JP2003264135A - パターン形成方法、位置検出方法及び位置検出装置 - Google Patents
パターン形成方法、位置検出方法及び位置検出装置Info
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- JP2003264135A JP2003264135A JP2002063553A JP2002063553A JP2003264135A JP 2003264135 A JP2003264135 A JP 2003264135A JP 2002063553 A JP2002063553 A JP 2002063553A JP 2002063553 A JP2002063553 A JP 2002063553A JP 2003264135 A JP2003264135 A JP 2003264135A
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
- Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】基板上に形成されるアライメントマークや検査
マークを高精度に検出する。 【解決手段】第1回目の露光終了後、PEBを行い現像
することにより基板5上にレジスト4,14で構成され
るアライメントマーク6と第1の検査マーク7が形成さ
れる。続いて、露光装置に基板5を搬入して、アライメ
ントスコープ24でアライメントマーク6の位置を検出
して、マスク1上の第2の検査マーク9のパターン8が
基板5上の第1の検査マーク7と一致する位置に基板5
を位置決めした後、第2の検査マーク9のパターン8を
基板5上に露光転写する。
マークを高精度に検出する。 【解決手段】第1回目の露光終了後、PEBを行い現像
することにより基板5上にレジスト4,14で構成され
るアライメントマーク6と第1の検査マーク7が形成さ
れる。続いて、露光装置に基板5を搬入して、アライメ
ントスコープ24でアライメントマーク6の位置を検出
して、マスク1上の第2の検査マーク9のパターン8が
基板5上の第1の検査マーク7と一致する位置に基板5
を位置決めした後、第2の検査マーク9のパターン8を
基板5上に露光転写する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ウエハ上
に位置合わせ用のアライメントマーク及び重ね合わせ精
度評価用の検査マークを露光転写してウエハやマスク
(レチクル)の位置決めや重ね合わせ精度評価を行うパ
ターン形成方法、位置検出方法および位置検出装置に関
する。
に位置合わせ用のアライメントマーク及び重ね合わせ精
度評価用の検査マークを露光転写してウエハやマスク
(レチクル)の位置決めや重ね合わせ精度評価を行うパ
ターン形成方法、位置検出方法および位置検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路の高密度高速化に
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体製造
方法にも一層の高性能化が要求されてきている。このた
め半導体露光装置には高い解像性能と高スループット、
更に高い重ね合わせ精度(位置合わせ精度)が要求され
ている。解像力を高めるために露光光の短波長化が進ん
でおり、光源にエキシマレーザ(KrF、ArF)やX
線を使った露光装置が開発されている。また、これらの
波長領域のレジストプロセスは解像性と感度(スループ
ット)の両観点から化学増幅型レジストが主に用いられ
ている。
伴い、集積回路のパターン線幅が縮小され、半導体製造
方法にも一層の高性能化が要求されてきている。このた
め半導体露光装置には高い解像性能と高スループット、
更に高い重ね合わせ精度(位置合わせ精度)が要求され
ている。解像力を高めるために露光光の短波長化が進ん
でおり、光源にエキシマレーザ(KrF、ArF)やX
線を使った露光装置が開発されている。また、これらの
波長領域のレジストプロセスは解像性と感度(スループ
ット)の両観点から化学増幅型レジストが主に用いられ
ている。
【0003】一方、重ね合わせ精度を向上させるために
は、その大きな要因の一つであるアライメント精度(露
光転写すべきマスク(又はレチクル)に対してウエハを
位置合わせする精度)の向上が重要である。
は、その大きな要因の一つであるアライメント精度(露
光転写すべきマスク(又はレチクル)に対してウエハを
位置合わせする精度)の向上が重要である。
【0004】このアライメント精度の評価方法として
は、基板上に形成するアライメントマークの形成方法の
違いによって、 1)非化学増幅型レジストパターンを用いる方法、 2)基板上のエッチングパターンを用いる方法、 3)現像処理を伴わないレジストの潜像パターンを用い
る方法、 の3つの方法があった。
は、基板上に形成するアライメントマークの形成方法の
違いによって、 1)非化学増幅型レジストパターンを用いる方法、 2)基板上のエッチングパターンを用いる方法、 3)現像処理を伴わないレジストの潜像パターンを用い
る方法、 の3つの方法があった。
【0005】図11は上記1)の方法の手順を示すもの
で、図11(a)ではポジレジスト104の塗布された
基板105上に転写すべきアライメントマーク106及
び重ね合わせ評価マーク107(以下、検査マークと呼
ぶ)のパターン102,103をマスク101上に配置
し、露光装置上で露光転写する。図11(b)では現像
処理することにより、基板105にレジストパターンで
構成されるアライメントマーク106と検査マーク10
7が形成される。続いて、図11(c)では露光装置上
でアライメントマーク106の位置を検出して、マスク
101上の第2の検査マーク109のパターン108が
第1の検査マーク107と一致する位置に基板105を
位置決めした後、第2の検査マーク109のパターン1
08を基板105上に露光転写する。図11(d)では
再度現像処理することにより、基板105上に第2の検
査マーク109が形成される。その後、基板105上の
第1の検査マーク107のエッジ位置107R,107
Lと第2の検査マーク109のエッジ位置109R,1
09Lの位置ずれを検出することにより露光装置のアラ
イメント精度を評価している。
で、図11(a)ではポジレジスト104の塗布された
基板105上に転写すべきアライメントマーク106及
び重ね合わせ評価マーク107(以下、検査マークと呼
ぶ)のパターン102,103をマスク101上に配置
し、露光装置上で露光転写する。図11(b)では現像
処理することにより、基板105にレジストパターンで
構成されるアライメントマーク106と検査マーク10
7が形成される。続いて、図11(c)では露光装置上
でアライメントマーク106の位置を検出して、マスク
101上の第2の検査マーク109のパターン108が
第1の検査マーク107と一致する位置に基板105を
位置決めした後、第2の検査マーク109のパターン1
08を基板105上に露光転写する。図11(d)では
再度現像処理することにより、基板105上に第2の検
査マーク109が形成される。その後、基板105上の
第1の検査マーク107のエッジ位置107R,107
Lと第2の検査マーク109のエッジ位置109R,1
09Lの位置ずれを検出することにより露光装置のアラ
イメント精度を評価している。
【0006】上記第1及び第2の検査マークの検出方法
としては、図12のように顕微鏡で検査マークを拡大し
てCCD等の撮像素子で観察し、その画像のイメージプ
ロファイルから第1の検査マーク107の両エッジ位置
107Lと107Rを求めることで第1の検査マーク1
07の中心値を算出すると共に、第2の検査マーク10
9の両エッジ位置109Lと109Rを求めることで第
2の検査マーク109の中心値を算出して、第1の検査
マーク107に対する第2の検査マーク109の位置ず
れ量を計測する。
としては、図12のように顕微鏡で検査マークを拡大し
てCCD等の撮像素子で観察し、その画像のイメージプ
ロファイルから第1の検査マーク107の両エッジ位置
107Lと107Rを求めることで第1の検査マーク1
07の中心値を算出すると共に、第2の検査マーク10
9の両エッジ位置109Lと109Rを求めることで第
2の検査マーク109の中心値を算出して、第1の検査
マーク107に対する第2の検査マーク109の位置ず
れ量を計測する。
【0007】図13は上記2)の方法の手順を示すもの
で、図13(a)ではレジスト104の塗布された基板
105上に転写すべきアライメントマーク106及び第
1の検査マーク107のパターン102,103をマス
ク101上に配置し、露光装置上で露光転写する。図1
3(b)では現像処理することにより、基板105上に
レジストパターンで構成されるアライメントマーク10
6と第1の検査マーク107が形成される。続いて、図
13(c)ではレジストパターン106、107をマス
クとして、基板105をエッチングし、レジストを剥離
することで、エッチングパターンからなるアライメント
マーク106Wと第1の検査マーク107Wが形成され
る。その後、図13(d)ではレジストを塗布した後
に、露光装置上でアライメントマーク106Wの位置を
検出して、マスク101上の第2の検査マーク109の
パターン108が基板105上の第1の検査マーク10
7Wと一致する位置に基板105を位置決めした後、第
2の検査マーク108のパターン108を基板105上
に露光転写する。図13(e)では再度現像処理するこ
とにより、基板105上に第2の検査マーク109が形
成される。その後、基板105上の第1の検査マーク1
07Wと第2の検査マーク109のエッジ位置の位置ず
れを検出することにより露光装置のアライメント精度を
評価している。
で、図13(a)ではレジスト104の塗布された基板
105上に転写すべきアライメントマーク106及び第
1の検査マーク107のパターン102,103をマス
ク101上に配置し、露光装置上で露光転写する。図1
3(b)では現像処理することにより、基板105上に
レジストパターンで構成されるアライメントマーク10
6と第1の検査マーク107が形成される。続いて、図
13(c)ではレジストパターン106、107をマス
クとして、基板105をエッチングし、レジストを剥離
することで、エッチングパターンからなるアライメント
マーク106Wと第1の検査マーク107Wが形成され
る。その後、図13(d)ではレジストを塗布した後
に、露光装置上でアライメントマーク106Wの位置を
検出して、マスク101上の第2の検査マーク109の
パターン108が基板105上の第1の検査マーク10
7Wと一致する位置に基板105を位置決めした後、第
2の検査マーク108のパターン108を基板105上
に露光転写する。図13(e)では再度現像処理するこ
とにより、基板105上に第2の検査マーク109が形
成される。その後、基板105上の第1の検査マーク1
07Wと第2の検査マーク109のエッジ位置の位置ず
れを検出することにより露光装置のアライメント精度を
評価している。
【0008】また、上記3)の方法は、図11の方法に
おいて第1回目の現像処理を省略し、露光により生じた
レジストの屈折率変化あるいは膜厚変化を生じさせた潜
像パターンでアライメントマーク106を形成するもの
である。
おいて第1回目の現像処理を省略し、露光により生じた
レジストの屈折率変化あるいは膜厚変化を生じさせた潜
像パターンでアライメントマーク106を形成するもの
である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記
1)の方法では、レジスト104に化学増幅型レジスト
を用いることができない。その理由は、図11(b)の
1回目の現像処理の際にレジスト表面に現像液が触れる
ために、第1の検査マーク107のレジスト表面の酸が
失活して難溶層が形成され、図11(c),(d)の第
2回目の露光/現像で第2の検査マーク109(特に、
エッジ部109L,109R)を精度よく形成すること
ができないためである。したがって、レジスト104が
非化学増幅型レジストに限られるため、レジストの感度
が悪く、実際の半導体露光時に比べて露光時間が長くな
り、露光装置のドリフト要因(例えば、基板ステージ位
置精度)が加わり評価精度を悪くしている。
1)の方法では、レジスト104に化学増幅型レジスト
を用いることができない。その理由は、図11(b)の
1回目の現像処理の際にレジスト表面に現像液が触れる
ために、第1の検査マーク107のレジスト表面の酸が
失活して難溶層が形成され、図11(c),(d)の第
2回目の露光/現像で第2の検査マーク109(特に、
エッジ部109L,109R)を精度よく形成すること
ができないためである。したがって、レジスト104が
非化学増幅型レジストに限られるため、レジストの感度
が悪く、実際の半導体露光時に比べて露光時間が長くな
り、露光装置のドリフト要因(例えば、基板ステージ位
置精度)が加わり評価精度を悪くしている。
【0010】また、上記2)の方法では、エッチングに
よりアライメントマークを形成するために、深さやテー
パ角のバラツキや、エッチングマーク上のレジストの塗
布ムラの影響などのプロセス要因が加わり評価精度を悪
くしている。
よりアライメントマークを形成するために、深さやテー
パ角のバラツキや、エッチングマーク上のレジストの塗
布ムラの影響などのプロセス要因が加わり評価精度を悪
くしている。
【0011】一方、上記3)の方法では、化学増幅型レ
ジストの使用が可能であり、エッチングの必要がないな
どの利点があるものの、露光によるレジストの屈折率や
膜厚の変化は微小であり、アライメントマークや検査マ
ークの光学的コントラストが低い。従って、使用可能な
撮像素子や検査マークの計測方法が限定されると言う課
題がある。
ジストの使用が可能であり、エッチングの必要がないな
どの利点があるものの、露光によるレジストの屈折率や
膜厚の変化は微小であり、アライメントマークや検査マ
ークの光学的コントラストが低い。従って、使用可能な
撮像素子や検査マークの計測方法が限定されると言う課
題がある。
【0012】本発明は、上記の背景に鑑みてなされ、そ
の目的は、基板上に形成されるアライメントマークや検
査マークを高精度に形成及び検出できるパターン形成方
法、位置検出方法および位置検出装置を提供することで
ある。
の目的は、基板上に形成されるアライメントマークや検
査マークを高精度に形成及び検出できるパターン形成方
法、位置検出方法および位置検出装置を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のパターン形成方法は、第
1のレジストと第2のレジストとを重ねて塗布した基板
に対して第1の露光量で第1のパターンを露光転写し、
当該基板上に前記第1及び第2のレジストからなる第1
のパターンを形成する第1のパターン形成工程と、前記
第1のパターンを用いて第2のパターンを前記基板に位
置決めする位置決め工程と、前記基板に対して第2の露
光量で前記第2のパターンを露光転写し、当該基板上に
第1のレジストからなる第2のパターンを形成する第2
のパターン形成工程とを備える。
的を達成するために、本発明のパターン形成方法は、第
1のレジストと第2のレジストとを重ねて塗布した基板
に対して第1の露光量で第1のパターンを露光転写し、
当該基板上に前記第1及び第2のレジストからなる第1
のパターンを形成する第1のパターン形成工程と、前記
第1のパターンを用いて第2のパターンを前記基板に位
置決めする位置決め工程と、前記基板に対して第2の露
光量で前記第2のパターンを露光転写し、当該基板上に
第1のレジストからなる第2のパターンを形成する第2
のパターン形成工程とを備える。
【0014】本発明の位置検出方法は、第1のレジスト
と第2のレジストとを重ねて塗布した基板に対して第1
の露光量で第1のパターンを露光転写し、当該基板上に
前記第1及び第2のレジストからなる第1のパターンを
形成する第1のパターン形成工程と、前記第1のパター
ンを用いて第2のパターンを前記基板に位置決めする位
置決め工程と、前記基板に対して第2の露光量で前記第
2のパターンを露光転写し、当該基板上に第1のレジス
トからなる第2のパターンを形成する第2のパターン形
成工程と、前記第1のパターンと第2のパターンとの位
置ずれを検出する検出工程とを備える。
と第2のレジストとを重ねて塗布した基板に対して第1
の露光量で第1のパターンを露光転写し、当該基板上に
前記第1及び第2のレジストからなる第1のパターンを
形成する第1のパターン形成工程と、前記第1のパター
ンを用いて第2のパターンを前記基板に位置決めする位
置決め工程と、前記基板に対して第2の露光量で前記第
2のパターンを露光転写し、当該基板上に第1のレジス
トからなる第2のパターンを形成する第2のパターン形
成工程と、前記第1のパターンと第2のパターンとの位
置ずれを検出する検出工程とを備える。
【0015】本発明の位置検出装置は、第1のレジスト
と第2のレジストとを重ねて塗布した基板に対して第1
の露光量で第1のパターンを露光転写して当該基板上に
形成される前記第1及び第2のレジストからなる第1の
パターンを用いて第2のパターンを前記基板に位置決め
する位置検出部と、前記基板に対して第2の露光量で前
記第2のパターンを露光転写して当該基板上に形成され
る第1のレジストからなる第2のパターンと前記第1の
パターンとの位置ずれを検出する位置ずれ検出部とを具
備する。
と第2のレジストとを重ねて塗布した基板に対して第1
の露光量で第1のパターンを露光転写して当該基板上に
形成される前記第1及び第2のレジストからなる第1の
パターンを用いて第2のパターンを前記基板に位置決め
する位置検出部と、前記基板に対して第2の露光量で前
記第2のパターンを露光転写して当該基板上に形成され
る第1のレジストからなる第2のパターンと前記第1の
パターンとの位置ずれを検出する位置ずれ検出部とを具
備する。
【0016】本発明の露光装置は、上記位置検出装置に
より検出された位置ずれに基づいて前記第1及び第2の
パターン同士の相対位置精度を評価し、その評価結果に
応じて当該位置ずれを補正すべく前記位置検出部を制御
する制御部を備える。
より検出された位置ずれに基づいて前記第1及び第2の
パターン同士の相対位置精度を評価し、その評価結果に
応じて当該位置ずれを補正すべく前記位置検出部を制御
する制御部を備える。
【0017】本発明の半導体デバイス製造方法は、上記
露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製
造工場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数の
プロセスによって半導体デバイスを製造する工程とを有
する。
露光装置を含む各種プロセス用の製造装置群を半導体製
造工場に設置する工程と、該製造装置群を用いて複数の
プロセスによって半導体デバイスを製造する工程とを有
する。
【0018】本発明の半導体製造工場は、上記露光装置
を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造装置群を
接続するローカルエリアネットワークと、該ローカルエ
リアネットワークから工場外の外部ネットワークにアク
セス可能にするゲートウェイを有し、前記製造装置群の
少なくとも1台に関する情報をデータ通信することを可
能にする。
を含む各種プロセス用の製造装置群と、該製造装置群を
接続するローカルエリアネットワークと、該ローカルエ
リアネットワークから工場外の外部ネットワークにアク
セス可能にするゲートウェイを有し、前記製造装置群の
少なくとも1台に関する情報をデータ通信することを可
能にする。
【0019】本発明の露光装置の保守方法は、半導体製
造工場に設置された上記露光装置の保守方法であって、
前記露光装置のベンダ若しくはユーザが、半導体製造工
場の外部ネットワークに接続された保守データベースを
提供する工程と、前記半導体製造工場内から前記外部ネ
ットワークを介して前記保守データベースへのアクセス
を許可する工程と、前記保守データベースに蓄積される
保守情報を前記外部ネットワークを介して半導体製造工
場側に送信する工程とを有する。
造工場に設置された上記露光装置の保守方法であって、
前記露光装置のベンダ若しくはユーザが、半導体製造工
場の外部ネットワークに接続された保守データベースを
提供する工程と、前記半導体製造工場内から前記外部ネ
ットワークを介して前記保守データベースへのアクセス
を許可する工程と、前記保守データベースに蓄積される
保守情報を前記外部ネットワークを介して半導体製造工
場側に送信する工程とを有する。
【0020】また、好ましくは、上記露光装置におい
て、ディスプレイと、ネットワークインタフェースと、
ネットワーク用ソフトウェアを実行するコンピュータと
をさらに有し、露光装置の保守情報をコンピュータネッ
トワークを介してデータ通信することを可能にする。
て、ディスプレイと、ネットワークインタフェースと、
ネットワーク用ソフトウェアを実行するコンピュータと
をさらに有し、露光装置の保守情報をコンピュータネッ
トワークを介してデータ通信することを可能にする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な実施の形態について説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明に係る第1実施形態の
パターン形成方法、位置検出方法を示す図である。
発明の好適な実施の形態について説明する。 [第1実施形態]図1は、本発明に係る第1実施形態の
パターン形成方法、位置検出方法を示す図である。
【0022】本実施形態では、前準備として、マスク1
上に露光光の透過を抑制するアライメントマーク6、第
1の検査マーク7及び第2の検査マーク9の各パターン
2,3,8が形成されている。露光光の透過を抑制する
パターンは、露光光に対して吸収性のある材料を用いて
その膜厚により透過率を制御している。本実施形態で
は、このパターン部の露光光の透過率が非パターン部の
透過率の約30%になるように設定されている。
上に露光光の透過を抑制するアライメントマーク6、第
1の検査マーク7及び第2の検査マーク9の各パターン
2,3,8が形成されている。露光光の透過を抑制する
パターンは、露光光に対して吸収性のある材料を用いて
その膜厚により透過率を制御している。本実施形態で
は、このパターン部の露光光の透過率が非パターン部の
透過率の約30%になるように設定されている。
【0023】また、基板5上に第1の化学増幅型ポジレ
ジスト4をスピンコートにより塗布しプリベーク(加熱
乾燥処理)する。続いて、化学増幅型ポジレジスト4を
塗布した基板5に第2の化学増幅型ポジレジスト14を
スピンコートにより塗布しプリベークする。
ジスト4をスピンコートにより塗布しプリベーク(加熱
乾燥処理)する。続いて、化学増幅型ポジレジスト4を
塗布した基板5に第2の化学増幅型ポジレジスト14を
スピンコートにより塗布しプリベークする。
【0024】尚、上記アライメントマーク6は、基板5
の既存のパターンに対して次工程のパターンを位置決め
するために形成され、上記第1及び第2の検査マーク
(以下、検査マーク)7,9は、基板5の既存のパター
ンに対する次工程のパターンの相対位置精度(重ね合わ
せ精度)を評価するために形成される。
の既存のパターンに対して次工程のパターンを位置決め
するために形成され、上記第1及び第2の検査マーク
(以下、検査マーク)7,9は、基板5の既存のパター
ンに対する次工程のパターンの相対位置精度(重ね合わ
せ精度)を評価するために形成される。
【0025】図4は、本発明に係る実施形態の位置検出
装置並びに半導体露光装置の主要構成を示す概略図であ
る。
装置並びに半導体露光装置の主要構成を示す概略図であ
る。
【0026】図4において、本実施形態の半導体露光装
置は、シンクロトロン等のX線を光源とするX線露光装
置(以下、露光装置)であり、26はX線照明系で、1
はマスク、5は既述の第1及び第2の化学増幅型レジス
ト4,14が塗布された基板、25は基板5を適切な位
置に移動させ位置決めするステージ、24はアライメン
トマーク6、第1の検査マーク7及び第2の検査マーク
9から基板5の位置を検出するアライメントスコープ、
22はマスク1の位置を検出するマスクアライメントス
コープである。
置は、シンクロトロン等のX線を光源とするX線露光装
置(以下、露光装置)であり、26はX線照明系で、1
はマスク、5は既述の第1及び第2の化学増幅型レジス
ト4,14が塗布された基板、25は基板5を適切な位
置に移動させ位置決めするステージ、24はアライメン
トマーク6、第1の検査マーク7及び第2の検査マーク
9から基板5の位置を検出するアライメントスコープ、
22はマスク1の位置を検出するマスクアライメントス
コープである。
【0027】図4に示す露光装置上にマスク1を搬入
し、マスクアライメントスコープ22を用いてマスク1
を位置決めし、基板5を搬入し、マスク1上の各パター
ンを基板5上に露光転写する。この時の露光量は、マス
ク1上の非パターン部1aを透過して基板5上に達する
光の強度が第1のレジスト4及び第2のレジスト14を
共に露光(溶解)させ、マスク1上のパターン部2,3
を透過して基板5上に達する光の強度が第1及び第2レ
ジスト4,14を露光(溶解)させるには不十分な露光
量に設定する。
し、マスクアライメントスコープ22を用いてマスク1
を位置決めし、基板5を搬入し、マスク1上の各パター
ンを基板5上に露光転写する。この時の露光量は、マス
ク1上の非パターン部1aを透過して基板5上に達する
光の強度が第1のレジスト4及び第2のレジスト14を
共に露光(溶解)させ、マスク1上のパターン部2,3
を透過して基板5上に達する光の強度が第1及び第2レ
ジスト4,14を露光(溶解)させるには不十分な露光
量に設定する。
【0028】上記露光光の透過原理を図2及び図3を用
いて説明する。
いて説明する。
【0029】図2は第1実施形態で使用するマスク透過
光の光強度分布を示す図であり、図3は第1実施形態の
レジスト光感度曲線を示す図である。
光の光強度分布を示す図であり、図3は第1実施形態の
レジスト光感度曲線を示す図である。
【0030】上記マスク1上のパターン部と非パターン
部は、当該パターン部2,3,8の非パターン部1aに
対する露光光の透過率比が1対0.1から1対0.9の
間に設定される。
部は、当該パターン部2,3,8の非パターン部1aに
対する露光光の透過率比が1対0.1から1対0.9の
間に設定される。
【0031】基板5上の光強度分布は、図2(a)のよ
うに非パターン部1aを透過して基板5に達する光の強
度を100とすると、パターン部2及び3を透過して基
板5に達する光の強度をその30%の30となる。
うに非パターン部1aを透過して基板5に達する光の強
度を100とすると、パターン部2及び3を透過して基
板5に達する光の強度をその30%の30となる。
【0032】一方、図3(a)は、各レジスト4,14
に、所定の露光量の光を照射した後に、PEB(ポスト
エクスポージャベーク)を行い、現像した場合の各レジ
ストの膜ベリ量を示し、非パターン部1aを透過して基
板5に達する光の強度の100の露光量では、レジスト
4及び14は共に溶解し、パターン部2,3を透過して
基板5に達する光の強度の30の露光量では、レジスト
4及びレジスト14の膜ベリは発生しない。
に、所定の露光量の光を照射した後に、PEB(ポスト
エクスポージャベーク)を行い、現像した場合の各レジ
ストの膜ベリ量を示し、非パターン部1aを透過して基
板5に達する光の強度の100の露光量では、レジスト
4及び14は共に溶解し、パターン部2,3を透過して
基板5に達する光の強度の30の露光量では、レジスト
4及びレジスト14の膜ベリは発生しない。
【0033】第1回目(1st)の露光終了後、PEBを行
い現像することにより、図1(b)のように基板5上に
レジスト4,14で構成されるアライメントマーク6と
第1の検査マーク7が形成される。続いて、露光装置に
基板5を搬入して、アライメントスコープ24でアライ
メントマーク6の位置を検出して、マスク1上の第2の
検査マーク9のパターン8が基板5上の第1の検査マー
ク7と一致する位置に基板5を位置決めした後、第2の
検査マーク9のパターン8を基板5上に露光転写する。
い現像することにより、図1(b)のように基板5上に
レジスト4,14で構成されるアライメントマーク6と
第1の検査マーク7が形成される。続いて、露光装置に
基板5を搬入して、アライメントスコープ24でアライ
メントマーク6の位置を検出して、マスク1上の第2の
検査マーク9のパターン8が基板5上の第1の検査マー
ク7と一致する位置に基板5を位置決めした後、第2の
検査マーク9のパターン8を基板5上に露光転写する。
【0034】第2回目(2nd)の露光量は、図2(b)の
ように第1回目の露光量の1.5倍の露光量を与え、基
板5上にマスク1上の非パターン部1aを透過して基板
5上に達する光の強度が150、パターン部8を透過し
て基板5上に達する光の強度はその30%の45の光強
度となるように光強度分布を設定する。この時、図3
(b)に示すように非パターン部1aを透過して基板5
上に達する光は、レジスト4及び14を露光(溶解)さ
せ、パターン部8を透過して基板5上に達する光により
レジスト14は露光(溶解)されるものの、レジスト4
は膜ベリせず溶解されない。
ように第1回目の露光量の1.5倍の露光量を与え、基
板5上にマスク1上の非パターン部1aを透過して基板
5上に達する光の強度が150、パターン部8を透過し
て基板5上に達する光の強度はその30%の45の光強
度となるように光強度分布を設定する。この時、図3
(b)に示すように非パターン部1aを透過して基板5
上に達する光は、レジスト4及び14を露光(溶解)さ
せ、パターン部8を透過して基板5上に達する光により
レジスト14は露光(溶解)されるものの、レジスト4
は膜ベリせず溶解されない。
【0035】従って、PEBを行い現像することによ
り,図1(d)のようにレジスト14は溶解され、レジ
スト4でのみパターンが形成される。この場合、第1回
目に露光されたパターン3の中心位置は、基板5上の第
1の検査マーク7のエッジ部7Lと7Rの中心位置にな
り、第2回目に露光されたパターン8の中心位置は、基
板5上の第2の検査マーク9のエッジ部9Lと9Rの中
心位置となる。
り,図1(d)のようにレジスト14は溶解され、レジ
スト4でのみパターンが形成される。この場合、第1回
目に露光されたパターン3の中心位置は、基板5上の第
1の検査マーク7のエッジ部7Lと7Rの中心位置にな
り、第2回目に露光されたパターン8の中心位置は、基
板5上の第2の検査マーク9のエッジ部9Lと9Rの中
心位置となる。
【0036】上記検査マークの位置検出方法は、図11
のように顕微鏡でマークを拡大してCCD等の撮像素子
で観察して、その画像のイメージプロファイルから検査
マーク7の両エッジ位置7Lと7Rを求めて検査マーク
7の中心値を算出し、同様に、検査マーク9の両エッジ
位置9Lと9Rを求めて検査マーク9の中心値を算出
し、検査マーク7に対する検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより行なわれる。
のように顕微鏡でマークを拡大してCCD等の撮像素子
で観察して、その画像のイメージプロファイルから検査
マーク7の両エッジ位置7Lと7Rを求めて検査マーク
7の中心値を算出し、同様に、検査マーク9の両エッジ
位置9Lと9Rを求めて検査マーク9の中心値を算出
し、検査マーク7に対する検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより行なわれる。
【0037】以上の方法によれば、第2回目の露光時に
形成される第2の検査マーク9(9L、9R)が、第1
回目の露光後の現像処理の際に、第2のレジスト14で
保護されて現像液に触れることがなくなるので、従来の
ような酸の失活の問題を回避でき、精度良く検査マーク
を形成することができ、位置合わせ精度を向上させるこ
とができる。
形成される第2の検査マーク9(9L、9R)が、第1
回目の露光後の現像処理の際に、第2のレジスト14で
保護されて現像液に触れることがなくなるので、従来の
ような酸の失活の問題を回避でき、精度良く検査マーク
を形成することができ、位置合わせ精度を向上させるこ
とができる。
【0038】更に、位置合わせ精度が向上することによ
って半導体製造工程における各工程間の重ね合わせ精度
が向上し、半導体素子の歩留が向上するという効果があ
る。
って半導体製造工程における各工程間の重ね合わせ精度
が向上し、半導体素子の歩留が向上するという効果があ
る。
【0039】なお、以上の説明では半導体露光装置とし
てX線露光装置を用いた例で説明したが、本発明の位置
検出方法は、X線露光装置に限らず、図5に概略構成を
示す投影縮小型の露光装置である光ステッパや光スキャ
ン露光装置にも適用できる。
てX線露光装置を用いた例で説明したが、本発明の位置
検出方法は、X線露光装置に限らず、図5に概略構成を
示す投影縮小型の露光装置である光ステッパや光スキャ
ン露光装置にも適用できる。
【0040】図5に示す露光装置は、エキシマレーザ等
の紫外線レーザを光源とする照明系21、レチクルアラ
イメントスコープ22、1/5倍の縮小率の縮小投影レ
ンズ23、アライメントスコープ24、ステージ25等
から構成されており、この露光装置上に5倍レチクル1
と基板5を搬入して上述の方法と同様に位置合わせ精度
を評価することができる。 [第2実施形態]次に、第2実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法について説明する。
の紫外線レーザを光源とする照明系21、レチクルアラ
イメントスコープ22、1/5倍の縮小率の縮小投影レ
ンズ23、アライメントスコープ24、ステージ25等
から構成されており、この露光装置上に5倍レチクル1
と基板5を搬入して上述の方法と同様に位置合わせ精度
を評価することができる。 [第2実施形態]次に、第2実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法について説明する。
【0041】図6は、第2実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法を示す図である。
法、位置検出方法を示す図である。
【0042】図6において、第2実施形態は低感度のレ
ジスト4と高感度のレジスト14に相溶性がある場合の
好ましい実施形態であり、図6(a)のように、基板5
上に下層レジストとしてレジスト4を塗布し、加熱乾燥
処理を施した後に混合防止膜15のコーティングを施し
ている。この混合防止膜は、例えば、特開平5−107
770号に示されるように、ポリビニルアルコールの水
溶液をスピンコートにより塗布し、加熱乾燥処理を施す
ことにより形成できる。混合防止膜15を成膜後、上層
レジスト14をスピンコートで形成して基板5の前準備
が終了する。図6(b)〜図6(d)に示す残りの工程
は、第1実施形態と同様に行えばよい。
ジスト4と高感度のレジスト14に相溶性がある場合の
好ましい実施形態であり、図6(a)のように、基板5
上に下層レジストとしてレジスト4を塗布し、加熱乾燥
処理を施した後に混合防止膜15のコーティングを施し
ている。この混合防止膜は、例えば、特開平5−107
770号に示されるように、ポリビニルアルコールの水
溶液をスピンコートにより塗布し、加熱乾燥処理を施す
ことにより形成できる。混合防止膜15を成膜後、上層
レジスト14をスピンコートで形成して基板5の前準備
が終了する。図6(b)〜図6(d)に示す残りの工程
は、第1実施形態と同様に行えばよい。
【0043】即ち、図4に示す露光装置上にマスク1を
搬入し、マスクアライメントスコープ22を用いてマス
クを位置決めし、基板5を搬入し、マスク1上のパター
ンを基板5上に露光転写する。この時の露光量は第1実
施形態と同様に、マスク上の非パターン部1aを透過し
て基板5上に達する光の強度がレジスト4及びレジスト
14を共に露光(溶解)させ、マスク1上のパターン部
2,3を透過して基板5上に達する光の強度がレジスト
4及びレジスト14を露光(溶解)されるには不十分な
露光量に設定する。
搬入し、マスクアライメントスコープ22を用いてマス
クを位置決めし、基板5を搬入し、マスク1上のパター
ンを基板5上に露光転写する。この時の露光量は第1実
施形態と同様に、マスク上の非パターン部1aを透過し
て基板5上に達する光の強度がレジスト4及びレジスト
14を共に露光(溶解)させ、マスク1上のパターン部
2,3を透過して基板5上に達する光の強度がレジスト
4及びレジスト14を露光(溶解)されるには不十分な
露光量に設定する。
【0044】第1回目の露光終了後、PEBを行い現像
することにより、図6(b)のように基板5上にレジス
ト4、混合防止膜15及びレジスト14で構成されるア
ライメントマーク6と第1の検査マーク7が形成され
る。混合防止膜15は、図6(b)の現像処理で溶解し
たレジスト4,14と共に除去される。
することにより、図6(b)のように基板5上にレジス
ト4、混合防止膜15及びレジスト14で構成されるア
ライメントマーク6と第1の検査マーク7が形成され
る。混合防止膜15は、図6(b)の現像処理で溶解し
たレジスト4,14と共に除去される。
【0045】続いて、露光装置に基板5を搬送して、ア
ライメントスコープ24でアライメントマーク6の位置
を検出して、マスク1上の第2の検査マーク9のパター
ン8が基板5上の第1の検査マーク7と一致する位置に
基板5を位置決めした後、第2の検査マーク9のパター
ン8を基板5上に露光転写する。
ライメントスコープ24でアライメントマーク6の位置
を検出して、マスク1上の第2の検査マーク9のパター
ン8が基板5上の第1の検査マーク7と一致する位置に
基板5を位置決めした後、第2の検査マーク9のパター
ン8を基板5上に露光転写する。
【0046】第2回目の露光量は、第1回目の露光量の
1.5倍の露光量を与えて、基板5上に、マスク1上の
非パターン部1aを透過して基板5上に達する光の強度
が150、パターン部8を透過して基板5上に達する光
の強度はその30%の45の光強度となるような光強度
分布を形成する。
1.5倍の露光量を与えて、基板5上に、マスク1上の
非パターン部1aを透過して基板5上に達する光の強度
が150、パターン部8を透過して基板5上に達する光
の強度はその30%の45の光強度となるような光強度
分布を形成する。
【0047】この後、PEBを行い現像することにより
図6(d)のように、レジスト14と混合防止膜15は
溶解され、レジスト4でのみパターンが形成される。こ
の場合、第1回目に露光されたパターン3の中心位置
は、基板5上の第1の検査マーク7のエッジ部7Lと7
Rの中心位置になり、第2回目に露光されたパターン8
の中心位置は、基板5上の第2の検査マーク9のエッジ
部9Lと9Rの中心位置となる。
図6(d)のように、レジスト14と混合防止膜15は
溶解され、レジスト4でのみパターンが形成される。こ
の場合、第1回目に露光されたパターン3の中心位置
は、基板5上の第1の検査マーク7のエッジ部7Lと7
Rの中心位置になり、第2回目に露光されたパターン8
の中心位置は、基板5上の第2の検査マーク9のエッジ
部9Lと9Rの中心位置となる。
【0048】上記検査マークの位置検出方法は、図11
のように顕微鏡でマークを拡大してCCD等の撮像素子
で観察して、その画像のイメージプロファイルから検査
マーク7の両エッジ位置7Lと7Rを求めて検査マーク
7の中心値を算出し、同様に、検査マーク9の両エッジ
位置9Lと9Rを求めて検査マーク9の中心値を算出
し、検査マーク7に対する検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより行なわれる。 [第3実施形態]次に、第3実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法について説明する。
のように顕微鏡でマークを拡大してCCD等の撮像素子
で観察して、その画像のイメージプロファイルから検査
マーク7の両エッジ位置7Lと7Rを求めて検査マーク
7の中心値を算出し、同様に、検査マーク9の両エッジ
位置9Lと9Rを求めて検査マーク9の中心値を算出
し、検査マーク7に対する検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより行なわれる。 [第3実施形態]次に、第3実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法について説明する。
【0049】図7は、第3実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法を示す図であり、図8は、第3実施形
態で使用するマスク透過光の光強度分布を示す図であ
る。
法、位置検出方法を示す図であり、図8は、第3実施形
態で使用するマスク透過光の光強度分布を示す図であ
る。
【0050】図7及び図8において、第3実施形態で
も、基板5上に第2実施形態で説明した下層レジスト4
と上層レジスト14の間に混合防止膜15が形成されて
いる。
も、基板5上に第2実施形態で説明した下層レジスト4
と上層レジスト14の間に混合防止膜15が形成されて
いる。
【0051】そして、図4に示す露光装置上にマスク1
を搬入し、マスクアライメントスコープ22を用いてマ
スクを位置決めし、基板5を搬入し、マスク1上のパタ
ーンを基板5上に露光転写する。この時の露光量は第1
実施形態と同様に、マスク上の非パターン部1aを透過
して基板5上に達する光の強度がレジスト4及びレジス
ト14を共に露光(溶解)させ、マスク1上のパターン
部2,3を透過して基板5上に達する光の強度がレジス
ト4およびレジスト14を露光(溶解)されるには不十
分な露光量に設定される(図7(a))。
を搬入し、マスクアライメントスコープ22を用いてマ
スクを位置決めし、基板5を搬入し、マスク1上のパタ
ーンを基板5上に露光転写する。この時の露光量は第1
実施形態と同様に、マスク上の非パターン部1aを透過
して基板5上に達する光の強度がレジスト4及びレジス
ト14を共に露光(溶解)させ、マスク1上のパターン
部2,3を透過して基板5上に達する光の強度がレジス
ト4およびレジスト14を露光(溶解)されるには不十
分な露光量に設定される(図7(a))。
【0052】続いて、図7(b)のように、アライメン
トマーク2の潜像パターン2Rより少し広い領域に露光
光が照射され、検査マーク3の潜像パターン3Rには露
光光が照射されないように、露光装置上にマスキングブ
レード27を配置して露光を行う。
トマーク2の潜像パターン2Rより少し広い領域に露光
光が照射され、検査マーク3の潜像パターン3Rには露
光光が照射されないように、露光装置上にマスキングブ
レード27を配置して露光を行う。
【0053】第1回目の露光時の基板5上の光強度分布
は図8(a)に示すように、非パターン部1aを透過し
て基板5に達する光の強度を100とすると、パターン
部2,3を透過して基板5に達する光の強度はその30
%の30となる。続いて、アライメントマーク部とその
周辺の露光により、積算の光強度分布は図8(b)のよ
うになる。この補助露光により、アライメントマーク部
の露光量は45となり、レジスト14が完全に溶解する
露光量Eth14を越えるため、現像処理を行うことによ
り、図7(c)のように、アライメントマーク6の上層
レジスト14が溶解し、レジスト4のみで構成されるア
ライメントマーク6が形成される。
は図8(a)に示すように、非パターン部1aを透過し
て基板5に達する光の強度を100とすると、パターン
部2,3を透過して基板5に達する光の強度はその30
%の30となる。続いて、アライメントマーク部とその
周辺の露光により、積算の光強度分布は図8(b)のよ
うになる。この補助露光により、アライメントマーク部
の露光量は45となり、レジスト14が完全に溶解する
露光量Eth14を越えるため、現像処理を行うことによ
り、図7(c)のように、アライメントマーク6の上層
レジスト14が溶解し、レジスト4のみで構成されるア
ライメントマーク6が形成される。
【0054】一方、検査マーク7はレジスト4、混合防
止膜15及びレジスト14で構成されている。
止膜15及びレジスト14で構成されている。
【0055】続いて、露光装置に基板5を搬入して、ア
ライメントスコープ24でアライメントマーク6の位置
を検出して、マスク1上の第2の検査マーク9のパター
ン8が基板5上の第1の検査マーク7と一致する位置に
基板5を位置決めした後、第2の検査マーク9のパター
ン8を基板5上に露光転写する。
ライメントスコープ24でアライメントマーク6の位置
を検出して、マスク1上の第2の検査マーク9のパター
ン8が基板5上の第1の検査マーク7と一致する位置に
基板5を位置決めした後、第2の検査マーク9のパター
ン8を基板5上に露光転写する。
【0056】第2回目の露光量は、第1回目の露光量の
1.5倍の露光量を与えて、図8(c)に示すように基
板5上に、マスク1上の非パターン部1aを透過して基
板5上に達する光の強度が150、パターン部8を透過
して基板5上に達する光の強度はその30%の45の光
強度となるような光強度分布を形成する。
1.5倍の露光量を与えて、図8(c)に示すように基
板5上に、マスク1上の非パターン部1aを透過して基
板5上に達する光の強度が150、パターン部8を透過
して基板5上に達する光の強度はその30%の45の光
強度となるような光強度分布を形成する。
【0057】この後、PEBを行い現像することにより
図7(d)のように、レジスト14と混合防止膜15は
溶解され、レジスト4でのみパターンが形成される。こ
の場合、第1回目に露光された検査マーク3の中心位置
は、基板5上検査マーク7のエッジ部7Lと7Rの中心
位置になり、第2回目に露光された検査マーク8の中心
位置は、基板5上検査マーク9のエッジ部9Lと9Rの
中心位置となる。
図7(d)のように、レジスト14と混合防止膜15は
溶解され、レジスト4でのみパターンが形成される。こ
の場合、第1回目に露光された検査マーク3の中心位置
は、基板5上検査マーク7のエッジ部7Lと7Rの中心
位置になり、第2回目に露光された検査マーク8の中心
位置は、基板5上検査マーク9のエッジ部9Lと9Rの
中心位置となる。
【0058】上記検査マークの位置検出方法は、図11
のように顕微鏡でマークを拡大してCCD等の撮像素子
で観察して、その画像のイメージプロファイルから検査
マーク7の両エッジ位置7Lと7Rを求めて検査マーク
7の中心値を算出し、同様に、検査マーク9の両エッジ
位置9Lと9Rを求めて検査マーク9の中心値を算出
し、検査マーク7に対する検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより行なわれる。
のように顕微鏡でマークを拡大してCCD等の撮像素子
で観察して、その画像のイメージプロファイルから検査
マーク7の両エッジ位置7Lと7Rを求めて検査マーク
7の中心値を算出し、同様に、検査マーク9の両エッジ
位置9Lと9Rを求めて検査マーク9の中心値を算出
し、検査マーク7に対する検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより行なわれる。
【0059】また、第3実施形態の特徴点は、基板5上
の光強度分布で検査マーク3の光強度に比べてアライメ
ントマーク2の光強度を高くして、第1回目の現像処理
でアライメントマーク6の上層レジスト14を除去し、
検査マーク7の上層レジスト14を残すことである。従
って、アライメントマーク部の補助露光を行う代りに、
マスク1上のアライメントマーク2と検査マーク3の露
光光の透過率を変える構成としてもよい。
の光強度分布で検査マーク3の光強度に比べてアライメ
ントマーク2の光強度を高くして、第1回目の現像処理
でアライメントマーク6の上層レジスト14を除去し、
検査マーク7の上層レジスト14を残すことである。従
って、アライメントマーク部の補助露光を行う代りに、
マスク1上のアライメントマーク2と検査マーク3の露
光光の透過率を変える構成としてもよい。
【0060】例えば、マスク1上のアライメントマーク
6のパターン2の膜厚を検査マーク7のパターン3の膜
厚に比べて薄くしたり、図9に示すようにアライメント
マーク6のパターン2を露光装置の解像度限界より小さ
い開口パターンを含む構成として、アライメントマーク
6のパターン2の露光光の透過率が検査マーク7のパタ
ーン3の透過率に比べて高くなるように形成したマスク
を用いても本実施形態の目的を達成することができる。 [第4実施形態]続いて、第4実施実施形態の重ね合わ
せ精度の評価方法について説明する。
6のパターン2の膜厚を検査マーク7のパターン3の膜
厚に比べて薄くしたり、図9に示すようにアライメント
マーク6のパターン2を露光装置の解像度限界より小さ
い開口パターンを含む構成として、アライメントマーク
6のパターン2の露光光の透過率が検査マーク7のパタ
ーン3の透過率に比べて高くなるように形成したマスク
を用いても本実施形態の目的を達成することができる。 [第4実施形態]続いて、第4実施実施形態の重ね合わ
せ精度の評価方法について説明する。
【0061】上記第1乃至第3実施形態では、第1の検
査マーク7に対する第2の検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより重ね合わせ精度を評価する例を示し
たが、本実施形態では、基板5のアライメントに使用す
る露光装置上のアライメントスコープ(図4または図5
に示す露光装置にいて、24で示す)を使って重ね合わ
せ精度を評価する。アライメントマーク並びに第1及び
第2の検査マークの形成方法及び位置検出方法は、上記
第1乃至第3実施形態のいずれかを用いればよい。
査マーク7に対する第2の検査マーク9の位置ずれ量を
計測することにより重ね合わせ精度を評価する例を示し
たが、本実施形態では、基板5のアライメントに使用す
る露光装置上のアライメントスコープ(図4または図5
に示す露光装置にいて、24で示す)を使って重ね合わ
せ精度を評価する。アライメントマーク並びに第1及び
第2の検査マークの形成方法及び位置検出方法は、上記
第1乃至第3実施形態のいずれかを用いればよい。
【0062】図10は、第1乃至第3実施形態のパター
ン形成方法、位置検出方法を使用した第4実施形態の露
光装置による重ね合わせ精度の評価方法を示すフローチ
ャートであり、露光装置上での処理工程と、レジスト塗
布・現像装置上での処理工程に分けて示している。
ン形成方法、位置検出方法を使用した第4実施形態の露
光装置による重ね合わせ精度の評価方法を示すフローチ
ャートであり、露光装置上での処理工程と、レジスト塗
布・現像装置上での処理工程に分けて示している。
【0063】図10において、ステップS101では、
レジスト塗布装置において、先に示した第1乃至第3実
施形態のいずれかの方法によりウエハ5上に2層の化学
増幅型レジスト4,14が塗布される。
レジスト塗布装置において、先に示した第1乃至第3実
施形態のいずれかの方法によりウエハ5上に2層の化学
増幅型レジスト4,14が塗布される。
【0064】ステップS102では、2層の化学増幅型
レジスト4,14が塗布された基板5を露光装置に搬入
する。
レジスト4,14が塗布された基板5を露光装置に搬入
する。
【0065】ステップS103では、予め露光装置に対
して位置決めされたマスク1上のアライメントマーク6
と第1の検査マーク7のパターン2,3が所定ショット
数だけ基板5上に露光転写される。
して位置決めされたマスク1上のアライメントマーク6
と第1の検査マーク7のパターン2,3が所定ショット
数だけ基板5上に露光転写される。
【0066】ステップS104では、所定ショット数だ
け露光された基板5を露光装置から搬出し、ステップS
105でレジスト現像装置において現像処理を行う。
け露光された基板5を露光装置から搬出し、ステップS
105でレジスト現像装置において現像処理を行う。
【0067】ステップS105で現像処理が済み、アラ
イメントマーク6と第1の検査マーク7が形成された基
板5は、ステップS106で再度露光装置に搬入され
る。
イメントマーク6と第1の検査マーク7が形成された基
板5は、ステップS106で再度露光装置に搬入され
る。
【0068】続いて、ステップS107では、露光装置
上のアライメントスコープ24を用いて基板5上のアラ
イメントマーク6の位置を検出し、基板5をマスク1に
対して位置決めする。
上のアライメントスコープ24を用いて基板5上のアラ
イメントマーク6の位置を検出し、基板5をマスク1に
対して位置決めする。
【0069】この位置決め方法は、各ショットごとにア
ライメントマーク6の位置ずれを計測してマスク1と基
板5の位置合わせをするダイバイダイアライメントと、
基板5上の複数ショットの位置ずれを計測して露光装置
上のステージ25を基準に基板5上のショット配列のず
れを求めて、マスク1と基板5の位置合わせをするグロ
ーバルアライメントのいずれかを使用する。
ライメントマーク6の位置ずれを計測してマスク1と基
板5の位置合わせをするダイバイダイアライメントと、
基板5上の複数ショットの位置ずれを計測して露光装置
上のステージ25を基準に基板5上のショット配列のず
れを求めて、マスク1と基板5の位置合わせをするグロ
ーバルアライメントのいずれかを使用する。
【0070】ステップS107で基板5の位置決めが終
了すると、ステップS108で第2回目の露光が行われ
て、基板5上にマスク1上の第2の検査マーク9のパタ
ーン8が露光転写される。
了すると、ステップS108で第2回目の露光が行われ
て、基板5上にマスク1上の第2の検査マーク9のパタ
ーン8が露光転写される。
【0071】所定ショット数の露光が終了すると、ステ
ップS109で基板5は露光装置から搬出され、ステッ
プS110で現像装置で現像処理される。
ップS109で基板5は露光装置から搬出され、ステッ
プS110で現像装置で現像処理される。
【0072】このステップS110の現像処理により第
2の検査マーク9が形成される。続いて、ステップS1
11で基板5が再度露光装置に搬入され、ステップS1
12で露光装置上のアライメントスコープ24により、
所定ショット数の第1の検査マーク7と第2の検査マー
ク9の間の位置ずれを計測する。
2の検査マーク9が形成される。続いて、ステップS1
11で基板5が再度露光装置に搬入され、ステップS1
12で露光装置上のアライメントスコープ24により、
所定ショット数の第1の検査マーク7と第2の検査マー
ク9の間の位置ずれを計測する。
【0073】このステップS112の位置ずれの計測方
法としては、 1)各ショットの第1の検査マーク7の位置を検出し、
続いて各ショットの第2の検査マーク9の位置を検出
し、両者の位置ずれ量の差分を求める。
法としては、 1)各ショットの第1の検査マーク7の位置を検出し、
続いて各ショットの第2の検査マーク9の位置を検出
し、両者の位置ずれ量の差分を求める。
【0074】2)各ショットで、第1の検査マーク7と
第2の検査マーク9の位置を同時に検出し、両者の相対
的なずれ量を計測する。という2通りの方法がある。
第2の検査マーク9の位置を同時に検出し、両者の相対
的なずれ量を計測する。という2通りの方法がある。
【0075】1)の方法では、露光装置のステージ25
の位置再現精度の影響を受ける反面、アライメントスコ
ープ24の視野の影響を受けずに、第1の検査マーク7
と第2の検査マーク9の間隔を任意に決定することがで
きる。
の位置再現精度の影響を受ける反面、アライメントスコ
ープ24の視野の影響を受けずに、第1の検査マーク7
と第2の検査マーク9の間隔を任意に決定することがで
きる。
【0076】一方、2)の方法では、露光装置のステー
ジ25の位置再現精度の影響は受けないが、アライメン
トスコープ24の視野を考慮して、第1の検査マーク7
と第2の検査マーク9の配置やパターン形状の制約を受
ける。
ジ25の位置再現精度の影響は受けないが、アライメン
トスコープ24の視野を考慮して、第1の検査マーク7
と第2の検査マーク9の配置やパターン形状の制約を受
ける。
【0077】精度的には、2)の方法を用いるのが好ま
しいと言える。
しいと言える。
【0078】説明を続けると、ステップS112で重ね
合わせ精度評価の終了した基板5はステップS113で
露光装置から搬出され、ステップS114で各ショット
ごとに計測された位置ずれ量を元に、アライメントスコ
ープ24のオフセット量を算出して露光装置に反映させ
る。更に、位置ずれ量が所定値を超えているような場合
にはアライメント検出光学系を構成するマスクアライメ
ントスコープ22,アライメントスコープ24,ステー
ジ25などの位置の調整を行う。
合わせ精度評価の終了した基板5はステップS113で
露光装置から搬出され、ステップS114で各ショット
ごとに計測された位置ずれ量を元に、アライメントスコ
ープ24のオフセット量を算出して露光装置に反映させ
る。更に、位置ずれ量が所定値を超えているような場合
にはアライメント検出光学系を構成するマスクアライメ
ントスコープ22,アライメントスコープ24,ステー
ジ25などの位置の調整を行う。
【0079】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、露光装置上のアライメントスコープを用いて高精度
に重ね合わせ精度を評価することが可能であり、重ね合
わせ精度評価装置が別途必要なくなるため製造コストを
削減できる。 [半導体生産システム]次に、上記説明した位置検出装
置を有する露光装置を利用した半導体等のデバイス(I
CやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄
膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生産システムの例
を説明する。これは、半導体製造工場に設置された製造
装置のトラブル対応や定期メンテナンス、若しくはソフ
トウェア提供等の保守サービスを、製造工場外のコンピ
ュータネットワーク等を利用して行うものである。
ば、露光装置上のアライメントスコープを用いて高精度
に重ね合わせ精度を評価することが可能であり、重ね合
わせ精度評価装置が別途必要なくなるため製造コストを
削減できる。 [半導体生産システム]次に、上記説明した位置検出装
置を有する露光装置を利用した半導体等のデバイス(I
CやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄
膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の生産システムの例
を説明する。これは、半導体製造工場に設置された製造
装置のトラブル対応や定期メンテナンス、若しくはソフ
トウェア提供等の保守サービスを、製造工場外のコンピ
ュータネットワーク等を利用して行うものである。
【0080】図14は、全体システムをある角度から切
り出して表現したものである。図中、1101は半導体
デバイスの製造装置を提供するベンダ(装置供給メー
カ)の事業所である。製造装置の実例として、半導体製
造工場で使用する各種プロセス用の半導体製造装置、例
えば、前工程用機器(露光装置、レジスト処理装置、エ
ッチング装置等のリソグラフィ装置、熱処理装置、成膜
装置、平坦化装置等)や後工程用機器(組立て装置、検
査装置等)を想定している。事業所1101内には、製
造装置の保守データベースを提供するホスト管理システ
ム1108、複数の操作端末コンピュータ1110、こ
れらを結んでイントラネット等を構築するローカルエリ
アネットワーク(LAN)1109を備える。ホスト管
理システム1108は、LAN1109を事業所の外部
ネットワークであるインターネット1105に接続する
ためのゲートウェイと、外部からのアクセスを制限する
セキュリティ機能を備える。
り出して表現したものである。図中、1101は半導体
デバイスの製造装置を提供するベンダ(装置供給メー
カ)の事業所である。製造装置の実例として、半導体製
造工場で使用する各種プロセス用の半導体製造装置、例
えば、前工程用機器(露光装置、レジスト処理装置、エ
ッチング装置等のリソグラフィ装置、熱処理装置、成膜
装置、平坦化装置等)や後工程用機器(組立て装置、検
査装置等)を想定している。事業所1101内には、製
造装置の保守データベースを提供するホスト管理システ
ム1108、複数の操作端末コンピュータ1110、こ
れらを結んでイントラネット等を構築するローカルエリ
アネットワーク(LAN)1109を備える。ホスト管
理システム1108は、LAN1109を事業所の外部
ネットワークであるインターネット1105に接続する
ためのゲートウェイと、外部からのアクセスを制限する
セキュリティ機能を備える。
【0081】一方、1102〜1104は、製造装置の
ユーザとしての半導体製造メーカの製造工場である。製
造工場1102〜1104は、互いに異なるメーカに属
する工場であってもよいし、同一のメーカに属する工場
(例えば、前工程用の工場、後工程用の工場等)であっ
てもよい。各工場1102〜1104内には、夫々、複
数の製造装置1106と、それらを結んでイントラネッ
ト等を構築するローカルエリアネットワーク(LAN)
1111と、各製造装置1106の稼動状況を監視する
監視装置としてホスト管理システム1107とが設けら
れている。各工場1102〜1104に設けられたホス
ト管理システム1107は、各工場内のLAN1111
を工場の外部ネットワークであるインターネット110
5に接続するためのゲートウェイを備える。これにより
各工場のLAN1111からインターネット1105を
介してベンダ1101側のホスト管理システム1108
にアクセスが可能となり、ホスト管理システム1108
のセキュリティ機能によって限られたユーザだけがアク
セスが許可となっている。具体的には、インターネット
1105を介して、各製造装置1106の稼動状況を示
すステータス情報(例えば、トラブルが発生した製造装
置の症状)を工場側からベンダ側に通知する他、その通
知に対応する応答情報(例えば、トラブルに対する対処
方法を指示する情報、対処用のソフトウェアやデータ)
や、最新のソフトウェア、ヘルプ情報等の保守情報をベ
ンダ側から受け取ることができる。各工場1102〜1
104とベンダ1101との間のデータ通信及び各工場
内のLAN1111でのデータ通信には、インターネッ
トで一般的に使用されている通信プロトコル(TCP/
IP)が使用される。なお、工場外の外部ネットワーク
としてインターネットを利用する代わりに、第三者から
のアクセスができずにセキュリティの高い専用線ネット
ワーク(ISDN等)を利用することもできる。また、
ホスト管理システムはベンダが提供するものに限らずユ
ーザがデータベースを構築して外部ネットワーク上に置
き、ユーザの複数の工場から該データベースへのアクセ
スを許可するようにしてもよい。
ユーザとしての半導体製造メーカの製造工場である。製
造工場1102〜1104は、互いに異なるメーカに属
する工場であってもよいし、同一のメーカに属する工場
(例えば、前工程用の工場、後工程用の工場等)であっ
てもよい。各工場1102〜1104内には、夫々、複
数の製造装置1106と、それらを結んでイントラネッ
ト等を構築するローカルエリアネットワーク(LAN)
1111と、各製造装置1106の稼動状況を監視する
監視装置としてホスト管理システム1107とが設けら
れている。各工場1102〜1104に設けられたホス
ト管理システム1107は、各工場内のLAN1111
を工場の外部ネットワークであるインターネット110
5に接続するためのゲートウェイを備える。これにより
各工場のLAN1111からインターネット1105を
介してベンダ1101側のホスト管理システム1108
にアクセスが可能となり、ホスト管理システム1108
のセキュリティ機能によって限られたユーザだけがアク
セスが許可となっている。具体的には、インターネット
1105を介して、各製造装置1106の稼動状況を示
すステータス情報(例えば、トラブルが発生した製造装
置の症状)を工場側からベンダ側に通知する他、その通
知に対応する応答情報(例えば、トラブルに対する対処
方法を指示する情報、対処用のソフトウェアやデータ)
や、最新のソフトウェア、ヘルプ情報等の保守情報をベ
ンダ側から受け取ることができる。各工場1102〜1
104とベンダ1101との間のデータ通信及び各工場
内のLAN1111でのデータ通信には、インターネッ
トで一般的に使用されている通信プロトコル(TCP/
IP)が使用される。なお、工場外の外部ネットワーク
としてインターネットを利用する代わりに、第三者から
のアクセスができずにセキュリティの高い専用線ネット
ワーク(ISDN等)を利用することもできる。また、
ホスト管理システムはベンダが提供するものに限らずユ
ーザがデータベースを構築して外部ネットワーク上に置
き、ユーザの複数の工場から該データベースへのアクセ
スを許可するようにしてもよい。
【0082】さて、図15は、本実施形態の全体システ
ムを図14とは別の角度から切り出して表現した概念図
である。先の例では、それぞれが製造装置を備えた複数
のユーザ工場と、該製造装置のベンダの管理システムと
を外部ネットワークで接続して、該外部ネットワークを
介して各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の
情報をデータ通信するものであった。これに対し本例
は、複数のベンダの製造装置を備えた工場と、該複数の
製造装置のそれぞれのベンダの管理システムとを工場外
の外部ネットワークで接続して、各製造装置の保守情報
をデータ通信するものである。図中、1201は製造装
置ユーザ(半導体デバイス製造メーカ)の製造工場であ
り、工場の製造ラインには各種プロセスを行う製造装
置、ここでは例として露光装置1202、レジスト処理
装置1203、成膜処理装置1204が導入されてい
る。なお、図15では、製造工場1201は1つだけ描
いているが、実際は複数の工場が同様にネットワーク化
されている。工場内の各装置はLAN1206で接続さ
れてイントラネット等を構成し、ホスト管理システム1
205で製造ラインの稼動管理がされている。一方、露
光装置メーカ1210、レジスト処理装置メーカ122
0、成膜装置メーカ1230等、ベンダ(装置供給メー
カ)の各事業所には、それぞれ供給した機器の遠隔保守
を行うためのホスト管理システム1211,1221,
1231を備え、これらは上述したように保守データベ
ースと外部ネットワークのゲートウェイを備える。ユー
ザの製造工場内の各装置を管理するホスト管理システム
1205と、各装置のベンダの管理システム1211,
1221,1231とは、外部ネットワーク1200で
あるインターネット若しくは専用線ネットワークによっ
て接続されている。このシステムにおいて、製造ライン
の一連の製造機器の中のどれかにトラブルが起きると、
製造ラインの稼動が休止してしまうが、トラブルが起き
た機器のベンダからインターネット1200を介した遠
隔保守を受けることで迅速な対応が可能で、製造ライン
の休止を最小限に抑えることができる。
ムを図14とは別の角度から切り出して表現した概念図
である。先の例では、それぞれが製造装置を備えた複数
のユーザ工場と、該製造装置のベンダの管理システムと
を外部ネットワークで接続して、該外部ネットワークを
介して各工場の生産管理や少なくとも1台の製造装置の
情報をデータ通信するものであった。これに対し本例
は、複数のベンダの製造装置を備えた工場と、該複数の
製造装置のそれぞれのベンダの管理システムとを工場外
の外部ネットワークで接続して、各製造装置の保守情報
をデータ通信するものである。図中、1201は製造装
置ユーザ(半導体デバイス製造メーカ)の製造工場であ
り、工場の製造ラインには各種プロセスを行う製造装
置、ここでは例として露光装置1202、レジスト処理
装置1203、成膜処理装置1204が導入されてい
る。なお、図15では、製造工場1201は1つだけ描
いているが、実際は複数の工場が同様にネットワーク化
されている。工場内の各装置はLAN1206で接続さ
れてイントラネット等を構成し、ホスト管理システム1
205で製造ラインの稼動管理がされている。一方、露
光装置メーカ1210、レジスト処理装置メーカ122
0、成膜装置メーカ1230等、ベンダ(装置供給メー
カ)の各事業所には、それぞれ供給した機器の遠隔保守
を行うためのホスト管理システム1211,1221,
1231を備え、これらは上述したように保守データベ
ースと外部ネットワークのゲートウェイを備える。ユー
ザの製造工場内の各装置を管理するホスト管理システム
1205と、各装置のベンダの管理システム1211,
1221,1231とは、外部ネットワーク1200で
あるインターネット若しくは専用線ネットワークによっ
て接続されている。このシステムにおいて、製造ライン
の一連の製造機器の中のどれかにトラブルが起きると、
製造ラインの稼動が休止してしまうが、トラブルが起き
た機器のベンダからインターネット1200を介した遠
隔保守を受けることで迅速な対応が可能で、製造ライン
の休止を最小限に抑えることができる。
【0083】半導体製造工場に設置された各製造装置は
それぞれ、ディスプレイと、ネットワークインタフェー
スと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス用
ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実行
するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メモ
リやハードディスク、若しくはネットワークファイルサ
ーバ等である。上記ネットワークアクセス用ソフトウェ
アは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例えば図
16に一例を示す様な画面のユーザインタフェースをデ
ィスプレイ上に提供する。各工場で製造装置を管理する
オペレータは、画面を参照しながら、製造装置の機種1
401、シリアルナンバー1402、トラブルの件名1
403、発生日1404、緊急度1405、症状140
6、対処法1407、経過1408等の情報を画面上の
入力項目に入力する。入力された情報はインターネット
を介して保守データベースに送信され、その結果の適切
な保守情報が保守データベースから返信されディスプレ
イ上に提示される。また、ウェブブラウザが提供するユ
ーザインタフェースは、さらに図示の如くハイパーリン
ク機能1410,1411,1412を実現し、オペレ
ータは各項目の更に詳細な情報にアクセスしたり、ベン
ダが提供するソフトウェアライブラリから製造装置に使
用する最新バージョンのソフトウェアを引出したり、工
場のオペレータの参考に供する操作ガイド(ヘルプ情
報)を引出したりすることができる。ここで、保守デー
タベースが提供する保守情報には、上記説明した本発明
に関する情報も含まれ、また前記ソフトウェアライブラ
リは本発明を実現するための最新のソフトウェアも提供
する。
それぞれ、ディスプレイと、ネットワークインタフェー
スと、記憶装置にストアされたネットワークアクセス用
ソフトウェアならびに装置動作用のソフトウェアを実行
するコンピュータを備える。記憶装置としては内蔵メモ
リやハードディスク、若しくはネットワークファイルサ
ーバ等である。上記ネットワークアクセス用ソフトウェ
アは、専用又は汎用のウェブブラウザを含み、例えば図
16に一例を示す様な画面のユーザインタフェースをデ
ィスプレイ上に提供する。各工場で製造装置を管理する
オペレータは、画面を参照しながら、製造装置の機種1
401、シリアルナンバー1402、トラブルの件名1
403、発生日1404、緊急度1405、症状140
6、対処法1407、経過1408等の情報を画面上の
入力項目に入力する。入力された情報はインターネット
を介して保守データベースに送信され、その結果の適切
な保守情報が保守データベースから返信されディスプレ
イ上に提示される。また、ウェブブラウザが提供するユ
ーザインタフェースは、さらに図示の如くハイパーリン
ク機能1410,1411,1412を実現し、オペレ
ータは各項目の更に詳細な情報にアクセスしたり、ベン
ダが提供するソフトウェアライブラリから製造装置に使
用する最新バージョンのソフトウェアを引出したり、工
場のオペレータの参考に供する操作ガイド(ヘルプ情
報)を引出したりすることができる。ここで、保守デー
タベースが提供する保守情報には、上記説明した本発明
に関する情報も含まれ、また前記ソフトウェアライブラ
リは本発明を実現するための最新のソフトウェアも提供
する。
【0084】次に、上記説明した生産システムを利用し
た半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図17
は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを
示す。ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの
回路設計を行う。ステップS2(マスク製作)では設計
した回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、
ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用
いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセ
ス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップS5(組み立て)は後工程
と呼ばれ、ステップS4によって作製されたウエハを用
いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の組立て工程を含む。ステップS6
(検査)ではステップS5で作製された半導体デバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こう
した工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷
(ステップS7)する。前工程と後工程はそれぞれ専用
の別の工場で行い、これらの工場毎に上記説明した遠隔
保守システムによって保守がなされる。また、前工程工
場と後工程工場との間でも、インターネットまたは専用
線ネットワークを介して生産管理や装置保守のための情
報がデータ通信される。
た半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図17
は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを
示す。ステップS1(回路設計)では半導体デバイスの
回路設計を行う。ステップS2(マスク製作)では設計
した回路パターンを形成したマスクを製作する。一方、
ステップS3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用
いてウエハを製造する。ステップS4(ウエハプロセ
ス)は前工程と呼ばれ、上記用意したマスクとウエハを
用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回
路を形成する。次のステップS5(組み立て)は後工程
と呼ばれ、ステップS4によって作製されたウエハを用
いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程
(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程
(チップ封入)等の組立て工程を含む。ステップS6
(検査)ではステップS5で作製された半導体デバイス
の動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こう
した工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷
(ステップS7)する。前工程と後工程はそれぞれ専用
の別の工場で行い、これらの工場毎に上記説明した遠隔
保守システムによって保守がなされる。また、前工程工
場と後工程工場との間でも、インターネットまたは専用
線ネットワークを介して生産管理や装置保守のための情
報がデータ通信される。
【0085】図18は、上記ウエハプロセスの詳細なフ
ローを示す。ステップS11(酸化)ではウエハの表面
を酸化させる。ステップS12(CVD)ではウエハ表
面に絶縁膜を成膜する。ステップS13(電極形成)で
はウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS
14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。
ステップS15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を
塗布する。ステップS16(露光)では上記説明した露
光装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露
光する。ステップS17(現像)では露光したウエハを
現像する。ステップS18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レ
ジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジ
ストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うこと
によって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
各工程で使用する製造機器は上記説明した遠隔保守シス
テムによって保守がなされているので、トラブルを未然
に防ぐと共に、もしトラブルが発生しても迅速な復旧が
可能で、従来に比べて半導体デバイスの生産性を向上さ
せることができる。
ローを示す。ステップS11(酸化)ではウエハの表面
を酸化させる。ステップS12(CVD)ではウエハ表
面に絶縁膜を成膜する。ステップS13(電極形成)で
はウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップS
14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。
ステップS15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を
塗布する。ステップS16(露光)では上記説明した露
光装置によってマスクの回路パターンをウエハに焼付露
光する。ステップS17(現像)では露光したウエハを
現像する。ステップS18(エッチング)では現像した
レジスト像以外の部分を削り取る。ステップS19(レ
ジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジ
ストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うこと
によって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
各工程で使用する製造機器は上記説明した遠隔保守シス
テムによって保守がなされているので、トラブルを未然
に防ぐと共に、もしトラブルが発生しても迅速な復旧が
可能で、従来に比べて半導体デバイスの生産性を向上さ
せることができる。
【0086】上記実施形態によれば、プロセス要因でウ
エハ平面度の欠陥があった場合には、強制露光が可能で
あることから、エッチング時に、周辺に正常に露光され
たショットに及ぼす影響を最小限にすることができるた
め、ウエハの歩留まりが向上する。
エハ平面度の欠陥があった場合には、強制露光が可能で
あることから、エッチング時に、周辺に正常に露光され
たショットに及ぼす影響を最小限にすることができるた
め、ウエハの歩留まりが向上する。
【0087】チャック要因でウエハ平面度の欠陥があっ
た場合には、フォーカス制御エラーが発生した場所をウ
エハ枚葉間で記憶する機能を具備しているので、上記効
果に加えてウエハチャックの汚染を速やかに発見するこ
とができる。
た場合には、フォーカス制御エラーが発生した場所をウ
エハ枚葉間で記憶する機能を具備しているので、上記効
果に加えてウエハチャックの汚染を速やかに発見するこ
とができる。
【0088】また、床からの外乱等の影響でフォーカス
制御エラーが発生した場合は、スキャン露光の前であれ
ば露光を中止しリトライする機能を具備しているので、
露光不良ショットの率を低減することができ、歩留まり
が向上する。
制御エラーが発生した場合は、スキャン露光の前であれ
ば露光を中止しリトライする機能を具備しているので、
露光不良ショットの率を低減することができ、歩留まり
が向上する。
【0089】さらに、上記リトライや強制露光の判断を
自動で行う機能を具備したことにより、オペレータの判
断待ちで装置が停止している時間を最小限にすることが
でき、装置の稼働率が向上する。
自動で行う機能を具備したことにより、オペレータの判
断待ちで装置が停止している時間を最小限にすることが
でき、装置の稼働率が向上する。
【0090】
【他の実施形態】本発明は、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウェアのプログラム(本発明のパターン
形成方法や位置検出方法)を、システム或いは装置に直
接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出し
て実行することによっても達成される場合を含む。その
場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プロ
グラムである必要はない。
実現するソフトウェアのプログラム(本発明のパターン
形成方法や位置検出方法)を、システム或いは装置に直
接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置のコ
ンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出し
て実行することによっても達成される場合を含む。その
場合、プログラムの機能を有していれば、形態は、プロ
グラムである必要はない。
【0091】従って、本発明の機能処理をコンピュータ
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理
を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれ
る。
で実現するために、該コンピュータにインストールされ
るプログラムコード自体も本発明を実現するものであ
る。つまり、本発明のクレームでは、本発明の機能処理
を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれ
る。
【0092】その場合、プログラムの機能を有していれ
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
ば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行され
るプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プ
ログラムの形態を問わない。
【0093】プログラムを供給するための記録媒体とし
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
ては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハー
ドディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD
−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発
性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,
DVD−R)などがある。
【0094】その他、プログラムの供給方法としては、
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明のクレームに含まれるものである。
クライアントコンピュータのブラウザを用いてインター
ネットのホームページに接続し、該ホームページから本
発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮
され自動インストール機能を含むファイルをハードディ
スク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供
給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログ
ラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファ
イルを異なるホームページからダウンロードすることに
よっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理を
コンピュータで実現するためのプログラムファイルを複
数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバ
も、本発明のクレームに含まれるものである。
【0095】また、本発明のプログラムを暗号化してC
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
D−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所
定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを
介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロ
ードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化され
たプログラムを実行してコンピュータにインストールさ
せて実現することも可能である。
【0096】また、コンピュータが、読み出したプログ
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
ラムを実行することによって、前述した実施形態の機能
が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コン
ピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一
部または全部を行ない、その処理によっても前述した実
施形態の機能が実現され得る。
【0097】さらに、記録媒体から読み出されたプログ
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
ラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコ
ンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモ
リに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、
その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU
などが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理
によっても前述した実施形態の機能が実現される。
【0098】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1の
パターン露光転写後の現像処理の際に、第2のレジスト
が保護膜の働きをするので、第2のパターンが直接現像
液に触れることが無く、従来のような酸の失活の問題を
回避でき、精度良くアライメントマークや重ね合わせ検
査マークを形成することができ、位置検出精度を向上さ
せることができる。
パターン露光転写後の現像処理の際に、第2のレジスト
が保護膜の働きをするので、第2のパターンが直接現像
液に触れることが無く、従来のような酸の失活の問題を
回避でき、精度良くアライメントマークや重ね合わせ検
査マークを形成することができ、位置検出精度を向上さ
せることができる。
【0099】更に、位置検出精度が向上するため、半導
体製造工程において各工程間の重ね合わせ精度を向上で
き、半導体素子の歩留が向上するという効果がある。
体製造工程において各工程間の重ね合わせ精度を向上で
き、半導体素子の歩留が向上するという効果がある。
【図1】本発明に係る第1実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法を示す図。
法、位置検出方法を示す図。
【図2】第1実施形態で使用するマスク透過光の光強度
分布を示す図。
分布を示す図。
【図3】第1実施形態のレジスト光感度曲線を示す図。
【図4】本発明に係る実施形態のX線露光装置の概略
図。
図。
【図5】本発明に係る実施形態の縮小投影型露光装置の
概略図。
概略図。
【図6】本発明に係る第2実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法を示す図。
法、位置検出方法を示す図。
【図7】本発明に係る第3実施形態のパターン形成方
法、位置検出方法を示す図。
法、位置検出方法を示す図。
【図8】第3実施形態で使用するマスク透過光の光強度
分布を示す図。
分布を示す図。
【図9】第3実施形態で使用するマスク透過光の光強度
分布とアライメントマークパターンを示す図。
分布とアライメントマークパターンを示す図。
【図10】第1乃至第3実施形態のパターン形成方法、
位置検出方法を使用した第4実施形態の重ね合わせ精度
の評価方法を示すフローチャート。
位置検出方法を使用した第4実施形態の重ね合わせ精度
の評価方法を示すフローチャート。
【図11】従来のパターン形成方法、位置検出方法の第
1例を示す図。
1例を示す図。
【図12】従来の重ね合わせ精度評価による検査マーク
の位置ずれ計測方法を示す図。
の位置ずれ計測方法を示す図。
【図13】従来のパターン形成方法、位置検出方法の第
2例を示す図。
2例を示す図。
【図14】本発明の一実施形態に係る露光装置を含む半
導体デバイスの生産システムをある角度から見た概念
図。
導体デバイスの生産システムをある角度から見た概念
図。
【図15】本発明の一実施形態に係る露光装置を含む半
導体デバイスの生産システムを別の角度から見た概念
図。
導体デバイスの生産システムを別の角度から見た概念
図。
【図16】本発明の一実施形態に係る露光装置を含む半
導体デバイスの生産システムにおけるユーザインタフェ
ースの具体例を示す図。
導体デバイスの生産システムにおけるユーザインタフェ
ースの具体例を示す図。
【図17】本発明の一実施形態に係る露光装置によるデ
バイスの製造プロセスの流れを説明するフローチャー
ト。
バイスの製造プロセスの流れを説明するフローチャー
ト。
【図18】本発明の一実施形態に係る露光装置によるウ
エハプロセスを説明する図。
エハプロセスを説明する図。
1 マスク(レチクル)
2 アライメントマークパターン
3 第1の検査マークパターン
4,14 化学増幅型レジスト
5 基板(ウエハ)
6 アライメントマーク
7 第1の検査マーク
8 第2の検査マークパターン
9 第2の検査マーク
15 混合防止膜
21,26 照明光学系
22 マスク(レチクル)アライメントスコープ
23 縮小投影レンズ
24 アライメントスコープ
25 ステージ
27 マスキングブレード
Claims (19)
- 【請求項1】 第1のレジストと第2のレジストとを重
ねて塗布した基板に対して第1の露光量で第1のパター
ンを露光転写し、当該基板上に前記第1及び第2のレジ
ストからなる第1のパターンを形成する第1のパターン
形成工程と、 前記第1のパターンを用いて第2のパターンを前記基板
に位置決めする位置決め工程と、 前記基板に対して第2の露光量で前記第2のパターンを
露光転写し、当該基板上に第1のレジストからなる第2
のパターンを形成する第2のパターン形成工程とを備え
ることを特徴とするパターン形成方法。 - 【請求項2】 第1のレジストと第2のレジストとを重
ねて塗布した基板に対して第1の露光量で第1のパター
ンを露光転写し、当該基板上に前記第1及び第2のレジ
ストからなる第1のパターンを形成する第1のパターン
形成工程と、 前記第1のパターンを用いて第2のパターンを前記基板
に位置決めする位置決め工程と、 前記基板に対して第2の露光量で前記第2のパターンを
露光転写し、当該基板上に第1のレジストからなる第2
のパターンを形成する第2のパターン形成工程と、 前記第1のパターンと第2のパターンとの位置ずれを検
出する検出工程とを備えることを特徴とする位置検出方
法。 - 【請求項3】 第1及び第2のレジストは化学増幅型レ
ジストであり、前記第1のレジストの光感度が前記第2
のレジストの光感度に比べて低く設定されることを特徴
とする請求項2に記載の位置検出方法。 - 【請求項4】 前記第1のパターンは、第1のレジスト
上に第2のレジストが積層した構造を有することを特徴
とする請求項2又は3に記載の位置検出方法。 - 【請求項5】 前記第1及び第2のパターンは、パター
ン部と非パターン部からなり、当該パターン部の非パタ
ーン部に対する露光光の透過率比が1対0.1から1対
0.9の間に設定されることを特徴とする請求項1乃至
4のいずれか1項に記載の位置検出方法。 - 【請求項6】 前記第1のレジストと第2のレジストの
間に互いのレジストの混合を防止する層が形成されるこ
とを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の
位置検出方法。 - 【請求項7】 前記第1のレジストと第2のレジストの
間に互いのレジストの混合を防止し、前記第2のレジス
トと共に現像処理により除去可能な層が形成されること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の位
置検出方法。 - 【請求項8】 前記第1及び第2のパターンは、前記基
板の既存のパターンに対して次工程のパターンを位置決
めするアライメントマークと、当該パターン同士の相対
位置精度を評価するための検査マークとを含むことを特
徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の位置検
出方法。 - 【請求項9】 前記第1のパターン形成工程後に、前記
第1の露光量で補助パターンを用いて前記第1のレジス
トからなるアライメントパターンを形成する補助パター
ン形成工程を更に備えることを特徴とする請求項8に記
載の位置検出方法。 - 【請求項10】 前記第1のパターンは、前記第1の露
光量の解像度限界より小さいアライメントマークのパタ
ーン部を有することを特徴とする請求項8に記載の位置
検出方法。 - 【請求項11】 第1のレジストと第2のレジストとを
重ねて塗布した基板に対して第1の露光量で第1のパタ
ーンを露光転写して当該基板上に形成される前記第1及
び第2のレジストからなる第1のパターンを用いて第2
のパターンを前記基板に位置決めする位置検出部と、 前記基板に対して第2の露光量で前記第2のパターンを
露光転写して当該基板上に形成される第1のレジストか
らなる第2のパターンと前記第1のパターンとの位置ず
れを検出する位置ずれ検出部とを具備することを特徴と
する位置検出装置。 - 【請求項12】 請求項11に記載の位置検出装置によ
り検出された位置ずれに基づいて前記第1及び第2のパ
ターン同士の相対位置精度を評価し、その評価結果に応
じて当該位置ずれを補正すべく前記位置検出部を制御す
る制御部を備えることを特徴とする露光装置。 - 【請求項13】 請求項12に記載の露光装置を含む各
種プロセス用の製造装置群を半導体製造工場に設置する
工程と、該製造装置群を用いて複数のプロセスによって
半導体デバイスを製造する工程とを有することを特徴と
する半導体デバイス製造方法。 - 【請求項14】 前記製造装置群をローカルエリアネッ
トワークで接続する工程と、前記ローカルエリアネット
ワークと前記半導体製造工場外の外部ネットワークとの
間で、前記製造装置群の少なくとも1台に関する情報を
データ通信する工程とをさらに有することを特徴とする
請求項13に記載の半導体デバイス製造方法。 - 【請求項15】 前記露光装置のベンダ若しくはユーザ
が提供するデータベースに前記外部ネットワークを介し
てアクセスしてデータ通信によって前記製造装置の保守
情報を得る、若しくは前記半導体製造工場とは別の半導
体製造工場との間で前記外部ネットワークを介してデー
タ通信して生産管理を行うことを特徴とする請求項13
に記載の半導体デバイス製造方法。 - 【請求項16】 請求項11に記載の露光装置を含む各
種プロセス用の製造装置群と、該製造装置群を接続する
ローカルエリアネットワークと、該ローカルエリアネッ
トワークから工場外の外部ネットワークにアクセス可能
にするゲートウェイを有し、前記製造装置群の少なくと
も1台に関する情報をデータ通信することを可能にする
ことを特徴とする半導体製造工場。 - 【請求項17】 半導体製造工場に設置された請求項1
1に記載の露光装置の保守方法であって、前記露光装置
のベンダ若しくはユーザが、半導体製造工場の外部ネッ
トワークに接続された保守データベースを提供する工程
と、前記半導体製造工場内から前記外部ネットワークを
介して前記保守データベースへのアクセスを許可する工
程と、前記保守データベースに蓄積される保守情報を前
記外部ネットワークを介して半導体製造工場側に送信す
る工程とを有することを特徴とする露光装置の保守方
法。 - 【請求項18】 請求項11に記載の露光装置におい
て、ディスプレイと、ネットワークインタフェースと、
ネットワーク用ソフトウェアを実行するコンピュータと
をさらに有し、露光装置の保守情報をコンピュータネッ
トワークを介してデータ通信することを可能にすること
を特徴とする露光装置。 - 【請求項19】 前記ネットワーク用ソフトウェアは、
前記露光装置が設置された工場の外部ネットワークに接
続され前記露光装置のベンダ若しくはユーザが提供する
保守データベースにアクセスするためのユーザインタフ
ェースを前記ディスプレイ上に提供し、前記外部ネット
ワークを介して該データベースから情報を得ることを可
能にすることを特徴とする請求項18に記載の露光装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063553A JP2003264135A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | パターン形成方法、位置検出方法及び位置検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002063553A JP2003264135A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | パターン形成方法、位置検出方法及び位置検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003264135A true JP2003264135A (ja) | 2003-09-19 |
Family
ID=29196767
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002063553A Withdrawn JP2003264135A (ja) | 2002-03-08 | 2002-03-08 | パターン形成方法、位置検出方法及び位置検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003264135A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100782957B1 (ko) | 2006-06-30 | 2007-12-07 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 노광 위치 마크의 위치 어긋남 검출 방법 |
CN112147857A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 佳能株式会社 | 图案形成方法以及物品的制造方法 |
WO2023105874A1 (ja) * | 2021-12-10 | 2023-06-15 | ウシオ電機株式会社 | 露光方法および露光システム |
-
2002
- 2002-03-08 JP JP2002063553A patent/JP2003264135A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100782957B1 (ko) | 2006-06-30 | 2007-12-07 | 후지쯔 가부시끼가이샤 | 노광 위치 마크의 위치 어긋남 검출 방법 |
CN112147857A (zh) * | 2019-06-27 | 2020-12-29 | 佳能株式会社 | 图案形成方法以及物品的制造方法 |
WO2023105874A1 (ja) * | 2021-12-10 | 2023-06-15 | ウシオ電機株式会社 | 露光方法および露光システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |