JP3436786B2 - 机と椅子との組合わせ - Google Patents

机と椅子との組合わせ

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JP3436786B2 JP01022594A JP1022594A JP3436786B2 JP 3436786 B2 JP3436786 B2 JP 3436786B2 JP 01022594 A JP01022594 A JP 01022594A JP 1022594 A JP1022594 A JP 1022594A JP 3436786 B2 JP3436786 B2 JP 3436786B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、机と背もたれ部材が
リクライニング可能とされた椅子との組合わせに関する
もので、特に、椅子に備えるリクライニング機能をより
有効に活用でるようにするための改良に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】机上において、事務、勉強、その他の作
業を行なうとき、作業者は、通常、椅子にて腰掛けて、
その作業を行なう。また、このような作業に疲れたと
き、作業者は、たとえば、背もたれ部材に沿って背筋を
伸ばし、よりリラックスさせるように努める。この場
合、椅子の背もたれ部材はリクライニング可能とされて
いることが好ましい。このことから、机と関連して、リ
クライニング機能を備える椅子がしばしば用いられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、背も
たれ部材をリクライニングさせて、着座者がリラックス
した姿勢をとるとき、着座者の脚も伸ばされ、あたかも
ベッド上で寝ているような姿勢とされることがより好ま
しい。そのため、たとえばフットレストが用いられるこ
とがある。
【0004】上述したフットレストは、しばしば、椅子
に取付けられ、より改善された椅子では、背もたれ部材
のリクライニング動作に連動して、フットレストが持ち
上げられ、着座者の伸ばされた脚を下方から受ける状態
となるようにされている。このようなフットレストは、
典型的には、椅子の座部材の前方において回動可能に支
持されていて、着座者の脚を支える状態とされるため、
その自由端が持ち上げられるように回動され、使用しな
いときには、座部材の前方から垂下した状態とされる。
【0005】しかしながら、上述したように、回動可能
に支持されるフットレストの場合、その自由端と回動の
中心との間の距離は、座部材の床面からの高さの範囲内
に限られ、フットレストの自由端を座部材からそれほど
遠くに位置させることができない。そのため、着座者の
脚を、その足先まで十分にフットレストにより支えるこ
とができない場合がある。
【0006】着座者に及ぼされる快適さの観点からは、
当然、足先までフットレストにより十分に支えられる方
が好ましい。このような要望を満たすため、フットレス
トに何らかの改良を加えることも考えられるが、机と組
合わされて使用される椅子の場合には、机の天板の下方
には限られた空間しか形成されていないことが多いた
め、フットレストにおいてあまり複雑な構造を採用した
場合には、フットレストが嵩張り、机との組合わせでの
使用が妨げられることがある。
【0007】それゆえに、この発明の目的は、上述した
フットレストに関連する問題を解決しようとすることで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、椅子が机と
組合わされて使用されることに着目してなされたもの
で、上述した技術的課題を解決するため、簡単に言え
ば、フットレストを、椅子ではなく、机に設けたことを
特徴としている。
【0009】すなわち、この発明によれば、机と椅子と
の組合せが提供され、この組合わせにおいて、机は、天
板の下方において少なくともほぼ垂直姿勢とほぼ水平姿
勢との間で回動するように支持されるフットレストと
机とは別個に分離して設けられ、背もたれ部材がリクラ
イニング可能とされた椅子と、フットレストに回動可能
に連結された第1連結ピンと、机に回動可能に連結され
た第2連結ピンと、必要に応じて椅子に連結される自由
端とを含み、自由端が前記椅子に連結された状態ではフ
ットレストを水平姿勢に維持する。
【0010】
【作用】この発明では、フットレストは、使用されると
き、ほぼ水平姿勢となるように回動される。このとき、
フットレストは机側に設けられているので着座者の脚に
対してフットレストの位置が適当であるかどうかは、机
に対する椅子の位置によって決まる。そのため、この発
明では、机に対する椅子の位置を適正に決めるため、連
結部材によって、机と椅子とが互いに連結される。
【0011】
【発明の効果】このように、この発明によれば、フット
レストが、椅子ではなく、机に設けられるので、連結部
材による机に対する椅子の位置決めによって、着座者の
脚の足先まで十分に支え得るように、フットレストを位
置させることができる。また、このフットレストは、使
用しないときには、ほぼ垂直姿勢としておくことができ
るので、不使用時においてフットレストが着座者の邪魔
になることを防止できる。また、椅子は、フットレスト
を必要としないため、構造が簡略化され、それゆえ、椅
子の軽量化が図られるとともに、机との組合わせでの使
用に支障をきたすことがない。
【0012】また、この発明に係る机と椅子との組合わ
せによれば、机に向かって作業をしている作業者は、椅
子の背もたれ部材をリクライニングさせるとともに、フ
ットレストをほぼ水平姿勢にもたらすことにより、机に
向かったままの状態で、直ちに、寝た姿勢をとることが
できる。そのため、作業に疲れたときなど、直ちにリラ
ックスでき、また、仮眠することもできる。
【0013】好ましくは、フットレストは、少なくとも
垂下姿勢とほぼ水平姿勢との間で回動するように支持さ
れ、連結部材は、机に回動可能に取付けられかつ自由端
にフックを形成する係合リンクを備え、椅子には、この
係合リンクのフックが係合する係合部が設けられ、フッ
トレストをほぼ水平姿勢に維持するための機構は、係合
リンクとフットレストとを連結する剛性リンクを備え
る。このような構成によれば、係合リンクのフックを係
合部に係合させ、椅子の机に対する位置を決めたとき、
係合リンクが、剛性リンクを介して、フットレストをほ
ぼ水平姿勢になるように持ち上げるので、フットレスト
に対する特別な操作を行なうことなく、机に対する椅子
の位置を決めた結果として、フットレストがほぼ水平姿
勢をとる状態とされることができる。
【0014】
【実施例】図1および図2は、この発明の一実施例によ
る机1と椅子2との組合わせを示す側面図である。図3
は、図2に示した状態にある机1と椅子2との組合わせ
を示す平面図である。これら図1ないし図3において、
机1は、断面図で示されている。
【0015】机1は、少なくとも、天板3と、この天板
3を床面4から所定の高さに保持する背板5および側板
6とを備える。天板3の下方であって、背板5上には、
フットレスト7が少なくともほぼ垂直姿勢とほぼ水平姿
勢との間で回動するように支持される。
【0016】より具体的には、フットレスト7は、全体
としてU字状のフレーム8と、フレーム8上に載るカバ
ー板9と備える。背板5には、ブラケット10が設けら
れ、このブラケット10を通るピン11によって、フレ
ーム8およびカバー板9がそれぞれ回動可能に支持され
る。フレーム8には、立上がり部12が形成される。こ
のようにして、この実施例では、フットレスト7は、少
なくとも垂下姿勢とほぼ水平姿勢との間で回動するよう
に支持されている。
【0017】側板6には、ピン13を中心として回動可
能に係合リンク14が取付けられる。係合リンク14の
自由端には、フック15が形成される。この係合リンク
14は、後述するように、机1に対する椅子2の位置を
決めようとするとき、机1と椅子2との間に連結される
連結部材として機能する。
【0018】上述した係合リンク14とフットレスト7
に備えるフレーム8とは、剛性リンク16によって連結
される。剛性リンク16の各端部は、フレーム8および
係合リンク14に対して、ピン17および18を介して
それぞれ回動可能に連結される。
【0019】椅子2は、座部材19と、座部材19の後
方から立上がる背もたれ部材20と、座部材19を床面
4から所定の高さに保持する脚部材21とを備える。背
もたれ部材20は、リクライニング可能とされ、図1に
示すように、ほぼ直立した状態と、図2および図3に示
すように、ほぼ水平の姿勢とをとることができる。
【0020】図1に示した状態にある背もたれ部材20
が拡大されて図4に示されている。また、図5には、図
4に示した部分の背面図が示されている。図6には、図
4に示した部分の底面図が示されている。図7は、図4
の線VII−VIIに沿う拡大断面図である。図8は、
図4の線VIII−VIIIに沿う拡大断面図である。
【0021】座部材19は、脚部材21に対して固定さ
れる。他方、背もたれ部材20は、座部材19に対して
回動可能に保持される本体部22と、背もたれ部材20
の高さ方向寸法を変更可能とするように本体部22に対
してスライド可能に保持される延長部23とを備える。
この実施例では、本体部22は、ピン24を介して、脚
部材21に回動可能に取付けられる。
【0022】脚部材21には、また、リクライニング調
整プレート25が取付けられる。リクライニング調整プ
レート25には、図1、図2および図4によく示されて
いるように、円弧状に延びる長穴26が設けられる。こ
の長穴26の各端部には、凹部27および28がそれぞ
れ形成される。
【0023】本体部22の、ピン24より下方の端部に
は、エンドピース29が取付けられる。エンドピース2
9には、図8に示すように、たとえば圧縮ばねとして作
用するばね30が内蔵される。エンドピース29には、
長手のガイド穴31が設けられ、このガイド穴31を貫
通するようにガイドピン32が配置される。ガイドピン
32は、エンドピース29の外側に配置された操作部材
33によって保持され、したがって、操作部材33は、
ガイドピン32がガイド穴31内で変位し得る方向およ
び範囲でエンドピース29に対して変位可能である。操
作部材33には、ガイドピン32の端部を受入れる状態
で係合突起34が設けられる。係合突起34は、リクラ
イニング調整プレート25の長穴26内に受入れられ
る。前述したばね30は、ガイドピン32を介して、操
作部材33を図8において下方へ変位させるように付勢
し、そのため、長穴26内に位置する係合突起34は、
凹部27または28に嵌まり込む方向に常に付勢されて
いる。
【0024】本体部22がピン24を中心として回動す
るとき、係合突起34は長穴26内で移動する。そし
て、この移動の各終端において、係合突起34は凹部2
7または28に嵌まり込み、それによって、本体部22
の傾斜角度が固定される。図1、図4ないし図6および
図8に示した状態では、係合突起34は凹部27内に嵌
まり込んでいて、図2および図3に示した状態では、係
合突起34は凹部28内に嵌まり込んでいる。
【0025】本体部22と延長部23とは、互いに一部
が重なり合った状態とされる。本体部22は、図7によ
く示されているように、1対の側枠35、ならびにこれ
ら側枠35間を連結するように配置される表面材36を
備える。側枠35は、たとえば断面円形のパイプから構
成される。表面材36は、たとえば厚い布地から構成さ
れる。表面材36は、側枠35に対して、複数個のリベ
ット37によって取付けられる。また、側枠35から後
方に張り出してガイド棒38が配置される。ガイド棒3
8は、たとえば断面四角形のパイプからなり、側枠35
と平行に延びるように、スペーサ39を介在させた状態
でリベット40により側枠35に取付けられる。
【0026】延長部23は、背面材41および背面材4
1の前面に取付けられる表面材42を備える。背面材4
1は、たとえば樹脂からなり、表面材42は、たとえば
クッション性を有する材料から構成される。図7では、
本体部22側の表面材36と延長部23側の表面材42
との間には僅かな隙間が形成されているが、この隙間は
できるだけ小さい方が好ましく、たとえば、クッション
性を有する表面材42が表面材36に圧接する状態とさ
れてもよい。
【0027】背面材41の両側部には、前述したガイド
棒38をスライド可能に受入れるたとえば断面四角形の
切欠きを規定するスリーブ43が形成される。これによ
って、延長部23は、背もたれ部材20の高さ方向寸法
を変更可能とするように本体部22に対してスライド可
能に保持される。
【0028】背面材41の背面には、ブラケット44が
設けられる。このブラケット44には、剛性リンク45
の一方端部46が回動可能に連結される。剛性リンク4
5の他方端部47は、図1および図2によく示されるよ
うに、脚部材21に回動可能に連結される。
【0029】図1ないし図3に示すように、座部材19
の前方には、座延長部材48が回動可能に保持される。
より詳細には、座部材19の下面に沿うように、支持枠
49が脚部材21に取付けられ、この支持枠49の前方
端に、座延長部材48が、ピン50を介して回動可能に
連結される。この座延長部材48は、図2および図3に
示すように、背もたれ部材20のリクライニングの度合
いが相対的に大きくなったとき、その自由端が持ち上げ
られ、座部材19の前方において水平姿勢をとるよう
に、本体部22の回動に連動して回動される。そのため
の機構として、たとえば、剛性リンク51が設けられ
る。剛性リンク51の一方端部は、ピン52を介して、
座延長部材48に回動可能に連結され、剛性リンク51
の他方端部は、ピン53を介して、本体部22のピン2
4より下方の位置に回動可能に連結される。この実施例
では、ピン53は、前述したエンドピース29の下端部
に位置している。
【0030】また、椅子2の支持枠49には、前述した
係合リンク14のフック15が係合する係合部54が設
けられる。
【0031】このような机1と椅子2との組合わせは、
通常、図1に示すように、椅子2が机1とは独立した状
態で使用される。この状態において、椅子2は、床面4
上において自由にその位置を変えることができる。ま
た、椅子2は、通常、背もたれ部材20がほぼ直立した
状態で使用される。この状態では、背もたれ部材20の
延長部23全体が、本体部22の背後に重なっており、
背もたれ部材20の高さ方向寸法は相対的に小さくされ
ている。背もたれ部材20のこのような姿勢は、係合突
起34が凹部27に嵌まり込むことによって維持されて
いる。また、フットレスト7は、垂下姿勢にあり、座延
長部材48も、下方へ垂れ下がった状態とされている。
【0032】上述した状態において、机1に向かって作
業している作業者が、たとえば疲れた場合など、よりリ
ラックスしたい場合には、机1および椅子2は、図2お
よび図3に示す状態とされる。
【0033】図2および図3に示す状態にするには、ま
ず、椅子2が机1に対して位置合わせされ、係合リンク
14のフック15が係合部54に係合される。これによ
って、椅子2の位置が机1に対して決められる。また、
このようにフック15を係合部54に係合させたとき、
剛性リンク16を介して、フットレスト7の自由端が持
ち上げられ、フットレスト7はほぼ水平姿勢をとる状態
となる。
【0034】他方、椅子2側においては、操作部材33
を上方に変位させる操作が行なわれる。これによって、
係合突起34が凹部27から脱出し、背もたれ部材20
の本体部22の傾斜角度が自由に変えられる状態とな
る。この状態において、背もたれ部材20のリクライニ
ングの度合いをより大きくするため、本体部22を後方
へ倒すように回動させたとき、剛性リンク45の作用に
より、延長部23は、本体部22に沿ってスライドし、
背もたれ部材20の高さ方向寸法が大きくされる。そし
て、図2および図3に示すように、本体部22が最大限
倒されたとき、この本体部22と延長部23とによって
与えられる背もたれ部材20の高さ方法寸法は最大とな
る。この状態は、係合突起34が凹部28に嵌まり込む
ことによって維持される。
【0035】上述した本体部22を倒す動作は、また、
剛性リンク51を介して、座延長部材48の自由端を持
ち上げる動作を生じさせる。このようにして、図2およ
び図3に示すように、背もたれ部材20の高さ方向寸法
が相対的に大きくされるとともに、背もたれ部材20か
ら、座部材19および座延長部材48を介して、フット
レスト7に至るまで、ほぼ水平状態となり、このような
机1と椅子2との組合わせによって、着座者は、あたか
もベッド上に寝ているかのような姿勢をとることができ
る。
【0036】他方、図2および図3に示す状態から図1
に示す状態に戻すには、まず、操作部材33を操作し
て、係合突起34を凹部28から脱出させることが行な
われる。次いで、背もたれ部材20をほぼ直立状態にな
るまで回動させれば、椅子2に関しては、自動的に図1
に示す状態となる。また、係合リンク14のフック15
が係合部54から外される。これによって、フットレス
ト7は垂下姿勢となるとともに、椅子2は、机1とは独
立した状態となる。
【0037】なお、係合リンク14の自由端を持ち上げ
るため、係合リンク14を直接手で持って回動させても
よいが、この実施例によれば、フットレスト7のフレー
ム8に立上がり部12が形成されているので、この立上
がり部12に着座者の足先を係合させて、フットレスト
7を回動させることにより、係合リンク14を回動させ
るようにしてもよい。
【0038】また、図2および図3に示す状態におい
て、次のような使用方法も可能である。すなわち、図2
に想像線で示すように、フットレスト7のカバー板9の
みを立てた状態とし、フレーム8のみをほぼ水平姿勢の
まま残しておけば、椅子2に着座している着座者が腹筋
運動を行なうとき、フレーム8は、その着座者の足の支
えとして用いることができる。
【0039】以上、この発明を図示した実施例に関連し
て説明したが、この発明の範囲内において、その他幾つ
かの変形例が可能である。
【0040】たとえば、図示した実施例では、座延長部
材48を備えていたが、この発明に含まれる椅子は、こ
のような座延長部材を備えることは必須ではない。
【0041】また、図示の実施例では、背もたれ部材2
0のリクライニングの度合いの調整が2段階で行なわれ
たが、凹部27または28に相当する凹部をさらに形成
することにより、3段階以上のリクライニングの度合い
の調整を行なえるようにしてもよい。
【0042】また、図示しないが、たとえばばねを用
い、背もたれ部材20が常に図1に示したほぼ直立状態
になるように付勢してもよい。このようにすれば、図2
および図3に示す状態から図1に示す状態への操作がよ
り簡単に行なえるようになる。
【0043】また、図示の実施例では、背もたれ部材2
0が本体部22と本体部22に対してスライド可能に保
持される延長部23とを備え、延長部23のスライドが
背もたれ部材20のリクライニング動作に連動して生じ
るように構成されていた。このような構成により、背も
たれ部材20をリクライニングさせたとき、着座者の頭
まで安定して支えることができるとともに、背もたれ部
材20を相対的に立上がる状態としたときには、背もた
れ部材20の高さ方向寸法を小さくすることができるの
で、着座者に対して圧迫感を与えないようにすることが
できるばかりでなく、梱包および輸送において嵩張りが
増すことを防止でき、また、背もたれ部材20のリクラ
イニングの度合いに適合した背もたれ部材20の高さ方
向寸法を自動的に得ることができる、という種々の利点
がもたらされるが、このような利点の一部またはすべて
を望まない場合には、延長部23のスライド動作が背も
たれ部材20のリクライニング動作に連動しなくても、
また、背もたれ部材20が当初から比較的大きな高さ方
向寸法を有する一体物で構成されてもよい。
【0044】また、図示の実施例では、連結部材として
の係合リンク14のフック15を係合部54に係合させ
たとき、これに連動して、フットレスト7がほぼ水平姿
勢にもたらされるように構成されたが、連結部材は、単
に机1に対する椅子2の位置を決めるために設けられ、
他方、フットレスト7をほぼ水平姿勢に維持するための
機構が別に設けられてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による机1と椅子2との組
合わせを示す側面図である。
【図2】図1に対応する図であって、フットレスト7が
ほぼ水平姿勢にされかつ背もたれ部材20がリクライニ
ングした状態を示す。
【図3】図2に示した状態にある机1と椅子2との組合
わせを示す平面図である。
【図4】図1に示した椅子2における背もたれ部材20
を拡大して示す側面図である。
【図5】図4に示した部分の背面図である。
【図6】図4に示した部分の底面図である。
【図7】図4の線VII−VIIに沿う拡大断面図であ
る。
【図8】図4の線VIII−VIIIに沿う拡大断面図
である。
【符号の説明】
1 机 2 椅子 3 天板 5 背板 6 側板 7 フットレスト 10 ブラケット 11,13,17,18,24 ピン 14 係合リンク 15 フック 16 剛性リンク 20 背もたれ部材 25 リクライニング調整プレート 54 係合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−105242(JP,U) 実開 平3−87324(JP,U) 実開 平3−832(JP,U) 実開 平5−15839(JP,U) 実開 平5−11836(JP,U) 実開 平5−55927(JP,U) 実開 平5−7132(JP,U) 実開 昭62−73731(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47B 83/02 A47B 13/02,17/00 A47C 1/035

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の下方において少なくともほぼ垂直
    姿勢とほぼ水平姿勢との間で回動するように支持される
    フットレストを備える机と、前記机とは別個に分離して設けられ、 背もたれ部材がリ
    クライニング可能とされた椅子と、前記フットレストに回動可能に連結された第1連結ピン
    と、前記机に回動可能に連結された第2連結ピンと、必
    要に応じて前記椅子に連結される自由端とを含み、前記
    自由端が前記椅子に連結された状態では前記フットレス
    トを前記水平姿勢に維持す る連結部材とを備える、机と
    椅子との組合わせ。
  2. 【請求項2】 記連結部材は、前記机に回動可能に取
    付けられかつ自由端にフックを形成する係合リンク前記係合リンクと前記フットレストとを連結する剛性リ
    ンクと を備える、請求項1に記載の机と椅子との組合わ
    せ。
  3. 【請求項3】 前記フットレストは、それぞれ回動可能
    に支持される、フレームとその上に載るカバー板とを備
    える、請求項1または2に記載の机と椅子との組合わ
    せ。
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