、座部の昇降
ストロークを大きくとることができ、座部を床面近傍ま
で下降させて座椅子として使用できると共に、座部を使
用者の所望とする高さに上昇させて使用することもで
き、使用形態を多様化でき、使い勝手を向上できる。
【0051】本発明の請求項2又は請求項3によれば、
座部の高さに応じて前方側が高くなるように傾斜させて
座り心地を良くすることができる。
【0052】本発明の請求項4によれば、座部の左右両
側に設けた第1リンクと第2リンクにてより安定した状
態で座部を昇降させることができる。
【0053】本発明の請求項5によれば、座部を床面近
傍まで下降させた場合に、足を伸ばした楽な姿勢で座る
ことができ、座椅子として使用するのに都合がよい。
【0054】本発明の請求項6によれば、背もたれ部を
所望とする角度に容易に倒すことができ、使い勝手を向
上できる。
【0055】本発明の請求項7によれば、座部を所望と
する高さに容易に昇降することができる。
【0056】本発明の請求項8によれば、駆動部の一端
側の枢支軸とリクライニング機構の座部側の枢支軸とを
共通化でき、部品点数を削減でき、コストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す椅子の斜視図であ
る。
【図2】同椅子の座部と脚部のフレームを斜め上方から
見た斜視図である。
【図3】同椅子の座部と脚部のフレームを正面の斜め側
方から見た斜視図である。
【図4】同椅子の背もたれ部を起こした状態でリクライ
ニング機構を主として表した側面図である。
【図5】同椅子の背もたれ部を倒した状態でリクライニ
ング機構を主として表した側面図である。
【図6】同椅子の座部の最上方位置での昇降機構を主と
して表した側面図である。
【図7】同椅子の座部の最下方位置での昇降機構を主と
して表した側面図である。
【符号の説明】
2 座部 3 背もたれ部 4 脚部 20 リクライニング機構 28 第1リンク 29 第2リンク 30 ガスシリンダ(昇降機構の駆動部) 32 枢支軸(第1支点) 34 枢支軸(第2支点) 37 枢支軸(第3支点) 38 枢支軸(第4支点)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用者が着座する座部を脚部に昇降自在
    に設けた椅子において、一端側が第1支点にて前記脚部
    に枢支され、且つ、他端側が第2支点にて前記座部に枢
    支される第1リンクと、一端側が前記第1支点より上方
    に設けた第3支点にて前記脚部に枢支され、且つ、他端
    側が前記第2支点より上方に設けた第4支点にて前記座
    部に枢支される第2リンクと、前記第1リンク又は第2
    リンクを回動させて前記座部を昇降させる駆動部とを具
    えたことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 前記第1支点と第3支点間の距離を、前
    記第2支点と第4支点間の距離より短くしたことを特徴
    とする請求項1に記載の椅子。
  3. 【請求項3】 前記第1支点と第2支点間の距離を、前
    記第3支点と第4支点間の距離より短くしたことを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の椅子。
  4. 【請求項4】 前記第1リンクと第2リンクを、前記座
    部の左右両側にそれぞれ枢支したことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3のいずれかに記載の椅子。
  5. 【請求項5】 前記座部の後方側には背もたれ部が設け
    られ、前記座部が最下方に位置する際に、前記座部の上
    面が略水平となるようにしたことを特徴とする請求項1
    乃至請求項4のいずれかに記載の椅子。
  6. 【請求項6】 前記背もたれ部を座部に対して起倒自在
    とし、前記背もたれ部と座部との間に伸縮動作にて前記
    背もたれ部を起倒させるリクライニング機構を設けたこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載
    の椅子。
  7. 【請求項7】 前記駆動部は、一端側が前記座部に枢支
    され、且つ、他端側が前記第1リンク又は第2リンクに
    枢支され、前記駆動部の伸縮動作により前記座部を昇降
    させることを特徴とする請求項6に記載の椅子。
  8. 【請求項8】 前記駆動部の一端側と前記リクライニン
    グ機構の座部側とを、前記座部に保持された枢支軸に枢
    支したことを特徴とする請求項7に記載の椅子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102226384B1 (ko) * 2019-09-05 2021-03-11 린, 창-첸 의자 구조
KR102526688B1 (ko) * 2022-10-18 2023-04-27 이재오 밀착가압형 슬라이딩 소파의자 및 상기 밀착가압형 슬라이딩 소파의자의 조립방법

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